ガンダム試作3号機/試作3号機ステイメン

登録日:2010/02/24 Wed 15:39:19
更新日:2025/04/21 Mon 17:13:45
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あと少しで、
第一線を抜けるんだ!!


ガンダム試作3号機とは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するガンダムであり、巨大機動兵器である。
アームドベース『オーキス』とその中核をなす『ガンダム試作3号機ステイメン』から構成される。

コードネームは「デンドロビウム」で、同名のラン科の植物から付けられている。花言葉は「我が儘な美女」等。

後半からコウが、大破した試作1号機に代わって搭乗することになる



◆ガンダム試作3号機ステイメン


型式番号 RX-78GP03S
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 18.0m
全備重量 70.0t
出力 2,000kw
推力 188,800kg


搭乗者 コウ・ウラキ


試作3号機の中央ブロックであるガンダム。
劇中では殆ど活躍しないが、スペック的にはグリプス戦役時のMSを凌駕する程の高性能機である。
腰部に接続されたテールバインダーはガンダム試作1号機フルバーニアンのユニバーサルスラスターと同等という破格の性能を持つ。
また、スラスターと合わせて背面のシルエットが実に美しい。
両腕に折り畳み式の「フォールディングサポートアーム」を装備。
展開して約3倍のリーチになる。これはオーキスのコンテナから武器を取り出す時のマジックハンドみたいなもの。

全天周モニターを搭載した初の機体としても有名である。
Pスペックと呼ばれるコアファイター搭載型も存在しており、こちらは本編では登場しないが0083の前日譚として「GUNDAM EVOLVE4」で登場する。

3号機というシステムの制御中枢として非常に高度な処理性能を備え、
増設ユニットであるオーキスへのある程度の遠隔コントロール機能も有している。


武装はかなりシンプル、この内本体に装備されている武装はビームサーベルのみ。
センサー機能を優先したため当時の連邦軍機標準武装の頭部バルカン砲は採用されていない。

単体でも総合性能はGP01Fbと互角とされ、
後期OPのサビ辺りからステイメン単機がノイエ・ジールと戦うシーンが見られるが、劇中では殆ど活躍していない。
オーキス補給中の迎撃(戦闘描写なし)と最終戦後にコウの雄叫びと共にビームライフル撃った程度。
EVOLVE4でも序盤、ラビアンローズを襲撃したゲルググ部隊との迎撃で戦うが、デンドロビウムとドッキング(!)
襲撃部隊を殲滅後ドッキングを解除していたが・・・・

しかしゲーム作品ではドッキング状態では等しく戦えないパターンが多いことから、この形態がメインとされることも多い。
特にVSシリーズだとオーキスのパーツを召喚して戦うという無茶苦茶をやっている。

余談だが、ガンプラビルダーズにてステイメンの活躍を拝める。

武装

  • ビームサーベル
バックパック上部のサーベルラックに2基搭載。
サーベルラックはバックパック内に格納されており、使用時に展開される。

  • ビームライフル
Eパック方式のライフル。
ガンダム試作1号機の物の改良版であり、銃身部には緊急防御用の小型ビーム・サーベル「ビーム・ジュッテ」を内蔵している。

  • フォールディングバズーカ
折り畳み機構を搭載したバズーカ砲。装弾数は6発。

  • フォールディングシールド
折り畳み機構を搭載したシールド。使用時には前腕部の多目的ラッチに接続される。


◆ガンダム試作3号機


型式番号 RX-78GP03(末尾にDが付いている場合有り)
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 38.5m
全長 140.0m(砲含まず / 73.0m)
全幅 62.0m
重量 226.4t
出力 38,900kw
推力 2,265,000kg

武装
  • オーキス固定武装
    • メガビーム砲
    • 大型ビームサーベル×2
    • 大型クローアーム
    • Iフィールド・ジェネレーター
    • フレア・ディスペンサー
  • ウェポンコンテナ内蔵兵装
    • 爆導索
    • 大型集束ミサイル
    • マイクロミサイルコンテナ
  • ウェポンコンテナ内格納武装(ステイメン用)
    • 専用ビームライフル
    • フォールディングバズーカ
    • フォールディングシールド

搭乗者 コウ・ウラキ


アームドベース『オーキス』とステイメンが合体した形態。MAに似た形状*1をしている。
だが当時の連邦軍にはMAと言うカテゴリ区分が存在しなかった(MAのカテゴリ区分が採用されるのはグリプス戦役期に入ってから)ので、これでも便宜上のカテゴリ区分はMS。

連邦軍は試作3号機に対して「宇宙空間における単独での拠点防衛能力」という一機動兵器に求めるには幾ら何でも度の過ぎた無理難題を提示。
これはガンダム一機で大艦隊からMS部隊まであらゆる敵に対応・撃破せよという意味に等しく、達成するには『火力』『機動力』『防御力』『武装数』等のあらゆる面で既存の兵器とは次元の違う超高スペックを必要とした。

