【キャプテン・オリマー】

キャプテン・オリマー とは、ピクミンシリーズのキャラクター。

プロフィール

キャプテン・オリマー

他言語

Captain Olimar (英語)

別名義

オリマー

種族

ホコタテ星人

所属

ホコタテ運送

職業

運送業

身長

3cm

声優

戸高一生

初登場

【ピクミン(ゲーム)】

ホコタテ運送で働く一般社員。実は家庭を持っており、妻・息子(兄)・娘(妹)、そして飼い犬の「チャッピー」と共に暮らしている。
数センチにも満たない身長だが、声はとても低い。

作品別

ピクミンシリーズ

【ピクミン(ゲーム)】

主人公。公式サイトによると「故郷では結構名の知れたベテランドライバー」とのこと。
有給休暇で宇宙を航行していたところトラブルにより謎の惑星に墜落してしまう。
奇跡的にも命に別状はなかったものの、落下時のショックで【ドルフィン号】?が各パーツに分かれ、バラバラになってしまう。
しかもそこはホコタテ星人にとっては毒である酸素が充満しており、生命維持装置の時間制限もあり30日以内に脱出しなければならない。
その矢先、【オニヨン】とそこから生まれた【ピクミン】を見つけ、どういう訳だか自分に協力的な彼らの成体を利用する形で、パーツ集めの冒険へと出ることになる。

彼自身の耐久力はそれなりにあるのだが、原生生物の攻撃を受けすぎると宇宙服の緊急テレポート機能が作動して、その時連れていたピクミン達を置き去りにしてドルフィン号まで戻されて一日が終了してしまう。
ただし彼自身は原生生物に標的にされることは少ないためダメージを受けすぎてリタイアという場面には陥りにくい。
一応Aボタンを押すとオリマーパンチを繰り出せるが威力は低く、チャッピーあたりを単独で倒そうとする場合ほぼ1日かかる。
そのため中型以上の原生生物との基本的に戦いはピクミン任せになる。
ただしトビンコのように低耐久ながらピクミンを即死させる攻撃を放ってくる相手等には彼自身に露払いを指せるのもアリ。
「日数制限以内に必要パーツを集められなければ死亡」という初見クリアは難しいシビアな世界観だが、よりによって最後に回収するパーツは 「へそくり金庫」 である。

全てのパーツを集めずともクリアは可能で、必要最低限パーツを集めて日数制限を迎えた場合そのままひっそりと帰還することになるが、
全てのパーツを集めると大勢のピクミン及びゲーム中に未登場のカラーリングのオニオンに見守られながら謎の惑星を去ることになる。
彼自身も手伝ってくれたピクミンを置いていくことに名残惜しさを感じていたが、彼の元で集団戦法を学んだピクミン達は夜間で本格的に活動するチャッピーとも戦えるようになったようだ。

30日間で必要パーツが揃わなかった場合、そのままでは生命維持装置が切れて死んでしまうため、ピクミン達が見守る中、未完成のドルフィン号で一か八か宇宙へと飛び立つが、途中で墜落。
地上に落ちたオリマーはあろう事かピクミン達に餌としてオニヨンへと運ばれてしまう。そして、オリマーを養分にしてオニヨンから種が飛び出し、そこからはオリマー顔のピクミンが芽吹き、そのままゲームが終わるというとんでもないバッドエンドを迎えてしまう……。

【ピクミン2】

前作で命からがら脱出したものの、【ルーイ】によるゴールデンピクピクニンジンの輸送失敗によるトラブルで多額の借金を抱えてしまいドルフィン号を差し押さえられてしまう。
しかしながら息子へのお土産として拾ってきたビールの王冠らしき代物が高値で売れることが判明。件の惑星には同じような代物がゴロゴロしていることから、社長の命令で借金返済とドルフィン号を買い戻す為にルーイを連れ、【ドルフィン初号機】?に乗って再び例の謎の惑星へと舞い戻ることになる。
借金返済を終えホコタテ星に戻ってくる際にルーイを現地に置き忘れてしまい、社長と共に三度舞い戻ることになる。

最初のうちはスペックは前作と同じだが、探索キットによって宇宙服が強化され、炎や電気の属性攻撃を無効化し、パンチの威力も向上するようになる。

前作では公式設定と言いモノローグと言い、それなりに名の知られたベテランパイロット的な雰囲気を漂わせていたが、作中でわかる範囲では、彼が所属するホコタテ運送は彼以外には社長夫婦と新人のルーイのみという恐るべき零細企業の様子。
しかもメールによると幼い息子と娘には慕われているようなのだが、妻はかなりの散財家な様子で、オリマーの口座に入って来た臨時報酬で豪遊した挙句最終的に全財産をカジノでスってしまった模様。

【ピクミン3】?

