登録日:2021/03/01 Mon 21:18:00
更新日:2025/04/10 Thu 09:15:11
所要時間:約 49 分で読めるよ…?
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第2章「小さながんばり屋」
© Cygames・JRA
ライスはみんなを不幸にしちゃう……。それを……変えたくて……!
◆プロフィール
キャッチコピー:不幸体質?健気に生きる薄幸少女
誕生日:3月5日
身長:145cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B75・W51・H76
学年:高等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:絵を描くこと
苦手なこと:誰かの不幸、幽霊さん
耳のこと:他人の不幸な話を聞くとしゅんと垂れる
尻尾のこと:人にぶつけないよう気を付けている
家族のこと:昔は、両親の絵本の読み聞かせで寝ていた
マイルール:絵本の帯は、取って大事にしまっておく
スマホ壁紙:実家の自室に飾っていた、1輪の青いバラ
出走前は…:ストレッチには人一倍時間をかける
得意科目:国語(特に現文)
密かな自慢:やさしいみんなに囲まれていること
よく買う物:色鉛筆(特に寒色)、購買のおにぎり
ヒミツ:①朝食だけはパン派 / ②いつか500色セットの色鉛筆を買うのが夢
自己紹介:ライスシャワー…です。あ、あのね…?ライス、みんなを不幸にする…だめな子なの でも…か、変われるように…がんばります!
キャラクターソング:ささやかな祈り
担当トレーナーの呼び方:お兄様、お姉様(育成シナリオ)、トレーナーさん(メインストーリー)
天皇賞(春)
極限まで削ぎ落した体に、鬼が宿る。
王者・メジロマックイーンの三連覇を阻んだ、漆黒のステイヤー。
悪役か、主役か。
悪夢か、奇跡か。
そのウマ娘の名は──
2012年URACM「The WINNER」より
自分の強みを
もっともいかせるのは
ここだと信じられる
舞台に立った君よ
倒すべき相手は誰か
しっかりと見さだめて
勝つためのアイディアを
心に描いた君よ
その場所で咲け
その一瞬に賭けろ
2021年URA「名ウマ娘の肖像」ライスシャワーより
◆概要
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「Heroes」第5弾「不屈のドラマがそこにある」篇
【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「Heroes」第5弾「 不屈のドラマがそこにある」篇より
長らくヒールと言われ続けながらも、最後には奇跡のヒーローとなった競走馬「
ライスシャワー」がモチーフの
ウマ娘。
右目は前髪を右に寄せてるのでいつも隠れている。いわゆる
メカクレ。
見かけからして中等部っぽいが実は
高等部。中身もかなり幼げなので、意外に思われる度は相当高いだろう。
そしてライスの外見を語るうえで欠かせないのがウマ耳の
デカさであり、全ウマ娘の中で最も長い耳をしている。
それ故に小柄な外見もあいまってウサギのような可愛さがある。
性格は素直で純粋。そして、自分がいると周りが不幸になってしまう……と思い込んでおり、他人を避けている。
彼女がそう思い込んだ理由は、自分が来ると毎回信号が赤になる、急に大雨になるなど、時に周囲を巻き込む不運によく見舞われるためだが、
それは言い換えれば彼女があまりにも間が悪いだけであり、彼女自身に原因(責任)があると言えるようなケースは滅多にない。
小柄で色白、何かあるとすぐに泣いてしまうような気弱な性格が雰囲気にも出ているような、薄幸そうなウマ娘だが、
一方で、誰かのためなら一生懸命頑張る事ができる健気な女の子でもある。
たとえば虫が体に止まると、怖がるものの潰そうとしたりはせず、なんとか逃がしてあげることを望むような心優しさを持っており、
誰よりも優しいからこそ、嬉しくても悲しくても人を想って涙が出てしまうウマ娘なのだ。
そういった背景により極端なまでにネガティブなところがあり、自分に自信はあまりない。
選抜レースに際しても「自分はダメだ」という恐怖に苛まれ、とうとうスタートに立つことができなかった。
それだけに「ダメな自分を変えたい」という気持ちは強く、勇気を出して大好きなお母様の元から離れたのもそうした想いから。
ただし
レースにかける勝利への執念、
実力の自負はむしろ人一倍強い。
非難を恐れて出走を拒んだ際も、
自分が勝てることは前提だった。ここは
マックイーンにも指摘されている。
マチカネタンホイザが注目される走り方を模索し相談された際も、「
勝てば注目される」と断じた。……そりゃそうなのだが、彼女の走りへのシビアさが窺える。
絵本が好きな読書家で、同室の
ゼンノロブロイとは文学少女仲間。感受性が豊かなのも読書が影響してるのかもしれない。
絵もそれなり以上に描けるようで、
マンハッタンカフェ達から可愛いと好評を得ている。
いずれは絵本の執筆をするのが夢。
さすがに
スペシャルウィークや
オグリキャップほどではないにしろ、隠れた健啖家。
……と思われていたが、
クライマックスシナリオのイベントで
夏祭りイベントの際に画面に映る毎に手に持った食べ物がコロコロ変わってマチタンに突っ込まれる、
大食漢三銃士の先鋒に数えられる等、食堂スタッフから見れば
オグリやスぺの次に食べると見られているようだ。
……考えてみたら太り気味となる確率がある「食べ物系をたくさん食べる選択肢」イベントでは他のウマ娘が「1人前多く食べる」位であるのがほとんどなのに対して、
ライスのそれは「
お昼ご飯食べた後に1つのスイーツショップのりんごフェアの商品全種類」とメチャクチャ多い量である為、割と初期からそんな設定だったのかも知れない。
ご飯を山盛りにしたり特定のメニューをドカ食いするのではなく、色んなメニューを幅広く食べるタイプらしい。
本人はこれを恥ずかしがっていて、
ゴールドシップにバラされた際は珍しく
「言わないでぇ~~!!」と強く抗議した。
ちなみに朝はパン派のようだが、自身の名前からの連想でそのことについて若干体裁を気にするような様子が見られる。
ゴルシからは何かの主張か、はたまた自分へのアンチテーゼなのか、と深読みされている
大豊食祭シナリオのイベントにてこの件についてライスが触れており、「おはようパン屋さん」という好きな絵本から来た習慣であるとのこと。
なお、単なる逆張りネタではなく史実のライスシャワー号が京都競馬場を得意としていた事に関する京都ネタではないかという考察もある。
一人称は「ライス」。
アプリ版ではプレイヤーの分身でもある自分のトレーナーを、愛読書の登場人物にちなんで「お兄さま/お姉さま」と呼ぶ。
それまで彼女にそういった傾向はなく、前触れなく被弾したトレーナーたちはビックリしたという。
一方、この「お兄さま/お姉さま」呼びや、絡みが多いゼンノロブロイ(ルームメイト)やミホノブルボン(ライバル兼友人)が敬語キャラ故に混同されやすいが、
ライスシャワーは基本的に目上に対しても敬語は使わずタメ口で喋るという、内気で大人しいタイプのキャラにしてはなかなか珍しい特徴がある。
ただし、仲の良い相手であっても「ロブロイさん」や「ブルボンさん」など、誰かを呼ぶときは「さん」付けをすることが多い。
「黒い刺客」「漆黒のステイヤー」の異名を持つ、生粋のステイヤー(長距離を得意とする脚質)。
並外れたスタミナと最後の最後で伸びる足を持ち、長距離で競り合ったが最後彼女に交わせない相手はいない。
その代わり適性が長距離に偏っているため、瞬間的な加速はあまり得意ではなく、ペース配分を間違えたり短い距離に挑むと劣勢を強いられる。
◆アニメ版での活躍
Season1
アニメ第1期はBlu-ray収録のOVA「BNWの誓い」で登場。
ビワハヤヒデのチームBの一員として登場し、駅伝では第一走者としてチームNの'92年二冠馬・
ミホノブルボン、
チームWの'90年ダービー馬・
アイネスフウジンとしのぎを削った。
劇中、解説の
グラスワンダーから「黒い刺客」と評される。
Season2
アニメ第2期で本格的に登場(時系列としてはOVAのエピソードより以前となる)。
皐月賞に挑むミホノブルボンに目を付け、フードにサングラスの変装で後ろから走って背を追ったが、結局練習中に追い付くことはなかった。
最初は視線すら向けられず、歯牙にもかけられなかったが……徐々に縮まる着差は無視できるものではなく、菊花賞前に三冠を狙うミホノブルボンからライバル視される。
そして菊花賞ではレコードタイムで1位を取りミホノブルボンの三冠を阻止する。
しかし、彼女が勝利を得た代償は…………
天皇賞(春)の出走が決まり、メジロマックイーンから良いレースにしようと、自信に満ちた面持ちながら淑女として温和に声を掛けられるが、
なんと、
彼女は天皇賞への出走を拒否しようとしていたのだ。それどころかもうレースに出ないとすら言うではないか。
その後、
トウカイテイオーを始めとしたチームスピカからの説得はことごとくスルーし、単に弱気なだけじゃない意思の強い頑固ともいえる振舞いを見せる。
