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バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大作戦 - (2014/09/11 (木) 17:58:45) の1つ前との変更点

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---- *バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦 【ばんじょーとかずーいのだいぼうけん:がれーじだいさくせん】 |ジャンル|3Dアドベンチャー|&amazon(B001H0GE6Q)|~| |対応機種|Xbox360|~|~| |発売元|マイクロソフト|~|~| |開発元|レア|~|~| |発売日|2008年12月11日|~|~| |定価|6,090円(税込)|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| **概要 2000年に任天堂より発売された『[[バンジョーとカズーイの大冒険2>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3693.html#id_ab6d794a]]』の続編。~ 物語も前作から8年後が描かれており、前2作に関わるギャグも多い。 **シナリオ 前作から8年の月日が過ぎたある日、グランチルダはようやく復活を果たし、バンジョーとカズーイに再び戦いを挑む。~ しかしグランチルダは頭蓋骨しか残っておらず、バンジョーやカズーイも長い平和の中でまるまる太ってしまいまともに戦える体ではなかった。~ そこへ“ロード・オブ・ゲーム”ことログと名乗る、この世のゲームすべてを作ったという人物が乱入。~ 両者をまともな体に戻し、異世界「ドタンバたうん」で決着を付けさせるという。~ この戦いに敗れると「クルクルやま」には二度と帰れなくなる。果たしてバンジョーとカズーイは元の世界に戻れるのだろうか… **特徴 -シナリオはバンジョーとカズーイがグランチルダを倒すため冒険に出るという定番のものだが、アクション・システム共に前2作とは全く別物。 --バンジョーとカズーイはジャンプなどの基本的な行動以外何もできず、特にここが賛否の分かれるところとなった。 -今作最大の特徴は乗り物の作成である。 --集めたパーツを使って好きなマシンを作成しチャレンジを攻略、ジグソーピースを集めることが目的となる。 --チャレンジは成績により、オンプのみ、ジグソー、4つ集めることでジグソーがもらえるトロフィー、と三段階の景品をもらえる。 --一定個数のジグソーを集めることで中ボスのグランチルダミッションが出現。クリアすることで特殊パーツが入手でき、街の中の行動範囲が広がっていく。パーツは街の中においてあるので、グランチルダを一区切りとして新たに強化していける。 -シナリオをクリアする分には難易度はそれほど高くは無い。しかしチャレンジで高記録を出すことで手に入るトロフィーを集めるとなると話は別、柔軟な発想力と細かいコントロールが必要になる場面もある。 -グラフィックは大幅に進化しており、マップも広大である。乗り物なしだと一周走るのにも相当の時間がかかる。 -各フィールド毎に主要キャラクター達がマップの設定に沿った異なる役柄になりきる。 --主にマンボ・ボトルズ・ウンバ・ボギー・ブラバー・ジョリー・ミスターフィット・パイクレット(新キャラ)。主要キャラは抑えており、他のキャラも妥当な選出である。 **評価点 -乗り物の作成は非常に自由度が高くパーツ数も多い。 --一般的な車は勿論の事、潜水艦・飛行機・船・果てはUFOまで何でも作ることが出来る。そしてそれらを使って数多くのチャレンジや広大なフィールドを縦横無尽に駆け回れる。 -前2作を遊んだユーザーに対するファンサービスが多く、旧来のレアファンを大切にする心意気が感じられる。 --中盤ステージ"バンジョーランド"はまさにバンジョーファンに向けたステージであり、64のポリゴンをそのまま用いたオブジェなど懐かしさを感じずにはいられない造りである。 -チャレンジの種類も多い。レースをはじめ運搬・シューティング・対決・パズルなどユーザーを飽きさせない。 --チャレンジの自由度も魅力であり、レースなのに相手の乗り物を破壊することが出来たり水底に沈めたり出来たりする。要は勝てば良いのである。 --ランニング中のキャラを護衛する、というチャレンジで''ショベルカーを作って無理矢理ゴールまで連行する''とか、指定の足場から物を押し出すチャレンジで''四隅にブースターと送風機を付け、猛スピードで回転しながら風圧で吹っ飛ばす''など予想外のアイデアとそれを実現できるシステムが組み合わさって遊び方は無限大。 -BGMも前2作の良質なアレンジが多い。ただしサウンドトラックは日本未発売である。 -チャレンジとは別にミニゲームも数種類ある。"クランゴのアーケード"はファミコンの様な画面となり、たまにフリーズしたりと製作陣の遊び心が感じられる。(逆に言えば細かい所まで手を抜いていない。そもそもクランゴがゲームを作っているのも元は前作の捨て台詞からのネタである) -メインステージ・ドタンバたうんの住人の会話を始め痛烈なブラックジョークが多い。 -XboxLIVEに繋ぐことで各チャレンジの上位者の動画を閲覧可能である。王道のテクニックで魅せる物から理解不能な物まで多種多様で見ているだけでも楽しめる。 **不評・賛否両論点 -前述の通り良い意味でも悪い意味でも前2作とは別物。バンジョーとカズーイの大冒険の続きとしてこれを買うのは避けた方がいい。凝った場所に置かれた貴重品や複数ステージに渡る謎解きなどの過去作おなじみの要素は存在しない。 --そもそもパズルをしないのにジグソーである意味があるか?という意見も。 -流れがつかめるまで(特に序盤)がかなり単調。~ 作ることができる乗り物も限られるので、面白くなる前にダレる。最悪投げてしまう可能性がある。 -キャラクターデザインが前作までとまるで違う。作中でも言われているがバンジョーの顔は四角くなり、女性キャラのウンバにいたっては同一人物とすら思えないくらい。 -シナリオが進むとドタンバたうんではバンジョーのカートが「違法車両」とみなされ、パトカーに追い回される事になる。倒しても復活するし、そもそも理由もなければ意味もないという何のためにいるのか不明な連中である。 -乗り物の製作には唯一パーツ数という制限がある。これにより宇宙船のような馬鹿でかいマシンは作れない。 --もっともでかすぎるマシンはステージに入った途端動けなくなる場合があるが。 -ステージによって海は存在するのだが『バンジョーとカズーイの大冒険2』の「ジョリーのリゾート」の様な海を前面に押し出したステージが無い。そのため潜水艦を作って海中へ…という遊び方はできない。 -ゲームのPVには登場しているにも関わらず本編では出てこない武器が存在する。 **余談 -作中のキャラクター曰く「続編は無い」との事。一応EDでは本作の続きと思われるゲームを作っているが…。 -初代『バンジョーとカズーイの大冒険』で実装されるも実用化できなかったひみつの交換システムが遂に実用化された。 --交換システムパーツが追加される。便利なものではなくアクセサリーだが、なんとなく嬉しい。 ----
---- *バンジョーとカズーイの大冒険:ガレージ大作戦 【ばんじょーとかずーいのだいぼうけん:がれーじだいさくせん】 |ジャンル|3Dアドベンチャー|&amazon(B001H0GE6Q)|~| |対応機種|Xbox360|~|~| |発売元|マイクロソフト|~|~| |開発元|レア|~|~| |発売日|2008年12月11日|~|~| |定価|6,090円(税込)|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| **概要 2000年に任天堂より発売された『[[バンジョーとカズーイの大冒険2>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3693.html#id_ab6d794a]]』の続編。~ 物語も前作から8年後が描かれており、前2作に関わるギャグも多い。 **シナリオ 前作から8年の月日が過ぎたある日、グランチルダはようやく復活を果たし、バンジョーとカズーイに再び戦いを挑む。~ しかしグランチルダは頭蓋骨しか残っておらず、バンジョーやカズーイも長い平和の中でまるまる太ってしまいまともに戦える体ではなかった。~ そこへ“ロード・オブ・ゲーム”ことログと名乗る、この世のゲームすべてを作ったという人物が乱入。~ 両者をまともな体に戻し、異世界「ドタンバたうん」で決着を付けさせるという。~ この戦いに敗れると「クルクルやま」には二度と帰れなくなる。果たしてバンジョーとカズーイは元の世界に戻れるのだろうか… **特徴 -シナリオはバンジョーとカズーイがグランチルダを倒すため冒険に出るという定番のものだが、アクション・システム共に前2作とは全く別物。 --バンジョーとカズーイはジャンプなどの基本的な行動以外何もできず、特にここが賛否の分かれるところとなった。 -今作最大の特徴は乗り物の作成である。 --集めたパーツを使って好きなマシンを作成しチャレンジを攻略、ジグソーピースを集めることが目的となる。 --チャレンジは成績により、オンプのみ、ジグソー、4つ集めることでジグソーがもらえるトロフィー、と三段階の景品をもらえる。 --一定個数のジグソーを集めることで中ボスのグランチルダミッションが出現。