登録日:2023/03/11 Sat 22:52:23
更新日:2025/04/15 Tue 21:56:05
所要時間:約 37 分で読めるもん!
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー メインストーリー第4章「滾り、渇望す」
◆プロフィール
キャッチコピー:ターボ全開!限界知らずの爆走ウマ娘!
生年月日:4月13日
身長:146cm
体重:計測不能
スリーサイズ:B72・W51・H74
靴のサイズ:左:20.0cm 右:19.5cm
学年:中等部
所属寮:美浦寮
得意なこと:限界突破
苦手なこと:漢字
耳のこと:追い詰められるほど、嬉しそうにピクつく
尻尾のこと:落ち着きなく、あっちこっちフラフラ
家族のこと:虚弱だった娘の無茶は、親的には成長の証
ヒミツ:①ムーンウォークが得意 / ②目薬をさす時なぜか口も開いてしまう
自己紹介:ツインターボだー!ターボ1番とるもん、ぜったいとるもんっ!いっくぞー、ターボぜんかーーーい!!
キャラクターソング:ぶっとび かっとび 全開エンジン!
ただひたすら逃げあるのみ ターフの指名手配犯
週刊100名バ「ツインターボ」表紙より
◆概要
どのレースでも常にスタートからフルスロットル、破滅的な爆逃げ戦術で
大勝か惨敗の二択しか無かった、とにかくあらゆる意味で突き抜け続けた競走馬『ツインターボ』号がモチーフの
ウマ娘。
マチカネタンホイザや
イクノディクタスら、他のチーム<カノープス>の面々と共に、アニメ2期の放映に合わせた2020年12月に新規発表された追加組。
一人称は「ターボ」。
容貌は、
青と
ピンクの
オッドアイにグルグル紋様の瞳、
グリーンのグラデーションがかかった青髪の
ツインテールにギザ歯のチビッ子と、
見た目の段階で暴力的なまでに属性てんこ盛りなウマ娘である。
師匠のぐるぐるおめめとギザギザ歯が俺を狂わせるッ……
尚、モチーフ競走馬は鹿毛であり、青髪(及び耳のゼブラ模様)は着用していたメンコの色の方が反映されている。
そして中身の方も史実競走馬の活躍を反映した暴走特急。常に全力全開で暴走!爆走!な元気いっぱいの少女。
そのちみっこい見た目の通り良い意味でも悪い意味でも子供っぽく、駆け引きや隠し事といった要素とは基本無縁。
どこまでもストレートに己の感情を剥き出しにしながら周囲と接するため、
その素直さがどこか憎めず、何だかんだ世話を焼いてあげる者も多いといった感じ。
チームメイトへの応援でも、たとえ勝利ならずとも笑顔で「がんばった!」等称える愛嬌も愛されウマ娘たる理由か。
だが、悪い方向での見方をすれば、これまた子供っぽいがために非常にワガママ且つ飽きっぽい面も目立つ。
加えて他人から望まぬ指図をされるのが大嫌いなため、いくら必要なことだからといって少しでも強要さすると、途端に駄々をこねて頑なになってしまうという一面もある。
この辺はアニメよりもアプリの育成実装後のストーリー内で強調されている。
繊細な一面もあるゆえに察しが悪いわけではないが、それを押して「自分が信じること」を譲らない。
これは想いを向けられた当の本人が苦悩していようと変わらず、無遠慮な理想の押し付けにもなりかねないが、普通ならば相手を思って胸の内にしまうようなことでも言ってしまえるのだからこれも二面性……といえるのかもしれない。
加えて本質的には非常に臆病な面もあり、レース中の爆走ぶりについても、当初は「多数の
ウマ娘に囲まれる恐怖」によるものでもあった。
しかし、これまた逆に一度彼女の興味に火が点いた物事に対しては、上述した暴走特急な性質から限界など知ったことかと言わんばかりに突き進み、
それこそ限界の底の底、自身が完全に力尽きるまでのめり込み続けるといった感じでとにかく両極端。
というか公式サイトの説明文段階で「極限状態を楽しんでいるフシもある」と記載されている程で、
後の育成実装後のトレーナーも、ターボのことを「心の深いところで苦痛を好み、解放を望んでいる」と評している。ドMか……?
レース以外のプライベートでは、そのハツラツとした言動とは反面、意外なことにインドア派でもあり、
育成実装前の各種イベントでは、
パソコンや
ゲームが得意で動画編集なども嗜んでいる本格派であることも判明していた。
また
ムーンウォークを修めているなど、意外とテクニカルな面もある。
こういった性格、二面性などを統合して作中内では「強気だけど臆病」「外向きだけど内向き」「SだけどM(原文ママ)」などと評されている。
因みにプロフィールの苦手なことにもあるように、漢字の扱いについては少々おばかさん
(※穏当な表現)
「挑戦状」を「挑戦場」、「打倒」を「妥当」、「一日一善」を「一日一全」と書いたりする。
ただし、文字自体は非常に達筆。
クライマックスシナリオでは、
ウオッカ……はまだしも
ダイワスカーレット、
メジロマックイーン、
トウカイテイオーといった成績優秀者たちを差し置き、
なんとびっくり授業内の設問で一番に輝いたことも。
まぁ、マックイーンが抗議するには「
勢いと達筆なだけでしょう!(内容がどうこうより“それっぽく見える”だけ)」というオチなのだが。
◆アニメ版での活躍
Season2
アニメ2期の第1話から早速登場。
ナイスネイチャと同じチーム<カノープス>の所属で、同チーム2人目のメンバー。
日本ダービー挑戦に向けて気合を入れるトウカイテイオーと、その姿に憧れを抱くナイスネイチャの両者の前に登場。
皐月賞を制覇し無敗のクラシック三冠という偉業に挑む実力派注目株であるテイオーに対し、この頃から
「終生のライバル」と称する程に対抗意識を燃やしており、
「テイオー!ダービーでお前に勝つッ!」と堂々宣言するも、すかさずネイチャから
「あんたダービー出られないでしょ」とツッコまれていた。
レース前から大逃げを宣言し果敢に先行するも
案の定終盤で力尽きスタミナ切れを起こして逆噴射。
「なーんとびっくりダイユウサクマックイーン!まさかまさかの2着!」の後ろで
下から二番目に終わった。
以降もカノープスの一員として、他メンバーのレースの応援に回ったり、
テイオー所属の強豪チームであるチーム<
スピカ>の打倒に向けて対策を練ったりと、三枚目な活躍の目立つコメディリリーフとして注目されていた。
第5話登場時におけるセリフの数々がお笑い芸人である陣内智則のコント導入に酷似していたことから陣内ターボなるネタが流行ったりもした(後述)。
この頃負け続けてるからな。勝ちたいなー。次は勝てるかなー
とまあ、そんな感じで愉快な賑やかしとして、一定の好感度を得ていたツインターボ。
第9話におけるトウカイテイオー三度目の骨折について周囲が悲痛な面持ちになる中でも、
「テイオーは戻ってくる! 絶対戻ってくる! だって、トウカイテイオーだもん!」と真っ直ぐに言い放つなど、
その明るさと真っ直ぐさは何時如何なる時でも健在であった。
……そして続く第10話、彼女は伝説となった。
全開だ!ターボエンジン、逃げ切った!!ツインターボが勝ちました!!