そこで開発部は大型スラスターによる高機動力と多数の重火器による高火力を有するジオンのMAに着目するも、MAは対MS近接戦闘になった場合に非常に脆い事が判明。
そこで一年戦争で使われたGファイターのように、MSをコアユニットとしつつ大型ブースターや各種武装等を一体化させた大型装備を取り付け、近接戦闘時や死角からの攻撃などには分離したMS部を使って対応する方式を取った。
その装備構成上、設定に反映されているかは不明瞭だがガンダムGダッシュの運用結果なども反映された設計と仕様であると思われる。

背部に積載された武器コンテナは8つ(2基のコンテナで合計16)のウェポンスロットを持ち、内部にはユニットとして規格化された多種多様な武装が搭載される。
MAとしての対艦・対集団を目的とした大型火器は勿論、ステイメン自身が運用する各種手持ち武装も折り畳まれた状態で搭載される。
コンテナ自体もユニット化されており、被弾時は切り離す事で誘爆の影響を避けることができる。

さらに連邦軍MSとしては初のIフィールド・ジェネレーター搭載機でありビームに対する防御面も万全。
……なのだが、連邦軍でのMA運用自体がまだまだ発展途上だった事も有ってか装置がよく目立つ外付けパーツだった為にノイエ・ジール戦では有線式クローで真っ先に壊されてあまり役に立たなかった。
EVOLVE4ではムサイ級の主砲の直撃にも耐え、その圧倒的防御能力を見せつけている。
またフレアディスペンサーも搭載している。

背面の6基の大型スラスターが生み出す大推力で前線に突入。搭載した兵器をばら撒きながら敵陣へ吶喊する姿はさしずめ「高機動弾薬庫」とでも言うべき代物。
その戦闘能力はMS1個大隊にも匹敵すると言われ、U.C.0083当時における最大最強の機動兵器である。

しかしあまりの大きさ故本機を格納できる艦艇は存在せず、補給や整備は船外に直付けして全てを宇宙空間で行う必要があり、運用コストも通常のMSの約100倍という恐ろしいまでの金食い虫。
アニメ本編ではそのあまりの武装量からアルビオンの片舷MSデッキが使用不能になり、チャック・キースジム・キャノンⅡが補充用の武装に押し出されてしまった。
  • もっとも「宇宙船外での整備」に関しては、一年戦争中にも連邦軍では「MSを船外に露天駐機する」「宇宙空間で補給や整備を行う」という場面は描かれており*2、理論上は可能だし技術蓄積もあったわけだが。
  • 3号機よりもさらに大きい各種戦艦の修理・整備も、連邦でもジオンでも宇宙空間で行われる場面が出ており*3、宇宙船用ドッグの存在などから「収納スペースのある専用ドッグを使えるならその方がいい」というのは事実であろうが、宇宙空間での整備という点に関してはさほど大きな問題ではないと思われる。

更に規格外のスペックと武装量は火器管制システムの異常な複雑化を招き、パイロットの精神的・肉体的負担を人間の手には余るレベルまで高めてしまっている。
事実として(3号機強奪後の過密極まるスケジュールもあってだが)戦闘から一時帰投したコウは嘔吐し、コックピット内に標準装備された特定処方による薬物(小説版によると劇薬であり、当初から複雑化した火器管制システムが及ぼす極度の肉体的・精神的負荷に対して薬物投与が推奨されていた)を用いるほどであった。
  • といってもそれは小説版の話でありアニメの設定資料集やガンプラの説明書の設定では「栄養剤・眠気覚まし・覚醒剤」であり別にこの機体向けに用意された薬でもなければ、
    あれがなければこの機体を扱えないというわけでもなく、 使わないほうが身体にはいいけど非常時の軍人には抵抗なく使うレベルの薬剤 だそうな。
  • 当時のコウは「ワイアット艦の救援からバニングの戦死」「ガトー試作2号機と激戦」と 連日の戦闘の後に、試作3号機を数時間で操作を覚えて軽く訓練し、 そこから10時間以上これに乗り続けて戦いっぱなしであり、そりゃ眠気を感じなくなる薬くらい必要になる状態である。
    正規の訓練をじっくり積んだパイロットが適切な運用時間で操縦する分には薬剤は不要らしい。

後年の「連邦軍のMA」サイコガンダムよろしく「(設計段階では)ニュータイプ強化人間の搭乗を前提としていたのでは?」という説がファンの間で持ち上がるのも致し方無い。

搭載されている武器も無茶苦茶で
  • MSを真正面から串刺しにしても破損しない強度と、戦艦を一撃で沈める大火力を有する、全長90m近いメガビーム砲*4
  • クローアーム先端から展開し、広い可動域と戦艦を一刀両断する出力を持つ大型ビームサーベル
  • 108個の小型誘導ミサイルを全方位に射出するマイクロミサイルコンテナ
  • 一基でも戦艦を沈められる大型ミサイルを3本束ね、射出後に分割可能な大型収束ミサイル
等のぶっ飛んだ代物ばかり。
大型ビームサーベルのグリップが仕込まれたクローアーム自体も並のMSを殴打で吹き飛ばしたり胴体を挟み潰して両断したりできるだけのパワーを有する。