最終手段としてズタ袋に放り込まれて拉致されてしまい(!?)、ロープで縛られたことでついに観念してスピカの面々に自ずと口を開いた。
ライスはレースに勝って皆が笑顔になるのが凄く嬉しくて、走ることが好きになった。
パッとしない自分でも、周りの皆を不幸にしてしまうライスでも、レースで頑張れば笑顔になってくれる。
認められたい、祝福されたい。その中で皆が笑顔になってほしい。人一倍優しいライスは、そう願ってトレーニングに打ち込む。
相手は「サイボーグ」と称されるほど、過酷な鍛錬をこなし続けて強靭な肉体を練り上げる傑物。
それでも執念に似た積み重ねが彼女を強くし、菊花賞でミホノブルボンに勝つことは出来たが、
彼女が得たのは、ブルボンの勝利を期待していた観客からの消沈と落胆の声だった……
春の天皇賞も…みんなマックイーンさんの三連覇を期待してる……
そんなレースに出て勝っても誰も喜ばない…勝ってもみんなを不幸にする…ライスシャワーという幸せな名前の自分が……
その独白は、初めて輝かしい名誉を得たはずの勝者としてはあまりに理不尽で、あまりに痛ましい苦悩の吐露だった。奔放なゴルシでさえこれには押し黙るしかない。
結局ライスは涙を湛えた目で部室を後にした。
ちなみにこのシーンでは刑事ドラマの取り調べシーンを意識してかカツ丼が提供されているのだが、
ライスシャワーの独白が終わったところをよく見ると
カツ丼が少し減ってスペシャルウィークの顔にご飯粒が付着している。
後日。
彼女の胸中、その深い絶望と悲しみを知ってもなお諦めきれないトウカイテイオーは、偶然会ったミホノブルボンと共に彼女の言葉ならあるいは……とライスの説得を試みる。
…が、すっかり他者の怒りや失望、陰口に萎縮してしまうほどトラウマを負っていたライスの前に、
対人経験値が少なくスパルタ育ちなブルボンの説得は失敗し、逃走した彼女を後ろからテイオーとブルボンが追いかける。
小柄な体躯は小回りが利き、意外なほどの機敏さで包囲を抜けるライス。
一心に鍛えた体は皮肉にもレースからの逃走で証明され、圧巻のスタミナは3200mを超えてなお途切れず二人を振り切る。
夕方に差し掛かるまで逃げたライス。道中、戦ったことのあるウマ娘から純粋な称賛の声があったことを受け止め、楽しそうに練習するグラウンドを眺める。未練がないはずもない。
しかし──聴こえてきた何気ない一言で、ふと
ウイニングライブのことが頭をよぎってしまう。
そこに華やかで歓喜にあふれた舞台などなく、観客達は
ライスのことを完全に無視しブルボンとタンホイザに歓声を送ったのだ。
こちらも諦めないテイオーとブルボン。ライスを見つけるが、返ってくるのは何度目かわからない拒否。
頭を抱え、座り込み、苦しみのままに叫ぶ。走っても意味がないどころか皆傷つくだけだと。そしてもう疲れたと言わんばかりに力なくこぼす。
ライスはブルボンさんやテイオーさんと違う…ライスはヒールなんだよ。
みんなから嫌われてブーイングされてみんな不幸にしちゃう……祝福の名前を貰ったのに……ライスシャワーなのに……
天真爛漫なテイオーさえ、かける言葉が見つからない。ライスが負っていたのはそれほどの絶望だった。
それでも。
ブルボンは説得を辞めない。なおも語調は強くなりさえする。それは──そのワケは。
ブルボンは菊花賞の後、大きな怪我をしてしまい療養を余儀なくされてしまっていた。ジャパンカップにむけて調整していた折だった。
“その後”があるかどうかもわからない。厳格なトレーナーすら「負担をかけすぎてしまった。すまない」とただ謝るしかできない。そんな状態だった。
屈強なブルボンをして、走るのをやめようと考えた。不安に押しつぶされそうになった。それでも折れずにいたのは──ライスがいたから。彼女を目標にしてきたから。
彼女から夢を奪ったライスは、同時に新たな夢を与える存在になっていたのだ。
あなたはヒールなんかじゃない、ヒーローなんです。それなのに何なんですか!あの有馬記念8着は!
呆気に取られるライス。そして流れ弾(同レース11着)を喰らうテイオー
ヒーローとまで呼ばれた。それも、ダメな自分が憧れて、なんとか追いつこうとするキラキラした人から。
静寂の後、震える唇が素直な気持ちを紡ぐ。
……勝手なことばかり言わないでください。そんなこと言われても迷惑です。
でも……
ブルボンさんの気持ち、受け取りました。
ライス…もう一度頑張ってみます!ライスもブルボンと一緒に走りたい。だから…ライス出ます!天皇賞に!
怖い気持ちは変わらない。きっと、勝ってもまた……その懸念も変わらない。
それでも、遂にライスは二人の説得を応じ天皇賞の出走を決めた。
誰かのためならやれる。喜んでくれる誰かがいる。ライスシャワーはそれで頑張れる。
二人の影に尾を引いた、長い長い菊花賞が終わった瞬間だった。
天皇賞の出走を決めた後日。トレーニングを再開しマックイーンと併走しようとするが、何日走ってもマックイーンのスピードには追いつけない。
差は縮まってはいる──だが時間がない。このままでは勝てないと悟ったライスは一人、特訓を始めた。
またも姿が見えなくなったライスを心配したブルボンが見つけたのは、外泊を申請し、学園から離れた場所でテントを張ってただひたすらに自分を追い込むライスの姿だった。
ジャージ姿の彼女はしかし、普段と様子が違う。気弱さは鳴りを潜め、言葉少なに意図を語るライス。
経験では勝てない。走力でも及ばない。
精神力。精神は肉体を超越する。ライスが勝てるとしたらそこしかない。だからそこで勝つ。
ブルボンもまた、彼女のトレーナーが掲げる同じ理念の元、徹底的な鍛錬で適性を伸ばした身。それもあってか、すっかり覇気を取り戻したライスにブルボンはどこか嬉しそうに同意する。
気にかかるとしたら、無残なほど履きつぶされた靴。ブルボンでさえ何事かと勘繰るそれだった。
説明もそこそこに新たな靴を履いて再開するライスを見送り、ふと視界に入ったのは──
回収する時間も惜しいとばかりに、無造作に転がっていた三足の黒ずんだシューズ
それが意味するところは、「サイボーグ」ブルボンですら言葉を失う常軌を逸した追込み。
ひたすら、ただひたすらに走り込むライス。スポーツバッグいっぱいの靴を履き潰し、寝るのを惜しんで特訓し…………
いつしか、ライスはウマ娘ですらない“なにか”になろうとしていた。
そして迎えた天皇賞本番、地下バ道を歩くマックイーン。異様な気配を感じ、振り向くとそこには…………
全身に漆黒のオーラを纏い、左目に青白い炎を燃やすライスシャワーがいた。
レース前だというのに呼吸音がはっきり聞こえるほど息が深く、どこか荒々しい。その“なにか”の通過を、マックイーンは言葉もなく見送る。
ゲート入場にも異変が。あのマックイーンがなかなかゲート入りしない。まるで食いちぎられんばかりの重圧を受け、体が本能的に拒んでいるかのような感覚に戸惑っていた。
遂に天皇賞がスタート、ライスは外からマックイーンをマークする。
まさに徹底マーク。それも、自分の姿を見せるようにあえて背後に回らない。スリップストリームで優位に立てるのに、である。
その様子に、スペシャルウィークは宝塚記念で自分をぴったりマークしたあの時のグラスワンダーに似てると勘付く。
そこに当のグラスが顔を出し、突然の登場に驚くテイオーたちをよそに何故似ているのかは分からないと言いつつ「運命的な何かを感じます」と不敵にほほ笑む。
戻ってレース場。不気味な威圧感を隠そうともしないライスに後ろから急かされるようにして、マックイーンはペースを早めてしまう。
乱されていることを案じた客席からの指摘を受け自分のペースに戻そうとするが、
そもそも先頭でリードするパーマー含め先頭集団の2000m通過タイムは2分4秒という異様な速さ。
ゴルシ達はマックイーンの異変を危惧するが、トレーナーはそれを否定。冷や汗をかきながら「マックイーンはおかしくない。おかしいのは、相手の方だ」と口にする。
後方の
イクノディクタスや
マチカネタンホイザはなんとか追いすがりながら、いずれ無茶な走りで失速するはずの後半に向けて足を溜めようとする。
それは正しい。セオリー通りの最善である。
この時このレースでなければ。
第4コーナーでマックイーンが先頭に出るが、ライスはそれを離さない。
勝ちパターンに入ったはずのマックイーンが相手を引き剝がせない。まさか、まさか。
そのまま最後の直線に入ったことで、スタンドからはマックイーンの三連覇を待ち望んでいる観客達が嫌な予感とばかりに
「おいおいやめてくれよ……!」「ライスシャワー、またヒールになるつもりか!」と声を上げる。
手に入れた勝利は誰も望むものではなかった。走るのを辞めようとした。
ひょっとしたら。あのままだったら、聞こえてくる声に震えて止まっていたかもしれない。
でも。ブルボンの言葉に、ライスは再び走る力を貰った。
そして、ブルボンは自分をこう呼んでくれた。
その言葉を支えにして隠れた右目にも炎を灯し一気にスパートを掛ける。
ライスシャワー交わした!ライスシャワー交わしたか!?もう一度マックイーン!
昨年の菊花賞でもミホノブルボンの三冠を阻んだライスシャワーだ!
ライスシャワー完全に先頭!2バ身から3バ身と開いた!
ライスシャワーだ!ライスシャワー1着!マックイーンは2着!
