DEAD OR ALIVE(格闘ゲーム)

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DEAD OR ALIVE(格闘ゲーム) - (2020/07/04 (土) 00:01:57) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/08/28 Sat 02:39:21
更新日:2024/04/29 Mon 21:17:46
所要時間:約 10 分で読めます






DEAD OR ALIVEとはテクモ(現コーエーテクモゲームス)から発売されている3D格闘ゲーム。
略称はDOA




◆概要

このゲームは打撃、投げ、ホールドの三種類の攻撃方法が三すくみになっているというのが特徴である。

対戦ではこれらの三すくみで技を掛け合う時の有利不利がでてくる

……というのは置いておいて、このゲームの最大の特徴は


女性キャラがとにかくエロい


登場する女性キャラクターはみんなグラビアモデル並み……いやグラビアモデル以上のナイスバディをお持ちなうえ、このゲームではおっぱいは揺れパンチラはし放題といううれしい仕様。
バインバインムッチムチな彼女達の肢体をオカズに白濁した精液を絞り出してしまった男性は無数にいることだろう。

また男性キャラや背景のグラフィックの出来も非常に優れていることでも知られている。
女性ばかりに目がいきがちだがグラフィッククオリティが異常に高い。
ゲーム自体もジャンルに反してガチャでも意外とイケる、コンボの格好良さなど質は高い。

それまでも『あすか120%』や『ヴァリアブル・ジオ』シリーズなど、女性キャラを全面に押し出した格闘ゲームはあったが、
それらはいずれも2Dの女性キャラオンリーのゲームであり、格闘ゲームというよりはギャルゲーの色が濃い作品であった。
格闘ゲームの色が濃い作品で3D、それもここまで女性キャラの比率が高い(オンリーではなく)作品というのは、実はそれまでには例がなかった。
いわば隙間を埋める形で登場した、なかなかにエポックメイキングな作品といえる。




シリーズとしてはナンバリングが『6』までとオンライン対応のアルティメット、『4』までのシリーズ設定を整理した『Dimensions』(以下『D』と表記)が格ゲーとして発売されている。

そしてスピンオフとして公式が病気とも思えるXtreme(通称「DOAX」)シリーズがある。
格闘ゲームではなく、ビーチバレーというジャンルであるが、それだけではなく、
南の島でエロい水着を集めて着せ替えしたり、ポールダンスをさせたりといったもので、完全に女性キャラのエロさを味わうだけのゲームである。
もはやエロゲに近い。
…使用方法もそれに限りなく近い



◆登場キャラクター

巨大企業「DOATEC」が主催する世界最大の格闘大会「DEAD OR ALIVE」、通称「DOA」を通して「DOATEC」と霧幻天神流忍者たちの戦いを描くのがメインストーリー。
『4』で「DOATEC」本社が壊滅、『5』からはエレナが再生した新生「DOATEC」と忍者が手を組み、「DOATEC」から分離したビクトール・ドノヴァン率いる「M.I.S.T」と敵対している。

DOA大会における歴代優勝者は
第1回 かすみ
第2回 リュウ・ハヤブサ
第3回 ザック
第4回 不明
第5回 ジャン・リー
ちなみによく忍者達が本気を出したら圧勝すると言われるが、忍者達が大会に参加していたのは第1回と第2回だけであり(第3回以降は大会の裏で暗躍する黒幕と戦っており、参加していない)、
そこでは実際に優勝している。やっぱり忍者は強い。

『1』から

運命のくノ一 かすみ CV:丹下桜(『2HC』まで)→桑島法子(『3』以降)
  • 格闘スタイル:霧幻天神流忍術 天神門
  • 年齢:17歳→19歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B89 W54 H85
シリーズの主人公。兄の仇を討つため抜け忍となって大会に参加。
しかし、その強さから多数のクローンが産み出され、望まぬ因縁に巻き込まれていく運命となった。
シリーズを通して初心者にも上級者にも使いやすい主人公らしい性能をしており、手数の多いスピードタイプで軽量級の万能型。
詳細はリンク先で


