Element


Zelgadis氏製作のコンプゲー『THE KING OF FIGHTERS Memorial』(以下KOFM)シリーズに登場するオリジナルキャラクター。
初出は『KOFM』で、草薙京または八神庵でアーケードモードをクリアした際にエンディングで少し姿を見せるが、
本格的に登場するのは続編の『KOFM Level2』から。
現行バージョンでは他のボス同様CPU専用となっている。

八神庵を白黒にしたような見た目だが、バンドマン風の服装を着ていない、髪が少し長く目元が隠れているなど若干の差異がある。
髪の色は平常時は灰色、戦闘時には白く変色する。
ボイスグッドマンのものを主軸にいくつかキャラのものが使用されている。

その正体は、グスタフ・ミュンヒハウゼンが京達を倒すために制作したクローンの一体。
グスタフがKOFを開催した目的はElementへの戦闘データを採取することであり、
その目的をプレイヤー達に伝えた後Psyqhicalと共に撤退、その後研究所からElementが目覚めるシーンで『KOFM』は幕を閉じる。

『KOFM Level2』ではアーケードモードのオープニングから登場。
グスタフとPsyqhicalを瞬殺した後、ユキノを洗脳しPuppet Yukinoとして彼女と共にラスボスとして立ち塞がる。
性格はかなり傲慢で、京達のみならず創造主であるグスタフに対しても見下すような言動を取る。
対庵の専用イントロでは自らを神に例えるような発言も。
エンディングでは京と庵を蹴散らしとどめを刺そうとする所を、正気を取り戻したユキノの捨て身の特攻によって消滅した。


性能

エレメントという名前なだけあり様々な属性の技を使用してくる(二色の炎、電撃竜巻超能力etc...)。
飛び道具による攻撃手段が多く、相手を近付けさせないかと思えば、異常にダッシュ速度の速い「弐百拾弐式・琴月 陰」で接近したり、
攻撃判定が広く対空も兼ねる「裏参百拾六式・豺華」で攻め立ててくる。
ユニークな技として一定時間飛び道具を無効化するバリアや、倒された時に1度だけホワイトのプーピーショットのような即死技を使用してくる。
しかし、前作のグスタフやPsyqhicalのような凶悪な性能は有しておらず、彼らに比べると大人しめの性能をしている。
ストーリー上での活躍からすれば彼らより強さは上ではあるが、ストーリーを楽しんでもらう為に敢えて控えめにしたのかもしれない。
プレイヤー操作によるElement撃破動画


ニコニコMUGENにおけるElement

ニコニコでは同シリーズのボスであるグスタフやPsyqhicalに比べて知名度が殆どなく、現時点では動画も殆ど存在しない。
一方で海外(主にyoutube)では『KOFM』シリーズの知名度、また様々な属性を扱えるという所に魅力を感じたのか、
『KOFM Level2』公開前から様々な改変Elementが製作されており、その影響か最近はニコニコでも出番が増えつつある。

原作に一番近いElement

改変されたものも複数存在し、OPIRUS氏やみかえる氏、SamSouji氏製のElementが確認されているが、
特に一番有名なのがOPIRUS氏のものだろう。
AIもデフォルトで搭載されており、高性能な技でガンガン攻めるのが特徴。
また、みかえる氏のものはカラーによって技構成が異なる。
みかえる氏製

プレイヤー操作
みかえる氏製(8:53~)
SamSouji氏製(6:11~)

同じくアレンジキャラとしては、PP氏キャラを代理公開していたZET氏による「ELEMENT-BOSS」が存在する。
PP氏製作のキャラのように狂性能となっており、6Pは強化カラーとなる。

出場大会

プレイヤー操作

水没&逆流withとっつき娘(mission40(みかえる氏製)、mission69(SamSouji氏製))


最終更新:2021年12月13日 00:40