登録日:2016/03/23 (水) 15:34:53
更新日:2025/04/20 Sun 08:23:47
所要時間:約 6 分で読めます
※推奨BGM「牙を光らせ龍が舞う」
◇機体概要
登録番号:GF13-011NC
所属:ネオチャイナ
全高:16.4m
重量:7.4t
装甲材質:ガンダリウム合金
スーパーセラミック複合材
レアメタル・ハイブリッド多層材
武装: フェイロンフラッグ×12
ドラゴンクロー×2
火炎放射器×2
弁髪刀
バルカン×2
搭乗者:サイ・サイシー
レイン・ミカムラ
少林寺拳法の総本殿である少林寺の再興を目指すサイ・サイシーが搭乗するネオチャイナ代表の
モビルファイターで、
名前の通り中国の龍がモチーフになっている。
少林寺拳法を得意とするサイ・サイシーのスタイルに合わせてか、しなやかかつ柔軟な動きを見せることが出来るため、
バク転や無影脚などのアクロバティックなアクションを容易くやってのける。
両腕部は蛇腹構造になっており、後述の武器と合わせて伸縮自在の武器として機能する。
また、両肩に装着されたビームフラッグ「フェイロンフラッグ」は敵を拘束したり純粋に棍やビームジャベリンとしての使用も可能。
臨機応変に戦いに対応することが出来る。
他国のMF同様バックパックは本体から分離しコアランダーとして運用することも可能。
なお、第4回大会で優勝したかつてのネオチャイナ代表にして
サイ・サイシーの祖父サイ・フェイロンの乗機「フェイロンガンダム」に類似した部分も見受けられることから、
その系列で開発された
後継機であるとも言われている。
ちなみにフェイロンガンダムのデザインはドラゴンガンダムの初期稿を流用・アレンジしたもの。
【武装】
両肩とコアランダーに装備されているビームフラッグ。
それぞれ4基ずつ合計12基のビーム発振器が内蔵されており、連結させることによってリーチを伸ばすことができる。
本来の用途は旗状のビームによる相手の撹乱であり、これで
シャイニングガンダムを苦しめている。
発振されるビームフラッグは目くらましが主な効果だが、
ボルトガンダムのグラビトンハンマーを受け止め跳ね返してしまうほど頑丈だったりする。
ちなみにその際のシーンはさながら
旗つつみのような描写となっているので必見。
他にも槍として扱ったり、投げて
チャクラムのような
飛び道具にしたり、その剛性を活かして棒高跳びのように使用したり、相手の動きを読んで逃げた先の背後にこれを仕掛けて壁を作ったり、
ビームフラッグで相手を包囲するなどの様々な使用法が登場しているマルチウェポンである。
またこれらはサイ・サイシーの指示で自動的に元の部位に戻すことが出来る為、まさに至れり尽くせりである。
なお、槍として使用する際先端部から刃が出るがサバイバルイレブンまでは実体剣、決勝リーグからはビーム刃が出るようになっている。
所謂
ビームサーベルポジションだが、かつて
ゲーム作品でこの技は下記の十絶陣と混同されており、
当時の格闘ゲームでは超必殺技に設定されていた他、
スパロボでは『
T』まで十絶陣が実装されない原因にもなっていた。
両腕の龍の頭部の形をしたアームカバーにつけられている牙状の武器。前述の蛇腹状の腕を利用して不意打ちに使ったり、
遠く離れた相手に対して攻撃したりと、トリッキーな使い方ができる。
なお、この腕が延びるギミックは好評だったのか後の作品の機体に影響を与えており、
ガンダムWでの
シェンロンガンダムや
ガンダムXでの
ガンダムヴァサーゴ等も同様に伸縮ギミックを継承している。
ドラゴンクロー内部に仕掛けられている火炎放射器。ドラゴンクローと組み合わせることでインコムめいた戦術が可能。
こちらもスパロボでは
必殺技・必殺武器として認識されていた他、当時の資料でそう記されていた影響で
ゲームによっては
高熱火炎放射や
火炎放射器というなんとも言えない技の名前にされていた。
後頭部に装着されたおさげ型の隠し武器。
