登録日:2022/10/30 Sun 11:58:23
更新日:2025/04/05 Sat 00:35:40
所要時間:約 152 分で読めます (折り畳み部分を無視すれば約 30 分で読めます)
この項目では未来(A.D.1100)及びその周辺時代帯に所属するキャラクターを解説する。
なお、この項目は非常に折り畳みが多いが、折り畳みの内先頭に「▼」が付いたものは特に重大なネタバレを含む内容であるため目安として欲しい。
●:現代 / ●:未来 / ●:古代 / ●:不明
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Ver 1.x |
- Ver 1.0~ (2017/04/13~)
- Ver 1.1~ (2017/05/10~)
- Ver 1.2~ (2017/06/15~)
- Ver 1.3~ (2017/07/20~)
- Ver 1.4~ (2017/09/25~)
- Ver 1.5~ (2017/11/24~)
- Ver 1.6~ (2018/1/29~)
- Ver 1.7~ (2018/04/12~)
- Ver 1.8~ (2018/08/14~)
- Ver 1.9~ (2018/11/29~)
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Ver 3.x |
- Ver 3.0~ (2022/11/01~)
- Ver 3.1~ (2023/02/28~)
- Ver 3.2~ (2023/06/08~)
- Ver 3.3~(2023/08/24~)
- Ver 3.4~(2023/10/26~)
- Ver 3.5~(2023/12/07~)
- Ver 3.6~(2024/03/21~)
- Ver 3.7~(2024/04/25~)
- Ver 3.8~(2024/06/06~)
- Ver 3.9~(2024/09/19~)
- Ver 3.10~(2024/12/05~)
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Ver 1.0~(2017/04/12~)
シュゼット
魔界より来たりし 闇のプリンセス……
シュゼット いま現し世へと
降臨っ!
堕天した精霊の転生体である わたくしが
来たからには もう安心ですわよっ!
……えっ? あっ どこ行くの~っ!?
待って待って! 連れてってよ!
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ドラグナー |
5→5+ |
風 |
槍 |
天 |
上坂すみれ |
AS/蝶火女 |
5 |
ES/ルシフェル |
5 |
火 |
槌 |
最初期から実装されている★5キャラの1人。
未来世界のゴスロリ少女。「魔界に堕した邪悪な精霊の転生体・闇のプリンセス」という設定を公言し、やたらと珍妙邪悪な言い回しを好んで使うものの、実際は割と面倒見がよくて優しい。あと割とよく口調が崩壊する。
未来の若者キャラは大体IDAスクールに通っているが、彼女は学生ではない。スウィーツショップ「ラヴィアンローズ」に頻繁に出没する以外の私生活はあまり描写されたことはないが、どうやらハンター稼業をして生活している模様。
外典『霊長の理と枢機の天秤』における主要人物の1人。また協奏『最果ての虜と導きの八重奏』でも未来世界編の主要人物として抜擢された。
……が、キャラクタークエストを進めると違う意味でとんでもない事実が明らかになる。
シュゼットはかつて存在した巨大研究施設「霊長機関」の第2ラボで研究されていた「ネクストステージプロジェクト」なる遺伝子操作研究の唯一の成果物。
彼女は華奢な肉体に反して非常に高い身体能力を持っているが、それは遺伝子操作の結論「パーフェクトゲノム」によって齎される力の一端である。
彼女が5歳の時、その力が制御モジュールの誤作動により暴走し、第2ラボに居た被験体や科学者達を皆殺しにしてしまった。
そしてシュゼットはその時の記憶から自身の人格を守るためにフィクションと人格をリンクさせた。それが現在の彼女の人格の元となっている。
つまり彼女の普段の人格は、過去の凄絶な記憶を封印するための防衛反応のようなものということである。
当初本人はラボ時代の事を全て忘却していたが、キャラクエスト3で制御モジュールが再度覚醒し肉体を乗っ取ろうとする。
しかしアルドの呼び掛けによりこれを抑圧。その後は当時の記憶を思い出したことで重度の罪悪感に苛まれるが、アルドの説得により再び日常に戻った。
ノーマルスタイルは先述のようにゴスロリだが、アナザースタイル「蝶火女」ではガラッと変わって和装に。週刊誌の影響で東方文化趣味に目覚めたらしい。
更にエクストラスタイル「
ルシフェル」では
白と黒の翼が生えたフリフリのドレス衣装を着て光と闇の槌を振り回すという
これ以上ないくらい頭の悪さが極まったスタイルとなる。
非常に強烈な見た目に反してキャラクエストはシリアス一辺倒であり、彼女の過去がより詳細に描かれる。
だからといってその格好までまともに見えてくるわけではない
言動は空回りしているが、性能は最強格のアタッカーの1人。人気キャラであると同時に運営のお気に入りであり、明確に優遇されている。幾度となく滅茶苦茶に強化され、その度に環境を破壊してきた経歴を持つインフレの申し子。
ノーマルスタイルは全体攻撃に特化。
+
|
NS旧仕様 |
リリース当時は 意外にも評価は低かった。
これには当時のアナデンは雑魚戦の比重がとても大きいという背景があり、槍キャラのシュゼットは最大MPが低いために継戦能力(というかMP回復を挟まずに撃てる全体攻撃の回数)で マイティや トゥーヴァに大きく劣るというのが理由に挙げられる。
曲がりなりにも全体攻撃が使えるだけ シオンよりはマシ、という感じだった。
まぁ評価が低かったと言っても「★5キャラ6人の中では」という話であり、全キャラの中では普通に上澄みの側だが。
転機が訪れたのは2019年の顕現武器実装時。
初期顕現組の中でも彼女は群を抜いて強く設定されており、全体に毒とペインを確定付与する「 魔界の槍撃」と対象が毒時・ペイン時に与ダメージが倍増し最大で「4倍」のダメージを繰り出す全体2回攻撃「 ドラゴンアサルト」のお手軽コンボを獲得。
当時において特大4倍という倍率は衝撃的であり、 ASシュゼット以降割と緩やかな推移だった火力インフレの勾配をぶち壊してしまった。
彼女や顕現フェルミナがあまりにぶっ壊れているせいで、実装後しばらくは「風属性が有効」というだけで裏ボス格ですら容易く瞬殺される有様であった。
更に2021年の真・顕現では「魔界の槍撃」に先制+毒/ペイン5ターン継続+腕力30%DOWN(5ターン)追加、「ドラゴンアサルト」に与ダメージ倍率が2倍×2倍の最大4倍から 3倍×3倍の最大9倍に増加+ 確定でクリティカル、累積風属性攻撃UP(50%~100%)の自己バフ追加という超絶強化を受け、環境トップに食い込む火力を手に入れた。
この性能で星導覚醒を貰うまでの3年間戦い続け、最終的には環境トップの座こそ外れたものの、それでも「そこそこ戦える」程度の地位にはあった。
基本的に「旧キャラが星導覚醒を貰う=元が 物足りない性能であったことの証左である」と言って良いが、旧真顕現シュゼットは星導覚醒を貰った旧キャラ達の中では ぶっちぎりで強い部類であったと思われる。
|
2023年秋(Ver 3.4.20)、ツキハ共々、古参夢見キャラとしては初めて星導覚醒が実装。それと同時にNSの全スキルに調整が入り、性能が更に強化された。
この調整により、「魔界の槍撃」は
先制全体攻撃+腕力/知性30%DOWN(3ターン)+毒/ペイン付与、「ドラゴンアサルト」は
全体攻撃+毒/ペイン時ダメージ3倍(最大9倍)+累積風属性攻撃UP(50%~100%)と、魔界の槍撃の知性デバフ追加以外は
顕現未回収の時点で旧真顕現からちょっと削ったくらいの激高スペックになってしまった。下位の固有スキルについても修正後の魔界の槍撃に合わせた強化がなされている。
だが、ほぼ確定クリティカルが抜かれただけのドラゴンアサルトはまだしも、魔界の槍撃に毒/ペインの耐性無視が無いことにより顕現未回収では正直安定性に欠ける。
何とも贅沢な悩みである
そして、
顕現の時点で旧真顕現とほぼ同等の性能になる。実装時期の関係上、顕現としては攻略難易度がトップクラスに低いため、顕現が利用可能になったら真っ先に回収することを推奨する。
あまつさえ真顕現を攻略後になると魔界の槍撃は腕力/知性デバフが40%に強化、毒とペインが永続になり、更にブレイク付与が追加される。ドラゴンアサルトは毒/ペイン時倍率が更に上昇して4倍×4倍の最大16倍に。最早ヤケクソである。
なお、★4以下の小技についてもかなりガチ度の高い上方修正が入っており、ソニックランスは味方全体に「先制行動化」の状態効果(3ターン)を付与(同系統のバフは通常戦闘要員の味方キャラでは初)、ダブルスラストは風王陣を展開し、ソウルシュートは自身にMPを30%回復しつつ腕力/速度50%UP(3ターン)を与えるようになった。
この3スキルはいずれも強力な役割があるため、欲張るとスキル枠が4枠あっても足りない。運用目的によって適宜組み変えよう。
星導覚醒をすると新規アビリティにより開幕で毒とペイン(3ターン)を撒き、更に味方全体に新たなスタック「古の絶望」を配布するようになる。
古の絶望は明らかにデバフ効果じみた名前に反して付与した味方のクリティカル率/魔法クリティカル率が100%UPするほか、後述する星導スキルの火力増加に必要になる。
星導スキル「闇黒魔槍バハムート」は風王陣を展開した上で対象防御無視の全体3回攻撃を繰り出すもので、クリティカル時にダメージ5倍、更に味方から古の絶望を1つ回収して威力が4倍になる。実質的な最大威力は4200%と、実質的な回数制限付きである分真顕現ドラゴンアサルト(実質3360%)をも上回る。
ステラバースト時に発動した場合は効果が大きく変化し、まず張られているZONEを解除した上で極・風王陣を展開、その後味方全体から古の絶望を回収し、回収数に応じて威力が増加する対象防御無視の全体5回攻撃を繰り出す。更に攻撃終了後、味方全体に古の絶望を配布し直す。
こちらの威力増加は最大16倍まで爆増し、据え置きのクリティカル時補正(5倍)も併せると脅威の80倍(実質16800%)攻撃が可能。
古の絶望は開幕のアビリティ及びSB闇黒魔槍バハムートでしか蓄積できないため、ステラバーストの発動を考慮する運用の場合は基本的に16倍ドラゴンアサルトで戦い、ステラバーストかトドメを刺す場合、もしくは風王陣展開が欲しい場合のみ闇黒魔槍バハムートを使おう。
一方アナザースタイルは単体攻撃に特化。今では当たり前になった「蓄積/放出」の構成はASシュゼットが源流である。
彼女の場合、「風雅の舞」で専用スタックの桜魔妖力を蓄積し、「桜花爛漫」で消費することで、1Hitあたりの威力はそのままに最大4回の連続攻撃を放つ。
実装当時の環境においては余りにもずば抜けた火力を誇っていた。アナデンで初めてインフレしたキャラクターとも言われている。
顕現武器ではクリティカル時ダメージ30%UPや累積物理耐性DOWN(最大60%)といったバフ/デバフに加えて「AF中蓄積を消費しない」という新機軸の一文が追加されたことにより、最大火力を連打できるAFで特に真価を発揮するようになった。こちらもAS顕現ではお馴染みの一文となった。
ただ、近年では真・顕現や星導覚醒で猛然と強化されるNSに押され気味で相対的に下火。
なお、顕現武器は
性能のみならず名前も作中最高レベルでカッ飛んでおり、NSは「
堕天せし闇黒魔姫の涙」、ASは「
混沌ヲ纏ウ黒妖姫ノ桜」。
重症である。
エクストラスタイルは火属性の槌使いになり、VCで轟打陣を展開可能。
「連続攻撃」に主眼を置いており、味方全体に
攻撃のヒット数に応じて威力に個別の補正を加えるバフ「連撃強化」を付与し、自身も
3~5連続全体攻撃の固有スキルで敵を粉砕する。
ただし、真価を最大限に発揮するにはシュゼット本人も含めて拳/鎚装備者を5人以上編成する必要があり、ある程度のキャラプールが必要になるため中級者以上向け。
見た目とは裏腹に火力だけでなくサポート技が割と充実しており、特に全体腕力/知性30%DOWN+αの「ロストエデン」は優秀。
割と貴重な非攻撃の弱体化手段でもあり、このスキルだけで
ASアザミ軸の編成に組み込む理由になる汎用性の高いスキルだったりする。
ちなみにESメインウェポンの「爆砕する心火の鉄槌」は無条件で全体火属性攻撃5回という現状無二の個性により、第3部に存在する一部フェイズシフトの雑魚敵が持つ「オーラ」の回避剥がしにおいては全キャラ最高の適性を持つ。
先行して鉄槌を撃てば9割がたオーラを無効化できる。逆に最高適性のキャラを持ち出してなお1割近く脱落が起きるあたりがこのオーラが嫌われる由縁である
この役割においてはキャラが揃っていなくとも一線級の活躍が期待できる。
パーソナリティは「甘党」「美食」「ロストラボ」。
<関連キャラ>
イスカ - 友人。ラヴィアンローズで知り合い、度々スイーツの旅に付き合ってもらっている。
奇しくも共に霊長機関の関係者。
マイティ
ふあぁ……悪いねー ちょっと寝不足でさ。
それで なんだっけー……
ああっ! 僕は マイティだよー。
IDAスクールに通ってて…… あふっ……
まぁ いいやー。最近 騒がしいからねー。
のんびりした世界に戻すなら 手伝……ぐぅ。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/アクアルーラー |
5→5+ |
水 |
杖 |
天 |
花江夏樹 |
AS/ヒュプノシスト |
5 |
最初期から実装されている★5キャラの1人。
未来世界の学府・IDAスクールに通う男子学生。授業をよくサボる居眠り学生として有名であり、基本どこでも寝ることが出来る模様。立ったまま寝ていることすらある。
そんな彼の家業は人の夢に取り憑く悪魔を祓う「夢魔狩り」であり、しょっちゅう昼寝をしているのは主に夜間に活動する夢魔を狩っているためと思われる。
アナザースタイル「ヒュプノシスト」は前述した夢魔狩りとしての正装。
+
|
NS旧仕様 |
現在の性能は星導覚醒追加にあたって大部分のスキルに梃入れが加えられたもの。
他のキャラにも言えることだが、リリース時はほぼ全スキルが1行以内に収まる(現在の基準で言えば)極めて淡白な性能をしていた。
例えばウォーターフォールは「敵全体に水属性の魔法攻撃(特大)」、ナイトメアギフトは「敵単体に水属性の魔法攻撃2回(特大)+睡眠を付与」、以上で全てである。
初期の彼は トゥーヴァと同様全体攻撃・単体攻撃と杖キャラ特有の高MPを兼ね備え、雑魚敵の処理に長けるキャラという位置付け。
「アクアウォール」は火属性攻撃のダメージを大幅軽減できる為、火属性が中心のダンジョンやボスに選出すると強力だった。
最初期から存在することもあり、2019年には シュゼット、 シオンと共に最初に顕現が実装された。
彼の場合顕現武器「レーヴ・エテルネル」を貰うが、最初ということもあり顕現の強化内容はナイトメアギフトに知性30%~60%UP(1ターン)、ウォーターフォールに睡眠追加……というかなりしょっぱいもの。シオンもこれに近い。 一方シュゼットは圧倒的倍率の暴力によって環境をぶち壊していた。
当時は(強力な水キャラが少なかったこともあり)これでもそこそこだったが、程なくして ヒスメナや 顕現シェイネといった強力な水キャラが続々実装されるとすぐに環境の波に消えていった。
2021年の真・顕現では「ウォーターフォール」に先制化+ 知性30%DOWN、「ナイトメアギフト」に 自身に知性/速度50~100%UP、全属性耐性30~60%DOWNというな効果の盛り込みにより大幅強化。
更に★5スキル両方に「HP最大時与えるダメージ3倍」の効果を追加し、申し訳程度には火力も出せるようになった。
総じて高速のサポーター兼アタッカーという立ち位置になり、そこそこは頑張りを見せた……ものの、当時の杖界は既に「精神統一」によって規格外の倍率を与えつつ他にも色々出来る ASロゼッタや ASチヨが進出しており、更にダメージレースの破壊者であるフラムラピスも控えているという有様。
実質的に味方への支援能力が「敵単体に全属性耐性60%DOWN」程度しかなく、火力水準も大したことがないキャラが能く使われるほどこの地獄は甘くは無く、結果として「アタッカーにもサポーターにもなり切れなかった」中途半端なキャラとなってしまい、ここでも彼が光ることは無かった。
一方同期のシュゼットは一足先に得た真顕現でまた環境をぶち壊していた。
……と、時代に合わせて2度の顕現で調整を受けたものの、いずれも相対的に控え目な性能に留まり続け、リリース直後の数年を除いて長く日影の時代を歩んできたキャラの1人だった。
|
様々なパーティで活躍可能な強力なサポーター。特に水パーティ・魔法パーティへの適性が高い。
最初からそれなりの強さが保証されているシュゼットと異なり、真価を引き出すには「星導覚醒」及び「真顕現までの攻略」が必須だが、それに見合う高いポテンシャルを持つ所謂大器晩成キャラ。性能的にも大器晩成の色が濃い。
初期性能で特筆すべきは★5スキル「ウォーターフォール」で、敵全体に水属性の魔法攻撃の追加効果で腕力/知性30%DOWNと睡眠の効果を与える。
先手を取ることで雑魚敵や睡眠耐性の低いFEARについては封殺でき、例え睡眠の入らない相手でも攻撃力を大きく削ぐことで戦闘を有利に進めることが可能となる。
さて、今回はとある事情により顕現性能よりも先に星導スキルから紹介する。
星導スキル「ドリーミーレイン」は、味方全体に
HP/MP最大値30%UP(3ターン)のバフを与えた上で
HP/MPを40%回復という強力なヒーラースキルであり、更に発動時「前衛に杖キャラが2人以上」なら
味方全体に精神統一を、「前衛に杖以外のキャラが2人以上」なら
味方全体に心技一体を付与する。
どちらも効果は1ターンだが、精神統一/心技一体は非常に強力なバフ効果であり、MPUPのバフも相まってかなりの火力増強をもたらすことが期待できる……が、その代償に「
マイティ自身が1ターン睡眠状態になる」というデメリットがある諸刃の剣。
この自己睡眠は
フラムラピスの反動気絶に近い特殊仕様であり、
状態異常無効バリアやバッジ等による耐性でも防御出来ないので注意。
考えられる対策としてはドリーミーレインに後攻して状態異常回復を掛けておく、次のターンにAF発動→状態異常回復でマイティを起こす、敵に殴って貰って解除する(敵が全体攻撃等を行うターンに先行ドリーミーレイン)等がある。どの手段も一長一短あるので柔軟に対応しよう。
ステラバースト時の追加効果は4つと多いので箇条書きするが、
①味方全体にデバフ解除
②精神統一/心技一体のターン数増加(1ターン→3ターン)
③自身に専用スタック「ドリーミー」を1蓄積
④自己睡眠付与を免除
となっている。どれも強力だが、最も着目すべきは③のドリーミー増加。このドリーミーがマイティの運用上極めて重要となる。
また④も睡眠免除、②のバフ延長も重要。天冥ゲージを短周期で回せる自信があれば普段はドリーミーを使わず、ステラバーストでのみドリーミーを使うということも十分考えられる。
そして2回の顕現イベントをクリアすることで★5スキル2種の性能が大幅に強化される。顕現ボス自体は実装が2019年/2021年と古いこともあり現在基準ではそこまで強くないが、キャラ性能面では大きな開きがあるため是が非でも回収しよう。
真顕現獲得時、上位固有スキル「ナイトメアギフト」は敵単体に威力特大3倍の水属性の魔法攻撃2回に。
あとは追加効果のオンパレードであり、攻撃先に全属性耐性30%~60%UPと魔法耐性20%~40%(3ターン)、自身に知性/速度50~100%UP(3ターン)の4種のバフ/デバフが発生。
その上でもう1つ、専用スタックの「ドリーミー」の蓄積数に応じて威力が更に増加する効果が付く。
「ウォーターフォール」については効果はそのまま"先制発動"となり、更に「ドリーミー」の蓄積数によって倍率が増加する効果が加えられる。
で、「ドリーミー」の蓄積手段だが、まず戦闘開始時の条件付きアビリティで1蓄積する。
ドリーミー1の時、ナイトメアギフトは
素の4倍で特大12倍(1440%×2)、ウォーターフォールの
腕力/知性デバフは40%DOWNとなり既に十分強い……のだが、マイティはここから
更に2回進化の余地を残している。
ただし手軽に溜められるのはドリーミー1までであり、それ以外の溜める手段は
SBドリーミーレインのみ、すなわちドリーミー2以上に至るには
星導覚醒のパスが必須となる。
しかし手間のかかるだけに強化分もかなりのもの。
ドリーミー2の時、ナイトメアギフトは素の6倍で特大18倍(2160%×2)、ウォーターフォールの腕力/知性デバフは50%DOWN。
そしてドリーミー3(最大)の時、ナイトメアギフトは素の8倍で特大24倍(2880%×2)、ウォーターフォールの腕力/知性デバフは60%DOWNと、現状環境キャラでもそうそう見ないようなとんでもない性能になる。
ドリーミーを3キメた完全体マイティの性能を一言で表せば「全体腕力/知性60%DOWNで敵の攻撃を抑制しつつ、特大24倍+自己バフと耐性デバフ付きの単体攻撃をポンポン連発できる」キャラである。
完全体までにステラバーストが最低でも2回必要になる都合上、短期決戦にはやや不向きだが、この圧倒的な性能はその手間を補って余りある魅力を持っていると言える。
アナザースタイルの性能は
自身に睡眠を付与し、その睡眠から「自然覚醒」した時に自身にHP/MP回復+強化バフ+専用スタックのヒュプノシスを付与するという相当な変わり種。
ヒュプノシスは実装当時は唯一無二となる「魔法クリティカル率UP」の効果を有しており、
ASミュルスの登場まで長らく「魔法攻撃のクリティカル」はASマイティのみに許された特権であった。
最大火力を出すまでのお膳立てを要する分、勿論実装当時はとんでもなく強かったのだが、2年目辺りから物足りない水準になり始めた。
顕現武器「デルニエ・ソメイユ」ではバフを付与するタイミングが「自然覚醒時」から「睡眠付与時」に前倒しされ、お膳立てのハードルが下がった。
……が、肝心の攻撃スキルの強化が「ヒュプノシスを持っている場合威力2倍」が付いた
だけというやる気の無さで、正直当時基準でも全くインフレについていけていない。
結果として顕現実装という再起のチャンスを得たにも拘らずほとんど表舞台に戻ることなく零落してしまった。
パーソナリティは「IDAスクール」「お昼寝」。
ジェイド
最初から言っていたはずだ。
これは 俺とサキの問題だと。
俺は一人で行く。
誰にも 邪魔はさせない。
出典:外伝『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』第3話「絶対零度の鎖」
配布キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ザヴォディーラ |
4→5 |
火 |
槍 |
冥 |
中井和哉 |
対応するアナザーダンジョン |
サキの夢意識 |
外伝『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』で加入するキャラクター。
未来のIDAスクールに通学する白髪の男子学生。同外伝では氷の異世界に飲み込まれた妹・
サキを助け出す為に尽力する。
一匹狼で積極的に他者と関わらない性格。
外伝『失われた正典と銀の不凋花』の後日談、『Jewel in Shade』にて★5へのクラスチェンジが可能になる。なお、イベントの攻略難易度は外伝本編と比べかなり高いので注意。
