レイズバックル(仮面ライダーギーツ)

登録日:2022/09/12 Mon 23:02:28
更新日:2025/03/23 Sun 17:01:55
所要時間:約 63 分で読めます





SET


READY FIGHT


レイズバックルとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場するキーアイテムの総称。

なお、本作は表記揺れが目立つが、ここではテレビ朝日公式サイトの表記に合わせるものとする(例:同ページ内で表記揺れしている「エントリーフォーム」「エントリーレイズフォーム」に関してはページ名の「エントリーフォーム」で統一)。
また、音声についても公式の表記に合わせる。



【概要】

本作の仮面ライダー達が、ジャマトの脅威から世界を守るために開催されている生き残りゲーム「デザイアグランプリ」内で使用する強化用アイテム。
変身ベルト「デザイアドライバー」に装填する事により、ドライバー内の認証チップ「IDコア」に対応した仮面ライダーにバックルの力を与える。
また「IDコア」毎にバックルとの相性が存在し、相性の良い組み合わせなら力がより増幅される。
なお、これは初期形態のエントリーフォームに変身した状態で追加武装を装備する事も、生身の状態から直接変身する事も可能。

仮面ライダーフォーゼが使用するアストロスイッチよろしく、共通ギミックのレジェンドライダーバックルを除いた全てに固有の発動ギミックが備わっており、ドライバー装填時には背後に使用したバックルに対応したホログラムが浮かび上がる。
また、2種類までの同時運用「デュアルオン」が可能で、更にデザイアドライバーを回転させて「リボルブオン」を発動すると、ライダーの身体ごと反転させる形で上半身と下半身の装備を入れ替える事が出来る。
なお、このギミックの元ネタは『ビーロボカブタック』におけるカブタックのスーパーチェンジギミック。

仮面ライダーWEBの「バックルシミュレーター」では、各レイズバックルを装填してさまざまな姿を確認することが可能。


【種類】

大まかに分けて「大型バックル」「小型バックル」「レジェンドライダーバックル」の3種類が存在する。

大型バックル

追加武装や能力の向上が見込める、いわゆる「当たり枠」。
共通してデザイアドライバーの反応炉「トーラスリアクター」を覆う出力表示装置「○○リアクター(○○はバックル毎に異なる)」や、「トリガー」や「ハンドル」といった専用の入力装置が備わっており、入力装置を作動させる事で別の箇所IDが連動するなど、凝った作りになっている。また複眼がバックルの固有色に変化する。
また、一部の大型バックルには相性の良いIDコアが存在する(ギーツ→マグナム、バッファ→ゾンビ、など)。

デザイアドライバーに設けられた拡張スロット「ホップアップアセンブル」の左右どちらかに装填する事により、ロボットのアームのようなホログラムが出現し、ライダーの上半身もしくは下半身に追加装甲を纏わせて強化する。
なお、召喚される拡張装備の名称は「固有名称+~er」、必殺技の名前は「~チャージ」「タクティカル~」で統一されている。
また、マグナムブーストフォームのような特定の組み合わせでは、仮面ライダービルドのベストマッチフォームのように「DUAL ON」の音声が流れ、グラフィックの変化が発生する。

小型バックル

モチーフがバラバラの大型バックルと異なり、黒を基調とした共通デザインのベースに武具のレリーフが設置されたシンプルなもの。
それに合わせて、各種ギミックや召喚される拡張装備も大型バックルに比べて簡素かつスペックも変化しない。
そのため劇中でも「ハズレ枠」と称されているが、能力を理解した上で使いこなせばそれなりに戦う事も出来る。
しかし大型バックルの充実化や、ジャマトの進化によるデザグラの激化もあってか、物語が進むにつれて登場頻度が激減、使用者もレギュラー以外のゲストライダーのみの使用となっている。複眼の色は全て金色で統一。
特定のアイテムが次第に使用されなくなるのはシリーズではよくあることだが