猛然、加速。全速のマックイーンを交わし一気に差を付けゴールを切る。
3分17秒1のレコード記録。最強の相手に完全な勝利をもって、ライスシャワーは天皇賞(春)を制覇した。
魂を削るような修練の果て、一度は諦めた道で完璧な勝利。レコードの文字を目にしたライスはパァッと笑顔を咲かせる。
しかし、観客席から聴こえてくるのはまた、落胆の声だった……
小さな勝者から笑顔は消え、唇を結び、しかし気丈に一礼して退場しようとする。
だが、どこからかはっきり拍手の音が聴こえてきた。振り返れば、マックイーンや出走したウマ娘、チームスピカ、一部の観客達がライスに拍手を送っていた。
今にも崩れそうだが、しかしわずかに微笑んだライスは向き直るとマックイーン達に再び一礼。少しだけ軽い足取りでその場を去った。
レース後、地下バ道で待ってたブルボンを瞳に映し、その微笑みを見たライスは抑えていた想いががこらえなくなって溢れさせる。
また……たくさんの夢を壊してしまいました……。ブーイングは痛いですね……やっぱり……痛かったです……
ブーイングはチャレンジャーの勲章です、傷付く必要はありません。でもいつか、これが歓喜と祝福の声になる日は必ず来ます。あなたが勝ち続ければきっと
だって……あなたの名前は“ライスシャワー”なんですから
………うん! ライス……頑張るね……っ
それでこそ私のヒーローです
辛かった。痛かった。でも、支えてくれる人たちがいる。頑張りたいと思う人たちがいる。
いつか、歓喜と祝福の声援を聞けるように。前よりはちょっとだけ暖かい涙を流し、走り続けることを誓ったのだった。
その後食堂で出会ったテイオーに天皇賞のことを称賛され、勝負したときは勝つことを言い渡される。
あのトウカイテイオーにライバル視される“強いウマ娘”となったライス。どうやら気落ちはしていないらしく、相変わらず気弱だがしっかりと受け答えしている。
なお、
「(テイオーさんと)勝負したこと……あるんだけどな……」とこぼす。まぁテイオーそういうとこあるから……
新進気鋭のBNWの熾烈な戦いには驚嘆の声を上げ、これまた食事中にテイオー三度目の骨折をブルボンと共にモニター越しに知る。
自分も大変な時期であろうに瞳が潤み、非常に心配そうな面持ちで眺めていた。
ちなみにパンを食べていたのでおそらく朝食。
オールカマーに出走した際には
ツインターボの逃げに翻弄され、悟った時には遅く捉えきれず3着に。
そして有馬記念では終始中団から抜け出すことができず8着に沈む。ライスもまたその場にいる全員と同じ、勝利を望む断固たる気持ちで戦った一人。
譲る気はなかった。だがかつて自分の背中を押してくれて、しかしもう戻らないかとさえ思われたテイオーが奇跡の復活勝利をもぎ取った。
静かに歩み寄ってライスは大粒の涙を浮かべながら健闘を讃え、帰還を祝福した。
Season3
第4話にて、ミホノブルボン主導のキタサンブラック特別合宿における給仕係として登場。
…が、初日のメニューが山盛りご飯以外はさんまの蒲焼缶詰だけだったために即効でネタにされてしまった。
別の日には飯盒でパンも炊いていたのだが、やはり他のおかずどころかジャムやバターすらも見当たらなかった。
もうちょっとバリエーションは増やせなかったのか。
合宿中盤においてブルボンがこの合宿におけるメニューは本来復帰後の自分のために黒沼トレーナーが考案したものであったこと、
そしてその期待には応えられなかったと零していた際には寂しそうに視線を下げてもいた。
ROAD TO THE TOP
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 |
芝:A |
ダート:G |
距離 |
短距離:E |
マイル:C |
中距離:A |
長距離:A |
脚質 |
逃げ:B |
先行:A |
差し:C |
追込:G |
リリース初期から☆3「ローゼスドリーム」として実装され、2021年9月29日にはハロウィン新衣装の☆3「Make up Vampire!」が、
2024年7月9日には第3の衣装である☆3「Yummy Dreamy Fairy」がそれぞれ追加実装されている。
距離適性は中〜長距離がAとなる典型的なステイヤータイプ。
マイルは初期適性Cのため、そのままだとギリギリ走れなくもないレベルといった程度だが、因子4以上でAまで底上げできるため補正は容易。
また、何気に短距離適性もEとこちらもギリギリ初期因子でAに底上げできる下地があるため、その気になればダートレース以外は全て走らせることが現実的なラインだったりする。
マイラーやスプリンターに改造したライスを走らせるのも面白いかもしれない。
それどころか、「ローゼスドリーム」の方は「決意の直滑降」が「地固め」のように機能する中山1200mや、
適性ウマ娘が極端に少ない中京1200mチャンミでも「登山家」を自前で持っているが故に、普通に採用が考えられるレベル。
[ローゼスドリーム]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ローゼスドリーム]ライスシャワー」勝負服
馬主である栗林英雄所有競走馬の勝負服「
青,
赤襷,
茶袖」をベースカラーとしたドレス風衣装。赤襷の部分は両腕の袖、茶袖カラーは脚のロングソックスに見られる。
また、胸と帽子にはウマ娘のライスシャワーの象徴とも言える、
「奇跡」を意味する
青薔薇を付けている。
成長率も根性+20%、スタミナ+10%と、アニメ版と同じくとにかく精神力とスタミナですり潰すスタイルの、終盤での競り合いに強いウマ娘となっている。
ステータス的にはスタミナと根性に特化した性能が特徴。初期ステータスはスタミナ>根性>賢さ>他というバランスで、
ただし根性よりスタミナの重要度が高い仕様上、特に長距離レースに向けては意識してスタミナを伸ばすか回復スキルを積むかしないと意外にバテやすいので要注意。
所持スキル
実装当初は「クールダウン」の発動タイミングに難があったのだが、1stアニバ以降は中盤確定発動に変更されたことで強化されている。
「決意の直滑降」は下り坂で加速力が上がるスキルなのだが、史実のライスシャワー号は
1995年第36回宝塚記念で京都競馬場第3コーナーの坂、
通称「淀の坂」で転倒、その場で安楽死になっていることを鑑みると、少々考えさせられるスキル。
通常スキル:
深呼吸、先行けん制、直滑降、(覚醒Lv2)登山家、(覚醒Lv4)栄養補給
レアスキル:
(覚醒Lv3)決意の直滑降(下り坂で加速力が少し上がる/先行)
┗決意のヒーロー(下り坂で加速力を少し上げ、さらにわずかに前に出る/先行)
(覚醒Lv5)クールダウン(レース中盤に息を入れて疲れにくくなる/長距離)
┗黒の刺客(レース中盤に持久力を回復し速度がわずかに上がる/長距離)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ローゼスドリーム]ライスシャワー」固有スキル発動
固有スキルは「ブルーローズチェイサー」。
効果は「最終直線で抜け出した時に強い意志を持って速度が上がる(調整前)」→
「最終コーナー以降に追い抜いて先団についていると最終直線で強い意志を持って速度が上がる(調整後)」というもの。
長らく有効活用しにくかったスキルだったが、2022年2月24日の大規模バランス調整により、発動条件が緩和された。
演出は青薔薇のブーケを携えたライスがチャペル内を進み、祭壇の前で振り向きざまに短剣を抜刀して突っ込んでくるというもの。
史実でも呼ばれていた「刺客」のイメージが強く押し出された演出となっている。
[Make up Vampire!]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Make up Vampire!]ライスシャワー」勝負服
ストーリーイベント「Make up in Halloween」に合わせて実装された別衣装。通称「ドラキュライス」「ハロウィンライス」。
名称通りにヴァンパイアをイメージしたもので、黒と紫をベースにしたドレス衣装にコウモリの羽、
腰元にはジャックオーランタンをモチーフにしたオレンジのリボン飾り、細かい所では口に鋭い牙も装着しているなど、
ハロウィンらしい意匠がふんだんに盛り込まれつつも、ライスの可愛さも引き立てる衣装となっている。
こちらの成長率はスタミナとパワーに+15%。
所持スキル
後述する固有スキルも合わせて回復とデバフに特化した構成になっていると言える。
特に見惚れるトリックとその進化スキルであるトリック&トリートは発動条件が厳しいものの、
上手くハマれば後続の後方脚質ウマ娘のスタミナをごっそり削ることもできたり。
通常スキル:
スタミナキープ、トリック(前)、長距離直線〇、(覚醒Lv2)コーナー回復〇、(覚醒Lv4)逃げためらい
レアスキル:
(覚醒Lv3)余裕綽々(レース中盤が迫ったとき前の方にいると疲れにくくなる/先行)
┗がんばるぞー…おー!(レース中盤が迫ったとき前の方にいると持久力を回復し、速度がわずかに上がる<作戦/先行)
(覚醒Lv5)見惚れるトリック(レース中盤に前の方にいると後ろの掛かったウマ娘が疲れる)
┗トリック&トリート(レース中盤に前の方にいるとき後ろのウマ娘が掛かるとその持久力を削り、自分の速度が上がる)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Make up Vampire!]ライスシャワー」固有スキル発動
固有スキルは「Drain for rose」。
「レース中間付近を好位置で走行中に詰め寄られると、前方のウマ娘から持久力を吸い取る」効果の回復スキル。
発動演出は、満月の闇夜にこうもりと共に颯爽と登場したライスが、オドオドしながらも一生懸命こちらを怖がらせようと両手と牙を向けてくるという最高にカワイイもの。
また2022年5月30日に「衣装変更機能」が実装され、性能は新衣装でありながら見た目は通常衣装で育成できる(逆もまた然り)ようになった。
ハロウィンライスのG1勝利ポーズが通常衣装版になったことで、より魅惑的で破壊力を増したライスを育成できるようになり、多くのお兄さまお姉さまが歓喜の声を上げたとか。