ドラゴンクロー同様伸縮し先端部に仕込まれた刃による刺突や相手の首に巻きつけて敵を頭部を破壊するという奇襲戦法が可能。
『頭部を破壊されれば即・失格』というガンダムファイトのルール上、一発逆転も可能なまさに奥の手。
サイ・サイシーの頭髪とリンクしているらしく、破壊されるとサイ・サイシーの髪も解けている。
ガンダムには珍しく、頭部ではなく腹部に2門装備されている。
しかし作品の性質上、圧倒的に影が薄い。
DG細胞の力で甦った
ファラオガンダムⅣ世戦で使用。フェイロンフラッグで相手を囲んで包み、動きを封じた相手に炎を吹き付ける技。
相手の逃げ場を封じ、敵を拘束するという使用方法もある。
スパロボ等のゲームでは長らく実装されず影が薄かったが、Gジェネだけは参戦したZEROの時点から実装されていた。
十絶陣は伝奇小説・封神演義に登場する十種の符陣(仙人が術を仕込んだトラップゾーン、踏み入れば死ぬ)のこと。
ボルトガンダム戦で使用。フェイロンフラッグの使用法は十絶陣と一緒だが、
こちらは更に残りのフェイロンフラッグを上から相手に突き立てる。
後半部の読みは「ごかしちれいき」。常用漢字外だが令と羽で「レイ」という一字である。
ゲーム作品ですら採用されたことがない超レアな技。十絶陣も1回しか使われていないのに…。
後述の
ゴッドガンダム戦で両腕を破壊されたため使用。
空中から目にも留まらぬ速さで無数の蹴りを放つ技。
ゴッドガンダムとの決戦で使用された
少林寺拳法の失われた奥義にして最終秘伝技。間違えやすいが胡蝶『拳』ではなく、胡蝶『剣』。
背中から蝶の如き気の羽が現れ、宙を舞った後に急降下して体当たり、または蹴りを放つ。
この技で
爆熱ゴッドフィンガーを真正面から破ったが、直後ドモンがとっさに放った左腕でのゴッドフィンガーによって破られている。
なお一度使えば命を落とすと伝えられたが、半ば不発で終わった決勝リーグでの使用で勘所を得たのか、生身ではなく機体を介して発動しているためか、その後の決戦ではデメリットもなく使用されている。
ときた漫画版の
ヘブンズソード戦で使用した技。
クラブ・エースの紋章が浮かんだフェイロンフラッグで敵を攻撃する。
描写がかなり短いため詳細は不明。
【劇中の活躍】
初登場は3話からだが、なんと手違いでパイロットとバラバラに
地球に投下されており、
盗賊に悪用されていたという衝撃的な初デビューを飾ってしまう。(もっともサイ・サイシーが
ドモンを利用して奪還に成功してはいるが)
シャイニングガンダムとの初対戦ではサイ・サイシーの慢心で頭部を破壊されかけるも、弁髪刀を首に巻きつけて引き分けに終わっている。
エジプトの砂漠では復活したファラオガンダムIV世と遭遇し、執拗に狙われ続ける。
1度目はコックピットにフェイロンフラッグを突き立て退けるも、2度目はDG細胞の能力の前に勝ちきれなかった。
その後はパイロット共々DG細胞に侵されるが先代シャッフル同盟の一人クラブ・エース(アラン・リー)によって浄化され、
同時にその紋章と称号を受け継ぐことになる。
ギアナ高地での修行やボルトガンダム戦を経て、ネオホンコンの決勝リーグに参加。
現地で出会った初恋の相手の兄と戦ったネオデンマークのマーメイドガンダム戦では片腕を犠牲にして辛勝。
ゴッドガンダム戦では、亡き父の遺した手紙を読んだサイ・サイシーの「何が何でもドモンに勝ってみせる」という気迫あふれる戦いでゴッドガンダムを追い詰めており、反撃により両腕や弁髪を失っても気勢は衰えず最終秘伝「真・流星胡蝶剣」を繰り出しゴッドフィンガーを右腕ごと粉砕した。
その意気込みに敬意を表した左手による2撃目のゴッドフィンガーを胴体に深々と受けるも、なおも諦めず更に命を賭けた反撃を試みるサイ・サイシー。
しかし間一髪、サイ・サイシーの志を受け取りその才と命を惜しんだネオチャイナ総帥の敗北宣言によって勝負は決した。
後のランタオ島でのバトルロイヤルではボルトガンダムと協力してガンダムヘブンズソードと戦い、これを撃破した。
