【ポケモンでパネポン】

ポケモンでパネポン とは、【ゲームボーイカラー】用のゲーム。

プロフィール

ポケモンでパネポン


他言語

Pokémon Puzzle Challenge (英語)

ハード

【ゲームボーイカラー】

メディア

16Mbitロムカートリッジ

ジャンル

アクションパズル

発売元

任天堂

開発元

インテリジェントシステムズ

プレイ人数

1~2人

発売日

2000/09/21 (日本)

値段

3,800円(税別)

【パネルでポン】のキャラクターを【ポケットモンスター 金・銀】のキャラクターに置き換えたもの。
ゲームボーイ版【ヨッシーのパネポン】にベースに操作性の改善等が行われ、携帯機のパネポンとしては十分良好な出来となった。

初登場のモード「おじゃまアタック」を初め、バッテリーバックアップで記録・中断可能になって遊びやすくなっている。
また、隠しオプション「ばくはつせりあげ(通称/ばくせり)」が今回で初登場し、ONにするとパネル消去中でもせり上げが可能。ほぼ無限に連鎖を続けられる。
一部の記録は、ばくせりありとなしの両方が別に記録される。

キャラクター

プレイアブルキャラクター

最初から使用できるポケモン

VS.COMでトレーナーを倒すと使えるようになるポケモン

トレーナーに勝利するとそのポケモンを譲ってもらえる。以後はVS.COMで最初から使用でき、全てのモードでも使用可能になる。

タマゴから生まれてくるポケモン

VS.COMで相手が使用するポケモンとトレーナー

ジムリーダーの手持ちのうち、ゴース・ハクリュー以外はステージクリアモードのみプレイヤーが使用可能。

その他の出演

ゲームモード

エンドレス

いつものゲームオーバーまでパネルを消すモード。
今作では、最高得点のほかにスコアが5桁カンスト(99999)に到達したタイムも記録される。

VSCOM

いわゆるストーリー。ジムリーダー(とポケモン)を倒していく、難易度を上げると四天王とワタルも登場する。
ノーマル以上なら特定の条件を満たすとトレーナーが勝負を挑んでくる。
トレーナーに勝利すると勝負を挑んだトレーナーのポケモンを使えるようになる。

使用するポケモンは自由に選べ、負けてしまうとそのポケモンは使えなくなる。
すべてのポケモンが使えなくなるとゲームオーバーとなる。無印・ヨッシーの後半部と同じ仕様。
ただしV-HARDのみ例外で、こちらでは一度でも負けた時点で一旦ゲームオーバーになる。
最速クリアタイムとコンティニュー回数が記録される。

ステージクリア

アドバイスを聞いてステージをクリアしていく。ラインの下までパネルを消せばクリアになる。
ボスのみ例外で、相手のHPを0にすればクリアとなる。

パズル

決められた手数で全てのパネルを消していく。裏面あり。
特定の回数分だけだが、1手目に動かすパネルを教えてくれるヒント機能が使えるようになった。

おじゃまアタック

本作から登場。おじゃまパネルが次々降ってくるエンドレスモード。
対戦と同じくゲームオーバー猶予が存在する。
このモードでも、最高得点のほかにスコアが5桁カンスト(99999)に到達したタイムも記録される。

じょうたつのみち

連鎖や同時消しのお手本を見れる。
通常よりパネルが消えるのが遅い「スローモード」も搭載している。

レコード

各モードの成績を見ることができる。成績は個別に消すことが可能。
初めて入る際には、名前に入力が求められる。
隠しコマンドで連鎖数・最大同時消し数の記録も開示される。こちらの記録は削除できない。

BGM

サントラは発売していない。曲名は『ニンテンドーDS ポケモン ハートゴールド&ソウルシルバー ミュージック・スーパーコンプリート』に準している。

  • ポケモンセンター
    メニュー画面で使用される。アップテンポ。
  • 1ばんどうろ
    VS.COM(ジムリーダーまで)に使用。前奏部分がないので「トキワへの道-マサラより」の近い構成。
  • キキョウシティ
    ポッポ(ハヤト)、ハガネール(ミカン)などで使用。
  • ヒワダタウン
    チコリータや、コクーン(ツクシ)、ハクリュー(イブキ)などで使用。
  • コガネシティ
    ワニノコ、ピッピ(アカネ)などで使用。
  • エンジュシティ
    ヒノアラシ、ゴース(マツバ)、オコリザル(シジマ)で使用。テンポが速いため、原曲と気づきにくい。
  • ヨシノシティ
    パウワウ(ヤナギ)などで使用。
  • 戦闘!トレーナー(カントー)
    ピンチ時や敗北、ゲームオーバー画面で使用される。
  • 戦闘!ジムリーダー(ジョウト)
    四天王戦でピンチ時に使用される。
  • 戦闘!チャンピオン
    カイリュー(ワタル)で使用。原曲の面影を残しつつ、別物に聞こえるアレンジとなっている。
  • 曲名が不明な物・オリジナル曲(パネルでポンGB分は除く)
    • OP
    • タイトル
    • ピィ・ププリンステージ
    • エレキッド・ブビィステージ
    • 四天王との会話シーン
    • 四天王戦
    • ワタルとの会話シーン
    • ワタル(カイリュー)ステージ(ピンチ)
    • 中断画面
    • エンディング

関連作品

攻略情報

  • リミッターOFF・ストップOFF
    ゲームを始めてすぐ、ピカチュウが笑う場面(コピーライトなどが表示される場面)で特定のコマンドを入力すると音が鳴り、リミッターOFF・ストップOFFになる。
    コマンドはエンドレスのエンディング後に確認できる。リミッターOFFは「恐怖のスビート体験」、ストップOFFは「さらなるスピード体験」と紹介されている。
    リミッターOFFは、通常ではエンドレスのスピードレベルは50で頭打ちになるが、OFFになると51以上も上がるようになり、99で最高速に達する。
    【NINTENDO パズルコレクション】のジョイキャリー版『パネルでポン』以降は、両方共オプションで設定が追加された。
  • オプション拡張
    オプションにて「セレクト+A」を押すとオプションが拡張される。
    「ばくはつせりあげ」「スコアの桁数の切り替え*1」はこの隠しオプションのみで設定できた。こちらもジョイキャリー版以降は、オプションに設定が追加された。
  • 連鎖・同時消しの記録の確認
    データ画面にて「セレクト+A」を押すと、今までに出した最高連鎖・同時消しの回数などの記録が確認できる。
    このデータは個別に削除できない。

移植

余談

本作には「パネルでポン」の一部キャラクターのグラフィックが内部データに残っており、隠しコマンドを入力することでそれらの内部データを使った「パネルでポンGB」が遊べると話題になった。
日本国外版(バーチャルコンソール含む)でもプレイ可能。

パネルでポンGBのキャラクター

コメント

  • 最後まで日本国内でバーチャルコンソールで配信されなかったかは疑問に残る。カードGBや本編7作品も配信されていたので、特に問題はなさそうに思えるのだが。 - シグナ (2024-04-25 08:21:31)

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最終更新:2023年09月07日 13:18

*1 5桁か6桁を選択できる。5桁の場合は0が5つ並び、6桁の場合は0が1つだけと表示だけで区別は付けられる。6桁でも99999到達のタイムは普通通りに記録される。