[Yummy Dreamy Fairy]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Yummy Dreamy Fairy]ライスシャワー」勝負服
第8の育成シナリオ「収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭」にて披露した新衣装。
明るめのグリーンをベースカラーにした優しいイメージのエプロンドレス風の衣装で、
胸元の黄色いリボンやライスお手製のワッペンといったアクセントにも凝っている他、
髪型も普段のストレートから後ろでツーテールに結っており、[CODE:グラサージュ]ミホノブルボンとお揃いとなっている。
衣装イベントで言及された「絵本の中の料理人」といったとても可愛らしい勝負服として仕上がっている。
こちらの成長率はスタミナに+20%、根性に+10%の配分。
所持スキル
覚醒スキル、固有スキル共に京都レース場で特に有効に働くものが揃っており、
ライスの史実勝利レースである菊花賞や天皇賞(春)を強く意識していると言える。
通常スキル:
京都レース場〇、登山家、影打、(覚醒Lv2)長距離直線〇、(覚醒Lv4)本領発揮
レアスキル:
(覚醒Lv3)究極のヒルクライマー(上り坂で加速力が上がる)
┗山頂でイタダキマス(レース後半の上り坂で加速力が上がる/先行)
(覚醒Lv5)淀の申し子(京都レース場が得意になりスタミナ、賢さ、スピードが上昇する)
┗淀の祝福(京都レース場が得意になりスピードとスタミナと賢さがすごく上昇する)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Yummy Dreamy Fairy]ライスシャワー」固有スキル発動
固有スキルは「あおぞらクッキング♪」。
効果は「終盤の最終コーナーで前方にいると速度が上がる、京都レース場の長距離レースならものすごく上がる」というもの。
上述したように菊花賞や天皇賞(春)において最大限の実力を発揮できるコンセプトとなっている。
「淀の祝福」で基礎ステータスを底上げし「山頂でイタダキマス」で加速をかけながら最終コーナーで固有を発動と、上手く噛み合えば終盤で凄まじいスパートをかけることができるだろう。
ただ、通常衣装とハロウィン衣装で持っていた回復スキルが一切無くなってしまっているのが大きく響いているため、サポカで上手く補強したいところ。
発動演出は、ライスが満天の青空の下、メルヘンチックな可愛らしいお家の庭先で一生懸命に料理の飾りつけをしたり、小鳥たちと戯れたりするなど実に可愛さ満載である。
固有二つ名は共通して「黒い刺客」。
取得条件は「重賞に23戦以上出走しつつ、その内菊花賞と天皇賞(春)を2番人気以上で勝利し、ファン数が32万人になる」。
「重賞に23戦出走」は史実の再現と思われるが、約4年分の実績を2年半で消化することになるため、
連続出走ペナルティも覚悟しなければならないほどの過密なスケジュールとなってしまう。
その分トレーニング回数が少なくなり、元々高い育成難易度がさらに跳ね上がることに…。
「菊花賞と天皇賞(春)を2番人気以上で勝利」は、史実でミホノブルボンとメジロマックイーンを破った両レースがいずれも2番人気だったことが由来か。
"重賞"なのでオープン戦やURAファイナルズはもちろん、メイクデビューもノーカウント。
全てG3以上のレースに出走したなら、育成最終目標のシニア級有馬記念までに戦績が23戦以上になっていれば大丈夫だろう。
クライマックスシナリオでは強くしようとしたら自然とライバルのいる重賞レースにたくさん出走させる必要があることから、
育成成功時には(ティアラ路線を選ぶなど指定レースを走らなかった場合を除き)取れる確率が大いに高まった。
なお、育成シナリオが起こらない関係上シニア級の宝塚記念は阪神レース場での開催になるので、特殊実況は聞けなくなる。
彼女を育成する上で最大の問題となるのはその育成難易度の高さ。
ただでさえ高難易度とされる長距離ウマ娘の中でもライスは特にとっつき辛い要素が多く、
- 脚質の自由さゆえに育成方針が迷子になりやすいうえ、やる気ダウンイベントがやや発生しやすいためにコンディション管理が難しく、おまけにシニア級あたりから目標レースのたびに高ステータスのナリタブライアンを相手にすることになるマヤノトップガン
- クラシック三冠路線からいきなり短距離路線へ転向、しかしラストはまた中距離の秋天に挑むことになるという無茶振り極まるスケジュールに苦しめられるキングヘイロー
あたりと並んで初期実装組では最難クラスの難易度とも目されている。
折りしもアプリ配信の直前には、前述の天皇賞を描いた“ライス回”アニメ第8話が放映された事もあり、
最初に貰える引換券でライスを選びお迎えした多くのお兄さま・お姉さま方がその高難易度に次々に心を折られていったという。
何故そこまでライスの育成が難しいのかというと、シンプルに育成目標のハードルが最初から最後までずっと高いため。
まず、2つ目の目標レースでいきなり適性CのマイルレースであるスプリングSを走らされる。
幸い着順目標は5着以内と緩めではあるが、腐ってもクラシックのG2レース。順位要件をクリアしたとしても次の目標である日本ダービー出走へのファン数が足りなくなったりする。
継承でマイル適性を上げれば楽になるが、育成目標としてマイルを走らされるのはこれっきりなのでここのためだけに因子の枠を1つ使うというのもややもったいなくはある。
そして史実での活躍が目覚ましいウマの例に漏れず育成目標の多くは重賞レース、かつ着順目標も総じて厳しめに設定されており、
特に
天皇賞(春)とシニア有馬記念の両方で1着を求められるのは初期実装組ではライスシャワーのみ。
この2レースはそもそもが高難易度な上、春天ではライバル馬と言う事で
ただでさえ長距離では難敵となるマックイーンがさらに強化されており、
シニアの有馬記念では
何故かやたらマヤノトップガンが強い。
もちろん無尽蔵のスタミナを誇る
スーパークリークや、(ライスに限った話ではないが)事故の代名詞ゴールドシップなど、ランダム枠の強ネームドウマ達の存在も無視できない。
同じ長距離が主戦場となるウマ娘の中でも、
- 固有スキルがかなり優秀で、スタミナ切れにさえ気をつけておけば概ね安定して勝ちを狙えるゴールドシップ
- 固有スキルを含め汎用性の高い回復スキルを多数持ち、長距離レースでもスタミナ切れに陥る心配がほぼないスーパークリーク
あたりは初期実装勢では比較的育成しやすく、ある程度慣れたトレーナーならそこまで苦労せずに育成目標の達成を狙えるが、
それに対しライスはステータス配分のバランスが難しく、同じような感覚で手を出すと痛い目に遭いやすい。
といった感じで総じてトレーナーの愛と腕が試される、一筋縄ではいかない育成シナリオとなっている。
育成の際にはゴルシやクリークである程度長距離ウマの感覚を掴んだ上で、なるべく適性やスキルを補強できる因子やサポートカードも吟味して望みたい。
逆に言えば、彼女で完走できるようになれば相応の実力が付いてきたといえるかも。
むしろ、彼女の育成に慣れさえすれば何かとストッパーになりやすい天皇賞(春)優勝レイを最も安定して供給可能なウマ娘である。
また、これでも時間経過によるサポートカード実装や1周年アップデート等の結果大幅に難易度が低下していると言う事実がある。
- 固有の発動条件が特に長距離レースであればある程発動が難しくなる仕様となっていた
固有発動条件が「最終直線に前にウマがいないといけない」の為大体先行の勝ちパターンが「最終直線前に大きく抜け出す」な長距離レースだと完全に噛み合っていない。
- そもそも強力なサポカ等が不足しており、特に天皇賞(春)のタイミングでは回復スキル不足に悩まされがちになる
特に初期から強力と目された
キタサンブラックやスペシャルウィークのスピードサポートカードは
どちらもサービスイン当初には実装されていない。
- 成長補正や所持スキルの関係で大きく難易度が下がるドラキュライスにも逃げられない
後のイベント追加実装キャラの為もちろんサービスイン当初にいない。
サポートカード
汎用Rのほかメインストーリー第2章を完走すると入手できるSSR【「幸せ」が舞う時】を入手可能なほか、2021年8月30日にはSSR【幸せは曲がり角の向こう】、
2022年5月30日からの期間限定イベント「刻限 ~Silks & Three Riddles~」の報酬SSR【あこがれの景色】が追加。
2025年3月11日にはSR【幸せの青いバラ】が追加された。
SSR【「幸せ」が舞う時】
得意練習はスタミナ。
サークルptで交換可能であり誰でも完凸可能。イベント入手のサポートカードの例に漏れず、性能はガチャ産のSR程度で、固有ボーナスもレベル40からと変わらない。
SSRマックイーンと同じく長距離・先行向けのスキルが揃っているが、ライスの場合はデバフスキルを4つ所持しており、そのうち3つが先行ウマ娘に対するデバフとなっている。
イベントを進めることで金スキル「火事場のバ鹿力(「別腹タンク」上位スキル)」を入手可能だが、確定入手ではないことに注意。
とはいえ、発動条件が固有スキルの項目で上述した大規模アップデートで改善されたとはいえ使いにくいため、ぶっちゃけ基本的に取るに値しない。
性能に特筆すべき点はなくマックイーンの方がスキルの汎用性もマシなので(後述の理由からアオハル杯では悪くないが)、交換優先度は低め。
SSR【幸せは曲がり角の向こう】
得意練習はパワー。
完凸することでトレーニング効果15%を得られるほか、得意率も高く、パワーとスタミナの両方にボーナスが貰える。
さらにイベントを進めるとレアスキル「
円弧のマエストロ」のヒントを入手可能だが、連続イベント1回目の選択肢で下を選んでしまうとイベントが打ち切られてしまい、スキルが入手できなくなるため注意。
スタミナ枠を入れづらいマイラーのウマ娘の育成にも無理なく採用することができるようになったほか、
スーパークリークの覚醒レベルを上げることなくマエストロが習得できるようになった。
誰が呼んだか「カレーライス」「チカラめし」。
しかしこのカードの強みは他にもある。