この時のアルゴの台詞は必聴である。
その後は際限なく再生するグランドマスターガンダムを他のメンバーと足止めしたり、
デビルガンダムの沈静化にも貢献している。
【関連機体】
■フェイロンガンダム
■コウガガンダム
それぞれ第4回、
第7回大会でネオチャイナの代表機を務めたMF。
ドラゴンガンダムに似た意匠が随所に見受けられる。
■デスドラゴン
デスアーミーがドラゴンガンダムに偽装した機体。
要するにコスプレみたいなものだが何気にフェイロンフラッグやドラゴンクロー、ドラゴンファイヤー、弁髪刀など武装のほとんどを再現している。
デスマスターといい凝り過ぎである。
■リュウガンダム
翔龍伝説の
ラスボス。
ドラゴンガンダムそっくりの姿であるが、両腕の意匠は本物の龍に近い鱗のモールドが細かく有機的なものとなっている。
漫画はモノカラーであるものの、劇中では機体色は赤いという言及がある。
■ガンダムダブルドラゴン
原作を元に再構成された漫画作品
『超級!機動武闘伝Gガンダム 爆熱・ネオホンコン!』にて
登場した本作オリジナルのドラゴンガンダムの
後継機。
ネオチャイナが第13回ガンダムファイト決勝大会用に新たに用意したMFであり、
ネオジャパンで言うならシャイニングガンダムに対するゴッドガンダムに当たる。
型式番号はGF13-011NCII。
他のオリジナルMF同様にメカデザは大河原邦夫氏。
緩やかな拳法着を着たようなシルエット+ゼータ顔だったドラゴンガンダムから
手足のラインがくっきりとしたマッシヴな体格にごつめのガンダム顔とより戦闘的なフォルムを持つ。
言い換えると、ちょっとナタク成分が増えてる。
両腕のドラゴンクローは単純化され3点で対象を挟み砕く構造となった。
このクローは膝とつま先にも配されており、脚部からも同様の攻撃が繰り出せる。
フェイロンフラッグは仕様が変形され、両腰のサイドアーマーから左右計6本のシャフト状のパーツをマウントしており、
これらは接続のパターンによって槍・ヌンチャク・トンファーといった格闘戦用の手持ち武器に変形するマルチウェポン。
最大の特徴は、
可変型MFであるということ。
ガンダム同士の肉弾戦を主題に描かれる本作において、非人間型への変形というのはぶっちゃけイロモノスキルであり、
風車に化けて対戦相手をやり過ごすのが得意技とか
ガンダムが魚やコブラのガワを着ただけ
…とかいうのでもうお察しなわけだが、ダブルドラゴンは
機体全体が変形して一つの巨龍の顎門となり相手に食らいつく
という工夫の変形機構(横から見ると
ミートくんの閉門クラッシュっぽい…)とダイナミックな技を併せ持った本格派となっている。
なお、龍の胴体はアフターバーナーの炎がそのように見えるという演出。
作画の島本和彦氏曰く、頭部の立体が上手く顔を隠すので、技を極める時に哀愁が出るらしい。
【立体化】
ドラゴンモチーフ、少年パイロット、少林寺拳法と子供受けしやすい要素が多いためか立体化には比較的恵まれている。
ガンプラでは1/144、1/100、
BB戦士が発売。HGFCやMGは未発売……だったが、プレミアムバンダイ限定で2024年11月にHGFCでのリリースが決まった。
1/144は比較的オーソドックスな時代相応のクオリティだが、フェイロンフラッグが付属しない。
ドラゴンクローは手首を外すことで再現。別売りの武器セットに伸ばした状態を再現するための延長パーツがついている。
なぜか金メッキのハイパーモードの方が手に入りやすいのに対し、通常版が高騰して入手困難になっている謎の現象が起きている。
1/100はプロポーションはなかなか良いものの可動に関してはそこまで。
またしてもフェイロンフラッグが付属せず謎の緑ビームサーベルが付属する(おそらくシャイニングのクリアパーツをそのまま流用したため)。
腕は延長機構が仕込まれているものの、5ミリ程度しか伸びないため微妙。
