ギャンゴ


ウルトラシリーズに登場する怪獣。別名「脳波怪獣」。
初出は『ウルトラマン』第11話「宇宙から来た暴れん坊」。
元は宇宙から飛来した、半径2メートル以内の知的生命体の脳波を感知して、
生物でも無機物でもイメージされた物体に変形する謎の隕石だったのだが、
子供番組で放送できないようなエ□い事に使いたいとか考えた奴は手挙げろ
鬼田という悪人に盗まれ、彼の思念を受けて怪獣に変化した存在。

パワーはインドぞうを1千万頭も持ち上げる程で、
マジックハンドのような手は金属を引き寄せることが可能らしいが、劇中では未使用。
ちなみに着ぐるみはベムラーの改造であり、よく見るとその面影がかなり残っているものの、
目を引くアンテナ、尻尾のオミットや新しい腕によるシルエットの変化、奇抜な模様などの改造で印象はかなり異なる。

鬼田は公式の書籍などでは「金儲けが動機」と記載されることが多いが、
劇中ではそのような描写は見られず、ギャンゴでホテル内の従業員を脅かすなど愉快犯的な事ばかりしていた。
……間違いなく犯罪なのだが、手に入れた代物に対して行動が小さすぎる気がしなくもない。
公式で悪人と設定されている割に大した悪事を働いていないのは昔から突っ込まれる所
ともかく、続ける内に行動がエスカレートして鬼田はギャンゴを巨大化させたのだが、
おバカなことにホテル内で巨大化させたため、側にいた鬼田はホテルの倒壊に巻き込まれて失神
ギャンゴはコントロールを失った状態で直前の命令通り暴れ回り、
鬼田が意識を取り戻して怪獣の事を忘れない限り消えずに活動し続ける事態となった。
防衛隊や科特隊の攻撃で右耳を欠損するもギャンゴの勢いは止まらず、ハヤタが変身したウルトラマンと対峙することになる。


ウルトラマンを真似て空を飛ぼうとしてできずに転ぶ、スペシウム光線の構えを取ったら飛び出した火花に慌てふためくなど、
コミカルな行動を見せる一方で、チョップを喰らって弱ったふりをして騙し討ちしたり、ウルトラマンを海に突き落とすなどしたが、
近くのビルの一部をウルトラマンに持ち上げウルトラマンに投げようとした時、鬼田の意識が覚醒。
目覚め立てで意識が朦朧としていた鬼田が山本博士に詰め寄られて言われるがままギャンゴの事を忘れたことで、
ギャンゴは元の隕石に戻り、ウルトラマンの手で宇宙に運ばれたのだった。

+他作品におけるギャンゴ
一峰大二・著の漫画版『ウルトラマン』では、悪人に奪われるまではTV版同様だが、
よりにもよってその石を手にした悪人は自身の研究の為とあらば数人の人命を奪う事も平然と行い、
その上刑務所から脱獄し、科特隊に協力するホシノ少年を人質に取った挙句殺害しかける程の凶悪な殺人鬼であったため、
ギャンゴもより残虐な性質を持ち、人々に及ぼした被害もより甚大に描写されている。
逃走中に「ここに梯子があれば…」と考えた時に、
石が梯子に変じた事から利用法を理解し、怪獣ギャンゴを生み出して大暴れさせるに至る。
攻撃を部分的に非実体化して回避するなど悪辣な戦い方を見せるが、打撃に怯む様子に何かを感じたウルトラマンが、
全力のヘッドバットを脳天に叩き込むと苦しみながら消滅。実はギャンゴへのダメージは石の持ち主にもフィードバックされていたのだ。
結果、ウルトラマン渾身の頭突きの痛みにのたうち回る男は無事逮捕され、不思議な石はウルトラマンによって回収されたのだった。

漫画『ウルトラマンSTORY 0』では、メトロン星人支配下の惑星メトロプラネットに登場。
メトロン星人の実験として原作同様の隕石が、ウルトラマンレオとベムラーの戦いに感銘を受けた少年アイザックの手に渡るが、
信頼するサポートロボットがレオの出現によって焦ったメトロンに命じられて殺されかけた彼のショックにより、
かねてより思い描いていた「ベムラーより強そうな怪獣」として実体化(上記の着ぐるみの流用が元ネタ)。
一峰版同様アイザックにもダメージがフィードバックする。
レオと戦うが、サポートロボットが正気を取り戻してアイザックが希望に目覚めたことにより隕石に戻り、最後はレオに処分された。

ウルトラマンオーブ 完全超全集』に掲載された小説「ウルトラマンオーブクロニクル」では、
脳波が異次元とリンクしていたことで危険視されて幽閉されていたO-50バースの少女ビランキが、
自由を求めて開いた異次元のゲートから出た例の隕石がビランキの思念を受けて変化する形で召喚され、
彼女の故郷の都市を壊滅状態に追い込むという、鬼田版ギャンゴを遥かに超える惨事を起こした。
このため、ビランキは彼女の存在を危険視した星間連盟に連行され、刑務所惑星である484星に脳波を遮断する鉄仮面を被された状態で投獄された。
その後、なんやかんやあってジャグラーに惚れたビランキが、他の囚人宇宙人や怪獣達と共に484を掌握した際に再び召喚され、
他の怪獣と組んで惑星に乗り込んだオーブと戦うも、オーブグランドカリバーで纏めて一掃された。

ウルトラマンZ完全超全集』収録の小説「ジャの道は蛇」でもビランキが呼び出した形で登場。
この時ビランキは宇宙武器商人ファラリスに捕らえられ、脳波をコントロールするヘッドギア状の装置を付けられて異次元への干渉をセーブされていたのだが、
ビランキの干渉能力の方が上回っていたため、またしてもギャンゴが召喚される事態が起きた。
強敵であるグルジオライデン相手にまともに渡り合う実力を見せたが、
グルジオライデンが放った電磁パルス砲の余波によってヘッドギアが誤作動を起こし、
ビランキが脳を初期化されてそれまでの記憶を全て失ったことで、ギャンゴも消滅した。
文明一つ滅ぼせるグルジオライデンと戦えている辺り明らかに鬼田版ギャンゴより強く、
召喚者の精神力により強さは増減する模様。


MUGENにおけるギャンゴ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
原作では使用しなかった、手から相手を引き寄せる技が搭載されている
(ロボット以外の相手でも引き寄せられるが、血液中の鉄分を引き寄せているのだろう)。
特に「ヒップアタック」が発生・威力共に優秀で、主力技となる。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、近接技「グルグルパンチ」、変身して突撃する「超小型ロケット」、
4分の1の確率で成功するが失敗すると暴発して自身もダメージを受けるギャンブル技「スペシウム光線」。
AIもデフォルトで搭載されている。

紹介動画

出場大会

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最終更新:2021年10月21日 10:00
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