登録日:2011/07/02(土) 16:04:41
更新日:2024/02/13 Tue 01:35:48
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図鑑No.123
分類:かまきりポケモン
英語名:Scyther
高さ:1.5m
重さ:56.0kg
特性:むしのしらせ(HPが1/3以下になると虫技の威力が1.5倍になる)
:テクニシャン(威力が60以下の技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:ふくつのこころ(相手の技で怯むと素早さが1段階上がる)
種族値
HP:70
攻撃:110
防御:80
特攻:55
特防:80
素早さ:105
両手の 鋭い カマは
硬いものを 切れば切るほど
さらに 切れ味を 増していく。
両手に鋭い
カマを持つ
カマキリのようなポケモン。
目にも止まらぬ素早さで両手のカマを使って忍者の如く相手を切り裂く。汚いなさすが忍者きたない。
更に草むらでは緑の体が保護色となり、更に見つけづらくなる。こいつ絶対忍者だろ……。
また、背中の羽を使って飛ぶことは極稀にしか無いらしい。じゃあ何で飛行タイプなんだとか言っちゃいけない。
「メタルコート」を持たせることで
ハッサムへと
進化する。
進化後のハッサムより耐久面では劣る分、素早さはストライクの方が高い。
ちなみに、進化前ではあるが進化後のハッサムと合計種族値は変わらない。
そのためハッサムとは進化関係にありながらも、能力的にはほぼ別ポケといっても過言ではない。
■ゲームでのストライク
初代から登場し、
サファリゾーンでゲットすることができる。ちなみに赤にしか出現しない。
その後も、虫取り大会でしかゲット出来ない等、出現率の低いレアポケとして出現している。
ストーリー攻略要員としては、攻撃と素早さが高いため使いやすそうだが、自力で威力の高い技をあまり覚えず、ゲットも難しいためあまり使われない。
ジムリーダーとしては
ツクシが使用。連続切りによる全抜きを狙ってくるが、直前の洞窟で手に入る
イシツブテの岩落としで簡単に落ちる。
可哀相なストライク……。
リメイクでは連続切りに変わりとんぼ返りを使用、登場時期にしては高火力で後続のサナギポケモンを盾にしてくるためなかなか厄介。
ちなみに強化版ではハッサムに進化されており実質リストラされている。
可哀相なストライク……。
せめて同一個体だと信じたい。
また、対になるポケモンとして
カイロスがいるが、彼のライバルはどちらかといえば
ヘラクロスっぽい。一種の寝取られ?
■アニメでのストライク
こちらでは
エレブーとライバルのように扱われたことがある。そんなにカイロスと絡ませたくないのか…
オレンジ諸島編では年老いたストライクがケンジの手持ちになった。
実力は高いが、寄る年波のせいかスタミナに欠け、長期戦に弱い。
ちなみに一部ではケンジの声優が声優だけに絶叫ネタが浮かび上がる者もいる。
第一部の主人公
レッドのライバル、
グリーンの手持ちとして登場。
幼い頃から一緒にいる、レッドで言うところの「ニョロ」に当たるポケモンであり、グリーンが一番頼りにしているポケモン。
シジマの下でグリーンと共に特訓したことで、
ノーマル技である「きりさく」で
ゴースを切り裂ける特殊技能を持つ。このシーンは非常にかっこいい。
後にハッサムへと進化したが、変わらずグリーンの相棒として手持ちにいる。
■対戦でのストライク
初代では他の虫タイプ同様まともなタイプ一致技を覚えることができず、高い攻撃をなかなか活かすことができなかった。
しかし、当時の鬼畜技「きりさく」を覚えたため、格好良い見た目も相まって人気があった……、かもしれない。
金銀からは念願のタイプ一致虫技「れんぞくぎり」を習得。これで高い攻撃が活かせるよ!やったね、ストライクちゃん!
……かと思われたが、あまりに微妙な性能から全く使われず、相変わらず主力技はタイプ一致の「つばさでうつ」と「きりさく」。
更に新入りの虫ポケ、
ヘラクロスの登場により完全に影に隠れてしまっていた。
しかし、第4世代からは特性「テクニシャン」や主力技となる「シザークロス」や「むしくい」の習得など、確実に世代を追う毎に強化されている。
現環境でも十分に活躍できる物理速攻アタッカーだが、虫タイプには強敵が多いためかランダムバトルではあまり目にしない。
しかし、
マイナーポケとしてしまうには惜しいポテンシャルを秘めている。
特筆すべきは特性の「テクニシャン」。
この特性により主力技である「つばめがえし」や「むしくい」を強化することができ、
先制技の「でんこうせっか」や「フェイント」も驚異となる。
また、もう一つの特性「むしのしらせ」も強力であり身代わりで自らHPを減らして発動し、「シザークロス」による全抜きも狙える。
「
きあいのタスキ」を使っての「カウンター」からの発動も可能。
ハッサムの進化前であることから、「
しんかのきせき」も使用可能。
弱点を突かれやすいことから紙耐久だと思われがちだが、
意外と耐久の種族値は平均的で、進化の奇石によって防御特防の種族値が130以上という高耐久を得ることが可能。
これにより、安定して剣の舞や高速移動を積むことができ、更にそれを
バトンタッチで後続に回すことも出来る。
ハッサムでやれとか言わない。
テッカバトンでおkとか言っちゃいけない。てかそいつらとは耐久力が全然違う。
耐久面なら
ビークインの方が良くね?だって?