よっしゃあああ! 見てたかテイオー!! 終生のライバル、ターボの走りを!
七夕賞の勝利による久方ぶりの重賞制覇を達成し、弾みを付けたターボはこう宣言。
「片思いの
ライバル」と称されながらも、応援に来ていたカノープス他メンバーからも温かく勝利を祝福されていた。
ところが、この時点では既に心が折れていたテイオーは引退を決意済。
そんなことなど露知らず、ターボは何度目かもわからない挑戦場……もとい挑戦状をテイオーに叩きつけるも一向に返答は来ず。
そしてとある日の夕暮れ時、引退イベントのライブに向けて練習を重ねるテイオーの下へターボが急襲。
いつもの調子で勝負勝負と食い下がるターボに対し、哀しげな笑みで「ボクはもう走らないから、勝負は諦めてよ」と返すのみ。
そのいつもと明らかに異なる態度から、ターボも何かを察するものの、それでも引き下がろうとはしない。
何それ! 変なの! 諦めるってテイオーっぽくない! テイオーっぽくないッ!!
駄目なものは駄目って認めるの、凄く凄く辛いんだよ…!
そんなの知らない! ターボの知ってるテイオーは諦めたりしないもんッ!!
今まで人前で決して見せたことのない強い口調で噛み付いてくるテイオーにすらターボは怯むことなく、
自分の知ってるトウカイテイオーなら絶対に諦めたりしないと真っ向から反論。
その後、諦めたような表情を浮かべてテイオーは「ライスシャワーやたくさんの強豪がいる中で逃げ切れるわけない」と言い放つも、ターボは尚も譲ることなく、
「ターボ勝つから!絶対逃げ切って勝つから!テイオーのあんぽんたーん!」と、大泣きしながらその場を駆けだしていってしまった。
そしてヤケクソになりながら駆けまわっていた所でイクノの胸と激突。そのバストは平坦であった
近くにいたカノープスメンバーも、普段とはまるで異なる大泣き姿のターボにただならぬものを感じ、チーム宿舎で事情を聞き出す。
一通り語り終えたターボは「悔しい! 悔しい! 悔しい!」と溢れる涙を止めることは無い。
テイオーの目の前で絶対絶対逃げ切って勝ってやる!!
終生の
ライバルの再起のために、次走のオールカマーで自身が勝ってみせるとターボは吠えるものの、突きつけられるのは無慈悲な現実。
「オールカマーは感謝祭の日と被っている」「テイオーはターボのことを見られない」と告げてくるネイチャとタンホイザの言葉に騒然となる。
やだやだやだ!ターボの走りをテイオーに見せつけるんだ!
と担当トレーナーである南坂に何とかしてほしいと懇願。
南坂は一介のトレーナーでしかない自分にどうしろというのだと最初は困惑を浮かべていたが、
今までどれだけ大敗しようが辛い目に遭おうが、決して顔を下げることなく全力全開真っ直ぐに突っ走っていたツインターボが、
自分の目の前で人目も憚らずに泣きじゃくり、懇願をぶつけていることの意味がわからないわけではなかった。
そして、他3人のメンバーも「ターボとテイオーのために」と想いが重なり、最終的には南坂もその懇願を了承。とある作戦実行に向けて動くことになる。
(詳細については
南坂トレーナーの当該項目を参照。コイツもコイツでターボとは別の形で伝説を残すことになった)
迎えたオールカマー&トウカイテイオー引退ライブの当日。
キタサンブラックやスピカトレーナー、その他多くのファンたちがテイオーの引退宣言を引き止める中、
裏で暗躍するチームカノープスの仕込みによってテイオーの背後の大モニターに映し出されたのは、今正にオールカマーを走るツインターボの姿。
さぁしかし、この場内のどよめきは、ツインターボのとにかく逃げ。ツインターボのとにかく逃げ。
何バ身開いているかとても実況では、今の段階ではわからない位、大きく大きく差をつけて逃げて行っています!!
普段と変わらぬスタートからの大逃げ戦術。だが決定的に異なるのは決してペースが落ちなかったこと。
いつもなら中盤辺りで逆噴射し後続へと落ちていくのが定番だったはずのツインターボは、この日は止まることなく逃げ続けた。
その裏にある意図を読み取り歯噛みするライスや檄を飛ばすイクノの咆哮を背後に置き去り、ツインターボはただ1人、先頭を駆け続ける。
さあ早くもツインターボだけが、ツインターボだけが!! 第4コーナーのカーブに入ってきました!
ツインターボが大きく逃げる! ツインターボが大きく逃げる!!
ライスシャワー届かないか!?ライスシャワーこれはもう無理!!