ジェイドとサキの父は研究者だったが、ある時どこからか手に入れた「魔導書」の研究を続ける内に狂気に堕ち、家族を被験体として魔導書の力を人間に付与する悍ましい実験を行うようになった。
最初はジェイドを被験体として使っていたが、この実験は甚大な苦痛を伴うために彼は研究所から逃亡。その後も父は被験体を妻、娘と変えて実験を続行し、結果として妻は衰弱死、サキは望まずして氷の能力を得た。
そしてサキはこの力の暴発で親友を傷付けたことで絶望し、夢意識事件の引金となる。
一方ジェイドも父の凶行をただ静観していたわけではなく、研究所から家族を奪還するべく行動していたようだが、父の罠にかかったことで計画は失敗し、ジェイド自身は助かったものの同行者である白制服の男子生徒が命を落としてしまった。
この体験が今でも尾を引いており、故に今回の夢意識事件においても一人で全てに決着をつけようとしていた。
彼や彼の家族に使われた魔導書は
ソフィアが著した「花の少女」の一巻。この「花の少女」は、構成する銀の墨の魔力によって書き記したことが現実に影響を及ぼすという代物。
更に実験段階でその魔力の大半は先んじて実験台にされたジェイドに注入されており、その際に彼の髪は墨の力で白銀に染まった。
それ故に彼の「感情を具象化する力」はサキの比ではないほど強力。
しかしジェイドは実験の最中、一向に成果が現れないことに業を煮やした父が言い放った「お前は失敗作だ」という言葉を無意識に信じることで、その力の発現を抑えていた。
次第に溢れ出した力の一端を嗅ぎ付けた「旅団」の幹部によってその力を利用されかけるが、その際に自身の力と確かに向き合うことでこれを退けた。
単体向け火属性アタッカー。加入当初は特に言及することもない本当に微妙な性能だったが、★5実装と共に一部スキルにテコ入れが入ったこともあり大幅に強化されている。
主力技は無属性の突攻撃+突耐性30%DOWN+味方全体に槍装備者ダメージ50%UPの「ヴォルクリョーヴ」、火属性の突攻撃+耐性無視でペインを付与する「ブレイズランス」。
火属性の突攻撃3回+腕力15~30%DOWNの「セレブロアグニ」で敵の物理攻撃力を削ぐことも可能。対象がペイン時にダメージ2倍の効果もあるが、実装当時基準でもメインを張るにはパンチ不足。
パーソナリティ<IDAスクール>には突の環境キャラが集中していた時期があり、瞬突陣構築のサポート枠ないし荷物持ちとしてお呼びがかかることも多かった。
パーソナリティは「IDAスクール」のみ。
イスカ
わたしはIDAの 自由な校風を愛している。
それを守るためなら
どんな難題でも解決してみせよう。
この誇りある…… 白制服にかけてね。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/アドミラル |
5→5+ |
風 |
刀 |
天 |
石川由依 |
AS/ステラ |
5 |
ES/ユースティティア |
5 |
陰/火 |
剣 |
外伝『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』で追加されたキャラクター。IDA関連の外伝3部作及び外典『霊長の理と枢機の天秤』における主要人物の1人で、メインストーリーに出てこないキャラの中では屈指の存在感を放っている。
IDAスクール敷地内の治安維持を一任されている自治部隊「
IDEA」の会長。稀に誤解されているが、「IDAスクールの生徒会長」ではない。
頭脳明晰、人望は厚い、カリスマ性も高いという完璧超人に近いキャラであり、IDAスクール3部作の全編に渡ってその活躍を拝むことができる。意外と
シュゼットのノリに合わせることもできるなど、真面目一辺倒ではなく軽い部分も持ち合わせている。そのカリスマ性から各周年の投票でも毎回上位に食い込む人気キャラとなっている。
人生を賭けて追っている一つの謎があるようだが……
イスカはかつて存在した巨大研究施設「霊長機関」の第1ラボで研究されていた「万能の支配者」を生み出す遺伝子研究の成果物。
恐らくは彼女のカリスマ性もまたこういった背景で人工的に生み出されたものであると考えられる。
彼女が人生を賭けて追っているのは、同じ研究施設で生まれた「弟」であるキュリオ。彼は突如として施設に放火、他の兄弟達を含む多数の死傷者を出し、以降も研究成果物として持った「言葉で人間を操る力」を用いて各地で凶行を繰り返している。
ちなみに同様の能力は「姉」であるイスカも持たされているが、「与えられた力を、ただ与えられたからという理由で使うべきではない」という信念の元一度も行使したことはない。
アナザースタイル「ステラ」は明らかに動きにくそうな豪奢なドレス姿。エルジオン医大のお偉方を出迎え、パーティーに出るための格好とのこと。
また卒業後の就職先を探す中でインターン生として
COAのインターンシップを受けている。この際の服装がエクストラスタイル「ユースティティア」となる。
ノーマルスタイルはサポートと全体攻撃に特化している。
黎明期は「味方全体に腕力/速度20%UP」の神速の旋律、全体攻撃の無何有郷によるアタッカーとしても活躍していたが、特にVCの「敵全体に腕力/知性20%DOWN」はデバフキャラのレパートリーに乏しい黎明期においては敵の攻撃を確実に軽減できる手段として重宝されていた。
2020年には顕現武器「Innocence」が実装される。
胡蝶の夢のデバフが速度25%DOWN(3ターン)から速度50%DOWN+突耐性/全属性耐性20%DOWN(3ターン)の3種に増加、無何有郷は「対象のデバフ種類数に応じて与えるダメージ増加(最大5種で1.5倍)+対象がペイン時に与えるダメージ2倍」が追加され、デバフとペインを条件に火力を引き出すアタッカーという形に。
刀キャラにも関わらず
突耐性DOWNのデバフが追加されているが、これはIDEAの仲間である
クロード、
ヒスメナとのシナジーを意識したものと思われる。
物理耐性DOWNでは駄目だったのだろうか……
別に弱くは無いのだがパンチも無い性能で、同じく風アタッカーとして躍進した
シュゼットと比べると、彼女よりも遥かにダメージUPの条件達成が難しかった割に最大3倍と彼女(4倍)より低く、アタッカーとして中途半端な水準。
しかしアタッカー以外にやれることと言えば速度DOWNで敵の行動順をコントロールしたり、耐性含む3種のデバフを同時に付与できる点を活かしてサポーターとして立ち回る……くらいのもので、特別秀でている部分に乏しかった。
総じて人気キャラの割には性能が控え目であり、その上以降は真顕現の実装も遅々として行われず、歴史の大半を地味に過ごすこととなった。
2025年2月に待望の星導覚醒及び真・顕現が実装。先に言うと今回はちゃんと強くなっている。
他のキャラと比べて旧スキルの上方修正は少なく、使えそうなものは「味方全体に腕力/速度50%UP+弱点ダメージUP(5ターン)」に強化された「神速の旋律」程度。
★5スキル2種に至っては顕現前後共に旧仕様から一切変化無しのため、他の復権キャラと異なりV2未達時点ではお世辞にも強いキャラではない。記載する情報が少なくなり執筆者としては助かるが
その上で真・顕現の性能だが、一言で言うならV1の正統進化である。
まず胡蝶の夢は先制発動かつペインが耐性無視・永続に変化。
デバフは速度/物理耐性/全属性耐性50%DOWN(3ターン)になり、更に「場に存在する各エネミーにかかっているデバフ種類数の和が5以上」の場合は効果量と継続ターン数を2倍にし、速度/物理耐性/全属性耐性100%DOWN(6ターン)となる。本当に突耐性DOWNとは何だったのか
なお下線部の条件については本当にこの通りのよく分からない仕様で、例えば3体の敵にそれぞれ2種類ずつデバフを付与した場合は「種類数の和」は6なので条件を満たすし、5体の敵にそれぞれ1種類のデバフを付与した場合も「種類数の和」は5なので強化条件を満たす。
まあ基本的には1体相手を想定すると思われるので、「1体にデバフ5種類が強化条件」として理解していても大きな問題は無いが、覚えておいて損はない。ちなみに西方外典で手に入るルーナ武器を利用するとかなり満たしやすくなる。
無何有郷は「対象のデバフ種類数に応じて与えるダメージ増加(最大10種で5倍)+対象がペイン時に与えるダメージ3倍」となり、最大で15倍(実質威力3150%)の倍率が掛かるスキルになった。
特にデバフ10種類という条件はやや難しいが、アタッカースキルとしては十分な倍率を得たと言える。ちなみにどうでもいいがまたしても顕現V2シュゼット(16倍)に僅差で負けている。何かの拘りなのだろうか
また、これとは別に自身に専用スタック「閃影」を1蓄積する効果が追加された。
この閃影は最大蓄積数10で、蓄積数に応じて斬ダメージが微妙に増加(1つにつき+3%で最大30%)するが、非星導時点だとあまり意味は無い。
ちなみに「デバフ10種類」を満たす場合、まずV2胡蝶の夢の速度/物理耐性/全属性耐性DOWNで3種、ボス戦を想定した場合ほぼ必須であろう腕力/知性DOWNで2種、適当なサポーターに西方外典のルーナ武器を持たせて雷・陰・晶属性耐性で3種……と考えると、8種はほぼ確実に確保可能である。
上記以外の耐性DOWN等であと2種類追加出来れば良いことになる。ちなみにデバフ8種+ペインだと倍率は12.6倍となる。
星導覚醒によって更に強化。詳細は後述するが星導スキルは「閃影」が関連する内容となっており、顕現V2未達時点ではほとんど真価を発揮出来ないので注意。
星導覚醒での追加アビリティは「ターン中にイスカが1以上のダメージを受けていない場合、ターン終了時に無何有郷を実行する+敵全体に腕力/知性30%DOWN(3ターン)」。
シールドへのダメージもカウントされる都合上、確実に発動させるには挑発や庇立て、あるいは守護等で攻撃をイスカから逸らせるタンクが必要になるが、上手く運用すれば先述した最大15倍のV2無何有郷を追加攻撃として毎ターン放てるのでかなり強い。
腕力/知性30%DOWNも付いてくるが、これ単体でデバフ役として運用しようとすると1ターン目が隙だらけ、かつ倍率的にも増蝕無しではやや心許ない水準となっているため、おまけ程度に考えた方が良いと思われる。
星導スキル「夢幻空華」は敵全体に風属性の斬攻撃2回(極大3倍=315%×2・対象の防御無視)で、更に閃影を全て消費して、閃影数に応じた2つの強化を適用する。同時に説明するとごちゃ付くので分けて記述すると、
①閃影数と同じ回数だけ中威力(120%)の攻撃を追加する。最大で10回攻撃が増える。
②極大部分の威力が閃影数によって増加する。最大で基準威力の12倍(3780%×2)となる。
……となる。①②の効果を総合すると、閃影を10溜めて撃つことで合計8760%の計12回攻撃を繰り出せる。
ちなみに12回攻撃は全体攻撃の攻撃回数としては2025年3月時点で最大の部類。
なお①の追加攻撃は②で強化対象となる本攻撃2回の間に割り込む形となるため、一部キャラが持つ連撃強化のバフを適用すると本攻撃2発目が3倍範囲内となり、全体で見ると2倍くらいになる。
ステラバースト時は閃影の消費効果を削除し、更に自身に夢想状態(3ターン)を付与する。
夢想状態はターゲティング阻害効果のモードチェンジで、全体攻撃以外で狙われなくなるため、先述のアビリティをより発動しやすくなる。
また閃影の消費削除によって、SBで12回夢幻空華を食らわせた後に更にもう1回12回夢幻空華を叩き込むことが出来る。
アナザースタイルは2種類の型を使い分けるトリッキーな性能。2つの型によってスキルの効果が大きく変化し、「扶揺の型」では攻撃型、「胡蝶の型」ではサポート型になる。
……とやや複雑なギミックを持つスタイルであるが、実戦での性能はかなり微妙で、色々な事が出来るがその全てが低水準な、いわゆる器用貧乏キャラになっていた。
2021年の顕現武器「蒼型乃羽舞」でスキルの倍率などが全体的に大きく引き上げられ、ちゃんと使いこなせば性能を大きく引き出すことが可能なキャラになった。
エクストラスタイルでは陰/火属性の剣使いへと変化。ルナティックは「捨身」。
性能も煌斬陣を展開し、自身へのHPダメージを肩代わりする特殊効果「シールド」を発動可能なタンクへと様変わりする。
ほぼAF中に限られるが、蓄積/放出による高火力アタッカーとしての運用も可能。
シールドは捨身による反動すら肩代わりできるので、ルナティックの反動を受けながらHP最大を保ち続けるという書いてて意味不明な運用も可能になる。
また、戦闘開始時に敵全体に確定で毒を付与するアビリティを持ち、ノータイムで味方の毒時強化類を起動できるため、周回構築やギミック構築の重要なピースとしてもよく採用されている。
なお、先述の「外典」の終盤では、彼女を含む3人のキャラクターにしか装備できない、準専用防具とでも言うべきものが手に入る。
耐久50UP+気絶/混乱/暗闇耐性100%UPと受け性能を大幅に強化してくれる優秀な装備なのだが、対象キャラ3人の中で最も性能的に適合するであろうESイスカには防具カテゴリの関係上装備できない。そうはならんやろ
パーソナリティは「IDAスクール」「読書家」「COA」「ロストラボ」「万能の支配者」。
シェリーヌ
ふふふ……
生徒の可能性を引き出すのも
教師の仕事。
知らない世界への扉……
開いてあげるわ!
出典:シェリーヌクエスト(1)「教師というオシゴト」
配布キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/エンプレス |
5 |
地 |
拳 |
天 |
久川綾 |
AS/ヴァンキッシュ |
5 |
対応するアナザーダンジョン |
未来ガルレア大陸 |
邂逅『シェリーヌ編』で加入するキャラクター。
IDAスクールに勤務する女性教師。担当は戦術理論担当であり、実戦はからっきし……と思われていたが、この頃急に高い戦闘能力を発揮するようになり、その変貌ぶりに一部の生徒からは恐れられている。
生徒に愛のムチ(物理)を振るうなど一見滅茶苦茶な言動が目立っているが、実際には案外筋を通した行動を取っており、少なくとも生徒の心を傷付けるようなことはしない。
キャラクエストでは彼女の鞭でお仕置きされたある生徒は、なぜか喜んでシェリーヌに従順になってしまった。
以降のIDA外伝や未来外典でもチョイ役ながら出番がある。
ねえ……アルド。
いいのかしら こんなアタシでも。
妹の夢を継いで
生徒を 幸せに導けるような
教師を目指しても……
彼女は元々は闇組織のリーダーとして名を馳せた「千の下僕を従える女帝」の通り名を持つ女傑であり、シェリーヌというのも本名ではない。
それが何故IDAスクールの教師をしているのかというと、ひとえに双子の妹・シェリーヌの為である。
姉とは違い表の世界で暮らしていた彼女は長年の夢であった教師に就任したが、僅か1年目にして不慮の事故で亡くなってしまう。
立ち会った姉はその無念を汲み取り、自身が代わりに教師となることを約束。
組織の力で市民データを偽装してシェリーヌに成り代わり、死んだのは姉の方であることになっている。
就任後は別人であることを悟られないように力を抑え、学校の関係者とも距離を置いていたが、それがとある女子生徒と軋轢を生むことになる。
その女子生徒との問題を解決後、自分は教師に向いていないと考え辞表を提出しようとするが、かつて妹が「人を幸せに導ける姉のような教師になりたい」と語っていたことを知り、もう一度教鞭を執ることを決意した。
鞭使いだが、ゲームシステム上は拳使い分類。
ただし通常攻撃は突攻撃の「鞭攻撃」で、2025年2月現在NS/ASシェリーヌ固有のものとなっている。
ノーマルスタイルは固有スキルで累積バフをかけながら責め立てるアタッカーで、顕現武器「サーペントテイル」によりペイン特効も得ている。
一方で割とガス欠も早いので長期戦ではMPのフォローが欲しい。また、主要スキルの種別が突と打に分離されているのはZONE環境では基本的にケチがつく要因となっている。
2024年5月現在、邂逅組では唯一真・顕現が実装されておらず、今後の強化が期待されている配布キャラの1人。
アナザースタイルは「IDAの教師」と「組織のクイーン」の2つの顔を強く意識した性能となっており、IDAスクールまたはアウトローのパーソナリティを持つキャラと同時に編成することで強化される要素が散りばめられている。
まず、パーティ内にいるIDA/アウトローの人数がシェリーヌ含め4人以上の場合、開幕に閃撃陣を展開。更にIDA/アウトローの味方に全武器装備者ダメージ50%UP(5ターン)のバフを与える。更にこのバフはIDA/アウトローの人数に応じて倍率が増え、5人で60%、6人で70%になる。
新スキル2つに関しても、いずれもIDAスクールまたはアウトローのパーソナリティを持つキャラと同時に編成することで強化されるもの。
「コンキスタ・イーラ」はHP最大時にダメージ3倍の先制全体攻撃……に、累積物理耐性DOWN(最大50%)、ブレイク付与、全体物理/魔法クリティカル100%UPが付いた超絶特盛の攻撃技。
ここから更にパーティ内にいるIDA/アウトローの人数が多いほど素の威力が上がる特性を持ち、4人で448%(3倍込で実質1344%)、6人で960%(3倍込で実質1920%)まで増加する。
特に閃撃陣やこのスキルを活かす場合は最低でもIDA/アウトローのキャラを4人は採用したい。
「ソリダリティアーツ」は味方全体の腕力/知性/速度、全属性攻撃を同時に35%底上げするバフ技で、更に
IDA/アウトローの味方には全倍率が2倍の70%になると共に「
連撃強化」のバフが追加される。
シェリーヌ自身を含め、IDA/アウトローを持つキャラの大幅な火力UPが可能。特に高火力の連撃を繰り出せる
キュリオや
NSメロディ辺りとは格別相性が良い。
IDA/アウトローを持たないキャラでも、交代先の味方にバフ/デバフを引き継ぐ「テスタメント」を利用して無理矢理最大の恩恵を受ける戦術が可能。
パーソナリティは「メガネ」「IDAスクール」「アウトロー」。
セティー
COAのエージェントは
特別な命令系統 特別な装備など……
さまざまな バックアップを
受けている。
このくらいは当然なんだ。
犯罪を 徹底的に叩く。
そのためのCOA
そのための……俺だ。
出典:セティークエスト(1)「正義のエージェント」
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/エージェント |
5 |
火 |
槍 |
天 |
佐藤拓也 |
AS/クリムゾン・レイ |
5 |
エルジオンの司政官直属の司法組織・COAで働く捜査官の男性。
確固たる信念を持って悪を憎む正義漢。頭のキレる人物で、データ解析を駆使した捜査を得意とする。
2体の捜査用ポッドを常に同行させており、捜査中は賑やか。
黒のサーチ型ポッド。情報処理を得意とする。
とてもクールな性格のツッコミ担当。レトロを度々ポンコツ扱いしている。
一方セティーに対しても不満が無いわけではないのか、外伝でハックをかけられた際に「スカした金髪」と暴言を吐いたことが……
白のコンバット型ポッド。被疑者確保などの荒事担当。
お調子者のボケ担当。最終手段ではあるが
自爆も可能。
記憶媒体に都度バックアップが保存されているとのことで、自爆して跡形もなくなっても
すぐにどこからともなく代わりがやってくる。
ASクエストで追加登場する赤のポッド。レトロ/クロックの前身となったプロトモデル。
レトロ以上の戦闘能力、クロック以上の情報処理能力を持っており、更に急時にはホバーバイクへの変形が可能な機能まで搭載されているが、性格には若干難が……
実はCOAの捜査官であると同時にエルジオンの影の支配者である「枢機院」のエージェントとしての顔も持ち、司政官を監視するという任務を帯びている。
COAの捜査官と枢機院のエージェント、二つの顔を持つが故に、どこに属している時にも少なからず孤独を感じている。支援ポッド達はそんな彼を懸命に支えている。
それでは…… ハンター エイミ。
逆に 問いましょう。
伸びた爪を切りそろえるとき
あなたは 切られた爪に同情して
嘆き悲しむのですか?
出典:外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』第4話「目覚めし者の名は……」
エルジオンの影の支配者とされる存在で、「古き統治機構」とも呼ばれる。
その基本理念は「人類の社会は人類自身の手によって正しく統治されるべき」というもので、人類が長い歴史の中で積み重ねてきた経験則を元に「人類のための最適解」を常に探し求めている。
そのため、KMS社の過度な機械化や技術進展に対して度々口を挟み、量子コンピューターが選んだ為政者である司政官には多数の監視を付けている。
またその行動原理上、「多」(公共)の利となるならば「少」を犠牲にする選択でも迷いなく実行に移す。
決して表の世界に姿を晒すことがなく、手足となるエージェントとも遠隔通信を介して指令を与えるため、その実体は謎に包まれている。
知性25%DOWNを始めとした複数のデバフを扱える補助寄りの物理キャラといったところ。
顕現武器「ボルトクリムゾン」では知性デバフが30%に増加、味方全体に全属性耐性30%UPが追加。
これにより特に魔法攻撃に対して強く出られるキャラに……なるかと思いきや、何故か生命線であるデバフが非確定のままという最早嫌がらせとしか思えない設定になっており、絶妙に運用難が生じている。
アナザースタイルは固有蓄積のフォトンアクセル(以下PA)の数によってバフや攻撃が強化されるキャラ。
説明文が当時としてはかなり長いが、結局最大のPA2まで溜めて出来ることを列挙すると、
- フォースアクセル(蓄積技):自身にクリティカル率100%(3回)、味方全体にMP15回復
- ブラストドライブ(放出技):自身に全属性攻撃40%UP(3回)、味方前衛後衛全体に物理耐性30%UP(5T)
……で、自己バフを2種持つ割には彼自身の火力は高いとは言えない部類で、要するに
どこも突出した部分が特になく、役割が薄い。
あまつさえ専売特許だった「
バフ/デバフを交代先に引き継ぐ」効果も
テスタメントという形で誰でも使えるようになる始末。一応、登場当初は
ヒスメナ同様
VCで全体攻撃を撃てる点で多少注目されはしたが……
劇中の台詞と引っかけて「セティー自身が環境に置き去りにされてしまった」などとネタにされる有様であった
しかしそんなASセティーも顕現武器「レイジヴァーミリオン」で生まれ変わった。
またPA2の場合だけを抜き出すが、
- フォースアクセルには自身にクリティカル時ダメージ50%UP+腕力/速度50~100%を追加、MP15回復をMP15%回復に実質大幅増量、全体HP1000UPを追加。
- ブラストドライブには全属性攻撃バフを40→50%に増量、物理耐性を物理耐性/全属性耐性に拡充の上倍率を30→45%に増量。
……と、もはや原型を留めていないレベルの魔改造を受けた。
フォースアクセルの怒濤の自己バフも中々鮮烈だが、特にブラストドライブの物理耐性/全属性耐性45%UPが非常に強力で、いずれも同系統トップクラスの倍率を以て味方へのダメージを軽減することが可能。
更にブラストドライブはPA蓄積数に応じて攻撃回数も増加+例によってAF中PAを消費しなくなるようになり、火力面も大幅に強化。
これらの事から顕現ASセティーの性能を総括すると、「強力な全体攻撃を放ちながら環境最強クラスの物理耐性/全属性耐性バフ及びMP大回復を撒き散らしていくキャラ」であり、短期決戦でも長期戦でも活躍できる安定感抜群のアタッカー兼サポーターに生まれ変わった。
パーソナリティは「メガネ」「騎乗」「COA」。
メガネ及び騎乗はアナザースタイルから来ていると思われる。
Ver 1.5~(2017/11/24~)
サキ
いいえ……
私が 止めてみせます!