8月末に追加された新シナリオ「
アオハル杯」では、主要キャラクターの育成やサポートカードを編成すると、イベント効果の上昇が発生する「シナリオリンク機能」が追加された。
アオハル杯シナリオでライスを育成するほか、他のウマ娘の育成の際にライスシャワーのサポートカードを編成し、チーム名を<ブルームス>に設定、
その上でチーム<ファースト>に勝利してURAファイナルズを終えると、「クールダウン(「深呼吸」上位スキル)」のヒントを獲得できるのである。
パワーサポートカードの方を編成すると、サポートカード1枚で
円弧のマエストロと
クールダウンの2種類の回復レアスキルを習得可能になるのである。
現在はサポカ全体のインフレや、トップ級のパワーサポカであるSSR【朝焼け苺の畑にて】ニシノフラワーの存在などもあるため優先順位はだいぶ落ちているものの、
2024年11月にはトレーニングパスの交換サポカにも追加されたため、サポカ資産に乏しい人なら容易に完凸させて使用ができるという強みを得ている。
SSR【あこがれの景色】
得意練習は賢さ。
所持スキルが大きく変わっており、大量にあったデバフスキルが「かく乱」のみになり、「先行コーナー〇」や「影打」「先行のコツ〇」に変更。総じてスキルの数は減っている。
固有ボーナスが「
絆ゲージが80以上の時、トレーニング効果アップ」という絆ゲージ依存のタイプ。
条件を満たしたときのトレーニング効果は10%。
スピードと賢さの両方にボーナスがかかり、初期絆ゲージもかなり高いため比較的早い段階から恩恵を得ることができる。
レースボーナスも5%所持しており、ファン数ボーナスも10%と最低限だが無いよりかはマシ。
連続イベントを完走すると「くじけぬ精神(「まき直し」上位スキル)」のヒントを入手可能だが、
【Two Pieces】ナリタブライアンの項目にもある通り、かなり使い勝手の悪いスキル。
ともあれ練習性能としては配布サポートカードとしてかなり高く、無・微課金のトレーナーにとってはかなり戦力になる1枚。
むしろ、これで金スキルまで強かったらそれこそガチャ産SSRの立場を食いかねないので妥当か。
誰が呼んだか「炊き出し」「タダ飯」。そして圧倒的イラスト性能
SR【幸せの青いバラ】
得意練習はスピード。これでサポートカードの全ステータス網羅にリーチがかかった。
固有ボーナスは「トレーニング効果アップと初期パワーアップ」というもので、トレーニング効果は+5%,初期パワーは+20される。
練習性能に関してはSSRは勿論、近年追加されたスピードSRと比較しても控えめであるが
連続イベントを進めると先行・長距離加速の「本領発揮」を入手できる他、ヒントでも「登山家」「狙いを定めて」といった加速スキルを拾えるため、長距離向けの因子周回には採用の余地があるか。
個別ストーリー
街中を颯爽とかけていく一人のウマ娘、ライスシャワー。
そんな彼女の洗練されたフォームに目を奪われるトレーナーであったが、
同時に何故か赤信号に連続で捕まりまくるという災難に見舞われ、気づけばとっぷりと日が暮れて夜になっていた。
と、思いきやその件のライスシャワーにいきなり声をかけられるトレーナー。
何のことやらと思っていたら、自分が側にいたせいでトレーナーが学園に戻ってくるのが遅くなってしまったことを詫びてくるではないか。
気にしすぎだよと慰めようとするも、自分が周囲を不幸にするダメな子だからと一方的に自分を責め立ててその場を去ってしまった。
考えすぎだよと再度伝えようと追いかけるも、夜遅い時間になってしまっているにも拘わらず、
自分を追い込むように、されど一生懸命にトレーニングに励む姿に声をかけるのが憚られたと同時に、
街中で見かけたフォームも含め、彼女がどれほどの実力を持つウマ娘なのかと、トレーナーは次の選抜レースを楽しみにもするようになった。
ところが選抜レース当日、ライスシャワーはまさかの参加ボイコット。
周囲のトレーナーたちからも落胆の声が挙がる中、再度ライスの姿を見かけたのは同日の夜。
以前にも増して自分を責め立てながら大粒の涙を流して泣きじゃくるライスのことを宥めながら、トレーナーは彼女の話に耳を傾ける。
結局自分は変われない、ダメな自分のままなんだとどんどん縮こまってしまうが、
トレーナーは以前に見かけたトレーニング中の姿から、ライスはちゃんと自分を変えようと頑張っていること、
そのために懸命にトレーニングを重ねる努力家であることもきちんと把握していた。
故に、そんな子を目の前にして放っておくなんてことは出来る筈もなく、
トレーナーは一切の躊躇なく真っ直ぐに、ライスシャワーに対してスカウトを申し出る。
いきなりの事態にライスも涙が引っ込む程にキョトンとしてしまい、自分はダメな子でいっぱい迷惑をかけてしまうと引き気味であったが、
それでも君を支えたいと伝えてくるトレーナーの熱意に押され、申し出を受けることに。
トレーニング初日からあらゆる事態に備えて大荷物を抱えてきたり、相も変わらず自分が周りを不幸にしてしまうダメな子だと後ろ向きだったりもしたが、
そんな彼女のことをトレーナーは周囲を気遣えるとても心の優しい子なんだなと感じ入る。
極度の後ろ向きな性格さえなければ、ライスはとても利発でトレーニングも真面目にテキパキとこなし、
その上でタイムを計れば好記録を叩き出すなど、確かな実力を備えたウマ娘であることは間違いなかった。
そんなある日、トレーナー室でライスが笑顔で語ったのが、ライスが一番のお気に入りの絵本である『しあわせの青いバラ』について。
色とりどりのたくさんのバラの花が、人々に幸せを与える中、ただ一本、気味悪がられて不幸の象徴だと蔑まれた青いバラ。
自分はダメな花なんだとしおれかけていたその青いバラを救ったのが、颯爽と現れた素敵なお兄さま(お姉さま)。
青いバラを買い取り、自室の窓辺に飾ることでたくさんの人を幸せにしたのだという素敵な物語だった。
ライスはその物語のお兄さま/お姉さまと青いバラに憧れを抱き、
自分もいつか周囲を不幸にするダメな子じゃなくて、みんなを笑顔に、幸せにできる青いバラになりたいと思い続けていた。
そしてそう思い始めた頃に、母親に連れられてやってきたレース場で目にしたのが、目いっぱいの笑顔でレースを観戦するたくさんの人々だったのだという。
応援してる子が、がんばってレースで勝ったら……みんな、とっても幸せそうなお顔になってた。
それでライスも……ライスもね、あんなふうになりたいなぁって、思ったんだ。
みんなを不幸にするだけの、だめな子じゃなくて……みんなを幸せにできる、そんなウマ娘に。
青いバラのようにみんなを幸せにできる、そんな思いの下でレースの世界に飛び込んだという思い出話。
ライスならきっとなれるとトレーナーにも励まされ、その後もトレーニングを重ねていく。
……ところがいよいよ決まったデビュー戦、嘗ての選抜レースの時と同様に、そこにライスの姿は無い。
慌てふためくトレーナーは、ライスの友人であるハルウララに連れられて、寮の自室に閉じこもるライスの下へ。
そして扉一枚越しという近くも遠い隔たりの中、泣きじゃくるライスの不安に優しく耳を傾ける。
……『青いバラには絶対なれない』って、わかっちゃうこと。
ライスなんかがレースに出ても……誰も幸せにできないって、わかっちゃうこと。
レースに出たら、ほんとのことがわかっちゃう。この先すうっと、ためな子だって、わかっちゃうかもしれない……。
そう考えたら……怖くて、怖くて震えが止まらないの……!
っ、ごめんなさいトレーナーさん。もうライスのことなんか……こんなだめな子のことなんか、あきらめていいから……!
いつか自分がなりたいと願う理想…しかしそのために一歩を踏み出したら突きつけられるかもしれない無慈悲な現実…、
「自分は青いバラなんかにはなれない」ということを知ってしまうかもしれないという恐怖がライスをずっと蝕んでいたのである。
その全てを聞き届けた上でトレーナーは、扉越しに優しく言葉をかける。
本気で諦めているのならそもそも恐怖心さえ抱くはずがない、変わりたいと本気で願い、そして恐れているからこそ閉じこもってしまう。
その本心を見抜いていたトレーナーはそのことをライスに真っ直ぐに伝え、そして去っていく。
こんな自分を尚も見捨てずに励ましてくれる、そのおかげで勇気を振り絞ったライスはやっとのことでレース場に赴く。
脚も手もまだ震えるばかりであったが、先に待っていたトレーナーに背中を押されることで、遂にライスは出走。
私はっ……なりたい私に、なるんだぁあああああ!!!
結果、見事にライスシャワーは一着を獲得。周囲の歓声と笑顔を目にしてライスもぱあっと笑みを浮かべる中、
駆け寄ってきたトレーナーに対してライスはおずおずと話しかける。
トレーナーさん……あのね、いっこ、わがまま言ってもいい……?
トレーナーさんのこと……『お兄さま/お姉さま』って呼びたいの。
……とまあ、個別ストーリー第1話~第4話までの間に語られるライスシャワーとの出会いと、お兄さま/お姉さま誕生秘話なわけだが、
見ての通り、トレーナーの新人らしからぬ落ち着きとメンタルケアの達人っぷりからとても新人とは思えないスペックを発揮している。
こんなもん、ライスじゃなくても大概のウマ娘なら惚れて当たり前であろう…
育成シナリオ
そんな流れで始まる育成シナリオにおいては、メンタルケアの達人たるお兄さま/お姉さまと共に、
みんなを幸せにできる青いバラになることを目指して数々のレースに挑んでいくことになる。
その中で取り上げられるのはやはり、かのライバルであるミホノブルボンとの関係。
いつか追いつきたいその背中を目指して走る中、ブルボンもまたライスの姿勢に感化されつつ関係を深めていく。
そして訪れる宝塚記念や有馬記念といった大舞台において、周囲の幸せを願い駆ける青いバラは花開くことになる。
特に宝塚記念以降のストーリー及びその宝塚記念を制することで発生する固有実況は、史実の競走馬、ライスシャワーの結末を知るトレーナーたちには感慨深いものがあるだろう。
+
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特殊実況 ※ネタバレ注意 |
ライスシャワー! 淀の坂を乗り越えて
見事夢の宝塚記念を制しました!