既に腕はバタバタ、表情もヘロヘロ、誰がどう見ても限界などとうに迎えていたのが一目瞭然。
それでもツインターボは止まることが無かった。全ては「諦めなければやれる」ことを証明するために。
後続が猛追する中、先頭を譲ることが無かったターボは、自身の姿を必ず見ているであろう終生の
ライバルに向けて叫んだ。
…絶叫と共にゴールイン。勝てる筈がないという下バ評をツインターボは見事覆して見せた。
ゴール直後、全てを出し切ったターボは真正面からターフへと倒れ込む。
疲労困憊といった様相ながらも、その顔には満足げな笑みがこぼれていた。
勝った。勝ってしまった。明らかな格上達を相手に、傍から見ればめちゃくちゃとしか言いようがない走りで。
眼前で「諦めなければやれる」と叩きつけられたテイオーは、
ただモニターを凝視し呆気に取られるしかない。大きく開いた口を震わせ、息を呑むばかり。
その後のチームスピカのメンバーたちの説得や、ファンからのテイオーコールに更なる勇気を貰い、見事に再起を果たすことになった。
以上のオールカマーにおけるツインターボの激走と、それを軸にしたトウカイテイオー復活の流れは、
数多くの涙腺崩壊ポイントが存在するアニメ第2期においても、トップクラスの名シーンとして話題となった。
特に実況が「ツインターボだけが!」と叫ぶシーンにおけるカメラワークは、
史実のツインターボが見せた活躍そのものを完璧にトレースしており、競馬ファンとしてもたまらないものとなっている。
トウカイテイオーの3度目の骨折と、ツインターボの七夕賞&オールカマー勝利は、それぞれの史実競走馬の活躍時期にきちんと準拠した時系列であるのは間違いないものの、
活躍時期やレーススケジュールから特に接点も存在していなかった両馬、ウマ娘としての両者の性格を結び付け、これほどの感動を生み出して見せたシナリオ担当者の手腕は見事という他ない。
これらの活躍により、テイオーも今まで塩対応ばかりであったターボへの認識を改めることに。
エンドロール内ではモニター越しにターボに向かって頭を下げ、
続く第11話ではターボに勝負を持ちかけられた際にも、名前を間違えることなく尊敬を込めて
「ツインターボ師匠」と呼んでいた。
なおちゃんと名前を言ってくれたことに喜ぶターボだが、直後
「師匠?」と首を傾げていた。
テイオーの
土下座を知っていたのか知らなかったのか。師匠呼びにピンと来てないあたり、
ターボにとって大事なのは宣言通り勝ってみせたこと、テイオーが再起したことであり見返せたかは頭から飛んでいるのかもしれない。
そもそも顔を合わせていたらその時点で師匠呼びが発生していそうなものだし、レース後で初顔合わせだったのかもしれない。
それでいつもと変わらず
「トウカイテイオー! 勝負勝負ー!」なのだとしたら、ターボはどこまでいってもターボということだろう。
なおテイオーの工藤ちゃん風変装はターボにすら一瞬で見破られている
二期の最終レースである有馬記念には残念ながら不参加。
南坂トレーナーやイクノディクタスと共に観客席での応援となるが、欠場者が出た時に代わりに出走できるよう勝負服を着ていた。
トウカイテイオーの勝利と奇跡の復活を見届けた際は、他の観客が感動の涙を流す中、一人だけ涙を流すことなく満面の笑顔を浮かべていた。
このアニメ二期で刻んだ伝説から、他のメイン級であるトウカイテイオー、メジロマックイーン、
ライスシャワーらと同じ、
同時期遂に開始されたアプリの盛り上がりを支えた立役者の1人としての人気を盤石なものとし、
育成実装の時を今か今かと待ち望むトレーナーが数多く存在するウマ娘の1人となっていた。
そして2023年2月24日、アプリ稼働の節目となる2ndアニバーサリーにその時はやってきた。
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 |
芝:A |
ダート:F |
距離 |
短距離:G |
マイル:A |
中距離:A |
長距離:E |
脚質 |
逃げ:A |
先行:G |
差し:G |
追込:G |
2023年02月24日に☆1「爆走!ターボエンジン」として実装。
上述のようにアニメ2期の大活躍により、アプリ稼働当初から育成実装を熱望する声が数多くあったものの、
育成実装は"ツイン"ターボだからか2周年の目玉としてまで引っ張られる形になった。
また、同じく周年アニバーサリーにおいて追加されたカノープス仲間のマチカネタンホイザと同様の低レア追加組としての育成実装でもあり、
☆1ウマ娘としては初の追加組にもなった。
そしてチームカノープスで最後に育成未実装として残されたイクノディクタスは3周年目までお預けを予感させることにもなった。そして実際そうなってしまった。
距離適性はマイル及び中距離が最高適性のAという王道型で、残りの短距離と長距離はそれぞれGとEになっている。
スプリンターへの改造は難しいだろうが、長距離の方はギリギリ初期因子でAまで補正可能な下地があるため、
余裕があれば長距離も走れるようにしておけば、より幅広い活躍が可能となる。
そして脚質適性は大方の予想通り逃げが最高適性のA、それ以外全てがGという生粋の逃げ超特化型。
「ツインターボに逃げ以外の何をやらせろというのだ」というのはトレーナー諸氏満場一致の認識だったことだろう。
それでも中には差しターボとか追込ターボとかを育て上げる変態トレーナーもいるかもしれないが。
因みに晩年は地方に移籍しダートレースを中心に走っていたことから、実装前はダート適性に期待をかけるトレーナーもいたようだが、
実装後に判明したのは最低ではないもののFという、改造するには骨が折れるものとなっている。
[爆走!ターボエンジン]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[爆走!ターボエンジン]ツインターボ」勝負服
馬主である黒岩晴男氏所有競走馬の勝負服「
青、
白袖緑二本輪」がベース。
ツインターボはどちらかというと髪色と
リボンのゼブラカラーでそちらがほぼ表現されており、勝負服の色合いはその辺りとは大きく異なるものとなっている。
白黒のゼブラカラーをベースに蛍光ピンク&蛍光グリーンの非対称な袖の
パーカーや、
名前のターボを意識したファン模様や排気管付きブーツなどが特徴。
誰が呼んだかゲーミング空調服
パーカーの下は上半身一体型のピッチリなインナースーツと意外にセクシー。両手の指には黒のマニキュアを塗っているなど細かい所でもオシャレ。
そして胸元には青白二色生地の
ウサギのぬいぐるみをぶら下げているのも目を引く。
後の育成シナリオ内でこのウサギには「トリプルターボ」という名前があることが判明し、
どんなに怖いことがあっても元気を貰えるようにというゲン担ぎがこめられたもの。
成長率はスピードにのみ+30%という、ツインターボというウマ娘をこれでもかと表現したスピード狂の超特化型。
必須ステータスであるスピードを非常に伸ばしやすいという意味では強みになる。
所持スキル
取得スキルもわかりやすく、逃げに特化したものが揃っており、生粋の逃げウマであるターボにはピッタリ。
特に逃げウマの強スキルの一つとして名高い先手必勝を自前で取得できるのがありがたい所。
