クェス・パラヤ

登録日:2022/05/17 Tue 15:55:50
更新日:2022/06/21 Tue 22:49:24
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クェス・パラヤとは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場人物。
CVは川村万梨阿。
初期設定ではクェス・エアという名前であり、こちらは作中では偽名として使われた。
また注釈が無い限りこの項では映画作品での活躍を扱う。


【人物】

13歳の多感な少女であり、天真爛漫ながらも直情的で、自分の思った事を包み隠さず言動に表してしまう。
1980年代後半の今どきの若者をイメージされて作られたキャラクター。
父親のアデナウアーは臆病で家族を顧みず、なのに他人に傲慢にふるまう「汚い大人」であり、そんな彼に愛想をつかしたのか母親はクェスを捨てて行方不明に。
更に父親に近づく愛人も彼がいる時は大人しいのに、いなくなればクェスに辛辣にふるまう。
そんな愛の無い家庭で育った彼女はわがままで情緒不安定な少女に育ってしまった。

家庭環境が悪かったとはいえ他人のことをほとんど考えない上に思慮も浅く、
シャアが地球のために地球から人類を追い出したい(ので5thルナやアクシズを落として地球環境を破壊する)というアレな考えにそのまま賛同したり、
そもそも知り合いでも何でもないよく知らないおじさん(シャア)にホイホイついていき、そのまま兵士になったことも思慮が浅いと言わざるを得ないだろう。
もっともここらに関してはクェスに限った話ではなく、新生ネオ・ジオン全体がその様な感じではあるが。

育った環境の影響か、彼女は自身の「父親」になってくれる男性を求めており、アムロ・レイシャア・アズナブルといった男性にアプローチを掛けるが、
クェスが求める「父親」たりうる男性とは「大人らしい分別と正しさ」を持つ人間を指し、ただ年齢だけ重ねた人間を受け入れられない潔癖な一面も持つ。
彼女が惹かれたアムロ、シャアは彼女の求める人物像に近くはあるが、人間として未熟な部分も持っており…。
また、自分を捨てた母親や自分に冷たく当たる父親の愛人等、これまで彼女が深く関わった大人の女性が身勝手だったためか、
彼女ら以外の大人の女性に対しても嫌悪感を抱いており、劇中でも彼女と関わった大人の女性全てに敵意を向けていた。

そんな複雑な内面を持つ彼女だが、可愛らしい容姿とエネルギッシュな言動は同年代の少年には魅力的に映るようで、
劇中で彼女と関わったハサウェイ・ノアやギュネイ・ガスといった少年たちからは好意を向けられていた。
しかし、クェスが求める男性像は上述の通り「大人らしい」人物であり、彼女からすれば(恋愛対象としては)「若い」二人に靡く様子は見せなかった。
尤も、クェス本人も「子供は嫌い」と公言しつつも、インドでは同年代の少年少女とつるんでおり、
また、自分に好意を寄せる二人の少年をあしらいつつも完全な拒絶まではせず、友人としては接していたが…。


【来歴】

本編開始後すぐに、インドで修業していた彼女が何者かに連れ去られるシーンが挟まれる。
謎の少女の正体は地球連邦の高官「アデナウアー・パラヤ」の娘「クェス・パラヤ」。
父のアデナウアーは第二次ネオ・ジオン抗争の始まった頃、宇宙に上がるシャトルのうちブライト・ノアの家族達の席を強奪した。
…のだが、3人分取っていたそれが、アデナウアーの愛人がクェスを嫌う形で地球に残る為、席が一つ空く事となった。
そこでハサウェイの母親ミライが「男の子にしては宇宙を体験するのが遅すぎる」という事でハサウェイのみを空に上げる事を決意する。
これがハサウェイとクェスの出会いであり、シャトルの中で会話をしたり、揺れた際に席から飛んだクェスを取り押さえたりといい雰囲気となる。
ちなみに、この際クェスは自分を助けてくれたハサウェイと比較して、本来彼にしてもらったことを自分にするべき父親のアデナウアーがしないどころか、
縮こまって神に救いを求めるという醜態を見せる父に対して、心のなかで嫌悪感を見せている。*1
また自分たちの搭乗するシャトルが、落下中の5thルナとニアミスすることを予知している等ニュータイプとしての片鱗を見せ始める。

