ルージュラ とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。
ルージュラ |
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他言語 |
Jynx (英語) |
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全国図鑑 |
0124 | |
分類 |
ひとがたポケモン | |
高さ |
1.4m | |
重さ |
40.6kg | |
初登場 |
【ポケットモンスター 赤・緑】 | |
進化条件 |
【ムチュール】:Lv30 | |
前のポケモン |
【ストライク】 | |
次のポケモン |
【エレブー】 |
黒系の肌と白髪が特徴的な、【人間】の女性のような姿の【ポケモン】。
人間のような言葉を話すがまだ何を言っているか不明で現在研究されている。
ジョウト地方で進化前の姿である【ムチュール】が発見された。
初期の頃は肌が黒色だったが、『ポケモンカードゲーム』を日本国外で展開する際に紫色に修正が入り、以降のシリーズ本編も徐々に紫色へと変わっていった経緯がある。
ステータス |
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タイプ |
こおり エスパー |
タマゴ |
ひとがた |
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とくせい |
どんかん よちむ |
隠れ特性 |
かんそうはだ |
HP |
65 |
とくこう |
115 |
こうげき |
50 |
とくぼう |
95 |
ぼうぎょ |
35 |
すばやさ |
95 |
鳴き声が特に長いポケモンであり、出す度に長く鳴く。
野生では出現しないポケモンとなっており、ハナダシティの民家に住むおじいさんと【ニョロゾ】と交換する事で手に入る。交換限定ポケモンの1つ。
なお、そのルージュラのニックネームは「まさこ」。人名としてもポピュラーな名前が付けられていたので、全国のまさこさんはいらぬ風評被害を食らったりネタにされたとか…
当時はこれ以外にルージュラを入手する方法がなかったので、ニックネームが気に入らなくても「まさこ」を使うしかなかった。
後の研究ではS95から「あくまのキッス」をばら撒けるため、今世代最強クラスのポケモンとして認識されている。
ただし当時は「2匹以上のポケモンを同時に眠らせる」事が【64マリオスタジアム】?や【ポケモンスタジアム】等で禁止されていたので、ルールには注意。
当然ながら対戦用のルージュラを入手する場合、NPCとの通信交換で厳選した方が遥かに効率が良い(この世代ではNPC交換のポケモンは個体値がランダム)ため、この世代の環境ポケモンはまさこという事になってしまう。
同一タイプの属性パンチ(通称・3色パンチ)である「れいとうパンチ」を覚えるが、この世代では「ふぶき」が強すぎるので有り難みは薄い。
肝心の「ふぶき」はLv58と遅く、ポケモンスタジアムの各種ルール(ウルトラカップ以外)で使う場合はわざマシンでの習得が必須。
交換イベントがなくなった代わりに、ふたごじまで野生で出現するようになった。
「まさこ」というニックネームが気に入らない、または違うニックネームをルージュラに付けたいプレイヤーは歓喜したとかしなかったとか。
こおりのぬけみちにおいて野生で出現。また、進化前のムチュールが登場。
なお、ムチュールからルージュラに進化させた個体は、習得レベルを通り過ぎるために「あくまのキッス」を覚えさせられないという弊害があった。
本作にはわざの思い出しを担当する人物は登場しておらず、本作単体だけで「あくまのキッス」を覚えた個体を使いたい場合は野生のルージュラを捕獲して厳選する必要がある。
なお、ムチュールじゃないと覚えられないわざは「てんしのキッス」と、タマゴわざの「ヨガのポーズ」くらいなので、これらのわざがいらない場合は直接捕まえた方が楽。
原作の『赤・緑』同様に野生では出現せず、ハナダシティの民家でニョロゾと交換する事で貰える。
ニックネームは「コリンダ」。外人風な名前になったが「まさこ」の強烈すぎるインパクトには遠く及ばず、そこまで話題にはならなかった。
わざ思い出しの本編実装により、ムチュールから進化させても「あくまのキッス」を覚えられるようになった。
この作品から顔の色が進化前のムチュールと同じ紫になった。
ルージュラ自身は野生出現せず、エイチこで大量発生するムチュールを捕獲、進化させて入手する事になる。
彼女と同期である【エレブー】や【ブーバー】は第四世代で進化系が追加されたが、ルージュラには進化系が追加されなかった。
この事については「彼女だけハブられた」と嘆く者や「昔のままの彼女でいてくれて良かった」と安堵する者もいたとかいなかったとか。
ムチュールと仲良く、キッサキ神殿に野生出現するようになった。
ジャイアントホールの洞窟内部に出現。
第五世代で隠れ特性が実装されたが、ルージュラに与えられたのは、まさかの「かんそうはだ」。