灼熱の魂の漢 ジャン・リー CV:古川登志夫(『4』まで)→神奈延年(『D』以降)
  • 格闘スタイル:截拳道
  • 年齢:20歳→22歳(『5』以降)
“ドラゴン”の異名を持つジークンドーの達人。最強の格闘家を目指して大会に参加している。
ハヤブサにも認められる実力者。5回大会では実際に優勝するなど確かな強さを持つ。
もともとは彼が男性主人公としてデザインされていた。
彼の固有技各種は「ドラゴン」がついた名前となっており、元ネタのような怪鳥音を発するのが特徴。
派手な攻撃で使って気持ちいいキャラだが、ガードされると確反される技もあるため、しっかり当てていくことを意識しなければならない。


天才太極拳 レイファン CV:冬馬由美
  • 格闘スタイル:太極拳
  • 年齢:19歳→21歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B87 W55 H86
太極拳使いの天才。裕福な家庭に産まれ育ち、自らの実力の自信を持っていたが、ごろつきに襲われているところをジャン・リーに助けられ、
る。
不本意な助力に対する悔しさと同時に「強さ」への憧れから拳法の修行を積み、ジャンを倒すためにDOA大会に参加している。
よって、彼女のストーリーは基本的にジャンを追いかけているだけである。
4回大会以後はヒトミと仲良くなり一緒に修行を続けている。
シリーズきってのホールドキャラであり、ある種DOAシリーズの象徴的な性能をしたキャラクターと言える。


死を乗り越えた男 バイマン CV:江川央生(『1』のみ)→銀河万丈(『2』から)
  • 格闘スタイル:コマンドサンボ
  • 年齢:31歳→33歳(『5』以降)
任務を完璧に遂行するプロの殺し屋にして元軍人。よって、ナイフや銃火器の扱いにも長ける。
バイマンという名前は本名ではなくコードネーム。
「DOATEC」創始者フェイム・ダグラス暗殺の依頼を受け、1回大会に出場し決勝戦最中に暗殺に成功する。
しかし、依頼者のドノヴァンから成功報酬はなく、逆に口封じとして命が狙われるようになるとドノヴァン抹殺を決意。
目的を同じくするエレナ新総帥や忍者達を協力していくことになる。
上中下段に対処可能なホールドスペシャリスト。
『2』では互換キャラのレオンが登場し、バイマンの出番は移植版での隠しキャラ的ポジションであった。
『3』では2人とも登場し、『4』以後はバイマンのみがメインキャラとなり、レオンの方が隠しキャラ的ポジションとなっている。


夢多きスーパースター ティナ CV:小山茉美(『1』のみ)→永島由子(『2』以降)
  • 格闘スタイル:プロレス
  • 年齢:22歳→24歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B95 W60 H89
伝説のレスラー、バース・アームストロングの娘であり、本人もウーマンレスリングで活躍するスター。かつてはバストサイズ1位であった
目立ちたがり屋でDOA大会には出場する理由はファッションモデル、女優、ロックスターになるという自身の夢を叶えるためである。
レスラーだけをやってほしいと思っている父バースとは対立しているが、別に嫌ってはいない。
リサとは学生時代からの友人であるが、ラ・マリポーサとしての彼女は商売敵としている。
ザックからは求婚されているが自身の趣味に合わないので論外。
黒幕や陰謀などといった難しい因縁などはなく、DOA大会を一番エンジョイしている人と言えるかもしれない。
性能としては典型的な投げキャラ。


孤高の超忍 リュウ・ハヤブサ CV:堀秀行
  • 格闘スタイル:隼流忍術
  • 年齢:23歳→25歳(『5』以降)
古来より続く隼流忍術を受け継ぐ“超忍”。テクモが開発した『忍者龍剣伝』、そして『NINJA GAIDEN』シリーズの主人公その人である。通称ブサさん
親友のハヤテが襲われ、その妹のかすみも失踪。その元凶が「DOATEC」にあると考え、恋人のアイリーンと協力し大会に参加したが、決勝でかすみと戦うことになり、棄権している。
攫われたかすみを助けたあと、2回大会では大会の裏に潜む魔性の存在を察知し、大会を優勝し黒幕の天狗を倒した。
以後もハヤテやかすみ達に協力して戦いを続けている。
空間的な操作もできる中級万能キャラにして、構えキャラ。「飯綱落とし」が代名詞。逆立ちなどの変わったモーションもある。