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……ただし、上述のようにシナリオ難易度自体は初心者を容赦なくすり潰すハードモードなため、
幸せの青いバラとして花開くライスの姿を見届けたいなら心してかからねばならない。
シナリオ上では流石に再現が難しいためかブルボンとマックイーンの連覇阻止イベントは起きず、
ブーイングを受けるどころかファンに応援されるというライスに若干優しい世界になっている。
とはいえ2人が強力なライバルとして立ちはだかってくるのは同じで、(ゲーム的に直接レースに悪影響をもたらすことはないが)ブルボンの怪我や宝塚記念の競技場変更などのアクシデントも続いていく。
メインストーリー
第2章「小さながんばり屋」では主人公を務めており、チーム「シリウス」の新メンバーとして登場。
ライバルであるミホノブルボンとの出会いや菊花賞・天皇賞(春)での記録阻止とその後のスランプを経て、マックイーンの後を継ぐチームの次期エースとして成長していく姿が描かれる。
シリウスの面々がトレーニングに励んでいたある日、マックイーンは遠くから自身を見つめていたあるウマ娘の存在に気付く。
そのウマ娘は、いつも最後まで自主トレに励んでいたライスシャワーだった。
ある時、練習場にて最後の一人になるまで走り込み、疲労から転倒したライスを助け起こしたトレーナー。
痛々しいまでに必死で自主トレを続ける様子に、嘗てのマックイーンの姿を重ねたトレーナーはライスを気遣い、アドバイスを送る。
脚を痛めたなら、もう今日は無理をしない方がいいよ。
レースに勝ちたいなら、なおさらだ。
たとえ今、頑張ることができなくても
強い気持ちを持っていれば必ず勝てるから。
アドバイスを受けると、急に涙ぐんでしまうライス。
トレーナーはケガが酷かったのかと気遣うが、ライスは震える声でそれを否定した。
走るのが好きで……でもずっと勝てなくて……。
そんなとき、マックイーンさんのレースを見て……。
ライスだって……勝ちたいっ!
潤んだ瞳で、ライスは思いのたけを吐き出した。
「勝ちたい」。そんな思いを持ち続けることは難しい事だ。
しかしそんな強さを、彼女は持っている…
芯の強さを感じ取ったトレーナーは、ライスシャワーをチーム〈シリウス〉に迎え入れたのだった。
シリウスのエース・メジロマックイーンが天皇賞を2連覇して数日後、チームの雰囲気は最高潮に達していた。
チームメンバーがそれぞれ自己記録を更新していく中、ある二人のウマ娘が並走で火花を散らしていた。
メジロマックイーンとライスシャワーである。
最終的にはマックイーンが先着でゴールしたものの、ライスも最終直線で粘りを見せた。
その走りを褒めるゴルシとトレーナーだが、ライスは「自分の走りがいいなら、なぜレースで勝てないんだろう」と沈んだ表情で呟いた。
『皐月賞』、それにこの前のレースだってがんばったけど、8着だったんだよ……?
んなこと言ったって、ラスト50mまでマックイーンに食らいついてたじゃんか。
大したもんだぜ。
いまいち確信を持てずにいるライスに、トレーナーは自信をつけることが大事と諭す。
そして並走していたマックイーンも、ライスに足りないものを確信していた。
それは「距離」。ライスの適正はマックイーンと同じく「ステイヤー」だという。
トレーナーはそれを確かな物にするため、ライスに「日本ダービー」への出走を勧める。
突然の大舞台への出走に「自分はそんなすごいウマ娘じゃない」と尻込みするライス。
だが、マックイーンに食らいつけるだけの実力と、ウマ娘にとって最も大事な「勝利への渇望」を彼女が持っているのは証明済みだ。
だからこそ──
勝ちたいからこそ頑張れる。そしてその頑張りは自信にも繋がる……。
ライス、ダービー目指して頑張ろう!
……う、うん。ライス、やってみる。
ダービーを目指すにあたって、トレーナーはライスに「相手に食らいつく」走りを体得してもらう為、「マックイーンについていく」トレーニングを提示する。
ダービーに出走するウマ娘の中でも特に本命視されている存在、それはここまで無敗を誇るミホノブルボン。
そんな彼女に打ち勝つために、マックイーンは仮想ブルボンの役を買って出た。
膨大なスタミナと集中力を要求される「ついてく」トレーニングを続けていく。
ついてく、ついてく……。
……あの、ライスさん。今日もまた、一緒に寝ますの?
私生活にまでついてくる意味が、私にはわからないのですが……。
でも、トレーナーさんが『なにがあっても食らいつけ』って言ってたから……。
(……絶対にこういうことじゃないですわ)
…ややずれた一幕もあったが、甲斐あってライスはその走りをモノにする。
そして臨んだ日本ダービー。結果はブルボンに続いての2着。
勝つことはできなかったが、彼女は大きく躍進したのだった。
トレーニング中にマックイーンがケガで一時離脱するというハプニングに見舞われるも、
日本ダービー、京都新聞杯と幾度かの激突を経て、ついにライスは菊花賞でブルボンを破る。
大きくどよめく京都レース場。そしてシリウスのメンバーは歓喜の声を上げる。
しかしそれに反して周りの空気は重く、ウイニングライブの中上がった声は──
ミホノブルボンが勝つところを観にきたんだよー!
ミホノブルボンのセンターが観たかったのになぁ……。
──三冠ウマ娘の誕生を阻まれた事への、落胆の声だった。
勝者に対しての、あまりに無体な仕打ち。
シリウスメンバーの中にも動揺が広がる。
しかたねーな、ちょっと黙らせてくっか!
おやめなさい、仕方ないですわ。
ブルボンさんの三冠を望んでいた方々は多いのですから。
でもよ〜……。
それよりも私たちがすべきことは……
ライスさーん! 今日の走り、最高でしたわよー!
ライス!おめでとうっ!
憤るゴールドシップをなだめつつ、祝福の歓声を送るマックイーンとトレーナー。
しかしそれに水を差すかのように、あるものが宙を舞った。
おいおい、なんだよありゃ!?
『三冠おめでとう』って書いてあんぞ!?
──誰かが間違って飛ばしたのだろう、淀の空に向けて飛ばされたバルーンには
ミホノブルボンに向けてのメッセージが刻まれていた。
無敗のウマ娘、ミホノブルボンを破ったという功績は、世間に受け入れてもらえなかった。
なんとかライブは完走したものの、ライスもバルーンを目の当たりにしたことで意気消沈してしまい、打ちのめされた様子で立ち去ってしまう。
……みんな、ありがとう。
でも、今日はもう疲れたから先に帰るね。
……こりゃ相当にヘコんじまってるなぁ。
……それはそうですわ。
努力の果てにあのような仕打ちでは、報われませんもの。
重い空気が控室内に広がる。
しかし、マックイーンは「ライスさんはこの状況を乗り越えなければいけません」と言葉を繋ぐ。
勝者としての、期待を背負うという義務があるのだからと。
それから数日後のトレーニングコース。
ケガから復帰したてのマックイーンについていけない程に、ライスの走りは精彩を欠いていた。
菊花賞での一件が尾を引いているのは明らかだった。
ライスさん、もう一度走りましょう。
今の私であれば、抜き去ることもできるはずです。
……うん、がんばってみる。
しかし、その後いくら走っても、ライスがマックイーンを抜き去ることはなかった。
そんなトレーニング後の夜、トレーナー室にマックイーンが訪ねてきた。
いつになく神妙な面持ちのマックイーンから放たれた提案は、驚くべきものだった。
私の3連覇がかかった春の『天皇賞』──
ライスさんも、そのレースに出走させてください。
マックイーンにとって偉業の賭かった春の天皇賞。
そこにあえてライスを出走させることの狙いはなんなのか図りかねていると、マックイーンは続けた。
『菊花賞』でのブーイング……。
ブルボンさんの三冠を阻んだとして、讃えてもらうべき場面のはずなのに、まるで正反対の声が上がりました。
そして偶然にも『菊花賞』に似た状況なのが、春の『天皇賞』です。
あえてそのレースにライスを……
ライスさんには、そこで見せて差し上げたい"景色"がありますの。
ターフを駆ける者にしか伝えられないことは、私が責任を持って伝えます。
トレーナーさんは、トレーナーだからこそできることを……
ライスさんを『天皇賞』の舞台へと上げてください。
自身の3連覇が掛った大事なレースに、敢えてライスを出走させるという考え抜いたであろう末の判断。
しかし本当にそれでいいのか、ライスを気にかけるあまり、マックイーンが本気で走れなかったとしたら。
トレーナーは心配を口にするも、マックイーンは「負ける気はない」といたずらっぽく微笑んだ。
その表情から「ライスに伝えたい強い思い」を感じ取ったトレーナーは、提案を了承したのだった。
実はショックで声援が届いていなかっただけという可能性もあるアニメ版とは違い、シリウスのメンバーが会場で本当にほぼライスに声援が送られないウイニングライブを見ており、
ライスを取り巻く世間の目はアニメ版以上に無情なものになっていたりもする。
一方でライス自身はチームメイトやトレーナーのフォローもあってかアニメ版よりはいくらか状況を冷静に受け止めており、
調子を崩しはするもののレースそのものを拒絶してしまうほどの精神状態には陥らず、
若干荒療治気味ではあるがアニメよりは落ち着いたブルボンの協力もあって割とすんなり立ち直っている。
ちなみにストーリー開放の為に対ブルボンの日本ダービーをモチーフとしたレースを走らなければならないのだが、
そこで出走するブルボンがステータス平均1035、ランクSのただのバケモノと化している。
もっとも、ストーリー開放自体は2着以上かつブルボン以外のライバルウマ娘はモブ性能でしかないため、進行上は特に問題はない。
当時の上級プレイヤーにとってはこのブルボンへの勝利がエンドコンテンツに近い物となっていたのだが、後日のアップデートにより更なるパワーアップを遂げてしまった。