また、個別育成ストーリーの途中で必ず「大逃げ」のヒントを習得できるようになっている。
他に「大逃げ」が習得できるウマ娘は全て☆3なうえにヒント取得に何かしらの条件を伴うため、このキャラの実装により、以前に比べるとかなり手軽に大逃げウマ娘を育成できるようになった。
スキルには「スピードを上げる代わりにスタミナを多く消費する」という特性を持つものが複数存在しており、これらは「道中にスタミナを多く消費する代わりに後続を引き離す」という大逃げの特性に拍車をかけることになる。
そのため、ツインターボで大逃げ育成をするならば、この脚質の魅力と難しさを存分に味わうことになるだろう。
進化スキルも双方共に元のレアスキルの強みを純粋強化したような内容になるため、逃げウマとしての性能を更に高めることができる。
通常スキル:
先駆け、勢い任せ、しゃかりき、(覚醒Lv2)逃げコーナー○、(覚醒Lv4)集中力
レアスキル:
(覚醒Lv3)出力1000%!(レース中盤始めの方に持久力をすごく使って速度をすごく上げる/逃げ)
┗出力1000万%!!(レース中盤始めの方に持久力をすごく使って速度をものすごく上げる/逃げ)
(覚醒Lv5)先手必勝(スタート時に加速力が上がる/逃げ)
┗ターボについてこーい!(スタート時に加速力がすごく上がる/逃げ)
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[爆走!ターボエンジン]ツインターボ」固有スキル発動
固有スキルは「エンジン点火!」(☆1~2)→「エンジン全開!大噴射!」(☆3以降)。
効果は「中盤の半ばに差を付けて先頭だと超長時間速度をわずかに(ちょっと)上げ続けるが終盤の終わりにちょっと垂れてしまう」というもの。
逃げウマらしい、リードを稼いでいる時に更にダメ押しで速度を稼げる固有スキルとなっているが、
ちょっと垂れてしまうという他に無いデメリットを抱えているのも特徴。
スピード特化型故にその他ステータス、特にスタミナを思うように稼げないまま、固有スキルや出力1000万%!!、大逃げといったスキルを考えなしに積み過ぎると、
史実さながらの逆噴射をかますハメにもなりかねないため、扱いには十分に気を付けたいところ。
固有二つ名は「全力大逃げ娘」。
取得条件は「作戦「大逃げ」で有馬記念(シニア級)をスタート200m地点からゴールまで1番手のままで勝利し、基礎能力[スピード]が1200以上になる」。
大逃げの取得が必須の上、デフォルトの適性がEのターボに長距離レースの有馬記念勝利を求められる形になる。
初期因子での改造は勿論の事、シナリオ内で必ずヒントを貰えるとはいえ早期の大逃げ取得も忘れないようにしたい。
また、大逃げはスタミナ消費が非常に激しいリスキーなスキルでもあるため、
殿堂入り後の運用も視野に入れる場合、固有二つ名を狙う時点で大逃げを効率的に活かすための育成を求められることになるだろう。
スピードの
カンストについては上述のようにターボのステ補正がスピード特化型なため、
ある程度高出力のスピードサポカを積んでおけば難しくない筈。
サポートカード
2021年3月9日に共通のRとSSR【ターボエンジン全開宣言!】が実装、「ウマ箱2」第3コーナーの購入特典としてSSR【集まってコンステレーション】、2022年8月29日にはSSR【TT Ignition!】が追加されている。
また2023年12月28日には期間限定イベント「ワタシモミンナノ」の報酬SSR【ウタエミンナノ】を入手可能。
SSR【ターボエンジン全開宣言!】
得意練習はスピード。
初期段階でやる気効果アップと友情ボーナスを併せ持ち、2凸でスピードボーナス、3凸以降はトレーニング効果アップも追加され、
高出力のトレーニング効果を持つ一枚として見込める。
SSR【集まってコンステレーション】
得意練習は根性。
入手時点で完凸状態なため、マニーとサポートptがあればすぐにレベル50まで上げられるが、配布カードの宿命で性能はかなり控えめ。
連続イベントでは確率で「キラーチューン(「テンポアップ」上位スキル)」のヒントを入手可能だが、体力消費が大きく採用されることはほぼないだろう。
SSR【TT Ignition!】
こちらの得意練習は根性。
固有効果も含めた高い友情ボーナスに加え、スピード、パワー、スキルPtと3種のボーナスを併せ持つ。
根性での友情トレーニングを上手く踏めれば、各種ステータスをモリモリ伸ばしていくことができる。
こちらでもイベント進行によってターボの覚醒スキルの一つである「出力1000%!」のレアスキルを入手可能。
ターボの表情や体勢、全体的な絵面から、ターボがぎっくり腰をやらかしたように見えるとも
SSR【ウタエミンナノ】
得意練習はスタミナ
固有ボーナスが「絆ゲージが80以上の時、根性ボーナス」であり、ボーナス発生時には根性ボーナスが+2される。
トレーニング効果やスタミナボーナスを持っていないためにスタミナの伸びは控えめ、代わりに根性を伸ばせることやレースボーナスが高いことが強み。
連続イベントでは「トップランナー(「先頭プライド」上位スキル)」のヒントを入手可能。逃げのウマ娘には必須級なスキルだが、スピードSSR宜しく途中のイベントで失敗するとイベントが終了してしまう。もっともこっちは最後のイベントには成功判定が無いためSSRスピードよりはマシだが…
このサポカの実装時点でスキル取得の安定性も練習性能も上回っていたSSRスピード【おセンチ注意報♪】マルゼンスキーが存在していたため、スキル要員としての採用も厳しかった。
唯一、他に入手手段が存在しないマルゼンスキー自身にトップランナーを積みたい場合の選択肢であったのだが、2024年9月に実装されたこれまた逃げ用の強力なサポカであるSSR賢さ【緋色の君へ風が吹く】ダイワスカーレットがトップランナーを持っていたため、残念だが現状においては厳しい立場と言わざるを得ない。
一応、マルゼンスキー自身に「盤石の構え」と「トップランナー」を同時に習得させたい場合には出番はあるか。
メインストーリー
メインストーリーでは
ナリタブライアンが主人公の第4章
「滾り、渇望す」で登場。
脚質適性が
逃げA他全部G、序~中盤の逃げに特化したスキル構成…という潔すぎる史実再現が為されている。
ご丁寧にマイナススキル『空回り』まで所持しており、逆噴射で順位が落ちていく様子も
ゲーム中に確認できる。
長距離Cだけど有馬記念を大逃げで意気揚々とトップを独走する姿から始まり、ヘロヘロとなり
「ツインターボの先頭はここで終わり」まで再現される優遇ぶりであり、ターボ師匠のファンには必見。
個別ストーリー
春の訪れ、多くのトレーナーたちが期待の注目株として目を付けていたウマ娘、トウカイテイオー。
そんなテイオーの影で元気よく駆け回るウマ娘がもう1人、それがツインターボであった。
迎えたレース本番、期待通りの圧倒的実力で周囲のギャラリーたち全てを沸かすトウカイテイオー。
それを見つめる同期の1人であるウマ娘ナイスネイチャは、同じくその実力に圧倒されつつも、
才能が違うといった諦念もこぼしつつ、自分たちみたいなのはテイオーと違い地道にやってくしかないだろうとぐちるのだが…
ついにあらわれたな! ターボがすべてを燃やして勝負するしゅーせーのライバルっ!