ゲームの仕様上仕方のないことではあるが、人間を超えた力を持つボスが多い本シリーズにおいて一度もボスに対して龍剣を使用していない。
もしかすると、ブサさんにとって本シリーズのボス達は「龍剣を抜くにも値しない連中」ということなのかもしれない…と、シリーズファンからネタにされていたりもする。
(一応、本シリーズよりも前の時系列になるニンジャガシリーズでDOAボス達よりも遥かにヤバい連中との死闘を潜り抜けてきているから説得力はあるのだが)


ファンキーDJ ザック CV:島田敏
  • 格闘スタイル:自己流ムエタイ
  • 年齢:25歳→27歳(『5』以降)
ムエタイを見よう見まねで覚えてしまった天才的な格闘センスを持つDJ。DOAシリーズのムードメーカーにしてジョークキャラでトリックスター。
彼が3回大会で優勝したことで『X』シリーズが始まった。
ただのギャグキャラではなく4回大会では自殺しようとしていたエレナを助けている。その縁から5回大会ではエレナの手助けをして大会を盛り上げる。
一見テクニカルな性能に見えてオーソドックスなバランスタイプ。


伝説の剛拳 ゲン・フー CV:青野武(『4』まで)→大塚周夫(『D』以降)
  • 格闘スタイル:心意六合拳
  • 年齢:65歳→67歳(『5』以降)
かつて伝説と謳われた老師。
試合中に事故で相手を殺してしまい、拳を封印して古書店を営んでいたが、孫娘の治療費を稼ぐために大会に参加した。
3回大会で目標のお金を稼いだあとは、天涯孤独であったエリオットを弟子にとって彼の育成に力を注いでいる。
接近戦では無類の強さを持つパワーファイター。反面リーチが短く、遠距離が苦手。男女問わず浮かせた相手に対してお姫様抱っこする空中投げもあったりする。


『PS版』及び『++』で追加

殺意のくノ一 あやね CV:山崎和佳奈
  • 格闘スタイル:霧幻天神流忍術 覇神門
  • 年齢:16歳→18歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B93 W54 H84
抜け忍になったかすみを追う刺客。霧幻天神流の影の宗派・覇神門の天才くノ一。
母あやめが雷道に強姦されたことで産まれたためハヤテやかすみの異父姉妹。
望まれた存在ではなかったため里で疎まれ、影の忍びとして覇神門の頭領である幻羅に引き取られて育てられた。
幼い頃はかすみと仲良し姉妹であったが、里の差別によって歪み、いつしかかすみを憎むようになっていった。一方でハヤテのことは非常に慕っており、彼と親しくするヒトミに牽制していた。
シリーズを経るごとにかすみとの関係は軟化し、『5』では和解している。
主人公のかすみを差し置いて他作品のコラボとして出張することが多く、『NINJA GAIDEN』をはじめとして『無双OROCHI』、『』、『閃乱カグラ』などに登場している。
相手を幻惑するように動いて中距離戦を制する軽量級忍者。


伝説の豪腕レスラー バース CV:郷里大輔(『4』まで)→三宅健太(『D』以降)
  • 格闘スタイル:プロレス
  • 年齢:46歳→48歳(『5』以降)
すでに引退した最強の元ヒールレスラー。
亡き妻アリシアとの間に産まれたティナを溺愛しており、愛娘の暴走を止めるべくDOA大会に参加する。
『4』を境に再び引退したが、プロレスへとカムバックしたティナを見て、謎の覆面レスラー「Mr.ストロング」を名乗って第5回大会に出場した。
見た目通りに動きは遅いが、パワーが高い重量級投げキャラ。特に、一部の投げはハイカウンターで決まると相手の体力を半分近く吹っ飛ばす超破壊力。


