カービィ とは、星のカービィシリーズのキャラクター。
ポップスターのプププランドに住むピンク色の丸いキャラクター。
とても大食らいでどんなものでも吸い込んで食べてしまう。
飲み込んだものを元に「コピー能力」という物真似をするような能力を持つ。
丸っこい体は空気を吸い込むことにより大きく膨らみ、ほぼ無尽蔵に空を飛ぶ事も可能。但し、作品によっては限界が設定されている事がある。
好きなことは昼寝と食べる事で、苦手なものは【ケムシ】。
のんびりとした性格をしており座右の銘は「明日は明日の風が吹く」。
基本的に無気力に近いが、世界に危機が訪れると勇敢に立ち向かう。
非常に音痴であるが本人は自覚していない。
生態などは完全に謎に包まれており、産まれも育ちも生物的な分類も両親も不明。
ただし種族としては何かしらのものがあるようで、作品によっては全く同じ姿の別のカービィや、カービィと似た姿の一般人が出てくる事がある。
年齢は不明で、ゲームでは『星のカービィ』の取扱説明書などで「若者」と表記されており、アニメでは「赤ん坊」とされる。
性別も不明で、代名詞として「かれ」(『スーパーデラックス』のマイクの説明文、『ロボボプラネット』の「かちぬきボスバトル」のスペシャルページで使用。)が使われる。
一人称は「ぼく」(ゲームでは『星のカービィ』の取扱説明書、『星のカービィ3』公式HPの「カービィとなかまたち」ページ、『64』公式HPの「なかまたち」ページで使用している)。身長は20cm位。
その丸い体を活かして、コピー能力無しでボール状に変形したまま戦う事もある。
ほぼ全ての作品で【主人公】。
アクションゲームの主人公としては破格なほど高性能である事が多いが、ボール系の外伝作品は難易度が高い傾向にあるためあまり強みがない。
主人公。ライフは6、落下死の心配が薄い、ほぼ全ての敵を吸い込んで即死できるといった形で凄まじいまでの高性能。
この時点ではまだコピー能力や貫通弾が無いため、敵を吸い込んで飲み込むか吐き出すのみ。
プププランド中の食べ物と秘宝のきらきらぼしを盗んだ【デデデ大王】を懲らしめる為、デデデ山にあるデデデ城へ向かう。
EDではカービィに似ている住民が多く登場する。この時点ではプププランドの一般人の種族という設定があったのかもしれない。
主人公。夢を見られなくなってしまった原因を突き止めるために夢の泉に向かい、スターロッドを7本に分けて水浴びしているデデデ大王に啖呵を切り、その理由を問い合わせる事も無く分けられたスターロッドを回収する為に各地へと向かっていった。
このあらすじから察するにゲーム開始前に夢の泉(LEVEL7のレインボーリゾート)まで一度辿り着いているのだが、ゲーム中ではスターロッドを集める為にベジタブルバレーから1ワールドずつ向かう事となる。
取扱説明書ではデデデ大王から「ぼうず」と呼ばれている。
全てのスターロッドを集めたあとはデデデ大王を振り切って夢の泉を蘇らせたが、同時に泉に封じ込められていたナイトメアが復活。デデデ大王に吸い込まれ、スターロッドと共に宇宙まで吐き飛ばされて戦うことになる。
新しい力としてコピー能力が初登場。ダッシュやスライディングができるのも今作から。
主人公。リック、クー、カインの3匹の仲間と一緒に冒険できる。
黒い雲を追い払うため虹の島を探索し虹のしずくを集めることになる。
コピー能力も健在だが合体技(なかま能力)という前提になったため数は減った。ダッシュやスライディングは使用できない。
強制スクロール面が多いためカービィの性能はそのままでも死ぬケースが増えた。
主人公。体力がライフ制からゲージ制になった。最大HPは「70」。また、本作ではコピー能力から2Pキャラクターとしてヘルパーを作る力を持つ。
新たな操作法として追加されたガードが非常に強力で、アクションゲームの操作キャラクターとしてはやはりトップクラスの性能。
6つの物語全てで主人公を務め、デデデ大王との食い歩きレースから、【ダイナブレイド】が引き起こした問題を解決したり、【メタナイト】達の野望を阻止するなど大活躍をする。
