ファミリーコンピュータ ロボット とは、【ファミリーコンピュータ】の周辺機器。
【ファミリーコンピュータ】の周辺機器として発売されたおもちゃ。
専用のゲームソフトで操作(プログラミング)を行って実際に連動させて動かすという斬新なもの。
なお、ゲームソフトは同梱していないのでこれだけでは遊べない。
今見るとかなり奇っ怪なものだが当時は作られた経歴として、いわゆる「アタリショック」でゲーム市場が崩壊した米国で【Nintendo Entertainment System】を発売するために小売業者を納得させる必要があり、「『NES』はゲーム専用機ではなく他の遊びも行える」事を明確にアピールするため、これをラジコンロボットのおもちゃとしてバンドルにする事で販売に漕ぎ着けたという経歴がある。
これはダックハントの光線銃システムも同じような経歴を持っている。
日本では白いボディに赤いアームでいわゆるファミコンカラーになっている。
日本国外では『NES』の色に合わせてこのロボットも灰色に変わっており、「R.O.B.」という名前が付けられた。
同時発売した対応ゲームソフト。ただしこちらはリアルのロボットが正しく積めたかどうかをゲーム側が判定する事ができない。
当時の技術力では仕方のない所はある。
キャラマリオで登場。「ロボット」表記。
周辺機器でありながらドライバーとして登場。「HVC-012」表記。
隠しドライバーであり、150ccミラーでニトログランプリかレトログランプリのどちらかの全カップを優勝すれば使用可能になる。
ブッキータワー最上階のおもちゃ箱の中に入っている。
3-6で【ヘクター博士】と共に登場。各所にパーツが散らばっている。
セクターXのボス【HVC-09】として登場。これは欠番の番号のため商品化されていない。
ポートタウンの背景に登場。
秘宝「からくり人形」として登場。
隠しキャラクター。「ロボット」表記で、最後の切りふだは「拡散ロボビーム」。
彼の殆どのワザ名は「11」や「S3」など、方向と動作による規則性がある。ちなみに、最後の切りふだ以外のワザ名は『SPECIAL』まで一切変更されていない。この名称はデータ内のファイル名に添って付けられている模様。(参照)
ロボットというだけあって、重量は「106」と重め。
発売前には情報が完全に伏せられており、前作の【Mr.ゲーム&ウォッチ】に続くレトロゲーム枠のサプライズ的な参戦キャラクターとなっている。
アドベンチャーモード「亜空の使者」では亜空軍の雑兵として登場。亜空間爆弾を起動する際2体のロボットが必ず犠牲になるほか、エインシャント島では様々な種類のロボットが登場する。プレイヤーが操作する「ロボット」は【エインシャント卿】として登場しており、正体はエインシャント島のロボットの管理者「マスターロボット」であるという設定。
「亜空間爆弾工場(下)」にて、【アロアロス】?数体をロボビームで倒した後に正体を見せる。
エインシャント卿の頃は敵幹部としてかなり出番が多かったが、この姿になってからは一気に話が大詰めになってしまい、今後はデデデ勢や【カービィ】が主軸となるためほとんど出番がない。
ストーリー的には彼の出番は正体を表した時点で終了したと言っても過言ではなく、目立っているのに悲惨なキャラクターと言える。
「亜空間突入口」の最後で【タブー】のOFF波動を受けてフィギュア化してしまった。その後は「亜空間(下)」にて任意で救出可能。
また、ステージ「ポートタウンエアロダイブ」の背景にも巨大ロボットが登場する。
+ | 解析情報 |
隠しファイター。向きによってモーションが左右反転するようになった。最後の切りふだは「スーパー拡散ロボビーム」に変更された。
エンジェランドの会話では【ピット】から「ガヒガヒマン」、「ジェットロボリン3号」、「ミスターHVC-012」と勝手に名付けられた。
ロボットなので性別はないが、ピットが勝手につけた名前に「マン」や「ミスター」が含まれているので男性扱いされているところはある。
隠しファイター。最後の切りふだはまたまた変更され「誘導ロボビーム」になった。
脊椎部分に燃料の残量ゲージが追加され、上必殺ワザ「ロボバーナー」を使用できるかどうかが分かるようになった。
スピリッツバトルではロボットのキャラやそれっぽいキャラのスピリッツバトルで相手になる傾向がある。
「灯火の星」では、「闇の世界」の「謎の空間」エリアで解放可能。
ファイタースピリットのアートワークは『Robotic Operating Buddy』のもの。