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コメントアウトしない場合、全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。

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#areaedit
初稿投稿日: yyyy/mm/dd 追記修正歓迎
*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
|対応機種||~|
|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//----
//#contents(fromhere)
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**概要
**あらすじ
**特徴
**評価点
**賛否両論点
**問題点
**総評
**余談
#areaedit(end)
↑↑↑ここまでコピー↑↑↑

一般的な編集の練習などは「サンドボックス」へどうぞ。




初稿投稿日: 2025年4月21日 追記修正歓迎

この記事では「ミスタードリラー ドリルランド」「ミスタードリラー アンコール」を取り扱っています。


ミスタードリラー ドリルランド

【みすたーどりらー どりるらんど】

ジャンル 穴掘りアクション
対応機種 ゲームキューブ
発売・開発元 ナムコ
発売日 2002年12月20日
定価 6800円(税抜)
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:全年齢対象
判定 良作
ポイント バラエティ豊かな5つのゲームモード
UGSFシリーズリンク

概要

落ちものパズル要素を含んだアクションゲーム「ミスタードリラー」シリーズの5作目。
GBA『ミスタードリラーエース ふしぎなパクテリア』に続く、家庭用オリジナルタイトルの第2弾にも当たる。

本作では地下500mに出来たテーマパーク「ドリルランド」が舞台となる。

システム

基本的な内容は1作目の『ミスタードリラー』と同様だが、ここでは2作目以降に追加され、かつ、本作も登場する内容を追記する。 なお、1作目で「おじゃまブロック」名称だったブロックは「×ブロック」に表記変更されている。

  • クリスタルブロック
    • 「ミスタードリラー2」以降に登場。画面内に入ってから一定時間経つと自動的に消えてしまう。
  • ホワイトブロック
    • 「ミスタードリラーG(以下、『グレート』)」以降に登場。同じホワイトブロック同士はくっつかない。

ゲームモード

本作では1人用と多人数用の2つのモードが存在しており、さらにそこから1人用は5種類(+α)の、多人数用は2種類のゲームタイプ(アトラクション)に分けられている。 1人用モードでは、Lv1~Lv3までのノルマ式と、LvSPのエンドレス式が存在する。

  • ワールドドリルツアー
    • 所謂アーケードモード。指定された深さまで掘ればクリア。 このアトラクションではレベルごとに横のブロックの数が異なり、さらにスタート前に6種類のキャラクターから選択できる*1
  • スタードリラー
    • 本作と時系列が同じことが明記されている「スタートリゴン」とのコラボアトラクション。ススム専用*2
    • 「グレート」以降に登場した「宇宙ステージ」を1つのアトラクションとして単独化。
    • ステージに点在する「?アイテム」を取ると様々な効果が現れるが、本作では一部の効果が一新されているほか、名称が変更されている。また、画面が暗くなる皆既日食や、ブロックを破壊し、ススムに直撃するとエアが20%減少する白色彗星が登場する。
    • ゲストとしてススムの母であるトビ・マスヨが登場。
  • ドルアーガの穴
    • ドルアーガの塔とのコラボアトラクション。アンナ専用。
    • プレステ版「グレート」から登場したドリストーンモード*4ではあるが、横にもステージが存在してるのが特徴。
    • また、ステージ内には敵も登場している*5
    • Lv3までは鍵を獲得してドルアーガを倒すのが、LvSPではコインをたくさん集めるのが目的となる。
  • ドリンディアドベンチャー
    • 本作オリジナルのゲームモード。タイゾウ専用。
    • 特記すべき点としてエアの概要がなく、ブロックが何個もくっついても消えない。さらに、獲得した秘宝というノルマも別途存在しており、これを満たさないとクリアできない。
    • 転がる岩や飛び出してくるトゲといった罠が登場し、それらを回避しつつ秘宝を獲得する。
  • ホラーナイトハウス
    • 本作オリジナルのゲームモード。アタル専用。
    • ブロックが何個もくっついても消えない。エアはHPとして扱われ、ブロックに押し潰される、ゴーストの入ったブロックを掘ってしまう、ゴーストからの攻撃を受けるとHPが減ってしまう。
    • 聖水を使用するとゴーストが弱まり、その時にゴーストの入ったブロックを掘るとドリスタルが出現し、それを獲得していく。
    • いくら掘っても次のレベルに進めず、一定数のドリスタルを獲得すると次のレベルに進む。
  • レースモード
    • 多人数用。過去作の「ドリラーレース」であり、誰が最初にゴールするか対決する。
  • バトルモード
    • 多人数用。全員が1つのエリアでコインを獲得する。このモードではエアの概要がない。