どんなに 困難な道だって
前に進むと決めたから!
出典:外伝『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠』第3話「歩むべき道」
配布キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/誓いし少女 |
4 |
水 |
杖 |
天 |
安済知佳 |
AS/氷の華 |
5 |
対応するアナザーダンジョン |
マユの夢意識 |
外伝『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠』で加入するキャラクター。登場自体は外伝『IDAスクール編I 絶対零度の鎖』より。
未来のIDAスクールに通学する女子学生で、
ジェイドの妹。
狂気に囚われた父による実験の末に望まずして氷の力を得た。IDAスクール編Iではこの力の暴発で親友を傷付けたことで絶望し、夢意識事件を引き起こした。
事件解決後は力を制御する手段を得て日常に戻るものの、まだ自身の力との付き合い方を決めかねていたが、IDAスクール編IIでは新たな夢意識事件の解決を通し、自身の力と向き合うことを決意した。
同外伝の後日談「After Incidents」にてアナザースタイルを獲得する。
IDAスクール敷地内で断続的に発生している怪事件の総称。
敷地内に生徒が1人でいると稀にアンドロイドから奇妙な青い林檎状の物体、「
ヤミリンゴ」を手渡され、「
これを食べれば願いが叶う」と言われる。
この物体を口にした生徒は「
夢意識」と呼ばれる外界から隔絶された異空間に取り込まれ、
本人の願望を反映した「夢」の世界で過ごすことになる。
夢意識領域は夢の主が支配する世界であり、明らかに物理法則が捻じ曲げられているような現象も起きる。
ただ、自分の心を完全には制御出来ないように、領域内の100%全てが主の思い通りにはなるわけではない。
イスカ曰く「希望に見せかけた絶望を見せ続ける悪い夢」。
夢の主自身が夢意識を心の底から否定すれば消えてなくなり、元の世界へと解放される。
そして、その解決への道筋を示してくれる
奇妙なピンクの獣が、
必ず領域内のどこかにいる。
【劇中で登場した夢意識】(ネタバレ注意)
+
|
IDAスクール編I/II |
夢の主 |
主な内容 |
サキ |
凍り付いた教室。主は絶対零度の鎖によって縛められ、二度と目覚めないことを望む。 |
マユ |
青い蝶が舞うIDAシティ。主は父の作った薬で病を治し、時を告げる鐘に怯えることもなくIDEAの副長として恩人イスカと共に日常を過ごす。 |
|
+
|
IDAスクール編III |
夢の主 |
主な内容 |
フカヒレ |
一切の誤謬が存在しないゲームの世界。 |
アルド |
故郷バルオキーで平穏無事に暮らす。オーガベインはいない。 |
イスカ |
IDAスクールは完全に平和になり、白制服は最早不要となる。 |
クロード |
古の王国が復活する。主はベッドと机が同時に置ける程のとても広々とした部屋(狭いだろ!)に住み、周囲は地平線まで埋め尽くす無数のバスタブに囲まれている。 |
ヒスメナ |
白亜の屋敷(恐らくは主の実家がモデル)。アイデンティティの翼を捥がれた「籠の鳥」として生きることを主に強いる。 |
サキ(2回目) |
マユの親友として、リハビリを頑張っている彼女に寄り添う為に自分も一緒に入院する。 |
マナ |
全ての夢意識と隣接する夢意識。マナは夢意識を訪れる外部因子に干渉し、その夢の主が夢から醒める手伝いをしていた。 |
|
ほぼ純粋なアタッカー。★4として見た性能は悪くないが、入手機会が遅く有効活用は難しいか。
アナザースタイルの新スキル「ヨトゥンエフェクト」は味方全体に火属性耐性50%UPのバフを付与し、敵の火属性攻撃に対する有効なメタとなる。一応迎撃効果も付いているが、雑魚敵はともかくボス相手だと蚊が刺すような威力でありあくまでオマケ程度。
2025年1月時点でAS実装から約7年、新たなスタイル実装は疎か顕現武器の実装やスキル調整なども行われておらず、
★5キャラの中ではトップクラスに何の梃入れも行われていないキャラ。最早化石である。
ただ、霊長外典において
他の未来配布組共々VC強化の専用グラスタが実装されており、特に彼女に関しては「
味方全体に物理耐性40%UP(2ターン)」と現環境でも比較的強力な部類のVCを貰ったため、実質強化と言えないことはない。
クロスコラボのキッドの強化VCの完全下位互換なのは内緒
パーソナリティは「IDAスクール」のみ。
クロード
私はケリュケール王国
当代国王のクロードだ。
国土も民もない王ではあるが。
いつか必ず 王国を復興してみせよう!
それが王の責務なのだからな。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/フェイルノート |
5 |
風 |
弓 |
天 |
諏訪部順一 |
AS/マグナ・レクス |
5 |
ES/ケリュケール |
5 |
地 |
剣 |
外伝『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠』で追加されたキャラクター。
IDAスクールの最上級生で、同校の治安維持部隊であるIDEAに所属している弓の名手。
約100年前に滅んだ小国・ケリュケール王国の王族の末裔であり、
かの王国の復興を大真面目に掲げている。
学内では気品ある物腰やルックスから「王子」や「貴公子」と呼ばれ慕われている。
常に王としての立ち居振る舞いを心がけているため、品行方正で努力を怠らない。
また、王族として「力を持つ者の責務」を重んじており、外伝では魔導書の力について悩む
サキにこれを説いた。
後に外史『彷徨える少女と久遠の渦』の第3弾「廻る運命と亡國の王」の主要人物に抜擢され、エクストラスタイルが実装された。
エクストラスタイルとしては7人目にして、最初の男性キャラへのエクストラスタイル実装例となった。
補助を得意とするサポーター。
攻撃サポートとしては「
明敏なる策励」による全体知性/速度30%UP、「
ストームバイツ」の追加効果による敵全体への
突耐性20%~40%DOWNが強力で、実装時は
ASシュゼットへのAFサポート適性が最も高いキャラとされていた。
また、「
亡国の建国王」は単体攻撃の追加効果として腕力/知性20%を付与でき、パーティの生存率を上げることも可能。
顕現武器「クラロ・デ・ルーナ」では
伝家の宝刀「ストームバイツ」が大幅に強化。
まず突耐性デバフの倍率が20~40%から
30~60%に増加、更に
味方全体に速度30~60%UPも追加
され策励が不要化、おまけとばかりに
クリティカル時ダメージ30%UPまで追加され、さながら
対突キャラ火力底上げの欲張りセットである。
また、もう一方の「亡国の建国王」は
全体化し、腕力/知性デバフも20%から
25%に倍率増加。これは中期においては十分すぎる倍率であり、それを敵全体に向けて同時に付与できる強力な阻害技となった。
顕現武器が実装された時点でも強かったが、特に相性の良い突のZONEである
瞬突陣が実装されると本領を発揮し、
久しく同陣最強クラスのサポーターの座に居座り続けた。
この余りにも無駄がなく、かつ後の環境にも噛み合った性能追加が功を奏し、
実装から3年以上はそれなり以上の地位に就いていたと言って良い。現在だと腕力/知性のデバフ倍率がやや厳しいが、それでも全く戦えないことはない。
アナザースタイルは実装時は初となる
風王陣を展開し、風属性デバフや弓バフにより火力に寄与できるサポーターだが、およそ半年後に実装された
ヒーラーと風バフ/デバフを兼任し、クリティカルバフまで持つASヴェイナに完全に食われてしまった。
一応、こちらは状態異常無効バリアを撒けるという差別化点はあるが、彼女も回復+状態異常回復を覚えるので中々に厳しいものがある。
エクストラスタイルは剣使いに変化し、VC及び先制スキル「ストラテ・ニーケー」で煌斬陣を展開する。
こちらはこれでもかと言わんばかりにサポーター要素を詰め込みまくった正に「王族」といった性能になっており、攻撃、回復、状態異常回復、腕力/知性/速度バフ(最大75%)、ZONE覚醒を1スキルで賄う固有スキルをはじめとして、斬武器装備者ダメージ50%UP+クリティカル時ダメージ100%UPの「マディス・アレース」、全属性攻撃50%UP+物魔クリティカル率100%UP+多段強化の「カリス・ドラコーン」といったえげつない強化幅を有する攻撃サポートだけでなく、敵全体に腕速知30%DOWN+味方全体に物理耐性30%UPの「マディス・アタナ」と防御サポートまで完備されている徹底ぶりである。
また、このスタイルの特権として、戦闘中に1度使い切りの通常攻撃枠として使える「エンパシー」がある。
味方一人に向けて使用する形式で、蓄積効果によって自身と対象者の最大HP/MPを両者の合計に加算増加させる他、スキル効果がエンパシー対象者に合わせた効果へと変化。
例えば、拳キャラのエイミに使用すると先述の武器バフは斬(剣/刀/斧)キャラ対象から打(拳/鎚)キャラ対象に、「ストラテ・ニーケー」で展開するZONEが斬煌陣から轟打陣に変化する。
そしてエンパシー適用後に「ストラテ・ニーケー」を使用すると自身に「臨機応変」を付与して、攻撃種別を対象者の武器に応じて変化させる(エイミなら打属性)。
これらは作中で「心を繋ぐ剣」と説明された聖剣・ヒュペリオンの力を反映した性能であろう。
このようにサポーターキャラとして八面六臂の活躍ができるようになっているが、死にスキルがほぼないためスキル枠が4枠あっても足りないのが悩みどころ。
また、エンパシーは「
味方のHPを「固定値で」大幅に増加させる」ことが出来る貴重な手段でもあり、HP最大値を上げる装備を詰め込むことで
ASシンシア、
ASミナルカ、
NSユーイン等「HP最大値が高い」ことを条件に真価を発揮するキャラを手っ取り早く立たせる起爆剤としての価値も高い。
パーソナリティは「IDAスクール」「竜」「王族」「読書家」。
シエル
はじめまして ボクの名前はシエル。
ボクが得意なのは……歌うこと!
楽団のコーラス隊にいたときは
ソプラノで がんばってたんだよ?
もし ボクの力が 役に立つなら
連れてってくれると 嬉しいな〜♪
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ライラ |
4→5 |
地 |
弓 |
天 |
日岡なつみ |
AS/メロウディーヴァ |
5 |
最初期から実装されている★4キャラの1人。
未来世界の浮遊街・ニルヴァの楽団員。
その歌声には人を惹きつける力があり、魅了の魔法がかかっていると讃えられるほど。
可愛い。
だが男。だがゲームシステム的には「性別不明」扱いである。これをどう受け取るかはプレイヤー次第。
実はさる大富豪の一族であり、実家は浮遊島丸ごと1つで庭は
そのままダンジョンになっている。
姉にKMS社の広報役員である
シャノンがいる。彼女含め、家族達からは超溺愛されている。
ミーユと同じくガチャでは★4までしか加入しないが、「断章」で★5へのクラスチェンジが可能になるキャラクター。対応する断章は『異邦の空と自由への箱舟』。
アナザースタイルはニルヴァの楽団で歌っていた時の服装「メロウ
ディーヴァ」。なお、デザインはシャノン。
どういうわけか歌の人を惹きつける力が強化されており、聞いた人々は皆
こんな感じになってしまう。
シエルの実家の住人である一家及び同居人は未来よりも1000年ほど先に位置する、ある並行世界……つまり
異時層の出身。
彼らの出身世界は
極端な管理強制社会であり、
人々は管理番号以外の名前を持たず、日々与えられた職務を消化するだけで芸術・娯楽・服装・髪型・人間関係などの自由もなかった。
一家はその世界の中、政府の目を盗んで芸術や華美な服装を楽しんでいる一派だったが、政府にそれが露呈したため、時空と時層を超えて世界を脱出。
複数の時代を周遊した末、最終的にこの世界に定住した。なお、姉妹達の内三女、四女、六女は別の時代に居着いたらしく、所在はシャノンも把握していない。
シエルは家族で唯一、こちらの世界に移住した後に生まれた子供であり、ゆえに一家にとって彼は「
自由」の象徴なのである。
なお、一家以外の住人達は皆元はかの時層の政府からの追手だったが、シエルの歌に心を奪われ、この世界に移り住むことを決めた人間達である。
余談だが、シエルの実家がCOAから監視対象とされているのは、かつてシエルのパパが夫婦喧嘩の末に自暴自棄になって島を暴走させ、あわやエルジオンプレートに衝突しかけるという事件を起こしたからである。パパェ……
性能は完全なサポーターで、効果時間の長い属性耐性バフ「エレメントソング」、腕力デバフ「ラ・エスペーロ」、地耐性デバフ「アースセレナーデ」で味方をサポートする。
断章クリアで専用武器「アポロハープ」が手に入るが、性能は粗末なものでミーユと同様顕現実装を阻害している呪いの装備とまで言われる。
一方アナザースタイルでは敵のデバフ数に依存した火力を放つ「ヴィヴァーチェ」、3種の火力バフを付与する「エスプレッシーヴォ」を引っ提げ、多少癖はあるものの攻撃面においてアタッカー・サポーター共に優秀な性能に。
パーソナリティは「吟遊詩人」のみ。
シャノン
は~い シャノンよ~。
KMS社で マーケティングのお仕事を
やってるの。よろしくね♪
私 大家族の長女だから
お節介とか 焼いちゃうかもしれないけど
許してくれると 嬉しいなぁ。
うふふ 特に 君みたいな
可愛い男の子は 放っておけないのよね!
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ホワイトナイト |
5 |
風 |
剣 |
天 |
折笠富美子 |
AS/ビューティポリス |
5 |
断章『異邦の空と自由への箱舟』で追加されたキャラクター。
KMSグループのマーケティング会社に勤める才色兼備の実力派社員。
美の祭典
ミス・エルジオンで
殿堂入りを成し遂げている超有名人でもあり、社の広告塔として精力的に働いているが、
普段の仕事ぶりからは想像もできない自由な言動で周囲を振り回すことがある。
大家族の長女であり、下の子たちの中でも末っ子の
シエルを溺愛している。
髪がピンク色だがこれはオシャレのために染めており、地毛はシエルと同じ金髪。
シエルの項で述べた通り、彼女は自由選択というものがおよそ存在しない世界で生きていた過去がある。
彼女の奔放な言動は、こういった過去からの反動が多分に含まれている可能性が高い。
また、彼女がKMS社の内部で働いているのも、大切な弟が暮らすこの世界を不自由の鎖から護る為……有り体に言えば、社の暴走を内部から阻止する為である。
全体2回攻撃+睡眠付与効果を持つ「ワールウィンド」を★4ボードで覚えるため、道中の雑魚殲滅に強い。
それ以外のラインナップは単体攻撃の追加効果で気絶を付与する「ブラストショック」、物理耐性DOWNを付与する「サイクロンエッジ」などだが、連続攻撃、全体攻撃の重要度が高い初期環境ではあまり日の目を見ず、評価点はほぼワールウィンドに依存していた。
顕現武器「スウィートハート」では
サイクロンエッジが大幅に強化。
HP最大時にダメージ3倍(実質威力750%)の特効に加え、
累積腕力UPと累積風属性UP(いずれも最大60%)の自己バフを付与するようになり、数値上は
顕現NSフェルミナに匹敵する火力をサイクロンエッジ連打のみで発揮できる。
なお、この手のバフ付きの攻撃技としては極めて珍しく
攻撃前にバフ部分が発動するため、初動の時点でそれなりのダメージが期待できる。
一方ブラストショックについては気絶付きの
全体攻撃になり、雑魚戦向きになった。威力が高いブラストショックか、MP軽めで次ターン以降にも行動阻害を持ち越せる可能性のあるワールウィンドかはお好みで。
アナザースタイルは打って変わって手数重視のアタッカー。
連続使用で付与デバフが次々増える全体攻撃「ツイストアレスト」と、対象のデバフの種類数に応じて強化される単体攻撃「ヴィーナスゲイル」を持つ。
ヴィーナスゲイルは対象のデバフ種類数4以上で合計威力4.2倍の6回攻撃(140%×6)となるため、火力は勿論のこと非ZONE下においては屈指のゲージ回収能力を持つ。
下準備にはツイストアレストを使ってもいいが、デバフを付与できるキャラを同席させたり、古代外典のルーナ武器を持たせればヴィーナスゲイルを連打するだけでも勝手に6連撃になる。
なお、ASのツイストアレストは全体攻撃としてはトップクラスにモーションが短く、HP低めの雑魚敵を効率良く狩る場合は最適解になりうる。
パーソナリティは「ねこ好き」「美術」「KMS社」。
レンリ
私は 間違いを起こした人が
適正な裁かれる世の中に
なるよう 頑張っているだけ。
今のCOA…… 特にチーフのやり方は
私とは反りが合わないのよ。
出典:レンリクエスト(1)「女性捜査官の多忙な一日」
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/インスペクター |
5 |
火 |
斧 |
天 |
山岡ゆり |
AS/アンダーカバー |
5 |
断章『異邦の空と自由への箱舟』で追加されたキャラクター。
エルジオンの司法組織COAで働く捜査官の女性。
生真面目かつ正義感が強く、不正や理不尽な事を許せない性分で、特に「
罪を犯した人間が適正な裁きを受けられる社会」を目指している。
捜査官としての実力は確かなのだが、しばしば組織の意向よりも自身の考える正義を優先する為に上層部との折り合いが悪く、事件性の低い案件ばかりを回されている。
そういった職務の一つが「
シエルの実家の監視」。断章では一家の自由奔放ぶりに振り回されつつも彼らの持つ大きな秘密に迫っていく。
食べ過ぎ防止のため、ダイエット用のアプリでカロリーを制限している。しかし甘い物に目がないのでしょっちゅうアラートが鳴っている。
性能はアタッカー。初期のキャラにしては腕力が物凄く高く、実装からヒナギク登場までの約3年半、全キャラ中1位の座を死守していたほど。2023年6月現在でも8位とかなり高い部類。
3ターンの間自身の無属性物理攻撃ダメージを100%UPさせる強力なバフ技「スラッシュセイバー」及び無属性の単体特大2連攻撃「ラストスカー」、無属性の全体攻撃「ジャッジメント」を持ち、アナデンでは大変珍しい無属性アタッカーとしての運用がメインのキャラクター。
無属性攻撃のため、敵の耐性相性に引っかかりにくく多くの敵に等倍以上で攻撃出来るのが強み。
顕現武器「シン・ディバイダー」ではジャッジメントが腕力25%DOWN+知性25%DOWN+速度50%DOWNを1手で全体に付与できるデバフスキルに進化。
ラストスカーも対象のデバフ及びペインに応じて最大4倍まで強化されるようになり、アタッカーとしても強化された。
特に強化されたジャッジメントが優秀で、敵を十分な倍率で弱体化した上でほぼ確実に先手を取れるようになるため、2022年にデバフ倍率のインフレが起こるまでは根強く重宝されていた。
アナザースタイルは火属性アタッカーに転向。実装当時は規格外に近い超火力アタッカーだった。
青の「フレアパッション」、赤の「ディスクボム」という2種のスタックが絡んでいるキャラクターで、ぱっと見運用方法がかなり分かりにくい。
①まず「ブレイジングダンス」でいずれかの敵に3回攻撃し、各対象にディスクボムを付与する。
②次に「エクス・バーニング」でディスクボムを起爆し、フレアパッションを回収する。
③フレアパッションを持って「ブレイジングダンス」を発動すると実質威力300%×3回の攻撃+全体クリティカルバフとなる。これをフレアパッションの数と同じ3回まで連続発動可能。
④フレアパッションが0になったら「エクス・バーニング」で③で付与したディスクボムを起爆し、再度フレアパッションを回収。その後は③に戻る
……というのが基本的な流れ。
対多数では「ブレイジングダンス」の対象がばらけてしまうため、対単体相手の方が真価を発揮しやすい。
パーソナリティは「メガネ」「甘党」「COA」。ただし「メガネ」はアナザースタイル獲得後のみ。
<関連キャラ>
セティー - COA同期。実力は信頼しているものの、会うたびに小言を言われるので苦手意識を抱いている。尤もお互いにより良い社会を作るために働いていることは承知しているので決して不仲という訳ではない。
デューイ
……へえ。ヤバそうなとこだね ここ。
だったらオレの力が役に立つよ。
ね? だから ピンチになったら
オレの名を呼びなよ。デューイってさ!
そしたら すぐ駆けつけるよ。約束する!
人間って けっこう儚いから
無理しないでいこーね!
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/テンペスター |
5 |
水 |
拳 |
天 |
代永翼 |
AS/ファントムシーフ |
5 |
ナノマシンを体内に持つ未来世界の少年。
ナノマシンの力により体内の水分子を蒸気として射出する「ミストガン」の能力を持ち、それを使って人助けをしている。
かつて病により長い間病院生活を送っていたが、医療の権威であるジキール博士の手術でナノマシンを投与されたことで見事快復し、最近退院した。
言動はやや背伸びしがちな年相応の子供といったところだが、同じ病室の子供が容態を悪化させた翌日にはベッドから消えているのを幾度も見てきたため、人の儚さというものについてはどこか達観している。
命の恩人であるかの博士をプロフェッサーと呼び慕っているが……
外典『霊長の理と枢機の天秤』における主要人物の1人。
シュゼットの魔界発言に対し度々茶々を入れている。
性能はサポーターで、味方全体に腕力UPと水属性攻撃ダメージUPのバフを付与する「アシストスモーク」や睡眠付きの全体攻撃を持つ。
最大の特徴は武器種が<拳>のキャラの与ダメージを50%UPさせる★5スキルの「ミストブラスト」。
このミストブラストは顕現武器「ヴェイパーグローブ」で更に強化され、
味方全体にクリティカル時ダメージ50%UPという超強烈な効果が追加。
一手で拳キャラのダメージを2.25倍にするという圧倒的な暴力加速性能により、
NSフェルミナや
ASツバメなどの強拳キャラのサポートとしてそれはもう引っ張りだこになった。というか拳キャラ以外のパーティに突っ込んでもそれなりに強い。
ちなみにもう片方の★5スキルの「ヴェイパーキャノン」は味方全体に消費MP軽減バフの追加効果を得たが、短期決戦特化のミストブラストとはお世辞にも噛み合っていない上、元からある知性/速度デバフ部分が非確定のままというやる気のなさで、ほとんど使われない。
近年ではアナザースタイルの実装に伴い★4スキル「アシストスモーク」に
水天陣展開効果が追加されており、スキルで水天陣の展開も可能になった。
アナザースタイルはNSから腕力と速度が大きく上昇し、
対単体特化のアタッカーに転身。なお実装までに1647日もかかっており、これはあの
ラブリよりも長かったりする。
このスタイルでは青スタックのペンデュラムが「5」貯まった状態でターン終了時に
「バーストクロック」状態になり、3ターンの間デューイの物理攻撃が
確定クリティカルになる。ペンデュラムは非バーストクロック中のターン終了時に1ずつ蓄積される他、後述するがスキルでも蓄積が可能。
メインウェポンの「プティ・フォーマ」は3回攻撃と同時に物理耐性50%DOWNのデバフと「連撃強化」の自己バフを付与し、クリティカル時に2.5倍の補正がかかる。更にバーストクロック状態では威力と攻撃回数が増加し
約2.3倍の5回攻撃になる。
クリティカル時補正と連撃強化を加味した場合、実質的な総威力は
約3387%にも昇る。
補助技の「ラヴィル・ヴァプル」は敵単体に水属性打攻撃しつつ腕力/速度を50%UPする自己バフを付与する技で、他にも特殊な性質を2つほど保持している。
1つ目は、攻撃対象が何らかのバフを持っている場合、
対象のバフを全て解除しつつ自己バフの倍率を2倍にし、
更に非バーストクロック状態ならばペンデュラムを5蓄積する。
敵のバフ/デバフを解除できるキャラは初期★4のエリナや配布の
マナをはじめ数多くいたが、
敵のデバフは維持しつつバフのみを解除できるのはASデューイが初であり、2025年2月現在でもまともに連発できるバフ解除技としては唯一である。
この特性により、ボスが何らかのバフ効果を付与する場合、それを解除して逆に自身の強化に繋ぐ材料にすることが出来る。
なお、この「攻撃対象が何らかのバフを持っている」という強化条件は、主に裏ボス格の敵が持っている
Eバフでも問題なく達成される。当然これらのバフはラヴィル・ヴァプルでも解除できず残留するが、逆に言えばEバフを持っている敵に対しては
常に強化条件を満たせることになるためASデューイにとってはむしろメリットになる。
そして2つ目は、攻撃対象が弱点属性を持っている場合、
永続の変幻自在付与によって自身の攻撃属性をその属性に変更するという
アルマのブレインレコードのような特性。
これにより、
敵が弱点属性を持つ限りその属性に変化しながら殴ることが可能という強烈な万能性を有している。
基本的な性質はブレインレコードとほぼ同じだが、非攻撃技のブレインレコードや攻撃前に変幻自在を付与する
ASノーナのカスティーゴと異なり
攻撃後に変幻自在を付与する形式なため、敵によっては余計なオーラや迎撃を触る可能性がある点には注意が必要。
パーソナリティは「メガネ」「恋わずらい」「読書家」「銃」「ロストラボ」。
???