『2』から

運命を継ぐ者 エレナ CV:小山裕香
  • 格闘スタイル:劈掛拳
  • 年齢:21歳→23歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B90 W56 H86
巨大複合企業体、「DOATEC」の創始者のフェイム・ダグラスとその3番目の愛人で世界的ソプラノ歌手であるマリアンヌの間にできた娘。
母子でのオペラ公演中に何者かに銃撃されるが、母が身を挺して庇い命を落とす。同時期に父も暗殺され、その真相を知るために「DOATEC」の若き総帥となった。
2回大会以後は彼女が開催を宣言している。
全てを終わらせるために4回大会を開き、本社を爆破し自身も自殺しようとするが、ザックに助けられた。
4回大会の際に母を暗殺したのはクリスティであったことを思い出し、以後は敵対している。(それまでは思わせぶりな態度を取っていたあやねが犯人だと思っていた。)
名実ともに新総帥として新しい「DOATEC」をアピールするために5回大会を開催、健全な大会が行われた裏で忍者と共謀し、ドノヴァン派の施設を潰した。
地を這う構え「仆歩」で上段、中段を避けて先手を取るテクニカルキャラ。


流浪の戦士 レオン CV:戸谷公次(『4』まで)→中田譲治(『D』以降)
  • 格闘スタイル:近接格闘術
  • 年齢:42歳→44歳(『5』以降)
シルクロードで活躍する傭兵。
死に別れた恋人ローランが残した「ローランの愛する男…、世界一強い男…」という言葉を証明するために大会に参加した。
ザックやバイマンとは過去に何かあったようだが詳細は不明。
当初はバイマンの互換キャラクターだったが、共演するようになってから徐々に重量パワータイプに移行していった。


過去なき鉄拳 アイン/天駆ける風の忍び ハヤテ CV:緑川光
  • 格闘スタイル:空手/霧幻天神流忍術 天神門
  • 年齢:23歳→25歳(『5』以降)
ドイツの深奥で倒れていた記憶喪失の男。
ヒトミに拾われ「アイン」と名付けられ、短期間で空手を習得し、格闘している時の感覚から記憶を取り戻すために大会に参加した。
その正体は雷道に重傷を負わされ、「DOATEC」の人体改造研究の一つ「イプシロン計画」の実験体とするために里から拉致されたハヤテであった。
大会中に親友のハヤブサと戦い、その後妹のかすみと戦って記憶を取り戻し、里に戻ったハヤテは霧幻天神流18代目頭首となった。
頭首として『4』では「DOATEC」壊滅を掲げ本社を襲撃、『5』では新生「DOATEC」の総帥エレナと協力して「M.I.S.T」と戦った。
抜け忍となったかすみに追っ手を差し向ける一方、目の前に現れたかすみを見逃すなど矛盾した行動を取っていたためハヤブサに叱責されている。
たびたびピンチになってかすみやハヤブサに助けられるDOAにおけるピーチ姫にしてメインヒロイン。
『3』以降アインは隠しキャラ的な存在となっている。
アインは吹っ飛ばし力が高く、相手をデンジャーゾーンへと叩き込む荒らしキャラ。
ハヤテは全ての面が平均以上の完璧で万能な中級バランスキャラである。


『3』から

純情可憐の拳 ヒトミ CV:堀江由衣
  • 格闘スタイル:空手
  • 年齢:18歳→20歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B90 W58 H85
ドイツ人と日本人のハーフの少女。
森の中で倒れていた記憶喪失の男を助け、アインと名付け空手を教えた。
道場で共に修行するうちに彼に惹かれていたが、記憶を取り戻したアインはヒトミに何も言わず(記憶を取り戻した直後に色々あったためだが)に去ったため、彼を探すためと自分の実力を試すためにDOA大会に参加した。
大会中にアインに再会したが、既にハヤテとしての記憶を取り戻していた彼に対して、道場に戻るように乞うが断られてしまう。
以後は想いを心に秘めたまま旅の途中で仲良くなったレイファンとともに修行を続け、5回大会では準優勝となっている。
アインの準互換的キャラクターだがパワーが低い分バウンド系や連携技が多いなど差別化がされている。
元々は『3』でかすみの代わりの新ヒロインとしてデザインされたキャラ。それゆえ素直なキャラかつ性能となっている。
本来は『3』からのキャラなのだが、『2』のバージョンアップ版となる『2 ULTIMATE』にも隠しキャラとして参戦している。