ツインターボはそんなテイオーの走りに魅せられつつも、決して敵わないなどとは露程も思わず、
目を爛々に輝かせて自身のライバルだと意気揚々と宣言していた。
そんな一幕を見つめていたとある1人の新人トレーナー。
数日後、学園の一角で突如として矢文が飛来するという衝撃の出来事に遭遇することになる。
『挑戦場。公園にてまつ!! しゅーせーのライバルより』
しかもそこに書かれていたのは身に覚えのない決闘の申込状。
…漢字の誤用にツッコみつつも、内容通りにに公園へと向かうと、そこにいたのは先に目にしたウマ娘、ツインターボ。
噛み付いてきたり怯えたりと百面相でせわしない反応を見せるターボとのやり取りによって、
矢文は本来テイオーに向けた挑戦状であり、それを偶然自分が手にしたというすれ違いを起こしていたということを知ることに。
想定通りに行かなかったターボは少々落ち込みはしたものの、すぐに切り替えて目の前のトレーナーに自身の思いの丈を自信満々に語っていく。
あの日目にしたトウカイテイオーというライバルに勝ちたい、ただシンプルにそれだけの理由で突き進むターボの姿にトレーナーも興味を惹かれていくことに。
後日の模擬レース、テイオーからの塩対応にもめげずにターボも出走したが、
周囲のウマ娘たちに囲まれている恐怖から大暴走、そして第3コーナー手前で早くも逆噴射。
一時的に会場のトレーナーたちを盛り上げたものの、結果的には惨敗で終わる。
トレーナーは敗北を悔しがるターボにアドバイスをしてあげようと近づくものの、
おこる人こわい~~!!と、お説教されると勘違いしたターボは一目散に逃げてしまった。
更に数日後、学園内でばったり出会ったナイスネイチャの案内で、トレーナーは階段下の暗がりでノートPC片手に動画編集に勤しむターボを発見。
今まで目にしてきた自信満々、全力全開な姿からは想像もつかない一面に驚きつつも、側にいるナイスネイチャから言葉をかけられる。
強気なんだけど臆病。外向きなんだけど内向き。やる気はあるけど、すごいムラっ気。
2つのエンジンがいつもバラバラなわけ。だから方向が決まらないと……。
すぐ暴走しちゃうんだよね。自分でもどっちに進んでいいか、わからないっていうか。
でも見てて飽きない、ワガママだけど放っておけないと最後に付け加えるナイスネイチャの横で、
トレーナーはあの日見せたトウカイテイオー相手の大暴走を思い返していた。
最終的には逆噴射で惨敗に終わってしまったものの、一時的にとはいえ衆目を集めていたのも事実。
もし、あの勢いのままに勝利を飾っていたら、どれほどの爽快、盛り上がりを見せていたのだろう……
そんな風に思ったトレーナーの内には「ツインターボを勝たせてあげたい」という思いが芽生えていた。
ナイスネイチャにも協力してもらい、ワガママで指図されるのを嫌うターボを上手く煽てつつ、トレーニングをつけてあげることに。
何度かの調整の先で、脚質的には逃げ一択しかなく、溜めて
逃げるにしてもスタミナが圧倒的に足りない、
それでいて先の模擬レースのように周囲の恐怖からによる大暴走からの逆噴射の頻発と、課題は数多い粗削りなターボの走り。
飽き性ですぐにトレーニングを投げ出してばかりでとにかく手がかかるものの、
一度火が付けば他人に言われずとも、限界まで自身を追い込む程にコースを走り続ける姿から、
トレーナーもツインターボは決して走ること自体が嫌いなわけではないということを見抜いていた。
暴走癖と飽きっぽさ、そしてターボ自身の興味を上手くコントロールできればいい。
ワガママな子供に野菜を上手に食べさせるかの如く、トレーナーは旅行と称して福島へ強化合宿へとターボを連れていくことに。
そして当たり前のように同伴するナイスネイチャ。
起伏にとんだ自然溢れる福島の観光地、周囲の興味惹かれる光景を楽しみつつターボは駆け回る。
トレーナーの目論見通り、ターボは興味を失うことなくひたすらに自身を追い込みながら走り続けることで、着実に己を鍛えていた。
興味を持てないことはすぐに投げ出すが、逆に自ら選んだことならどれだけ苦しくても突き進み続ける。
寧ろ、その渦中にある苦しみを求め楽しんでいるようにも見える程であった。
そんなこんなで時間は流れ、迎えることになった久方ぶりの模擬レース。
ターボの視点ではトレーナーやネイチャと一緒に遊んでるだけだったし大丈夫だろうかと、珍しく少し弱気になっていたが、
そんなターボにトレーナーは作戦を授ける。「ただひたすらに逃げればいい」と。
え、逃げろって……それでいいの? 前はそれで負けちゃったけど……。
うん! ターボ、それならできるぞっ! やりたいぞ!
先程までの不安はどこへやら。自分との勝負という一点に興味を持つことでターボは気合十分。
トレーナーの作戦により「興味を持つこと」に集中できたターボが、あとはどこまで没頭できるか。
そして始まる模擬レース。前回と同じでツインターボは開始直後からひたすらに逃げる逃げる。
傍目から見れば全く同じに見えたものの、トレーナーには決定的な違いがわかっている。
周囲への恐怖心から逃げることを強要されていただけのあの時とは違い、今日のターボは自分の確固たる意志で逃げを選んでいる。
加えて今日までの遊びに見せかけたトレーニングによって鍛えられた基礎能力とスタミナ。
以前のターボとは別物と呼べるレベルで変わっていたのだった。
ターボは……ターボはまだ……燃え尽きてな~~~いっ!!