輝石持ちストライクの耐久はビークイン遥かに凌駕するんだぜ?ビークイン涙目。
他にも、「とんぼがえり」や壁張り等のサポートや、
サブウェポンに
鋼や
岩突破用の「かわらわり」や「つじきり」、「おいうち」等を覚える。
しかし、弱点が5つと多く、特に岩4倍が痛く、本来有利な
格闘や
地面に落とされてしまう事が多い。
いくら「しんかのきせき」を持たせても岩は絶対に耐えられないため、「とんぼがえり」か何かで逃げよう。
4倍弱点を確実に耐えるという意味では「きあいのタスキ」の方が信頼できるが、こちらは「ロックブラスト」や「
ステルスロック」に弱い。
安定する奇石、ほぼ確実に一発耐える襷、どちらも一長一短である。
それ以外の持ち物候補としては決定力を上げる「いのちのたま」「
こだわりハチマキ」や、撃ち逃げ向きの「こだわりスカーフ」等。
ちなみに、飽くまでも進化前であるためリトルカップにも出場可能。
その完成された種族値はリトルカップの中では明らかに抜きん出ており、存在そのものが反則とまで言われるほどの強さを誇る。
リトルカップにおいてはトップメタに君臨するポケモンの一匹と言え、ストライク対策のためだけに
イワークが流行ったりしている。
第2弾「ポケモンジャングル」の★(キラカード)として初登場。
色を問わずエネルギー3つで相手に30ダメージを与える「きりさく」と、草エネルギー1つで「きりさく」のダメージを倍にする「つるぎのまい」を持つ。
進化しないたねポケモンで、条件付きとは言えエネルギーが3つあれば60ダメージを与えられるという、当時としては破格のコスパを誇るカードだった。
特に進化カードを多用するデッキだと、
最初に場に出されたコイツに「つるぎのまい」→「きりさく」を繰り返されて育つ前にたねポケモンがズタズタにされて敗北とか日常茶飯事だった。
え?ポケモンカードゲームのルール上、3ターン経たないと「きりさく」が使えないんじゃないか(エネルギーカードは1ターンに1枚のみ)って?甘い。
「つるぎのまい」はともかく、「きりさく」には必要なエネルギーカードに色指定がないため、
1ターン目に草エネルギーを付けて「つるぎのまい」をし、次のターンに無色2個エネルギーを付ければ、最短2ターンで60ダメの「きりさく」が撃てるのである。
ちなみに、60ダメを喰らっても余裕なたねポケモンは当時の環境では少数派で、ほとんどのたねポケモンにとっては致命傷だった。
当然使用者も多く、「殿堂入りカード」(★が4つ以下になるように調整してデッキに入れなくてはならない)にも指定された。それも★2つである(最大2枚まで)。
後に★1つに下げられ、デザインの一新によって現在公式大会では使用できないが、当時のストライクの強さがわかるというものである。
ちなみに、2015年現在でストライクのカードは8枚出ているが、流石に初代ほどのぶっ壊れ性能は持たない。
ポケモンカードDPで同じく「つるぎのまい」でダメージが2倍になる「スラッシュダウン」を持ったストライクが登場したが、
「スラッシュダウン」はこのカード含め、カードによって威力は違えど「連続では使えない」共通点を持った技となっている。
コイントス次第で50ダメージを与えられる「れんぞくぎり」や次の相手の攻撃を受けなくなる「ざんぞうぎり」を持ったストライクもいる。
かっこいいイラストのカードが多いので、興味があれば公式ホームページで見てみるといい。
なお、
ポケモンカードGBでは初代のストライクがそのまま収録されているため、特に闘ポケモン主体のデッキを使っていると相手に使われると非常に厄介。
ライバルのランドなどこれを愛用しているNPCも多いので、
枠が余っているなら炎エネルギーがいらない炎ポケモンカード(
ブースターなど)を保険として採用するのもアリ。
ストライク「おら蜘蛛!とっととサブウェイ終わらせて育て屋でハメるぞ!」
デンチュラ「ああ…なんて卑しいんだ」
追記・修正よろしくお願いします
- これにより、安定して剣の舞や高速移動を積むことができ、更にそれをバトンタッチで後続に回すことも出来る。 -- 名無しさん (2013-10-05 00:45:47)
- この間本物のカマキリを見たけど、ストライクに全く似てなかった。女性とか大人には嫌われがちな虫を老若男女みんなに可愛いとかカッコいいと思わせるデザインにアレンジして仕上げることも、キャラクターデザイナーの実力のみせどころだと思ったな。 -- 名無しさん (2013-10-05 05:17:55)
- 職殺ネタww -- 名無しさん (2013-10-05 05:29:51)