本作ではピンクのあくまと表記される場面があり、以降はそれが二つ名として定着する。また、ここでケムシが苦手という設定が生まれた。
初心者の部屋のナレーションからは「なやみのないヤツ」と言われている(これに対して怒ったような表情を取っている)。
何作かシリーズが続いた後だが、『星のカービィ』の実質的なリメイクにあたる「はるかぜとともに」では、元のEDにいた謎のカービィらしき大勢の人影たちはそのまま変わっていない。
それどころか初心者の部屋にカービィらしき観客がたくさんいる。
主人公。ポップスターに再び黒い雲が襲いかかってきたため、6匹の仲間や【グーイ】と共に冒険する。
再びライフ制に戻った。体力は「10」と非常に多くなった一方、仲間のライフ肩代わりが無くなっている。
ザコキャラには【バタモン】なるバッタもんが登場する。
主人公。2つのコピーを合体させる「コピー能力ミックス」や、敵を持ち上げる「リフトアップ」を獲得した。
その一方で本作では無尽蔵に飛べなくなっており、移動速度が非常に遅い。
妖精のリボンと共に星々を巡る冒険をする。【ワドルディ】、【アドレーヌ】、デデデ大王もサポートキャラとして同行する。
エンディングではリボンに頬へキスをされる。
主人公。基本的な物語部分や性能は『夢の泉の物語』と変わらないがドット絵がかなり可愛らしく作り直されている。
オープニングでは128体にのぼる大量のカービィが登場する。
本作では1人だけでなく、2~4人のプレイヤーがそれぞれの色違いカービィを操作して冒険したりサブゲームで競う事も出来る。
「メタナイトでゴー!」には全く登場しない。
主人公。【ダークメタナイト】に斬られた事で4匹に分裂した。ダークメタナイトを追いかけて鏡の国にやってくる。ちなみにEDでも4人のまま。
初期最大HPは「6」だが、ライフのもとを全部回収すれば最大値が「10」になる。
自身の影のような存在【シャドーカービィ】がいる。
ケーキを何者かに盗まれるという直接的な被害を受けて冒険に行く。そのまま成り行きで【ドロッチェ団】とのお宝争奪戦に巻き込まれてしまい、各地のボスや【ダークゼロ】と戦うことになる。
本作以降は本編シリーズではライフ制からゲージ制に完全に移行する形になった。初期最大HPは「36」だが、ライフのもとを全部回収すれば最大値が「52」になる。
本作ではコピー能力を「ワザのまきもの」で強化でき、ソードとボムには属性を付ける事が出来る。コピーやアイテムをシャボンをとして蓄えることもできる。
主人公。『スーパーデラックス』からリメイクされるに当たって追加されたメインゲームモードでは4つ中2つしか登場しないため少し影が薄い。
ガードが弱体化しているが元々の能力が強すぎたためやっぱり強い。最大HPは「76」。
「大王の逆襲」では、きらきらぼしを奪った上に挑戦状を送ってきたデデデ大王と戦う事になる。デデデ大王からは2回「ピンクだま」と呼ばれている。
ムービーが多数挿入され、NGシーン集ではかなりコミカルに動く。
『星のカービィ』の実質的なリメイクにあたる「はるかぜとともに」では、元のEDにいたカービィらしき住民達はワドルディらしき色に変わっている。……が、その一方で初心者の部屋の観客たちはカービィらしき人影のままである。
主人公。宇宙からプププランドに墜落して不時着した【ローア】を目撃し、乗っていた【マホロア】を助ける為冒険に向かう。
デデデ大王、メタナイト、【バンダナワドルディ】も一緒に同行する。
新たに「スーパー能力」を獲得。本作以降は「特定のイベントで使用する新技」が毎回登場するようになる。
最大HPは、メインゲームでは「40」、エクストラモードでは「24」。
マホロアから「星のカービィ」と呼ばれるシーンもある。
主人公。今回はデデデ大王が下界の勇者と勘違いされて【タランザ】にさらわれるのでそれを助けに向かう。
本作の固有能力は「ビッグバンすいこみ」。奇跡の実を食べるとこの状態になる。スーパー能力と違い時間制限はない。
ガード中や空中で回避が使用できるようになった。最大HPは「40」。
「デデデでゴー!」には全く登場しない。
主人公。ハルトマンワークスカンパニーによる直接的な侵略に立ち向かう。
