原作小説(ISBN 4-309-01683-9)は2004年度文藝賞受賞作品であり、
第132回芥川賞候補にもなった。
これまで「人生はつまらない、この世の全てはゲームだ」と考えていた、
クラスの人気者桐谷修二が、突如自分の高校に転校して来た典型的な
いじめられっ子・小谷信太(ドラマでは信子)・通称野ブタを、人気者に
プロデュースしていく物語。物語は終始修二の語りで進行し、男子高校生の
殺伐とした人間関係をコミカルに、そして生々しく描いた。
原作では男子であった「野ブタ」が女子という設定に変更され、
そのことからストーリーの展開も大幅に変わり、原作に登場する
人物もドラマではほとんど登場しない。また、彰はテレビドラマ版の
オリジナルキャラクターであり、原作には登場しない。
ドラマ版では「希望の持てるラストにしたい」という製作サイドの意向のもと、
原作とは異なった世界観・ストーリー展開がなされている。毎回一話一話に
何かしらのメッセージが含まれており、修二・彰・野ブタの3人が内面的な葛藤と
成長を経験し、友情を育んでいく過程を描いている。そのため、中盤からクラスの
間での人気取りから3人の間の関係に重点が置かれている。
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最終更新:2010年08月13日 16:38