BB戦士ではドラゴンクロー用の腕パーツが付属し、昔懐かしのスプリング式による弾丸発射が可能な他、パワーアップ用のクリスタル武器と合体して支援メカとなる。
さらにドラゴンクローに加えて、クリスタル武器を頭と両足に着けてファイブドラゴンバスターモードというパワーアップ形態になる。
やはりフェイロンフラッグはなし。
公式説明書でBB戦士シャイニングガンダムとの武器合体や手足の互換性が紹介されている。
流用キットであるGジェネ版ではクリスタル武器がカットされた代わりに、ちょっとリアルな蛇腹の腕延長パーツが新規で付属する(以前のスプリング式ドラゴンクローと発射用の弾丸は残されている)。
MIAでも発売されている。
こちらではフェイロンフラッグが付属。いわゆる旗モードと槍モードを差し替えで再現できるが1本しかない(分割すれば2本くらいにはなるが)。
ドラゴンクロー用に延長パーツがついている。
アメリカ限定で発売されたバトルダメージ版には真・流星胡蝶剣とドラゴンファイヤー用のエフェクトパーツが付属している。
HGUCは現時点で最後発ということもあり、色分けと可動は抜群。
ギミック面も弁髪、コアランダー、ドラゴンクロー、フェイロンフラッグはもちろん、専用パーツを用いて宝華教典・十絶陣や真・流星胡蝶剣を再現している。
今川監督考案のHG恒例オリジナルギミックはドラゴンクローを外しての真・流星胡蝶剣のエフェクト強化パーツとなっている。
【ゲームでの活躍】
なんと並み居るシャッフル同盟やメインキャラクターを押しのけてリリース当初から参戦した。コストは2000と中堅寄り。
メイン射撃と特殊射撃にはドラゴンクロー関連の攻撃が、サブ射撃には地面にフェイロンフラッグを投擲してスタン属性のラインを形成する技が配置。殆どインファイトを得意とするが中距離以遠では手の届きにくい他MF系機体と異なり、若干だがリーチの差でアドバンテージを持つ。
覚醒技は真・流星胡蝶剣。やたらエフェクトが豪華で目を引くのに、発生が遅いので事前の仕込み無しではまず当たらない難しい攻撃だが、一発で高威力を出すので当たりさえすれば大ダメージは見込める。
機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOSTでも続投。
射撃CSにマーメイドガンダムを呼び出すようになった。グラフィックの都合か、やけに小さく感じるが気のせいである。
特殊射撃には前作の格闘派生技であるドラゴンファイヤーが、特殊格闘は宝華教典・十絶陣とドラゴンクロー捕縛が統一。覚醒技も発生が非常に遅く命中が至難の業だったが、格闘乱舞からの真・流星胡蝶剣が追加された。既存のものも後レバー入れで残っている。
後にサブ射撃の補正値等が改善され、射撃技始動からでもそこそこダメージが稼ぎやすくなった。
機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTでもやっぱり続投。
射撃CSにボルトガンダム呼出が追加。目の前あたりにいきなり落下してくるという謎の技で、後にほぼこれだけの上方調整が入るほど扱いづらい武装だった。
覚醒技がサーチ替え対応になり、蹴りが発動するまでにどちらへ攻撃するか選択できるようになった。強制視点切替技なのであまり意味は無いが、しかし突然ドラゴンガンダムが突撃してくる可能性が出てきたため、敵は掛け声と同時にドラゴンを注視せざるを得なくなった。
その他はかなりの武装に調整が入り、新システムのドライヴとの相性も良かったため一躍人気になる。
機動戦士ガンダム Extreme vs. 2でも当たり前のように続投。
マーメイドガンダムとボルトガンダムがリストラ。代わりに特殊射撃にシャイニングガンダムが追加され、横・BD格闘が新規の物に変更。
特殊格闘の宝華経典・十絶陣で炎が出るタイミングが変更され、一部プレイヤーはこの仕様変更を使った罠のような戦法を開発。