周囲の他のトレーナーたちから見てもめっちゃ楽しそうと思えるターボの走り。
ギリギリのハナ差だったとはいえ、見事ターボは模擬レースの勝者となったのであった。
これこそがあの日トレーナーが望んだ光景、周囲を沸かせて最後まで逃げ切るターボの走り。
喜びと共にトレーナーが駆け寄った先、ターボは全てを出し切ってターフに倒れ込み疲労困憊であったが、
笑顔と共にぽつりと漏らしたその一言をトレーナーは聞き逃すことは無かった。
育成シナリオ
内容は率直に言ってしまえば、アニメ2期の裏側をツインターボの視点で追体験するチームカノープス主役版。
カノープス大型新人を紹介する初詣の3話、トウカイテイオー復帰を信じる9話、テイオー燃え尽き→ターボ奮起→引退ライブジャック→テイオー復活の10話。
アニメにおけるターボの印象深い場面・服装・セリフといったシチュエーションがほぼ完全に近い状態で再現されており、アニメ視聴済みのトレーナー達を唸らせた。
ついでに神社で顔に鈴が直撃したマチタンのセリフが「ぶえぇっへぇぇぇ!」という文字表記になる事実も発覚した。
ゲーム版にはチームカノープスという概念が存在せず、トレーナーも南坂Tではないものの、「カノープス(に相当する仲良し4人)がどういう経緯で集まったのか」「アニメで描かれなかった各ウマ娘たちの裏側」をしっかり掘り下げている点で評価が高い。
ストーリーの全体的な流れはライバルであるテイオーの活躍の裏で、ターボもまた数々のレースに挑んでいくという感じ。
序盤のファン集めから始まり、ラジオNIKKEI賞やセントライト記念といったマイル・中距離での重賞勝利、
シニア期にはかの有名な七夕賞、オールカマーに挑んでいく中、テイオーの故障による引退宣言イベントもしっかり発生。
ターボのトレーナーもネイチャやタンホイザと共に、テイオーの引退イベントの乗っ取りを画策するなど、ばっちり南坂そのものなムーブを決めたりする。
そしてその先、最終目標として据えられているのが有馬記念への出走。
なぜか
この時点ではジュニア級のはずのビワハヤヒデとウイニングチケット、デビュー前なはずのナリタブライアンとヒシアマゾンが乗り込んでくるというカオスな有馬記念となっており、
史実通りに「ツインターボの先頭はここで終わり」になるか、見事周囲の前評を覆して有馬の覇者となれるかはトレーナーそれぞれの腕次第。
因みに目標レースの内、G1レースはラストの有馬記念のみ且つ、目標は出走のため勝利は求められないことから、
育成実装ウマ娘の中で「G1レースでの勝利が目標に一切含まれない」初例にもなった。
故に、クリア難易度自体もそこまで高くはない。
大方の予想通り、
サイレンススズカや
メジロパーマー、
ダイタクヘリオスに続いて大逃げのスキルが取得可能。これまで大逃げスキルを入手できるキャラはそのためには一定の条件を踏まえなければいけなかったが、ツインターボは七夕賞勝利後に必ず手に入るという仕様になっている。
☆1キャラという入手のしやすさ、シナリオ難易度の低さ、スキルの入手のしやすさを考えると、彼女の実装で大逃げウマ娘を育成するための敷居は一気に下がったと言え、初めての大逃げキャラ育成がツインターボという人も多いのではないだろうか?
目標外レースとしてクラシック三冠のレースに挑むと個別のイベントが発生する。
「ぜひともツインターボにクラシック三冠の栄誉を掴ませてあげたい」と思っていたトレーナーは数多いだろうが、
立ち塞がるのは史実通りの覇者であるトウカイテイオー。
皐月賞、日本ダービーで出走してくるこのテイオーはライバル補正で異常強化が施されているため勝つのは容易ではない。
ターボがクラシック三冠を手にするためには避けては通れない壁であるため、心してかかる必要がある。
その他の隠しイベントとして、11月前半のG3レース福島記念を二連覇すると「福島の星だぞっ☆」が発生。
スピードとスタミナが+13される他、福島レース場〇と急ぎ足のスキルも取得できる。
特殊実況は七夕賞の終盤で発生。
こちらもオールカマーと同様に、アニメ内でも使用された有名なフレーズ。
実は空耳疑惑が持ち上がってるのは内緒。
+
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特殊実況 ※ネタバレ注意 |
吠えろツインターボ!
全開だターボエンジン逃げ切った!
元ネタ:1993年七夕賞 福島テレビ・高橋雄一アナ
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◆関連キャラクター
ご存知、アニメ2期の主人公。
同期のエースにしてツインターボの終生の
ライバル。
しかし、当のテイオーの側からはライバルとしては意識されておらず、
「ダブルターボ」だの
「ダブルジェット」だの名前を間違えられ放題。
“皇帝”
シンボリルドルフと並ぶべく無敗でのクラシック三冠達成を目指す彼女の目には、
ターボのことは全く映っていない。
お調子者な言動だが本気で夢を叶えようと真剣にレースに打ち込むテイオーからすれば、
普通のクラスメイトや友人としてならともかく、ネイチャのように「及ばずとも同じ土俵に立つ」ということすらないターボは
ライバルとして視界にすら入らない、ということなのだろう。
同じようにテイオーに食ってかかるウマ娘はいくらでもいるだろうと思えば塩対応……というか反応に困るのもさもありなん。
ターボに対してはアニメ、アプリ双方共に最初は然程興味を持たない賑やかしその1程度にしか見てなかったが、
オールカマーでの激走を境にその認識は大きく変化し、嘗ての自分の信条であった、
「諦めなければやれる」ことを思い出させてくれたツインターボのことを「師匠」と慕う程になる。
他、イベントストーリー「鉄翼蒸気奇譚」でもBNWの面々含めて行動を共にしていた。名前はやっぱり何度も間違われた。
史実ではナイスネイチャ共々ターボの同期として同時期に活躍していたものの、直接の対戦経験は無かった。
アニメ2期の名脇役でツインターボの保護者であるブロンズコレクター。
同じチームのカノープスのメンバーの1人で、テイオーと同じく同期のクラスメイト。
本質的には自分を脇役と称し、ネガティブな一面が強いネイチャではあるが、
手のかかるワガママな子供な一面も強いとはいえ、ひたすら全力全開に前へ前へと進むツインターボの姿には、
ネイチャの側としても元気を貰っていたようで、アプリと異なりアニメ2期のネイチャは幾分か前向きでもあった。
アプリの育成シナリオでも他のチームカノープスのメンバーと共にメイン級の1人として登場。ツインターボ一家の
お母さん担当。
どんな場面でも深く考えずに突っ走るターボにひたすら振り回され、でも止めるべき場面ではしっかり手綱を握る良き友人。
やらかしたターボの首根っこを掴んで
「あー、すいませんね、うちの子が。後でよく言い聞かせておきますんでっ」と言う様は
おかん以外の何者でもない。
上述のように合宿にもナチュラルについてくるなど、個別ストーリー時点でトレーナーの相方と言わんばかりの活躍であった。
メジロパーマーのシナリオのダイタクヘリオスの如く、本来のネイチャのトレーナーは何をしてるんだ状態である。
ちなみに史実でも度々ターボと対戦している他、ツインターボ号のラストランとなったクラスターカップにはネイチャの半弟グラールストーン号も参戦していたなんて細い縁もあったりする。
チームカノープスのメンバーの1人。冷静沈着にレースに挑むメガネっ子な鉄の女。
「たしかに心身は丈夫ですが、そんなふうに持ち上げられるとは」
ストッパーでありネイチャと並ぶターボの保護者役の1人であるが、
