マイナーポケモン

登録日:2010/03/15 Mon 02:55:43
更新日:2022/07/03 Sun 17:32:31
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マイナン「呼んだ?」


能力の水準が対戦で良く使われるメジャーなポケモンに大きく劣っていたり、
弱くはないが単純にキャラとして影が薄いために、あまり使われないポケモンや未進化ポケモンの総称である。

単純に低性能というポケモンもいるが、弱いという訳でなく役割を喰われているだけというポケモンも多い為、
個々の性能で見た場合決して「マイナーポケ=弱い」という訳ではないという点には留意したい
また、シナリオ攻略の関係上、出現時期が序盤に近いポケモンほど強さを抑えなければバランスブレイカーになり兼ねないという事情も関係している。

それでも使い方や育成によっては第一線級の連中とも互角以上に渡り合える実力を持つものも少なくない。
むしろ低種族値でも立ち回り次第で高種族値とやりあえること自体が十分にすごいことを忘れてはならない。



◎性能等から持ち味が生かしにくい

豊富な補助技を活かした戦術で相手を翻弄する事が出来るが、種族値が中途半端で弱点がメジャーなので活躍が難しい。
メジャーであり戦法が似通ったメガヤンマビビヨンの存在も厳しいところ。


ダブル用の2匹だが、種族値が低く使いづらい。両方でんきタイプである為「じしん」で即死。
名前の方も、マイナン→マイナーだったりとちょっと切ない…。
さらに専用特性だった『プラス』と『マイナス』も、ギギギアルの通常特性になり、更にデンリュウが『プラス』、ライボルトが『マイナス』を夢特性で獲得したことでアイデンティティさえ失った。
一応、隠れ特性はプラスルは『ひらいしん』、マイナンは『ちくでん』だが、これも他のポケモンの存在が気になるところ。


天候によってタイプが変わる特性によって繰り出される「ウェザーボール」が武器なのだが能力があまり高くなく、
『すいすい』や『ようりょくそ』のような天候によって能力が上がる訳でも無いので、自分一人では天候を変えてからの攻撃に移り辛いのがネック。
複数の天候を使用するパーティーならば活躍が期待できる。


決定力に欠けるので補助技や「とんぼがえり」を使いパーティーを上手く回すか、同タイプ連中より高めの特攻を活用させるのが鍵。
しかし、ケンホロウは物理ひこう技が乏しいのに特攻が低い…(後にワルビアルの『いかりのつぼ』起動要員という役割を確立したようだが)。後に第八世代でようやく「ブレイブバード」を習得した。

ペラップは第五世代では「おしゃべり」の仕様のせいでランダムで禁止と、ある意味埋葬ポケモンより酷い扱いだったが、XYで解禁&まさかの大幅強化。


BWより参戦したほのおタイプのポケモン。種族値が低耐久気味でやや鈍速な為扱いが難しい。
設定上はアイアントを喰うはずなのに、実際は『はりきり』アイアントの「ストーンエッジ」で逆に狩られることが多い哀れな存在。
技レパートリーは独特である為、それをどう生かすかがミソである。

第七世代で「フレアドライブ」「オーバーヒート」や専用技「ほのおのムチ」を習得し、不遇脱却に成功したようだ。
その後の第八世代では、特性『もらいび』と『しろいけむり』を持つマルヤクデが「ほのおのムチ」を習得し専用技ではなくなってしまったが、4倍弱点がないところと「ふいうち」で差別化はできているので問題なし。



◎他のメジャーポケモンに役割を喰われている

ガブリアスと同じタイプながら種族値でガブリアスに完全に負けている。
「とんぼがえり」出来るドラゴンというアイデンティティはサザンドラに取られ、一撃必殺技持ちドラゴンというアイデンティティはオノノクスに取られと、かなり可哀想なことになっている。

ただそれらを考慮しなければ、スペックはかなり優秀な部類に入る。
特性『ふゆう』に「フェイント」「とんぼがえり」「じわれ」「ばかぢから」「むしのさざめき」「ばくおんぱ」「ギガドレイン」「りゅうのまい」「おいかぜ」など技も豊富。
技の豊富さや特性を活かせるなら、それらとは充分差別化できるだろう。
特性『ふゆう』とじめん/ドラゴンの複合のおかげでとりわけクチートとの相性補完は抜群。
ダブルバトルで有用な技が多いのでダブルバトル向けに育成すると良い。特に「フェイント」を覚えるのは有用。
実際、ライバルさえいなければ相応の立ち位置まで登り詰められる事が剣盾のランクバトル・シリーズ6で証明されている。


補助技、特性ではほぼ完全に負けているのでHPの高さを活かした耐久調整が鍵か?
XYからノーマルフェアリーに、ピクシーはフェアリー単色になったため、めでたく劣化脱出。さらに、特性『かちき』も獲得。
剣盾では何を思ったか自爆に目覚めた。


通称「唯一王」
低い素早さ・物理耐久が弱点。「ばかぢから」と特防の高さを活かす事が差別点か。
だがそのウインディがBWで「インファイト」をタマゴ技で習得してしまった…。
さらに攻撃を大きく上回り、なおかつ特性『ちからずく』をもつヒヒダルマが登場。ブースターに明日はあるのか?