進化前のムチュールは隠れ特性が「うるおいボディ」なので、年齢レベルを重ねた事によるお肌のお手入れの難しさを示していると言える。
タイプ耐性が少なく耐久性能も低いルージュラにとっては、みずタイプの攻撃を無効化できるのは心強いが、
ほのおタイプの攻撃によるダメージが増加する事と、「にほんばれ」などで日差しが強いとダメージを受けていく点に注意。
フロストケイブに出現する。
うみつなぎのどうけつで出現するムチュールが助けを呼ぶと出現することがある。
ハワイモチーフのアローラということもあったか、『ウルトラサン』の図鑑説明文によればアローラでは腰を振るキレが素晴らしいとのこと。
滑り出し雪原、氷点雪原に出現する。
「あくまのキッス」の習得レベルに調整が入り、ムチュールから進化させても、わざ思い出しを利用せずに覚えられるようになった。
図鑑説明文によれば、地域によっては氷の女王としておそれあがめられていたり、ファンも多くいるとのことから、ガラルでは結構好かれているらしい。
殆ど原作同様だが、ムチュールが地下大洞窟にも出現するようになったので手に入れやすくなった。
トレーナーとしては【スズナ】が再戦時に使用。「あくまのキッス」と「てんしのキッス」を覚えており、とにかくキスしてくる。
耐久力の低さを補うためか「きあいのタスキ」を持っており、普通に殴っても一発は耐えられてしまう点に注意。
バトルタワーのノーマルクラスでは「ほろびのうた」を主軸とした害悪構成の個体が現れる事がある。
「くろいまなざし」で逃げられなくし、「ほろびのうた」を歌って「まもる」と「あくまのキッス」で持ちこたえようとする。
それに加えて持ち物の「ひかりのこな」で攻撃の回避を狙ってくるため、相性有利でも安心は出来ない。
ノーマルクラスに出てくるルージュラはこのわざ構成の個体だけなので、連勝を狙う場合は注意が必要な敵ポケモンの1匹となっている。
列強ポケモン。戦闘不能時には髪の毛だけになって消える。その姿はまるでバナナのようであると一部で有名。
「ゴルバットのどうくつたんけん」にて、洞窟の出口でハートをばらまいている。
ジムリーダーの城のわざ思い出し特典を利用すれば、ムチュールから進化させた個体でも「あくまのキッス」を覚えられるようになる。
タマゴわざの「ヨガのポーズ」、モバイル限定の「ピヨピヨパンチ」とも両立できる。
どうくつで2匹登場。ポケモンのふえを吹くと踊りだしてフリーザーを孵化する。
VS.COM(ノーマル以上)で登場する【イツキ】が使用する。
連鎖や同時消しされると鳴き声を発するため、高難易度だとかなりうるさい。集中したいなら「なきごえスイッチ」をOFFにするのも手。
負けるとポケモンスタジアムシリーズよろしく、髪の毛だけになって白旗をあげる。
太陽の洞窟や北風の大地に生息。
敵AIの都合上、強力な「こなゆき」は隣接しないと使って来ないためそこまで驚異ではない。
進化系ポケモンのために直接勧誘する事ができず、進化前のムチュールから育てて入手する事になる。
彼女の専用わざである「あくまのキッス」は攻撃範囲が自身の周囲1マスとなっており、複数の敵を眠らせられるようになっている。
複数の相手に迫られても分け隔てなくキスをする彼女の姿は、もはやキス魔といってもいいだろう。
キスをしたくない、またはキスが通用しない相手が大挙して押し寄せた場合は「こなゆき」による全体攻撃で蹴散らす事もできる。
ムチュール時代で取得する「ねんりき」、ルージュラ時代では「おうふくビンタ」といった強力な単体わざも使用可能。
しかし、ステータスがかなり低く使い難い。というかムチュールより低い。そのため「あくまのキッス」と「おうふくビンタ」が不要ならすぐ進化させる必要はない。
【ジラーチ】で加入させた場合はステータスが低く「ねんりき」を覚えられないが、「あくまのキッス」と「こなゆき」の多重取得に「ふこうのタネ」が不要という利点があるにはある。
わざは強いため普段遣いするならドーピングを行った方が良い。
味方時の台詞は「∞×○@♯*~♪」であり、何を言っているのか全くわからない。日本語でおk
このことは『赤・緑』の図鑑説明文(人間のような言葉を話すが、何を言っているのか不明)からきていると思われる。
クレバスの洞窟や雪崩山、ゼロの島 北部に生息。
ゼロの島 北部に生息する個体は「ほろびのうた」による美声で、こちらを失神させようとしてくるので注意が必要。
本作以降はルージュラの言葉がプレイヤーにも分かるよう全て翻訳された。
そんなルージュラの台詞タイプはまじめ丁寧系。事ある事にキスを迫る姿とは裏腹に物腰の柔らかな女性だった事が判明し、プレイヤーは驚愕したとかしなかったとか。
スペシャルエピソード2に登場するムチュールが暗黒の森の事を「あの森は絶対に行っちゃダメだって私、お母さんから言われてるもん!」と発言している。
この台詞に出てきたお母さんはルージュラの事ではないかと思われるが、彼女の母親が作中で姿を見せることは一度もない。
なお、彼女の父親は話にすら出て来ないので、いるかどうかも不明。父親はいったい誰なのだろうか…?