無事宇宙に上がった際は父親から離れ、ハサウェイの伝手でロンド・ベル隊に身を寄せる。
そこで彼女はロンド・ベルのエースであり今まで見たことのない大人の「アムロ・レイ」に興味を持つ。
また同時にMSの操縦にも興味を示し、シミュレーターではハサウェイ以上の成績を残すなど楽しいひと時を過ごす。
アストナージを始め連邦の兵士たちはクェスやハサウェイを比較的好意的に見ていた。

だがすぐに「理想の父」を求める悪癖が爆発。
既にアムロにはチェーンと言う恋人がおり、そのチェーンが自分の嫌悪する「大人の女性」だった為に彼女と衝突。
アムロも多忙だったりかつての少女とのトラウマもあったりで彼女に真摯に対応することができず、
(元よりアムロ側に深く構う義理はなかった上に塩対応というほどではなかったのだが)結果的にクェスは居心地の悪さを感じてしまう。

それでもハサウェイやアムロと一緒にコロニー内をドライブしたりしていたが、そのドライブの際に白馬に乗った金髪のイケメン大人が登場
因縁のある二人は、取っ組み合いをしつつ口でも激突するが、クェスはこの時のシャアの言葉に共感し、
シャアが背負い投げで情けなく投げられる辺りで二人の間に割り込み、アムロに銃口を向ける。
突如現れた幼いニュータイプ少女に対し、思い求めていた幻影を感じ取ったシャアはクェスに対し「一緒に来るかい?」と勧誘。
そのまま彼女はネオ・ジオンに身を寄せる事となるのであった。


【ネオ・ジオンにて】

ネオ・ジオンに参加することになったクェスだが、場所が変わっても気ままな言動は変わらなかった。
しかし、それなりに好意的だった連邦兵たちとは異なり、ネオ・ジオンの兵たちには疎まれていた。
彼女を誘った張本人であるシャアも、「ララァになりかわる」発言等の自身のトラウマをほじくり返す言動をクェスがしたことで、
次第にクェスを持て余すようになっていき、優しく振る舞いつつも彼女を兵士として扱うことを決めた。
このシーンはシャアが以前は持っていたはずの「をより良く導く能力」を失っている証拠と言えるだろう。*2

また、クェスはシャアに対して父性を求め、甘えていたが、より短い付き合いだったアムロですら気付いた*3そこにシャアは全く気付いていなかったことも原因。
父性を求められている(子供だという)ことに気づいていたら、シャアも兵士ではなく子供扱いをしていただろう。恐らく。
クェスの期待通りの対応になるのかは別の話だが。
更に言えばシャアが最初からクェスを拒絶し、ネオ・ジオンに誘わなければトラウマをほじくり返されずに済んだのだが、
そもそも妙に優しく接したのはそのトラウマが関係しているし、表面的な愛情を示してしまっていたシャアの中途半端な態度が招いた自業自得とも言える。

しかし、そんなシャアの内心を悟ることもなく、クェスは表面上は優しくしてくれるシャアにますます好意を持ち、
クェスに好意を持つが故の嫉妬からギュネイがシャアをこき下ろした時には、本気で煩わしそうにしていた。
ギュネイ「大佐はロリコンなのさ!!」クェス「はぁ?」
一方で、シャア以外で自分を気遣ってくれるのはギュネイくらいだったこともあり、
上述のようにシャアを悪く言われたりした時に鬱陶しがっている素振りを見せるものの、共に行動することが多かった。
まぁ状況的にギュネイが勝手についていっただけに見えるが、少なくともクェスは彼が同行することを嫌がる素振りは見せていない。
ちなみにギュネイがシャアをこき下ろしたのも、「自分が好きな人間をそのように扱ったから」であるのだが、
同年代の異性から向けられるそういった感情を理解するには彼女はまだ若すぎたし、シャアに勝つことしか考えられないギュネイもまた若すぎた。