しかし、XYでまさかの「フレアドライブ」習得。HPや素早さの関係上使いづらいとは言ってはいけない。
特性『こんじょう』と合わせれば最大火力自体はほのおタイプ最強。
ちなみに割とダイマックスとの相性が良い為、気を抜くとエライ目に遭わされる可能性大。


元々不遇な種族値配分だったがチャーレムには特性での火力で、ローブシンには能力値で完全に負けている。
こだわりスカーフ』を巻く場合もチャーレムやエルレイドの方が使いやすい。
一応、『「トリックルーム」下で『せいしんりょく』と「ねこだまし」を両立でき、高威力で命中安定の「インファイト」が使えるかくとうタイプ』という個性はあるが超限定的。
トリル抜きなら残り全部揃えられるコジョンドの存在がまた重くのしかかる…。


弱点がメジャーな上に合計種族値が最底辺レベル。
悲しいレベルで独自のテコ入れがないため他との差別化も活躍させるのもどうあがいても不可能。

他の虫ポケにはない『とうそうしん』を「メロメロ」と併用するにしても素早さが低すぎるので撃ち分けには向かない。
この記事でマイナー認定されているガーメイルの劣化扱いされるレベル。
一時期バタフリーも同じ扱いを受けていたが、第8世代で遂に開花しこの枠から去っていった。


合計種族値は最底辺だが、対のアゲハントと違ってまだギリギリ使えるレベルの種族値配分・特性・タイプを持っている。ただモルフォンの壁が大きい。
タイプ的には物理受けなのに特殊受け寄りの種族値なのも痛い。
あちらが覚えない「ひかりのかべ」や「てっぺき」を覚えるのでそれらを使って耐久を底上げし、「まとわりつく」や「どくどく」で削りつつ「はねやすめ」で回復といった戦法が主になるか。


ステータスが全て負けている上に技レパートリーも劣化気味、というかほぼ下位互換。バシャーモに変わって劣化猿ポジに…
BW2からピンチの時に能力がアップするきのみ復活したのでそれでなんとか差別化を狙いたいところ。

……だが、第7世代できのみがいくつか強化されたほかタマゴ技等も追加されたため、一概に劣化と言い切れなくなったようだ。



ちなみに第一世代の公式大会や第七世代のスペシャルレートでは使用率の高いポケモンが使用できない特別ルールが設けられることもあった。
と言っても結局その使用可能なポケモンの中からまた使用率の高いポケモンが偏ってしまうのであるが。



◎かつてマイナー扱いだったが脱却したポケモン


【第3世代で脱却】
初登場の第2世代では何一つ役に立つ点が見当たらなかったが、第3世代で特性『てんのめぐみ』を活かした「いわなだれ」の2体同時ひるみという戦法を確立したことでめでたく脱却。

…が、次の第4世代であのトゲキッスが登場。かなり下位互換に近くなったものの、上記「いわなだれ」やまひが狙える「へびにらみ」、
物理特殊の違いなどもありギリギリ逆戻りはしなかった。

その後もかくとうタイプの強化で危ぶまれたり新積み技「とぐろをまく」を覚えたりするものの、第7世代でまひ状態の素早さダウンがが1/4から1/2に弱体化してしまった
さらに物理型まひるみ戦法にも競合相手が現れるなど出戻り待ったなしかと思われたが、ダブルバトルでの「いわなだれ」でダブルまひ狙いは健在であり、ぎりぎりで踏みとどまっている。「いわなだれ」様々である


【第5世代で脱却】
ぼうぎょこそ群を抜いて高いが、「10まんボルト」や「ギガドレイン」といったメジャーな特殊技が弱点である上に攻撃90、特攻85という微妙な種族値、高打点の技が他のみずこおりタイプと被っているのもあってあまり役立つ存在ではなかった。
第4世代の特性『スキルリンク』獲得に加え、第5世代で「からをやぶる」を覚えるようになったことで、攻撃力を一気に上げて「つららばり」などを撃ち込むアタッカーへと進化を遂げた。

第4世代まではフーディンの劣化気味の扱いであり、あちらがある程度のタイプの技を使えるのに対しこちらは「サイコキネシス」と「シャドーボール」だけ、と秀でた点が少なかった。
第5世代で隠れ特性『マジックミラー』を獲得し、搦め手を跳ね返すアタッカーとして単体で戦えるのはもちろん、バトンの終着点としての地位も得た。

なお、第5世代ではブイズ進化のうち1匹のみ配信かつ♂固定だったため隠れ特性の遺伝ができなかったので入手のハードルが高かったが、第6世代で♂からも隠れ特性を遺伝できるようになり入手しやすくなった。