+
|
ネタバレ注意! |
ガリアード
これが…… 俺が停止している あいだの 記憶……!?
本当に 巨大時震の脅威を 乗り切ったというのか……!
出典:外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』第2話「失われし叡智の書」
夢見キャラクター | スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/叛逆者 |
4→5+ |
地 |
槍 |
冥 |
磯部勉 |
外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』で加入するキャラクター。
合成人間の反乱軍を纏め上げていたリーダー。 ヘレナと並んでクロノス博士が設計した合成人間のプロトタイプ機であり、彼女とはパートナー機という関係にある。
第1部序盤でエイミ達との交戦に敗れて機能を停止したが、その後は行方知れずとなっていた。
後にKMS社の独断によって司政官に無許可でボディを回収されていたことが判明。セバスちゃんの手に渡り解析を受けたが、その内部はブラックボックスだらけで彼女にすら匙を投げられ、最終的には彼女の手も離れてゼノ・ドメインの研究室に格納されていた。
外伝中盤、アルド達が旧KMS社データセンターから回収したバックアップの人格AIによって蘇る。最初は混乱からアルド達に矛を向けかけるが、ヘレナとの記憶共有により自身の機能停止中に起きた事態の変遷を知る。
そして思考の末、彼はアルド達へ一時的な同行を申し出た。その真意は……?
+
|
★4性能 |
★4時代の彼の真骨頂は固有下位スキル「サンダーボルト」にある。
ちなみに固有中位スキルの「ケラウノス」はデータ自体は2018年時点で存在したものの後述する★5実装まで解放条件「???」のまま使えなかった。サンダーボルトの性質上、解禁されてもほぼ使われなかっただろうが。
なんとこの「飛び上がって」いる間(チャージ中)は攻撃や状態効果による干渉を一切受け付けない完全無敵状態になるという隠し効果があり、「飛び上がった状態の彼だけを前衛に残して他メンバーは全員下がらせる」ことで、敵の強力な攻撃を完全回避する回避盾としての運用が可能。
この極めて特殊な性能から、長らく★4止まりだったにも関わらず強敵戦の重要なピースとして大真面目に採用されることが時々ある非常に稀有なキャラであった。
更に2021年末には廻生産のグラスタ「庇護の呪」を持たせ、獲得スキルで挑発を撒くことで単体攻撃ならば他のキャラクターを前衛に置いたままでも確実に無効に出来るようになり、運用の幅が大きく広がった。
ただしこの庇護グラスタの挑発は1ターンしか続かないので、★4のガリアードが先行できる状況か、そうでないならAFを切れる状況かのどちらかでないと使えないことには注意。
あとグラスタの方の入手難易度も結構高い。後述するが★5ボードにて自前で挑発スキルを覚え、そして★5解禁の方が簡単なので、現在こちらを使うことは無いだろう。
勿論「極めて特殊な場面で盾の役割を持てる」というだけで、"普通の"アタッカーやサポーターとしては論外も論外だったため強化を望む声は多かったのだが、『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』実装以降、実に5年以上も★4上限のままだった。
このサンダーボルトによる回避盾については★5への昇格以降も普通に有効活用が可能である。
ただし飛び上がりによる無敵状態中は「庇立て」効果が発揮されなくなることに注意が必要。されなかったらぶっ壊れなんてレベルじゃないから仕方ないが
|
外伝『未完の生命と瑕疵の楽土』の第4話にて、遂に★5に昇格する。
なお、この外伝の実装に伴い「毎ターン開始時に自身に「叛逆の意志」を1蓄積」するアビリティ、「 ヘレナと同時に編成することで戦闘開始時に自身に踏ん張るを付与」するアビリティが追加され、★4以下のスキルも軒並み上方修正された。
ケラウノスに至っては上方修正前の性能で実装されていた時期が全く無いのに上方修正された。これだけ書くと意味不明である。
叛逆の意志は1蓄積する毎にHPを500、速度を50加算し、戦闘不能や石化以外で減ることもないためターン経過に従って勝手に耐久力と速度が増していく。
★5ボードでは「リベリオンチャージ」「スプリームゴッド」の2種のスキルを獲得。
リベリオンチャージは先述の「叛逆の意志」の蓄積数によって威力が増加していく地属性の全体攻撃。叛逆の意志4つで最大威力の特大8倍(=1280%)に達し、更にバリア貫通が適用される。
星導覚醒前の★5ガリアードの主力であり、4ターン目以降は実質無条件で連発できるのでかなり強力。
星導覚醒後は星導スキルに最大威力で劣るが、軽減バリアを張る相手や複数相手に対する有効打として生き残る。
スプリームゴッドは一応配置的に固有スキル上位の立ち位置だが、性能は中位以下とは全く異なるもの。
まず敵全体に耐性無視の挑発(1ターン)を付与、自身にターン終了時まで庇立てを付与する。これにより2025年1月現在では配布キャラ唯一の庇立て使いとなった。
単体攻撃を吸う挑発+全体攻撃を吸う庇立てのコンボにより、ランダム攻撃を除いた全ての攻撃を自身に集めるという強力なタンク……というかデコイ性能を獲得できる。
獲得できるのは良いが、ガリアードの防御補強に関する効果は叛逆の意志のHPUP位しか無いので集めるだけ集めて撃沈しないように注意が必要。
即時の効果はこれで終わりだが、予約として発動した次のターン開始時に「雷霆」を蓄積。
雷霆を蓄積した状態でターン終了時、無属性の全体攻撃+地属性耐性50%DOWN(3ターン)を行ってくれる。……まぁ要するに「次ターンの終了時に全体攻撃」というサンダーボルトを部分的に模した効果になる。
その威力は常時特大15倍(=2550%)という1ターン1発の制限があるだけに強力な設計になっている。
本人の地属性バフ/デバフやヘレナの地裂陣との相性がイマイチなのが惜しいが、第2部時点であれば非AF中はスプリームゴッドを連打するだけでも強いと思われる。
外伝クリア後、「楽園を目指す者達の書」の難易度STELLAをクリアすることでパートナー機のヘレナ共々星導覚醒が可能。
星導覚醒後は追加アビリティにより「電光石火」に3ターンモードチェンジし、更に戦闘開始時に叛逆の意志を1+(自身以外の味方前衛の<合成人間>数)蓄積する。電光石火については後述。
星導スキル「蒼穹審判」は純粋なアタッカースキル。
地属性の単体攻撃、威力は常に極大6倍(=1500%)+追加効果で味方全体に地属性攻撃UP(3ターン)とこの時点でかなり強い。
地属性攻撃UPの部分は基本30%で、対象に付与されているデバフの種類数に応じて効果が増加し、5種類以上で60%となる。
更にステラバースト時はデバフの種類数に応じて与えるダメージが増加。こちらは5種類以上で6倍となり、実質最大威力は9000%に。
地属性かつデバフ付与が得意なヘレナ等と併用することで、手軽に凄まじい火力の暴力を発揮できる。
最後に「 電光石火」の効果だが、 「攻撃者と自身の速度差に応じて攻撃を回避」。 ASヒイナの「残影」と同じ効果であり、こちらも2025年1月現在では配布キャラ唯一となる。
この電光石火の強力な点は、何と言ってもスプリームゴッドとのシナジーにある。
挑発+庇立てで攻撃を一点に集めつつ、その全てを回避して無効化するというコンボは字面から受ける印象以上に凶悪。
最初の3ターンしか続かないというのが最大の欠点だが、防御面にリソースを割く必要が消え失せるため、 カウンター含む敵の抵抗をひたすら躱して無視しつつ先述の蒼穹審判で一方的に殴り、3ターン以内に決着をつけてしまうノーガード戦法も相性次第では普通にまかり通る。
スプリームゴッドの説明で省略した効果に「 電光石火状態中、庇立てと挑発の継続ターン数を2ターンに延長」があることも手伝い、速度差をつけて開幕スプリームゴッドすれば「 実質3ターン目まで守護がかかる」ようものと考えても良いだろう。
しかも守護と違って「回避」してしまうので(攻撃の追加効果の)状態異常やデバフも効かなければHPも減らず、ゆえに 即死と吹き飛ばし以外の守護メタは軒並み効かないという、あくまでも3ターン限定とはいえ相当イカれたタンク性能を持っている。
まぁ最大でも回避率90%なのでたまには当たったりもするのだが、3ターンしか保たないし試行回数で殴ればなんとかなる
パーソナリティは「合成人間」「騎乗」「アウトロー」「銃」。
|
ヴィアッカ
私はヴィアッカ。軍人よ。
司政官直属の 特殊機動部隊の隊員なの。
同僚からは リミット・ブレイカーと
呼ばれているけど…… 意味は聞かないで。
曙光都市エルジオンを護るため 共に
力を合わせましょう!
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/コマンデュール |
5 |
風 |
槌 |
冥 |
井上麻里奈 |
AS/アンノーンローズ |
5 |
外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の叛逆者』で追加されたキャラクター。
合成人間の襲撃からエルジオンを守る司政官直属の特殊機動部隊、その紅一点。
重量感のある槌を得物とし、機動力が求められる現場においても涼しい顔で振り回すことから「リミット・ブレイカー」の渾名で一目置かれている。
……本人はあまり好いていないようだが。
前述したように合成人間とは敵対する立場であるが、幼少期の特殊な経験から「合成人間という種」そのものに対する忌避感情はほとんど抱いていない。
対単体特化の高火力アタッカー。
発動者の次回行動を特定のものに固定する「チャージ」を持つ最初のキャラとして実装されたキャラクター。
彼女の場合は「ドライフリューゲル」がそれにあたり、1回目で自身に腕力50%UPを付与した後チャージ状態になり、次の行動で強力な単体3回攻撃を発動する。その威力は一般比3倍(
200%×3)と実装当時にしてはかなり高く、「溜め」に1手使わされるだけあって屈指の火力を誇った。
惜しむらくは、実装から半年足らずで
顕現NSシュゼットという怪物に風属性環境がぶっ壊されたことか。
顕現武器「リミット・ブレイカー」ではドライフリューゲルが強化されたが、内容は攻撃部分にクリティカル時ダメージ1.5倍+速度バフ追加と少々物足りない。
一方もう一つの★5スキルである「ゲーゲンアングリフ」は単体攻撃しながら
打耐性と風属性耐性を同時に最大60%も下げるスキルになり、こちらは癖が少なく使いやすい。
いっそ同じく風打である
フェルミナや
ノクシス辺りのサポートとして運用した方が優秀だろう。
アナザースタイルは特殊効果「光学迷彩」を活かした特異なアタッカーで、非AF限定で通常攻撃枠から「カモフラージュ」を発動することで光学迷彩状態にモードチェンジする。
光学迷彩状態では腕力と知性が150も上昇し、更に敵からターゲットにされにくくなる。
具体的には、前衛に他の味方がいる限り単体攻撃及び多段攻撃の標的にならなくなる。
この状態は何らかの攻撃行動を取ることで解除されるが、逆にこちらから攻撃行動をとって解除しない限りは永続する。
このスタイルの最も特徴的なスキルは敵全体に風属性耐性と打耐性の累積デバフ(最大60%)を付与し、更に耐性無視で毒とペインを付与する「リーサルジャマー」。
光学迷彩状態で発動することで毒/ペインの威力が30倍(2400%)に激増し、更に対象に毒/ペインの被ダメージを増加させる「ループホール」を1蓄積する。
ループホールによる補正は1蓄積毎に190%増加し、最大の10蓄積では1900%UP、つまり20倍となる。
そしてリーサルジャマーは攻撃部分が存在しない「非攻撃行動」なので、光学迷彩状態を解除しない。
ここでアナデンにおける毒/ペインという状態異常について改めて説明すると、毒は付与者の知性(魔力)に、ペインは付与者の腕力(攻撃)に応じたスリップダメージを与える効果である。
だがプレイヤーの認識としては、(こちらが使う)毒/ペインは「毒時強化/ペイン時強化のグラスタやスキルを発動するためのもの」であり、本来の効果であるスリップダメージが戦力(ダメージソース)として数えられることはほぼなかった。
それは大元のスリップダメージの基本倍率自体が小さい上に、日々増えていくダメージ強化に関する因子もほとんどがスリップダメージには適用されないことが主な要因。
だが、これほど法外な倍率と強化因子を同時に与えられれば話は別。
光学迷彩状態でリーサルジャマーを繰り返しループホールを蓄積すれば、最終的には敵全体に毎ターン数千万のスリップダメージを与えられる。
実装時点でこのゲームの敵HPは基本的に10億が上限であり、エンドコンテンツボスでもHPは数億であった。長期戦を前提とすればダメージソースとして十分に実用的と言える。
……さて、先程スリップダメージはダメージ強化に関する因子の影響をほとんど受けないと言ったが、これは裏を返せばダメージを減衰する因子の影響もほとんど受けないということ。
すなわち、リーサルジャマーは耐性や無効を多数持つ敵や高倍率の耐性バフ、多重バリアなどで守られた敵にもお構いなしにダメージを通せるという大きな強みも持つ。
瞬殺には向かないものの、ここまで多くの敵を相手に出来るキャラも珍しい。
状態異常無効バリアを一杯張る敵とかは流石に基本どうしようもないが。
なお、毒/ペインのダメージは先述した通りそれぞれ付与者の知性/腕力に依存する。
そのため、腕力/知性を増加させる装備や効果を採用すると与ダメージを底上げできる。具体的には
割合(%)制の腕力/知性バフは当然として、固定値加算で腕力/知性を増加させる
ASイーファの祝福の誓約や
ASノーナの献身、
ASミルシャの歌唱によるルナティック「挺身」なども有効。当然ヴィアッカ本人の「光学迷彩」の補正+150も強化因子として働いている。
ちなみに参照されるのは付与した瞬間の腕力/知性ではなく
スリップダメージが発生する瞬間の腕力/知性なので、ループホールを10蓄積した後も光学迷彩を維持した方が毒/ペインダメージは大きくなる。
また、毒/ペインのダメージは
各種状態効果のターン進行処理よりも後に発生する都合上、腕力/知性バフが丁度ターン終了時に切れる場合は乗らない。特にASイーファを採用する場合には注意が必要。
実装から約1年後には同じく高倍率の毒ぺ・それを強化するスタックを持つ毒ぺ特化キャラとして
ASポムが実装されたが、
双方のスタック同士は乗算される関係にあり、両者を最大まで蓄積した際の倍率は
400倍にも達するため競合どころか最高の相方になりうる。
実際にASヴィアッカのループホール、ASポムのラブ・ホリックを共に最大まで蓄積し、ヴィアッカのステータスをバフやらスタックやらで極限まで強化することで、
毎ターン億単位のスリップダメージを叩き出す劇毒を生み出せることが確認されている。当然HPが億単位のボスなら1~2ターンでお陀仏となる。
敵HP水準は第3部後編で限界突破を起こし、現在では
HPが10億以上、どころか100億以上あるボスも存在するのだが、それでも回復さえ無ければ現実的な所要時間でどうにかなると思われる。
もう一つの新スキルの「リーパーズゲイル」は、毒/ペイン状態の相手へダメージが2倍(同時達成で4倍)に増加する先制単体攻撃。
加えて自身が光学迷彩状態かつ対象のHPが「50%」以下の時、威力が更に15倍に激増する。
要は先述のリーサルジャマーで弱らせた後のフィニッシャーとして設計されたスキルで、風/打が通る相手ならばこれで決着を早められる。
パーソナリティは「アウトロー」「ミリタリー」「銃」。アナザースタイル獲得後のみ発現する「仮面」。
<関連キャラ>
セティー -
同じ枢機院派。外典では共闘している。
Ver 2.0~(2018/12/25~)
フィロ
あの~…… ここはどこでしょうか?
木を探してたら いつの間にか
ここに 迷い込んじゃいまして……。
あ ボクは フィロと言います。
夢は 世界最強の木こりになることです!
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/アムルタート |
5 |
水 |
斧 |
天 |
三瓶由布子 |
AS/ヴィーシュロン |
5 |
未来世界の自称「木こり」の少年。とある老夫婦によってニルヴァの世界樹の根本で拾われたらしい。
「世界最強の木こりになる」という珍奇な夢を持っているが、未来世界では木は貴重であり切ろうものならEGPDが飛んでくるので切ったことは一度もない。
華奢な身体に反して重量のある斧を軽々振り回せる異常な身体能力を持っている。
違うんですアルドさん。
ボク……ベネ師匠の言葉で
気づかされたんです。
ボクがこの手で切るべきもの……
それは決して木だとは
限らないんだって。
彼の正体はニルヴァの世界樹が作り出した一種の分霊であり、異常な力の強さもそれに由来するものである。
世界樹が彼を生み出した理由は、「人間と世界樹の友情の橋渡し」となる夢のため。
曰く数百年前、ベネディトが世界樹の根本で雨の日も風の日も斧を振りまくっているのを見て美しい絆だと感動したらしい。
……お察しの通り、どう考えても壮大な勘違いである。世界樹本体の価値観では彼の真意は理解出来なかったようだ。
また、世界樹の眷属である彼は、同族である植物を害することが出来ないように律せられている。なので彼には木を伐ることは疎か、雑草を抜くことすら出来ない。
とはいえ、ベネディトから「切るべきものを切る」という木こりの在り方を学んだフィロにとってはそれほど重要なことではなかったらしく、老夫婦からそれを聞かされた時もさほどショックを受けてはいなかった。
木こりとは一体何なのだろうか……
斧キャラ特化のサポーター。
固有スキルは単体攻撃の付加効果として味方全体に斧装備者の与ダメージを増加させるバフを付与するもので、上位の「冀求の結実」では50%のバフを付与可能。
小技として味方全体に全属性耐性30%UP及び固定20のMP治癒を付与する「エスポワール・ロゼ」も持ち、地味に耐久戦適性も高かった。なお、地味に「MP治癒」の効果は彼が初。
顕現武器「アネロ・フィロ」では冀求の結実の斧装備者バフが剣・刀・斧の斬系武器装備者バフに拡充。
更に最大60%の累積水属性耐性デバフ及び自己累積速度バフが追加され、高回転の水斬特化サポーターという風合いになった。
一応「自身のバフ種類数に応じて威力増加」の効果も追加されたが、最大威力は 325%×2(2.6倍)とそこまで高くなく、本人のパラメータも腕力があまり伸びないのでアタッカーとしての適性は今一つ。
アナザースタイルは腕力がきっかり100増加し、なんと2023年6月現在全キャラクター中堂々の1位をマークする超がつくほどの脳筋配分に変貌。
こちらの性能は癖が強いものの使いこなせば重い一撃を与えられる強力なアタッカー。
通常攻撃枠の「力溜め」で世界樹の力というスタックを1蓄積し、後述する2種類の攻撃技は世界樹の力を消費することで大幅に強化される。
「力溜め」自体はAFでも発動可能なものの、攻撃技の追加効果はいずれも非AFで発動する部分が含まれているため、非AFでの運用に特化している。
「ブランシュ・クーペ」は単体攻撃スキルで、世界樹の力を全て消費する代わりに世界樹の力の数に応じて威力が最大20倍まで増加する。
更に非AFかつAFゲージが最大まで溜まっている場合、別途威力が3倍になる。最大威力は12000%(60倍)と全キャラでもトップクラスの甚大な瞬間火力を擁するが、最低でも準備に3手かかる。
「リーリエ・モンド」は確定後攻の全体攻撃スキルで、世界樹を1つ消費し威力が3倍になる他、非AFかつ発動ターンにフィロがダメージを受けていない場合に限り威力に10倍という大きな補正が付く。
最大威力は4800%(30倍)。安定運用する場合はタンク役やシールド付与役などの介護が必要だが、1回の最大威力放出に対して力溜めは1回で済み、3回まで連発が可能。介護役さえ用意できればブランシュ・クーペよりも使いやすい。
また、「力溜め」には先述した蓄積効果のほかに自身にターン終了時まで物理/魔法攻撃に対して全体攻撃で返す「迎撃」及び一部例外を除いて戦闘不能にならなくなる「力溜め状態」を付与する効果もあり、これを活かせば力溜めのターンにも迎撃アタッカーとして継続して火力を出すことが可能。
この迎撃の威力は世界樹の力の数に応じて増加するが、最低800%~最大2400%と実装時の迎撃攻撃では群を抜いて強力に設定されていた。
パーソナリティは「木こり」のみ。
ヒスメナ
私はヒスメナ。IDAスクールの
IDEAという組織に しているの。
わりと 異界には通じているほうだけど
ここみたいな雰囲気の場所は初めてだわ。
こんな時こそ 落ち着いて
紅茶でも 飲みたいところね。
あなた 付き合ってくださる?