クリアすることで特殊パーツが入手でき、街の中の行動範囲が広がっていく。パーツは街の中においてあるので、グランチルダを一区切りとして新たに強化していける。 -シナリオをクリアする分には難易度はそれほど高くは無い。しかしチャレンジで高記録を出すことで手に入るトロフィーを集めるとなると話は別、柔軟な発想力と細かいコントロールが必要になる場面もある。 -グラフィックは大幅に進化しており、マップも広大である。乗り物なしだと一周走るのにも相当の時間がかかる。 -各フィールド毎に主要キャラクター達がマップの設定に沿った異なる役柄になりきる。 --主にマンボ・ボトルズ・ウンバ・ボギー・ブラバー・ジョリー・ミスターフィット・パイクレット(新キャラ)。主要キャラは抑えており、他のキャラも妥当な選出である。 **評価点 -乗り物の作成は非常に自由度が高くパーツ数も多い。 --一般的な車は勿論の事、潜水艦・飛行機・船・果てはUFOまで何でも作ることが出来る。そしてそれらを使って数多くのチャレンジや広大なフィールドを縦横無尽に駆け回れる。 -前2作を遊んだユーザーに対するファンサービスが多く、旧来のレアファンを大切にする心意気が感じられる。 --中盤ステージ"バンジョーランド"はまさにバンジョーファンに向けたステージであり、64のポリゴンをそのまま用いたオブジェなど懐かしさを感じずにはいられない造りである。 -チャレンジの種類も多い。レースをはじめ運搬・シューティング・対決・パズルなどユーザーを飽きさせない。 --チャレンジの自由度も魅力であり、レースなのに相手の乗り物を破壊することが出来たり水底に沈めたり出来たりする。要は勝てば良いのである。 --ランニング中のキャラを護衛する、というチャレンジで''ショベルカーを作って無理矢理ゴールまで連行する''とか、指定の足場から物を押し出すチャレンジで''四隅にブースターと送風機を付け、猛スピードで回転しながら風圧で吹っ飛ばす''など予想外のアイデアとそれを実現できるシステムが組み合わさって遊び方は無限大。 -BGMも前2作の良質なアレンジが多い。ただしサウンドトラックは日本未発売である。 -チャレンジとは別にミニゲームも数種類ある。"クランゴのアーケード"はファミコンの様な画面となり、たまにフリーズしたりと製作陣の遊び心が感じられる。(逆に言えば細かい所まで手を抜いていない。そもそもクランゴがゲームを作っているのも元は前作の捨て台詞からのネタである) -メインステージ・ドタンバたうんの住人の会話を始め痛烈なブラックジョークが多い。 -XboxLIVEに繋ぐことで各チャレンジの上位者の動画を閲覧可能である。王道のテクニックで魅せる物から理解不能な物まで多種多様で見ているだけでも楽しめる。 **不評・賛否両論点 -前述の通り良い意味でも悪い意味でも前2作とは別物。故にその続き(正当進化的な続編)を期待してこれを買うのは避けた方がいい。凝った場所に置かれた貴重品や複数ステージに渡る謎解きなどの過去作おなじみの要素は存在しない。 --そもそもパズルをしないのにジグソーである意味があるか?という意見もあり、その上作中のカズーイからも''「もうジクソー集めは飽きたわ!」''と言われる始末。 -流れがつかめるまで(特に序盤)がかなり単調。~ 作ることができる乗り物も限られるので、面白くなる前にダレる。最悪投げてしまう可能性がある。 -キャラクターデザインが前作までとまるで違う。作中でも言われているがバンジョーの顔は四角くなり、女性キャラのウンバにいたっては同一人物とすら思えないくらい。 -シナリオが進むとドタンバたうんではバンジョーのカートが「違法車両」(ジクソーを運んでいると「密輸犯」)とみなされ、パトカーに追い回される事になる。倒しても復活するし、そもそも理由もなければ意味もないという何のためにいるのか不明な連中である。 -乗り物の製作には唯一パーツ数という制限がある。これにより宇宙船のような馬鹿でかいマシンは作れない。 --もっともでかすぎるマシンはステージに入った途端動けなくなる場合があるが。 -ステージによって海は存在するのだが『バンジョーとカズーイの大冒険2』の「ジョリーのリゾート」の様な海を前面に押し出したステージが無い。そのため潜水艦を作って海中へ…という遊び方はできない。 -ゲームのPVには登場しているにも関わらず本編では出てこない武器が存在する。 **余談 -作中のキャラクター曰く「続編は無い」との事。一応EDでは本作の続きと思われるゲームを作っているが…。 -初代『バンジョーとカズーイの大冒険』で実装されるも実用化できなかったひみつの交換システムが遂に実用化された。 --交換システムパーツが追加される。便利なものではなくアクセサリーだが、なんとなく嬉しい。 ----

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