レオ/仮面ライダーサイガ

登録日:2009/06/27 (土) 21:34:01
更新日:2022/06/07 Tue 18:34:53
所要時間:約 7 分で読めます






「Let the game begin...」






Ψレオ


演:ピーター・ホー(何潤東)

スマートブレイン社長、村上峡児の用心棒として雇われたオルフェノクで人間体は軽装の青年。
組織に対する忠誠心が高く、首筋にはスマートブレインのタトゥーが入っている。
帝王のベルトの一つ「天のベルト」を持つ仮面ライダーサイガの変身者。

基本的に英語しか喋らず、まともに話す日本語は「ヘンシン」だけ。しかも日本語字幕無し。
(『HERO SAGA』では片言の日本語も話していた)。

挑発的な発言が多いが戦闘時の実力はかなりのもので、オルフェノク3体を纏めてボロボロにしたり、カイザを容易く撃破するほど。
変身する際に携帯を軽く放り投げるのだが、当然NG連発らしく、真似した少年達も地面に携帯を落っこしまくった。
そのせいなのか、変身シーンは必ず彼一人の映った別カットで、大量のエキストラの居るクライマックスでは最初から変身して登場している。
一部のトンファーを持ったシーンのサイガにはピーター本人が入ってたとか。

ちなみに劇中では人間体とサイガとしての姿しか見せておらずオルフェノクに変身していない。
しかし、上級オルフェノクらしく人間体でも指先を触手のように伸ばし使徒再生を行うことができる。



Ψ仮面ライダーサイガ



スーツアクター:永瀬尚希
処刑用BGM「サイガ、驚異の力」


Ψ基礎スペック

身長:193cm
体重:98kg、135kg(フライングアタッカー装着時)
パンチ力:3.5t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び40m
走力:100m5.5秒で走る


レオが『帝王のベルト』の一つであるサイガドライバーで変身した仮面ライダー。
変身コードは「315」。

ギリシャ文字のΨをモチーフにしたデザインで、555ライダー中唯一白を基調とし胴体部のデザインが左右非対称になっている。
使用するフォトンブラッドはカイザ以上に出力が高くフォトンストリームVer. 2の色はコバルトブルー。アルティメットファインダーの改良版であるスカイハイ・ファインダーの色はピンクに近い紫。
身体強化においてはオーガに劣るものの非常に高いスペックを有しており、レオがベルトの力を使いこなしている事もあって身軽な格闘や後述のフライングアタッカーを駆使した戦いで仮面ライダーカイザを倒し、ノーマルの状態で複数のオルフェノクに囲まれても圧倒する等圧倒的な戦闘力をほこる。

他のベルト同様オルフェノクのみが変身可能と思われるが、カイザ・デルタのような副作用やオーガのような制約があるかは不明。
後に仮面ライダー図鑑では「村上峡児が“上の上”だと認めるほど、優れた適性を持ったオルフェノクでなければ変身に耐えられない。」と解説されている。

設定上は『スカイインパクト』というパンチ技と『コバルトスマッシュ』というキック技があり、これらはポインターやショット等のアイテムを使わずに発動可能(ただしフライングアタッカーによる飛行、上昇が必要)だが劇中では一度も使われなかった。

代わりにトンファーエッジにフォトンブラッドをチャージして切り裂く技を使ったが名前は不明(一部の書籍では『サイガスラッシュ』と呼ばれていた)。


Ψ装備


  • サイガドライバー
サイガの変身ベルトである「天のベルト」。外見はファイズドライバーの色違い。
使用しない時はオーガドライバーと共にスマートブレイン社に保管されている。

  • サイガフォン
サイガへの変身に用いられる携帯電話。ミッションメモリーの部分以外はファイズフォンの色違いで、基本的にプッシュ音や電子音声はファイズフォンと一緒。
勿論、フォンブラスターに変形可能だが、たった数発で並のオルフェノクを灰にする段違いの威力を持つ。

  • フライングアタッカー
サイガの背中に装備されている飛行ユニット。
サイガの象徴的な武装で上昇高度は5000m、最高速度は820kmとかなりのハイスペックを誇っている。
動力源となるフォトンブラッドがサイガドライバーから供給されているため、サイガドライバーが破壊されない限り飛行時間に限りはない。
純粋な速度面では流石にファイズ・アクセルフォームに劣るがそれでも十二分に速く、時間制限なども無く汎用性と利便性はこちらが優れている。

武器はブースターを変形させて最大で秒間120発のフォトンブラッド光弾を連射する「ブースターライフルモード」と、ミッションメモリーを挿入した操縦桿を引き抜いたトンファーエッジモードの2種類。
ブースターライフルモードは飛行しながら使えるがトンファーエッジモードは完全に地上戦用の武器である。
ちなみに一つしかないミッションメモリーで二本のトンファーエッジが起動しているのでファイズエッジなどとは仕組みが異なっているのかもしれない。

他の555ライダーのツールと違って変身と同時に出現・装備されており、アタッカー自体もスーツの一部と見ることが出来る。
また、最初の変身時には装備されていなかったことから任意で出現させることが出来るのかもしれない。


