第二章 迷える信徒
「格闘神様を倒しに来たですって?
あのかたの敵はわれらの敵です。
私がここであなたを倒します」
プロフィール
古くは飛鳥時代から受け継がれてきた「骨拳法」を扱う女格闘家である。
又、「式」(霊魂)を扱う呪術師でもあり、炎帝や水龍の力を操る事が出来る。
(取扱説明書より)
ジャレコの対戦格闘ゲーム『
デッドダンス』のキャラクター。
発売時期から考えて、名前の元ネタは
水野亜美+
火野レイであろう。
年代と
琴乃の流派「
九鬼真伝流忍術」から見て、前年まで放映していたアニメ『ゲンジ通信あげだま』の九鬼麗も入っているかも知れない。
格闘神
ジャドーを本気で神と崇めて心酔しており、ジャドーを守るため戦いを挑んでくる。
これまで戦ってきた
キ◯◯イ2名とは打って変わった、あまりにも大真面目な相手で、当然
翔や
琴乃からは戦いをやめて塔から出るよう諭される。
琴乃から「ここから出て」ではなく「ここから
逃げて」と言われるのはやっぱり直前でミサイル基地を見て来たからであろう……。
だが戦闘前のタイトルは「迷える信徒」。何故だ。
倒すとジャドーの行為に疑念を抱くようにはなってくれるが、それは拳による説得の結果であって、洗脳が解除されて正気になったという感じではない。
ジャドーに心酔していたのはあくまで彼女自身の意思なのだ。
戦うまではジャドーを完全に信じ切っているし、負けて初めて「迷いが生まれた」という感じなので、どうにもこのタイトルは不自然である。
ステージはそれまで通ってきたカサンドラ風の入り口と塔の中にあるミサイル発射基地から一転して
阿修羅像が置かれている板張りの和風の部屋。わざわざ蝋燭で灯りをとっている本格派。
それぞれ本人の趣味で内装を作らせたのだろうけど、この唐突な変化は驚かされる。
体得武術の「骨拳法」と言うのは
骨法の事なのだろうが、
「日本古来からの秘伝武術」と称して世間に広まっていた骨法が
どうも胡散臭い代物らしいと判明してきた時期だったからか、
イメージを残しつつも完全に「骨法」の名を使うのは避けたらしい。
アンディもいつかプロフィールから骨法の名が消えて「不知火流体術」に変わるような気がする
原作中の性能
骨拳法は
通常技で、
必殺技では符を用いて呪術を繰り出してくる。
電撃の弾を放つ「雷牙拳」、足下に炎を走らせる「獄炎爪」、
光に包まれた拳を繰り出すアッパー対空技、のように見えるが、実は符を掲げて光で攻撃している「蛇光撃」、
体の周囲に水龍を召喚する「水龍撃」と多彩な術を使う。
実は麗も前溜め
コマンドを持っており、そのコマンドは「前方斜め下で溜め」とさらに捻っている。
一応、前進して行かない分だけ「6溜め」よりは操作に迷惑ではなく、
「ガードを放棄して下方向溜め」という意味なら同類の「真下溜め」という技は格ゲー界にいくつか例がある。
蛇光撃の「3溜め4」はコマンドとしてまだ分かるが(斬影拳の左右逆)
水龍撃の「3溜め6」は本当に奇抜すぎる。格ゲー全体を見ても他に例が無いのでは……。
しかも見た目通りの狭い攻撃判定しかなく、対空っぽい技でありながら対空には使えない。
むしろ姿勢の低さを活かし、相手の上段技を
スカしての切り返しを狙う技である。……密着してないと当たらないけどね。
一本歯の高下駄を履いており、これを武器にも使う。
ジャンプパンチの際に
空中で急いで下駄を脱いで、手に構え、相手を殴り、着地までに履き直すという超人的スピードを必要とする動作をやっている。
着脱に必要とする時間はわずか3
F(=3/60秒=1/20秒=
0.05秒)。
呪術師として符を使うから普段は手に別の武器を持っていられないと言う事情は分かるが、そんな事やってたら着地失敗の危険の方が怖い。
やっぱり骨拳法と言うのは胡散臭い武術だったんだろうか……。
なお、相手を画面端に追い込んで蹴り連発で
永久になる模様。やっぱり胡散臭い強さだな骨拳法……。
「あなたの力では格闘神様を
見ることさえできませんわ」
MUGENにおける水野麗
原作に近い仕様のものと、大幅なアレンジが施されたものの2体が確認されている。
いずれも原作の
ドットを使って作られており(元はSFCのゲームなのでかなり小さい)、また
AIは未搭載。
この他、上述の専用ステージもJAM氏によって公開されている。
ギースステージとして使っても多分バレないと思う
|
+
|
The Aboriginal One氏製作 |
氏の他のデッドダンスキャラ同様、技は原作のものを搭載しており、 超必殺技などは無い。
だが技の仕様は原作とは異なり、獄炎爪の炎の速度が妙にゆっくりな上に削りダメージが無かったり、雷牙拳が連射可能になっていたりする。
また、バグか仕様かは定かでないが、立ち小攻撃を連打していると攻撃モーションのまま固まり、その間 攻撃判定が出っ放しになるという謎現象が発生する。
なお水龍撃や蛇光撃のコマンドは 変わっていないものの、溜め時間が大幅に短縮されて出し易くなった。 ……が、性能は相変わらずなのでやっぱり使えない
|
|
+
|
Zion氏製作 アレンジ仕様 |
氏のホームページで公開されていたが、現在はトップページからリンクが消えてしまっている。
が、あくまでもリンクが消えているだけで、公開ページの「CHARACTERmain」自体は健在なので入手は可能である。
3ボタン式になっている他に、必殺技や超必殺技の追加、
歩行速度が異様に遅くなった代わりにバックステップやショートダッシュを搭載するなど、大幅なアレンジが施されている。
また、立ち弱×2から中強攻撃に繋ぐと通常とは違う技を繰り出す事が出来、相手を浮かせたりチェーンコンボの様な芸当が可能になる。
更にジャンプ強攻撃では火炎や 岩で殴り付けたりと、原作とはまた違う呪術を身に付けた。
あと、 ボイスに『 ストリートファイターIII』の まことのものを使っているようで やけに野太く力強い声で叫ぶ。
既存の技もアレンジされており、雷牙拳があまり飛ばなくなり(地味にモーションも変わっている)、
獄炎爪は削除、蛇光撃も波動が出ないアッパーカットの様な技に変更されている。
水龍撃に至ってはなんと超必殺技に昇格し、その名の通り巨大な水龍を足元から召喚するという 原作でのしょぼさが嘘の様な派手な技に。
射程は短いものの縦方向全体をカバーし、威力はそこそこで持続も長く、更には 発生時に無敵があるという優秀な性能。
ちなみに 当然と言うべきか前下溜めコマンドは不採用なのでご安心を。
もう1つの超必殺技は 某錬金術師の如く無数のトゲを発生させるもので、威力は低いがこちらも発生時に無敵があり、地上全域をカバー出来る。
この様に中々面白いアレンジキャラに仕上がっているのだが、
いかんせん火力の低さやサイズ差から来るリーチ不足などから、一般的な格ゲーキャラと渡り合うには少々厳しい。
|
「格闘神様こそ真の光です!」
出場大会
最終更新:2026年03月04日 16:49