FINAL FANTASY Ⅱ

登録日:2011/02/10(木) 23:52:32
更新日:2018/04/19 Thu 23:33:40
所要時間:約 5 分で読めます




遥か彼方の世界において・・・・長く続いていた平和が今終わりを告げた
パラメキア帝国の皇帝は魔界から魔物を
呼び出し世界征服に乗り出したのである

これに対し反乱軍はフィン王国で
立ち上がったが帝国の総攻撃に遭い
城を奪われ辺境の町アルテアへと
撤退を余儀なくされた

ここフィン王国に住む4人の若者たちも
敵の攻撃によって両親を失い
執拗な敵の追っ手から逃げ続けていた・・・・



スクウェアが1988年12月17日にファミコンで発売したRPG。後に色んなハードでリメイク、配信した。

誤植と全滅から始まり、複雑なシステムと戦記物のシナリオはゲーム業界に衝撃を与えた。

FINAL FANTASYシリーズの2作目だがクリスタルはあまり重要では無い。

FFの常連のボム、ベヒーモス*1、FFシリーズでわりとお馴染みの鉄巨人は本作が初登場。

河津秋敏が大きく関わった最初の作品だが既に彼のゲームでありがちな独創的で複雑なシステム、数々の迷言が存在する。

ただしGBA版以降だと大半が台詞変更されているので注意。

以下本作の名(迷)言
(プロローグにて)撤退しなければ ならかった
「貴様ら反乱軍だな!」
「ばくはしましょう」
「……ゴクッ……」
「いいじゃないか!ただだし」
「うわー死にたくねーよー」
「いや、俺達が自分で決着を着けるよ」
「君のお父さんになってもいいかな?」
「この世を支配する物は何か?それは力だ!!」
「身の程知らずの蛆虫めが!死ね!!」
「ウボァー」
「俺達は 色んなことを知りすぎた… もう 昔には 帰れない……」

後に河津と共にシナリオに携わった寺田憲史が本作の小説を執筆。
皇帝の名前がマティウスだったり幼馴染みの女の子が全裸で襲いかかったりする。



◆システム
2作目で早くもレベル制を廃止。
戦闘で行った行動でステータスが上がる成長システムと同じ武器や魔法を使い続けると強くなる熟練度システムは
後のサガシリーズで採用された成長システムになっている。

回避率至上主義と言われる程回避率とそれの基本値になる素早さが非常に重要な存在で、回避率は行動の速さ、攻撃回避、逃走、先制攻撃に関わる。重要すぎにも程がある。
回避率を装備で高くすれば素早さも自然に成長するため回避率を下げる重装備はハズレ扱いされている。

また装備品には隠しステータスの魔法干渉(魔法妨害率)があり、高いほど使用者の魔法の性能が下がるためにこれまた高い重装備が不要と言われる要因になっている。
それくらい本作の魔法、特に白魔法に関しては成長システムとの相性も良く、補助や即死で有用なので性能ダウンは勿体ないというわけ。

仲間に対して攻撃ができる。
これで仲間のHPを減らす事でその仲間のHPを上げられるので攻略本でも裏技として推奨されているが、
実際はHPが高いと敵が逃げてしまうために他のステータスがあげられなくなる。
さらに後半は最大HPに比例したダメージを与えてくる敵も出てくるので本作の難易度を上げる羽目になった。攻略本の残念さが光るお話である。
なお、MPに関してはその限りではないけどねッ!

会話の中の重要な言葉を覚える事が出来るワードメモリーシステムを搭載。
その言葉について誰かに尋ねるとシナリオが進行する。
プレイヤーではなくゲームキャラが覚える必要があるが、これで取れるアイテムはいいものが多く、見返りは大きい。



◆主要登場人物
  • フリオニール
CV:小尾元政(PS/PSP版FF2)/緑川光(DFF)
本作の主人公。
幼い頃に拾われ、レオンハルト、マリアの義理の兄弟として育てられた。
とあるシーンのせいで童帝という不名誉な称号をもらうことに……
小説版では冷静で何にも動じない性格。

  • マリア
CV:下屋則子(PS/PSP版FF2)/三石琴乃(DFFOO)
レオンハルトの実妹。帝国軍と気丈に戦い続ける少女。
露出度が高く、巨乳
大戦艦での「ばくは しましょう!」が状況と合わせて迷言に。

  • ガイ
CV:三宅健太(PS/PSP版FF2)
フリオニール達の友人。
巨体と怪力の持ち主だが優しい性格。
動物と意思疎通をはかれる。
なお成長システムの関係上戦士タイプだけでなく魔法使いタイプにもなれる。