- 赤緑でのストライクの絵はきもかったな -- 名無しさん (2013-10-05 07:46:56)
- ↑ゴルバット「一理ある」 -- 名無し (2013-11-11 10:56:16)
- ↑×4 いつか虫ゴーストのパラドキサマンティス(幽霊カマキリと呼ばれる枯れ葉みたいなカマキリ)モチーフのスタンダードなカマキリっぽいポケモンが出ると信じている。 -- 名無しさん (2013-11-11 13:49:17)
- ↑タッツー系いるのにリーフィーシードラゴン出たしワンチャンあるかもな。 -- 名無しさん (2013-11-11 14:03:42)
- 本物はあの体の長さで足がついてるのがもうダメ………でもストライクはカッコイイと思う。どうしてだろう…人に近いからか? -- 名無しさん (2013-11-11 15:42:01)
- ↑×3それもいいけど、個人的にはミズカマキリモチーフの虫・水タイプが欲しいところ。本物のミズカマキリはカマキリとは別種らしいけど -- 名無しさん (2013-11-11 18:11:46)
- ↑2 やっぱ全体的に細長いのが気持ち悪いんじゃね?モチーフではあるけどもう完全に別物だしね -- 名無しさん (2013-11-11 18:16:14)
- ↑あぁ…なるほど…うん、納得した…。ついでにナナフシも苦手なんだ…(涙)。 -- 名無しさん (2013-11-11 19:30:49)
- 一応第一世代でもピカチュウ版限定でつばさでうつを覚えられたりする -- 名無しさん (2013-11-26 18:35:12)
- とある4コマだとデッドボールでもストライクを判定する審判 -- 名無しさん (2014-02-07 09:44:21)
- 威力135、デメリット無し、必中のツバメ返しって超強そう -- 名無しさん (2014-02-13 16:41:53)
- ↑11仮面ライダーを見ても思うけど、本物の虫がキモくても、それをモチーフにするとかっこいい物が出来上がる事が多いよね。 -- 名無しさん (2014-05-09 01:05:28)
- ↑シン「だよね」 -- 名無しさん (2014-06-03 06:03:12)
- メガハッサムのせいで、しんかのきせきが意味をなさなくなったんじゃないか? -- 名無しさん (2014-06-25 00:08:42)
- ↑メガカイロスにお株を奪われたってのならわかるが、なんでまるで役割の違うハッサムと比較するんだか -- 名無しさん (2014-06-25 00:26:46)
- カマキリの鎌は本来切断するものではない -- 名無しさん (2014-07-06 22:52:12)
- あーんスト様が死んだ!クスン、進化前薄命だ・・・ -- 名無しさん (2015-01-17 23:20:54)
- 昆虫というより恐竜っぽいよね。スピアーやヘラクロスみたいにモチーフに忠実なのも好きだけどこれはこれでナイスアレンジだと思う。 -- 名無しさん (2015-01-17 23:29:21)
- ゲンシカイキでゲンシストライクとかでたら面白そう。次世代に期待だ -- 名無しさん (2015-02-02 12:29:30)
- ゲンシカイキは進化の方法としてはグラカイだけで途絶えたと作中で言われてるから無理 -- 名無しさん (2015-02-18 15:34:28)
- 「げんしのちから」の進化ならワンチャン? -- 名無しさん (2015-08-31 16:11:55)
- 初代ポケカのストライクってそんなに脅威だったのか。確かに無色2個使えば2ターン目から60とか当時としてはありえんわな -- 名無しさん (2015-08-31 16:14:33)
- ↑逃げるがゼロなのもアホみたいに強いからなこいつ -- 名無しさん (2015-09-08 19:53:13)
- 金銀だと入手がだいぶ楽になった印象。おまけに捕獲に便利なみねうちのおかげでそれ以来旅の相棒状態だった -- 名無しさん (2015-09-09 00:03:54)
- ↑↑↑当時草デッキ組んでて先鋒ストライクでベンチにフシギバナとナッシー控えさせて戦えばほぼ勝ち確だったよ。ストには草3つ付けて最終的にバナでナッシーに横流しすればいい -- 名無しさん (2016-01-05 15:39:49)
- ポケとるやってて思うんだけど顔だけだと緑色のリザードンか何かに見える -- 名無しさん (2016-02-05 19:34:12)