総括すると大きさ、火力、機動力、コストなどあらゆる面で「規格外」なMSである。
ガンダム30周年記念PVの歴代ガンダム集合シーンでは、あまりの大きさに他のガンダム達の存在感を完全に食ってしまっていた。


□劇中での活躍

コンペイトウでの観艦式襲撃と核攻撃の後で試作二号機と相打ちとなった試作一号機に代わり、アルビオン隊がラビアンローズにて受領する。
そのタイミングで待機命令を受けるも、このままでは納得の行かないアルビオンクルーと、ニナの同僚ルセットの命を懸けた助力もあり半ば強奪の形で持ち去ることとなる。*5
その後はデラーズフリートの真の目的であるコロニー落とし「星の屑作戦」を阻止するため奮戦。ガトー分隊旗艦ペール・ギュントを初めとした多数の敵艦や敵機、そして連邦軍へと旗幟を鮮明にしたシーマ艦隊をも殲滅する

奮戦虚しくコロニー落としが阻止不可能となった後は、最後の決闘としてノイエ・ジールと対峙する。
手負いのガトーを相手に次第に押されていく中、両者の激突を飲み込む様に、連邦軍が敵味方構わず発射したソーラ・システムⅡが直撃し、3号機は大破(幸いステイメンは無傷)。
コウはステイメンのコクピットの中で気絶し、目的を達したガトーは彼に手を下す事なくシステムのコントロール艦に特攻して最期を迎える。
その後目を覚ましながらも最早宿敵との決着さえ叶わないことを知ったコウは絶叫を上げながら宇宙空間の暗闇にビームライフルを撃ち、ステイメンも活躍を終える。

その後コウは試作3号機の無断使用と抗命罪の容疑で逮捕。裁判で懲役1年の判決を言い渡される。
だが観艦式への核攻撃やコロニー落としを許した大失態の隠蔽を目論んだ連邦軍上層部がガンダム開発計画を封印・全記録を抹消した事でコウの罪状は消滅、釈放された。
直接的な描写こそ無いが、残存したステイメンはこの時点で解体、破棄された物と思われる。
グリプス戦役でも充分に通用する程のハイスペック機なのに勿体無い話なのだが…ガーベラ・テトラナラティブガンダムみたいに、外装だけ取り替えて偽装するとか出来なかったのだろうか?


機体の異次元スペックに対して本編での活躍はそうでもないが、事実として歴戦の勇士たるガトーの駆るノイエ・ジールにより的確に弱体化させられており、薬物を使って無理矢理乗っていたコウが最後までベストコンディションだったかも疑わしい。
後付け故に時系列としてZガンダムに繋げなければならないお話の都合もある。

ガンプラ

ステイメンは1/144とMGとHGUCが発売中。
MGとHGUCには前述のコアファイターも付属。
HGUCのものはディスプレイモデルで変形できないが、MGのものは差し替え無しでの可変ギミックを再現。
また両腕のフォールディングアームは両者共に差し替え無しで展開できる。

ただし両者共に2001年発売というかなり古いキットなので仕方が無いのだが、現在の基準で見ると出来は正直あまりよくはない。
特にHGUCは素組みだと色分けが残念、合わせ目が目立ちまくり、可動範囲が狭い、全体的にずんぐりしている、ビームサーベルが白い等、お世辞にも褒められた代物ではない。

0083発表より長らくの間デンドロビウムのキット化は難しいだろうといわれ、ファンの間では「ステイメンは立体化できてもデンドロビウムは通常よりミニサイズでなければ無理だろう」という認識であった。
実際最初の立体化もSD体形のBB戦士*6を除けばMA用の特殊なサイズである1/550でのリリース*7であり、この小サイズでも「出すのかよ…」と驚かれたほど。

しかし2002年にバンダイがHGUC化を発表。……つまり全長140.0m(砲身を含めない本体は73.0m)の本機を超弩級の1/144サイズでリリースするということである。

そうして世に送り出されたHGUCのデンドロビウムの雄姿たるや、なんと全長約1m、総重量約6kgである。
身長18mの初代ガンダムの1/144のガンプラがおよそ13㎝であることを考えると、いかに規格外の大きさであるか分かるだろう。

オーキスの外装は家電の部品と同じように成形されている。あまりに重いため、一部パーツに補強用の金属板を採用している始末である。
箱の時点でデカくて重い。持ち運びにも物凄く苦労する。店頭購入の場合、自転車で運ぶのはまず不可能。
車が無い人はかなり大変だが大人しく徒歩で運ぶか、店員さんに頼んで運送業者に配送してもらおう。

並のPGすら余裕で超える29,800円の定価も圧巻。おいそれとは買えない。
当然だが、HGUCでは最高価格である*8

ただしステイメンはHGUCからの流用であり、上記の問題点もそのままである。
また全塗装するにもエアブラシは必須。
その上、ガンダムカラーが何リットル必要なのだろうか?

