ハードメーカー非公認ソフト一覧

本記事はハードメーカー非公認ソフトの紹介をする。
ハードメーカー非公認ソフトとは特定のゲームハードで動く、ハードメーカー未認可で出されたソフトのことである。

  • 当Wikiの趣旨に沿って、ゲーム要素があるものだけを紹介してください。
  • ドラちゃん』『Puckman Pockimon』のような「版権元非公認のアーケードゲーム」については本記事で取り扱いません。
  • 文章量について
    • なるべく簡単な概要の紹介をするように心がけてください。
    • 文章量も多くなり過ぎないように、一作品につき見出し6つ以内を目安に解説してください。
    • 発売日順、同日の場合は五十音順に記載してください。


ファミリーコンピュータ

  • スーパーマルオ/SUPER MARUO(昭和通商)1986年発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • 昭和通商という大阪の企業が発売したアダルトゲーム。
    • タイトルは明らかに『スーパーマリオ』のもじりである。
    • マルオを操作して犬を回避しながら女性の服を脱がしていき、色々とエッチなことをしていくという内容である。
    • 非公認ファミコンソフトの中でも屈指のプレミアソフトである。
  • Little Red Hood(Sachen)1989年発売
    • グリム童話である赤ずきんちゃんを元にしたアクションゲームだが…、原作となにも掠りすらしない理不尽な内容となっている。
    • まずランダムに現れるフルーツを既定分集めると、鍵が出てくることがある地下マップに進める階段がランダムに現れる
      • この仕様のせいでノーヒントでの突破はまず不可能であり、仕様を理解していたとしてもランダム要素のせいでクリアは困難。
    • 終盤のステージではさらに顕著になり、道具屋で特殊な条件を踏まないと鍵が出てこないようになっている。
    • そもそもフルーツを集める要素自体が赤ずきんちゃんである必要はなく、原作無視と言っても良い程の出来となっている。
  • Chiller (Exidy) 1990年発売
    • 1986年に稼働された同名のアーケードゲームのNES移植版。光線銃対応。
    • アーケード版からして現代でも考えられないほど過度なゴア表現があり、捕らえられている生身の人間を撃って肉を剥き出しにしたり、拷問器具を作動させて殺すといった悪趣味なゴア表現がこのゲーム最大の特徴。
    • ゲーム自体はガンシューティングゲームだが、通常のガンシューと違って特定の物を撃って「モンスターメーター」を0にしながら、「タリスマン」と呼ばれるステージ内に散らばった物を撃つという特異な仕様。
    • アーケード版と比較するとボーナススロットは削除された代わりにボーナスステージの追加、ステージの順番が変更されているが、売りであるゴア表現はアーケード版ほぼそのままであり、再現度はなかなか。しかしゲームとしてはただ既定の場所を撃つ暗記ゲームであることからゲーム自体の評価は高くない。
      • 意外にも任天堂とはライセンスを打診していたようだが、ライセンス料の関係で非ライセンス品として販売した模様。
  • Action 52(Active Enterprises)1991年発売
    • タイトル通り52個のゲームが収録されたミニゲーム集。
      • 大半が出来の悪い横スクロールアクションかシューティングで、見た目以外のバリエーションに乏しい。
    • 52個のゲームが収録されているとはいえ値段が199ドル、1991年当時のレート換算で約26,000円とかなりのぼったくり価格となっている。
    • 動画サイトで有名になった『Cheetahmen II』の元となった『Cheetahmen』が収録されているのが本作。BGMだけは良いとの評判。
      • 『Cheetahmen』以外にも『Ooze』『DAM BUSTERS』等、一部のBGMは評価されている。
  • ミスピーチワールド(ハッカーインターナショナル)1991年発売
    • パッケージイラストが『スーパーマリオブラザーズ3』のパロディであり、マリオシリーズのヒロイン・ピーチ姫(の様な人)が両手を広げて空を飛び、地面の上を複数の敵キャラ達がウロついているというデザインになっている。
    • ソフトそのものは、米国のColorDreams社が出した非公認ファミコンソフト『Menace Beach』のグラフィックを差し替えたものだが、実際は開発途中の『Mr.Assy』を流用したもの。
    • なお、同ゲームはメーカー名が聖書関連のゲームを発売するWisdom Tree社に変更した頃、本作も日曜学校へ通うという設定の『Sunday Funday: The Ride』として再販されている。
    • パッケージやタイトルだけ見るとピーチ姫のパロゲーなのだが、ゲーム中の主人公のグラフィックはピーチ姫には全く似ていない
    • その希少性と珍妙なゲーム内容によってか相当なプレミアが付いており、オークションでは万単位の金額で取引されている。
  • Kart Fighter(Hummer Team) 1993年発売
    • タイトル画面からして『スーパーマリオカート』のパチモノ…と見せかけて何故かマリオキャラが生身でしばきあう『ストII』の劣化海賊版。
    • 確かにプレイアブルキャラは初代『マリオカート』の8人であるが…カートに乗れ
  • SOMARI(Hummer Team) 1994年発売
    • パチモノ界隈で有名なソフト。タイトル通り 主人公がマリオになった『ソニック・ザ・ヘッジホッグ
    • FCのスペックの都合で色やサウンドがおかしく本家よりゲームスピードが若干遅めだが、パチモノ系にしてはわりとまともな出来で最後まで遊べる。
    • 本作を改変した主人公がちゃんとソニックになっているバージョンもある他、『FAMILY KID』のタイトルでオリジナルキャラへ差し替えたバージョンも存在する(どちらも内容は同じ)。
      • ソニックバージョンには2016年に挙動やスピード感を改善しより遊びやすくした改良版パッチが公開され、2023年にはそれをベースにグラフィックやサウンドをオリジナルに寄せるだけにとどまらずスーパーソニックや『ソニック3』のスペシャルステージなどを追加した更なる改良版パッチまで公開された。
    • 現在はあまりにも有名になりすぎたために入手困難になっている。
  • Magic Dragon(Magicseries Corp) 1994年発売
    • R-TYPE』のパチモノ。全4ステージで終わる事からPCE版をベースにしていると思われる。
    • グラフィックに関しては本作独自のものに差し替えられており、オリジナルの面影は殆どない。
    • BGMの再現性は劣悪そのもので、特にボス戦の曲は耳を覆いたくなるレベルで酷い。
    • 有志によってグラフィックが『R-TYPE』のものに書き換えられたハックロムも存在する。
  • Q-Boy(Sachen) 1994年発売
    • ファミコン非公認ソフトの中では珍しく、オリジナルキャラを使った横スクロールアクションゲーム。
    • 一等身グラフィックの主人公や空中ジャンプといった仕様から、『星のカービィ』シリーズに近い仕様となっている。
    • 非公認ゲーム特有の操作性のシビアさはあるが、意外と完成度は高い。
      • なお、隠しコマンドを入れると主人公が『スーパーマリオ』の偽物に変更できる裏技が存在する。
  • ROCMANX(Sachen) 1995年発売
