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偽ライジングボルテッカーズ

登録日:2026/06/11 Thu 17:14:02
更新日:2026/08/12 Wed 12:26:14
所要時間:約 6 分で読めます




偽ライジングボルテッカーズは、『ポケットモンスター(アニメ第8シリーズ)』第138話に登場したゲストキャラクター。

【概要】

主人公達が所属する冒険家集団「ライジングボルテッカーズ」の偽者。

ドットがインターネットで「ライジングボルテッカーズ」が活躍しているというニュースを見た事から存在が発覚。
当然、彼女らの知らない所で名前を出されては不審に思う訳で、出現情報を頼りに捜索していると森の中でブレイブアサギ号…のハリボテを乗せたキャンピングカーを発見。
そこから出てきたのが"偽"ライジングボルテッカーズである。

その正体はライジングボルテッカーズに憧れた息子がきっかけとなり、次第に家族全員がライジングボルテッカーズの熱狂的なファンになったという4人家族だった。
ハリボテのブレイブアサギ号も小さいながらもある程度再現できているという熱烈ぶりである。

大体の作品における偽者は、後述する様に本物の評価を下げる目的で悪事を働く事が多いのだが、偽ライジングボルテッカーズの場合は善行を行い本物の評価を上げるというかなり珍しいパターンである。
というか、実態はファンによるなりきりコスプレに過ぎずそもそも本物のフリをしているつもりもなかった。
本人達も本物と誤認されたことで迷惑をかけてしまった*1事を謝罪しているが、ロイ達は自分達の行動で誰かの冒険心に火が付いた事を喜んでおり許される事になった。


【構成】

  • ママ
CV:城内由茄子
一家の母。リコに変装しており、髪の先がねじれている、生足ではないなどの違いはあるもののかなりの美人で、二児の母とは思えないほどスタイルも良い。視聴者からの愛称は"リコママ"。
旅の過程で各地で家族と共に慈善活動を行っていたが、噂を聞いて偽ブレイブアサギ号まで嗅ぎつけたライジングボルテッカーズ(本物)を車内から目撃し、最初に声をかけた。
4vs4のバトルではピカチュウとピチューがダウンするとメガシンカを行い、ドットのウェーニバルとウルトのヤミラミを夫との連携でダウンさせ五分五分の戦いを演じるも、ドットの分析からアドバイスを受けたリコのマスカーニャとロイのラウドボーンに敗れた。

バトル後、夫と共になんと元エリートトレーナーである事が判明。
更にはポケモンリーグへの挑戦経験もあるというとんでもない経歴を持っている(成績は不明)。*2

  • パパ
CV:星祐樹
一家の父。ドットに変装しているが、大柄なのでそれほど似ていない。使っていなかった車をブレイブアサギ号仕様に改造し、家族と共に旅をしている。
バトル後にネットニュースの件からリコ達に謝罪するが、自分たちを応援してくれている事と善行もした事からロイから激励を受け、ライジングボルテッカーズのなりきりを続行する事を決めて旅立った。

星氏は新無印編のゲストキャラ・ヒロタ役で出演している。

  • 少年
CV:京花優希
夫婦の息子。最小のウルトよりさらに小さい。
ロイに変装しているが、前髪部分がロイより小さい。
リコたちにバトルを申し込んだのは彼。両親が敗れたあとネットニュースで話題になっていることを知りライジングボルテッカーズになりきっての旅をやめないといけないのではないかと考えるが、ロイに諭され続行することとなった。

  • 赤ちゃん
CV:???
夫婦の子供だが、男の子か女の子かは不明。ウルト…ではなく彼のヤミラミに変装している。
ボールを持ち上げて落としたがピチューを繰り出し、喃語だけで指示してピチューに「アンコールや「ほっぺすりすりを繰り出させるという何気に凄い事を行っている。バトル後はピチューやウルトのヤミラミとはしゃいでいた。
この子が金髪なので、夫婦の少なくとも一方は地毛の色ではない*3事が分かる。

メガシンカを使うという条件から、女性が金髪・男性が紫髪のXYのエリートトレーナーが元ネタでは?という推測が立てられている。


【手持ちポケモン】

全員ピカチュウ系統で統一されている。ライチュウ同士の息の合い方から、手持ち達も家族なのでは?という説も。
アローラライチュウ「俺は?」
トレーナー:ママ
技:ねこだまし、ワイルドボルト、でんじふゆう、アイアンテール
メガライチュウXにメガシンカ可能。夫のライチュウと見事な連携を見せてピカチュウをキャッチボールしてマスカーニャ達を翻弄して見せる。
メガシンカ後は互角の戦いを繰り広げ最後まで残るが、「ワイルドボルト」を踏ん張ったラウドボーンに空に放り投げられ、「マジカルリーフ」と「かえんほうしゃ」を受けて敗れた。

余談として6月に入ってからメガライチュウの特性が判明したが、放送当時はまだ未発表であった為、特性が発動する描写はない。
YのノーガードはともかくXの「エレキメイカー」による「エレキフィールド」に関しては先代シリーズのシトロンデンジが使用しているので、時期が違えば見られたかもしれない。

  • ライチュウ ♂ (ライお)
トレーナー:パパ
技:10まんボルト、かみなり、アイアンテール
メガライチュウYにメガシンカ可能。
妻のライチュウとの連携が得意で、メガシンカ後は互角の戦いを繰り広げるが、ドットが頭から尻尾を使って電気を増幅させていることを見抜き、マスカーニャからすれ違いざまに尻尾を絡め取られ、止む無くほっぺから「10まんボルト」をマスカーニャに放つがカウンターの「マジカルリーフ」を受け敗れた。