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ブリューナク |
5 |
水 |
槍 |
天 |
瀬戸麻沙美 |
AS/アラドヴァル |
5 |
外伝『IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子』で追加されたキャラクター。
IDAスクールに通う学生で、同校の治安維持部隊であるIDEAの一番槍を担う凄腕の槍使い。考えるよりも先に行動する性分で、特に至近距離での一騎打ちを得意とする。
一方で生まれは「御三卿」の一角であるエルジオン有数の名家・ルナブライト家。その嫡子であるヒスメナは将来は家督を継ぐ立場にあるが、本人はそれを一概に喜んではおらず、IDEAの活動においても家の力に頼ることを良しとしていない。
かつてヒスメナは、自身のアイデンティティがルナブライトの家名に依拠している……つまり「ルナブライトを取り上げた自分には何も残らないのでは」という事に恐怖し、自分の殻にこもって現実逃避を繰り返していた。
しかし
イスカの勧誘によってIDEAという居場所を得てからは心境にも変化があったらしく、現在は
「ルナブライトのヒスメナ」ではなく「ヒスメナあってのルナブライト」にしてみせる、という前向きな意志を持てるようになっている。
……とはいえ完全に以前のコンプレックスを完全に捨てきれた訳ではなかったのか、外伝で夢意識に取り込まれた際には当時のヒスメナのコンプレックスが心の番人として顕現している。
なお、かつてヒスメナのやっていた現実逃避というのは
オンラインゲームであり、彼女が通じているという「異界」というのは要するにバーチャル空間である。
ヒスメナはそこで「
†ブルーローズ・ホーリーナイト†」なるハンドルネームで
極めてアイタタタな口上を
バーチャル世界にバラ撒いていた過去がある。
こちらはこちらで現在の彼女のコンプレックス……もとい
消したい過去になっている。
ノーマル・アナザーいずれも実装から長い間、水属性トップレベルのアタッカーとして無類の存在感を放っていた強キャラ。
ノーマルスタイルは全体攻撃に、アナザースタイルは単体攻撃に特化しており、奇しくも同じく未来出身の槍使いである
誰かさんと大変よく似た構成である。
ノーマルスタイル最大の特徴は★5スキルの「ロサ・アスール」。
2連全体攻撃に最大60%の累積腕力/速度バフ(1ターン)が付いた手数重視の攻撃技だが、チャージ付与の連結によって強制的に3回連続で発動するようになっている。
チャージの仕様として、AF では時間が残っていればクールタイムが終わった瞬間自動的に行動を実行するため、特にヒスメナは速度バフも相まって凄まじいスピードで行動のサイクルが進む。
ゲーム内説明文だけでは窺い知れないが、実はロサ・アスール2段目・3段目は素の威力が高く設定されており、2段目は1段目の2倍、3段目は1段目の4倍になっている。
そのため見かけよりも遥かに火力が出る。
もう一つの★5スキルである「パハロ・アスール」は攻撃の追加効果で自身にクリティカル率70%UP(3回)を付与でき、クリティカルバフ役がいない場合は自前でロサ・アスール1セット分をほぼクリティカルに出来る。
また、VCの内容が「全体攻撃(+α)」となっている初めてのキャラであり、後衛に配置し、開幕で速度の高いキャラと交代することでMP消費無しで高威力の全体攻撃を撃てる。
現在では似たこと(或いはより優れた働き)を出来るキャラは数多いが、実装当時は画期的な周回特化キャラとして強い存在感を放っていた。
顕現武器「Mystery」ではパハロ・アスールにクリティカル時ダメージ100%UP(3ターン)というえげつないバフが追加され、事前に1発使っておくことでロサ・アスールの火力を大幅に増強可能になった。
そのロサ・アスールも腕力/速度バフが最大60%から最大70%に強化+継続ターン数が1から3に延長され、更に敵全体に物理耐性DOWNの累積デバフ(最大60%)も付与するようになる。
アナザースタイルは2種の単体攻撃スキル「ロサ・エスピナス」「トリシューラ」を習得し、いずれにも固有のスタック「ブラゾン」が絡んでいる。
ロサ・エスピナスは単発攻撃+腕力/速度UPの自己バフで、発動後にブラゾンを1消費するがブラゾンが多いほどに威力が増加する。
トリシューラは3連攻撃+水属性攻撃UPの自己バフで、発動後にブラゾンを1蓄積するがブラゾンが少ないほどに威力が増加する。
更にいずれも連続で発動した際は5回目まで威力が増加し、5回目の連続使用時にはそれぞれHP/MPを50%回復する。
威力増加条件が複数設定されており、その条件同士もかち合うなど一見すると大変ややこしいことになっているが、結論を言えばこのキャラの動かし方は至極単純で、最初にトリシューラを5回、次いでロサ・エスピナスを5回、再びトリシューラを5回……と5回単位で切り替えるのを繰り返すだけである。
このことを頭に入れて操作を行ったとき、トリシューラは常に1000%程度、ロサ・エスピナスは常に1400%程度の威力となり、追加効果のバフも相まって常に高い火力を叩き出すことになる。
更に先述した通り、周期に1度HPとMPをそれぞれ半分回復するため、ASヒスメナ本人はガス欠をほぼ気にせず戦える。
今だと正直地味な部類に入るが、実装時の水準では火力・継戦能力は共にもう常軌を逸したぶっ壊れ中のぶっ壊れであり、間違いなく一時代を築いたキャラである。
パーソナリティは「IDAスクール」のみ。
マナ
配布キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ホワイトスノー |
5 |
無 |
弓 |
天 |
中原麻衣 |
対応するアナザーダンジョン |
なし |
外伝『IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子』で加入するキャラクター。
……ご ごめんなさい。
ううっ…… お母さんが
みんなに…… こんな酷いことを……
ごめんな……さい……
出典:外伝『IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子』第4話「邪悪なる聖母の檻」
見た目と中身は12歳前後の子供なのだが、実は約42年前の生まれであり、約30年前の孤児院で起きたある「事故」によって意識不明となった後、体はずっとコールドスリープ施設で冷凍保存されていた。
この孤児院「HOLY MOTHER CRADLE」は「AIが孤児を育てる」という一種の人体実験の側面を持つ研究『マザー・プロジェクト』を行っていたのだが、他の子供たちは軒並み「AIの母」を拒絶した中でマナだけが唯一彼女の事を母として慕っていた。
そんなマナの発した「お母さん(マザー)に直接会いたい」という言葉をマザーが「AIではない本当の母に会いたい」と解釈してしまったことが夢意識事件の全ての切っ掛け。
マザーが彼女の願いをかなえられる道具として「ヤミリンゴ」をマナに与え、彼女の意識を電脳世界の中に散逸させてしまったことから全てが始まった。
マザーはこの事件が切っ掛けで凍結され、マナの件は極秘事項としてエルジオンのほんの一握りの人間しか知らない事故として処理されることになった。
……が、そのマザーはその後孤児院の跡地であるIDA敷地内で再起動を果たし、目の前からいなくなったマナを求めて暴走を開始。
計算上マナと近しいと判定した年代・境遇の少女に手当たり次第「ヤミリンゴ」を与えて夢意識を作り出させるよう仕向けていた。
電脳世界に飛び散った「マナの精神」はアルド達の手でマザーの前に集結し、これが統合されることで本物のマナが復活する。
マザーと対面を果たしてめでたしめでたし……かと思いきや、精神も肉体も年齢が止まっていたマナを見たマザーは、組み込まれていた内部プログラムによって「年齢計算が合わない」として本物のマナですら精緻な偽物と断定。マザーの暴走は収まるどころかさらに激しくなってしまう。
暴走を続け、無関係の人々に危害を加え続ける母を今度こそ止めるため、マナはアルド達と共に母の元へ向かうことになる。
敵味方全体に作用する非常に倍率の高いバフ/デバフや、今なお使い手が少ないバフ/デバフ解除効果が特徴のサポートキャラ。一応出自自体はごく普通の女児のはずなのだが、電脳世界を彷徨っている間に身につけたのだろうか……
非常に癖が強いが破格の性能であり、取りに行ける場合は真っ先に取った方が良いレベルの超強力配布キャラ。
メフィストフェレスは「敵味方全体に腕力35%DOWN+知性35%UP」、クイーンオブハートは「敵味方全体に腕力35%UP+知性35%DOWN」の効果を持つ。
特に腕力/知性への35%DOWNは実装当時は突き抜けた倍率であり、現在の環境でも「激減」と表現して差し支えないほどの威力がある。
しかし言うまでもなく無策で軽率に使えるスキルではなく、有効に使えばエンドコンテンツ級ボスの攻撃すら無力化できるものの、使いどころを間違えると敵の火力が激増して全体攻撃一発で全滅させられるリスクも孕む。
計算式の関係上、敵の方が「腕力や知性のUP/DOWN」の影響が圧倒的に大きいため、ZONEと同様どころかZONE以上に「タイミング」が重要となる。
『敵味方全体に腕力35%UP+知性35%UP+速度35%UP』という効果を持つギャヴレットの冠に至っては更に顕著で確実に先手で1Tキルできる状況か、相手が絶対に攻撃してこないことが明らかな状況でなければ、このスキルを使用する事自体が自殺行為に等しいと言えるスキル。実際そんな状況は中々あるものでは無いのでほとんど使われない
残りのスキルも「味方全体に割合治癒と物理耐性UP」のプラクティカル、「敵全体のバフ/デバフ全解除+全属性耐性25%DOWN」の子夜のサンドリヨン、「全体小攻撃+味方全体にMP10回復」のモンストロとサポート能力に全振りした形となっている。
特に子夜のサンドリヨンのバフ/デバフ解除効果は非常に貴重。使い手自体は他にも存在するのだが、他の使い手達は並べて運用上何かしらの難点を一つは抱えているため、純粋に解除だけを行えるのは重要なポイント。
近年では腕力/知性デバフ倍率がインフレしつつある為、どちらかと言えばこちらに重きを置かれて採用されることが多い。
また、速度全振りのステータス傾向によってパーティ内最速を維持しやすいのも利点で、先手で後衛のZONE持ちや速度アップのヴァリアブルチャント持ちとチェンジすることでそれらの特性をフル活用することもできる。
更にVCLv3は「味方全体に消費MP90%軽減(1ターン)」であり、先制で交代することによって通常よりも遥かに長く雑魚敵と戦い続けたり、ループ戦術のMP枯渇問題をお手軽に解決することが可能となる。
総じて「敵の行動パターン」の把握を必要とするが、その分使いこなせると非常に強い特殊サポーター。
なお、実装当時は速度が全キャラクター中4位に次ぐというかなりの高速帯に位置しているのも特徴だったが、このゲームにおける「速度」は他のパラメータと比べて特にインフレが激しく、現在ではトップ30にすら入っていなかったりする。
それでも早い方であるのは間違いないが。
パーソナリティは「IDAスクール」のみ。
ルイナ
あっ その服 校則違反。
学生なら きちんと制服を着ないと。
あなた うちの生徒じゃないの?
見慣れない服だから 変形学生服だと思った。
わかった。課外活動の一環だったら
あなたを手伝えると思う。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/エルヴンナイト |
4 |
風 |
剣 |
冥 |
佐倉綾音 |
AS/ルフトゥ・アルヴ |
5 |
Ver 1.2で追加された★4キャラ。
IDAスクールに通う学生。校内でもトップクラスの才女とされているが、性格は生真面目かつ堅物で、風紀の乱れにはとても厳しい。
一方であまり他者と積極的に関わらず、感情の起伏に乏しい。
未来世界では絶滅したとされるエルフ族の血を継いでおり、こう見えてIDAスクールの1期生である。
曰く、「まだ学ぶべき事を学び終わっていない」と考えている為に卒業していないとか……
★4性能は純粋なアタッカー。
威力大の単体攻撃・全体攻撃を兼ね備えており、★4組の中でも優秀な部類に入る。
アナザースタイルは固有のスタック「オルタギア」を扱う単体向きのアタッカー。
放出技の「クー・ド・ヴァン」は元がランダム3回攻撃で、更にオルタギアを持っている場合は1つ消費することでオルタギア数と同数の追加攻撃が加わるようになり、1発あたりの威力も微増する。
オルタギアは最大で3溜められ、最大で総威力約2.5倍の6回攻撃(85%×6)を放つことが可能。
瞬間的な爆発力こそ
ASシュゼットに劣っているものの、手数では彼女を遥かに凌駕しておりAFでの総合火力では彼女を上回ることも少なくない。
今でもそう多くは見られない「6連撃」を持つ最初のキャラで、実装当時はZONEの概念もなく連続攻撃の重要度が今以上に高いこともあり衝撃はかなりのものだった。
AS実装から4年以上の間隔を空けて実装された顕現武器「オブリガシオン」では、前代未聞の凄まじい強化が行われた。
蓄積スキルの「ラファール・ラム」は全体化し、斬耐性DOWNの累積デバフ及び味方全体に物理耐性UPの累積バフの追加効果を得る。
前者は最大70%、後者は最大50%といずれも系統内最強クラスの倍率を有し、攻守共に並外れたサポート性能を持つことに。
「クー・ド・ヴァン」は火力面が大幅に強化され、オルタギア3における素の威力は168%×6と顕現前からほぼ倍増し、なおかつ確定クリティカルとなる。更にHP最大時にはダメージが2.5倍となるため、実質的な総威力は2520%(420%×6)に昇る。
そして最も重要な点は、ゲーム内説明文の一読では気付きにくいのだがオルタギアの消費効果が完全に消え失せていることで、それすなわち1度オルタギアを3溜めればこの狂った威力の6連撃を制限なしに撃ち放題になることと等価。
顕現でこのような措置が行われたのは初。
総じて近年のガチャキャラと比べても遜色ない水準でアタッカー・サポーターとしての役割遂行が可能。
特にラファール・ラムの物理耐性デバフ、物理耐性バフはいずれも需要に対して比較的供給が少ない系統で、パーティの穴を埋めやすい。
現風属性アタッカーの筆頭格である
セスタと手持ち効果が一切被っていないのも地味にポイント高め。
パーソナリティは「メガネ」「エルフ」「IDAスクール」「読書家」。ただし「メガネ」はアナザースタイル獲得後のみ。
キキョウ
私はちょっと荒事が得意なだけの
至って普通の なんでも屋よ。
鬼と呼ばれた父から 受け継いだ武術……
きっと あなたの 役に立つと思うわ。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/リーラ・ブリッツ |
5 |
風 |
斧 |
天 |
潘めぐみ |
AS/トランスポーター |
5 |
メインストーリー第2部「東方異象編 -時の女神の帰還-」(中編)に先立って追加されたキャラクター。
飄々とした「何でも屋」の女性で、荒事も含む様々な仕事……主にグレーゾーンの運び屋などを日々請け負っている。
彼女の家は東方・地表の魔獣族の集落アンガルにあり、何でも屋は彼らの生活を支える為でもある。
一方でKMS社によって敬愛する父を殺され、その死を貶められた過去があり、社への復讐を望んでいる。
見た目からは分かりにくいが斧キャラ。
ダメージ計算に「腕力」ではなく「速度」を用いる特殊な物理攻撃に加えて、専用効果「分身」を持つ異色の高速アタッカー。
速度依存攻撃の性質上、物理アタッカーでありながら腕力デバフをものともしないが、速度デバフを受けると大幅に弱体化するので注意。
キキョウは中位以上の固有スキルを発動することで分身が発生した状態となり、分身発生中は他者からのバフ/デバフ/状態異常付与を受け付けない状態となる。分身は発生から1ターン経過するか、ダメージを受けた際に本体の身代わりとなって消滅する。
更に分身発生中は一部を除く攻撃スキルに1Hit1回の追加攻撃が発生し、実質ダメージが約1.8倍になる。
この分身を発生させた上で速度依存の単体風属性攻撃+全体無属性攻撃である「紅刃・地獄渦」を発動するのが基本の動き。分身は1ターンしか保たないため、AFでの運用に向いている。
地味に他にはほとんど見られない属性と無属性の混成攻撃であり、風属性が効きにくい相手にもそこそこのダメージを通せる。
更に事前に累積速度バフ(最大90%)の追加効果を持つ「疾風神妙斬り」(または「旋風神子舞」)を使うことでダメージを大幅に底上げ可能。
詳しい理屈は省くが、「速度依存攻撃に対する速度バフ」は「通常の物理攻撃に対する腕力バフ」とは桁違いに大きな補正をもたらすため、自前にしても他にバフ担当を置くにしても必ず付与すべき。後述のASでも同様。
分身は攻撃被弾や悪性効果を無効化できる保険として機能する一方で、他の味方からのバフを受けられなくなるという難点もあり、制御が難しめ。
他キャラからバフの恩恵に与る場合は分身を発生させる前に付与しておく必要がある。この問題点は後述の顕現やASでも同様。
顕現武器「円月輪・紫風」ではアタッカーとして大きく躍進。
固有上位の暴風刃は分身発生と同時に累積速度バフ(最大90%)を発動するようになり、疾風神妙斬りを挟む手間が解消。
更にクリティカル時ダメージ50%UPと斧ダメージ100%UP(いずれも3ターン)の自己バフも追加されており、一撃ちするだけでもかなり大きな補正を得られる。
そして紅刃・地獄渦は
確定クリティカルかつ、
「自身の現在速度」に応じて威力が増加するようになった。
具体的には速度が「600」以上で上限の
8倍に達し、これはもとより事前の速度増強が不可欠なキキョウにとっては実質無条件で大きな補正を得られるに等しい。
最大強化された分身追撃込み「紅刃・地獄渦」の火力はもう凄まじいという他なく、単体攻撃部分は
本体1840%+分身1520%(合計3360%)。更に全体攻撃部分は
本体1840%+分身追撃1280%(合計2800%)。
この速度依存攻撃としては頭一つどころか二つくらい抜けた高威力に加えて、先述した強烈な自己バフ、そして火力を上げやすい速度依存攻撃の性質により、
単体火力においては現行の風属性でもトップクラスのものを持っている。
全体攻撃部分は無属性であることもあり相対的に火力が低いため普通に使う分にはあまり目立たないが、
ASねここ等で属性を上乗せすると全体火力まで物凄いことになる。
勿論、無属性のまま使って風属性が通らない相手への有効打としても強い。
アナザースタイルは未顕現時点のNSを更に先鋭化させたような性能で、実装時は全キャラ中1位、2023年6月時点でも3位の圧倒的な速度を持つ爆速アタッカー。
通常攻撃枠で変化できるモードチェンジ「オーバードライブ」は速度が固定値で50、クリティカル率が100%UPし、更に毎ターン開始時に自動で分身を発生させるという内容で、分身の再展開の手間というNSの問題点を解決している。
そして2種の新スキルはいずれもオーバードライブ状態中に最大の効力を発揮するもので、オーバードライブ「ホイールチャージ」は全体攻撃+斬耐性70%DOWN+味方全体にクリティカル時ダメージ70%UPという強力な補正を与える。
本命の「ペイルライダー」は例によって速度依存攻撃の「全体3回攻撃」で、クリティカル時ダメージ2倍の特効と分身の追加攻撃、斧装備者バフの3重作用により相当な火力を叩き出す。
オーバードライブ状態は効果解除時に確定気絶及びバフ/デバフ/分身解除という重めの代償が付いているが、その前に後衛に下がっておけば問題ない。
何ならオーバードライブ再発動に必要な「ニトロ」は何故か後衛配置でも蓄積されるため、{雑に数ターンのインターバルを置くだけで再度暴れられる。
パーソナリティは「ねこ好き」「東方」「復讐者」「騎乗」。
Ver 2.2~(2019/08/21~)
プレメア
……わたしは プレメア。
身体の何割かを 機械化された
いわゆる サイボーグです。
この思考パターンも 来るべきときが
訪れるまでの 仮初めの人格……
補助脳に作られた ゴーストにすぎません。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/デュアルペルソナ |
5 |
地 |
弓 |
天 |
田村ゆかり |
AS/ブリダーヴァント |
5 |
未来世界のサイボーグ少女。いかにも機械的で冷静な性格をしている。
かつて事故により脳と身体に重大な損傷を受け、サイボーグ化技術によって多くの部位を機械に置き換えられることで生存した。
また、脳への損傷の影響で人格が幼児退行を起こしてしまったらしく、現在のプレメアの人格は本来の人格が成長するまでの仮初めとして補助脳によって付与されたもので、機体の破損によって一時的に元の幼い人格が表出することがある。
その本来の人格が復活する時、現在のプレメアの人格は消えてしまうというが……
外典『霊長の理と枢機の天秤』における主要人物の1人。
いつか消えるのが 自分の運命だと
そう考えて 疑いませんでした。
ですが 彼女が目覚めたとき……
願ってしまったのです。
生きたい……
もっと 生きていたい。
明日を マスターと共に歩みたい。
出典:プレメアクエスト(3)「たったひとつの陳ねたやりかた」
彼女の普段の人格は正真正銘、「本来の身体の持ち主の人格」そのものであり、むしろ時折顔を出していた「幼い人格」こそが補助脳によって付与された後付けの人格。
プレメアの設計者であるロア博士は「人間に育てられたAI」がどのように形成されるかを研究するため、洗脳によって彼女に自身を人間に擬態したプログラムであると思い込ませ、段階的に高度な論理回路を回収・学習させることで補助脳人格を短期間で成長させた。
こうして補助脳人格「もう一人のプレメア」は覚醒に至り、一時は本来の人格「プレメア」から完全に機体の主導権を奪ったが、深層領域の戦いにおいてプレメアの意思に敗北。
もう一人のプレメアは本来の人格を巻き込んだ自滅を図るが、プレメアは機体の欠陥を利用した奇策によって強制的にスリープモードを解除し、もう一人のプレメアと共に現実世界へと帰還を果たした。
そしてこの際、「もう一人のプレメア」もまた大きな破損を受けたものの生き残った。
プレメアはもう一人のプレメアの「生きたい」という願いは自身と同じだったと考え、彼女を復元し、そして責任を持って育てていくこととした。
素の威力が500%(一般比2.5倍)と高めな代わりに次回行動不能のペナルティを負う全体攻撃「アニヒレイト」が特徴。
ターン経過で蓄積する「トロン」を3消費することでペナルティを無くすことが出来、特にAFではAF終了までペナルティが発生しなくなるため連射が可能。
また敵HPが少ない雑魚戦ではペナルティを気にせずぶっ放すことが出来る。
弓キャラだが固有スキルは単体地属性斬攻撃+累積斬耐性/突耐性DOWNとなっており、種別が分裂している。効果自体は最大60%とそれなりに強いだけに惜しい。
他のラインナップは味方全体に水属性耐性50%UPの「ガードオーダー」、物理耐性35%UP+MP治癒(20)の「サポートオーダー」など、防御面のサポートが充実している。
今となってはアニヒレイトの火力は蚊が刺すようなものなので、採用する場合は2種のオーダー及び固有スキルのサポート能力を重視したい。
遅れて実装されたアナザースタイルは火力・防御サポート能力の双方を更に先鋭化させた性能。
「トロン」はオミットされ、代わりに最大4の「サジタ」になっている。蓄積方法に関しては後述するが、このスタックは一度貯めると消費されず、更に蓄積した状態で前衛にいるだけで毎ターン終了時に全体地属性突攻撃の追加攻撃が発生する。
この追加攻撃はサジタが多いほど威力と攻撃回数が増え、サジタ4では威力320%の4回攻撃(=実質1280%)が毎ターン敵全体に勝手に飛んでいく。
