登録日:2026/09/06 Sun 16:05:45
更新日:2026/09/06 Sun 17:36:56NEW!
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そもそも「三越」とは?
まずは三越(MITSUKOSHI)について解説しよう。
三越(MITSUKOSHI)とは、明治時代からある老舗の名門デパートである。
その起源は江戸時代(
4代将軍・徳川家綱の時代)まで遡る。
三重県松阪市出身の商人である
三井高利が江戸本町1丁目(現在の
日本橋本町)に
「三井越後屋呉服店」(越後屋)を開業したのが始まりである(後に駿河町、現在の日本橋室町に移転)。
この越後屋の最大の特徴としては
お客様に店舗に来てもらって、直接お金を払って商品を買ってもらう」という現代的な買い物のスタイルを初めて確立したことである。
その前の時代の呉服店では訪問販売のようなやり方が主流であり、お店の人がお得意様(大名・武家、豪商など)に商品の見本を持っていき、後から商品を届けて現金を受け取るという非効率なやり方だった。
また越後屋以前のやり方では待ち時間が長すぎて非効率的なだけではなく、お得意様が財政難になると未払いになってしまうリスクがあったり、そもそも商品の値段が定まっておらず呉服店側が(未払いのリスクを考慮して)高めに設定していたりなどのデメリットが目立ったのである。
そこで効率的な商売のやり方を確立したのが越後屋なのである。
ただし現在でも訪問販売スタイルのやり方が完全に廃止されたわけではなく、三越を含む多くのデパートで「外商」として残っている。
また、それまでは大きなサイズでしか買えなかった着物をお客様の要望に応じて必要なサイズだけ切って売るいうスタイルを確立したのも越後屋であり、そのおかげで庶民でも着物を買いやすくなったのである。
明治時代(1904年)になってからは日本で初めて
本格的なデパート事業始めたため、現在でも(売り上げはともかく)歴史・格式的には
日本国内で最強のデパートと評価されることが多い。
また、日本においてデパートは「呉服店を起源とするもの」(三越、伊勢丹、松屋、松坂屋、高島屋、大丸など)と「私鉄系のグループ会社が運営しているもの」(
東武百貨店、
小田急百貨店、
京王百貨店、阪急百貨店など)に分かれるが、一般的には呉服系のデパートのほうが格上であり、その中でも特に三越ブランドはトップ(最強)の地位に君臨していると言われることも多い。
ただし現在はかつてライバルだったブランドの伊勢丹と経営統合した三越伊勢丹ホールディングスとなり法人としての三越は残ったものの、実質的な経営の主導権は伊勢丹に握られてしまっているという状態になっている。
日本橋三越本店についての概要
さて、ここからは日本橋三越本店に絞って解説しよう。
日本橋三越本店とは、
日本橋室町(旧・駿河町)にある三越ブランドの本店である。(ちなみに伊勢丹ブランドの本店は伊勢丹新宿本店である)
古い西洋建築のような貫禄がある建物が特徴的であり、もはや一般的なデパートの枠を超えており
「デパート自体が芸術作品」と評価されることも多い。
そのため日本橋三越本店は
「買い物をしなくても、行くだけで十分価値がある」という特別なデパートなのである。
現在では同じく
日本橋にある日本橋高島屋と共に、国の重要文化財に指定されている。重要文化財になっているデパートはこの2店舗だけである。
実は先に重要文化財になったのは高島屋の方なんだけどね…。
ちなみにこの西洋建築のような建物は、昭和時代初期(太平洋戦争より前)の1935年にできた。
暖簾(のれん)がある正面玄関(国道4号線側)の脇には2頭のライオン像があり、三越本店を象徴するものの一つとなっている。
ちなみにライオン像に跨る行為はマナー違反であるだけでなく危険でもあるため絶対にやらないように!
また、本館の中央ホール(吹き抜け空間)には
天女(まごころ)像という巨大な木製の像がある。
「三越のラスボス」という噂もあるらしい…。これ(とライオン像)を撮影するためだけに三越本店に来る人も少なくない。
ちなみに天女像からは1階以外(5階まで)からでも撮影できるが、その場合は
スマホを落としたりしないように注意する必要がある。また、
手すりから身を乗り出すのは
転落事故の可能性もあり
非常に危険なので、絶対にやめようね!