CV:武隈史子
トレーナー:少年
技:ワイルドボルト、かみなり、アイアンテール
唯一本物と共通する手持ち *4 。キャップの帽子に似せた手作りの帽子を被っている。
「ワイルドボルト」を発動し、両親のライチュウと連携を組み的確にキャッチしトスすることで何度も繰り出した。だが、「アンコール」が切れライチュウの「10まんボルト」を耐え切ったウェーニバルの「ウェーブタックル」をくらいダウンした。

武隈氏はSM編と新無印編でマーマネを担当している。

CV:真堂圭
トレーナー:少年or両親?
技:アンコール、ほっぺすりすり、あまえる
赤ちゃんが繰り出す形で登場。年齢的にポケモンは持てないと思われるので、XY編ユリーカデデンネのようにキープ的なポジションか、一時的に赤ちゃんが繰り出しただけだと思われる。
戦わなさそうに見えたが普通に参戦。技を見ての通りサポートに特化した型で、赤ちゃんの喃語を指示として聞き「アンコール」と「あまえる」からの「ほっぺすりすり」とガチ対戦の戦法でウェーニバルにダメージを与え麻痺にしたが、ウルトのヤミラミの「あやしいひかり」でダウンした。


【過去の類似例】

先代主人公・サトシのシリーズでも、主人公や旅仲間のレギュラー陣に変装した人物はいくつか登場している。

  • イミテ
CV:福島おりね
無印編第37話に登場。
パートナーのメタモンと共に「メタモンマスター」こと究極の物真似芸人としてデビューを夢見る女の子で、ツインテールにしたエメラルドグリーンの髪と太眉が特徴。年齢はサトシと同じくらいだと思われるが、メタモンの変身能力を生かした戦い方を得意とし、それ故にあらゆるポケモンに対する知識を兼ね備えており、タケシも高く評価している。
雨宿りでサトシたちが偶然、彼女のイミテハウスに立ち寄り、メタモンはピカチュウに変身、本人はサトシの格好で登場した。
メタモンには変身しても顔がそのままという困った欠点があったが、ロケット団とのいざこざの内に克服して見せた。また、その渦中でサトシたちと共にロケット団に変装してノリノリで口上を言ったりもした。
174話でポケモンセンターにてジョーイさんに変身して再登場するが、再びタケシに見破られた。「ポケモン大演芸祭」に出演するためにジョウト地方に来たという。
手持ちに「メタぴょん」という新たなメタモンが加わっているが、こちらはイワークなどの大型ポケモンに変身するとサイズがそのままになってしまう。

モデルは原作『赤・緑』に登場するヤマブキシティのモノマネむすめだと思われ、名前の由来は偽物や模倣を意味するImitation(イミテーション)から。英語名は「duplica」となっている。

また初登場の話数から分かる人には分かるが、ポケモンショックの一つ前の話である。


AG編68話とXY編28話にてそれぞれのレギュラー達の変装を行う。
AG編の方ではジムがあるトウカシティの隣町・キタトウカシティにてコジロウがセンリ、ムサシがミツコ、ニャースがハルカ、ソーナンスがマサトに変装し、サインやグッズを売って荒稼ぎした。
この町の住民はカルト的なセンリファンであり、センリ家を過剰に持ち上げてはジムに挑もうとするサトシを生意気と称して集団でバトルを仕掛けるなど、問題行動が目立っていた。結局、ロケット団はハルカのアチャモの「ひのこ」により正体がバレてしまい、アチャモを奪って逃げようとするもピカチュウにやられ、アチャモも売上金も落として吹っ飛ばされた。
XY編の方ではムサシがセレナ、コジロウがサトシ、ニャースがユリーカ、マーイーカがサトシのピカチュウに変装し、無銭飲食して罪を着せようとした挙句、シトロンを騙してエレザードマシンを完成させる。
そして、エレザードマシンに捕まったピカチュウがポケモン移送装置に入れられた後にマシンが爆発し、ムコニャ達は爆発に吹っ飛ばされる形で逃亡。だが、シトロンのホルビーに探知され、「ポケモンのワザなんでも吸い取るマシン2号」を持ったシトロンとホルビーの活躍でピカチュウを奪還され、いつも通りに撃退された。サトシは移送装置に直接入ろうとしていた。

【余談】

ラクアでの決戦が終わり、ライジングボルテッカーズの名誉を回復した後では初となる身内ではない人物の登場だった。
見て分かるように疑念が払拭されたどころか熱烈なファンが生まれて好影響まで与えており、社会的な心配は当面無さそうである。
「もうライジングボルテッカーズの名誉は回復したし心配ないよ」と子供たちに伝える作劇上の都合もあるかも知れないが、良い方に向かって何よりと言える。



追記・修正は真似先を完璧に演じてからお願いします。
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最終更新:2026年08月12日 12:26

*1 両親揃ってネットに疎く、まさかここまで拡散されていたとは思わなかった。

*2 サトシ編の初期設定も借りると、長い年月を掛けてもリーグ挑戦権すら得られず大半がリタイアする世界観である。つまり見方を変えると、リコとロイは知識も経験もない一般初心者の時点でいきなりエクスプローラーズや六英雄に揉まれる超ハードモードを経て、わずか1年+αでそれほどの実力が付くまで叩き上げられた、ということである。

*3 カツラか染めているか

*4 ただし、別個体という事を表してか声優は異なる。