なお、知り合ってすぐの時点で名乗った「クェス・エア」が偽名であることはシャアもすぐに察したようだが
おそらくネオジオン加入中の登録上の名義もそちらにしている可能性が高い。
(いくつかのガンプラのパイロット名義がクェス・エアであるため)
なにせネオジオンと極秘で交渉するために宇宙に上がってきた連邦の高官、
そしてこれから地球に落とすためのアクシズを騙し取る相手の姓が パラヤ である。
そのタイミングで大佐が拾ってきた小娘が同じ姓だったら間違いなくネオジオンの一般兵が勘繰って士気の低下に繋がるため
アクシズ落としを成功させるまではクェスの素性はシャアと一部の人間だけに留めておいたと思われる。

その後ニュータイプ研究所で訓練を受けたクェスはMSパイロットとしての才能を開花させ、
最新MSヤクト・ドーガを駆り、初陣ながらファンネルを巧みに扱い、戦場で活躍する。
その戦闘の最中、クェスは戦艦のブリッジを打ち抜くという大金星を挙げる。
…のだがクェスはその戦艦にアデナウアーが乗っていた事に気付かず、知らずに父親を殺してしまう。
戦艦の撃破に喜ぶクェスだが、その直後得体の知れない感覚に襲われ、更に敵戦艦の最後っ屁のミサイルに被弾してしまう。
ギュネイに助けられ撃墜は免れたものの、あれだけ嫌っていた父親だったがそれでも肉親を手に掛けたという衝撃、そしてその衝撃の正体がわからない事からクェスは激しく狼狽。
この辺りから元々不安定だった精神が更に乱れて行く事となる。
この戦闘でヤクト・ドーガが損傷を負ったのだが、その際にサザビーで駆けつけてきたシャアの元に一刻も早く合流しようと、宇宙空間の中に生身で飛び出すという訳が分からない事をやっている。
咄嗟にシャアが救助したものの、あまりの出来事に流石のシャアもドン引きしてしまった。*4
まぁ、40年後にクェス以上にやらかす人が出てくるんだけど*5

次の戦いでは損傷したヤクト・ドーガの代わりに大型MAα・アジールを駆る事となる。
MAのパワーで連邦軍のMSを次々屠り、さらにギュネイとともにアムロを倒そうとするもののアムロとの実力差は圧倒的だった*6
ギュネイとの2人がかりの連携でようやく足止めに成功するものの、本気になったアムロの容赦ない攻撃に圧倒され、
α・アジールは大ダメージを受け、クェスを守ろうとしたギュネイもあっさりと撃墜される。
憎からず思っていたギュネイがやられたことにショックを受けて「ギュネイをやったの!?」と叫んだクェスは、
彼を撃墜したアムロを追おうとするが、二人掛かりでも敵わなかったアムロにクェス一人では足止めすら出来ず、置いてけぼりにされてしまう。

アムロを追うことができず自暴自棄となってロンド・ベルのMS部隊に攻撃を仕掛けるクェスであったが、そこにジェガンに乗ったハサウェイが現れた。
クェスを連れ戻しにきた彼から、自身の命も顧みない必死の説得を受けるも、クェスは彼を拒み続けるが、
そこに、α・アジールを狙ったチェーンが駆る、半壊状態のリ・ガズィのグレネードランチャーが飛来。
射線上にハサウェイのジェガンが入ってしまっているため、このままではハサウェイに当たってしまうと感じ取ったクェスは咄嗟に彼を振り払うが、
咄嗟の事で射線から自機を外すことまでは出来ず、グレネードランチャーはα・アジールを直撃し、クェスは爆散する機体と運命を共にした。*7
この一連の行動は、富野監督曰く「最後の3秒間だけ人の気持ちを考えた」結果であり、自由気ままに気取っていた彼女が最後の最後で人を気遣ったということとなる。
なお全文は「クェスのように最後の3秒間だけ人の気持ちを考えたって遅い」と監督らしい切り捨て方だったが。

