高原 駿雄(たかはら としお、本名:高瀬 勲(たかせ いさお)、1923年5月1日 - 2000年2月26日)は
東京都東京市(現:特別区)出身の俳優
1941年、明治大学文学部文芸科在学中に文学座研究所に入所。1943年に大学を卒業し、舞台『田園』でデビューするが、学徒出陣のため活動停止。
1945年に復員して文学座に復帰、活動を再開するが、1953年に文学座を退座。岡田英次、木村功らと共に劇団青俳を結成。1957年、自ら主宰する「劇団もず」を結成するが、その後解散。1966年、文学座に準座員として復座。
2000年2月26日、東京都内の病院にて心不全のため死去した。76歳没。
舞台や映画を中心に活動していたため、テレビへのレギュラー出演は『日真名氏飛び出す』の泡手大作や、『秘密戦隊ゴレンジャー』の江戸川総司令など数少なく、大半はゲスト出演である。
出演映画
- 銀座の踊り子(1950年、東宝)
- 日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声(1950年、東横映画) - 衛生兵
- 海賊船(1951年、東宝) - 牛皮(甲板員)
- 完結 佐々木小次郎 巌流島決闘(1951年、東宝) - 小谷新右衛門
- 雲ながるる果てに(1953年、新世紀映画)
- 赤い自転車(1953年、第一映画)
- 日の果て(1954年、青年俳優クラブ)
- 狙われた裸像(1954年、新東京プロ)
- 七人の侍(1954年、東宝)鉄砲の野武士
- 若き日の啄木 雲は天才である(1954年、新東宝) - 日下部編集長
- 億万長者(1954年、青年俳優クラブ) - 交通巡査
- 二十四の瞳(1954年、松竹) - ちりりんや
- 愛すればこそ 第2話「とびこんだ花嫁」(1955年、独立映画)
- あした来る人(1955年、日活) - アルさん
- あすなろ物語(1955年、東宝) - 竹内
- 黄色いからす(1957年、歌舞伎座 / 松竹) - 鈴木
- 幕末太陽伝(1957年、日活) - 若衆かね次
- 永遠に答えず 完結篇(1958年、日活) - 画商
- 錆びたナイフ(1958年、日活) - 高石
- 裸の太陽(1958年、東映)
- 影なき声(1958年、日活)
- 今日に生きる(1959年、日活) - 佐野課長
- 海は狂っている(1959年、日活)
- 素っ裸の年令(1959年、日活)
- 事件記者 姿なき狙撃者(1959年、日活)
- 七つの弾丸(1959年、東映)
- 事件記者 時限爆弾(1960年、日活)
- 事件記者 狙われた十代(1960年、日活)
- 闇に光る眼(1960年、日活)
- ふんどし医者(1960年、東宝) - 竹蔵
- 都会の空の用心棒(1960年、日活) - 湯川
- 闘牛に賭ける男(1960年、日活) - 山川信悟
- 大出世物語(1961年、日活) - 吉川
- 早討ち野郎(1961年、日活) - 木村刑事
- 大当たり百発百中(1961年、日活)
- 散弾銃の男(1961年、日活)
- 恋をするより得をしろ(1961年、日活)
- 銀座ジャングル娘(1961年、日活)
- 海峡、血に染めて(1961年、日活)
- 嵐を突っ切るジェット機(1961年、日活) - 千石
- 男と男の生きる街(1962年、日活) - 沖山
- さすらい(1962年、日活) - 寅吉
- 泣くんじゃないぜ(1962年、日活)
- 右門捕物帖 蛇の目傘の女(1963年、東映)
- エデンの海(1963年、日活) - 松下
- 競輪上人行状記(1963年、日活)
- 現代悪党仁義(1965年、日活) - 交番の巡査
- 結婚相談(1965年、日活) - 薄田課長
- 白い巨塔(1966年、大映) - 佃友博
- 宴(1967年、松竹) - 高見太郎
- スクラップ軍団(1968年、松竹)
- 続セックス・ドクターの記録(1968年、大映)
- いそぎんちゃく(1969年、大映)
- 太陽は見た(1970年、大映)
- 甦える大地(1971年、石原プロ / 松竹) - 滝井善吉
- 戦争と人間 第2部「愛と悲しみの山河」(1971年、日活) - 洋車の車夫
- 闇の中の魑魅魍魎(1971年、中平プロ / 東宝) - 画商
- 華麗なる一族(1974年、芸苑社 / 東宝) - 角田
-ともだち(1974年、日活) - 良子の父
- ふれあい(1974年、松竹)
- 秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン! (1976年、東映) - 総司令 江戸川権八
- 積木くずし(1983年、東宝) - K町中学校校長
- 虹をつかむ男(1996年、松竹) - 八重子の父
- 東京夜曲(1997年、近代映画協会 / 松竹富士)
最終更新:2010年08月14日 13:30