基礎ステータスはスピード以外が一段階グレードダウンし平均965まで落ちているが、既に取得していたスキル2つがレアスキルに変更され、
強化前は持っていなかった固有スキルを含む複数のスキルが追加されている。
レースの設定としてライスシャワー以外でもレース出走は可能だが、ライスシャワーならば調子絶好調確定となる為、お兄さま・お姉さまはライスシャワーでのダービー制覇を目指してみるのも一興か。
現在ではアプデによりこのブルボンに勝利することで獲得できる称号も追加されている。
◆関連キャラクター
中等部所属の後輩で、仲の良い友達。
基本「さん」付けのライスには珍しく「ウララちゃん」と「ちゃん」付けで呼ぶ相手である。
ウララからも「ライスちゃん」と「ちゃん」付けで呼ばれているが、やはりこちらも目上の人は基本的に「さん」付けで呼んでいるため、
そんな彼女が高等部のライスを「さん」ではなく「ちゃん」付けで呼んでいるのも、ライスを特別親しい相手と思っている証左と思われる。
ただ、ウララの天然気質や、ライスが高等部所属の生徒の中でもかなり小柄であることから、「ライスを同年代だと思っているのでは?」という疑惑が上がることも
アクシデントに襲われても状況をプラスに捉えて楽しめる性格と、勝敗に関係なくレースを走ることそのものを楽しみ、周りを笑顔にするハルウララは、
ライスシャワーにとって気兼ねなく一緒に居られる友人であり、同時に、自身とは対照的なそのレースへの姿勢を尊敬している相手でもある。
割と一緒に行動していることも多いようでジューンブライド(2回目)のイベントでは二人で協力してなぞ解きをしている。
唐突に二人で歌いだすうまぴょい伝説はとても可愛い。
史実での直接的な繋がりは特に存在しない。
むしろ「勝った事で悪役扱いされた」ライスシャワーと「勝てなかった事で愛された」ハルウララは正反対な存在と言え、その点を意識した関係性と思われる。
友達以上、仲間でライバル。
同期であり、絶対的な強さに憧れ、その背中をいつかは追い越すことを目指す存在。
ミホノブルボンもひたむきに努力するライスシャワーに敬意をもっており、競技者として互いに尊敬し合う関係。
またレースでは全力でぶつかるが、プライベートでは良き友人。
アニメでは、ライスは三冠を逃し、怪我もして打ちひしがれた自分を立ち上がらせてくれた「ヒーロー」だと叱咤激励し、極限まで精神を研ぎ澄ませるライスの特訓に野営しながら寄り添い、
アプリメインストーリーでは要請されれば別チームであってもすぐに助力に現れるなど、友人・ライバルに加え、良き相棒ともいえる関係性が描かれている。
記念ライブでユニット『RRI(ロボとバラと委員長)』を結成した際、当然ロボではなくむしろ心優しく暖かいブルボンをよく知ってるからこそ、
「ぶ、ブルボンさん、ほんとにいいの? ほんとに……『ロボ』でいいの……!?」と本気で心配したものの、
「ライスさんの『バラ』との語感もいいですし端的な表現として最適です(意訳)」と返されてしまった。
……なんとなく委員長含めたメンバーのやり取りとライスの気苦労がうかがえる一幕である。
マックイーンはアプリメインストーリーで同チームに。エース(リーダー)である彼女には大いに助けられ、顰蹙も恐怖も「勝者だけが見える景色」の視座を示されたことで乗り越える。
マックイーンからはひたむきに努力するチームメイト、かつ並んだ上で打ち勝つに足るライバルとして、好ましい隣人と見られているが、
一生懸命すぎてズレたところのあるライスに対し、マックイーンが強く突っぱねることも出来ずに対応に困る場面も。ついてく……ついてく……
ちなみに、ライスの方が身長が低く、大人しいことから二人のやり取りを聞いていると実感が湧かないが、マックイーンは中等部なので年齢的にはライスの方が先輩であると思われる。
アプリメインストーリーで「シリウス」チームメイトに。
マックイーンと違って強めにからかうと本気で受け止めてしまいかねないことを考慮してか、彼女にしては珍しくふざけてもいい場面であってもちょっと脅かす程度で済ませている。
他のチームメイトとあわせて、周りの声に関係なく支えてくれるありがたい存在。
いわれのない中傷に危うく殴りこみかける等真っ向から怒ることもあって、彼女の仲間想いの面がよくわかる。
なお、2023年9月には公式Youtubeチャンネル「ぱかチューブ」のホラーゲーム「PACIFY」の実況で
メジロパーマーと共に共演したが、
- 「怖がりだからみんなに迷惑かけないかな…?」と言った直後に「なにかあるかなー?」とウキウキした様子で誰よりも積極的に探索を始める。
- ゴルシ「でもライスが鍵(キー)持ってるって言ってなかったっけ?」 ライス「あ、あれはキーじゃなくて、木!」 パーマー「ウッドの方ねwww」
- ライス「ライスのためにありがとう…」 パーマー「ライスのためだよ当たり前じゃん!ちなみにさっき私この辺でやられたんだよねー」 ライス「やられたところに連れてきてくれたんですか…?」
- 一番怖がりと言いつつ2回のプレイで2回ともゴルシとパーマーが先にやられて1人取り残される。
- 「無理!無理!」と普段のキャラが崩壊したリアクションを連発。
などなど、数々の名(迷?)場面を生み出してトレーナー達の腹筋を破壊した。
同期の友人でありライバル。アニメでは幾度となくライスと好勝負を繰り広げており、対戦経験からその実力をかなり高く買っている。
一転してアプリの期間限定イベントやサブイベントでは、飛び抜けて非凡な才能を持つライスやブルボンと対比して自身が「普通」であることを気に病んでいるフシがある。
「普通」脱却を目指して迷走するあまり、普段は他人への言及を躊躇うライスにすら辛辣に突っ込まれることも。
モデル馬はライスシャワーと同じく中長距離を得意とした馬であり、新馬時代から古馬時代に至るまで生涯合計10戦で競り合った好敵手。
同期のウマ娘。中長距離を得意とするライスと違い短距離を主戦場としているため、直接対決することは少ない。
だがバクシンオーから一方的にライバル視されたり、一方で不在を気にかけられたり、
彼女の提案がライスに自身の資質を認識させるきっかけを作ったりと交友関係自体はある模様。
当然というかなんというか、ライスの不幸体質ゆえのネガティブさも意に介すことはなく、委員長ですから!!!マインドでガンガン接してくる様子。
ハーフアニバーサリーイベントではブルボンも交えてダンスレッスンを行うイベントが公開されたが、
バクシンオーとブルボンという作中切ってのド天然コンビの言動には困惑の色を浮かべる他無かった。
史実でもウマ娘同様、同期ではあるが適正距離が全く異なる2頭なのだが、実は一度だけ対戦したことがある。それが旧4歳のスプリングS。
まだ双方共に距離適性がハッキリする前の時期だったのだが、ライスには短すぎるし、バクシンオーには長すぎる1800mという今にして思えば絶妙な距離のレースだった。
結果は、ライスは何とか4着に入る(ついでにマチカネタンホイザが5着)ものの、バクシンオーは12着に撃沈。勝ったのはミホノブルボンだった。
史実では特に絡みはないが、寮の同室。
ロブロイもライスと同じように二冠馬(ネオユニヴァース)と競い合った馬であり、
本の中の「英雄」に憧れるロブロイと「英雄」でありたいと願うライスはなにか通じるものがあるのかもしれない。
互いに本好きでおとなしい性質を持つため相性もいい。
なお、アプリの一コマ漫画では、ライスが内緒で書いていた絵本を読んだロブロイが一目でファンになるも、(当然ながら)作者名が書かれていなかったため、
その絵本を描いた本人だとは知らないままに、ライスに内容を絶賛した上で作者名や同じ作者の別作品を知らないかとキラキラした目で訊ね、
自分だと名乗り出ることも出来ず、ライスが恥ずかしさのあまり悲鳴を上げてしまう顛末が描かれている。
史実では的場均騎手の共通点がある変態で勇者な万能ウマ娘。
ライスSideでは登場しないものの、デジタルSideの育成イベントでは進み方次第でデジタルからイラストの寄稿を依頼される。
このやりとりから、「ライスもデジたんの同志(同人作家)なのでは?」と
どぼめじろうよろしく少なからず予想されていたが、
2024年の夏コミ(C104)において、絵本を販売するライスと売り子をするデジタルの公式書き下ろしイラストが会場内で展示された。
いやデジタル殿が出すんじゃないんかい
◆余談
名前の由来であるライスシャワーとは、結婚式で新郎新婦に米をシャワーのように振りかけるセレモニーのこと。
「米が実るように子宝に恵まれるように」「食に困ることがないように」等々、二人を祝福し、幸せを願う気持ちが込められている。
実馬の名前の由来も同様で、この馬に触れた全ての人に幸せが訪れることを願って名付けられたというエピソードがある。
ガチャ獲得時や固有スキルの演出がチャペルなのも「結婚式」からの連想と思われる。
アニメで彼女がメインとなった話はアプリ配信開始直前に放送、第2期第7話はアプリ配信開始8日前、第2期第8話はアプリ配信開始前日に放送したために一気に人気が急上昇し、
アプリが配信開始し育成ガチャや☆3育成キャラ引き換えチケットでライスシャワーを手に入れたトレーナー達が大勢出現した。
……が、上述の通りこのゲームは元ウマが活躍していればいるほど育成の難易度が高くなる上に、
長距離ウマ娘はバランス良く能力を上げる必要があるため輪をかけて難易度が高い。
配信開始直後でそういった事実が広く知られる前だった事もあり、頭を抱えるトレーナーも続出した。
システム上、根気強く育成と継承を繰り返す事である程度は緩和されるため、愛と根性を以て長く付き合っていく事が求められるウマ娘である。