血塗られた蛇形手 クリスティ  CV:三石琴乃
  • 格闘スタイル:蛇拳
  • 年齢:24歳→26歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B93 W59 H88
ドノヴァンに雇われたアサシン。第2回までは裏方としてバイマンなどをサポートし大会の陰で暗躍していた。
エレナの母親の殺害や用済みとなったバイマンの始末などに関わっており、ドノヴァンが表舞台に出てこないこともあって、DOAシリーズにおける悪役代表。
色んなキャラに命を狙われながらしぶとく生き残っている。
新組織「M.I.S.T」においても引き続きドノヴァンに従っているが、不満も溜まっている。リグのことは彼が幼い頃より知っているようだが詳しくは不明。
素早い打撃で敵を翻弄する反面、投げの威力は低くパワーも低めとなっている。


酔いどれ必殺拳 ブラッド・ウォン CV:岸野幸正(『4』まで)→石塚運昇(『D』以降)
  • 格闘スタイル:酔八仙拳
  • 年齢:30歳→32歳(『5』以降)
酔拳使いの酔っぱらい男。格闘中だけでなく普段から飲んでおり、飲みすぎて意識が途切れてしまったことも。
師匠から幻の酒「幻羅」を探してこいと言われ3年間探す続けたが、手がかりがあると聞いて参加したDOA第3回大会でその「幻羅」は天狗の名であったことを知る。
4回大会で知り合ったエリオットと共に旅をしていたが、5回大会には参加せず、行方をくらました。
ナンパ癖があり、3回大会ではあやねを、4回大会ではこころをナンパしたが、どちらにも振られて撃退されている。
全キャラ中最低の技の発生を、片足立ちや逆立ちなどの特殊行動で翻弄して補うテクニカルタイプ。


『Xtreme』から

リングを舞う不死蝶 リサ・ハミルトン/ラ・マリポーサ CV:坂本真綾
  • 格闘スタイル:ルチャ・リブレ
  • 年齢:21歳→23歳(『5』以降)ただし、『5』や『6』のプロフィールでは不明と表記されている。
  • スリーサイズ:B92 W56 H86
『X』の一作目でのバカンスでザック島を案内する先客として登場し、女性陣をエスコートする。
その後、『4』ではティナのライバルレスラーにして無敗のスター、ラ・マリポーサとして再登場する。
しかし、その正体はハヤテやかすみを使って最強の存在を生み出す「イプシロン計画」や「アルファ計画」に関わる研究者であった。なんでそんな重要人物がザック島で初登場なんだ。
設定が整理された『D』では第2回大会から既に暗躍しており、ハヤブサに接近したが、逆に研究者の場所を知られる失態を犯している。
『4』の頃には自身の行いに迷いが生じ、贖罪としてエレナ達に協力するようになる。
その後は表向きはドノヴァン派の新組織「M.I.S.T」に研究者として参加していたが、裏でエレナやハヤテら忍者達の支援を行った。
『5』の最終決戦では施設の爆発に巻き込まれ、以後ストーリーには登場しないため、死亡説があった。(開発プロデューサーもネタにしている。)
しかし、『6』では復活の不死蝶ラ・マリポーサとして参戦が発表された。
空中殺法が得意なルチャドーラ。そのトリッキーな動きで相手を翻弄する。


『4』から

八極の舞 こころ CV:川澄綾子
  • 格闘スタイル:八極拳
  • 年齢:17歳→19歳(『5』以降)
  • スリーサイズ:B90 W55 H87
舞妓の稽古をする傍ら、八極拳の修行をする京言葉で話す少女。
自身の実力を試すために大会に参加する。大会の最中にエレナと遭遇し、自身の因縁をほのめかされる。
実は彼女の母・美夜子は「DOATEC」創始者であるダグラスの5番目の愛人であり、エレナとは異母姉妹にあたる。(よって純和風の大和撫子な彼女もハーフである。)
こころ本人はこのことを知らないが、エレナは知っており唯一の肉親として心配している。
普段は天然でおっとりしているが、意外と好戦的であり、失礼な態度を取ってきたあやねやリサなどにはすぐ喧嘩をふっかけている。
肘や背中を使った中距離の体当たりは強力であり、舞うように戦う。