    • ロックマン』のパチモノアクションゲーム。
      • …と思いきや、タイトル画面が似ているだけで内容は全く別物と言ってもよい。
    • オリジナルと異なり武器はブーメラン。またプレイヤーはマントを羽織っており垂直或いは水平に空中ダッシュが可能。
    • コンティニューは無制限なものの、残機がなくライフが尽きた時点でゲームオーバーになる、プレイヤーの動きが妙にふわふわしており操作に癖がある、敵の攻撃や配置が嫌らしくガチガチの覚えゲーである事等、難易度は非常に高い。
    • 後にゲームボーイカラーで本作のグラフィックが流用された『Thunder Blast Man』も発売された。
  • Super Mario World(Hummer Team)1995年発売
    • SFCの「スーパーマリオワールド」を勝手移植したもの。ステージ構成はSFC版準拠だが、ジャンプの挙動がSOMARIベースになっている。
  • Tekken 2(Hummer Team)1996年発売
    • タイトルは鉄拳2だが内容は鉄拳1の2D版。
    • 登場キャラは一八、ポール、ロウ、キング、ニーナ、ミシェール、ワン、平八の8名。
    • ステージ背景は鉄拳1準拠だが、BGMは中華風のオリジナルになっている。
    • パターン書き換えながら鉄拳1の一八のアドバタイズデモを再現させている。
  • Cheetahmen II(Active Enterprises)1997年発売
    • 上記『Action 52』に収録されていたアクションゲーム『Cheetahmen』の続編。
    • 1992年にActive Enterprises社にて開発されるも発売前に倒産、お蔵入りとなったが、1997年に同社の倉庫跡から発見されたカートリッジ1,500本が非公式に発売された。当時1,500本という希少価値からか1本70ドルという高値がついた。
    • アクションゲームとしてはイマイチな上にバグのせいでまともに最後まで遊べないが、前作同様スタイリッシュなBGMは好評。
    • ニコニコ動画にプレイ動画が投稿されたことにより一躍有名となった。
  • Final Fight 3(Hummer Team)1998年発売
    • SFCの「ファイナルファイト タフ」を勝手移植したもの。
    • キャラクターはちゃんと4人から選択でき、2人同時プレイどころかAUTO 2Pモードも使用可能。
    • キャラクター表示数が多いので常時スプライトがちらつく難があり、スコアの1000点以上の状態でアイテムを拾うと何故か得点を減るバグがある。
    • BGMとSEが『マイティファイナルファイト』から流用されている。
  • Titenic(Hummer Team)1998年発売
    • 映画『タイタニック』を題材とした横スクロールアクション。
    • ジャックもしくはローズを操作してパンチやキックを駆使して戦う。加えて不気味なBGMも特徴。
    • in1系のソフトに収録されてることが多く単品は滅多にお目にかかれない。
      • のちに本作を人気小説『ハリー・ポッター』に差し替えたバージョンも存在、ゲーム内容はほぼ同一である。
  • ミスター・スプラッシュ(プロジェクトF) 2007年発売
    • MONDO21で放映されていた「TVゲームジェネレーション~8bitの魂~」の中で制作された物。
    • プールに浮いているボールの隣に岩を落とす事で動かし、相手のゴールにシュートするというスポーツ物。シンプルなルールだが駆け引きがキモ。
    • 同番組を収めたDVDBOXにROMイメージとエミュレーターが付属しているが、限定50本で実機用のROMと基板が販売された。
  • Battle Kid: Fortress of Peril(Sivak Games)2010年2月22日発売
    • 大人気を博した高難度二次元アクションフリーゲーム『I WANNA BE THE GUY』(以下アイワナ)にインスパイアされて登場した同系統のアクションゲーム。
    • 『アイワナ』の影響を受けて作られたゲームだが、『アイワナ』のようなパクリネタ、オマージュ要素は薄くオリジナルの一作になっている。
  • Battle Kid 2: Mountain of Torment(Sivak Games)2012年12月15日発売
    • 上記『Battle Kid: Fortress of Peril』の続編。
    • 前作から2年越しにリリースされた。ストーリーは前作のトゥルーエンドを踏まえたものとなっている。
    • エンディングでは続編を思わせる内容であるが、未だ3作目は話題にすら挙がらない。
  • キラキラスターナイトDX(コロンバスサークル & RIKI) 2016年10月6日発売
    • 2017年に発売されたファミコンソフト。
      • 2018年にはマイナーチェンジ版の『キラキラスターナイト ふるさと納税 ふじみ野版』がふるさと納税返礼品として配布された。
      • 2021年にはキャラクター選択を追加したアーケード版『キラキラスターナイトexa』が稼働開始した。
    • 「キララちゃんを操作して星を集める」という、比較的シンプルな内容のゲーム性になっている。
    • 音楽面は古代祐三・松前真奈美などゲームサウンドの重鎮が多く参加している。
  • NEO平安京エイリアン(コロンバスサークル) 2017年9月7日発売
    • 平安京エイリアン』のファミコン移植版で、PC版も同時収録されている。
    • 「レジェンド達によるリメイク」を売りにしており、キャラグラフィックに「ドット絵の神様」こと小野“Mr.ドットマン”浩を始め、元ナムコの開発者を起用。
    • またBGMにも、川田宏行、TECHNOuchi、増子津可燦*1、細江慎治、塩田信之、BUN、東海林弘憲、ヨナオケイシといった錚々たるメンツをそろえている。
  • バトルキッド 危険な罠(コロンバスサークル、Sivak Games & bit-games)2018年10月18日発売
    • 上記『Battle Kid: Fortress of Peril』の日本語対応版。
    • 難易度は原作と違い6段階から選べるようになった。
    • キャラクターデザインは『ガンスターヒーローズ』のはんを起用。
  • ぽるんちゃんのおにぎり大好き(MOOK-TV)2019年2月9日発売
    • 漫画家のむっくが手掛けたファミコンソフト。
    • 主人公・ぽるんちゃんを操作しながら画面の上から落ちてくるおにぎりをキャッチしていくアクションゲームとなっている。
  • 8ビットリズムランド(コロンバスサークル)2019年2月21日発売
    • 2019年発売の音楽ゲーム。
    • 収録曲は小沢純子、中潟憲雄、増子津可燦などの豪華メンバーが参加。約20曲が収録されている。
  • HARADIUS ZERO(IMPACT SOFT)2019年11月29日発売
    • 横スクロールシューティングゲーム。
    • 2018年にβ版が発売された後、完成版となるファイナル版が発売された。
  • アストロ忍者マン(RIKI)2020年5月9日発売
    • 本作はRIKIが自ら制作・発売したファミコンソフト。
    • ほぼ常にスプライトを最大表示限界で動作させたり、1曲にPCMを8KB使用するなど、まさにファミコンの性能の限界に挑戦した作品と言える。
    • 縦STGであるものの移動は左右キーのみで行えるのも特徴的。
    • 楽曲には並木学や塩田信之などが参加している。
    • 上記の3種は中国生産だったが、本作では国内生産となった。