原作同様、太陽の洞窟と北風の大地に生息。
また、本作では西の洞窟が大規模リニューアルもとい太陽の洞窟のコンパチみたくされており、エスパータイプが多く住むようになった。
ルージュラも勿論、西の洞窟の居住者に名を連ねており、そこを新たな住み家の一つとしている。
本作では、どのダンジョンでもルージュラが「ほろびのうた」を使う事があるため、美声を聞いてしまう可能性が増している。
万が一の失神を避けたい場合は、聞いてしまった際に「いやしのタネ」や「アロマセラピー」などですぐ回復できるようにしておきたい。
本作は『青の救助隊・赤の救助隊』のリメイク作品だが、ダンジョン内で味方ポケモンに話しかけた際の台詞は探検隊シリーズに準拠したタイプ形式が採用されている。
ただ、救助隊時代の会話の翻訳に問題が生じたのか、本作のルージュラの台詞タイプは肝っ玉系となっており、探検隊時代におけるまじめ丁寧系とは全く違う喋り方になってしまった。
しかし「(救助隊リーダー)の後ろはどーんと任せなっ!」「あたしの(覚えているわざ)で(救助隊リーダー)を守るよっ!」などと語る彼女の姿はとても力強く、
物腰柔らかな頃の彼女とは一味違った魅力が出ていると地元で話題になったとかならなかったとか。
デュラス島・ヒエール雪原に登場。洞窟を中心に出現。
踊るのはもちろん不思議な力で【アマルルガ】を氷から復活させたり、空にオーロラを出したりする。
今作では【スイクン】を呼び出す。
初期の151匹のポケモンだが、【ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(アニメ)】以降は一度もアニメ本編内に出ていない。黒人絡みの影響と思われるが公式からの発表は無い。
初登場は「ルージュラのクリスマス」。サンタクロースの手持ちとして登場した。この回は本来の放送順であれば、「でんのうせんしポリゴン」の次に放送される予定だった。
【ムサシ】が幼少期に出会っており、ルージュラによく遊んでいた人形を持ってかれてしまう。そのためムサシは以後サンタ不信に陥ってしまうが、実は人形が壊れていたため直すために持っていたことが分かり、後に返してくれた。
ED「タケシのパラダイス」の映像にも登場。動画配信サービスなどで配信されたものでは顔の色が紫に変更されている。(それ以外は当時の映像そのまま)
第168話「ムチュールとルージュラ三姉妹!!」で登場して以来はアニメ本編に登場していない。
139話のED「タケシのパラダイス」の映像に登場しているが、こちらでも顔の色が紫に変更されている。
再録EDとはいえ、約17年ぶりにアニメに登場した。
【ヤドン】や【ジュゴン】と並ぶ、メジャー級のポケモンで、世界一の美人だと思いこんでいる。 一人称は「あだじ」。非常に強引な性格であり、常に美しさや恋人を求めてオスのポケモンに猛タックルしているが、見た目は原作のルージュラと比べものにならないほど目と口は大きく、あまりの怖さと気持ち悪さで多くのオスポケモンが失神するほど(無機物でも破壊したり、植物も一瞬で枯れる場合もある。)。