剛拳の弟子 エリオット CV:皆川純子
  • 格闘スタイル:形意拳→形意拳+心意六合拳見習い(『6』)
  • 年齢:16歳→18歳(『5』以降)
天涯孤独であったが“伝説の剛拳”ゲン・フーに拾われ、弟子として育てられた。
なぜゲン・フーが自分を選んだのか悩み、その答えを見つけるために大会に参加する。
その後は大会で知り合ったブラッドと修行の旅を続け、第5回大会では途中で敗北したものの、ゲン・フーに認められ心意六合拳を学ぶ。
DOA男性キャラクター最年少である美少年。クリスティからは「坊や」とからかわれている。
悩んでいたときにあやねに叱責されたことから、あやねのことを慕っている。
全キャラ2位の10連撃が可能で手数で攻める形意拳。『6』からはそれに加えて独特の構えから修行中の心意六合拳を使う。また、男性キャラ唯一の軽量級。


5』シリーズから

熱血格闘チャンプ ミラ CV:白石涼子
  • 格闘スタイル:総合格闘技
  • 年齢:21歳
  • スリーサイズ:B87 W54 H87


虚と実の足業師 リグ CV:東地宏樹
  • 格闘スタイル:テコンドー
  • 年齢:不明
5から参戦の色々仄めかされていたキャラ
スタイルがテコンドーというだけ有り蹴り技主体のキャラで近距離が得意であるストライカー。
蹴り主体だけありホールドを読まれやすく投げも余り強くないのが難点だがソギの構えからならば択が多く投げ後もソギの状態が維持されるのでテンポを掴めば一気に流れを持っていける。遠距離はちょっと苦手か

“小”悪魔サーバント マリー・ローズ CV:相沢舞
  • 格闘スタイル:システマ
  • 年齢:18歳
  • スリーサイズ:B74 W56 H78


おてんば天狗姫 女天狗 CV:佐藤朱
  • 格闘スタイル:天狗道
  • 年齢:人間界の1018歳
  • スリーサイズ:B93 W58 H88


絶対秘密のスクールガール ほのか CV:野中藍
  • 格闘スタイル:ほのか流
  • 年齢:18歳
  • スリーサイズ:B99 W58 H91


『6』から

王冠なきストリートヒーロー ディエゴ CV:安元洋貴
  • 格闘スタイル:ストリートファイト
  • 年齢:26歳


碧き閃光の科学者 NiCO CV:上坂すみれ
  • 格闘スタイル:プンチャック・シラット
  • 年齢:18歳


ボスおよびCPUキャラクター

雷道 CV:矢田耕司(『1』のみ)→稲田徹
かすみα CV:丹下桜桑島法子
万骨坊 CV:阪脩
幻羅 CV:阪脩
Alpha-152 CV:竹田佳央里(『4』)→丹下桜(『D』)→坂本真綾(『5』)
紫電 CV:堀之紀
PHASE-4 CV:桑島法子
α CV:なし


ゲストキャラクター

●『4』
○『HALO』より
SPARTAN-458

●『パラダイス』
○『スーパーブラックジャック』より
Rio CV:井上麻里奈

●『Dimensions』
○『Metoroid Other M』より 
リドリー サムス・アラン
どちらもステージギミックとしての登場。

●『5』シリーズ
○『バーチャファイターシリーズ』より
結城晶 CV:三木眞一郎
パイ・チェン CV:高山みなみ
サラ・ブライアント
ジャッキー・ブライアント

○『NINJA GAIDEN』シリーズより
紅葉 CV:皆口裕子
レイチェル CV:富沢美智恵

○『戦国無双』シリーズより
井伊直虎 CV:斎藤佑佳

○『THE KING OF FIGHTERS』シリーズより
不知火舞 CV:小清水亜美(6にも続投)

●『6』
○『THE KING OF FIGHTERS』シリーズより
クーラ・ダイアモンド CV:かかずゆみ


その他のキャラクター

フェイム・ダグラス CV:中田譲治
ビクトール・ドノヴァン CV:遠藤守哉
美夜子 CV:藤野とも子
ムラマサ CV:青野武(『4』)→島田敏(『5』以降)