スーパーファミコン

  • SM調教師瞳 Vol.1(西武企画)1994年9月26日発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • 非公認ゲームの代表的な存在としてその界隈では高い知名度を持つ瞳シリーズ第1作。
    • 内容は借金のカタに売られた主人公「憂本 瞳」がソープやストリップなど様々な風俗業を渡り歩き、自分のSMクラブを経営するようになるまでを描いた物語。一部分岐があるものの、ほぼ一本道のデジタルノベル作品。
    • ゲームラボなど雑誌の広告や秋葉原のアングラ系ゲームショップ、パチンコの景品など独自のルートで流通していた。
    • ネット上では「ジーコサッカー」または「ジーコ」というあだ名で呼ばれることが多い。これは本作が当時クソゲー過ぎて在庫が溢れていた『ジーコ サッカー』のカセットROMを書き換えて作成されたため。
      • 中古品、またはワゴンの新古品を利用したと思われがちだが、実際は発売当初から小売りが買ってくれず、問屋が抱えていた新品未開封品からまとまった数を発売日前に仕入れていることがゲームラボのインタビューで語られている。
      • 何故、既存のROMのデータを書き換えて販売することになったのかについては、西武企画代表の高藤恭胤によると規格外の車を売るのは違法だが規格内の車を購入して改造を施して中古で売るのは合法なので訴えられない、という理屈に基づいてらしい。
      • ちなみに、正規流通品(?)はベースになったソフトの上にラベルが貼られていて、ベースのソフトそのままの状態で売られていることは稀である。ラベルがあれば本物という訳では無いが、巷に溢れる何も細工をしていない裸ROMの瞳はほぼ確実にコピーROMの偽物なので注意。正規もクソもないかもしれないが…。
    • 余談だが92年にデビューした憂木瞳というAV女優が存在し、タイトルはここから由来している可能性が高い。
  • SM調教師瞳 Vol.2(西武企画) 18歳未満禁止ソフト相応
    • ノベルゲームだった前作と異なり、30日の期限の中で調教を行い奴隷を仕上げるパラメータ式のシミュレーションゲームになった。非常に大雑把な仕様だがパスワードセーブに対応。
    • キャラクターデザインはえろばげろみ。J・WINGのGBC作品のBGMなどに携わっていた人物である。
    • タイトルだけ見ると「瞳」が調教する内容と思うだろうが、実際は調教されるのは瞳の方。タイトル詐欺である。
    • 眼球を抉りその穴に挿入陰核を切り取らせ赤貝と称して食べるなどPCのアダルトゲームでもなかなか見ないような、SMとは程遠い単なる虐待・猟奇的行為があり語り草になっている。広告によると『1』が初級編で『2』はマニア編ということらしい…。
      • ただし、良いエンディングを目指すには無節操に虐待を繰り返すのではなく、まずはハードなプレイに耐えられるよう体づくりから始め、ソフトなプレイで瞳からの愛情を高めていき、そこから徐々にハードなプレイに慣らすといった手順が必要で意外とちゃんとSMシミュレーションになっている。
    • この作品以降、シリーズ共通でセレクトボタンを押すと十字キーが反時計回りに1つずれてコントローラーを横に持つことで左手だけで操作が出来る、右手を自由に使えるモードが搭載されている。
    • シリーズの中でも最も人気の高い作品でグラフィックを強化した『2Remix』と後日談と前日談である番外編が2本製作された。
  • SM調教師瞳 Vol.3(西武企画) 18歳未満禁止ソフト相応
    • 当時の流行りであった『ときめきメモリアル』の影響なのか、今回は瞳ではなく調教師であるプレイヤー自身のパラメータを育成する。月始めに送られてくる奴隷を調教し出荷していくのがゲームの目的。
      • 奴隷になる女性キャラは顔、髪色、体型、プロフィールが毎回ランダムに生成されるのでたまに10歳など倫理的に非常にヤバいキャラクターが送られてきたりする。
    • 3作目にして初めてバッテリーバックアップに対応した。その為、ジーコではなく『スーパーメトロイド』など別なROMが使われている。
    • キャラクターデザインはアブノーマルな作風でカルト的人気を誇る成人漫画家・町野変丸で、パッケージ付きの完品は氏のコレクターアイテムとしても人気が高い。
    • なお、瞳は脇役として少し出てくるのみでほとんど関わらない。やっぱりタイトル詐欺。
  • SM調教師瞳 番外編(西武企画) 18歳未満禁止ソフト相応
    • 瞳に彼氏を取られたと思い込み嫉妬に燃える瞳のクラスメイト「まき」が弁当に下剤を仕込んだり不良をけしかけたり様々な嫌がらせを行うADV。
    • 瞳の机に細工を仕掛けに行く度にクラスメイト(のような何か)に目撃されてしまい、口封じの為『瞳2』が題材の恐ろしくニッチな内容の脱衣クイズで対決する。
      • このクイズによると番外編発売の時点で『2』は3000本売れたそうです。
    • 本編の他に瞳に誕生日占いをしてもらえるおまけモードがある。
    • パッケージの裏には前作のパスワードを入力することで『2』の瞳と本作の瞳を対決させたり攻略情報を見ることが出来る連動要素があると記されているのだが、実際はメモリの都合で実現せずタイトル画面でお詫びのメッセージが表示される。パッケージ詐欺。