評価点

  • 様々なゲームタイプ
    • 1人用モードでは5つのアトラクションが存在しており、しかもそれらも非常に凝ったものとなっている。
      • 例えば、「ワールドドリルツアー」ではゲームを進めていくと様々な国のキャラクターが踊ったりしており非常に飽きさせない演出がある。
      • 「ドルアーガの穴」では、従来作のドリストーン式に加え、リアルタイムでのモンスター退治が追加されており、RPGを意識したものとなっている。無論ラストにはドルアーガとの戦いが待ち受けている。
  • やり込み、収集要素の充実
    • ゲームをプレイすると、通貨「ボリ」を獲得する。
    • その「ボリ」でグッズやトレーディングカード、そして後述のお助けアイテムを購入することができる。
    • グッズでは、立体物を様々な角度から見ることが可能。トレーディングカードでは、当シリーズのキャラクターの紹介が書かれている。「ホリ・ススム」「プチ」といったメジャーなものもあれば、「青ススム」といったマイナーなものまで。
  • 救済措置の存在
    • クリアできなくても、アイテムショップでお助けアイテムを購入することで通常ならクリアできなくても、クリアすることが容易くなる。

問題点

  • 「ミスタードリラー」のボーナスがない。
    • 過去作ではノーミスや高得点でクリアすると「ミスタードリラー」という特大ボーナスが獲得できたが、本作ではこれがない
      • 恐らく本作では既にススムが「ミスタードリラー」の称号を取得していた事が影響しているのだろうか。
    • 一応ノーミスボーナスはある。
  • ブロックの種類が1パターンだけ。
    • 過去作ではエリアごとにブロックの種類がコロコロ変わっていたが、本作ではどの深さでいようがブロックの種類が変わらず、代わり映えが無い。
  • 「ホラーナイトハウス」でゴーストに襲われたときの音がうるさい。
    • 「ホラーナイトハウス」ではゴーストの入ったブロックを掘ってしまうと画面内全てのゴーストが一斉に襲い掛かる。
    • その時、襲い掛かった時の音が流れるのだが、十数体いるときにこれが起きてしまうと例え音量を低くしたとしても爆音で音が流れるので正直うるさい。

総評

任天堂据置機初のミスタードリラーは、ゲームモードが豊富で飽きさせないものばかりだった。 まさにシリーズの集大成といったところだろうか。


ミスタードリラー アンコール

【みすたーどりらー アンコール】

ジャンル アクションパズル


対応機種 Nintendo Switch
Steam
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
発売・開発元 バンダイナムコ
発売日 2020年6月25日(Switsh、Steam)
2021年11月4日(それ以外)
定価 3200円(税抜)
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 良作
ポイント 20周年記念作品
オンライン対戦登場
難易度を(多分)抑えた「カジュアル」

概要(アンコール)

『ミスタードリラー』発売20周年記念作で、「ドリルランド」のリマスター版。

変更点(アンコール)

  • 難易度「カジュアル」の追加。
    • 初心者向けに「ドリルランド」よりも難易度を抑えたカジュアルが追加された(以降、オリジナル版の難易度はクラシック表記とする)。
  • 多人数用モードでオンライン対戦が可能になった。
  • 各アトラクションの世界ランキングが表示された。
    • これにより、自分が何番目にいるか把握できるようになっている。
    • なお、1週間ごとにリセットされる。

問題点(アンコール)