◆ゲームシステム

先述の通り、グラフィックの美しさや女性キャラのエロさに目が行きがちだが、肝心の格ゲー部分も非常に評価が高い。
最近のタイトルはCPUの鬼畜超反応に苦しめられることが多いものの、対人戦のバランスはかなり良く対戦ツールとしては超優秀と言われる。

・三すくみ
通常の格ゲーだと、打撃ガード投げによって三すくみが成り立っている。
本作ではそれらとは違い、打撃投げ・本作を象徴する要素であるホールドの三種で成立している。
打撃投げホールド打撃…の関係になっている。

打撃  :投げを一方的に潰せるがホールドで返されてしまう
投げ  :ホールドを無視できるが打撃は掴めない
ホールド:打撃を取れるが投げには無力


・カウンター
格ゲーおなじみの要素。
他の格ゲーならカウンターヒットで統一されているが、本作ではカウンター○○(○○には攻撃属性が入る)と表記されることが多い。
上述の三すくみで同じ属性同士がカチ合った際に発生。
ホールドの場合のみ通常よりも少し引きつけて打撃を取ることによって成立する。

また本作では、カウンターの上位版となるハイカウンターが存在する。
ハイカウンターは三すくみで有利な側がカウンターを成立させることにより成立する。
簡単に言ってしまえば…↓
投げモーション中の相手に打撃を当てる
ホールドモーション中の相手を投げで掴む
…といったところ。
こちらでもホールドのみ例外で相手の打撃をギリギリまで引きつけてから取ることで成立する。


・クリティカル
特定の技(…といっても全キャラが結構な数を持っているが)をヒットさせると相手をよろけさせることができる。
このよろけ状態をクリティカル状態(クリティカルスタン)と呼び、クリティカル状態の相手はホールド以外の行動をとれなくなる。
クリティカル状態で出すホールドはクリティカルホールドと呼ばれ、通常よりも硬直が長くなり、出した時点で補正が切れるので、読み間違えると危険。

ただし、そんなクリティカル状態も1コンボ中ずっと続くわけではない。
クリティカル状態になっても、一定のダメージを与える1コンボ中に同じ技を続けて2回当てる等で強制的に相手がダウンするようになっているので、永久コンボにはならない。
また、やられた側もホールドを出す以外にレバガチャでクリティカル状態を早く回復することが可能。

5では、強制ダウンするまでの一定ダメージ分だけ体力ゲージが光るようになったので、より分かりやすくなった。
↓こんな感じで表示される。
||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||

5からの新要素として、クリティカルバースト(略称CB)がある。
強制ダウンまでのコンボをCB誘発技で締めると、激しいヒット音とエフェクトが発生し、相手が無防備のままゆっくりと倒れ込む特殊なダウン状態になる。
これを決めると相手はホールドもクリティカル回復も出来なくなるため、さらに浮かせてコンボを叩き込める。
ただし、CB誘発技は全キャラ共通で1~2個程度しか持っていないので、分かっている相手には締めを狙ってホールドされる危険もある。


・デンジャーゾーン
ステージ内にある、その場所でダウンしたり叩きつけられたりすると追加ダメージを受けるエリア。
1ではリングアウトがまだ存在していたので、リング端のみに設置され、その場所でダウンすると爆発でまた浮いてしまうというもののみであった。

2以降はリングアウトが廃止されて壁の概念が導入されたことにより、床だけでなく壁にも叩きつけることで爆発等の追加ダメージが発生する壁デンジャーが追加。
それだけでなく、壁や床以外の地形に叩きつけたり、ステージのギミックによってダメージを受けるものある。こちらは地形デンジャーと呼ばれる。
崖っぷちに向けて吹っ飛ばすことによって、崖から落下したり階段等を転げ落ちて下層のエリアへ移動するタイプもある。こちらは崖落下タイプと呼ばれる。
基本的にデンジャーゾーンの追加ダメージでもKO出来る。
しかし崖落下タイプのみ少々仕様が違い、過去のナンバリングだとKOにならず体力が1ドットだけ残り、最近のナンバリングではそのままKOできる。