  • SM調教師瞳 番外編 まきのラブラブパニック 1997年6月頃?(JAP!) 18歳未満禁止ソフト相応
    • 『3』から2年近く間を置いて発売された『瞳』シリーズ最終作。案の定、高藤の理屈は通じず西武企画に色々あったらしくJAP!からの販売。
    • 番外編『1』でも十分ヤバかったまきが、実はさらにヤバい人だったことが明らかになるADV。瞳はエンディングで少しだけ登場。
    • 同じくJAP!が開発した下記の『りばーす☆きっず』から「みりか」が登場する内輪向け過ぎるファンサービスがある。BGMも一部流用されている。
    • 猟奇描写が『2』以上にパワーアップ。冒頭からいきなり人が死ぬ上、ゲストキャラのみりかも四肢切断、眼球をくり抜かれ、内臓を露出させるシーンがCGでしっかり描かれ食われる。『りばーす☆きっず』は平和な脱衣オセロだったのに…。
    • 97年とSFC末期の発売だったこともあり流通数が極めて少なく正規品の入手は困難。ジーコでお馴染みの瞳だが本作は、意匠権を回避するため「SEM*2」と呼ばれる独自開発された特殊なカートリッジを使用しており、通常ROMで売られているものはまず偽物なので注意されたし。
    • 本作の開発スタッフたちはこの1年後、Milky Feamが発売した伝説のクソゲー『夏色デスティニー』の作り直しにマスター1ヶ月前に招集されることになる(参照)。
      • 一方、西武企画の代表だった高藤恭胤は発明家として 主に疑似科学方面で 有名な人物になっている。人生色々である。
  • Super 3D Noah's Ark(Wisdom Tree) 1994年12月31日発売
    • 米国任天堂(ニンテンドー・オブ・アメリカ)無認可のSNES用ソフト。任天堂無認可カートリッジを使用しているが形状が(いわゆる別のカートリッジを上に挿せる)ゲタ状となっているため、起動には正規のSNESソフトが必要。
      • 内容は有名FPSシリーズの一作『Wolfenstein 3D』のゲームエンジンを利用し、グラフィック等を差し替えたいわゆる「MOD」である。
      • 中身はほぼ同じまま、テーマの部分だけを「ノアの箱舟」に変更。ノアを操作し、襲い来る動物達をパチンコなどで退けたりフルーツを集めたりしながら箱舟を探索するゲームとなっている。
      • のんびりとしたBGMと牧歌的(?)な見た目、そして物騒で暴力的なゲーム内容の織り成すギャップは凄まじい。
    • SNES版発売の翌年にはMS-DOS版が出ている。こちらはステージ内で紙を拾うと聖書に関するクイズが出題されるという要素が追加されている(正解すると体力や弾が増える)。
      • その後、2014年には「20th Aniversally」の名目でPiko InteractiveからMS-DOS版と『Wolfenstein 3D』を現代パソコンで動作できるようにするソースポート『ECWolf』をベースにしたWin/Mac/Linuxへの復刻移植版が2014年にitch.ioで、2015年にSteamでDL配信が開始されている。
      • SNES版『Wolfesntein 3D』がNintendo of Americaに暴力表現・ナチ表現を規制したことに同作の開発元id Softwareが報復としてソースコードをWisodm Treeに提供したことがきっかけ。...と思われていたがそんな事実はなく普通にソースコードを買って制作していたことが公式から明かされている。
      • ただしこれに懲りたのか、次回のSNES版『DOOM』は無修正での販売となった。出典はこちら。
  • 香港97(吉喜軟体公司/Happy Software*3)1995年発売
    • 他の商業流通した非公認ゲームのように中古カセットを改造したものではなく、SFCソフトの複製データでゲームを動作させる機械(いわゆるマジコン)のフロッピーディスクドライブ使用を前提としたソフト。
    • ゲーム自体はごく普通の固定画面縦シューティングだが、マジコンを使って遊ぶという手段が軽く思えてしまう程のドス黒い世界観により、日本は元より世界でも悪名を轟かせる事となった。
    • まずストーリーが「香港の中国返還を迎えた1997年に、香港政府が香港に大挙してくる中国人をブルース・リーの親戚である"陳"に一人残さず抹殺させる」というメチャクチャなもの。
    • 主人公の陳は薬物中毒者という設定で、注射器を取ると一定時間無敵になる。更にスコアが抹殺した人民の数、敵を撃破したりゲームオーバーになったりすると本物の死体画像が表示される巨大兵器に改造された鄧小平がボスとして襲ってくる等々…不謹慎にもほどがあるヤバい内容となっている。
    • 弾丸は上方向にしか発射できず(一方で敵は四方から現れる)、敵に触れると即ゲームオーバーと、ゲーム自体の難易度は高い。なおエンディングは存在せず*4、ゲームオーバーになるとスタッフロールが流れる。
    • ちなみに、Steamで本作のパロディーである『USA 2020』なるゲームが2018年より配信されている。そちらは敵が中国人からレプティリアンに変更され原爆と死体画像はカット、巨大兵器に改造されるのは鄧小平ではなくドナルド・トランプになっている等、本作の不謹慎な部分が悉く当たり障りのないものに差し替えられている。