随一の適応能力とノリの良さのまま彼女自身もターボの突飛な行動に天然で乗っかることがわりと多く、暴走がラインを超えても止めきれないこともしばしば。
どこまで考えてるのかわからないターボの発言に「なるほど……! ○○ということですね!」と好意的に
拡大解釈する流れはもはや鉄板コント。
お前はデミウルゴスか。
とはいえターボの発案がなければ生まれていないであろう行動も多く、お互いにいい刺激を与え合う関係である。
アプリ内の育成シナリオでは気性難なターボのマネジメント要員としてトレーナーに協力を依頼された事が縁で仲間入り。ツインターボ一家のお父さん担当。
また、オールカマーにおけるイクノ側の心境も語られており、テイオー復活のための作戦に協力こそすれ、
自身の勝利を譲るつもりも無いとするなど、1人のレースに全力で挑むウマ娘としての矜持を見せていた。
そしてネイチャ同様(というかある意味ネイチャ以上に)やっぱり本来のトレーナーが行方不明状態のままストーリーが進む。
チームカノープスのメンバーの1人。普通を自称するどこかゆるっとした空気のウマ娘。
保護者的なイメージの強いネイチャやイクノと異なり、のほほんとした空気でターボと一緒にその場のノリを楽しむ場面も多い。
アプリ内育成シナリオでも登場。ツインターボ一家の妹担当。
序盤では話に絡んでこないが、クラシック級夏合宿で開催されたパーティーでいつの間にか仲間に加わっていた……と思いきや
部外者なのに(勘違いからではあるが)仲間内のパーティーにシレッと紛れ込んでいた事が判明。
お前はぬらりひょんか。
えぇっ!? もしかしてあれ、好きで交ざっていいんじゃなかったんですか?
その後学園に戻り、理屈を気合で押し通すツインターボの勢いと自信を学ぶためターボに半ば師事するような形で正式に仲間入りする。
アニメ2期においてターボの所属するチームカノープスを率いる担当トレーナー。
スーツ姿の優男で、ターボ含めた個性あふれるチームメンバーのハチャメチャぶりにいつも手を焼かされている模様。
それが第10話であんなことになろうとは誰が予想できたやら。
ターボと同じ爆逃げ戦術を得意とするウマ娘コンビ。
特に底抜けの陽キャムーブで周囲を照らすヘリオスの気質は、常に全力全開真っ直ぐ突き進むターボとは相性抜群の様だ。
なおヘリオスは史実ではターボと1991年有馬記念で対戦。ターボが先に逃げ潰れるのに続く様に走るも、ヘリオスが以前マイルCSで撃破したダイユウサクに逆転される結果に終わっている。
アプリ内ではアニメ2期の延長線上のような期間限定イベント『Brand-new Friend』やターボ本人の育成シナリオでも登場。ツインターボ一家の兄ちゃん姉ちゃん。
同じ超逃げ爆逃げのターボに親近感を覚え、デビュー直後に「ウチら、生まれた時からもう仲間だし★」と速攻で友達に。以降はイクノと同様にターボの成長を手助けする友人兼ライバル兼保護者として活躍する。
寮におけるルームメイト。姉御肌で面倒見の良い江戸っ子ウマ娘。
奔放でワガママなターボに手を焼かされながらも、その真っ直ぐな気質を気に入っているため関係は良好。
二人のやりとりは姉妹のようで非常に微笑ましいが、身長は同じ小柄でもターボの方が高いので初見だと脳がバグる事必至。
史実の繋がりは武豊の騎乗経験があるくらいしか見られないが、「地方から中央へ移籍したイナリと中央から地方へ移籍したターボ」「追込と大逃げ」「ワン(1)とツイン(2)」等々、双方何かと対照的な部分が多いため、そこを意図した組み合わせと目されている。
なお史実元馬が狂暴だったイナリワンと臆病だったツインターボの同部屋は割とネタにされる。
エンディング(ノーマル)に登場する子どもたち。ターボが路線変更と称してダートの帝王賞を追込で挑んで惨敗した時に登場した。
5人はヒトなのかウマ娘なのかは不明で、そのうち二人が「いずみ」「マックス」と名乗っている。
全員ターボのファンで、負けてもいいからターボらしく逃げてほしいと激励し、惨敗して意気消沈していたターボを元気づける。
モチーフは恐らく史実におけるツインターボ号の産駒。ツインターボは現役引退後に種牡馬入りしたものの、わずか5頭しか産駒を残せず、その血をさらに先へと繋げる事も出来なかった。
名乗りを上げた「いずみ」「マックス」のモチーフは、産駒の中で勝ち鞍がある「イズミストロング」「マックスウイナー」と思われる。
ちなみにターボが帝王賞に出走していたのも史実通りである。この時は騎乗していた
武豊の意向で、ツインターボのキャリアで唯一逃げ戦法を取らなかった。
そのせいで「ツインターボの経歴に傷を付けた」と武が非難されたり
一方、グッドエンディングでも「ターボに『運命』を感じる愛弟子は大成できず、誰一人として学園に残らなかった」という形で種牡馬ターボの境遇を表現している。
上述したグッドエンディングで登場したウマ娘。
ツインターボのような超大逃げを戦術としており、(本人にその自覚があるか否かは不明だが)ツインターボがターフに残した『感動』を継いで、ツインターボの名を次世代のターフへその走りで語り継いでいる。
モチーフは史実における
2022年天皇賞(秋)に出走、「あの時」の
サイレンススズカをも彷彿させる超大逃げを決めて2着となった競走馬「
パンサラッサ」でほぼ間違いないだろう。
実はこの時に叩き出した前半1000mタイム「
57秒4」というのは、ツインターボが七夕賞で出したタイムでもあったりする。
青い勝負服とその走り様から「令和のツインターボ」の異名で呼ばれる事もあった馬ではあるのだが、2022年ドバイターフと2023年サウジカップという海外の芝ダートGⅠを制し、令和最強の逃げ馬の一角とも
1800m限定の変態とも名高い強豪馬でもある。なお2023年サウジカップGⅠの制覇はツインターボ実装から
僅か2日後の話である。
余談だが、彼の引退式にて池田厩務員は、自身の定年が間近であることからGⅠ制覇を諦めていたところ、最後の最後にGⅠ制覇を成し遂げたパンサラッサに対して
「あの馬には諦めないという事を教わりました」と語っていた。
因みに、グッドエンディングの冒頭で開催されていた逃げウマ娘だけのドリームレースでは、ツインターボの他の出走者に
サイレンススズカと
セイウンスカイがいたのだが、ツインターボがパンサラッサに繋がるような内容のグッドエンディングだったことから、この2人もパンサラッサと同時期に活躍してパンサラッサとも対戦経験があった逃げ馬を連想させる人選だったのではないかという考察がある。
- サイレンススズカ → サイレンススズカと同じく金鯱賞をレコードタイムで逃げ切り勝ちした栗毛の逃げ馬、令和のサイレンススズカこと「ジャックドール」
- セイウンスカイ → セイウンスカイの主戦・横山典弘騎手の息子・武史騎手が鞍上で父と同様に菊花賞を逃げ切り勝ちした令和のセイウンスカイこと「タイトルホルダー」
実在のお笑い芸人。
もちろんウマ娘本編に彼が登場するわけではないが、前述の通りツインターボがアニメに登場した際に発した
自身の状況や気持ちを第三者に説明するかのような独り言が陣内智則のコントの入りに似ているとして話題となった(通称:
陣内ターボ)。
これだけならただの内輪ノリに過ぎなかったのだが、
エンタで陣内がやるゲームを本当に実況プレイするような陣内サイドがこれを見逃すはずもなく……
後日陣内のYouTube公式チャンネルに投稿された動画で、なんと陣内智則本人が件のシーンを再現することに。陣内ターボは少なくとも陣内サイドからは公認ネタとなったのである。
更に、その2年後にはツインターボのアプリ実装記念として今度は
ツインターボのコスプレをした上で別のシーンを再現していた。
テイオーの項目に負けないくらいに全力で追気・終生だーっ!!