  • レオンハルト
CV:山口隆行(PS/PSP版FF2)/小原雅人(DFFOO)
マリアの実兄。最初に帝国軍の黒騎士に襲われた後は行方不明になる。

  • ヒルダ
フィン王国の王女。途中誘惑してきたり*2闘技場の賞品になったりする。

  • ミンウ
黒騎士に襲われ瀕死だったフリオ達を助けた白魔導士。
スポット参戦の鑑みたいな強さだが、アルテマのせいでよく無駄死にだとネタにされる。
GBA版以降の追加シナリオでは実質的な主役に抜擢。
そのシナリオで自分は無駄死にではない筈だとしきりに主張していた…

  • スコット
フィン城下町のパブの地下で傷つき寝込んでいるカシュオーンの第一王子。
彼との接触がプレイヤーの最初の目的となる。
GBA版以降の追加シナリオでは主人公になる。

  • ヨーゼフ
雪原をテリトリーにしているハゲの格闘家。娘がいる。
にんにくを装備している作中屈指の漢。

  • ゴードン
カシュオーン王国の第二王子。
ヘタレな面もあったが成長する(駄目な方向に)。
DFFではジャッジシステムを説明してくれる。

  • レイラ
フリオ達の身ぐるみを剥ごうとした海賊。
子分を倒すと仲間になり船も渡してくれる。
美人だが漢な人。

  • リチャード・ハイウィンド
魚の中にいる最後の竜騎士。但し初期作なので得意武器は剣*3
顔グラはロビンマスク。
アルテマを彼に覚えさせるといろんな意味でミンウが浮かばれなくなる。
なお、ハイウィンドの性はGBA版以降から。

CV:堀内賢雄(DFF)
本作のラスボス。最初から倒すべき敵なのはFFでは珍しい。後に優しい皇帝なんてのも出てくる。
彼の断末魔は伝説になった。FF12では彼をモデルとした召喚獣「背徳の皇帝マティウス」が登場する。

  • キャプテン
名も無き帝国兵士。ランクが下のソルジャー・サージェントや、最上位のジェネラルが存在する。
フィン城下町で迂闊に話しかけると反乱軍扱いされ、強制戦闘になって多くの初心者が星になった。
しかし、得られるものがおいしい人間系で合ったのが不幸。そして彼らは今日もトードのほんをはじめとするブツを強奪されるのであった。

  • ラミアクイーン
「・・・・ゴクッ・・・・」
リボンを強奪しなければならかった。
他にもダイヤのむねあてや守りの指輪を落とすのでラスダンでも補填で狩られる羽目になった。

◆有名なアイテムや魔法
  • ブラッドソード
今作の最強武器候補、 攻撃した敵のHPを1/16吸収する と言う武器で剣のレベルが高ければ
数回殴るだけでボスも瞬殺できるという強力な剣(ただしアンデッドには反射される)。
流石にまずいと思われたのかGBA版以降は入手本数が減るなど対策がなされた。
後の作品でも登場するが聖剣伝説を除いてはそこまで強力な武器ではなくなっている。

  • こだいのつるぎ
武器としての能力は低いものの攻撃時に呪い効果(全能力半減)を付与する。
今作では武器の追加効果は無効化できないので剣のレベルが高いキャラがこれを振るえば
大抵の敵を弱体化できる。

  • ねむりのけん
武器としての(略)攻撃時に眠り効果(起きるまで行動、回避不可)を付与する。
今作(略)剣のレベルが(略)大抵の敵を行動不能にできる。

  • アルテマ
フリオニール達が様々な苦労を重ね、リチャードが態々ディストから出向き、ミンウが命を賭して封印を解いた究極の魔法。
どんなキャラクターが使用してもレベルに関係なく100前後のダメージを与えることが可能。
こうてい「わたしのHPは10000だ。」

  • バーサク
序盤~中盤の雑魚モンスターである「マジシャン」が落とす、ある意味最強の攻撃補助魔法。
連続ヒットを採用している 本作における「攻撃力アップ」は1発ずつに乗るうえ、強化した通常攻撃は魔法と違い相手を選ばない。
マジシャン以外だとラスダンの隠し魔法屋経由でしか手に入らないのも納得である。

  • アスピル
終盤に出てくる「ウィザード」が落とすシリーズ屈指の鬼性能なアスピル。
敵の特殊攻撃は全てMP消費なのでコレで吸い尽くせばブレスにも悩まされないし、何よりラスボスにも効いてしまう。
あとはブリンクでもかけておけばブラッドソードとかがなくても落ち着いて相手が出来るほど。



追記・修正は「いつの日か きっと!!」

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