上半身に適用した場合は右胸部と右肩部のみ、下半身に適用した場合は脚部の一部のみを防御する追加装甲を装着する。
召喚される拡張装備の名称は「レイズ+固有名称」で統一されており、背後に現れたホログラムのレリーフ部分がバックルに応じた武装に変化して装備される。

召喚される拡張装備のプロップは他作品からの流用。
同じ仮面ライダーシリーズからがメインだが、他シリーズからの流用も見られる。

レジェンドライダーバックル

大きさと形状は小型バックル準拠で、ギミックはレジェンドライダーの変身ベルトが描かれたレリーフを押し込む形で統一されている。
使用した場合はフェイスガードと複眼は独自のデザインに変化するが、装甲は模様が元ライダー準拠であること以外はレジェンドライダーバックルで共通デザインのため、小型と大型を足して2で割ったような変化になる。召喚される武装はモデルとなったレジェンドライダーが使用していた武器と同一のもの。複眼は小型と同じく金色。
加えてベースカラーは各々のレジェンドライダーを意識したカラーリングとなる他、レリーフ部分には手動で回転出来るギミックが内蔵されており、リボルブオン時でも正位置の向きにする事が可能。
劇中では『リバイス』最終回にリバイスドライバーレイズバックルのみ登場。
仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』ではデザイアドライバーを貸与されたリバイがリバイスドライバーレイズバックルを使用し、元のレックスゲノムへと変身している。(ベルトも元のリバイスドライバーに変化)
後に『てれびくん超バトルDVD』にて龍騎レイズバックルと王蛇レイズバックルが登場し、ギーツが龍騎、バッファが王蛇を使用した。

【玩具版における仕様】

ライダー系コレクションアイテムの常としていくつかの仕様違いに分類されて販売される。
また、コレクションアイテムとしては『仮面ライダービルド』のフルボトル以来となる、アイテム側に音声・発光ギミックがない=音声・発光ギミックが変身ベルト側に完全に依存した仕様となっている。

  • DX版
基本となる仕様で、大型バックルは基本的にDX限定となる。

  • 食玩・ガシャポン版
基本的に小型のみ(レジェンドライダー系も含む)のリリース。
なお、小型バックルに関してはDX・食玩・ガシャポンは同一仕様での販売となる。
また、ガシャポン版のみレジェンドライダーバックルのメッキ版がレア枠として販売される。


【一覧】

「劇中では~」と書かれていないものは劇中未登場。以下はストーリーのネタバレも含むため閲覧注意。
「フィーバー:」と書かれているものはフィーバースロットバックルでセットされたもの。








SET SET

DUAL ON

GET READY FOR TSUIKI & SHUSEI

READY WRITE


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最終更新:2025年03月23日 17:01

*1 ギーツ使用時はキツネ型の「ギーツモード」、バッファ使用時は水牛型の「バッファモード」となる。

*2 それぞれギーツはマフラー「フィーバークロステール」、タイクーンは左太ももに包帯「フィーバークロスバンデージ」、ナーゴは両腕輪「フィーバークロスバングル」、バッファは左腰にローブ「フィーバークロスムレータ」、パンクジャックは両肩にマント「フィーバークロスマント」が追加。

*3 基本は「ブーストマークⅡアームド○○」の変身音声が流れるが、マグナムシューター40Xバックルのような大型バックルの拡張武装を元にした小型バックルとの組み合わせではブーストバックルと組み合わせた時と同じ音声が流れる。

*4 この時カードの装填の有無は関係ない。

*5 後に『4人のエースと黒狐』のコレクターズエディションの限定予約版にサウンドコアID版が付属されたが、サウンドコアIDの規格上通常のIDコアよりも分厚くなっており、ブーストマークⅨバックルがうまく装填されない

*6 公式でも把握しており、「景和くんは戸惑いながらも頑張っているので、なんか行けそうな気がする!」とコメントしている。