  • りばーす☆きっず(JAP!)1997年1月12日発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • コミックマーケットで頒布されていた任天堂非公認ソフト。
    • JAP!が販売した『瞳 番外編2』と同様、形状がいわゆる(洋ゲーを動かすための)ゲタのような形の開発用カセットで、動作させるにはゲタの上に正規(公認品)のカートリッジを挿さなければならない*5
    • 脱衣オセロゲームであり、対戦相手は「みりか」というキャラで、対局時に大学生と幼稚園児の2つの姿から選ぶ。
      • パッケージやメニュー画面には中学生のみりかもいるのだが残念ながら対局出来ない。脱衣シーンのアニメ枚数に無駄に拘りすぎて容量が足りなくなってしまったらしい。
    • 1998年にオークラ出版より発売された「裏ゲーム読本」というムックの付録CDに本作のROMイメージとソースコードや開発ツールが開発者公認で収録されていた。ちなみに、『香港97』と『SM調教師瞳2』のMSX版のROMイメージも収録。
  • N-Warp Daisakusen (Gra) 2008年配布開始
    • 最大8人で同時プレーできる対戦アクションゲーム。
    • SFCとは思えないほど随所でしゃべるのが特徴。
    • ゲームとしての出来はいいが、対CPU戦に対応していないのが残念なところ。
  • Skipp and Friends - Unexpected Journey (mod shrine) 2009年配布開始
    • XMSNESやSNESMODの作者であるeKid(Mukunda Johnson)の主導で作られた脱出系アクションゲーム。
    • BGM再生にはeKidの制作したドライバが使用されており、高品質なサウンドをバックに遊ぶことができる。
    • 全9ステージ。最終ステージではボスが待ち受ける。
  • MazezaM Challenge (Alekmaul) 2012年頃配布開始
    • 脱出系パズルゲーム「MazezaM」の移植。
    • 移植自体は割とベタだがKung Fu Furbyによる美麗なオリジナルサウンドが印象的。
  • Jet Pilot Rising 2013年配布開始
    • Dieter Von Laserによって制作された横スクロールのフライトアクションゲーム。
    • フィルム映画のような映像フィルタや、モダンなデザインのオブジェクトが特徴。
    • 主人公のパイロットが人間ではなく、猫であるところが非常にユニーク。
  • ナイトメア・バスターズ(Super Fighter Team) 2014年1月発売
    • 2014年に発売されたアクションゲーム。元々は90年代にフランスで開発されていたが、パブリッシャーがプレイステーション発売直前のソニーだったためにお蔵入り。日本ではニチブツから発売する予定であったが、こちらも同様にお蔵入りとなった。
    • 2004年に海外の携帯電話向けゲーム「Flynn's Adventure」として登場しており、更に2010年代に入り、アメリカの「Super Fighter Team」がSNES当時の開発データを探し出しSFC/SNES両対応カセットのゲームとして復活させた。
    • カプコンのアーケードアクションゲーム「ルースターズ」にゲーム性が似ており、ドット絵の絵柄もどことなく当時のカプコン製ゲームを彷彿とさせるため、影響を強く受けていると思われる。
    • 難易度が高いわけではないが、基本的には敵や地形の登場パターン・行動パターンの死に覚えゲーの側面が強くゴリ押しは難しい。この辺りも「ルースターズ」と同様。
    • プレイヤーキャラのアクションはほぼ「ルースターズ」と同一。また、あちらではオプションがプレイヤーキャラを援護射撃してくれるのに対して、こちらのプレイヤーキャラは回数制限付きのメガクラッシュと無敵ダッシュ攻撃が使えるという差別化点はある。
    • 原版と「Super Fighter Team」版を比較すると、主人公の種族がホビットからレプラコーンになっている、エンディングの女の子の顔のグラフィックが異なるなど、内容が微妙に変更されている。
  • Creepy Bird (PIKO Interactive) 2014年3月17日発売
    • Flappy Birdのクローン。
    • 何も操作しないとタイトルがフェードアウト完了したと同時に地面に激突してゲームオーバーになる。
  • ザ・ダークネス・ハンター -アンホーリー・ナイト- 魔界狩人(BLAZEPRO) 2017年4月8日発売
    • 2017年に発売されたスーパーファミコンソフト。
    • 実は2011年8月にガラケーアプリとして配信されていたタイトルの移植作。
    • 人間を害する魔物「ダークネス」と、それを狩る「ハンター」の戦いをテーマとした2D格闘ゲーム。
    • 元がガラケーアプリだということを差し引いても登場キャラがプレイアブルキャラであるダークネス3名とハンター3名、ラスボスが1名の合計7名しか居ない。更に永久コンボや即死コンボがあるなど、バランスも悪い。