格闘機不遇全盛の時代にあって低コストの射撃不遇機体が目立てようはずもなく、かなり厳しい時代ではあった。
機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでもしっかり続投。
中間アップデートでシャイニングガンダムの挙動に新技が貰えたが、他は武装の性能調整に収まった。とはいえ悪くない調整であり、元気に飛び回るサイ・サイシーくんの姿が見られた。
また、本人の与り知らぬ事ではあるが、
ガンダムマックスターの覚醒中アシスト攻撃が真・流星胡蝶剣になっており、技の発生自体はプレイアブル同様非常に遅いが再誘導が延々かかっている仕様らしく、予備動作中にマックスターが敵機の視界を極端に悪くする事で回避を難しくするというプレイングが流行った。
機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでもやっぱり続投。
それほど目立った強化が貰えず、新技もやたら技が長いカウンターが追加されたのと、覚醒中アシストでシャイニングガンダムが覚醒技を放つコマンドくらい。それよりも下格闘の接地判定削除や、前格闘の追従性能劣化が痛い。
ガンダムマックスターのアシストの方は若干だが弱体化された。更にマックスターの与り知らぬ事ではあるが、覚醒中アシストで一撃突進系がかなり増えているのでオンリーワン的武装ではなくなった。
こちらでも「Gガンダム」特集弾のビルドMS6弾にて他のシャッフル同盟の機体より先駆けて参戦。
地形適性は★こそないが全体として穴は少なく地上◎、宇宙・森林・砂漠○と安定している。しかし原作でマーメイドガンダムとの水中戦で苦戦した事からか水中では×となっている。
【機動武闘伝Gガンダム外伝〜翔龍伝説〜】
本放送当時、非常に小学生人気のあったサイ・サイシーが
スピンオフ主人公として連載された。
サバイバルイレブンでシャイニングガンダムと引き分けた後、少林寺最終奥義流星胡蝶剣を会得するまでの再修業の旅の話となっている。
なお、この流星胡蝶剣は真・流星胡蝶剣とは異なり青龍刀を使って放たれる斬撃技となっていた(蝶の羽が出ることは共通している。)。
本編の時系列としてはシャイニングガンダム戦から新宿までの間に挟まる。
登場機体
■バンニンガンダム
◇機体概要
所属:ネオチャイナ?
武装:ビームヌンチャク
ショルダーボンバー(
ミサイル)
搭乗者:封印の番人
流星胡蝶剣の在処を知る番人が搭乗するずんぐりむっくりしたパワーファイターのガンダム。
胴体部分はドラゴンガンダムと似た形状であるため、ネオチャイナ所属のガンダムと思われる。
■カーミラガンダム
◇機体概要
所属:ネオトランシルバニア
武装:
こうもり型
ビット
触手
クロー
搭乗者:カーミラ
ガンダムハンターカーミラが搭乗するモビルスーツ(操作方法はモビルトレースシステム)
触手や進化することからデビルガンダムに似た特性を持つ。
機体、ファイター共に
吸血鬼伝説モチーフ。
頭部はモノアイが点灯しない
マラサイ、胴体は細身の
キュベレイといった見た目。
こうもり型ビットと触手を使い、ガンダムのエネルギーとファイターの生命エネルギーを吸収する戦闘方法。
生命エネルギーを吸いつくされたファイターは老人のようになり、衰弱死する。
サイ・サイシーはコアランダーに置いていた弁当を食べて凌ぎきった。
エネルギーを充填することにより、パーフェクトモードと称したガンダムに進化する。
エネルギーが充填したことで
マスターガンダムのように脱皮して進化した。
ドラゴンガンダムのようにテールのついたガンダムヘッドにスカルガンダムのような胴体をつけた見た目になる。
この形態では力押しのクロー攻撃しかしなかった。
■クロコダイルガンダム
◇機体概要
所属:ネオオーストラリア
武装:
ナイフ
テールソード
テールボンバー
搭乗者:ヴィル・ホーガン
ジョニー・ホーガン
野獣派ファイター、ヴィル・ホーガンが搭乗するガンダム。