運ぶのも組み立ても一苦労で、作ったら作ったで置く場所がない。

しかし、ガンプラ作りの猛者なら一生に一度は作ってみたいガンプラとして名を挙げるのではないだろうか。

他にも、M.I.A.、Gコレ、SDガンダム等で立体化されている。
こちらはサイズが落ちる分お手頃価格。

さらにプレミアムバンダイ限定で、食玩「ユニバーサルユニット」が発売。
価格は税込みで19,224円。食玩っていうレベルじゃねえぞ!!

後にHGUCでデンドロビウムに次ぐ超大型キットとしてネオ・ジオングが発売された。

□ゲームでの活躍


スパロボシリーズ

大体が中盤あたりに参戦。NT能力無しで大火力を発揮出来るオールドタイプの希望。
撃破されても中身のステイメンが残るが、ステイメンの火力はかなり控えめなので大幅な戦力ダウンになる。

宇宙用だが、ミノフスキークラフトをつければ空でも使用可能。α外伝以降の作品だと強化パーツに頼らずとも基本的にデフォルトで空を飛べる
ミノフスキークラフトでも内蔵したのだろうか……
作品によっては地面に下ろしたり海に沈めたりもできる。

ウインキー時代は運動性が低くサイズLLと格好の的な上に、原作のオーパーツぶりとは程遠いくらいのハリボテだった。
HPは高いが装甲はスーパー系より脆く、運動性はMSよりずっと低いので、避けられないし当たると墜ちるというどうしようもない仕様。ただ、Iフィールド持ちなのでビーム兵器にはそれなりに強い。
武器の威力も並で、当時はまだサイズ差補正にダメージ量まで反映されないため、無駄に種類が多いだけでしかなかった。*9
ウインキー時代でも強いスパロボもあるにはあったのだが、宇宙でしか全力で戦えないのにミノフスキークラフトを付けても地形適応:空D
このため、『第4次』ではカタログスペックは高いのに全力で戦えるのはたったの1話*10月面は出撃できるが空にいる扱い。最終2話は火星で地上戦扱いである。
挙句の果てに、第4次屈指の難シナリオではオーキス入手の前準備として、何の説明もなくコウをとっくの昔に型落ちしているステイメンに強制乗り換えして戦力外にしている*11
どう見ても完全にシナリオが敵に回ってきている…
こんな感じでせいぜい強化パーツでHPを増やしての『自爆』役*12が関の山だった。
…ただし扱いの悪い第4次でも移動力12という移動力オバケだった*13つくづくフルスペックで戦う機会が1回しかないのが惜しまれる。

が、『α』以後は性能が見直され運動性が向上して使いやすくなる。
サイズがデカいので当たりやすいのはあまり変わらないが、改造を施せば普通にスイスイ敵の攻撃を避けていくことも十分可能。中々恐ろしい光景である。
運用としてはゲッターライガーのような「結構避けるスーパー系」といった感じ。ただし移動力に難あり。
その後もコウの切り札とも言える性能を見せる。たまに強制出撃の際にバニングに取られるが。
特に第2次αとその流れを組んだAP第3次αのやたら気合の入った戦闘シーンは見どころ抜群。
あちこちのスラスターを吹かしながら高機動で動き回るデンドロビウムに見惚れたプレイヤーも多いだろう。
そしてステイメンの状態でも射程、攻撃力に優れる「ロングライフル」が追加され、そちらでの運用も十分視野に入るレベルとなった。

武装はメガビーム砲がメインとなる。武器が個別改造の作品だと保険でビームサーベルとバズーカ辺りを改造しておくと心強い。
多くの作品でMAP兵器を複数持つが、こちらは大体の作品で威力が控えめなため微妙(初出の『第3次』ではかなり強力)。『幸運』持ちで無理矢理使うプレイヤーもいる。
作品によっては必殺技的な零距離ビーム砲がつくが、『スパロボA』では地形適応が空と宇宙にしかない為、シーマ様に使って原作再現ができない*14
そのサイズのデカさにより、ダメージ計算にサイズ差が反映される作品だと元々高い火力がさらに高くなる。

◆SDガンダムGX GNEXT GCENTURY

ガシャポン戦記の流れをくむSFCのへクス製シミュレーションアクションゲームの2作目*15に連邦・エゥーゴリガ・ミリティアのIフィールド付き巨大MA枠で登場。このため前作のXとはちがい全勢力にMAが登録されるようになった。

武装は拡散ビーム、メガビームサーベル、メガビームキャノン(EN消費)、コンテナミサイルの四種類。発射したあと4本のホーミングミサイルになるコンテナミサイルが凶悪で、通常MSも数発当たれば撃沈するし実弾なのでIフィールド越しにもゴリゴリ削られるのでファンネル持ちよりも普通にヤバい。

