カード能力解説 > 呪騎士シリーズ

ヒルダ エルドゥール フリード ヴァハト マッペラ
レアリティ ★4~★7
タイプ こうげきタイプ・単体
コスト 14,20,40,52
スキル きほん 相手全体に自属性カードの攻撃力の合計×2で自属性攻撃を与え、
90%の確率で3ターン(2回)状態異常にする
とっくん 相手全体を状態異常にする[100% / 5ターン(3回)]
リーダースキル きほん 自属性カードの体力と攻撃力を3倍にする
とっくん 自属性カードの体力を3.5倍、攻撃力を2.5倍にする
バトルスキル なし
へんしん合成
※【】は主属性、
[]は副属性。
★4→★5 【★4】ぷよゼリー×2、【★5】ぷよゼリー×2、【★5】魔導書×1
★5→★6 【★5】ぷよゼリー×1、[★5]ぷよゼリー×1、
【★6】ぷよゼリー×1、[★6]ぷよゼリー×1、【★6】魔導書×1
CV ヒルダ:河野 ひより
エルドゥール:荘司 勝也
フリード:宮本 悠丞
ヴァハト:水中 雅章
マッペラ:指出 毬亜

概要

2016年4月18日の「呪騎士ガチャ」で初登場し、2017年3月15日に、ゴールドチケット以上から排出されるようになった*1
2017年6月23日に、ボイスが実装された。
2018年6月15日に、エルドゥールから順に★7が実装され、2018年10月5日に、ヒルダの★7実装と同時に、★7のボイスが実装された。
2021年4月24日のガチャラインナップ更新より、魔導石ガチャから常設で出現するようになった。
★6のコストが40のキャラにしては珍しく、★7のコストが52になっている。

ステータス

★6 Lv.99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ヒルダ 3585 2066 193
エルドゥール 3565 2059 204
フリード 3605 2052 198
ヴァハト 3585 2052 204
マッペラ 3565 2066 198

★7 Lv.120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ヒルダ 5288 3305 237
エルドゥール 5258 3294 250
フリード 5317 3283 243
ヴァハト 5288 3283 250
マッペラ 5258 3305 243
こうげきタイプとしては高い体力を持つ。
ただ、似た傾向を持つ芸術家シリーズよりは少し低い。

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★4 相手全体に自属性カードの攻撃力の合計で自属性攻撃を与え、
50%の確率で3ターン(2回)状態異常にする
40
★5 相手全体に自属性カードの攻撃力の合計で自属性攻撃を与え、
60%の確率で3ターン(2回)状態異常にする
★6 相手全体に自属性カードの攻撃力の合計で自属性攻撃を与え、
70%の確率で3ターン(2回)状態異常にする
★7 きほん 相手全体に自属性カードの攻撃力の合計×2で自属性攻撃を与え、
90%の確率で3ターン(2回)状態異常にする
とっくん 相手全体を状態異常にする[100% / 5ターン3回)]
副属性に対応した状態異常が相手に付与される。
ヒルダは「麻痺」、エルドゥールは「怒り」、フリードは「毒」、ヴァハトは「怯え」、マッペラは「混乱」を付与させる。
マッペラは、相手全体を2回(★4~★7 きほん)/ 3回(★7 とっくん)「混乱」状態にする。
各状態異常の細かい仕様や、状態異常同士の相性については状態異常のページを参照。

★7のとっくんボードで取得できるとっくんスキルでは、属性攻撃はなくなるが、相手全体に100%の確率で5ターン(マッペラは攻撃3回)の状態異常を掛けられる。
元々は単体効果だったが、ヴァハトの★7実装時に全体効果に上方調整された。
複数の敵を確実に状態異常にできるスキルは初であり、状態異常付加要員として戦略に組めるようになる。
さらに、攻撃扱いではないため、反射やカウンター、怒り、まやかしの影響を受けない点もメリットがある。

通常スキルによる属性ダメージは攻撃力の高いカードが多い単色デッキなら魔導学校シリーズのスキルのダメージを超える水準にもなるが、メインは状態異常効果の方であろう。
これまで単色デッキでは対応した一つの状態異常しか使えなかったが、このシリーズは初めての例外となる。*2

ヒルダは、赤属性で「麻痺」を付与できる貴重なキャラである。ギルイベでは打ち逃げが主流であるが、資産次第では麻痺チャージ要員に使うことができる。全体麻痺なので高難易度クエストで相手に麻痺盾がない場合でもいい働きをしてくれる。
ちなみに、このカードのとっくんスキルは、現状(2021年7月18日)、唯一、攻撃を伴わずに確定で全体に「麻痺」を付与させられるキャラである。

エルドゥールは、主属性の青とマッチしないため、シトリと合わせるならカティア魚売りのセイリュウを選ぶ方が適切となる。
しかし、相手が「怒り」や「まやかし」を付与させる場合は、(魚売りのセイリュウは、「怒り」耐性を持てるが、)攻撃を伴わないスキルのほうが使い勝手がいいので、その場合は確定で「怒り」にできるエルドゥールは使いやすいと言えるだろう。
また、クローラスと合わせれば、被ダメージの倍率が増加し、まやかしと合わせて75%の確率で相手が攻撃を外すようになり、コンビも組めるため、クローラスとの相性も良い。

フリードは、全体に「毒」を付与できるので、一部の高難易度クエストの低資産攻略で活躍する機会がある。
赤属性は、高杉晋助、青属性は不在、黄属性は、異邦の使いミリアム、と毒ができるキャラは紫以外では貴重だが、そのなかでもフリードは入手がしやすい類に入る。ギルイベやプワチャレでの毒入れ役としても有効。

