BOSS


缶コーヒーの、BOSS。

サントリーフーズから販売されている、缶コーヒーを中心とした飲料ブランド。
クレイファイター』のラスボスとは無関係。
同社の缶コーヒーブランド「ウエスト」の後継品として1992年に販売が開始された。

「本格的なコーヒーの味を追求する」というコンセプトの元で販売されたウエストであったが、
当時缶コーヒーを多く消費していた肉体労働者には刺さらず、ライバル社の商品に大きく差を付けられていた。
この反省点を活かし、最初から肉体労働者をターゲットに定め、短い時間で体力を回復できるように缶を小さめ、砂糖を多めに設定。 
さらに「時間を掛けてもいいから美味いものを作れ」という営業部長の意向もあり、20ヶ月と長めの開発期間を掛けて開発された。
結果として商品は大ヒット、サントリーを代表するブランドへと成長したのである。

パッケージはパイプを加えたダンディな男性、通称「ボスおじさん」のイラストと「BOSS」の文字が描かれているシンプルなもので、
現在に至るまで変わっていない。
デザインの担当者によると、イラストのモデルとなった人物は存在せず、
飲む人それぞれの「理想のボス」となるように特定のモデルを使わず抽象的なデザインにしたとのこと。
個性的なデザイン故に、観光地の土産物でパロディロゴの入った商品が作られたりもしている(「BUSS(ブス)」「BO-ZU」等)。

個性的なCMの数々も、BOSSを語る上で欠かせない要素である。
リリース当時は歌手の矢沢永吉氏(当wiki的にはPS版『ヴァンパイア』の主題歌を担当した方)を冴えないサラリーマン役として採用、
当時テレビ出演が少なかった氏の知名度を上げるきっかけとなった。
2006年には映画『メン・イン・ブラック』の主演で知られるアメリカの俳優トミー・リー・ジョーンズ氏演じる、
宇宙人が地球の調査を行う「宇宙人ジョーンズ」シリーズがスタート(アメコミヒーローとは無関係)。
宇宙人視点で「この惑星の住人は変な生き物だだがそれがいい」という、シュールながらしんみりさせられる内容が好評であり、
現在もなお新作が作られ続けるロングランシリーズとなっている。

格闘ゲームでは、天童凱ズィルバーの初登場作品であり、リョウ・サカザキも参戦する3D格ゲー『武力 ~BURIKI ONE~』に広告が登場。
作中で開催される格闘大会のサポーターとして、サントリーを含む実在の企業8社が協力しており、
「トーナメント予選」(ステージ1~3)と「SPECIAL MATCH」(対人戦)では同作稼働開始当時の「ボス・セブン」、
決勝戦(ステージ8)では現在でも自動販売機に使われている「スーパーブレンド」準拠のデザインが、リング床面に広告として掲出されている。
格ゲー以外では、ソリッド・スネークの登場作品『メタルギアソリッド』シリーズの登場人物に、
ネイキッド・スネークこと「ビッグ・ボス」がいることから、“ボス”繋がりで同シリーズとのコラボレーションが行われたこともある
(『MGS』とは絡まなかったが、いつもの185ml缶ではなく350ml缶を使用した「BIG BOSS」が発売された事も)。
2022年には『ウマ娘 プリティーダービー』とのコラボを果たしたが、
その際に担当者の『ウマ娘』に対する強火の想いを記した一万字を超える長文の怪文書が広告に使用された件でも話題になった。
掛かっているようです。一息つけると良いのですが


MUGENにおけるBOSS

工場長2621氏により、パッケージに描かれた男性がMUGEN入りを果たした。
初公開は2013年9月20日、最終更新は2015年5月27日。

「ハメれば確実に勝てるが、少しでも反撃されると簡単に負ける、サバイバルでスリリングな戦いをしたい人向けのキャラ」がコンセプト。
パイプから火を吹いたり、目からビームを出したり
「常にスピードが求められる」とばかりに高速移動をしたり、宇宙人ジョーンズが怒りながら突進してきたり、
某ビッグボディの如くエメラルドマウンテンを突出させるなど、各技が非常にカオス。
さらに性能も高く、一部の技はノーゲージで相手をハメ殺すことも可能。

一方でジャンプや技以外での移動ができず、LIFEが1しかないかみキャラでもある。
LIFEの値自体は2000と高いのだが、試合開始前にLIFEを1まで下げる処理が行われている。
一応6PカラーはLIFEが増える……とはいえたったの10なので、ほぼかみキャラと言っていい。
しかし、7Pカラー以降は初期LIFEが大きく増えてかみキャラから脱却、
さらに10Pは開幕ゲージMAX、11Pはこれに加えて攻撃力2倍、防御力半分の攻撃特化型になる。
そして12Pは攻撃力10倍やゲジマシに加え、体力が高速で自動回復するため即死でないとまず倒せない。

多数の特殊イントロが用意されており、犬キャラに可愛さを感じたり、
宇宙人キャラに共感したり、主人公(笑)キャラを「愛されるという勝ち方がある」と分析したり、
まんがタイムきららに萌えたりなどなど……、対応数は 100近く にのぼる。

AIはデフォルトで搭載されている。
公開当初はビームで相手を封殺するビーム脳であったが、更新により他の技も使うようになり、
高速移動で隙を晒すため、そこを突けば凶以下でも勝ち目はある。
7Pカラー以降は狂クラス相当で、12Pは狂上位。
常時AIをOFFにすると人操作も可能だが、大会などに出す際は常時AI起動が必須なので注意。
製作者による紹介動画(非最新版)
カオス同盟氏による解説動画(6:15~)

出場大会

削除済み


最終更新:2024年09月16日 13:29
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