正直一対一で歯が立たないのはIフィールドを貫通するバグを射出するクロスボーンバンガード&ザンスカール帝国連合軍のラフレシアぐらいしかなく、あちらはコスパがデンドロビウムの倍以上と劣悪なので同コスト相応に二対一で挑めばラフレシアにもまず負けない。
そのほかの陣営の巨大MAに至ってはファンネルやメガ粒子砲が主装備なのでこちらが優位に立ち回れる。精々何故かミサイルを装備しているサイコガンダムが善戦する程度で、原作ライバルのノイエ・ジール相手には圧勝できる。

また、原作を再現して撃破されてもガンダムと同じぐらいのENを持ったステイメンが脱出し戦闘続行可能。フォールディングバズーカを持ってるのでギリギリまで消耗させた敵巨大MAに止めを刺すことも可能。そして戦艦に戻れば再びデンドロビウムに復活できる。

但し、その分戦艦に搭載されたMS補給ポイントもバカスカ消費する。そしてステイメン状態だと復帰するのに余計にターンがかかり消費補給ポイントも増える。連邦最強の戦艦であるラー・カイラムですら戦闘で消耗したデンドロビウムを収容したら補給ポイントが半分以上ごっそり持っていかれるし(三機ともステイメン形態だったら満タンでも補給ポイントがほとんどスッカラカンに)、ホワイトベースサラミスではそもそも消耗した三機を収容するのは不可能*16

ちなみにこのゲームのガンダム試作1号機と3号機は連邦所属なのに、試作2号機とアルビオンは何故かティターンズ所属。ちなみにアルビオンだと消耗したデンドロビウムなら補給ポイント満タンの状態で何とか四機収容できるが、脱出したステイメンだと二機までしか収容できない

GNEXTでもミサイルは便利だが武装の威力が時代相応になってしまった。そのため、原作のライバルのノイエ・ジール相手にはやはり圧勝できるが、クィン・マンサが相手だと双方決め手不足で引き分けに終わる可能性もある。

GCENTURYでは接敵してもバウンドせずにサーベルや延びるクローがが多段ヒットするようになったため、サイコガンダムMk2やクィンマンサやインコムの代わりにようやくミサイルを手に入れたノイエ・ジール相手には不利になった。

A.C.E.2

本機を自分で操作できるアクションゲームは何気に貴重。
デンドロビウムは宇宙専用で僚機出撃不可だが高火力とIフィールドによる絶大な防御力を誇る。メガビーム砲が敵に接触すると砲身が突き刺さり、その状態で撃つと超強力な零距離ビーム砲になる。
AP3000以下で強制パージされ、ステイメン単機になるのに僚機不在のため実質AP7000と考えたほうが良い。
画面に収まらないほどの巨体ではあるが原作同様機敏に動く。特に各所スラスター出力に任せての急制動方向転換が再現できるのは本作くらいだろう。
メガビーム砲は発射とほぼ同時に着弾する極太レーザータイプで命中率に優れる。
ビームサーベルは突進型。原作でムサイの艦橋をぶった切ったモーション。
ホーミングミサイルは他機のミサイル系と同様のシステムで、1ロックオンで比較的ダメージの大きいミサイルが3発飛んでいく。
爆導索はある程度のホーミング機能があるワイヤーが敵機に向かって飛んでいき、時間差で爆発が連続発生。この爆発は別個にダメージ判定があるため大型の敵には連続ヒットする。
もっとも特徴的なのがマイクロミサイルポッド。ロックオン不要でとりあえず射出すれば、一拍後に無数のマイクロミサイルが分離。これらは周囲の敵を自動でロックオンして追尾するため、バッタのような小型敵の掃討にも、ボス敵への集中攻撃もワンボタンで行えると言う優れもの。
メガビーム砲とフォールディングバズーカ以外の武器は弾数が少ない上にリロード時間が極端に長いという大きな欠点があるが、リミッターを解除して弾数制限を取り払うと化物と化す。
ステイメンなら地上にも出撃可能で僚機出撃も可能。ただし性能自体は可も不可もない程度なのにデンドロビウムと修理状況を共有するので、可能なら地上では休ませておきたい所。

◆真・ガンダム無双

DLCとして追加。
基本はステイメン単体であり、SP攻撃等でVSシリーズよろしく適時メガビーム砲を呼び出したり、デンドロビウムと合体して敵を蹴散らす。
性能は動きが重い為にサシではやや苦戦する事を除けば、課金機体に見合うチート級の制圧力。
バーストモード等でデンドロビウムと化したが最後、大型ビームサーベルで薙ぎ払い、四方にミサイルを撒き散らす、白い悪魔そのものな原作通りの無双を味わえる。

SPゲージを二本消費して放つチャージ攻撃は、ガーベラのアレと同じモーションで敵をメガビーム砲身に串刺しにし、天高く上げてからブチ抜くという原作再現。
砲身で串刺しにする都合で若干狙った相手に当てにくいが、難易度ノーマルやハード辺りの名有り機体は一度捕まれば一撃で沈み、最高難易度の中ボスだろうと当てれば瀕死に追い込む反則級のイカれダメージを発揮する。

