バービー

+ 日本語吹替声優
高橋理恵子
トイ・ストーリー2』『トイ・ストーリー3』『ハワイアン・バケーション』
柚木涼香
『バービーのくるみ割り人形』『バービーのラプンツェル 魔法の絵ふでの物語』『バービーの白鳥の湖』『バービーの王女と村娘』『イルカのマジック』
坂本真綾
『バービーとペガサスの魔法』『バービーと妖精の国フェアリートピア』『バービーと人魚の国マーメディア』『バービーと伝説の馬』『バービーと魔法のバレエシューズ』『バービーのマーメード・プリンセス』
小清水亜美
『プリンセス&ポップスター』『プリンセス・アドベンチャー』
橋爪紋佳
『プリンセス・パワー』
高畑充希
2023年実写映画版

アメリカのマテル社から発売された、女児向け玩具『バービー』シリーズの主人公。
半人半鳥の怪物ではない。ダービーでもオービーでもない!
フルネームはバーバラ・ミリセント・ロバーツ(バーバラの短縮形がバービー)。
ちなみに名前の由来はマテル社の社長夫妻の実娘の名前だとか。

ファッションモデルを務める17歳の金髪女性。
妹にスキッパー、ステイシー、チェルシー、ボーイフレンドにケン(永遠のライバルではない)がいる。
余談だが、後述する実写映画版ではケン達の内の1人の吹き替えをKENN氏が担当していたため、一部でネタにされていたりする。

元々欧米の女児向けの人形といえば母性をくすぐる「赤ちゃん人形」が主流だったが、マテル社の社長夫妻が旅行中に見つけた、
ドイツ製のリリー人形(新聞の漫画に登場するコールガールのキャラをモデルにした人形)にインスパイアされ、
カッコイイ衣装を着せ替え出来る30cm大の人形として「バービー」が開発されると、たちまち大ヒットした。
その際、人形用の衣装を安く発注出来る外注先として重宝されたのが敗戦直後の日本であり、このバービー人形に関わった事で、
『リカちゃん』や『ジェニー』、ひいては『G.I.ジョー』や『トランスフォーマー』までもが生まれるきっかけとなった重大な歴史の転換点だったりする。

なお『リカちゃん』は、バービーのサイズに合わせたドールハウスを開発したものの一般家庭に置くには大きくなり過ぎたため、
日本の一般家庭でも問題ないサイズのドールハウスに合わせたサイズの人形として開発された。
つまり『リカちゃん』は最初から「リカちゃんハウス」ありきの商品だったのである。
また、当時は高頭身で巨乳なアメリカンギャルであるバービーが日本の女児にイマイチ受けなかった事から、
親しみ易いようにと低頭身で貧乳な日本人体型になったのだとか(更に言うと、リカちゃんは11歳の小学生)。
まぁ当時の日本人女性はCカップで巨乳扱い、Dカップでもはや表現する言葉が無い時代だったから仕方が無い
(当時は「巨乳」という言葉が生まれたばかりであり、「爆乳」という言葉はまだ無かった)。
現在ではCカップどころかDカップでも普乳扱いされている事を考えると、隔世を感じる話である。

+ アニメや映画への出演
ディズニー映画『トイ・ストーリー』シリーズでは『2』から登場。
おもちゃ屋にて大勢で遊んでいたり、女児に拾われたプロスペクターと出会ったりと様々なバービーが登場する。
ラストではアンディ一家に買われたらしく、3人のバービーがウッディ達の仲間に加わった。
続編ではアンディの妹モリーの玩具になった事が明かされたが……。
ちなみに、NG集にはカメラが回っていると知らずプロスペクターがバービーを口説くというシーンがあったが、如何せんその絵面が、
「若い女優に対し、監督や重役に続編でまた出演できるよう口利きしてあげる代わりに見返りを求めようとする変態ベテラン男優」
そのまんまだったため現在は削除されている。相手は世界的人気を誇る女児向け玩具だから尚更……。

『3』では上記の『2』のNGシーンでプロスペクターが言っていた通りメインキャラとして活躍し、バービーのボーイフレンドでお馴染みのケンも登場。
前作から数年後、3人いたバービーは1人だけになり、最後の1人も成長したモリーに不要扱いされ、サニーサイド保育園に寄付されてしまう。
アンディの元を離れる事にしたウッディ以外のおもちゃ達もついてくる事になり、保育園でケンと出会い恋に落ちて幸せな新生活が始まろうとしていた。
しかし……。

2023年にはバービー自体を主題にした実写映画『バービー』がワーナー・ブラザーズの配給で公開された。
様々な職種についたバービーやケン達が平和に暮らす「バービーワールド」の住人の一人である主人公のバービーが、
自らの身に起こった異常の解決のため現実世界にいる自分の持ち主に会いに行き、
それがきっかけで良くも悪くも変化の無かったバービー達の世界が否応ない変化の波に呑み込まれていく物語。
バービーの興亡の歴史、それに男女同権運動など、所々ブラックユーモアも含まれたロマンティックコメディとして本作は高評価された。


MUGENにおけるバービー

PSEUDOINGLES氏による手描きキャラが某所で公開中。
Buyog2099氏が製作した「DC VS MARVEL」のテンプレートを用いて作られている。
なお、ReadMeの類は付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやスーパージャンプが可能。
ローラースケートを履いて突進したり、ピンクの車で轢き逃げするといった技を駆使して戦う。
紹介動画

出場大会

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最終更新:2025年02月03日 18:46