アニメ第2期第8話のOPで月光の中、ライスシャワーの目に青白い炎を燃やす演出は2012年に放送した天皇賞(春)のCMが元ネタで、その後ウマ娘Verの動画が作成されYOUTUBE等で上がった。
また2期8話放送後にはアニメ版公式Twitterに応援イラストとして、
漫画『
馬なり1ハロン劇場』シリーズで知られるよしだみほ女史によるライスシャワー・メジロマックイーン(エンド・オブ・スカイ版)の一枚絵が投稿されている。
本編でのネガティブさがうかがえない程、朗らかに微笑むライスとはしゃぐ様に笑うマックイーンの姿は、
モデル競走馬達の現役時代と、死後も天上から地上の馬達の様子を眺め時々降りても来る姿を描いたよしだ先生ならではのカットと言えよう。
…ただウマ娘人気のせいで牧場や馬の墓への聖地巡礼が流行り、
ライスシャワーの墓がある牧場が「見学中止」を決断する程牧場に迷惑をかける見物客が増えたため、
よしだ先生もウマ娘コラボのしばらく後、公式Twitterと競馬サイト「netkeiba.com」の公式Instagramにて、
にわか向けの「牧場見学の心得」(=
馬牧場は観光スポットではない)を記したイラストを投稿している。
アニメでのライスの担当トレーナーについてはブルボンと違ってほぼ描写がないが、
ライスがあれほど追い込まれても(作劇上の都合であろうが)全く話に絡んでこずウマ娘の間で解決してしまっている事実や、
ゲームのメインストーリーでは結果的にトレーナーのケアも効いてアニメより格段に良い精神状態を維持できていたため、
翻ってアニメの担当T力不足説が指摘されることもしばしば。
アニメ第2期第7話のED「ささやかな祈り」はアプリ版のウイニングライブでも実装されている。
解放条件は「メインストーリー第2章をクリアすること」なので、しっかりウマ娘を育てて歓喜と祝福の声に包まれたライブを鑑賞しよう。
サイレンススズカに通じる薄幸感があり、元ネタの末路を知っている人たちはアニメ、アプリ双方で最後の宝塚記念がどう描かれるのか気になっていただろう。
しかし、史実ではトウカイテイオーのラストランから1年半後という時期の都合上テイオーが主人公のアニメ版はともかく、アプリでも宝塚記念の悲劇を思わせる展開は描かれなかった。
重体からの復帰だとスズカの二番煎じになってしまい、かといって(アニメで「高速で走るウマ娘が転倒すれば命を落とすこともある」という予後不良の存在を臭わせる発言があったとはいえ)URAファイナル制覇が目標となるアプリで最期を再現するわけにもいかない。
結果としてアグネスタキオンのような余程出走回数が少なかった馬やハルウララのような例外を除けば、ある程度その競走馬としての人生を追っている他のキャラクターたちに比べると、
「ミホノブルボンとメジロマックイーンの快挙をレコードを叩き出しながら捻り潰し、悪役と呼ばれた英雄」という部分が特にピックアップされたキャラとなっている。
マルゼンスキーや会長でさえ完全な引退はしないことから、他の子であってもレース引退のその後はあまり触れられない。レースに散ったスズカやライスはそこで途切れているものの、
ときに理不尽な面もある勝負の世界と真っ向から向き合ったことで、暗いだけではないが明るいばかりでもなく、しかして救いはある『ウマ娘』の中で、
ライスシャワーはサイレンススズカが“あの時”を描きながら人と近い体を得たことで快復し夢を見せたのとはまた違った、新たな視野を切り開いたキャラクターと言えよう。
ふっふっふー、追記・修正するぞー…!
…えへへ、これだと怖すぎるかな…?
- 勝ったらアプリテイオーみたいな感じで負けるとこっちのライスみたいにいじいじしてるって聞いたこと有るけど実際どうだったんだろうか>実馬ライス -- (名無しさん) 2022-07-17 15:03:03
- ↑5ウララとは「勝って悪役扱い」「負け続けて愛された」で対になってて、ロブロイとは本好き、ドトウとは不幸体質繋がりって感じで史実ではなくウマ娘化した際における記号での接点かと -- (名無しさん) 2022-09-23 12:08:23
- シニアの春天でマヤのステが高いのは史実で -- (名無しさん) 2023-01-31 05:57:18
- シニアの春天でマヤのステが高いのは95年の有馬勝ったのがマヤだからかも? -- (名無しさん) 2023-01-31 05:58:49
- アニメ二期での活躍はエピソード項目に独立してもいい気がするな… -- (名無しさん) 2023-01-31 14:37:51
- ↑8これも出典あるの?またキャラ崩壊二次作者に被れたデマが捏造してない? -- (名無しさん) 2023-02-21 11:17:42
- Road to the topの出演が決まったが、どういう風の吹き回しなのだろうか。噂によるとウララの友達兼上の人繋がりだそうだが。 -- (名無しさん) 2023-02-23 20:13:01
- 実家は米農家なのかな。ライスだけに -- (名無しさん) 2023-03-27 08:34:11
- 馬主が船会社の社長で礼儀正しいから、豪華客船の -- (名無しさん) 2023-03-30 16:53:51
- 豪華客船の船員かもしれない -- (名無しさん) 2023-03-30 16:54:16
- ↑6 確かにこれ独立した方がいいな。他と比べても長すぎるし、Road to the topの活躍も控えている訳だし。 -- (名無しさん) 2023-04-17 21:48:18
- ↑8どうもエピソード系の項目は全面削除の流れなんで辞めておいた方が良いと思う -- (名無しさん) 2023-06-25 20:14:06
- 今回のリグヒで短距離通常ライスが強いと聞いたが、想像以上に勝てるな...! -- (名無しさん) 2023-07-14 17:22:56
- アニメ三期opでブルボン×ライス確認!TVアニメシリーズだとブルボン、配信アニメのRTTTだとウララとの関係性がそれぞれ強調されて別々のライスの物語が展開されてるのがヒロイン選択で分岐するADVみたいな感じがする -- (名無しさん) 2023-10-16 21:36:56
- 実馬の競馬成績の記事見たが菊花賞二番人気でその後も2番人気がほとんど、春の天皇賞の次は一番人気と作中ほどの批判はなくて一応正当な評価は受けてるんだよね、本気で嫌ってたのは一部の声デカイ厄介ファンだけだって話も聞いたし -- (名無しさん) 2023-11-30 10:10:20
- チームスポーツの観客みたいに、相手の応援席と自分の応援席とで分けられていたら、範囲が小さくても圧倒的アウェー中で応援してくれる数%のファンが居ると思えるけどね。 -- (名無しさん) 2023-12-13 16:58:37
- 「相手にとって重要な勝負こそ全力で勝ちに行く。そうしない者は勝利の女神から逃げられる」別の業界の米が言った勝負哲学だ。後に他業界が八百長問題起こしたときにライスさんが居たから我々の業界はずっとガチンコで有り続けるのだと評価されそう。 -- (名無しさん) 2023-12-16 02:10:55
- トウカイテイオーがライスにパン渡そうとしたときに「ライスだからパン食べないかぁ」ってテイオーに言われたのは芝 -- (名無しさん) 2024-01-01 16:00:06
- SRサポカが出てほしい -- (名無しさん) 2024-04-26 22:26:46
- メディア展開的に仕方ないだろうけど人付き合いが苦手そうなキャラの割に交遊関係がやたらめったら広がって社交性が強いような人物像になるのがなんか面白い -- (名無しさん) 2024-06-28 11:38:26
- 大豊シナリオの新衣装ライスが早くも実装決定とのこと。いや早いって。 -- (名無しさん) 2024-07-08 17:35:01
- ↑実は黒ゴルシの方が新シナリオでの顔見せから実装までが早かったりする -- (名無しさん) 2024-07-08 18:05:24
- 新しいライス、早速「新米」って呼ばれてて芝3000m。でも性能はガチガチだからお姉さまとしてはかなり嬉しい -- (名無しさん) 2024-07-10 12:51:54
- ブーメランヒュー!のやつ見返してたらささやかな祈りも落ちソングになってたww(中編参照) -- (名無しさん) 2024-07-20 00:08:40
- 某大蛇の動画で知ったんだけど、育成のキャラセレクト時のライスの名乗りが通常→ハロウィン→大豊食でどんどん自信のついた名乗り方になるの良いよね -- (名無しさん) 2024-07-27 18:37:40
- 全く触れないのもアレかなと思ったので、出来る限り攻撃的にならない範囲で3着目ライスの性能について格納を追記。問題点等あったら削除・修正をお願いします。 -- (名無しさん) 2024-12-07 16:40:48
- 悪いけど3着目のライスを下げる記述は削除した。て言うか過剰に下げ過ぎじゃないか?「長距離先行がそもそもダメ」という理論を通してしまうと餓狼ナリブや忍者クリークやトプロにも同じことを書かないといけない。 -- (名無しさん) 2024-12-07 23:13:24
- ↑やっぱりそうなりますよね……お目汚し失礼しました。気をつけます。 -- (名無しさん) 2024-12-07 23:17:45
- ライスについて誕生日おめでとキャノン発射しに来るマチタンに笑った最近のイベント -- (名無しさん) 2025-03-07 12:34:03
- ピスピスゴルシちゃんにもライスとブルボン登場!ライスは普段から小さいからか園児化しても普段と印象あまり変わらない・・・・ -- (名無しさん) 2025-04-05 09:20:38
最終更新:2025年04月10日 09:15