距離を調整してMAにかませば、今まで必死こいて足元で斬っていたのがバカらしくなるほどアッサリ沈む始末。
その辺のMAに飽きたら是非とも使ってみよう。


◆PS2 機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙

本機を自分で操作できるアクションゲームは何気に貴重。
メガビーム砲は図太いビームが飛んでいく。他の同様演出のビーム同様、Iフィールドを持った敵にも若干のダメージが入る。
本作にはマルチロックオンシステムが有り、例えばガンダムなら複数のターゲットに対してビームライフルを連射するのだが、流石にメガビーム砲を連射するのは拙いと思ったのか本機のマルチロックオンはフォールディングバズーカx2となる。ただし威力自体はなかなかのもの。
マイクロミサイルポッドはホーミング性はなく、自機の正面に放射状のダメージ判定を発生させる。ただしダメージ判定が複数出ているらしく、ノイエ・ジールのような巨体に密着して撃てば即死級のダメージとなる。
ただこのゲームのシステム上、MSを無制限に出撃させられるのは1vs1の対戦モードのみ。このモードでは流石にゲームバランスを考慮してか、メガビーム砲一撃でザクを撃破と言う形にはなっっていない。
エースパイロット追体験モード(コウ)、及びオリジナルパイロット育成シナリオでのみ本機の無双っぷりを味わうことができる。ただし後者はステージ選択がランダムな上、機体補正が小さい*17ためパイロットの育成は妥協することになる。


◆機動戦士ガンダム クライマックスU.C.

本機を自分で操作(ry
時代を考えるとオーパーツではあるのだが、F91まで順当にインフレしていくゲームバランスにおいては火力がそこまで伸びず、図体の大きさ=当たり判定の大きさが目立ち正直物足りない。
チャージシステムと言う都合上アクションゲームにもかかわらず戦闘がターン制になりがちで、武装の豊富さ=武装複数同時回転を再現できないのも本機が余り活きない理由の一つ。


ギレンの野望シリーズ

連邦軍では貴重なモビルアーマー兼砲撃兵器。カタログスペックだけ見ると、直接戦闘と砲撃を両立した凶悪MAだが、実際はメガビーム砲とフォールディングバズーカの射程が噛み合っておらず、メガビーム砲は攻撃回数が少ないので、直接戦闘は苦手。Iフィールドも実弾兵器が主であるジオン系MSには抜かれやすく、格闘戦に以降された場合も耐久値が低い為に危険。なるべく後ろに控え、MAP兵器である砲撃中心の運用をしたい。
肝心の砲撃武装であるマイクロミサイルは、着弾点指定型なので運用しやすい。アクシズの脅威からはCPUが砲撃範囲を避けるルーチンになったが、指定型故に命中させやすい。コンテナから降り注ぐミサイル群がなかなかに怖い。

0083の原作ストーリーに当たる星の屑イベントにて、アルビオン隊にデンドロビウムを供給するかの選択肢。承諾すると指揮下のデンドロビウムが一機消滅する。*18コロニー落としを防ぐ確率が上がる。*19
余談だが、イベントの順序をずらすとウラキ、キースが所属しないアルビオン隊が結成されるのだが、一体誰が操縦しているのだろうか。

ステイメンは運動性が高く、武装もなかなかだが、耐久力が開発時期を考えるとかなり低いので運用は難しめ。エースを乗せないと簡単に撃破される。使うなら後列に回そう。アクシズの脅威以降は、改造でデンドロビウムにできる上、直に生産するよりも安く済む。サンプルと合わせて、二機のデンドロビウムを作ろう。


Gジェネレーションシリーズ

地上ステージでの出撃は原則不可能(パーツなどで空中を上げれば出撃は可能)だが、宇宙だと文字通りの「怪物」。
サイズがXLLという弩級サイズなので、World及びOverWorldでは普通に運用しようとしたら出撃枠を1機で4機分圧迫してしまうので作りたての頃は育てにくい。
…が、仕様で各艦のマスターユニットは「サイズがXLサイズ以上であっても1機分に圧縮される」ので、
その気になれば宇宙で2機のデンドロビウムが暴れまわるという世紀末な光景も見れる。地上での運用が酷な分、一度宇宙に出ると止まらない。
脱出装置も持っているので、デンドロビウムが撃墜されてもステイメンとしてそのまま戦闘続行可能なのも強み。コウの「幻の撃墜王」との相性も抜群。
ただし前述したようにマスターユニットにしない限り戦力が目減りする事、Iフィールドが近接には対応していないこと、武装が射撃に偏っている上に背後をカバー出来ない事に注意が必要。
更に地味に横幅があるため、戦艦と戦艦の間のような狭い場所の通りぬけが出来ない欠点もある。
余談ではあるが脱出機能持ちの機体は戦艦に戻すと元に戻るという特徴があるため、脱出後のステイメンを戻すと何度でもデンドロになって出てくる。
オーキスを山のように積んでいるホワイトアークなど想像しただけでもとんでもない光景である。

