BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜

登録日:2012/04/12 Thu 19:15:24
更新日:2025/07/03 Thu 11:38:18
所要時間:約 3 分で読めます





◆概要


BEYOND(ビヨンド) THE() TIME(タイム)〜メビウスの宇宙(そら)を越えて〜』は1988年3月5日に発売されたTM NETWORKの13thシングル。

作詞は小室みつ子、作曲・編曲は小室哲哉。
二人共名字は同じだが血縁関係はないらしい。
カップリングはタイトル曲のインストバージョンのみ。

収録アルバムは6thアルバム「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」。
こちらではExpanded Versionとして海外のエンジニアによるリミックスが施されており、またシングル版ではカットアウトされたアウトロがはフェードアウトになっている。

もしシングル版が聴きたい場合は、既にオリジナルの8cmシングル版が廃盤となっているので、1996年に発売されたTMのベストアルバム「TIME CAPSULE」を探すべし。
運が良ければ500円くらいで買えます。

ちなみに、この作品以外にも多数のベストアルバムに収録されているが、どれもミックスはシングル版のままフェードアウトするというCDシングル版と同時発売されたLP版に収録されている物と同じバージョンなので、CDシングル版を収録しているのはこの「TIME CAPSULE」のみである事に注意されたし。

劇場版ガンダム「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌に使われており、作曲担当の小室哲哉が映像を観てイメージを掴みながら作曲した事もあり、ガンダムファンの間でも人気が高い。
また小室みつ子はガンダムどころかアニメすら見たことがなく、この曲がタイアップすると聞いて初めて機動戦士ガンダムを見たという。
故に歌詞は初代ガンダムのそれをイメージしたものと言える。
なおみつ子氏は無事アニメにハマった。

ただし発表直後はそれ程話題にはならず、またセールスもそれほど振るわなかった為に、隠れた名曲扱いをされる事も多い。
(もっとも本作はオリコンシングルチャートでは4位を記録しており、収録アルバムのCAROLはミリオンセラーを記録している作品なので、全く隠れていないという意見もある)

今ではゲーム関係で逆襲のシャアが参戦した時にテーマ曲として使われる為に、それなりに認知されている。

◆ゲームにおいて

スーパーロボット大戦シリーズで採用されたのは意外と遅く、スーパーロボット大戦IMPACTにて隠し最終ステージのBGMとして初採用(ラスボスシャア・アズナブル)。
それまでは「Main Title」が主に使用されていた。

第2次αからは戦闘曲としても採用されている。
DではGBAの音源を生かしたアップテンポなアレンジに仕上がっており、評価が高い。序盤で宇宙ルートを選ぶとすぐに聴けるのもメリット。

それからしばらくは逆シャア再現がなかったこともあり採用されていなかったが、第3次Z時獄篇にて再び採用。
今作の逆シャアイベントの意外な展開からか「許し合えるその日」と称されることも。

過去に稼働していたアーケードゲーム「ガンダムトライエイジ」ではνガンダム系列の必殺技名が 「ビヨンド・ザ・タイム」 サザビーナイチンゲール必殺技名が 「オーバー・ザ・メビウス」 になっておりそれぞれ曲名を捩ったものになっている。

◆カラオケではjoySound、DAMでアニメーション映像が流れる。

特にjoySoundはリ・ガズィフルボッコ→殴り合い宇宙→α・アジール爆発が3ルーティーンくらいするので非常にシュール。

ただし、現在は本編の映像を時系列ごとに流しているバージョンも存在する。
その場合、シャアの「ララァは私の母に〜」発言のシーンの直前にララァの最期の回想が挟まれている。

ちなみにDAMは
「これですね?」→フィフス・ルナ→アムロ、月に行く→サイコ・フレームでなんかスタッフともめあう→シャアの演説→ケーラVSレズン。そしてνガンダム介入→シャアの回想→そして対決→νガンダムが出撃→ギュネイ、死ぬ。そしてクェスがキレる→ハサウェイ、キレてチェーン殺害→νガンダム、サザビーをタコ殴り(殴り合い宇宙)→そしてアクシズ阻止
(注…あくまで記憶です)といった感じで流れる。

◆主なカバー
THE ORIGIN」のTVシリーズである「前夜 赤い彗星」の9話~13話までのOP。

ガンダム曲のカバーアルバム「GUNDAM SONG COVERS」に収録。後にTMNとコラボして再カバー。

  • 玉置成実
まさかのSEED姉さん。パチンコ「Pフィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌。

アルバム「SINGularity III -VOYAGE-」に小室哲哉とタッグを組んだ「FREEDOM」と共に収録されている。



ξξξξξ
(*°煤)私、シャア・アズナブルが追記、修正しようというのだ!



エゴだよ!それは!

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最終更新:2025年07月03日 11:38