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日本語吹替声優 |
- 佐藤淳
- 『王の帰還』
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立木文彦
- 『レゴバットマン ザ・ムービー』
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J・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』、『指輪物語』、『シルマリル』の物語に登場するキャラクター。
「サウロン」という名は
エルフによって付けられた名前であり、「身の毛のよだつもの」という意味。
作中では「死人うらない師(necromancer)」(『ホビットの冒険』)、
「冥王(Dark Lord)」「
かの者(the One)」「
名を申すをはばかるかの敵(Nameless Enemy)」「唯一なる敵(the One Enemy)」(『指輪物語』)など、
複数の呼称が使われている。
『指輪物語』における邪悪の根源。
元々は「マイロン(Mairon)」という名のアルダ(地球)の創造を担った
天使的種族アイヌアのマイアールの位階に属する一員であり、
ヴァラール(マイアールより上位の位階)である鍛冶・工芸の神アウレに仕えていた。
アウレ臣下のマイアールの中でも非常に力ある者として知られていたが、アルダの黎明期に初代冥王・モルゴスに誘惑されて堕落し、彼に仕えるようになる。
モルゴスの没落後は
冥王を名乗り、アルダを手中に収めるべく数々の戦いを巻き起こした。
この戦いの中で最も重要なものが、『指輪』を巡るものである。
サウロンは中つ国において繁栄していた三つの種族エルフ・
ドワーフ・人間に近づき、三種族の繁栄の為と偽って魔法の指輪の製作を持ちかける。
エルフには『3つの指輪』、ドワーフには『7つの指輪』、人間には『9つの指輪』が造られることになり、
そしてサウロンはひそかにそれらの指輪を統率する最強の『一つの指輪』を創造する。
しかし、指輪の完成直前にサウロンの企みを知ったエルフの手によって『3つの指輪』は『一つの指輪』の影響を免れ、
ドワーフの『7つの指輪』はその効力が発揮される前にドワーフ同士の指輪を巡る内輪もめで失われた。
結局、人間の『9つの指輪』だけしか支配することが出来ずに終わったが、人間たちの王9人が幽鬼ナズグールへと変貌、サウロンの配下となった。
この時、サウロンが造った『一つの指輪』はサウロンがその力の大半を注ぎ込んだものであり、サウロンの半身とも言える代物である。
故に指輪があるかぎりサウロンは滅びず、幾度かの戦いにおいてサウロンは敗北するも指輪が健在で有った為に生き延びている。
更に恐るべきことに、この指輪は
手にした者に力を与える代わりに悪へと誘うという性質を有している。
手にした者が強ければ強いほど、指輪から引き出せる能力も多彩かつ強力になるが、その分、悪への誘惑も強くなってしまう。
嘗てサウロンを倒した人間の王イシルドゥアは高潔な人物だったにも拘らず、指輪を手にしてしまったが為に瞬く間に指輪の虜になってしまった。
また、指輪自身にも「相手が適する人物か否か」判別する機能(あるいはサウロンの邪悪な意思か)があり、巨大化して自然に抜け落ちてしまったり、
縮んで
ホビット族(小人の種族)の指にもピッタリ嵌るサイズになったりしている。
この指輪を破壊する為には、指輪を造る為に用いられた『滅びの山』の火口に投げ入れるしかない。
指輪を破壊しなければサウロンは常に復活の可能性を残しており、さらに中つ国の住民は神々が去った影響から年々その力を失っており、
かつては神々にも迫る力を有していたエルフ達ですら、魔物に対抗する為に『3つの指輪』を用いなければならない程に弱体化してしまっている。
神々も中つ国に干渉すれば、逆に中つ国を破壊しかねない為に手を出すことが出来ない。
もし仮に、サウロンが『一つの指輪』を取り戻し完全復活するような事があれば、もはや中つ国の住民にサウロンを止められる者はいないのだ。
元来は
自在に姿を変える能力を持ち、美しく立派な外見を装うこともできる危険な存在だったが、
強大な軍事力を持った王国ヌーメノールを唆し堕落させ神々に嗾けた時、怒った神々の手によってヌーメノール諸共海の底に沈められる。
以後この能力は失われ、見るもおそろしい姿しかとれなくなっていった。
『指輪物語』ではほとんど直接的な姿は描写されず、もっぱら「炎に縁取られた目」という心象表現として登場する。
そのためかサウロンは、配下からは「御目」と呼ばれている。
『指輪物語』を原作にした映画・『ロード・オブ・ザ・リング』では冒頭の最後の同盟の戦いの回想シーンにて、鎚矛を手にした
黒い鎧戦士として登場。
不完全な状態でありながらも一つの指輪の力によって単身でエルフと人間の軍勢を圧倒する描写がなされた。
以後のシーンでは原作の記述を反映した、炎に縁取られた目としてのみ登場する。
しかし原作のサウロンの目があくまで心象表現であったのに対し、映画では実際にそのような姿をしたものとして描かれ、
さらにバラド=ドゥーアの頂上に取り付いて周囲に眼光を投射している。
(以上、wikipedia、中つ国wikiより、引用・改変)
MUGENにおけるサウロン
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FlavioCamarao氏製作 |
FlavioCamarao氏による手描きキャラが氏のサイトで公開中。WinMUGEN、 MUGEN1.0以降のどちらでも使用可能。
通常時は映画冒頭の黒鎧の姿で、サイズは一般的な格ゲーキャラよりも大きい。
性能も通常のキャラとは異なり、どちらかと言えばアクションゲームのボスキャラ寄りな性能をしている。
見た目通りのパワー型であり、通常攻撃のほとんどで相手からダウンを奪え、火力も高い。
ハイパーアーマーも備えており、投げ技は無効。
ダッシュとバックステップに変わる動作として透明化しての移動があり、その間は無敵状態。
しかしジャンプやしゃがみ動作は出来ない。
射程距離が長い各種魔法攻撃や、配下(ナズグール、サルマン、 オークなど)による ストライカー攻撃を必殺技として持つ他、
超必殺技の一つでは所謂「御目」状態になって 全画面攻撃を行う。
AIはデフォルトで搭載済み。
やや簡易ではあるが、性能が高いため強クラスのキャラ相手にはいい勝負をすることもある。
この他に、下記の紹介動画で使用している専用 ステージ「Battle for Middle Earth」も別途公開されている。
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Emperor氏製作 闇の魔君サウロン |
Perfect_Perfectiや シュンエイなどを製作したEmperor氏による、上記のものの改変版。
某大会の男性連合軍総大将として参戦したサウロンを参考にして作られたもので、強さは狂中位~上位クラス。
ライフが1/4失われるごとに次のPhaseに移行していき、
最大のPhase6ともなると、正に「闇の魔君」の名に相応しい強さを遺憾無く発揮してくる。
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当時の冥王がどれほど凶悪か分かる動画(ネタバレ注意) |
冥王、出陣(21:05~)
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Phaseが最大になると…(21:04~)
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なお、1Pと7Pは最初からPhase1で戦い、カラー差が上がる度に初期Phaseが上がっていく。
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出場大会
最終更新:2024年09月07日 12:33