エスカレーターの放送(注意喚起)が上品なことでも有名である。興味がある人はYouTubeで聞くか、実際に三越本店に行ってみよう。
三越本店には沢山の高級レストランが存在し、
和食や洋食を楽しむことができる。
本館の2階にはカフェウィーンが、4階には「四季茶寮 えど」があり、前者はパンケーキが、後者はクリーム餡蜜が名物である。ただし、前者は常に混雑しているので注意しよう。
屋上にはかつて
遊園地があったが、現在はもう無い。その代わり庭園として整備されており、リフレッシュできる空間となっている。
また、期間限定でビアガーデン(グリルテラス日本橋)が開催される。
本館だけでなく別館もあり、3階、7階、地下1階にある連絡通路で結ばれている。
かつては別館の5階に本屋さん(八重洲ブックセンター)があったが、2020年1月7日に撤退しているため現在は本屋さんの類は無い。
交通アクセス
東京メトロ(
銀座線、
半蔵門線)の
三越前駅が最寄り駅であり、三越本店の地下1階に直結している。
JRの場合は
総武快速線の
新日本橋駅が最寄り駅であり連絡通路でつながっているが、実際には(三越前駅と異なり)徒歩で10分弱かかるため「まあまあ遠い」と感じるかもしれない…。
なお、三越前駅と新日本橋駅については以下で解説する。
三越前駅
その名の通り三越本店に直結している駅であり、その建設費も三越および三井グループが負担している。
駅構内にも三越関連の広告が多く、もはや三越のために造られた駅といっても過言ではない。
当駅には三越本店だけでなくコレド室町というショッピングセンターも併設されており、コレド室町内にあるTOHOシネマズ日本橋(映画館)目当てで利用する人も多い。
JR新日本橋駅とつながっているため、
総武快速線との乗り換えも可能である。
ただし
銀座線と
半蔵門線は改札内ではつながっていないため、乗り換える場合(JRを含む)は一旦改札外に出る必要がある。
銀座線
銀座線のホームは地下2階にある。島式ホーム1面2線である。
上野、浅草方面の乗り場。
半蔵門線
半蔵門線のホームは地下5階にある。島式ホーム1面2線である。
新日本橋駅
JRにおける三越本店および
日本橋地域の最寄り駅である。
JRの駅としては
総武快速線のみが乗り入れている単独駅となっているが、実際には
銀座線や
半蔵門線との乗り換えもできる。
改札口は三越前駅と同じ地下1階にあるが、ホーム自体は地下4階の非常に深い場所にある。
中間階として地下3階があり、地下1階(地下2階は無い)とは長い
エスカレーターで、地下4階(ホーム)とは階段で結ばれている。
ホームと改札(地下1階)をつなぐ
エレベーターは地下3階をスルーして直接結ばれている。
改札内には売店が無いが、三越前駅とつながる連絡通路の途中に
Newdaysがある。
ただし
東京駅や錦糸町駅などと比べて利用者が少ないからか、当駅のNewdaysは平日しか営業していない(土日・祝日は休み)ので注意が必要である。
のりば
島式ホーム1面2線である。
成田エクスプレスなどの特急列車は全て当駅を通過する。
アニヲタ向け情報
- 絵本作家のやなせたかしさんはかつて三越で働いていたことがある。また、三越の包装紙のロゴを考えたのもこの人である。
- 実は日本初のディズニーランドは千葉県浦安市の東京ディズニーランド(1983年開業)ではなく、三越本店の屋上遊園地である。1957年に期間限定で開催された。
- 艦これと定期的にコラボすることで知られており、雑貨を中心にグッズが販売されたり、艦娘が三越の制服を着ている描き下ろしイラストが公開されることもある。
追記、修正は三越前駅または新日本橋駅を利用して三越本店まで行ったことがある人にお願いします。
- 市町村関連で警戒され始めたから学校と商業施設を遊び場にし始めたか。 -- 名無しさん (2026-09-06 16:18:10)
- こういうのって普通は三越について商習慣含めた歴史までたっぷり書きたい人が作るのを想定するけど、項目スペースの半分以上が駅とアクセスの話じゃないか。作者見て納得。 -- 名無しさん (2026-09-06 17:19:54)
- 項目作成者さんに質問です。ご自身でも追記編集している三井グループへの追記充実という形を取らなかったのは何故ですか? -- 名無しさん (2026-09-06 17:36:56)
最終更新:2026年09月06日 17:36