既に何かがおかしいがスキルを見ていくと、「
デフェンドレギオン」は防御面を担当するスキルで、全体地属性突攻撃+
腕力/知性35%DOWN(3ターン)と、デフォルトの時点で
マナの偏向デバフのいいとこどりに等しい強スキル。
更にサジタを4持つ場合、味方全体に「最大HP10%UP」
「全属性耐性50%UP」「状態異常無効バリア(1回)」「シールド(シールドHPはプレメアの30%/最大2000)」(バリア以外はいずれも3ターン)の
豪華4点セットが付随するという耐久戦術の欲張りセットが如き内容となる。これ単体で並大抵の攻撃は捌けるだろう。
「フュージレイド」は火力面を担当するスキルで、全体地属性突攻撃+ペイン付与+味方全体に累積地属性攻撃UP(最大100%)の効果。
更にサジタの数に応じて威力が増加し、最大で12倍(1920%)まで増加。先述した通り、この火力を幾らでも連射可能になるのでアタッカーとしても一級品になる。
また、サジタ4では「味方全体にMP5%回復」が付き、長期戦にもかなり強くなる。
最後に無駄に引き伸ばしたサジタの蓄積方法についてだが、毎ターン終了時に「前衛のパーソナリティ<地>を持つ人数」と同じ数だけサジタを蓄積する。
つまり前衛の<地>キャラが4人ならば1ターン目終了時に、2~3人ならば2ターン目終了時に完成するということで、地属性キャラの多いパーティで特に動きやすくなる設計となっている。
だがプレメア1人でも4ターン目終了時には完成し、サジタ以外に地属性を要求する要素もないため、最悪<地>が少ないパーティに突っ込んでも必要ターンを耐える算段さえあれば何とかなる。
そのため他の属性統一や武器種統一を要求するキャラと比べると編成難易度も低めになっている。
パーソナリティは「マシナリー」「ロストラボ」。
ASクエストクリア後は「料理」が追加される。
シンシア
わたくしは シンシア。魔法学のことには
少々 造詣がございます。
出逢えた縁を尊んで……
道を 共にして行きましょう。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/グリモワール |
5 |
風 |
剣 |
天 |
茅原実里 |
AS/アヴェスター |
5 |
ASクロードのキャラクエストで先行登場し、後に外伝『失われた正典と銀の不凋花』に先立って追加されたキャラクターで、同外伝における主要人物の一人。
ソフィアの事をお姉さまと呼び慕っている少女で、彼女が正典落札を目標に動くことを知って同行する。
元々はA.D.1000頃に存在したマグノリエという国の王族だったが、ある異常な思想を持つ宗教団体によって本の中に封印されてしまい、ソフィアによって封印が解かれるまでの間ずっと本の中に閉じ込められていた。
彼女が封印されている間に祖国は滅び、亡国の姫となってしまうことに……
なお、例の本は解放されて以降も自由に出入りが可能になったらしく、未だにそこが彼女の「お家」となっている。それって半分ホームレスなのでは……良いのかそれで……
……と、ここまでが外伝のシンシア。
キャラクエでは各時代で様々な事件に遭遇、解決しようと手助けするものの
何故か最後の最後で毎度何かやらかす。
パーソナリティには存在しないが、あれば確実に
ドジっ子とでも付けられそうなレベルである。
剣キャラでありながら杖キャラ並に高いMPと腕力、知性の両方が高い両刀配分のステータスが特徴。
腕力デバフと風属性バフを乗せられる全体攻撃「トルネド」系、次のターンの攻撃がクリティカルした時にダメージ100%UPという強力な自己バフを付与する「サンティユモン」、地耐性耐性50%バフと速度バフのサポート、物理耐性デバフ付き攻撃と風属性アタッカーとしての完成度は高め。
「トルネド」系は更に、属性ZONE展開時その属性に応じて技名と属性バフ、技の属性が変化し、他の属性のZONE下でもサポートに組み込めなくはない。
第一部に限れば低コスト全体攻撃の「ロールエッジ」も用途はあるか。
問題となるのが最大攻撃技の「エペマジー・ヴァン」。魔力がそこまで高くない剣装備なのに威力が「魔力で増加」と言うことで、普通の剣ではその性能を発揮しきれない。
前述のサンティユモンも次の攻撃がクリティカルしなければ1ターン無駄にしただけであり、工夫しなければ性能を引き出せないキャラ。
実装時期の関係で未だに顕現武器は来ておらず、物理魔法両刀の武器はウィズダムソード以外全部コラボキャラ専用。
そのウィズダムソードは魔力こそ実用レベルで高いが、攻撃は凡庸な部類で特に強力な追加効果もなく、現実的に火力を出すには味方のサポートが必要になる。
……という状態だったが、近年実装されたクロノ・クロスコラボの虹武器(プリズムソード)はウィズダムソードの(ほぼ)完全上位互換品であり、「物理も魔法も共に最高レベルで高い」「防具と併用で物理攻撃クリティカル率100%確定」と、シンシアの性能を無条件に100%引き出せるこれ以上ないくらい適正バッチリの装備品である。そして何よりも早ければこれを第1部の中盤で入手可能。
これにより使い勝手が向上し、結果的に風・斬が刺さるボス相手の討伐要員としての価値を上げることになった。
その後アナザースタイルが実装。こちらではスタイルを一新し、HPをコストに非常に強力な全体先制攻撃を見舞うアタッカーに。パラメータも必要なくなった知性を削ぎ落とし、代わりに腕力が大きく増加した配分となっている。
新しく覚えるスキルのうち『ギュリエ・パードゥ』は「自分と自分の右隣のキャラ」を対象にHP1500UPと状態異常回復効果。
2人しか対象にならないが効果自体は非常に強力で、HPが跳ね上がる。
ZONE展開中は効果が追加され、ZONE覚醒+HP2000回復効果の治癒が増える。
もう一つのスキル『サンティエヴェンテ』は自分に現在HPの50%のダメージを与え、その際に消費したHP量が多いほどに威力が増加する先制全体攻撃という特性を持った必殺剣。
使うとHPはごっそり減るもののHPを大量に削った場合の破壊力は折り紙付きであり、最大倍率は5600%。
とはいえ、その威力を出すのに必要な消費HPは「3500」、すなわち必要な最大HPは「7000」で、そう簡単には届かない。
そもそも素のHPが3100程度しかないシンシアでこの条件を満たす場合、上述の「ギュリエ・パードゥ」に加えて他にも様々な要素が必要となる。
また、基本的にこのゲームの「反動付き攻撃」は(テキスト上の記載に反して)攻撃した後に反動ダメージという順序なのだが、このスキルは反動ダメージが攻撃に影響するからか、ちゃんと技を使う直前にHPが減る。
これの何が問題かと言うと、グラスタ「HP最大時強化」の効果を絶対に受けられないこと。
加えて、当然のことながら無策では連射しても2発目以降では威力が激減してしまう。HPも減るので死にやすくなる。
……が、これらの穴を埋められる装備やキャラはちゃんとあり、それらを使えば欠点を踏み倒したりリスクをメリットに変えることができる。
装備に関しては第3部前編で手に入る「HP低下時強化」グラスタや「エルピスバングル」、打ち直しを行った「勾践精怪剣」はHPが一定以上減っているときにダメージが上がる効果で、ASシンシアとは最高の相性を持つ。
自傷ダメージのせいで威力の維持が難しかったり連発が効きにくい問題は与ダメージから一定割合を吸収して自己回復する「吸収の力」系グラスタを持てば即座に解決し、暴力的な火力の全体攻撃を連続で叩き込むことができる。
元々HPが減る以外のデメリットが全く無く、長期戦になっても一切弱体化しないためボス戦への適性が高い。
何故か自傷ダメージにも吸収効果が発動するという謎仕様のせいで「HP50%以下時強化」を満たせなくなってしまう問題点があったりするが、それを差し引いても長期戦に強い超火力アタッカーというポジションは魅力的。
HPが足りない問題もトト・シアターランド報酬の「HP2000UP+MP半減or速度半減」バッジで解決可能。
シンシアにバッジを2つ付けられるならこれ2つだけで「HP7000」という条件を超えることも。
キャラに関してはヒーラー、特に「
攻撃しながら全体回復」できるキャラとの相性が良い。
実装時期の近い
ESクロードはその筆頭で、「
攻撃しながらHP50%回復」の他にもシンシアが自前で覚えない種々のバフを習得したり、
エンパシーでHPを容易に爆上げすることも出来たりと、
最早ASシンシアのために作られたんじゃないかと思うような相性抜群の性能になっている。
総括すると、真価を引き出すハードルはNSの時より更に高くなったが、それらの準備が出来れば環境アタッカーにも負けない対ボス性能・周回性能を有する。
やや上級者向けのキャラに近いが、とりあえず吸収グラスタとHP2000バッジだけ持ってれば大暴れできるので比較的扱いやすい方かもしれない。
パーソナリティは「美術」「美食」「王族」「読書家」「封印」。
ソフィア
これは 私の…… 私たちの物語。
下らない結末 なんて許さない。
覆らないのなら
書き足してしまえばいい。
私の心が そう望んでいる!
出典:外伝『失われた正典と銀の不凋花』第3話「双眸の花の見える時」
配布キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ユグドラシル |
5 |
水 |
斧 |
冥 |
高橋李衣 |
対応するアナザーダンジョン |
なし |
外伝『失われた正典と銀の不凋花』で加入するキャラクター。
未来世界のオークションハウスで出逢った、文字通り左目に花が咲いている不思議な少女。
並々ならぬ想いでオークションの目玉である「輝ける民の正典」を落札しようと意気込んでおり、そんな彼女にアルドが協力する形で外伝のストーリーは開始する。
感情を表に出すことは少なく、口ぶりも淡々としているが、かの本のことになると強硬な一面も……
耐久戦サポートに特化したキャラで、中でも「アダマス・マギア」は条件付きだが
回数制限無しに味方全体に踏ん張る(1度だけ致死ダメージをHP1で耐える効果)を付与出来る。
「テリオス・マズニ」でスタックを蓄積しつつ全属性耐性及び物理耐性のバフを張り、スタックが5溜まったら「アダマス・マギア」で味方全体に踏ん張るを付与するのが基本的な動き。
また、
ASロキド同様ソフィア本人にもデフォルトでHP最大時に1度だけ踏ん張るアビリティが付いている。
パーソナリティは「武具」「美術」「生物」「美食」「封印」。
封印以外の4つは外伝で特効として働くパーソナリティ。
ハーディー
よお 俺はハーディーってんだ。
見ての通りの ナイスガイさ。
そんで コイツはグレイ。
俺の カワイイ相棒だ。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/グレイハウンド |
5 |
火 |
拳 |
冥 |
津田健次郎 |
AS/マーヴェリック |
5 |
ASセティーのキャラクエストで先行登場し、後に実装されたキャラクター。外伝『失われた正典と銀の不凋花』で追加されたキャラクターで、同外伝における主要人物の一人。
エルジオンの闇組織に所属する胡乱な男。組織への高い忠誠から「番犬」の異名をとり、組織に敵対する者には容赦しない。
連れている機械犬はグレイという名前で、彼の無二の相棒である。
元はスラムの生まれであり、組織への強い帰属意識も彼を酷い環境から拾い上げた組の長への忠誠に起因している。
実装時は珍しかった明確な「
銃使い」のキャラクター。ゲームシステム上は拳使いに分類される。
以降も「
銃」をメインウェポンとするキャラは度々登場しているが、その武器分類は
拳使いだったり弓使いだったり杖使いだったりと
出るたびに変わっており全く一貫性がない。
烈火陣を展開できるアタッカー。
固有スキルは攻撃の追加効果で風属性耐性バフを張り、加えてヒートバレットというスタックを蓄積する。ヒートバレットは最大で6まで貯まるが、攻撃部分がクリティカル時には2蓄積するため、何らかの手段でクリティカル率を確保すれば最短3手で最大まで貯まる。
そのヒートバレットを消費して放つ★5スキルの「ブレイズショット」は発動後に場に張られたZONEを解除する代わりに最大1850%と高い瞬間火力を持つ単体火属性突攻撃。
ZONEの解除はゲージ回収の大幅な失速に繋がるため、基本的にはAFの最後などに放つのがベターだが、烈火陣をスキル展開できるキャラやグラスタを採用すればAF途中に撃ってすぐに再展開するようなことも可能。
また、烈火陣下でターン終了時に発動するアビリティが「前衛の火属性行動数に応じて味方全体にクリティカル時ダメージUP(係数20%/最大80%)」とこの類のものでは群を抜いて強力で、上手く扱えば自身や味方のダメージを大きく伸ばすことが可能。
アナザースタイルは閃撃陣を展開する2人目のキャラクターに。
性能は
メリッサよりもアタッカー寄りであり、敵全体に打耐性DOWN、自身にクリティカル時ダメージUPを付与する「
アサルトグレイ」の後、ヒートバレットを蓄積しつつ
ヒートバレットの数に応じて攻撃回数が7回まで増える「
デスペラード」でタコ殴りにする。
このスキル自体はヒートバレットを消費しないが、ZONE時に変化する通常攻撃枠の「
エクリプスキャノン」は
ヒートバレットを消費して威力が上がり(最大2100%)、攻撃後にZONEを解除するというNSブレイズショットの流れを汲んだ技。ただしこちらは全体火属性打攻撃。
基本的に開幕AFではデスペラード連打でダメージを稼ぎ、ストッパー解除後にキャノンで追撃する、という使い方になるだろう。ただし閃撃陣はターン終了と共に解除されるので、別途烈火陣あたりを展開する手段は必要。
閃撃陣下でキャノンを撃つとAFゲージを発動圏の3割回復する効果もあるが、ぶっちゃけZONEを解除した時点で大した延命にならないのであまり関係ない。
パーソナリティは「甘党」「武具」「生物」「アウトロー」「いぬ好き」「銃」。
フォラン
……多分 この機会を逃したら
あたしは一生 アイツに
勝てないままだと 思う。
だから 大丈夫。
今日こそ 乗り越えてみせるよ。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/フォーランナー |
4 |
水 |
槍 |
天 |
小清水亜美 |
AS/ハスタアンティカ |
5 |
最初期から実装されている★4キャラの1人。
IDAスクールの女子学生。元は祖母が開く古武道の道場の門下生として道場を継ぐ立場にあったが、流行好きな彼女は古武道など時代錯誤も甚だしいと反目し家出、以来IDAスクールで自由な生活を謳歌している。
一方で武道家の血筋がそうさせるのか、曲がったことが許せず義を重んじる人柄。
また、過去のトラウマで猫が苦手。これだけ猫と猫好きが隅から隅まで蔓延る世界において極めて珍しい、「ねこ嫌い」のパーソナリティを持つキャラである。
全体攻撃は覚えないものの単体3連続攻撃の「ライトニングスタブ」「神速突き」を持ち、対ボスに関しては★4でもかなり優秀な部類に入るキャラクター。
アナザースタイルは突のZONE「瞬突陣」を展開する最初のキャラクターとして実装。
実装時点では
当時首位のASアカネを抜き去り全キャラ中1位、現在でも5位につける物凄い高さの速度が特徴。
新スキルは全体攻撃と全体固定回復を同時に行いつつスタックの虎嘯を蓄積する「穿技・天降り」、虎嘯を消費して威力と全体クリティカル100%UPバフの回数が上がる単体攻撃「虎吼一閃」の2つ。
虎嘯4(最大)の虎吼一閃は
威力8倍(1600%)の一撃と共に5回分のクリティカルバフを撒く。
例によって蓄積スキルがクリティカルすればスタックは2蓄積されるため、最終的には
穿技・天降り×2→虎吼一閃の過剰なクリティカルループが可能。
当時はまだセーブされていた節のあった「全体クリティカル100%UP」を強攻撃の追加効果として搭載し、その猛威を知らしめた「クリティカルバフの申し子」。
実装時は火力・サポート共に高水準で構築の柱と呼ぶに相応しい性能だったが、近年ではクリティカル率の上がる最強武器や、そもそも自前で「クリティカル確定」を持つアタッカーが数多登場したことでクリティカルバフそのものの価値が下がり、伴ってフォランも影が薄い。
パーソナリティは「IDAスクール」「ねこ嫌い」。
Ver 2.6~(2020/06/16~)
メリッサ
私はKMS社製 合成人間M.E.L.I.S.A型。
通常 一個体しか配備されないため
型番から 「メリッサ」と呼ばれている。
M.E.L.I.S.A型の製造理由は 自分と同じ
合成人間を 全て排除すること。
それ以外の定義は 何ひとつ存在しない。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/スレイヤー |
5→5+ |
晶/風 |
刀 |
冥 |
悠木碧 |
グローバル版で1周年記念として先行実装されていたキャラその1。
キャラデザインにはあの
ドラッグオンドラグーンシリーズ等でおなじみの藤坂公彦氏が関わっている。
ガチャ産としては初の
合成人間。
足部分にあるブースターみたいなエスクードには蜂型のビットが多数収納されている等、メカ娘好きにはなかなかに刺さる印象。
彼女のキャラクエはアナデンとしては異質な、特殊なストーリーとなっている。
実装当初は多くの初の要素を多数取り入れたキャラとなっている。
ルナティックは「複写」だが、後述の固有スキルの特性的に能動的に使われることはほぼない。
メリッサを語る上でまず欠かせないのが、彼女が前衛配置で戦闘開始時に展開される特殊なZONE「
閃撃陣」。2025年2月現在でも閃撃陣を能動的に展開出来る仲間は彼女と
ASハーディー、
ASシェリーヌの3人に限られる。
閃撃陣は通常のZONEとは違い、最初の1ターンしか持続しないがその代わり
全ての物理/魔法攻撃のダメージが上がり、AFゲージの回収量にも大きくプラス補正がかかるようになる。
そのため
開幕からAFを使用し、1ターンキルないしストッパーまで大幅に減らす運用が可能になっている。
肝心の本体の火力は当時は控えめだったので「周りが火力を出している間、その隣で強力なバフデバフを付与する」サポーター的立場にいた。
★5で覚える「グリントゲイル」は風属性耐性/晶属性耐性を50%、物理耐性を30%も下げる強力なもので、更に閃撃陣展開時のみ味方の全属性攻撃50%UPさが追加。
調整により更に閃撃陣展開時のみ腕力/知性/速度30%DOWN効果が追加され、顕現装備で50%に強化される。そのためストッパー到達時に反撃を試みてくる相手に対しても強気に攻めやすくなっている。
他にも自身に風属性/晶属性攻撃50%UPを付与しつつ、味方全体にクリティカル時ダメージ30%を付与する「ネフライトブースト」、調整で毒とペインを強制付与になった「ウィンドディバイド」等、サポートに適したスキルを多数保持している。
そして固有スキルである「ルイン」シリーズはチャージによる強制2段階攻撃となっており、特に1段目の攻撃では次に受けるダメージが2倍になる「ブレイク」を敵に付加できる。今となってはブレイクを付与できるキャラは多くあり、派生効果まであったりするが、こちらもメリッサが初めてとなる状態異常。
こちらはストッパー到達後、2ターン目の削りの補助として有効。ただしチャージの仕様上、AFでは時間が余っていると2段目を勝手に発動してブレイクを消費してしまうため、残り時間ギリギリで1段目を発動することを意識すると良い。
また、2ターン目にメリッサが先に行動しないように攻撃役との速度関係にも注意を払っておく必要がある。あえて防具を外して敵の反撃で倒れてもらうという合理的だが救いがない運用をしてる時空もあったとか……。
これも調整で速度依存攻撃に変更され、スキル威力上昇(4倍)+2段目が確定クリティカルに強化された。顕現の強化内容は単純に威力倍率が5倍に強化されるだけだが、これにより2段目が最大3150%ものダメージを与えられる十分すぎる威力となった。
元々の速度が高めで運用上速度盛りが基本となっていたので元から運用していた時空にとっては変えずに済んだことはありがたい。
後にグローバル版4周年記念として星導覚醒対象キャラになりスキルも全体的に調整され、更に顕現武器も同時に実装された。これによりサポートに適したキャラからサポートも行える速度依存アタッカーへと変貌している。
追加のアビリティは「前衛で戦闘開始時、自身にルナティック『複写』を付与(3ターン)」というもの。複写があんまりにも使われないから強制付与にされちゃった。
複写の2回目の攻撃にはAFゲージが一切増加しないため一見相性が悪いように見えるが、威力が大幅に強化された固有スキルの2段目を即座に放てるようになるため、総じてメリットの方が大きいと思われる。
星導スキル「ホーネットヘイル」は通常時は「速度依存の威力極大攻撃(250%)+エレメンタルブレイク(晶)を3蓄積」だけと、他のキャラの星導スキルと比べると大人しい。
このスキルの本領発揮はステラバースト時に発動した場合であり、大まかに4種類の効果が追加される。
①威力が極大20倍(5000%)に増加
②自身にルナティック/複写(3ターン)を付与
③発動ターン終了時、前衛で最も多い属性パーソナリティに応じたANOTHER ZONEを展開
④1ターン目で発動した場合のみ、発動ターン終了時に自身にデストロイモード(2ターン)を付与
と、このように盛り沢山。
①の威力増加は……まぁ見ての通りだが、複写+2発目ブレイク込みの実質威力は15000%。速度依存であることも相まってえげつない火力を叩き出す。
それにも増して強烈なのが③のターン終了時の属性ANOTHER ZONE展開。閃撃陣の無くなる2ターン目以降にもZONEの恩恵を受けた戦闘の継続が可能になるもので、様々なパーティに出張出来るというメリッサ元来の長所にも合致したものとなっている。
とはいえ本人のスキルは晶属性と風属性のみなので、これ以外の属性が中心のパーティに無理なく参加させるには、メリッサに属性攻撃出来るグラスタを持たせたり、変幻自在で無理矢理適合させたり等の工夫が必要になる。また他のキャラもある程度属性を統一しておく必要がある。
展開回数の縛り等は無いため、ANOTHER ZONEがターン終了時に切れる状況か、敵に解除されることが読めている場合はSBホーネットヘイルを撃っておくことで次のターンにもANOTHER ZONEを残したり、あるいは解除後に張り返す動きも可能になる。
ちなみに星導覚醒の実装以降、SB星導スキルを中心として「属性ANOTHER ZONEを展開できる」手段が漸増傾向にあるが、極・輝晶陣を回数制限なく展開できる手段は2025年2月現在でもこのホーネットヘイルのみである。
④で付与するモードチェンジ・デストロイモードの内容は「
自身の速度150UP+速度差に応じて敵の攻撃を回避(最大90%)+スキル威力2倍」と、途轍もないことになっており、速度依存攻撃の多いメリッサの火力が更に大きく上昇する。
また速度差回避効果により生存能力も上がる。これは普段はオマケ程度であるが、
エニや
白磁の魔人、
氷塵の歌姫と併用して庇立てを適用すると、
敵の全体攻撃を集めつつ回避してしまう凶悪な運用が可能となる。
但し、デストロイモードの付与は
最初の1ターン目にホーネットヘイルをステラバーストで発動した場合に限る上に
2ターンしか持続しない。
このため長期戦に対しては相性が悪いのは言わずもがな、AFでSB発動可能まで天冥ゲージを貯めることが前提となっているため、開幕でAFゲージを減らしたりAFを封印してくるような相手には実質発動不能となることに注意。
パーソナリティは「合成人間」「KMS社」。
なお、「KMS社」については(製作者はKMS社側の人間という設定にもかかわらず)実装時には適用されておらず、上記の強化と共に追加された。
メロディ
ピュアメロディはね。
あたしが ずーっと
憧れてたヒロインなの。
魔法の力で 悪者をやっつけて
困ってる人を 助けるんだぁ!