機動戦士ガンダム 戦場の絆

REV.3よりコスト280(REV.4より250)の射撃型機体として地球連邦軍側に実装。
当初は期間限定イベントでの累計勝利数の報酬であったが、REV.3.53より勝利ポイント60で正式に実装された。
同時実装されたジオン軍側のゲルググM(シーマ機)と同様、バックブラスト機能を備えた初の機体*20
バックブラスト(以下BB)搭載機は、他の射撃型機体に比べメイン武装の装弾数が少なく発射時の硬直が大きいが、射撃直後にブーストペダルを踏むことで射撃時の硬直を打ち消し、素早くダッシュに移行することが出来る特徴を持つ。
こういったクセの強い特徴に加え、ペダル踏み込みのタイミングのシビアさや、武装の支給がなくセッティングの解放のみ、宇宙でしか出撃できない、サブ武装ではBBを発動できないといった点から弱機体なのでは…と思われたが、実装されてみると以下の理由からとんでもないブッ壊れ機体であったことが判明する。


当然そういったことが許されることもなく即弱体化され、のちにも複数回にわたってさまざまな部分で大幅な下方修正をもらった。
今では見る影もなく、むしろ当時見る影もなかったゲルググM(シーマ機)が大活躍している状況である。


◆ガンダムVS.シリーズ

初出は『ガンダムVSガンダム』で、ステイメンが参戦。
フォールディングバズーカ二丁持ちのスタイルが特徴的で、各種射撃でオーキスの一部を召喚して攻撃する
サブ・特殊射撃でコンテナを呼び出してミサイルを、特殊格闘で爆導索を召喚してレバーを入れた方向にアーチを描いて移動する。
今でこそ割と受け入れられているが、発表当時は原作からあまりにも乖離したアクションの数々は賛否両論であった。
モビルアシストはジム・カスタム2機が相手を追尾しながらジム・ライフル連射。

必ず2連射されるバズーカとコンテナミサイルによる弾幕を活かした支援が主な仕事。
格闘も振れなくはないのだがコンボ能力が低い上に発生も遅いため、格闘で押せ押せ出来る性能ではない。

続編の『Next』でも基本は変わらず。
ジム・カスタムが「召喚時にその場でライフルを撃ってから相手を追尾」という仕様になったことで、近距離での着地取りに使えるようになった。
また、BOSSとしてデンドロビウムも登場。
劇中通りの鬼のような弾幕に加えIフィールドも搭載しているが、図体が大きく機動力も抑えられているためそこまでの強敵ではない。

EXTREME VS.』ではアーケード版への参戦は叶わなかったものの、後に家庭用のDLC枠で参戦。
コストは2500に増加し、アシストと格闘派生のビームライフルを失った代わりに武装が増加。
特殊射撃コマンドに念願のメガビーム砲照射が追加され、NEXTで欠けていた瞬間火力を獲得した。
格闘性能も向上し、全体的に「初段性能が高い代わりに、攻撃時間が長い」という調整になっている。

しかし、「耐久力が低い」「自衛面が弱い」などの理由から、
初出の『FULLBOOST』~『MAXIBOOST』までは「よくて中堅」という評価が多く、対戦シーンでその姿を見ることは少なかった。

が、『MAXIBOOST ON』ではこれまでの不遇が一転、高評価を得ることに。


次回作『EXVS2』ではやっぱりというか、他の『MBON』時代の強機体ともども大幅に弱体化を受け、一気に弱機体に転落してしまった。
中間アップデートでかなり後期にではあるが救済措置が入った。格闘を除く射撃武装全てにテコ入れが入り、特に2発しか撃たなくなった射撃CSはフルヒットで強制ダウンを狙えるようになった。他にも前作から唯一性能を据え置きのままにされている特殊射撃がリロード時間短縮され、サブ射撃は両方共に誘導性能を強化されている。
さすがに全盛期ほどの性能や環境を得られた訳ではないが、2500コスト最下層帯からは抜け出せている。家庭用で猛威を奮った時期を知る人は、この際乗ってみるのもいいだろう。

そしてEXVS2XBでは、再び射撃CSの連射数が3発に戻った。サブ射撃は覚醒リロードに対応するようになり弾幕不足が若干解消された他、新規に格闘CSでジム・カスタムを呼び出す動作が増えた。誘導が弱く中距離以遠でないと使いにくい性能だが、ここからメイン射撃キャンセルがあるので落下保護目的で使うのが強力。
反面降りテクが豊富過ぎる上に両CSの扱いが必須と操作が複雑になっているのが難点。とはいえ使いこなせば十分上位機体にも食らいつける良機体となった。複雑な操作性という意味ではある意味原作再現
EXバーストは、CS短縮効果が戻ったS覚醒や戦況打開目的のM覚醒がおすすめ。覚醒リロードによる弾数回復も含めた後衛前提の立ち回りとしてC覚醒も悪くはない。