OPでは侵略された際には一切出番がなく、目が覚めたら辺りが全てキカイ化されていた状態から始まる。ムービー中では戦艦ハルバードが落ちた直後に目が覚めているものの、どのぐらいの時間経過があったのかは謎。
本作の固有能力は【ロボボアーマー】。凄まじい性能の兵器だが、これはハルトマンワークスカンパニーの量産型メカ【インベードアーマー】?をカービィが制御したのみであり、カービィの特異な能力によるものと言って良い。
最大HPは「45」。
【秘書スージー】や【プレジデント・ハルトマン】からは「ピンクのゲンジュウ民」と呼ばれている。
但し、秘書スージーは「星のカービィ」と呼ぶシーン(本人は既にその場から離れていた)もある。
「メタナイトでゴー リターンズ」には全く登場しない。
主人公。寝ている間にたまたま受け取ったフレンズハートの力を使って冒険へ向かう。物語前半はポップスター内を冒険するが、後半は宇宙に出て各惑星を冒険する。
本作の能力は「フレンズヘルパー」と「ドリームフレンズ」。そしてそれらと協力して繰り出す「フレンズ能力」と「フレンズアクション」。
最大HPは「45」。
【フラン・ルージュ】や【ザン・パルルティザーヌ】からは「ずんぐりピンク」と呼ばれている。
但し、「アナザーディメンションヒーローズ」ではザン・パルルティザーヌから「星のカービィ」と呼ばれるシーンもある。
裏ボスである【ニル】がカービィと非常によく似ているが、詳細は暈されている。
主人公。今回は未知なる世界(新世界)を冒険する。ビースト軍団の襲撃で破壊されたワドルディの町にて檻に入れられていた【エフィリン】を助け出し、ビースト軍団に捕らえられたワドルディ達を救う為に冒険を始める。バンダナワドルディと協力して進める事も出来る。
本作では壊れた車や自動販売機などを吸い込んで変形する「ほおばりヘンケイ」、ワドルディのぶき屋でコピー能力を進化させる「コピー能力進化」が利用できる。
最大HPは、はるかぜモードが「400」、ワイルドモードが「250」。
【レオンガルフ】からは「ピンクのまねかれざる者」と呼ばれている。
主人公。デザインは『Wii』からあまり変化していない。追加コピー能力としてアーマー、サンド、フェスティバルもコピーできるようになった。
ボールに変身したり通常の姿のまま転がる作品が多い。
主人公。ピンボールのボールになっている。ゲーム中ではコピー能力は使えないが、説明書によるとコピー能力でボールに変身しているようである。
元々ただのピンボールゲームとして開発されていたため、操作キャラとしてはキャラクター以外でのカービィ要素は薄い。
一方で各ステージには「○○カービィ」と呼ばれる多彩なカービィが登場。
敵を吸い込んだり吐き出したりとギミック要員として利用する事になる。
主人公。ゴルフのボールになっている。コピー能力は使える。デデデ大王から星を取り返しに行く。
他のボールシリーズとは違い、本作では打たれるたびにカービィの体力が減るというシステムがあり、妙に生々しい。
2Pモードでは黄色いカービィ?が初登場。
主人公。流石にカービィがぷよぷよになっている訳ではない。
漫才デモではかっこいいセリフを言っていたりする事が多いが、
【ウィスピーウッズ】では根っこを踏みつけながらアップルパイが食べたいと言ったり、
【ブルームハッター】に掃除する前にぷよ勝負の腕を上げた方がいいと言ったりするなど、多少毒舌な面も見られる。
主人公。ブロック崩しのボールになっている。本作ではコピー能力が使える。
本作に収録されているミニゲームは、『スーパーデラックス』のミニゲームお試し版を除くと全てがカービィを玉に見立てて打つ内容であるため、プレイヤーはたくさんのカービィをバシバシ打つことになる。
一応主人公だがゲーム中では右下でアクションを見せるのみ。
珍しく喋る場面がある。
主人公。おはなしモードでは【星くん】?と共に冒険に出る。
パズル中はラブラブステッキで相手を攻撃する。実は『星のカービィ3』より早く使用している。
主人公。デデデ大王から星を取り返す為に冒険に出る。
転がって移動する。コピー能力は久々に利用できない。しかも自力では飛べない。
