"So let's get nuts!"
(ハジけたるでぇ!)
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日本語吹替声優 |
- 冨田泰代
- 『アルティメット・スパイダーマン』
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森なな子
- 『マーベル ライジング』シリーズ
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本名は
ドリーン・グリーン。身長160cm。体重45kg。
生まれつき尻尾や前歯など
リスの容姿が混ざった女性で、
リス由来の高い身体能力と、リスと意思疎通する能力を持つ。
当初は周囲も本人もミュータントだと思っていたが、後にX因子に因らない突然変異(=ミュータントではない)という事になった
(本来の「ミュータント」は「突然変異」の事だが、マーベル作品では「X遺伝子」を持つ「ホモ・スペリオール」のみを指す。
パイロがミュータントで
ヒューマン・トーチがミュータントではないとされるのもそのため)。
なお耳は普通の人の耳と同じで、現行コスチュームでは付け耳のカチューシャと本人の耳とで
四つ耳になっている。
公式でのステータス表記は同じメンバーのフラットマンと同様、全ステータスカンスト扱いのオール7だが、
彼女には
戦闘中の姿が描写される事が無いという縛りがあるためイマイチ強さを感じづらい。
と言うか、
描写されていない状態なら好き放題出来るという
ギャグ作品出身ならではの
インチキトンデモ能力である。
こんな能力持ち故に第四の壁も当然のようにぶち抜いており、
デップーと一緒にマーベル・コミックス読んで「うわ、今こんな展開なんだ!」とか言ってたりもしている。
とりあえずリス要素と能力全然関係ねえ
大型
クロスオーバー等での活躍が無いのは「自分みたいなキャラが
目立ったらいけないよね」と自重しているからだそうな……。
ちなみにもう一つ珍しい特徴として、公式で「美女」や「美少女」
ではないというのが挙げられる。
作画担当が何度も変更されるアメコミの常として程度は異なるし、作風によっては冒頭の画像のように普通に可愛く描かれる事もあるが、
逆に言えば
酷い時は本当に酷い。上のフルボッコシーンもよく見ると
凄い顔をしている。
*1
また、どのような顔で描かれようとも一貫して前歯は
本人すら気持ち悪いと言うほどの出っ歯に描かれている。まぁリス(
齧歯類)だから仕方ないね。
これは「
ヒーローは美男美女ばかりで、ヴィランは(
例外も居るが)
醜悪」という創作の御約束
*2に対するアンチテーゼや、
21世紀に入って以降のコミック業界全般に見られる
多様性尊重の動きなどもあるのだろう。
*3
MUGENにおけるスクイレルガール
Fede de 10氏が製作したものが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
『
ストリートファイターZERO』の
春麗を改変したようで、様々な動作に面影が残っている。
あとファイルに入っているReadmeが春麗のものだったり、
ボイスが春麗そのままだったり、天昇脚風の対空技で「千裂脚!」と口走ったりする。
フォルダ名は「Squirrel Girl」だがdefファイルは「SquirrelGirl.def」なので、
登録するにはフォルダ名を変えるか、「Squirrel Girl/SquirrelGirl.def」と書かないといけない。
また、一部の技で色化けを起こすなど、残念ながらキャラとしての完成度は低い。
生憎性能の方も原作準拠(MUGENで言うところの「(バグ使用が前提な)
神キャラ」)とは行かず並性能。
このキャラで原作のような活躍をさせるためには
試合中にF1キーを押すなどの手動チートが必要だろう。
まさに原作コミック内でそういう勝ち方をするキャラであるのだから。
当然
AIも搭載されていない。
一応
登場イントロで上記のDr.ドゥームを蹴っ飛ばすように、マーベルキャラでも強豪のやつを倒したりしているのだが…。
出場大会
*1
……と言っても、初登場時と比べれば遥かに可愛くなっているのだが。
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そのお姿がこちら |
どうみても ヤバい奴です。本当に(ry
なお、この後 リスを率いてDr.ドゥームをフルボッコにします。
本人も後にこの時の事を 「十代の時はダサい恰好しちゃうもんだよね」と完全に若気の至りのやらかしとして扱っている。
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*2
このお約束がアメリカでコミック・コードとして定められたのは、コミックを読んだ子供が
悪人に憧れたりしないようにと言う配慮から、
最終的に倒されるのは当然として「見た目も醜悪に描くように」という指示があったためである。
当然現在では「外見差別=虐めの温床」「結婚詐欺師とか美形の方が多いだろ」と批判対象になるわけだが、当時はそっちの配慮はなされなかったわけである。
と言っても、女性キャラに限れば昔から善悪問わず美女ばかりだったけど。女の子は読まないから良いとか?
一方日本ではコミック・コード等当然なかったのもあり、
「美形悪役」はずっとポピュラーなキャラ造形である。
「悪人こそ己を魅力的に見せ、人を食い物にする」という事かもしれない(
この作品の主題歌にも「
悪い奴らは天使の顔して 心で爪を研いでるものさ」とある程だし)。
また善玉主人公の方もイケメンあるいは男前というのとは異なる
ドマンジュウ丸顔な『戦闘メカ ザブングル』の
メロンジロン・アモスのような例だってある。
*3
余談だが『HUGっと
プリキュア』の最終決戦「みんながプリキュア」も「美少女でなくても(男性含め)プリキュアになれる」と言う意味なんだとか。
所詮はモブキュアどまりだけど…
まあそれから5年後の『ひろがるスカイ!プリキュア』ではレギュラーで男子プリキュアが登場し、
翌年の舞台『Dancing☆Starプリキュア』ではメンバー全員男子のプリキュアが登場するに至ったのであるが。
最終更新:2024年10月07日 11:21