メガドライブ

  • Action 52(Active Enterprises)1993年発売
    • NES(海外版FC)で販売された同タイトルのGENESIS(海外版MD)版。
    • 収録ゲームの変更もされており、シューティングが多かったNES版と比べてパズルゲームが追加されるなどジャンルが増えている。
    • ちなみに『Cheetahmen』は16ビット機になったにもかかわらず何故か劣化している。唯一の評価点とも言えたBGMも何故かポップ調の変な曲に差し替わってしまった。
  • CRAZYBUS(TOM SCRIPTS LTDA.)2004年発売
    • まずバスを1台選んだら、方向キーでそのバスを左右に動かし、Aボタンでクラクションを鳴らす。それだけ。
    • 実在のベネズエラのバスの写真を取り込んだ一枚絵以外のグラフィックはMDとは思えないほどチープで、BGMに至ってはランダムで1音ずつ自動生成されておりもはや曲とは言えない不協和音
    • という明らかに商品失格な出来であるが、実はオープンソースとして公開されていたテスト用プログラムを誰かが勝手にパッケージソフトとして売り出してしまったものである事が近年になって判明。 しばらく正規品と勘違いされていた理由はパッケージにセガのライセンスロゴが(もちろん無許可で)描かれていたのが原因とされる。
    • タイトル画面の前に一瞬だけ表示される文章に「(セガや各バス会社などの)許可は得ていない」という注意書きがあるが、画面全体を埋め尽くす文章量の割に消えるのが早すぎて読むことは困難。
  • Felix the Cat(ВМВ)2010年代初め?発売
    • 海外で人気のキャラクターで日本でも10円ガムでおなじみの『フィリックス・ザ・キャット』のアクションゲーム。
    • 公式に同名のゲームがハドソンから海外版ファミコンNESで発売されているが内容は別物。日本でも発売予定があったが中止となった。
    • コンティニュー画面でHET(ロシア語でNO)を選択すると、非常にグロテスクな姿になったフィリックスが表示される。動画サイトにプレイ動画がアップロードされているものの、フィリックスのファンや心臓が弱い人は閲覧を控えるべきレベルの代物である*6
  • Super Mario World 64 (GAMTEC?) 1997年発売
    • タイトルからして『スーパーマリオワールド』のパチモノだが、タイトル画面はスーパーマリオコレクション、タイトルには64、おまけにハードはメガドライブ何処の矛盾塊かって位ごちゃまぜな作品となっている。
    • BGMは『TaleSpin』『Super Battletank: War in the Gulf』『Ariel the Little Mermaid』『Jeopardy!』からの盗用。
    • 歩行とダッシュのスピード差が大きくジャンプすると減速する上、マップも原作から変に穴や敵を増やしたりと、爽快感はまるで無い。
    • ちなみにラスボスは巨大な鉄球のような謎のキャラクターしかも動きは単調で弱い。
  • Pocket Monster 2(Chuanpu Technology / X Boy) 2001年頃?発売
    • 当初「ポケットモンスター 赤・緑」の続編のタイトルとして予定されていたタイトルを冠した、RPGではなくアクションゲーム。
    • 本作で武器扱いのモンスターボールを使用するとフリーズする、ある筈の移動式足場が消える、4面でダメージを受けると激しい処理落ちの末ハングアップする、仕舞いにはこれらを抜きにしてプレイ数分でフリーズするなど、動作自体不安定な代物。
    • ラスボスはドガース。動きは単調だが48回も踏まないと倒せないと、ここでもバランスというものはどこかへ置き忘れてしまっている。
  • ダライアス EXTRA VERSION(タイトー/M2/コロンバスサークル) 2021年2月発売
    • メガドライブミニに入っていたダライアスを更に調整し、MD用実ROMとして販売したもの。
    • メーカー表記にツッコむ人が多数だと思われるが、MDの販売元であるセガは非公認なので一応ここに記載。セガ側も存在は当然知っているものの、MD本体の保守を打ち切っている関係で正式な商品としては扱えないので黙認している。
    • 一応『ダライアス コズミックリベレーション』のアマゾンプライムデー限定版に付属していたダウンロード版は、実機と関係ないためにMDロゴも入っている正式商品という扱いになっている。
  • ディヴァインシーリング(スタジオファジー)1992年 18歳未満禁止ソフト相応
  • 脱衣要素を加えた縦スクロールシューティング。ステージクリアすると女性の服がだんだん脱がされていく。
  • ゲーム自体はボムはなし、当たり判定が怪しい、一部のザコが妙に固い、1万点ごとにパワーアップと1UPが起こるなど、非常に大味。