最大ライフは「6」だが、ボス戦に限りルーレットで最大ライフを強化でき、おにぎりを吸い込むと「8」、ケーキを吸い込むと「10」になる。
ミニゲームでは普通に走ったり、車に乗る事もある。
ボイスは『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』や『64』のものも一部流用されており、カートリッジの容量内に収める為に圧縮されている。
主人公。【エアライドマシン】?の上に乗ってレースをする。コピー能力はレース用に調整された。
シティトライアルではエアライドマシンを乗り降りでき、生身で動く事も可能。ただしマシンを降りているとアイテムが取れない。ホバリングは回数制限があり、着地すればその回数が元に戻る。
主人公。魔女の【ドロシア ソーサレス】に立ち向かうが、魔力でボール状態にされてしまう。その為、元の姿はオープニングとエンディングでしか見られない。ドロシアが落としていった「魔法の絵筆」と協力して絵の世界を冒険する。
初期最大ライフは「4」だが、ライフのもとを全部回収すれば最大値が「7」になる(体力がデデデボールと並ぶ)。
独特なタッチアクションのため難易度はまあまあ高め。
主人公。【アミーボ・アモーレ】によって(ほぼ自身の不注意ではあるが)毛糸の姿にされてしまい、毛糸の世界を冒険する。
【フラッフ】と共に毛糸の世界を元に戻した後は、アミーボ・アモーレによって変えられてしまったプププランドを元に戻すために戦うことになる。
主人公。【ネクロディアス】の杖によって小さな10人のカービィと「ゆうしゃのこころ」に分かれてしまう。そのため吸い込みはできず、一人ひとりのパワーも少ない。
サブゲームでも「参上!モグモグ団」を除いて主役を担当。
主人公。『トリプルデラックス』のサブゲーム「カービィファイターズ!」と同じく、他のカービィと最強能力の決定戦をする。「ひとりで」では最終的にチーム・DDDと戦うことになる。
珍しく主人公ではない。操作キャラクターとしては登場せず、お面やオープニングの背景、キーホルダーとしての出演。
お面をつけると裏打ちでカービィの声が聞こえることがある。
主人公。プププランド中の色が奪われ自身も動けなくなってしまったが、【エリーヌ】に色を塗られて再度動けるようになった。プププランドの色を取り戻す為、ワドルディやエリーヌと共に冒険に出る。
主人公。本来の時空とは違い、プププ王国(キングダム)を守る為にやってきた。他のカービィも「おとも」や「たびびと」として協力してくれる。
主人公。とりあえずデデデ大王を倒しに行く。『カービィのピンボール』などと同様、バックストーリーなどが無いのでその理由は不明。
主人公。ストーリーモードでは「デラックス山もりケーキ」を手に入れる為、バンダナワドルディと共にデデデグランプリに参加する。
主人公。ノーマルモードではオリジナル版と同じく1ミスの概念が無いが、デビルモードでは彼に体力が設定される。
主人公。設定は『みんなで!カービィハンターズZ』と同じ。
主人公。「ストーリーモード」ではコンビを組んだデデデ大王とメタナイトからの挑戦を受け、1体のバディと一緒にバディファイターズタワーを登っていく。第3章を初めてクリアすれば彼をバディ側にする事も出来る。
「ひとりで」では最後にシャドーカービィと戦う。
主人公。山のように大きいイチゴのケーキを食べる為、ドリームフォークを手に取り身体が小さくなった。レースなどでイチゴや他の果物を食いまくり、時には他のカービィを妨害して大きさ(と重量)を競い合う。
転がって移動するがホバリングは利用できる(サイズに応じて飛行制限がかかっていく)。コピー能力の代わりにコピーフードで能力が使用できる。
復帰性能が高い軽量級ファイター。一部のワザはコピー能力から採用されている。
初期キャラクター。隙が小さく威力も高い地上ワザ、高性能な5段ジャンプから繰り出される高火力な空中ワザ、どちらにおいても隙がない非常に強力なキャラクター。
重量は「68.067」と軽め。上強攻撃の「カービィテイル」や下空中攻撃の「スクリュードライバー」などダメージを稼ぎやすいワザが多い。下必殺ワザの「ストーン」はつかみ以外の攻撃をある程度防御できる。