差し押さえられたドルフィン号を買い戻すため、宝探しをしにコッパイ星人よりも先に来ており、彼らの宇宙船のワープドライブキーを拾う。
その後にドルフィン初号機をヌマアラシに破壊された挙句、本作のラスボス【アメニュウドウ】に捕まってしまう。
アメニュウドウはどういう訳だか彼に異様なまでに執着しており、塔の内部に彼のことを何日も監禁状態し、塔から脱出しようとする度に執拗に追い回しては屋上に連れ戻すのを繰り返していた模様。
最終的にアメニュウドウの身体に取り込まれてしまうも、アルフ達の活躍によって救われる。

【Hey! ピクミン】?

新しい運送ロケットドルフィン二号機に乗ってホコタテ星に帰ろうとしていたがワープに失敗しまたも未知の惑星に墜落。
二号機のエネルギーを集めてホコタテ星へ帰るためにピクミン達と冒険を繰り広げる。

【ピクミン3 デラックス】

オリマー目線の物語「オリマーの冒険」で主役を務める。
メインシナリオ後、無事ホコタテ星に帰ることはできたのだが、ヌマアラシに破壊されたドルフィン初号機をそのまま廃棄していたら社長に怒られてしまい、現地に戻ってパーツを回収することになる。
最終的には無事全てのパーツを集めることに成功する。作中で直接登場するわけではないが、どうにもアメニュウドウは彼のことを諦めていないようである。

【ピクミン4】

冒頭パートで主役を務める。
愛機ドルフィン号に搭乗していたが、未知の惑星で遭難。【モス】?と出会って手懐け、モスやピクミン達と共にパーツ回収を行う。その末に宇宙ムセンを発見し、救難信号を発したことがレスキュー隊および新人隊員である主人公の惑星来訪へとつながる。
なお、救難信号に航海日誌を添付した結果、日誌の内容に興味を持った一般人までも惑星へ呼びこんでしまい、遭難者増加の原因にもなっている。

本編では赤い【葉っぱ人】?と化してしまっており、モスと共に主人公にダンドリバトルを挑んでくる。
3回勝利してからゲームを進め、一番星の隠れ家で勝利し、ヒカリのミツが足りていれば元の姿に戻って救助完了となりエンディングを迎える。
どうやら1度はドルフィン号の修理して脱出に成功したものの、出発した船には彼に懐いてしまったモスがこっそり入り込んでいた。
生まれつき葉っぱの持ち主であるモスはPNF-404を離れたことで急激に体調が悪化してしまい、原因究明のために再度PNF-404に戻った所で生命維持装置が切れてしまったらしい。
クリア後には彼を主役したサイトストーリーの「オリマー遭難記」をプレイできる。こちらではオリマーが葉っぱ人になるまでの流れを確認できる。
序盤のうちは出来ることは少ないが、パーツ回収が進むと余った資材で探索用の装備を自力で開発して可能なアクションが増える。ただの運送ドライバーとは思えない技術力である。
ちなみにパーツが足りないまま制限日数を超えてしまうと『1』同様無理に飛び立ったドルフィン号が墜落してバッドエンドになってしまうが、成功しても前述したようにモスのために引き返してしまうため、似たような運命をたどることとなる。

今回の彼の航海日誌には「ホコタテ運送が借金を背負う悪夢」が記載されている(=『ピクミン2』の出来事を経験していない)ことや、冒頭のシチュエーション的に、時系列は『ピクミン(1)』とほぼ同じ時間軸のパラレルワールドと推測されている。が、公式からは「物語の時系列に関しては、ご想像にお任せします(笑)。」としか名言されていない。(参照:開発者に訊きました)