こうして、もしかしたら物語のキーパーソンになったかもしれない少女は13年の生涯を呆気なく閉じたのだが、
目前で想い人を殺されたハサウェイは激昂し、グレネードランチャーを撃ったのがチェーンのリ・ガズィだと知ると、
激情のままにビームライフルをリ・ガズィに向けて乱射し、直撃を受けたリ・ガズィは爆散してチェーンも殉職。
ハサウェイが冷静さを取り戻した頃には時すでに遅く、彼は味方殺しの重い十字架を背負うことになってしまった。

一方、富野監督による小説版『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では死因が異なっており、
アムロを殺そうと攻撃を仕掛けたところで、ハサウェイのジェガンが放ったビームライフルがたまたまコクピットに直撃し、撃墜・戦死している。
ハサウェイは助けようとしていた想い人の少女を結果的に自らの手で殺害するという、劇場版よりも重い十字架を背負う羽目になった上、
『ベルトーチカ・チルドレン』の設定を引き継いだ『閃光のハサウェイ』では、かつてララァ・スンがそうなったように、
しばしばハサウェイの夢に精神体として現れるようになり、ハサウェイは想い人を殺したトラウマに長年苛まれることになった。

そして彼女の死から12年後……。


そうだね。クェス。それが君の答えなら……

僕は変わるよ。変えてみせるよ。




【外部作品での扱い】

クェス・エアという名前で登場。カセットテープ版での声優は荘真由美氏(川村氏がベルトーチカを演じている為)
基本的に性格は変わらないものの、ベルトーチカに子供がいる事を察してアムロからは身を引いたり、
グラーブ(ギュネイ)に対し「恋愛の練習」と言いながらも彼の好意を素直に受け止めたり、
サイコミュのテストの後周囲のスタッフに感謝を伝えたり等若干素直になっている。
なのだがメスタ(ナナイ)に対しては辛辣で「私が成長するまでシャアは彼女で我慢していればいい」と酷い独り言を言ってたりする。
とはいえこの作品の尤も注目すべきところは上記の通り死因が違う事だろう。

前述の通り死後、精神となってだが登場している。
原作小説は『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続きでハサウェイが直接手を掛けた設定となっており、その事で彼を惑わし、苦しめる。
一方映画版は「映画の逆シャア」の続きとなっており、2022年現在はその差異がどう影響するのか注目されている、
またGジェネの時から主人公のハサウェイも含めキャストがほぼ入れ替えとなったが、クェスは川村氏がそのまま演じている。

"GUNDAM EVOLVE 5 RX-93 ν GUNDAM"で登場。
富野由悠季監督自らが脚本を務めており、ハサウェイの乗るジェガンをクェスが撃破するシーンから始まる。
映画本編とは違い、ギュネイの横槍が無く、父親のように諭すアムロと対話し、クェス自身は戦死せず、α・アジールでハサウェイを迎えに行くというエンディングを迎えている。
シャアの束縛から解放されて見せる屈託のない笑顔や、「後ろから撃ってもいいよ」と冗談めかすなど、劇中では考えられなかった姿が見られる。
…尤もこの映像はアムロがもう少しクェスとハサウェイを気にかけていればそれとギュネイがいなければ後の悲劇は防げたという証明というのが残酷であるが…。