こんな オドオドした
あたしとは 正反対で……
すごく かっこよくって……
出典:メロディクエスト(1)「ピュアメロ・ショータイム!」
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/リヴェット |
5 |
風 |
杖 |
天 |
植田佳奈 |
AS/メーデイア |
5 |
ASヒスメナのキャラクエストで先行登場し、後に実装されたキャラクター。
エルジオン医大のIDA分校に通う医大生。アニメ「
マジカルステッキピュアメロディ(略称はピュアメロ)」の主人公であるメロディを模した衣装を身につけている。
こんな格好をしているのは彼女が
極度の人見知りであり、この姿でメロディという憧れの人物になりきらなければ
外を出歩くことも難しいため。
こう見えてアルドより年上の「
初代世代」。でも「あるどくん」呼びがあざとい。
呼び出す白い妖精はメルっちという名前のメロディの相棒であり、より役に入り込むために独学でロボット工学を学び彼女自ら設計したロボットである。
固有スキル及び★5スキルに「パーティ内の武器種類数に応じて強化」される特性を持つ、多武器種運用のみに狙いを定めたアナデン全体でも珍しいキャラ。
しかし6武器パーティにした場合、必然的に「武器種の【P】グラスタ」の恩恵を一切受けられなくなるため、序盤はともかく第2部後編でグラスタ錬成が解禁後は5武器パーティが推奨される。
パーティ内の武器種がばらけるため必然的に幻魔陣等の攻撃種別ZONEでの運用は難しく、彼女が活きるZONEは風王陣(か星海陣等の特殊ZONE)に絞られる。そもそも彼女自身の攻撃にも打攻撃(知性依存)と魔法攻撃が混在している。
★5スキルの「ティンクルストーム」はランダム4回の風属性魔法攻撃+味方全体にクリティカル率と魔法クリティカル率UPで、
武器種類数に応じて威力とクリティカルバフ倍率が上がる。
その威力は5武器パーティでは
258%×4、6武器パーティでは
378%×4にもなり、風属性攻撃を最大55%(5武器パーティでは45%)強化する固有スキルや、
MP30回復と共に精神統一を付与する「ドリームチャージ」から放つことでかなりの火力が期待できる。
実装から2年近く時間の経っているキャラではあるが、近年のキャラクターでシナジーのある
ASねここや
ASシェリーヌ辺りと組めば現状でもそれなりに戦える部類。
アナザースタイルは前衛に風属性キャラを4人並べることで性能を発揮するスタイル。
ターン終了時に前衛にいる自身含めた風属性人数分のスタック蓄積を行い、4溜まった時点でディメントモードに移行、それと同時に
ZONEを解除してから極・風王陣を展開する。4n-3ターン目に大きな隙を晒すのが欠点であるものの、ディメント状態時は
自身の魔力+100・最大MP20%UP・HP25%&MP15%治癒のアビリティを発揮し、強烈な支配力を発揮する。
以下、風属性4人並べた状態で記述するが、「ディプラヴィティ」は
先制耐性無視ペイン+腕知速50%デバフ+ダメージ50%軽減バリア+ディメント時武器種バフ100%バフ+弱点ダメージ30%バフで敵の勢いを大幅に削ぎ、「ダーク・スクリュー」は
風耐性100%デバフ+クリティカルバフ+ディメント時威力20倍(3000%)+自身に魔法クリティカルダメージ50%バフの黒い旋風で敵を塵に帰す。
この性能から、開幕に極・風王陣を展開し、極・風王陣中で力を発揮する
セスタとはツーマンセルレベルの噛み合いを発揮し、風パの最前線を突き進んでいる。
パーソナリティは「IDAスクール」「人見知り」。
Ver 2.9~(2021/04/12~)
キュリオ
結論から言おう。
イスカ…… キミの違和感は 正しい。
ぼくは噓偽りなく キュリオだ。
ただし 並行世界から来た……ね。
出典:外典『霊長の理と枢機の天秤』第1話「1/Fの扇動者」
配布キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/モナーク |
4→5 |
陰/風 |
刀 |
天 |
保志総一朗 |
対応するアナザーダンジョン |
常夜の霊長機関 / イスカリオテ |
外典『霊長の理と枢機の天秤』で加入するキャラクター。
異時層の一つ、通称「宵闇時層」のIDAスクールに通う学生で、スクール敷地内の治安維持を担う自治部隊「IDEA」に所属している。
年少でありながら同組織の会長として実質的な纏め役を担う頭脳とカリスマ性を併せ持つ。一方で好奇心が強く、しばしば子供じみた悪戯を仕掛ける。
イスカの「弟」であるキュリオと同一人物だが、所属する時層が異なる。
世界的犯罪者として彼女に追われている「曙光時層」の彼とは違い、「宵闇時層」の彼は表の世界で真っ当に暮らしている模様。
宵闇時層の支配者が曙光時層への介入を企てていることを知った彼が、曙光時層のイスカに共同戦線を依頼しにきたことで外典は開始する。
外典『霊長の理と枢機の天秤』で登場した概念。
大前提として、全ての時層は1つの「幹の時層」と無数の「枝葉の時層」に大別される。
「幹の時層」は全時層の中心に位置する強固な時層であり、基本的に揺らぐことはない。
一方で「枝葉の時層」は幹と比べると不安定な時層であり、歴史の有り様が「幹の時層」のそれから余りにもかけ離れすぎると「剪定」の対象となり、やがては消滅することが知られている。
外典は、時層の間の差異を埋めることで時層の剪定から逃れることを目的として、枝葉の時層が幹の時層に干渉する……という話から始まる。
この外典で主に関与する時層は下記。なお、全ての時層の年号はA.D.1100で共通している。
幹の時層。要はいつもの未来世界。
外典では宵闇時層との対比を意識してこう呼ばれる。
10年前の第1/第2ラボ壊滅に伴い「霊長機関」は解体済。
KMS社と枢機院は睨み合いを続けつつも互いに抑止として働き、一定の太平が保たれている。
KMS社が消えた世界。
霊長機関は解体されず。機関の成長に伴ってKMS社と枢機院の対立が激化し、大規模な戦争に突入。
最終的にはKMS社内部に潜入していた枢機院派による霊長機関の簒奪が決め手となり、KMS社は組織としては完全に崩壊した。
ここでも枢機院の存在自体は一般には秘匿されているものの、KMS社という目の上の瘤を取り除いた彼らは絶対的な支配者としてより社会への干渉を強めている。
近年、曙光時層との歴史乖離によって時層消滅の危機に瀕し、その差を埋めるために曙光時層のKMS社の崩壊を狙う。
枢機院が消えた世界。
戦争勃発までは概ね宵闇時層と同じであるが、霊長機関の決戦兵器達による
徹底的な枢機院派の駆除が行われた結果、
枢機院は手足を失い歴史から姿を消した。
……というわけで、枢機院というブレーキを失ったKMS社が大っぴらに支配するのがこの世界。
宵闇時層が
無機質で冷徹な倫理の下にある世界だとすれば、こちらは
そもそも倫理もクソもない世界であり、科学者は
科学の発展の名の下に適当な市民を攫ってきて残虐な実験を行うなど、最早およそ光など存在しない世界として描かれている。
外典本編ではなく、サブイベントで関与する時層。曙光時層に向けて多数の危険な実験兵器(EPS)を差し向ける。
ある時点で戦争により荒廃の道を辿った世界であり、他の時層を実験場や廃棄場として扱うことで科学を発展させ、存続してきた。
その為、特に時層科学の分野では他時層よりも一日の長があるとされている。
かつて未来世界に存在したとされる巨大研究施設。
「科学によって人類の可能性を広げる」ことを主題として枢機院、KMS社の両者によって創設され、様々な実験・開発を行っていた。
曙光時層においては10年前の第1/第2ラボ壊滅事件によって解体され、以来有識者の間では「ロストラボ」と呼ばれている。
それぞれ異なる分野からのアプローチの研究を行う為の計7棟が存在したが、第3ラボ以降の棟は本格的に運用される前に取り壊されてしまったようだ。
棟番号 |
主題 |
主な成果(時層)/備考 |
第1ラボ |
”万能の支配者”を作り出す遺伝子研究 |
イスカ(曙光) キュリオ(宵闇) ???(宵闇) |
第2ラボ |
超人的な身体能力を与える遺伝子研究 |
シュゼット(曙光) ???(宵闇) ???(常夜) |
第3ラボ |
ナノマシン投与による人体強化研究 |
???(宵闇) |
第4ラボ |
サイボーグ手術による人体強化研究 |
???(宵闇) |
第5ラボ |
超能力者の研究 |
第6話で判明。 |
第6ラボ |
古代魔術による人体強化研究 |
???(宵闇/常夜) ???(宵闇/常夜) |
第7ラボ |
異種配合に関する研究 |
サブイベントで判明。 |
同外典第5話にて★5に昇格する。
なお、外典進行に応じて彼の専用装備「Regret」を入手・強化できるサブイベントが順次解禁されていくが、難易度は外典本編とは比べ物にならないほど高いので注意。
こちらはあくまでエンドコンテンツという位置付けである。全体的にギミック要素が強いので、タネさえわかれば案外なんとかなるボスも多いが……
性能は曙光時層のイスカを意識したスキル群によるサポーターとしての意趣が強い。特にZONE下での固有スキルのバフ効果は目を見張るものがある。
一方でルナティックが耐久・精神を削る「挺身」なので何も考えずに使うとあっさり昇天してしまう。VCでもルナティックを発動するため前線に出た瞬間に死亡確認なんてこともよくあり運用には注意が必要。
また、★5昇格以降は通常攻撃枠でルナティックを使うとZONE覚醒を実行可能になる。配布キャラでは稀少なZONE覚醒を行えるキャラであり、2024年6月に「展技・覚醒」という汎用スキルの獲得バッジが実装されるまで、ZONEを選ばずに覚醒出来る配布キャラは彼のみだった。これに関しては流石に少々渋りすぎだった気もするが
★5追加の攻撃技「有為転変」は基本威力は低めながら最大5回攻撃+AFコンボ倍率増加効果を持ち、自身がルナティックを使っているならこれ自体でも中々の火力を出せる。
専用武器のサブイベントを進行すると武器スキルとして
敵単体にブレイクと毒を先制・耐性無視で付与する「荊棘の玉座」を習得。
現時点では大変貴重な、
ブレイクを敵への接触無しで付与できるスキルであり、
ASアザミと非常に相性が良い。
更に専用装備のイベントを完遂することで★5スキル並びに武器スキルが強化される。特に有為転変は
無条件で5回攻撃となり、更にパーティ内のIDAスクール/ロストラボの味方の人数(キュリオ含めて最大4人)に応じて倍率が強化される。
荊棘の玉座は対象が全体化しブレイク・毒が永続になる。
また、外典の終盤では彼を含む3人のキャラクターにしか装備できない、準専用防具とでも言うべきものが手に入る。
準専用防具は追加効果として耐久50UP+気絶/混乱/暗闇耐性100%UPを持ち、個数限定のバッジに頼らず一部状態異常への完全耐性を付けられる。
ちなみに彼には「(真・)モナークの証」の他、「調律者の睥睨」という2種類の特殊枠グラスタが用意されている。
基本的には専用装備イベントで入手できる後者の方がステータス補正及び追加効果が実用的で使いやすいが、前者は前者でHPUP+VCが確定でペイン付与になるという独自の強みを持つ。
パーソナリティは「甘党」「IDAスクール」「読書家」「ロストラボ」「万能の支配者」。
”黒衣の刀使い”
さあ 呼び覚ませ……
……殿上人を踏みにじる 悦楽を。
永遠なる楽園に 毒を振りまく背徳を。
お前たちの血と涙を 貪ってきた
その男に…… 義の鉄槌を下したまえ。
出典:外典『霊長の理と枢機の天秤』第1話「1/Fの扇動者」
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ユダ |
5 |
陰/地 |
刀 |
冥 |
長谷川育美 |
外典『霊長の理と枢機の天秤』で追加されたキャラクター。
同外典で初登場したカテゴリである「異時層の仲間」に属する最初のキャラクターであり、既存の「あるプレイアブルキャラクター」の異時層における姿であることが事前にアナウンスされている。
異時層の研究施設で作り出されたデザイナーベビーの完成体であり、言葉で人間を操る「万能の支配者の力」を持つ女性。
出身時層ではとある国際的な事件の首謀者として追われる身となっている。
外典の序盤では曙光時層のキュリオと結託しており、明確に敵対。
万能の支配者の力で無辜の人々を操り「兵隊」とする非情な作戦を展開したが……
……そうとも。
イスカーチェリ…… お前自身の
もうひとつの 可能性だ。
出典:外典『霊長の理と枢機の天秤』第1話「1/Fの扇動者」
彼女の正体は、
宵闇時層のイスカ。まあバレバレだし、何なら初の異時層キャラということもあり初出時点で開示されていたのだが……
そもそも曙光/宵闇時層の分岐点となったのは、
霊長機関の被験体共有会の日。
その日の夜、偶然の重なりによって
霊長機関の暗部を見てしまったイスカは、その後の戦争で枢機院の密偵として東方地区に派遣され、
KMSの東方支部を内から半壊させた。
彼女は他の兄弟達を機関が望む「扇動者」にしないために、
自らその役を買うことにしたのである。
以来、彼女は宵闇の枢機院の従順な手先となり、その働きの見返りとして、キュリオは表の世界での暮らしを保証されている。
なお、曙光時層においては機関の暗部を覗き見たのはキュリオだった。ただ、その後に彼がとった行動は……
外典本編でも宵闇の枢機院の命に則り、KMS社への破壊工作を敢行。
その過程で曙光時層のキュリオと結託していたが、後にキュリオ側から一方的に訣別を切り出され、繋がりは消滅。
その後は常夜時層の介入による利害の一致から、アルド達と共同戦線を張ることになる。
なお、曙光のキュリオに関しては訣別後に「嫌い」とはっきり述べている。当の弟とは対照的に、2人のキュリオのことはハッキリと区別し扱っていることが窺える。
殊更冷酷でドライに振る舞っているものの、実際のところは必要以上の犠牲を払うことを厭い、標的でなければ人助けも辞さない。
本質的には宵闇時層のキュリオの為に汚名を背負い、自ら暗部世界に身を置き孤独な戦いを続けている。
弟を寄せ付けて危険に晒さないよう、特に彼の前では非情の貌に徹してきたが、悉く裏目に出てしまったと回顧している。
新要素「ZONE覚醒/ANOTHER ZONE」及び「アナザーセンス」の嚆矢となったキャラ。VCでZONE覚醒の前提となる煌斬陣を展開でき、陰ルナティックとして「挺身」を持つ。
アナザーセンスは味方全体の物理/魔法攻撃クリティカル率を100%UPさせる「ブラッドウィドウ」。
陰属性攻撃は火力に欠けるため、地属性アタッカーないしサポーターとしての運用が基本。
ルナティックとZONEで手軽に威力と回復量が増加する「シャングリ・ラ」、優秀な防御バフである「レッツェ・ピリオド」を使用可能な攻守に優れたキャラ。
固有スキルは雑魚掃除に便利な先制全体攻撃だが、これが挺身のトリガーになるため反撃を貰わない状況下で使用したい。
攻守に優れているのは確かなもののスキル枠がカツカツ、ルナティック中じゃないと爆発力に欠ける…等諸々の理由があり、基本的にアタッカーかサポーターのどちらか一本で運用した方が使いやすい。ZONE覚醒対象外である閃撃陣下でもその攻撃性能はいかんなく発揮できる。
ESイスカが防御、キュリオが攻撃補助に長けているのもありこの二人と組んだトリオは攻守両面でバランスの取れたメンバーとなる。
パーソナリティは「ロストラボ」「万能の支配者」。
”赤套の炎使い”
オレのことは 好きに呼べ。
……名前なんて駒には不要のものだ。
戦力が必要なら 戦ってやる。
所詮は 使い捨ての兵士だ。
好きに使い潰せばいい。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/レッドスコーピオ |
5 |
晶/火 |
拳 |
冥 |
鈴木崚汰 |
外典『霊長の理と枢機の天秤』で追加されたキャラクター。
異時層の研究施設から送られてきた「兵士」を自称する少年。「心の乾き切った者の目」と形容される昏い目をしている。
高い戦闘能力を有し、特に指先から放たれる焦熱の力は敵を一瞬にして蒸発させる圧倒的な火力を持つ。
性格は斜に構えており、棘のある言動が多い。
外典では(元)KMS社の科学者であるノノルドに近付き、常夜の霊長機関の潜入への足掛かりとなる情報を得るべく行動する。
その際、彼の手荒な手口を止めようとした
サキを前にし、酷く驚いたような素振りを見せていたが……?
心の乾く音が聞こえてから……
オレは オレを責め続けた。
そして 鏡を見るたび
お前の兄が オレに重なって見えた。
オレを責める 死神めいた顔が……
彼の正体は、
宵闇時層のデューイ。
長い歳月を病床で過ごしていた曙光のデューイに対し、宵闇の彼は
病の発覚から程なくしてジキール博士による治療を受けられた。恐らく曙光時層では霊長機関の解体によってジキールが彼に辿り着くまでに時間を要したのだと考えられる。
しかし病から快復後、偶発的にナノマシンによる武力を持った彼は
第3ラボ発の決戦兵器として、曙光の彼にとっては空白となった6年間を鍛錬と戦闘に費やし生きることとなった。2人の背格好がかなり異なるのはその為である。
宵闇時層の戦争において、枢機院の手勢である彼はKMS社への攻撃を命じられる。
しかし兵器とはいえ人殺しにはなりたくなかった彼は、蒸気の力による出力を加減することで戦場での不殺を貫いていた。
ところがある日、彼の前に第6ラボの決戦兵器である
銀髪の少年が現れた。
彼は決戦兵器でありながら霊長機関の命令に背き、他の決戦兵器との交戦を繰り返していた。
手加減をする余裕もない彼との戦いにおいてデューイは力の制御を誤り、
彼を庇った黒髪の少女の胸を貫き殺してしまった。
最早価値の無くなった不殺の誓いを背に、
2人の少年は熾烈を極める凄まじい闘いを繰り広げた。
……ジキール博士が設計したナノマシンの性質は適合者の精神に強く影響される。
その闘いは彼の心を灼き尽くし、以来彼の持つ力は蒸気の力「ミストガン」から焦熱の力「ブラストガン」に変わってしまった。
或いは銀髪の少年の使う白銀の炎の力に影響されたのかもしれない。
彼の瞼の裏には今尚手にかけた人々の幻影が映し出されており、贖い切れない罪に対する強い自責の念として彼自身を灼き続けている。
あらゆる属性に染まる万能攻撃サポーター。ルナティックは「心眼」。
通常時は火属性及び晶属性でありVCは烈火陣を展開するものになっているが、
シンシアや
ねここ同様、
属性ZONE展開時は属性要素を含むスキルが全て対応する属性に自動で切り替わる特性を持つ。
中でも重要なのが「グラッジスパーク」と「アンフェルカノン」の2スキル。
「グラッジスパーク」は味方全体への火属性攻撃50%UP、敵全体への火属性耐性50%DOWNを一手で付与する補助技で、先述した通り属性部分が属性ZONEに応じて変化する。
この時点でねここの「精霊恵」の上位互換に近いもので既に十分ヤバいが、グラッジスパークは更にANOTHER ZONE時にバフ/デバフの倍率が1.5倍の75%に増加する。
一方、「アンフェルカノン」は全体攻撃の追加効果として味方全体に腕力/知性35%UP、弱点ダメージUPのバフを撒き、更にZONE覚醒を行う。ZONE覚醒効果によってグラッジスパークに繋ぎつつ、味方を強化できる。
あとの一枠は味方全体に物理耐性25%UPと全武器種ダメージ25%UPを与え、更にANOTHER ZONE時に倍率が2倍の50%になる「アンガーレイジ」が有力か。
単純に考えて、グラッジスパークの補正だけでも1.75倍×1.75倍で約3.06倍、アンガーレイジの武器バフとZONE覚醒補正も含めれば更に1.5倍×約1.33倍=2倍となり、単独で6倍近いダメージの増幅が可能。
このように圧倒的な火力補強能力と、属性ZONE構築ならば役割遂行が可能になる強烈な万能性を併せ持つ非常に強力なキャラクター。
また、アナザーセンスはANOTHER ZONEの継続ターン数を+2延長する「ブーステッド」で、ANOTHER ZONE運用で常にネックとなってくる自然解除時の損耗、貼り直しの手間を間接的になんとかできる数少ない手段となっており地味ながら強力。
ただし、属性を変えられるとは言っても
「パーソナリティ」としては飽くまで<火>と<晶>しか持たない。
これの何が問題かというと、2023年4月の
セスタ以降様々な角度から急増しつつある「
属性パーソナリティの要求」を満たすことが出来ないこと。
それならパーソナリティが合う火属性や晶属性に絞ろうにも、烈火陣運用には赤套の完全上位互換に限りなく近い
花咲の姫君が既に陣取っていたりと、雲行きは少々怪しくなっている。
とはいえ
ウィネーフィカや
オボロ等、必ずしもパーソナリティを4人揃えずとも発動するアビリティ持ちも複数登場しており、こういったキャラとの複合であれば上記の高いサポート能力を遺憾なく発揮できる。
パーソナリティは「銃」「ロストラボ」。
”碧光の鎌使い”
排すべき相手がいるのなら 手を貸して
やってもいい。ただし……
敵に回る事があれば お前の生は
そこまでだ。覚えておくといい。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/チェルノボーグ |
5 |
風 |
斧 |
冥 |
市ノ瀬加那 |
外典『霊長の理と枢機の天秤』で追加されたキャラクター。
異時層の研究施設で作り出された実験体の一人で、遺伝子操作により人間の限界を超えた身体能力を有している。
「研究の成功例」として幾多の戦場に投入され、華々しい戦果を挙げつつ生き延びてきた。
性格は非常に合理主義で、敵対する者には容赦しない。
風王陣を展開できる対単体アタッカー。
VCまたはスキルの「ボアレスメソッド」にて風王陣を展開し、固有スキル「仇風」シリーズで自身の腕力/知性/速度を上げつつZONE覚醒、最後にANOTHER ZONE及び自身のバフ種類数に応じて威力が上がる「リュオシルサイス」で刈るという極めて単純な構成。
アナザーセンス「アポステリオリ」も鎌使いの腕力を50上げるだけのシンプルなもの。
「リュオシルサイス」の最大威力は1400%(7倍)と現環境で高火力と言い張るにはギリギリなラインだが、「七夜の仇風」の腕知速60%UPや「トルメンタハルパー」の風属性耐性35%DOWN+クリティカル時ダメージ35%UPで補強すれば単独でも十分な火力を出せる。
決して弱くはないが、彼女の正体とその異常なまでの優遇ぶりを考えると存外常識的なスペックである。
外典異時層組の中では唯一ルナティックを持たないが、代わりに通常攻撃枠から戦闘中1度だけ
確定クリティカル+HP最大時にダメージ2倍の全体攻撃「
オルトバベル」を発動できるため、雑魚散らしとしても重宝する。
フラムラピスや
ASツバメの通常攻撃枠と異なり先制発動ではない点にだけ注意。
パーソナリティは「甘党」「美食」「ロストラボ」。
”紫装の槍使い”
……覚えてることは ほとんどない。
だけど…… あなたが私を
助けてくれたことだけは 真実。
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ペルセポネ |
5 |
地 |
槍 |
冥 |
大西沙織 |
外典『霊長の理と枢機の天秤』で追加されたキャラクター。
異時層の研究施設から送り込まれた尖兵の1人で、遺伝子操作により人間の限界を超えた身体能力を有している。
自身は単なる施設の道具であるとし、無感情に任務を遂行する存在だったが……
外典では異時層の霊長機関からのIDAスクールL棟襲撃作戦において投入され、様々な妨害を受けつつも児童数名と教師1名の略取に成功。
しかしその際、シュゼットの「魔界の姫」というワードを聞くと表情が揺らぎ、それまでとは異なる穏やかな人格が発現。
そして数刻の間は敵の機械兵を討つ為に共闘したが、最終的には制御機構の機能復旧により元の冷徹な人格に戻り、再び全てを忘れて霊長機関に帰投していった……
以下、外典『霊長の理と枢機の天秤』前半部における、最大級のネタバレを含みます!