タイマンにおいては【ピカチュウ】に一歩譲ると考えられているが、メテオワザを持たないので乱闘になると途端に火力の低さという弱点を露呈するあちらと違い、こちらは乱闘でも強いため総合力と言う意味では最強と言える。
流石に北米版以降は下方修正されている。
音声が付くようになったのは本作が初。
公式HPの「スマブラ拳!!」では「ピンク玉」というあだ名が付けられている。「地球外生命体」とも書かれている。
初期キャラクター。重量は「70」に増加した。
弱攻撃1と弱攻撃2が逆になり、ダッシュ攻撃が「バーニング」、上スマッシュ攻撃が「エアカッター」、通常空中攻撃が「ティンクルスター」、前空中攻撃が「カービィスパイラル」、上空中攻撃が「トリプルアタック」(ワザ名に反して1回しか攻撃しない。公式ガイドブックの表記ミスだろうか?)、前投げが「パワーボム」に変更された。横必殺ワザに「ハンマー」が追加された。
肝心の性能はというと前作最強キャラの面影が見る影もないシリーズ最大の弱体化。
前作では前後の隙も小さめで差込に使いやすかったダッシュ攻撃はわざわざ原作再現ワザのバーニングへと変更されたが、発動したら最後、とんでもない後隙を晒した挙句、崖から落下したら尻もち落下でそのまま自滅してしまう何の強みもないワザへと変わってしまい、
発生が短く高い吹っ飛ばし力を誇っていた
横スマッシュは
発生が遅くなった挙句他のキャラの強攻撃程度にしか吹っ飛ばなくなってしまった。
単純に性能が低いだけならまだしも、前後の投げはちゃんと投げモーションに移行している最中にもかかわらずなぜか相手にレバガチャされると掴み抜けされてしまったり、別に身体が大きいわけでもないのになぜか身体がシールドからはみ出て攻撃が当たったりするなど、ただ不利になるだけのよくわからない現象がカービィにだけやたらと多発し、ゲームシステムにすら嫌われているんじゃないかと錯覚する程の仕様がある。
一応は空中機動力を強みにしているはずのキャラクターなのだが、空中攻撃自体の性能が貧弱すぎて空中戦においても強いとは言い難く、そもそも純粋な移動力だけ見たとしてもそれですら横移動力が下から3番目という体たらくであり、頑張って移動力の低いジャンプを6回決めた所でファルコなら2回ジャンプで余裕で追いついてくる。
こんな有様なので【クッパ】と並んで最弱候補とされている。
あらゆる挙動が死に繋がりかねないクッパに比べれば立ち回りはマシなレベルだが、一応は「重量級のパワータイプ」というコンセプトそのものが成り立っているクッパなら思わぬ一撃で反撃を狙える可能性がある一方、こちらはあらゆる面が貧弱すぎてキャラとしてのコンセプトが成り立っていない。
ちなみに、CPU操作時の彼のAIも酷く、坂や壊せる地形の真上でストーンを使って自滅してしまう事などもある。
レギュラー戦「アドベンチャー」のステージ5で、2戦目のカービィ軍団を30秒以内に全て撃墜すると、巨大カービィが降ってくる。
フィギュアは通常のものや他にコピー能力状態のものや、「カービィコピーセット」という本作のキャラクターをコピーしたカービィが集まったフィギュアが複数存在する。
初期キャラクター。重量は「78」に増加した。
ダッシュ攻撃が「ブレイクスピン」、前空中攻撃が「トリプルアタック」に変更された。上スマッシュ攻撃は「サマーソルトキック」に戻った。
必殺ワザでは空中の「ハンマー」が「だいしゃりん」から横振り2連に変わっている。一部のアイテムを吸い込めるようになった。最後の切りふだは「コック」。
流石にクッパ共々前作に比べて全体的な技の性能が底上げされており、空中戦を得意とするファイターというコンセプト通りの戦いができるようになった。
キャラランク的には下位~中堅所とされており、決して強いわけではないが、初代からの古参キャラクターが概ね弱体化して同格かそれ以下まで落ち込んでしまっているため、相対的にはかなりマシになった。
対戦ステージの「シャドーモセス島」のスマッシュアピールでは、オタコンから「星のカービィ」や「地球外生命体」と呼ばれ、強靭な胃袋・コピー能力・捕食能力・飛行能力・一度付け狙われたら逃げ場が無いとカービィの生態を力説されるが、見た目が見た目なのでスネークは「うん……まぁ、注意して戦うことにしよう。」と呆れつつ適当に返している。