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

【大乱闘スマッシュブラザーズDX】

本作のシステムデータが入っているメモリーカード内に、『ピクミン』のセーブデータがあればフィギュアが手に入る。
『ピクミン』のセーブデータはコピー可能なので、ゲームがなくてもセーブデータさえあれば入手可能。入手のタイミングはタイトル画面の後。
これ以外の方法では「マントマリオ+ヨッシー」と「マスクを脱いだサムス」が配布されたイベントでしか手に入らない。

【大乱闘スマッシュブラザーズX】

初期ファイター。本シリーズでは「ピクミン&オリマー」名義での参戦。
一度に連れていけるピクミンは6匹。最後の切りふだは「1日の終わり」。
原作においては身長20cmの【カービィ】を下回る最小サイズのファイターだが、重さは「82」とあまり極端な軽量級としては扱われておらずフォックス【ゼロスーツサムス】以上の体重がある。
本編同様ピクミンを駆使して戦うキャラなのだが、このピクミン達の攻撃が武器判定として扱われているため、遠近共に非常に打ち合いに強い。
掴みモーションが繋がったピクミン達を投げつけて相手を捕らえるという、【リンク】サムスと同じ所謂ワイヤー掴みであり、非常に判定が広く優秀……のみならず、なぜか後隙が通常投げ並に短い上に投げそのものもフィニッシュを狙えるレベルに強い。
各種空中攻撃も優秀なので、最上位格の壊れコンビを除いた強キャラ組の一角として数えられている。
欠点として復帰技の「ピクミンつながり」が崖からの復帰の限定な為、本作の仕様上、崖の外に飛ばされた後に他のファイターが先に崖に捕まっていると復帰できなくなってしまうという致命的な弱点がある。

「亜空の使者」にも登場。ピクミンを使いロボットに攻撃をし続けていたが、直後現れた【キャプテン・ファルコン】によりロボットごとピクミン達を一掃される。その後はファルコンらと(ほぼファルコンの一存で)行動を共にしエインシャント島へ乗り込む。亜空間突入の際には「ドルフィン初号機」を使っていた。
「亜空間突入口」の最後で【タブー】のOFF波動を受けてフィギュア化してしまった。その後は「亜空間(上)」にて任意で救出可能。

【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】

初期ファイター。重量は「79」に減少した。3DSのハードスペックに合わせる都合上、一度に連れていけるピクミンは3匹に減少した。
弱攻撃1が「オリマーパンチ」、弱攻撃2が「オリマー連続パンチ」、横強攻撃が「オリマー突き」、上空中攻撃が「ピクミントルネード」に変更された。
全体的な攻撃判定が弱くなり、各技の後隙も増加したためかなり弱体化。ただし上Bが「羽ピクミン」に変更されたため復帰力に関してはかなり改善された。
本作からは色替えで「ピクミン&【アルフ】」になる。

特設リングでの通り名は「ベテラン宇宙飛行士」。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

隠しファイター。ハードの性能が3DSから大幅に上昇したが、一度に連れていけるピクミンは前作同様3匹。
つかみ動作は、オリマーの近くにいるピクミンの数でリーチの長さと後隙が決まるようになった。つかみ攻撃が「つかみオリマー突き」に変更された。
前作に比べると全体的な攻撃力が上方修正されており、特に元々攻撃力が高い赤ピクミンと紫ピクミンを用いた攻撃の威力がさらに強化されている。
色替えでアルフになる。

「灯火の星」では、「光の世界」の「キノコ山」エリアで解放可能。

その他の作品

【スーパーマリオメーカー】?

キャラマリオとして登場している。

ゲーム以外

【PIKMIN Short Movies】?

第1話「真夜中のジュース」と第3話「大変な一日」に登場。
1話ではピクピクニンジンジュースを作って飲んでいたところを見られ、【赤ピクミン】赤ピクミンジュースを飲んでいたと誤解され恐れられてしまう。
3話では資金を調達すべく、ピクミン達を使いショベルカーの解体をしている。

元ネタ推測

関連キャラクター

関連マシン

コメント

  • 新たな遭難者 - ビリック・オリマー (2024-07-17 11:45:24)

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最終更新:2023年08月07日 11:35
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