(アムロとシャアを出す為に)逆シャアの参戦機会は多いものの、原作終了後だったりして作品が参戦していても出てこない事も多い。
登場する際には作中でアムロやシャアと交流を深めたことと、わがままで振り回しはしたがさしたる悪事を働いていない事から味方になる事が多い。
特に第4次の扱いは色々と伝説であり
  • 隠しキャラで、アムロをとあるマスに配置させないと仲間にならない(これは第3次でも同じ)
  • ジェガンを「まだあんなダッサイ機体使ってたの!?」とこき下ろす。ジェガンの代わりにザク改捨てられたバーニィは泣いてもいい
  • アムロに同行を断られた途端、チェーンとベルトーチカの二股を掛けている事を大声で言う。
  • 中盤辺りの登場なのにレベルがたった5。(参考までにこのステージで一番弱い敵でもレベル26)
と、相変わらずのフリーダムさではあるがどこか微笑ましい光景が繰り広げられる。
ちなみにこの後仲間となり、彼女はともかくヤクト・ドーガがかなりの性能なので印象に残りやすい。あとSFC版では気合を覚えないシーブックに代わりF91に乗り込む事も*8
ちなみに第○次シリーズでは2次の時点では敵だったが裏設定で「元DCだが気紛れで裏切った」とされている。
また前述の通りアムロの二股についてあっけらかんと話す辺り、彼に対しての未練は全くないようだ。
ちなみに意外な事に、旧シリーズだと『F完結編』でクワトロにサザビーを持ってきた事以外では全然関わらない
上記の第4次でもアムロには未練がないのに絡んでいくが、クワトロとは全く会話しない。クワトロ「来るかい?」クェス「アムロじゃなきゃ嫌」クワトロ「……」
さすがにそりゃないだろって事なのか、その後の作品ではクワトロがいる場合「来るかい?」と説得して仲間になることが多くなった。

原作から逸脱した要素が減った最近の作品でも、シャアが仲間になるからか彼女もそのまま味方になる事が多い。
逆に言うと、スパロボのシャアは仲間になる場合人類に絶望していない場合が多いので、よりよく人を導く力を残しているわけである。
なお、数少ない「人類に絶望した」状態で仲間になる『D』では、ヒステリーを起こしたクェスを宥める羽目になり、
アムロとカミーユに任せたつもりだったのにとぼやいたら、アムロに「俺にはクェスの父親代わりは無理」とツッコまれたりしている。
その際ギュネイとの仲は…まぁ進展はしないが、ギュネイが「他人をこき下ろす」のではなく「自分がクェスに相応しい男になる」と意気込んだ時には呆れながらも見直す等、脈自体はありそうではある。
そのギュネイが『D』等では意外な友情を結ぶことはあるが、クェスは元が元なので余り他作品のキャラと仲良くしない。
とはいえクリアーナ・リムスカヤハマーン・カーンと仲良くなったり、マリーダ・クルスと仲良く共闘したりと同世代の似た立場の少女と絆を紡ぐ事は多い。

加入する際の乗機はクェス専用のヤクト・ドーガが大半で、クェスがα・アジールに乗って加入するのは『COMPACT』『T』のみ。*9


  • SDガンダム外伝
円卓の騎士編に未熟な黒魔術師クェスとして登場。
衣装は原作で着ていたセーラー服みたいな服の上にα・アジールをイメージしたローブを羽織っている。またなぜか常に眠そうな垂れ目をしている。

ファミコン版では声繋がりかベルトーチカを誘拐し石化させ、プレイヤー軍を待ち受けるボスとして登場する。
即死魔法を使ってくるがほっとんど成功しないので余り強いボスとは言えない。

スーパーファミコン版ではティンタージェル城の武術大会にて4回戦の相手として待ち受ける。
レッドウォーリアからも「油断ならない相手」と言われる意外な強敵だが、どうやら「聖者の杖」というものを求めており、
控室で聖者の杖*10を渡すとなんと仲間になる。また4回戦で行われるはずだった彼女との戦闘がスキップされる。
更に別に聖者の杖を失うわけでもなく*11、その装備を剥いだところで離脱するわけでもないので、厳密には所持している状態で勧誘すると仲間になると言った方が正しい。
前述の通り聖者の杖は有効なアイテムだから…と渡すのを渋るとひどい目にあうとんだトラップである。
仲間になった彼女はこのゲームでは強力な「スリープ」を覚えており、仲間になった頃の雑魚相手ならほぼこれで完封できる。
他に覚えている魔法もなかなか強力だが耐久性は低くすぐ戦闘不能になってしまう。
同時期に仲間になる騎士ギャプランの「守る」をうまく使いたい…と言いたいが、彼は素早さが遅く守りきれない事が多い。
それどころか「ターンの最後に全体回復をするほうが効率がいい」システムの都合上彼が聖者の杖使いになってしまう事もある。
なおゲームでの名義は「クス」となっている。