「亜空の使者」ではほぼ主役のような活躍をする。
「空中スタジアム」では最初に【マリオ】と戦っていたが、突如襲撃してきた亜空軍をマリオ/【ピーチ】/【ゼルダ】と共に迎え撃つことになる。その最中、【ボスパックン】によってマリオが吹き飛ばされ二人の姫を捕らえられてしまうため単独でこれと戦う。最後は救出した方の姫と共に【ワープスター】に乗って、亜空間に飲み込まれていく空中スタジアムから脱出した。
「雲海」では【戦艦ハルバード】に乗り込むものの、【アーウィン】の戦闘に巻き込まれ地上に落とされてしまう。
その後降りてきた「湖畔」では、彼は何かを見つけたのか突然走り出して姫から離れてしまい、その際クッパが撃ったダークキャノンにより姫がフィギュア化され偽ファイターが作られてしまう。その誤解から戦闘になり、フィギュア化してデデデに持ち去られたマリオと【ピット】または【リンク】と【ヨッシー】を復活させて彼らと合流する。
その後はデデデを追ってマリオ達と一緒に「洞窟」に入り、デデデ城へ辿り着く。クッパが空中スタジアムで救出できなかった方の姫のフィギュアを持ち去る際に、デデデが付けていたブローチが落ち、彼はそれを見つめた後に飲み込んでいたようだ。
「荒野(右)」を探索した後、「渓谷」で【マルス】達と合流する。
亜空軍が切り札の【亜空砲戦艦】を送り出した時は、【ファルコン・フライヤー】/スターシップ/アーウィン/【ドルフィン初号機】?が陽動している間に【ドラグーン】に乗り、亜空砲戦艦へ突撃して破壊した。
「亜空間突入口」の最後で【タブー】のOFF波動を受けてフィギュア化した後は、飲み込んでいたデデデの時限式ブローチによって復活した。
デフォルトでタブーに挑めるファイターの1体。
初期ファイター。本作から、向きによってモーションが左右反転するようになっている。重量は「79」と僅かに増加した。
弱攻撃1が「パンチ」、弱攻撃2が「追いパンチ」に変更された。百裂攻撃フィニッシュの「バルカンフィニッシュ」が追加された。ハンマーがチャージ可能になり、その際には「鬼ごろし火炎ハンマー」へ派生する。最後の切りふだは「ウルトラソード」に変更された。
また、飛び道具も吸い込めるようになった。
重さは増したものの前作に比べてさらに小柄になり、攻撃のリーチが低下。元々の速度の遅さも合わさってまともに攻撃を差し込むのが難しくなった。
戦術は復帰力と空中ジャンプを活かして空中攻撃前でひたすら運んでバーストを狙うのが基本なのだが、地上戦主体の本作とはやや咬み合わせが悪い。
前作で弱キャラ扱いされてたファイターが概ね強化された中で、明確に弱体化された数少ないファイターの為、タイマンにおけるキャラランクでは最下層、もしくはその一歩手前に位置するとされる。
特設リングでの通り名は「ピンクの悪魔」。『スーパーデラックス』及び『ウルトラスーパーデラックス』のゲームモードの一つ「格闘王への道」の説明文で使われている肩書き。
初期ファイター。
ダッシュ攻撃が「バーニング」に戻った。通常必殺ワザ「すいこみ」で一部の飛び道具を吸い込んで、星型弾にして吐き返せるようになった。
わざわざコピーするという手間がかかることを考慮して「すいこみ」でコピーしたワザの威力が一部を除き、コピー元の1.2倍になった。
「バーニング」は『DX』の残念性能は薄れており、それなりの速度で強力なぶっ飛ばしを持つワザへと変化している。
機動力やリーチの短さと言う欠点を補うためなのかパワー方面が強化されており、特に横スマッシュの「スマッシュキック」は剣士キャラ並のリーチに中量級を終点中央から90%程度で撃墜まで持って行ける軽量級としては破格の吹っ飛ばし力を持つ。そのため見た目に反してパワー系の性能を秘め、一部では筋肉ダルマ等と呼ばれる事も。
立ち回りの弱さは相変わらずな為、キャラランク的には相変わらず下位にいるとされるが、前作に比べると明確な強みを持つ油断ならないファイターとなった。