・パワーブロー/パワーランチャー
CB同様に5で追加された新要素。略称はPB/PL
どちらも自分の体力が半分を切ると1ラウンド中1回のみ使用可能。

パワーブローは簡単に言うと超必殺技のようなもの。全キャラ共通で始動技がヒットすると演出に移行し、フィニッシュで相手を吹っ飛ばす。
始動技は少しタメなければ演出に移行しないので、基本はCBから狙っていく。
PBを決めてステージ内の特定の方向へ吹っ飛ばすと発生するデンジャーゾーンもある。

パワーランチャーはヒット時に相手を高く浮かせる。
その浮きの高さは通常の浮かせ技の数倍以上にもなり、通常では決められないコンボも叩き込める。
PBと違い、PLは最大までタメないと決まらないので、例によってCBから狙うのが基本。

どちらもヒットさせない限りは再度使用可能。
なお、CB・PB・PL共に6では廃止された。


・ブレイクゲージ
6で初登場のシステム。いわゆるパワーゲージ。
ゲージは2分割されており、攻撃を当てる・喰らう等で溜まっていく。溜まる量はある程度ダメージ量に比例する。
後述のブレイクブローとブレイクホールドを使用する際に必要。
後のアップデートでサイドアタック(後述)の仕様が変更されたことにより、ゲージが4分割になった。(本項では満タンを100として解説)


・フェイタルラッシュ
こちらも6で初登場。
新たに追加されたSボタンで発動でき、ヒット時に「フェイタルスタン」を誘発する打撃を繰り出す。(フェイタルスタンについては後述)
最大で4段まで派生でき、1~3段目まではヒット後にその場に倒れ、4段目はヒット後に相手を吹っ飛ばす。
ただし、全て上段攻撃になるのでしゃがみには無力。また、通常の技よりもヒット時のブレイクゲージの溜まりが高い。
加えて、ブレイクゲージが満タンの時に4段目をヒットさせると後述のブレイクブローに自動で派生する。


・フェイタルスタン
これも6で初登場。
クリティカル状態よりもさらに上位のやられ状態で、この状態の間は無防備になってしまう。(例外もある。その例外は後述)
通常はフェイタルラッシュヒット時に発生するのだが、一部の技にもフェイタルスタン誘発効果を持つものがある。


・ブレイクブロー/ブレイクホールド
これも6で(ry
どちらも先述のブレイクゲージを要する特殊行動となっている。

ブレイクブローは前作のパワーブローに相当する超必殺技的な攻撃。6Sで始動技を発動、ゲージが100必要。
始動技がヒットすると強烈な打撃をブチ込んで相手を吹っ飛ばす。相手が女性だろうとお構いなしに顔面or腹を狙う男女平等パンチ&キック
始動技には相手の打撃を捌く効果があるので、相手が打撃を振ったところへ強引に捻じ込むような使い方もできる。もちろんホールドには無力なので注意しよう。
加えて、始動技を使った時点でゲージを消費するので、空振りしてしまうと悲惨なことに…

ブレイクホールドは通常よりも強力なホールドを繰り出す。コマンドは4Sで、こちらはゲージを50要する。
ホールドに成功すると相手の攻撃を受け流して背後を取れる。さらに、上・中・下段全ての攻撃を取ることが可能。
また、先述のフェイタルスタンに対する唯一の例外で、フェイタルスタン中にも割り込み発動ができる。
だが、強力だとは言ってもホールドなので投げに対しては無力。モーション中に掴まれるとハイカウンターになってしまう。


・サイドアタック
2or8Sで出せるサイドステップからの打撃。サイドステップ中にSで繰り出せる。(サイドステップ自体は5が初登場)
相手の追尾性能が無い技を回避からの切り返しを狙えるが、当然ながら追尾性能付きの技に対しては一方的に潰されてしまう。
しかし、追尾の無い技に対しては圧倒的に強い上にノーコストで出せるため、ガチ勢の間では「追尾技→サイドアタック→その他の行動」の3すくみが出来上がってしまい、本来の「打撃→投げ→ホールド」の3すくみが崩れてしまったという意見も…
それが理由かは不明だが、後のアップデートでサイドアタック発動時にはブレイクゲージを25消費するという仕様に変更された。





余談であるがコーエーの三國無双シリーズではテクモと合併して以降女性キャラが乳揺れを起こした。
…もしかしたらDOAのスタッフが関わっているのかもしれない。




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