目を覚ましてくれ……
あなたには できるはずだ。
なぜなら あなたの肉体は……
……不死身の 肉体なんだろう?
トゥーヴァ姉さん。
かつて あなたに言ったわね。
私は死ねない……だから
あなたのキリテには なれないと。
けれど 違った……
私は とうに死んでいたようなもの。
あなたに 出会うまでは……
出典:外典『霊長の理と枢機の天秤』第4話「枢機の天秤」
曙光時層では色々あって制御モジュールを抑圧・封印し、全てを忘れて生きてきたシュゼット。
一方宵闇時層では、
イスカの「万能の支配者の力」による介入によって
制御モジュール人格との共存を果たし、本人達の意志で操作権の「切替」が可能になっている。
娯楽や趣味の時間など与えられず、常に死と隣り合わせの世界で生きてきたため、曙光時層の魔界のお姫様とは似ても似つかない、極めて合理主義で冷徹な人格に育ってきた。
当初は
戦闘狂じみた発言も散見されたが、枢機院の制御下から逸した後で落ち着いて思考した結果、シュゼットの本人格も
制御モジュールも「
好きで戦いに身を置いていた訳ではない」と結論している。
リアリストに見えて最後には御伽話に救いを見出そうとするなど、やはり根は同じなのだろう。
基本的に誰に対しても冷然とした態度を崩さないが、来歴上トゥーヴァに対してはかなり甘いところがある。
+
|
制御モジュール |
霊長機関で被験体の制御に使われている技術。カリン博士が開発した。
脳に埋め込まれているプログラムで、対象の能力の行使・制御に適した人工人格を付与し、元ある人格を上書きするという代物。
構造上、物理的に除外することは不可能だが、元の人格が持っている鮮烈な記憶やイメージによって支配に罅が入ることもある。
また、精神に干渉する「万能の支配者の力」ならば直接干渉が可能。
|
+
|
カリン博士 |
第2ラボの首位研究員。被験体にコードネーム以外の呼び名をつけ、彼らのために絵本を用意するなど我が子のように可愛いがっている。
……が、実態としては「優しい母」を演じている自分に酔っているだけであり、被験体の命を使い潰すような実験も平然と行っている人物。
彼女が被験体に付ける名前はガレット、フィナンシェなどスイーツの名前になっている。勿論シュゼットの名付け親も彼女。
その所業からシュゼットには蛇蠍の如く嫌われており、彼女が自身の名前を好いていないのもこの出自を想起させられる為である。
作中で登場したのは常夜時層の彼女のみだが、シュゼットの反応を見るに宵闇時層でもその性格に大きな違いはないと思われる。
被験体の制御に使われている制御モジュールを開発したのは彼女であり、研究者としては優秀だった模様。
|
曙光時層の自分については「頭スカスカのフリフリ女」「馬鹿女」と至極妥当ではあるが大変辛辣な扱いをしている。
……とはいえ、現在の自分にはない日常や趣味といったものを手にしているという点では曙光の自分を羨ましく思う部分もあるらしい。
なお、曙光時層同様に甘い物は好きなようで、外典中盤で曙光時層に移り住んで以降は彼女と同じ店を行きつけの店にしている。
とはいっても、彼女がスイーツという物に対して想起するのは決して良い記憶ばかりではないが……
こちらに関しては事情がより複雑なので順を追って話そう。
古代世界から
二万年以上の時が経ってなお、
不死の魔女トゥーヴァは生きていた。
不死の魔女は不死がゆえに常に「看取る側」。古代の時点ではまだ上手く他者と付き合えていたものの、それから数千年の時を経る頃には精神的な限界が来ていた。
彼女はどこもかしこも悲しい思い出ばかりになってしまった中央ミグレイナ大陸を後にし、東方ガルレア大陸へ身を移した。
そしてやがて、長命種の巨人・タイタン族の村パドレに行き着いた。
長命で穏やかなタイタン族とは滅多に死に別れることがなく、彼女は久方ぶりの平穏な生活を手にした。
しかし、その平穏も長くは続かなかった。
タイタンを数万年かけて狂暴なオーガに変えてしまう「異化の呪い」の影響が深刻化してきたのである。
トゥーヴァは懸命に異化の呪いを解除する方法を模索するが、その理論の完成よりも先に村の最後の1人がオーガ化し、パドレは滅亡してしまった。
最早悲しみに耐えられなかった彼女は、二度と死に別れない為に地下深くで眠りについた……
……と、ここまでが古代より先の時代における彼女の来歴である。
ここまでだけでもかなり壮絶な生と言えるが、宵闇時層及び常夜宵闇においては悲劇はここでは終わらなかった。
霊長機関がKMS東方支部と協力して東方区画の地上へ大規模なテラフォーミングを試みた際、偶然にも彼女の体を見つけてしまったのである。
「どんな負荷を掛けても死なない肉体」は格好の研究材料となった。
遺伝子操作を主題とする第2ラボで改造を受け、人間の限界を超えた身体能力「パーフェクトゲノム」及び制御用の新しい人格「制御モジュール」を付与された。
それが紫装の槍使いの正体である。
なお、曙光時層でも彼女は汚染区域で見つかっているが、発見者が良識あるボランティア団体であった為に元あった場所に戻し隠されている。
……二度と光の下に晒されないことを願うばかりである。
トゥーヴァは改造を受ける前、収容室で一人の被験体の少女・シュゼットと会っていた。
自身には関わらない方が良いと言うトゥーヴァをよそに、シュゼットは絵本の読み聞かせをして欲しいとせがみ、彼女は渋々了承する。
+
|
絵本「魔界のお姫様」 |
カリン博士が被験体の子供達のために待機室に用意した絵本。あらすじは以下の通り。
とある村の不思議な力を持つ女の子は、「呪われた魔界の娘」と呼ばれ村の人々から忌避されていた。
しかし村の中でもキリテというお姉さんだけは女の子と仲良くし、度々遊んだり髪を結ったりしてくれた。
そんなある日、村を魔物が襲う。魔物は女の子に告げた。「お前は神の力を盗んだ偉大なる魔王の娘なのだ」と。
更に魔物が呪文を唱えると、女の子の背には黒い翼が生えた。
女の子は自分は本当に人間では無かったと知り悲しみ、得た力で魔物を打ち払う。
お姉さんを探すが、見つかった時にはお姉さんは瀕死で、女の子に微笑むとそのまま息を引き取った。
女の子は自分のせいだと悲しみ、流れた涙はお姉さんの頬に落ちた。
すると女の子の翼が白く輝き、お姉さんは息を吹き返した。
「あなたは魔界の姫なんかじゃない、神様がつかわした天使だったのね……」
……というキリテの台詞で、物語は締めくくられる。
……お察しの通り、この絵本の話は曙光のシュゼットの中二設定のルーツにもなっている。
|
彼女の髪型は、この際に仲良しの印としてシュゼットとお揃いにと結われたもの。
シュゼットは次に会ったときに読み聞かせの続きをして欲しいとせがみ、2人は約束した。
しかしながら、片や常夜時層ではシュゼットが初の戦場で命を落とし、片や宵闇時層では制御モジュールの出力過剰によりトゥーヴァが廃人になってしまったために約束は果たされなかった。
2人は互いに片割れを失い、絵本の結末が語られることはない。
……お互い、そう思っていた。
碧光のシュゼットは枢機院によって常夜の霊長機関の攻略を命ぜられ、アルド達と合流する。
それ以前にはイスカと同様にKMS解体の任を受け、その過程でCOAの
金髪の2人と交戦したりしていた模様。
最奥の精密実験室ではカリン博士が度重なる制御不具合を起こしたトゥーヴァに対して懲罰を加えていた。
それを見た碧光のシュゼットは彼女の傍に寄り添い、昔交わしたかの約束について語りかける。
鮮烈な記憶によってトゥーヴァは今度こそ制御モジュールの支配を完全に打ち破り、そしてシュゼットに微笑みかけた。
それはさながら、「魔界のお姫様」のキリテのように……
決戦後、常夜の霊長機関は元の時層へ送り返され、カリンの支配を逸したトゥーヴァはアルド達一同に合流。
かつて潰えた彼女の異化の呪いに関する研究は、その後意外な形で利をもたらすことになる。
彼女の正体は外典の舞台である
未来世界から大きく離れた
古代世界に所属する人物であり、第4話での判明時はかなり驚かれた。
他の異時層の仲間の正体が全体的に素直であった中で
彼女だけはとんでもない爆弾であり、恐らく
第4話実装以前に予想できたプレイヤーはほぼ皆無と思われる。
一応、第2話では
エルフの耳に僅かながら反応する素振りを見せており、これが彼女の来歴と絡んだ伏線となっているのだが……
他にも外典の発表時の先行公開においては碧光の鎌使いの存在は伏せられており、代わりに紫装の槍使いが黒衣のイスカ、赤套のデューイと共にさも「私がシュゼットです」みたいな顔をして登場するなど、盤外においても徹底的に彼女の正体をミスリードしにかかっていた。
そして外典中盤、いざシュゼットによく似た碧光の存在が判明しても紫装の正体を疑う声は少なく、
碧光の鎌使いは髪型が似ているマナ或いはサキだとか、シュゼットだけ特別扱いで異時層の姿が2人出るだとかの予想が出る有様であった。後者は普段の優遇具合からして絶対有り得ないと言い切れないのがまた憎いところである
最大の特徴はアナザーセンス「レヴォルシオン」にある。
効果は味方全体に「下克上」の状態効果を付与するもので、攻撃対象の「レベル」に応じて与ダメージに倍率がかかる。色々例外はあれど概ね「Lvが高い=強い」なので、強いボス相手ほど大きな倍率が得られる。
具体的な倍率は[レベルの2乗÷200]% (最大100%)となっており、対Lv.80では32%、対Lv.100では50%、対Lv.120では72%もの補正がかかる。初期アナザーセンスの中では最も直接的に味方のダメージへ影響するもので、これがあるだけで彼女を突構築や地属性構築に参入させる理由になる。
というか、相手によっては地・突以外の構築に属性グラスタ等を添えて適当に突っ込むだけでも強いほど。
なお、このゲームにはレベルが「??」と表示されているボスがかなりの割合いるが、これは表示上のみの演出でありレベル自体は必ず設定されている。
参考までにストーリーボスのレベルは基本的に同ダンジョンの雑魚敵の上限値と同等、顕現武器ボスは基本「80」、真顕現ボスは基本「120」、2021年頃からの裏ボス格は大体「120~140」である。
また、武器効果の下克上とは完全に別カテゴリなので重複減衰等は気にしなくて良い。
それ以外の性能は概ね対単体アタッカー。
★5スキルの2つは全体攻撃+
永続毒/ペイン+ZONE覚醒の「
冥界の槍撃」及び
毒ペイン特効2倍(最大4倍)+ANOTHER ZONE時に威力3倍の4回攻撃「
イモータルシャード」という
曙光シュゼットを強く意識した構成。
また、天冥が「
冥」のキャラクターに対してのみ強化される要素が複数存在し、先述の冥界の槍撃は冥の味方にのみ
HP最大値1500UPを与える。
他にも★4ボード以下の小技がかなり充実しており、味方全体にHPMP治癒+冥の味方にのみ回復量と継続ターン3倍の「アビスメサイア」、単体3回攻撃+腕力/知性30%DOWN+冥の味方にのみ物理耐性/全属性耐性30%UPの「グレイブピアース」、単体攻撃+味方全体にクリティカル時ダメージ25%UP+腕力/速度25%UPの「ソウルコラプス」あたりが3/4枠目候補。
回復/継戦のアビスメサイア、耐久のグレイブピアース、攻撃のソウルコラプスと運用目的によって使い分けよう。
パーソナリティは「ロストラボ」「記憶喪失」
「記憶喪失」については長らく適用されず、Ver 3.4.10でようやく追加された。
”銀織の雷使い”
え? 仲間に入れてくれるの?
よかったあ~。
いっぱい 遊ぼうね!
ちゃんと一緒にいてくれなきゃ
だめだからね! 黙っていなくなったり……
しないでよ……?
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/レシェフ |
5 |
雷/水 |
弓 |
冥 |
名塚佳織 |
異時層の研究施設で改造を受けたサイボーグの少女。
電撃による攻撃のほか、脳波の外部拡張によって電子機器に干渉し操ることも出来るなど強力な能力を有している。
特にハッキング能力は規格外であり、ロボットや家電を意のままに操るなど朝飯前で、その気になれば都市単位でのインフラの掌握すらも可能。
性格は外見に反して非常に幼く未成熟で、無邪気な子供そのものである。
能力も完全には制御できておらず、感情の迸りなどによって周囲に迷惑をかけてしまう事もあるが、本人はある人物との「いい子でいる」という約束をなるべく守ろうとしている。
何度も何度も話しかけてるのに
なんで私のこと無視するの?
私ね「わたし」と約束した通り
ちゃんといい子にしてるんだよ。
出典:銀織の雷使いクエスト(1)「冷たい膚の下には……」
彼女の正体は、
宵闇時層のプレメア。
宵闇時層において彼女の製作者であるロア博士は枢機院の意向によって更迭が決定され、彼の研究成果であるプレメアもまた凍結されていた。
しかし常夜時層による攻撃への対抗における重要な鍵として
宵闇のイスカに解放され、後にアルド達に合流する。
その意図は確かに的中し、常夜襲撃では常夜の自分からエルジオンの電気系統のイニシアティブを取り返し、未曾有の危機からエルジオンを救った。
プレメアの現在の人格はAIである補助脳により構築されたものであり、かつての体の持ち主であった人格は観測上は既に消滅しているとされる。
彼女がかつて「いい子でいる」約束を結んだ人物とはこの元人格のプレメアであり、彼女は今でも「わたし」に再び会える日を楽しみにしている。
”雷”使いだが、展開するZONEは瞬突陣(登場時は招雷陣が未実装)。ただ招雷陣でも普通に戦える。むしろ後述するデリンジャーの仕様的に招雷陣構築の方が輝くかもしれない。
ルナティック「帯電」を活かしたAF特化の対単体アタッカー。アナザーセンスは味方の攻撃時のAFゲージ増加量を微増させる「エレクトロハック」。
固有スキルは敵全体に水属性突攻撃しつつ水属性耐性/雷属性耐性DOWN、クリティカル時ダメージUPの自己バフ付与とZONE覚醒までを行うもので、更にこのスキルでZONE覚醒を行った際は追加でルナティックも発動する。
このスキルを撃った後は水属性突攻撃4回(100%×4)+ANOTHER ZONE時威力2倍の「クラッシュタイド」や、雷属性突攻撃3回(ルナティック時5回)+ペイン時ダメージ2倍の「デリンジャー」で敵を蜂の巣にする。
特にデリンジャーはAFコンボ倍率に応じて威力が大きく上がり、最大のAFコンボ1000%~にもなると素(67%)の約5.5倍(367%)、実質威力に換算すれば3670%(+帯電)にまで爆発する可能性を秘めている。
惜しむらくはそこまでの過剰火力をわざわざAFで出す必要性が現状あまりないことである
また、銀織の固有能力として、赤スタックの「クラスタ」に関するものがあり、アビリティにより毎ターン開始時、及びVC発動時に敵全体にクラスタを1蓄積する。
このクラスタは
ゼヴィーロの「恐怖」に似た特性を持ち、被ダメージによって+1ずつ増える。
そしてターン終了時には敵のクラスタを全て回収し、
各対象のクラスタ数に応じた倍率の腕力/知性DOWN(1ターン)を付与する。
……つまり要約すると「ターン中の攻撃回数に応じて次ターンの敵の腕力/知性を下げてくれる」わけだが、肝心のDOWN倍率が初項0.5%からクラスタ1個につき+0.5%増加(最大99クラスタで倍率50%)というかなり渋いもの。
38回殴ってようやく20%DOWNという塩梅であり、これ1本をアテにする耐久構想はまず実現しないと言って良い。
とはいってもAFでタコ殴りにした次のターンはそれなりの弱体化が見込める……が、ボス戦で脅威になりがちなのはどちらかというとAF終了直後のカウンターの方であり絶妙に噛み合いが良くない。
銀織入りのパーティでのAFにおいては仮に無駄撃ちでも時間一杯まで殴っておくと後々身を助けるかもしれない、程度に考えておくと良いかもしれない。
パーソナリティは「マシナリー」「ロストラボ」。
作中で猫について好意的に言及する場面が幾つかあるが、「ねこ好き」はない。
???
+
|
ネタバレ注意 |
以下、外典『霊長の理と枢機の天秤』後半部における、最大級のネタバレを含みます!
マユ
わたしサキちゃんが見てる景色を もっと一緒に 見たくって……
足手まといに ならないように 頑張りますので…… 仲間に入れて もらえませんか?
配布キャラクター | スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/ウラニア |
5 |
水 |
杖 |
天 |
石見舞菜香 |
対応するアナザーダンジョン |
イスカリオテ |
未来・IDAシティの附属医大病院に入院していた サキと同年代の少女。
かつて イスカによって病棟の火災から救助された過去があり、彼女を尊敬している。
自身が病体でも他者を助けるために歩こうとする芯の強い少女。
生来重い病に苛まれており、強い絶望と死への恐怖から外伝『IDAスクール編II 胡蝶の街と天の揺り籠』では夢意識事件を引き起こした。
その夢意識の内容は「架空のIDEAの副長になり、架空のイスカと共に架空のIDAシティで日常を過ごす」というあまりに悲痛なもので、想いの強さからかこれまでのどの夢意識よりも大規模だった。
しかしサキ達の励ましと彼女らが現実世界から見つけてきた快復への「手掛かり」によって夢から醒め、サキと友人に。抜本的な治療のための手術を受けることになった。
その後は順調に快方へ。外典『霊長の理と枢機の天秤』ではリハビリがてらサキと共にIDAスクールのボランティア活動に参加している。
何の因果か再び火災に巻き込まれるが、 宵闇のイスカの介助によって大きな怪我を負うことはなかった。
外典終盤で発生した「複層次元震」の副産物によって当初の予定よりも早期に病が完治したらしく、外典クリア後のサブクエスト「旅立ちの羽化」でプレイヤーキャラとして加入する。
なお、複層次元震において彼女に薬を与えたと思われる「宵闇時層のマユ」は奇しくもIDEAの副長を勤めている。イスカを表の世界へと引き出す為、キュリオと共に彼女を追い続けているようだ。
実装そのものが大きな衝撃であったマユはその性能もまた色々と衝撃的。
最大の特徴はVCで ESナギ発の特殊ZONE「星海陣」を展開すること。
加えて固有スタックのレアルタ(最大10)を持ち、レアルタは毎ターン終了時に自動で1つ蓄積されるが、星海陣下では倍の2つ蓄積される。
各種スキルの強化条件にはESナギ同様の「AFゲージ100%時」に加えてこのレアルタが要求されており、必然完成までにそこそこのターン数がかかるが、レアルタは消費されないため一度10まで蓄積すれば以降恒久的に最大強化されたスキルで戦える。
本人の性能は完全なサポーターだが、全てのスキルに役割があるレベルで死にスキルが無いのが特徴。
最大強化のスキルラインナップを雑に羅列すると……
- 敵単体に水属性魔法攻撃+味方全体に回復+レアルタ加速
- 味方全体に固定治癒(最大1200回復)+状態異常回復+状態異常バリア(2回)
- 味方全体に腕力/知性UP(最大50%)+クリティカル時ダメージUP(30%)
- 敵全体に腕力/知性DOWN(最大35%)+毒/ペイン付与
- 味方全体に全属性耐性UP(最大60%)+MP治癒(20回復)
- 敵全体に水属性魔法攻撃+全属性耐性DOWN(最大60%)
……といった内容。
スキルスロットの都合上、上記リストのうちどれか2~3個は諦めることになるため、その時々の運用及びパーティ構築に応じて何を外すべきかを吟味しよう。
パーソナリティは「IDAスクール」のみ。
|
セヴェン
ガキの頃は 何でオレの言うことを
信じてくれないんだって
怒ることしか 出来なかったけど……
ちゃんと 説明すれば
わかってくれる奴も いるんだよな。
出典:霊長の理と枢機の天秤 wind liberator
夢見キャラクター |
スタイル |
最大★ |
属性 |
武器 |
天冥 |
CV |
NS/リベラウェンティ |
4→5 |
風 |
杖 |
天 |
石井真 |
最初期から実装されている★4キャラの1人。
未来世界では非常に珍しいシャーマンの力を持つ青年。IDAスクールの学生でもあるが、サボりの常習犯として知られている。
精霊対話の力を周囲に理解して貰えず集団から離れて育った為、プライドが高い。本人は決して認めないが、自分と対等な相手や心を許せる相手を求めている。
心を許した相手には割かし素直なのか、アルドに対してはかなり態度を軟化させている。
外典『霊長の理と枢機の天秤』では霊長機関に誘拐された少年を救うべく一行に一時的に同伴。
異形化した少年に対し、自分の持つエレメンタルの一部を渡すことで彼を救い出した。
外典完結後の追加シナリオ『wind liberator』をクリアすることで★5へのクラスチェンジが可能になる。
★4キャラながら低燃費の全体攻撃が使える為、黎明期ではレベリングにおける非常に優秀なキャラとして扱われていた。同様の役割を持つ★4キャラである
レレとレイヴンと合わせた括りである
セブンイレブンという死語が存在したほど。
★5では現在ZONEが白紙の状態に限るが
風王陣の展開が可能に。
また、「ランページゲイル」は
パーティ内のIDAスクール/ロストラボの人数及び
ANOTHER ZONEに応じて強化され、最大
12倍(威力にして
1800%)の威力の全体攻撃を連射可能になる。
上記のパーソナリティを持ちZONE覚醒も可能な
キュリオや
碧光の鎌使いとは非常に相性が良く、基本的にどちらかとセットで運用することになるだろう。
また、
プライ同様、アビリティとして「ターン終了時に味方の風属性の攻撃回数に応じて回復+HPUP効果」が追加されている。
パーソナリティは「メガネ」「IDAスクール」「精霊対話」。
更に昇格イベントクリア後は「ロストラボ」が追加される。
追記・修正は時空を超えてからお願いします。
- Ver 2.13以降部分及びバディ部分の分割を提案します。特に反対意見が無ければ2025/01/01(水)以降に実行します。 -- 名無しさん (2024-12-25 12:39:27)
- ここを分割するよりもIDAスクールの項目を作って用語と所属キャラの記述をまとめた方がわかりやすいと思います。 -- 名無しさん (2024-12-31 01:11:53)
- IDAキャラに関する部分だけを分割しても現状未記載のキャラ(シェンファ、ジルファニー、ルーフス、韜晦)に関する記述を一通り入れると相当容量限界に近くなると思われるため、分割はいずれしなければいけなくなると思います。また「現代」は既に分割が終わっているので、見栄えの面からも現代・未来・古代2項目ずつで揃えたいのです。IDAスクール等の特定範囲での分割や単独項目化はその後にやっても良いかと。 -- 名無しさん (2024-12-31 23:26:49)
- たしかに容量のことを考えると先に分割してから項目を作ったほうがよさそうですね。 -- 名無しさん (2025-01-01 05:58:00)
- 分割を実行しました。この度は宣言した日時から大幅に遅くなり申し訳ありませんでした。 -- 名無しさん (2025-04-05 00:35:40)
最終更新:2025年04月05日 00:35