「灯火の星」では唯一の初期ファイター。ワープスターによる逃げ速度と初心者でも使いやすい点により消去法で抜栓された。
【キーラ】が放った光線から逃れ、フィギュア化した各ファイターの母体や各スピリットを集めて反撃を始める。
「闇の世界」以降は、彼のボディに憑依しているスピリッツが出てくるが、いつの間にか【ダーズ】に分析されており、そこからボディが作られたようだ。
ファイタースピリットのアートワークは『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』のもの。
コピーすることで色んなキャラの武器や衣装を再現できるのは相変わらずだが、「キーブレードを使えるのはキーブレード使いだけ」という設定により、【ソラ】をコピーしてもキーブレードを実体化させられずにそれを模した光を振るう。他の伝説の装備はあっさりと所持できている事や、「キャラクター制約」による同ムービーのリテイクを上げていた事から、ディズニーかスクウェア・エニックスとの制約上で持たせられなかったものと思われる。
一方で勇者をコピーすると(実際には武器として使わないが)勇者のつるぎ・勇者の盾・勇者のかぶとを装備している事から、他社キャラの特殊な資格が必要な装備品をコピーできないという訳でもなく、カービィが使えるか否かは権利元の許可によるようだ。
『夢の泉の物語』のドット絵がキャラマリオとして登場。ゲームシステムの関係上で当たり前なのだが、飛べない。
ヨッシー・シアターのポスターに登場する。
【マリオ&ルイージRPG1 DX】では無くなってるが、これは『星のカービィシリーズ』の権利が株式会社ワープスター持ちになったためと思われる。
オオワシの塔にザコキャラとして登場。
やはり吸い込み攻撃を行う。【ドドンゴ】と同じく爆弾を吸い込ませれば倒せる。
なお、爆弾を吸い込んで倒れるのは本作が初では無く、『夢の泉の物語』の「たまごきゃっちゃ」でも同様に爆弾を吸い込むとアウトになる。
移植やリメイクでも差し替えはされていないが、Switch版では照明の関係もあってか
ピンク色には見えない
。
チャレンジステージにてアイテムでカービィを象ったステージがある。
ハコ漫画でゲスト出演しており、カービィの真似をするキュービィを見るのが定番のネタとなっている。
FANTANIAのバッグにこのキャラをモチーフにしたカービィバッグがある。
またカービィキャラの【amiibo】を読み込むとカービィ関連の型紙が貰える。
2015/08/07更新分のバイトの会話にて、「今日はついに
あのキャラ
がバッジになって登場っすよ~! 名前が
『カ』
で始まるあのキャラっす! アレっすよ! アレ!」と、「カ」の付くキャラの選択肢として名前が挙げられており、星のカービィシリーズのバッジが実装された。
バイト曰く、「コレでもう
「カービィまだなの?」
って
ネットに書きこみ
されないっすよ~!!」とのことで、よっぽど言われていたらしい。
このキャラをモチーフにしたコーデが登場していた。
操作キャラとしてゲスト出演している。
主人公。会話や語尾に「ペポ」や「ムペペ」など半濁音の言葉を使う事も多い。
初期の頃はデデデ大王から嫌がらせを受けつつ冒険するスタイルだったが、2巻中盤以降はカービィが周りを見ずに破天荒な行動を起こしてデデデ大王がとばっちり(またはしっぺ返し)を喰らってズタボロになるパターンが基本化。
いつのまにか傍迷惑な主人公というべき存在となった。ただしオチではカービィが自業自得で罰を受けるパターンも非常に多い。
コロコロオンライン版ではマイペースな言動で周囲を呆れさせるボケを周囲にツッコミを入れられる構図は相変わらずなものの、かつてのような傍迷惑振りは鳴りを潜めており、コピー能力で多大な被害を及ぼすような真似は殆どなくなった。
特にデデデがマイブームでおしゃれに目覚めた結果、全く似合わない目障りで派手な服を着るようになった際には
「どうやって傷つけずに似合ってないことを伝えればいいんだろう……」
と葛藤するなど、かなり繊細な気遣いをするようになった。
なお時代の流れかスマホを使用している様子。