二足歩行形態と四足歩行形態があり、いずれも尻尾が協力な武器になる。
尻尾には独立操縦できる制御室があり、修理が間に合わなかったドラゴンガンダム二戦目ではヴィルの弟であるメカニック担当ジョニーが搭乗した。
二足歩行形態。尻尾を軸としたカンガルーキックが強烈。
カンガルーらしく跳躍能力が高い。
両手が使えるためナイフを使ったり、フェイロンフラッグを破壊したり、器用な戦い方ができる。
四足歩行形態。四つのクローで頭部を覆い、牙に見立てた
ワニ型の機体。
こちらの形態が本領で尻尾の振り回し一発でドラゴンガンダムの腕が吹き飛んだ。
■サムライガンダム
◇機体概要
所属:ネオパラオ
武装:実体刀(ムラマサ、胴田貫)
シールド
搭乗者:タロウ・ミヤジマ
日系人タロウ・ミヤジマが搭乗するガンダム。
戦闘方法は
日本刀による剣術が主体。
亀の甲羅を模したシールド(ティンベー?)を持っており、胴体に装着すると、海亀形態になり高速水中戦闘(主に体当たり)が可能。
シールドがなければ変形できないところは
ウイングガンダム、形態変化で
水中戦ができるところはマーメイドガンダムと共通点がある。
ガンダムファイトで破壊される自然を憂いでおり、東方不敗と同志になっていたかもしれない。
■リュウガンダム
◇機体概要
所属:ネオチャイナ?
搭乗者:ホウ・セイギョク
詳細は上述の通り、赤いドラゴンガンダム。
流星胡蝶剣第25代保管人ホウ・セイギョクは80歳で東方不敗を超える最高齢ファイター。
本人曰く鍛えた結果、老化は40歳で止まっているとのこと。
【余談】
当時、ゴッドガンダムやシャイニングに次いで人気があったのがこのドラゴンガンダムである。
Gガンダムの後番組・『新機動戦記ガンダムW』においても中国系パイロットの搭乗する
『龍』をモチーフとしたガンダム、シェンロンガンダムやその強化型アルトロンガンダムが登場したのもその影響。
また、差別化の意味もあって『腕が伸長する』というギミックも差し替えパーツで蛇腹を挟むことで再現していたドラゴンガンダムに対し、
シェンロンは折り畳み式のアームを展開するというにより再現しやすい構造へ変更され(OVA版のデザインではまた無限蛇腹に逆戻りしているが…)、
このギミックはさらに次回作『機動新世紀ガンダムX』のガンダムヴァサーゴへと受け継がれていくこととなる。
追記・修正はクラブ・エースの称号を受け継いでからお願いします。
- ドラゴンガンダム大好き!Gガンダムの仲間の中でも屈指のカッコいいデザインと思うわ・・・・サイ・サイシーも作中で優遇されてていいキャラしてたし。だからMGかHGFC早く出して!! -- 名無しさん (2016-03-23 18:30:11)
- ドラゴン自体が完成されてるデザインなだけに、超級のダブルドラゴンはイマイチ馴染めない・・・ -- 名無しさん (2016-03-23 18:38:55)
- これはちびっこの心ガッツリ掴むガンダムですわ・・・ -- 名無しさん (2016-03-23 18:57:11)
- 漫画で同じような姿のリュウガンダムって居なかったけ? -- 名無しさん (2016-03-23 19:44:20)
- ↑いたいたw歳を40で止めたおっさんが乗ってる奴!造形がちょっと刺々しいんだよね。 -- 名無しさん (2016-03-23 20:15:18)
- 平成ゲテモノガンダムの開祖 -- 名無しさん (2016-03-23 22:07:59)
- ↑2 ホウ・セイギョクさん!ホウ・セイギョクさんじゃないか!ジャンプのBleachであの戦いとよく似たシチュエーションが出てきたけど何か大元の元ネタがあるのかな? -- 名無しさん (2016-03-23 22:20:40)
- ↑7 値段高くなってもいいから胡蝶剣の羽とフェイロンフラッグの旗のエフェクトパーツ付けて欲しい -- 名無しさん (2016-03-23 23:12:57)