ヴァハトは、盾持ちが少ないので使い勝手がいい。発動の速さならマイアに軍配が上がる。コンビや副属性の有無、継続ターン数などで使い分けたい。

マッペラは、怪盗マドレーヌに並んで三回「混乱」を付与させられるので、混乱耐性のない敵の足止めとしては非常に強力になる。紫には発動数の早いスライドスキルを持つアポストロスがいるので、複数回スライドする場合には恰好の足止め役になる。発動数の早さではmローリーに軍配が上がるので、コンビや副属性の有無、継続ターン数などで使い分けたい。

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
★4 自属性カードの体力を2倍、攻撃力を1.5倍にする
★5
★6 自属性カードの体力を2.3倍、攻撃力を2倍にする
★7 きほん 自属性カードの体力と攻撃力を3倍にする
とっくん 自属性カードの体力を3.5倍、攻撃力を2.5倍にする
★6の倍率は、当初は、★4~★5と同じだったが、2017年8月4日に上方調整された。

ぷよフェスキャラや他の条件付きステータス強化リーダースキルに多数の上位互換が存在する。
上方調整前は攻撃の倍率が弱く、デッキのリーダーに置くには妥協が必要だったが、現在は、実用的な倍率になっており、リーダーとしても起用しやすくなった。
同様のリーダースキルのカードの手持ちが乏しいなら十分力になってくれる。
★7では、ぷよフェスキャラ(★6)並みの倍率に迫り、★7キャラが少ないときのリーダーとして運用できる。
★7で攻撃体力3倍という倍率は、今となっては、報酬キャラでも複数存在するため、このカードでなくてはならない理由はないが、「とっくんボード」で取得できる体力3.5倍は、ぷよフェスキャラ(★7)相当なので、耐久を最重視したいならば十分に候補になりうる。

コンビネーション

「各カード詳細」を参照。

デッキ考察

スキル、リーダースキル共に単色デッキ向け。
ステータスも割と高いほうなのでバトルやマルチの色合わせにも使える。
いずれもクセの無いスタンダードな性能なため、必須といえるキャラもなく、汎用性に富む。
何気にバトルでは、副属性を持つこうげきタイプのキャラであることから、特にスタメン要員として利便性が高いシリーズ。
単色グループのスタメンも無論だが、「2色から1色増えるごとに攻撃倍率が上がる」リーダースキルを持つキャラをリーダーに据える場合、ボーイズ組はフリード+ヴァハトかエルドゥールのどちらか、ガールズ組のヒルダとマッペラで4色を補う事ができる。前者ならくろいシグネロの場合はフリード+ヴァハト、セヴィリオならフリード+エルドゥール。
後者ならラフィソルやイザベラの恩恵をフルに受けられる。

評価

リーダースキルの上方調整により、少し物足りないキャラから相応のキャラになった。さらに、★7も実装された事により、単色or疑似単色デッキのリーダーとしての高い体力・攻撃力強化倍率を誇るリーダースキルと、複数の相手に確実に通せる状態異常付与スキルを得たことで、より有力なキャラに変貌した。
チケットガチャからも出現するという入手のしやすさと割と使いやすいキャラ性能もあり、他のぷよフェスキャラや副属性を持つキャラには真似できない立場を確立している。チケットガチャでも手に入るカードの中ではバランスの取れたカードといえる。
通常クエストでの運用やこうげきタイプを見越してのバトル要員としての起用は無論の事、状態異常の仕様や副属性もよく理解した上での運用を意識すれば、出番は更に増える。

各カード詳細

ヒルダ
コンビネーションは、「ガールズ」「剣士」。
愉悦の剣を装備し、「笑いの沸点が低くなる呪い」にかかってしまった女騎士。
ピエロに似たパペットを連れている。

エルドゥール
コンビネーションは、「ボーイズ」。
憤怒の斧を装備し、「言葉を発するのに時間が掛かる呪い」にかかってしまった騎士。
マグマに似た模様をしたカタツムリを連れている。
設定に反映して、連鎖ボイスも一つ遅れになっている(1連鎖で「よし」、2連鎖で「1」、3連鎖で「2」など)。

フリード
コンビネーションは、「ボーイズ」「剣士」。
絶望の大剣を装備し、「語尾にピョン★と付く呪い」にかかってしまった騎士。
とっくんスキルは、イベント報酬キャラのどくりんごと同一だが、長らく紫属性以外で唯一、「毒」を付与するスキルを持っているため、向こうのダメージが倍加する黄属性の相手を避けたいならこちらが使える。(現在は、赤属性に高杉晋助、黄属性に異邦の使いミリアムがいるが、どちらも入手困難)
状態異常への耐性を持たせられるのも強みと言える。
チャレンジイベントでは「リーダースキルで余計なことをしない」「確実に毒を付与する(☆7スキルSP)」点から毒入れ戦法では非常に重宝される存在である。

ヴァハト
コンビネーションは、「ボーイズ」。
「恐怖の槍」を装備し、「眠くなると耳元で虫の音がする呪い」にかかってしまった騎士。
★4から★5、★5から★6、★6から★7に「へんしん合成」するにつれて、連れているミノムシが成長する。

マッペラ
コンビネーションは、「ガールズ」「キノコ」。
「破滅の槌」を装備し、「手がヌルヌルする呪い」にかかってしまった女騎士。
キノコの生えたスライムを連れている。
「混乱」の状態異常は基本的に2回分だが、3回付与できるのは、マッペラが初。
最終更新:2022年09月22日 16:37

*1 http://puyopuyoquest.sega-net.com/news/170313_35194.html]]

*2 現在(2021年7月18日)、「怒り」「怯え」「混乱」「麻痺」「毒」に関しては、紫属性の怒りと青属性の毒を除き、どの属性にも使い手がいる(ただし、コラボカード等現在では入手不可能なものも含む)