同タイプの競合相手に素早さ、技レパートリーで大きく上回るゴウカザルがおり、第4世代のバシャーモは強力な一手がないため陰に隠れていた。
第5世代で隠れ特性『かそく』を獲得、ゴウカザルとは一味違う速攻アタッカーとして戦えるようになった。
また、第6世代では入手条件緩和(配布もあった)やメガシンカの獲得によりさらに地位を上げている。

余談だが、第5世代ではポケモンぴあによる事実上有料配信だったのだが、キモリ・アチャモ・ミズゴロウの中から ランダムに一匹 であり、アチャモが手に入らなかった者が度々購入を繰り返すという、今でいうガチャ課金方式により波紋が広がった。


【第6世代で脱却】
第1世代からドードリオの影に隠れており、ただの「最序盤の鳥」というシンボルでしかなかった存在。
第6世代でこれらを差し置いてメガシンカを獲得し、特殊アタッカーとしての地位を得た。

アニメでは不遇な毒蜂。
第5世代までは同タイプの虫ポケモンの下位互換であり、第5世代はペンドラーに対する優位点が見当たらないレベルにまで落ちぶれたが第6世代でメガシンカを獲得し、ようやく脱却。

説明不要。メガシンカで最も強化されたポケモンといっても過言ではない。

第2世代ではただ可愛いだけの存在だった。
第3世代で特性『ちからもち』を得たが、みず技は特殊だったためうまく扱えず。
第4世代から「アクアジェット」や「ばかぢから」といった物理技を得て、少しずつ強化されてきた。

そして第6世代でフェアリータイプを得たことにより一気にメジャーな存在に。
『ちからもち』こそ弱体化したものの、「はらだいこ」(+オボンのみによるフォロー)からの「アクアジェット」やタイプ一致の「じゃれつく」が強烈である。

種族値的にサンダースライコウの劣化というイメージが根強く、「すりかえ」やほのお技という差別化要素を持ってしても活躍できる機会がなかった。
こちらもメガシンカを獲得し、種族値強化といかくによる受け性能で強化された。

初登場時は低種族値に加えて戦闘に使える特性なしという、どん底からのスタートだった。
技で言えば当初から「とんぼがえり」や「いかりのまえば」などがあり、第5世代からは「このゆびとまれ」、第6世代で「ほっぺすりすり」と徐々に強化されていった。
隠れ特性に『ちくでん』が加わったのも大きい。

そしてWCS2014での大活躍により、多くのトレーナーに大きな衝撃を与えたのだった。


【第7世代で脱却】
名前の通りのカモ。
鳥ポケ元最下層な我らがおしょう。
鳥ポケにしてはレアな技も覚えるが、何しろスペックが致命的に低い。ネギの居合切り等効かぬ…。

一応SMで攻撃種族値が60→90になり、若干マシになった。
一時期、マサムネギという新ポケに進化するという情報が流れたが、全くのガセ。
USUMでは「いのちがけ」とグソクムシャ専用技だった「であいがしら」を習得。これにより埋葬級からは一応抜け出せた。

剣盾ではガラルのすがたが登場。タイプはかくとう。そしてガラルカモネギ限定でネギガナイトに進化する。

「そらをとぶ」と「なみのり」を使える点で旅パでは愛用されることも多かったが、全種族値が微妙で実践ではとてもじゃないが使い物にならない存在だった。

だが、SMで通常特性に『あめふらし』が追加。
同時に特攻の種族値も85から95に上がり、威力の上がった「ハイドロポンプ」や必中の「ぼうふう」で暴れ回る事もできるようになった。
「とんぼがえり」や「おいかぜ」、「でんこうせっか」など、ニョロトノではできない芸当も非常に多い。


【第8世代で脱却】
特性『ふくがん』から「ねむりごな」を打てるという強みがあったが第6世代でビビヨンに取られてしまった。
その後はか細すぎる差別化要素でどうにか頑張ろうとしていたのだがなかなか下位互換性能からは脱却できず。

…が、第8世代で専用のダイマックス入手に加えて技も一気に充実化。環境のダークホースに上り詰めた。剣盾にビビヨンが不在なことが何よりの追い風である



◎その他

空気魚の異名を持つポケモン。進化条件が特殊で入手しづらい、タイプが激戦区の水単、相方のサクラビスの存在等々ですっげぇ影が薄い
見た目も残念ながら万人ウケするとは言い難い…。
本当の意味でのマイナーポケ。
だが、対戦では「からをやぶる」からの「バトンタッチ」等があるため、やはり油断ならない部類に入る。


ハンテールと違って普通にレベルアップで進化できるが、やはり影が薄い。
XYORASバトルシャトレーヌではルスワールが使うので若干存在感が出てきた。
ラニュイしか戦わない人は知らん
性能は決して悪くないが、やはり使われることは少ないようだ。




だが忘れないで欲しい。彼らがいるから黄色のアイツ等有名なポケモンが輝けるのだから。



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最終更新:2022年07月03日 17:32