- 漫画は読んでないけどダブルドラゴンに関する記載は無し?あとビルドファイターズでもちらっと出てた気がする -- 名無しさん (2016-03-24 00:11:24)
- シェンロン(アルトロン)・ヴァサーゴ以降、腕が伸びるギミック搭載のMSって見てないな(クロスボーンのガラハドぐらいか?)。映像的な問題なのかプラモで再現が難しいのか。能力や機体の差別化にうってつけだと思うんだけどなぁ。 -- 名無しさん (2016-03-24 02:00:12)
- SDっぽいコンセプトがそのままリアル化した様な機体なので、当時の小友層に大人気だったのは当然過ぎる -- 名無しさん (2016-03-24 22:18:54)
- このガンダムが無かったら、シェンロンもアルトロンもドラグ・エピオンも存在していないんだよな……偉大なガンダムだ。 -- 名無しさん (2016-03-25 02:40:12)
- 真じゃない流星胡蝶剣って蝶のオーラを纏ってドラゴンクローと剣が融合してドリルみたいになる技じゃなかったっけ -- 名無しさん (2016-03-26 07:55:22)
- 当時のプラモデルだと、フェイロンフラッグなかったから、ランナー切って代用してたなあ -- 名無しさん (2016-03-27 01:10:16)
- 他が嫁有り(チボデーに至っては四人)なのに最後までパートナーがむさい坊さん二人と言う -- 名無しさん (2016-04-01 20:49:48)
- サイシー達の乗り換えってファンから賛否両論になったのではないだろうか・・・・ -- 名無しさん (2016-04-07 23:22:20)
- 当時の玩具ではバンバン立体化される程の人気だっな 主役以外で1/60スケールが出たのはドラゴンくらいだろう -- 名無しさん (2016-10-23 12:37:32)
- アルトロンと撃龍神との合体技で、トリプル・チャイナ・ドラゴンとか見たい。ドラゴンクロー、ドラゴンハング、シャントウロンの同時攻撃で。 -- 名無しさん (2018-05-26 10:51:27)
- 撃龍神の代わりにヤンロンを入れた、トリプル・チャイナ・フレイムもいいかも。 -- 名無しさん (2018-06-02 12:31:57)
- 同じ中国の龍がモチーフのガンダムということで、五飛と2人だけで、チャイナガンダムコンビネーションはどうだろう?内容はドラゴンクロー&ドラゴンハング→ドラゴンファイヤー&火炎放射→弁髪刀&ビームキャノン→フェイロンフラッグ&ビームグレイブorツインビームトライデント。3番目はアルトロン(TV版)のみ、EW版は2番目も略。ただし当然1番目と4番目は機体によって動き方が変化するってことで。 -- 名無しさん (2018-09-29 15:14:53)
- 最終話の真流星胡蝶剣は飛び道具バージョンという事でいいのか?そこに注目されたこと殆どない気がする -- 名無しさん (2019-07-26 16:44:19)
- 五飛が乗ったら何処まで性能を引き出すかな。 -- 名無しさん (2021-09-30 21:42:36)
- NEXT PLUSのナタクが強すぎてエクバのドラゴンガンダムが弱体化された説。 -- 名無しさん (2023-05-01 06:29:35)
- ドラゴンもHGFC化決定 あとはボルトガンダムだけか -- 名無しさん (2024-08-20 18:45:42)
- ドラゴンガンダムの人気が高いためか後の番組でも腕の延びる中華系のMSが出た。 -- 名無しさん (2024-08-20 19:04:56)
- ↑10あれは今川監督の意図的な演出。他の成人したシャッフル同盟がGF後の処理に追われる暗い未来があるから彼女達と結ばれる救いを与えたかったのに対し、サイサイシーだけは未成年で将来が不透明だからあえてセシルを出さなかったんだと。 -- 名無しさん (2024-08-22 16:56:01)
最終更新:2025年04月20日 08:23