(あ、また漢字間違えてる…)
- エンジン全開で爆速するのはこの女、逃げのニューウェーブ、ツインターボ! -- 名無しさん (2023-03-11 23:03:09)
- ○○のツインターボ好き -- 名無しさん (2023-03-11 23:05:19)
- 「ツインターボに逃げ以外の何をやらせろというのだ」 何も文句なく正しいのになんでこんなに笑えるんだ、この啖呵。 -- 名無しさん (2023-03-11 23:19:42)
- 残るカノープスはイクノだけか… -- 名無しさん (2023-03-11 23:31:45)
- なお○○のツインターボは育成実装の2日後に二刀流になってしまった。 -- 名無しさん (2023-03-11 23:55:06)
- 脚質分類は逃げ、先行、差し、追込、そしてツインターボ -- 名無しさん (2023-03-11 23:59:29)
- ↑5 去年の秋天要素を入れるために周年まで引っ張ったって説好き -- 名無しさん (2023-03-12 00:24:21)
- 産駒5頭ってのはノーマルedの子達の示唆か -- 名無しさん (2023-03-12 00:26:51)
- 中の人は東方のソシャゲでチルノを演じていたりする。元気な青髪アホの子と共通点が多い -- 名無しさん (2023-03-12 00:48:28)
- 福島の重賞の縁も令和のツインターボことパンサラッサにはあるんよな、ほんとこの謎の一致ぶりよ -- 名無しさん (2023-03-12 02:28:47)
- 虚弱だった娘〜は、1回目の有馬記念後に鼻出血したことからかな? -- 名無しさん (2023-03-12 03:15:47)
- 贅沢言わないからこんな可愛い妹が欲しい…… -- 名無しさん (2023-03-12 06:05:27)
- 妻ネイチャと愛人イクノと3人でターボという子供を育てるストーリー -- 名無しさん (2023-03-12 06:26:22)
- 見ているとよろしくない感情が芽生えてしまうウマ娘No.1(自分調べ) -- 名無しさん (2023-03-12 08:10:59)
- あのイベントでキタちゃん出てきて逃げではなく差す側を応援してるの良いわ -- 名無しさん (2023-03-12 09:30:56)
- ↑あの時キタちゃんが応援していたのはキタサンブラック産駒のイクイノックスだろうからね、そりゃ自分の子を応援するさ -- 名無しさん (2023-03-12 11:13:59)
- 2期最終話のテイオーコールの時、師匠以外のキャラが感動で涙を流してる中、師匠だけは笑顔でテイオーコールしてるんだよな -- 名無しさん (2023-03-12 11:30:15)
- 今まで項目無かったのかというかアプリ本実装待ちだったのか -- 名無しさん (2023-03-12 12:23:15)
- アニメ版と比べると、だいぶ花井さんの演技に変化が見られる。 -- 名無しさん (2023-03-12 16:09:15)
- イベント名がそもそも、〇(れい)〇(わ)のツインターボっていうこじつけすき -- 名無しさん (2023-03-12 20:00:27)
- 服装がエグすぎる -- 名無しさん (2023-03-13 20:57:26)
- 青葉賞で三位までに入っていたらツインターボもダービーに出られたんだけどな。有馬記念でもターボが出場している年に限ってテイオーがケガで出なかったり逆にテイオーが出場した年はターボが出走を回避したりと何故かトウカイテイオーとはレース縁がないんだよね -- 名無しさん (2023-03-15 00:10:36)
- 実際ライスシャワーがツインターボに負けたのは的場均さんが飯塚調教師から余りライスに無理をさせるなと言われたから。 -- とある競馬ファン (2023-03-15 17:10:13)
- 脚質適性はアオハルの時点で公開されてた。まあそっちで初めて見た時も「そりゃそうだ」という感想しか抱けなかった。 -- 名無しさん (2023-04-13 02:45:35)
- ↑8テイオーだったら当然勝つだろうって思っていたのでターボだけ泣かなかった説好き -- 名無しさん (2023-05-30 06:39:01)
- ノリがレッツ&ゴーの豪だよな。かっとびで熱血漢(女だけど)、それでいて芯はぶれないところとか -- 名無しさん (2024-01-26 20:56:40)
- 帝王賞での追い込みは史実だと「出遅れたため追い込みにならざるを得なかった」というのが実情らしい。何故か鞍上がイメチェン感覚でやったみたいに言われているけど。 -- 名無しさん (2024-06-20 18:22:15)
- 弓道の腕前も結構ありそう -- 名無しさん (2024-08-18 13:46:28)
- せっかく追記修正してくれたのに悪いんだけどアニメ版の実況のところウマ娘のツインターボの項目なのに実馬の実況なのは何か違う気がするんで戻していい? -- 名無しさん (2024-10-07 06:10:26)
最終更新:2025年04月15日 21:56