◆機動戦士ガンダム バトルオペレーション2

ステイメンのみ登場、コスト550の汎用機体。宇宙適正持ちだが地上でも出撃できる。
主武装はフォールディングバズーカ、バズーカ兵装にしては弾速が早く使いやすい。
副武装はビームライフル。弾数制の5発だがよろけを取る能力は低い。2020年10月に漸くバズーカと合わせて蓄積よろけが取れるようになった。
最大の特徴はビームサーベルを使った下格闘で、突進を含む逆袈裟。リーチが異常な程長くそれでいて出も早い。
他機体では考えられない位置からのバズ格コンボや不意打ち等で強みを発揮する。一方で優先度が中なので強襲機等には割り込まれてしまうのと、味方に当ててしまうフレンドリーファイアには注意。
出た当初は550で他に有効な汎用機が居なかった事もあり環境の一角を築いたが、コスト500のぶっ壊れ機体ガンダムMk-Ⅱの登場により状況は一変。
あちらと比較すると、HPが少なく盾も脆い、格闘優先度が中で威力も並、追撃や瀕死狩りに有用なバルカン系兵装がないといった弱点が顕となり、一線級を退いた。
特に2020年10月に公開されたレーティング戦での勝率は試作1号機をも下回って*21おり、武装の取り回しやHPに微強化を受けることになった。




追記・修正は機体を一人で扱いこなし、帰還してからお願いします。

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最終更新:2025年04月21日 17:13

*1 というか戦闘機や軍艦などの既存の機動兵器に当てはまらない形状

*2 特に『ガンダム戦記』アバンタイトルで詳しい。

*3 「機動戦士ガンダム」32話でザンジバルの破損したエンジンを修理するジオン軍クルー、同35話でホワイトベースの発進口を修理する連邦軍クルーなど。ホワイトベース、ザンジバルともに、試作3号機以上の体格を持つ兵器である。

*4 異様に長い砲身は、自機のIフィールド展開範囲より外側に砲口のみを出す事で最小限の砲撃する為の物

*5 この待機命令もトリントンから散々追い回しておきながら結局二号機奪還も核攻撃阻止も達成出来ず、挙げ句に一号機まで失ったアルビオン隊にはある意味当然のものなのだが…

*6 2000年6月発売

*7 2001年7月発売

*8 バンダイ製プラモデル全体の中ではまだ上があり、これより高額なキットに「1/350 宇宙戦艦ヤマト」「1/700 東京スカイツリー」「1/72 PG ミレニアム・ファルコン」などが存在する。

*9 更に旧スパロボでは武器が全体強化ではなく一つ一つ種別に強化しなければならなかった為、武器が多いというのは逆に使いづらい機体になっていた。

*10 入手シナリオではメガビーム砲を改造できないので全力で戦えない事になる。

*11 第4次の仕様として、部隊分割時に乗り換え可能な機体に乗っていたパイロットはその機体を持ってくる(誰も乗っていない機体は誰かが乗るまでは両チームの共有物になる)が、オーキス入手イベントは部隊分割中に発生するため、別チームにステイメンを持って行かれてシナリオに矛盾が出ないようにするための措置。

*12 ステイメンが残るので、上手くいけば修理費も掛からないで済む。

*13 理由としてはほぼ間違いなく試作1号機フルバーニアンが同じ移動力でステイメンの入手と共に強制廃棄されるため。なのでステイメンも移動力12。

*14 登場するのが24話後半「バーニング・ハート」だが月面上での戦いであり、シーマのガーベラ・テトラは陸扱い、そして初登場強制出撃なので防塵装置のような適応強化パーツが取りつけ不能なので、零距離ビーム砲で攻撃する事自体が不可能。しかもシーマはこのステージで死亡退場してしまう為、二度とその機会はない。

*15 SDガンダムXの次の作品。Gジェネでもちょくちょく見かけるトルネードガンダムの初出作品といえばわかりやすいか

*16 但し、戦艦隣接マスの戦艦へ移動とか建造した基地から隣接した戦艦に移動させる場合は補給ポイントは消費しないので、基地で製造された新品のデンドロビウムを前線に届けるのならサラミスでも可能

*17 弱いMSで出撃すると育成ポイントにボーナスが付く。本作は0079~0083年が舞台。つまり0083年代最強のデンドロビウムは補正も最低

*18 この際、パイロットが搭乗していた場合、強制的に降ろされ何故か負傷状態になる。

*19 他にもシーマ艦隊との裏取引、ソーラシステムの有無で変動する。これらが全て揃っているなら確実に阻止できる。

*20 厳密にはビルドファイターズコラボ期間中でのみ使用できたビルドストライクガンダムケンプファーアメイジング、ジムスナイパーK9が直前に実装

*21 下格が強判定で出が早いものの、キャンセルが出来ないため格闘コンボが弱い、更に副兵装がバルカンしかないため追撃も貧弱。よって1回の隙で大ダメージを与えたい熟練者においては評価が低い機体だった