Ψ劇中の活躍


序盤で村上の部下のオルフェノク三人が村上の意思に反して木場たちを襲おうとした際、彼らを粛清する為に初登場。
サイガに変身、瞬時に三人を駆逐し、その強さを見せつけた。

その後、ライオトルーパー部隊と共に人類解放軍のアジトを襲撃。
迎撃に現れたカイザと交戦し、サイドバッシャー相手にフライングアタッカーを駆使した戦い方でカイザを圧倒。
変身が解除された草加雅人に対し、自身も変身解除した後、使途再生を行って灰化させ止めを刺した。
直後、木馬一行とも交戦。1対3という状況で渡り合うものの徐々に劣勢となり、スネークオルフェノクによるサイドバッシャーの攻撃でフライングアタッカーが損傷した為、一時撤退した。
再度人類解放軍のアジトを襲撃した際には真理を拐い、乾巧をアリーナに来るように仕向ける。

そしてアリーナにて、巧が変身したファイズと交戦。
フライングアタッカーによる空中戦を仕掛け翻弄するが、アリーナ施設内で戦ったことが災いしアクセルフォームを駆使したファイズによる壁伝いの天井走り攻撃によって本来なら想定されない真上からの攻撃を受けアタッカーを破壊され近接戦に移行。

格闘戦で圧倒するも、反撃のキックでアリーナまで吹っ飛ばされ、反撃として、サイガはエクシードチャージでサイガスラッシュを繰り出し、ファイズは真理が投げたファイズエッジで対抗、つばぜり合いになるが
ファイズがファイズエッジを僅かに反らした際にサイガの胴体に接触、瞬間エクシードチャージして発動されたスパークルカットで一刀両断され、サイガはレオに戻ることなく灰になり、戦死した。


ちなみに、オーガ同様TV本編には登場せず番組前のジャンクションでのみ姿を見せている。



Ψ仮面ライダーディケイド』での活躍


第1話:冒頭のライダー軍団の中でフライングアタッカーで飛行しながらキャスルドランなどと共に登場。
この時周囲のライオトルーパー部隊もアタッカーを装備している。

第17話:『カブトの世界』で仮面ライダーイクサと共にディエンドが召喚した個体が登場。

クロックアップシステムが暴走したカブトのクロックアップシステムを奪うべく行動した。

声優は違ったが、英語話者、挑発的な態度といった特徴は一応踏襲している。
この時一緒に召喚されたイクサや『響鬼の世界』で召喚された電王モモタロスのように厳密に言えば違うが、本人という設定なのかもしれない。

しかし、このサイガ、台詞を吐く時は常にノリノリ、弾幕を張って「フッフゥ!」とか言っちゃったりと、妙にテンションが高く、挑発的ながらも落ち着きのあった本家とは似ても似つかない。誰だお前は。

因みにイクサと同じく、クロックアップシステムを見破る事が出来るらしい。



Ψ主な台詞


・劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロストより


「HEN-SHIN!」
(変身!)

カイザ(草加)撃破
「After all, you are only human.」
(所詮、君はただの人間だ)

カイザギアを持つ啓太郎に向かって
「Give me the Belt.」
(ベルトを渡したまえ)

木場、海堂、結花に向かって
「Good to see you,guys.Taking care of all of you,is also a part of my job.」
(やぁ諸君。君達の相手をするのも、僕の仕事でね)

↑のセリフ後、サイガに変身して
「Let the game begin...」
(さあ、ゲームを始めよう…)

人間解放軍のアジトにて
「Let me see what you've got.」
(君達の力を見せて貰うよ)

アクセルファイズに向かって
「Either you, or me...」
(君か、それとも僕か…)*1

・仮面ライダーディケイド 第17話より


カブトに向かって 戦闘前の啖呵
「It's show time!」
さあ、ショータイムだ!

攻撃に移る前の一言
「Let's enjoy!」
(楽しもうか!)

イクサ、サイガの弾幕に翻弄されるカブトに向けて
「Hey, come on!」
(ほら、来いよ!)


Ψ余談


当初のデザイン案ではスカイハイ・ファインダーの色は緑だった。
現在のピンクに近い紫になったのは空を飛ぶライダーゆえ合成処理の都合を考慮する必要があったため(フォトンストリームVer. 2を青にした時点で必然的にグリーンバック撮影となり、緑は使用できない)。

『パラダイス・ロスト』に登場するライオンオルフェノクは本来、レオの怪人体として登場する予定でデザインされたモノ。
レオと言う名前はその名残。
そのため『HERO SAGA』などではレオの怪人態がライオンオルフェノクであるとされている。

桜庭一樹による劇場版ノベライズ『555』には構成上、出番がオミットされている。




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最終更新:2022年06月07日 18:34

*1 アクセルフォームへの変身を受けての発言なので、「どちらが速いか」という挑発とも取れるし、単純に「どちらが勝つか」と戦いそのものの決着に言及したとも取れる、少し含みを持たせた台詞。訳者の解釈によって日本語訳も変わるので、色んなパターンがある。