PCエンジン

  • ボディコンクエストII ~救性主~(GAMES EXPRESS/ハッカーインターナショナル)1993年発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • 媒体はカードROM。FCディスクシステムで発売された「ボディコンクエストI 暴かれし娘たち」の続編的ソフト。
    • タイトルから察せられる通りドラゴンクエストのパロディ。前作ではハイドライド的な敵に体当たりする戦闘方式だったが、今作ではより元ネタに近いコマンドRPGになった。
  • CD麻雀 美少女中心派(GAMES EXPRESS/ハッカーインターナショナル)1993年7月30日発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • 『ハッカーインターナショナル』がブランド名を新たに『GAMES EXPRESS』として活動の場をPCエンジンに移し、その同社が最初にCD-ROMで出したソフトである。
    • PCエンジンDUOシリーズ専用ソフト。専用システムカードも独自で開発し、ソフト1本ごとに同梱されていた。
    • ゲーム内容はイカサマありの二人打ちの脱衣麻雀。アニメーションの出来は既存のPCE作品の中でもトップクラスどころか、当時のアーケードの脱衣麻雀にも匹敵するレベルである。
    • 反面声優の演技はかなりひどい。ボイスを聞いた人からは「学芸会レベル」とまで評された。
    • ディレクター及びキャラクターデザインは後に『トゥルー・ラブストーリー』でキャラクターデザインを務めた松田浩二。本作には「まつだ ひろし」名義で参加している。
      • 本作の方が『TLS』より3年も前に発売されたが、知名度の差で有名な方に引っ張られる逆転現象が起こり、本作は一部のゲーマーから『トゥルー・ラブ麻雀』と呼ばれたりもした。
      • ちなみに彼はかつて『スーパーダライアス』でプロデューサーを務め、マイコンBASICマガジンに掲載していたNECアベニューの広報ページ「AVENUE TIME」の漫画も担当していた、そんなメーカー寄りの人間がアングラソフトの制作に参画していいのかと言われると微妙である。
  • しあわせうさぎ 濡れた美少女―初めてなのに…(オフィス アジア研究会)1993年10月14日発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • PCEでのオリジナルアダルトゲーム。
      • その後『2』や『真説』シリーズなど同系統のソフトが数本登場している。媒体はいずれもCD-R。
    • ハードメーカー非公認ゲームなので一般の店では取り扱いが無く、主に秋葉原や大阪日本橋など一部のゲームショップおよびショップ通販で購入出来た。
    • 既にハッカーインターナショナルがPCEで非公認ソフトを発売していたが、「菊と桜には逆らわない(つまり性行為や性器露出などの表現はしない)」ことをモットーにしていたハッカーとは異なり、より過激なパソコンのアダルトゲームに準じた内容になっている。
    • ADVだがコマンド総当たりでクリア出来る、ゲームとしてはお粗末な内容。
  • ストリップ・ファイターII(GAMES EXPRESS/ハッカーインターナショナル)1994年3月26日発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • 媒体はカードROM。対戦格闘+脱衣ゲーム。プレイヤーキャラは女性6人で、勝つと倒した相手とは似ても似つかぬ女性キャラが脱いでいく。
      • なお、前作にあたる初代『ストリップ・ファイター』はPC(DOS/V)用ソフトだった。
      • タイトルこそあの『ストリートファイターII』を連想させるものの、前作・今作ともに格闘ゲームとしての出来はお世辞にも良いとは言えない。
    • 余談だがその後、別の同人アダルトゲーム制作サークルによって本シリーズのリスペクト/パロディとして本作のキャラクターも登場させた『3』『4』『5』『Z-ERO』等の派生同人作品が勝手に作られているが、ハッカーインターナショナル製の本家原作とはスタッフ上の繋がりはない。
  • ハイレグファンタジー(GAMES EXPRESS/ハッカーインターナショナル)1994年9月15日発売 18歳未満禁止ソフト相応
    • DUOシリーズの本体専用。媒体は専用システムカード&CD-ROM。外見や仕様的には『ファイナルファンタジー』(SFC版の『IV』か『V』)のパクリだが、内容は似ても似つかぬ程お下品。エロゲーユーザー向けに全振りしている。
    • セーブデータのメモリ領域をすべて使う仕様で、他のゲームのセーブデータがあっても確認もせず上書きしてしまう罠があるので、消したく無い場合は事前にセーブデータ保存ユニット『天の声』に移しておくなどの必要があるので要注意。

ドリームキャスト

  • ブレイカーズ(JoshProd/ビスコ)2017年5月発売
    • ビスコ公式ライセンスの下、海外で発売*7。ネオジオCD版ベースの移植となっている。
    • ただしセガのライセンスは受けていないインディーズソフト扱いになっており、GD-ROMを使用していないため、起動は初期のMIL-CD対応機に限られる。