サザビーのアシスト機体として登場し、時折台詞を言う。何故か一緒に出てくるギュネイの方は一切喋らない。
敗北するとシャアを弁護するような台詞を吐くのだが、年下の女の子に庇い立てされるその様に情けなさを感じるプレイヤーがいたりいなかったりする。
初代ではナビゲーションキャラとしても登場していた。
だが次回作以降では何故か削除され、以降一切の復活を果たしていない。

やはりというかニュータイプ系に類するパラメータとスキルを持つ。
覚醒値が高く設定されており、場合によっては同時期のアムロやシャアを凌駕するケースも。
反面、他ステータスは良くも悪くも平凡の域を出ず、せいぜい反応値が補正込みで高い程度なので、搭乗機もファンネル系を主体とする機体に乗せるのがいいだろう。
覚醒系武装と相性が良い分MP管理に気を配る必要があるので、アビリティはそこをサポートするものを持たせたい。

  • SANKYO「フィーバー 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」PV
パチスロのPVに「ゆっくりクェス」として登場。
softtalk風に喋る川村万梨阿氏という意味不明な物が見れる。
その後はナナイに怒られてすぐに元に戻るが、メタ発言バリバリのフリーダムな言動を見せつつもナナイとシャアの取り合いを演じた。
しかしさすがのクェスもシャアがララァに求めていたのが母性と知るとナナイと一緒にドン引きした
一方で途中から乱入した邪悪なミンキーモモはララァママン発言を聞いても普通にスルーした。
ちなみに基本的に他人を名前で呼ばないが、アムロ、シャア、ナナイ、そしてギュネイは名前で呼んでいる。
尤も「嫌よギュネイなんて!」「死に際があっけないギュネイ」と名前を呼んでるだけで扱いは雑だったが。







そぉーれぇー、追記・修正ー!

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最終更新:2022年06月21日 22:49

*1 小説版ではアデナウアーはコクピットのドアを叩く醜態を見せているが、そのお陰でパイロットは戦いに気付いたため、結果オーライな事になっている

*2 余談だがクェスはカミーユとの共通点が多く、そういう意味ではクワトロ時代と現在の対比と言える

*3 常人なら気付かないで当然程度の付き合いだったのだが、あくまで構っていられないだけで気にはかけていたのだろう

*4 富野監督曰く「数秒なら大丈夫!(NASA調べ)」との事だが、出渕氏に気になるとツッコまれたところ「……いじわる」といじけたそうな。なお2022年現在のNASAの研究の結果、人間が生身で宇宙空間で生存出来るのは10秒間だとされている。

*5 ちなみに「ガンダム新体験 グリーンダイバーズ」でも宇宙服を着用せず真空中に出るくだりがあり、「新機動戦記ガンダムW」でも仮死状態になることで真空空間を生き残る描写もある。また「機動戦士ガンダムAGE」や、ついでに映像作品ではないが「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」でも、主人公が生身のまま息を止め、宇宙空間で作業用MAのコクピットからMSのコクピットに乗り移るシーンがある。

*6 緒戦ではアムロを狙って射出した複数のファンネルをほんの数秒ほどで全て撃墜され、「子供に付き合っていられるか!」と吐き捨てられてしまったほどである。

*7 本来α・アジールはグレネードランチャー如きで爆散するような機体ではなかったが、運悪くも事前にアムロにビームライフルで装甲を破壊された部位に直撃してしまい、内部のメインメガ粒子砲が誘爆してしまったのだ

*8 SFC版のF91はヴェスバーに気力制限があり、シーブックは気合を覚えなかった。激励なら覚えるが当時は自分に使えなかった。

*9 クェスがα・アジールを持参しない場合も含めて、α・アジールが自軍で使えるのは他に4作品ほどある。

*10 味方全体を回復させる杖

*11 クェス本人が装備する