主人公。銀河戦士団の一員であり、ナイトメアによる宇宙征服を防ぐために生まれた新しい世代の星の戦士。
なお銀河戦士団自体がナイトメアに反発するようになった【魔獣】が祖とされていることから、彼自身も魔獣の一種という可能性が示唆されている。
本来は一人前の星の戦士へと成長するまで星のゆりかごで長い眠りに付くはずだったのだが、ポップスターの魔獣に反応して予定よりも200年も早く目覚めてしまい、殆ど赤ん坊である。
そのため「ぽよ」としゃべる以外は片言で僅かな単語をオウム返し出来る程度で、自己判断もあまり出来ない非常に無垢な性格をしていて、原作以上に愛らしさを強調したマスコット的な立ち位置となっている。
そんな経緯もあってロクな会話すらできないという異例な主人公であるため、話を動かすのはもっぱらトラブルメーカーのデデデ大王&エスカルゴンコンビとブレーンの【フーム】?であり、基本的には話の中心からは一歩引いた立場にいる……というか、比較的早い段階でパロディ・社会風刺路線が明確になったせいで全く話についていけずに、番組終盤で魔獣と戦うだけ、と言った回もしばしば。
基本的な自己判断も出来ないため、フームに「カービィ!吸い込みよ!」と指示を受けてから戦う頻度が非常に多く、エスカルゴンが同セリフで指示をするセルフパロディが行われる程(なおカービィは
ほぼノータイムでエスカルゴンの指示に従った
)。
食いしん坊ではあるがカワサキの失敗料理でも遠慮なく平らげまくるかなりの舌馬鹿。
ただし魔獣パワーストマックのパイはあまりのマズさに目を潤ませてそれ以上食べるのを拒んだり、激辛ブーム時にカワサキが研究を重ねて作った激辛カレーを食べた際にはあまりの辛さに火を噴くことしかできなかったりと、対処不可能な食べ物も存在する様子。
ナイトメア社から送り込まれた、食べた者を際限なく太らせる性質を持つデブリチンを含んだスナック菓子を食べた際には、見るも無残な肥満体系になり果てていたが、鉄球でつぶされたショックで綺麗にスナック菓子を吐き出すことで元の身体に戻っており、何とも奇妙な消化器官をもっているらしい。
「マイク」を使用した際にはEDテーマ「きほんはまる」の曲に合わせてぽよぽよと歌うが、まったりとしたリズムとは裏腹にデデデ城が崩壊する程の威力。
概ねゲーム版のイメージに沿った能力を持っているが、アニメ映えのためかすいこみにせよコピー能力にせよゲーム版に比べて派手に描かれていて、
アニメ放送当時は懐かしい『スーパーデラックス』のコマンド技を使って戦うこともある。
その一方星形弾の生成はできず(二代目OPで使っていた程度)コピー能力がなければ殆ど戦えないため、その点を突かれてスカの魔獣を仕向けられて苦戦したこともある。
ホバリングで空中浮遊もできるが、使用頻度は低い。
メタ的な話の流れとしてはデデデの悪巧みでププビレッジの住民たちが扇動/招待される→フーム達以外は扇動/招待に引っかかってカービィが悪者/異端児扱い、または窮地に陥る→色々あって魔獣が登場→コピー能力で撃退といった流れが基本。
そのためカービィがコピーを行い、「特技は吸い込み!」か「ワープスター」、もしくは「強いぞ星の戦士」が流れたらその回はほぼ終了である。
ただし「特技は吸い込み!」に関してはスカの場合Aメロのラストでフェードアウトしてしまうので確定ではない。つまり「ワープスター」なら安心してオーケーである。「強いぞ星の戦士」の場合はより確実である。
主人公。語尾に「のだ」をつけて喋る。
漫画のようによく喋る。【ワドルディ】と仲が良く、正義感が強い。
マリオワールド編や6つの金貨編などにゲストとして出演したことがある。
マリオワールド編では特に前触れもなく唐突に出てきたが、6つの金貨編では「【ケイプ】がカービィ世界の物を盗んでいたため取り返しに来た」という理由で来訪して来た。
+ | 作品ごとの攻撃力 |
能力持ちの敵を吸い込んで飲み込んだり、コピーのもとに触れるなどでその能力を自分も使う事が出来る。
一般的なコピー能力や、仲間の力を借りたり合成するなどのスペシャル能力が存在する。
詳しくは【カービィ】/コピー能力を参照。
「ファイター」や「ストーン」など、一部のコピー能力の技も採用されている。