 

ゲームボーイ

  • スーパーマリオ4(gamtec?)発売時期不明(1996?)
    • 『クレヨンしんちゃん4 オラのいたずら大変身』のキャラ替え作品*8。日本語版あり。
    • タイトル画面や外箱は『スーパーマリオ64』からの盗用で、中身のグラフィックも大半が『スーパーマリオランド2 6つの金貨』からとられている。
    • マップが著しく長いうえにダッシュができず、絶対に通れない場所にアイテムがあったり、当たり判定もガバガバなためマリオのゲームとしては著しく完成度が低い。その上、第2ステージにはとんだ初見殺しが存在している。
    • 原作で「ムササビしんちゃん」という滑空出来る能力のグラフィックがはねマリオに入れ替わっているなど、マリオらしさを微妙に感じることは出来る。一方で「ゴキブリしんちゃん」に当たる変身が削除されている(一応データ上には存在している)。
    • 元の作品にはあった他のキャラとのやり取りのシーン、ミニゲームやストーリー性は一切無く、エンディングもラスボスを倒した後は「THE END」の文字が出てあっさりと終わる為非常にボリューム不足。
    • タイトル画面のはねマリオのアニメーションは非常に気持ち悪く*9、『Hotel MARIO』といい勝負をしている。
  • Tobu Tobu Girl(Tangram Games)2017年12月3日発売
    • デンマークのゲーム会社Tangram Gamesによって作られたアクションゲーム。
    • 内容は主人公の女の子を操作してステージ上に配置されている敵キャラクターを踏みつけながら、ステージを上に登っていくというもの。

ゲームボーイカラー

  • Tobu Tobu Girl Deluxe(First Press Games)2019年発売
    • 前述のTobu Tobu Girlのカラー版で、ドイツのゲームメーカーFirst Press Gamesによる「DOT MATRIX SERIES」の第1弾。
    • 2021年2月には日本ローカライズ版「とぶとぶがーるでらっくす 日本式」が発売された。
  • ポワッ!(First Press Games)2020年11月発売
    • スペインのゲーム開発者であるAiguanacheinによって作られた2Dアクションゲーム。
  • 超級機器人大戦F完結編(SKOB)発売時期不明
    • スーパーロボット大戦F完結編』のパチモノ。
    • 基本的に展開はオリジナル準拠であり、オリジナルのシナリオ「動乱、ヨハネスバーグ」をクリアした時点で終了となる。そのため総シナリオ数は15話程度と非常に短い。
      • ラスボスはシロッコとハマーン。またドクーガ3幹部はシロッコの部下になっている。
    • パイロットは乗り換え不可だが、ヤザンがハンブラビではなくバーザムに乗っていたりガンダムやエルガイムのパイロットがオーラバトラーに乗っている等おかしな点も多い。
    • 戦闘アニメはチープの一言で武器演出の使い回しが多く、回避モーションがカクカクだったりと見るに堪えない。
    • 余談だが、GBC非対応のハードで動作させると泣き顔の初代GB本体のグラフィックが見られる。
  • Dragonborne DX(SPACEBOT INTERACTIVE)2022年発売予定
    • 前述のDragonborneのカラー版。
  • 燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争GB(ハビットソフト)2022年8月13日発売
    • アーケードゲームとしてリリースされた『燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争』がもしも当時GBCに移植されていたら…をコンセプトに制作されたリメイク。

ゲームボーイアドバンス

  • Anguna: Warriors of Virtue(Piko Interactive)2015年11月06日発売
    • 海外で開発された、『ゼルダの伝説』シリーズのようなアクションアドベンチャーゲーム。パッケージ版は海外限定販売だが、ROMデータ自体はフリーゲームとして無料配布されているため、プレイは容易。
    • また、DS版も存在する。こちらはROMデータの無料配布のみで、パッケージ版は存在しない。
  • Goodboy Galaxy(First Press Games)発売時期未定
    • GBA発売20周年を記念して製作されたアドベンチャーアクションゲーム。Win/Switchでの発売も予定されている。

ニンテンドーDS

  • ハーフエルフ陵辱触手DS(TeamDSX)発売中止
    • DS初の本物のエロゲーとして一部界隈で話題となった作品。コミックマーケット74での販売に向けて秋葉原でメイドにチラシ配りをさせるなど、精力的に宣伝活動が行われていた。
    • しかし、起動にはマジコンが必要という代物でマジコンと同梱販売することを発表*10、さらにTeamDSXの住所がマジコンの販売業者と同一であることが発覚し、規約違反となる企業の一般参加と看做されこの2点の問題により出店取り消しとなりお蔵入りとなった。

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最終更新:2023年09月04日 02:14

*1 旧:増子司。2010年9月から名義を変更している。

*2 「Software Editing Machine」の略。

*3 中国企業のような名前だが、住所は東京都である。企業として登記していたかは不明

*4 かつてはスコアを12億点獲得すると見られると言われていたが、後に否定された。そもそもスコアは8888点でカンストするため、12億点取ることは不可能である

*5 ちなみに、SFC互換機だと正規品を挿さずに単品で起動出来る。

*6 このゲームオーバー時の画像はTシャツデザインの無断使用であるとされている。

*7 北米向けのマルチランゲージVer.は日本版本体でも起動可能。

*8 スーパーゲームボーイでプレイするとしんのすけのフレームが出る。

*9 しかもゲームボーイカラーでプレイするとマリオの顔が動く度に変色する為、拍車を掛けている。

*10 コミケにおいて市販品の販売は禁止である。