  • 「ワールドドリルツアー」「スタードリラー」のカジュアルにおける恩恵が薄い
    • この2つのアトラクションについて前述のとおりカジュアルでは「エア減少スピードがゆるやか」「ブロック落下までの猶予が増えた」という調整があったが、実は有識者の調査で後者はクラシックとさほど変わらなかったとの報告があった。
    • そのためか、一部から「手抜き」との批判の声が上がった。

総評(アンコール)

20周年記念として、集大成である「ドリルランド」が令和に帰ってきた。 オリジナルより(若干)簡単な「カジュアル」が追加されたことで、初心者でも遊びやすくなった。 さらに、古参プレイヤーもオンラインランキングによって世界中の人々と腕自慢できるようになった。 まとめると「初心者でも古参者でも楽しめる快作」だった。

余談

  • 今作のスタードリラーにて登場したキャラの初出作品「スタートリゴン」は、本シリーズの流れを組んでいるにもかかわらず、残念ながら家庭用ハードに移植されていない模様。現状では今作(及びリマスター版)は同作のキャラが登場する貴重な家庭用ハード作品となっている。
  • CMではススム達のショートアニメが使用されている。具体的には「ババ抜きに負けたプチが悔しさのあまり地面にもぐってしまう」「ドリルランドの真ん中にデカデカと『DRILL LAND』の文字を作る」など。
    • これを観た一部のファンからはアニメ化希望の声も上がっている。

初稿投稿日: 2025/05/01/ 追記修正歓迎

Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-

【うぃざーどりぃ れがしー びーしーえふ、しーでぃーえす、あんどえいと】

ジャンル RPG
対応機種 Windows 10/11
メディア DVD-ROM
発売元 ドリコム
開発元 D4エンタープライズ
発売日 2024年6月28日
定価 16,500円
プレイ人数 1人
判定 なし
Wizardryシリーズ

概要

  • 世界設定・プラットフォームの一新によりナンバリングを廃した新シリーズ1作目『Bane of the Cosmic Forge』(以下BCF)と同2作目『Crusaders of the Dark Savant』(以下CDS)のPC-9801版、シリーズ最終作『Wizardry 8』(以下#8)のWindows日本語版のカップリング移植。
    個々の作品の評価は個別記事に譲り、本記事では扱わないものとする。

評価点

  • 発売された事そのもの
    • 良移植に恵まれないBCFとCDS、移植どころか発売本数が少なくプレミア化した#8が現行機種・適正価格で遊べること自体が最大の評価点と言っても過言では無いだろう。
    • カップリング移植故にクリアデータの引き継ぎもスムーズ。特にCDS→#8間はオリジナルではとても面倒だったので嬉しいところ。
  • SFC版の追加
    • アップデートでSFC版BCF"禁断の魔筆"も遊べるようになった。ただしこちらのクリアデータをCDSに引き継ぐ事はできない。

賛否両論点

  • ベタ移植である事
    • 余計なアレンジがされて無いとも言えるが、BCFで保有スキルを全部100にしてレベルアップすると止まったり、CDSでキャラ名に漢字が使えない等の不具合もそのまま移植されてしまっている。マニュアルプロテクトまで忠実に移植する徹底ぶり。

問題点

  • ダウンロード販売が無い。
    • (特にノートでは)光学ドライブ未搭載機がほぼ当たり前の現在ではこれだけでプレイの敷居が一段階上がってしまう。
  • 高価格
    • パッケージ販売とは言え20~30年前のゲーム3本セットでフルプライスはやはり高いと言わざるを得ない。英語版のDL販売ならSteamで3本セット\1,480なのだから、ある意味「おま国」とも言える。
  • PC-9821版CDSが未収録
    • 日本語版CDSは640*400*16色のPC-9801版と、よりオリジナルのDOS/V版に近い640*480*256色のPC-9821版があるのだが前者しか収録されていない。
    • 当時高価だったPC-9821が買えずに涙を呑んだプレイヤーはまたしても涙を呑む事に。
      • SFC版よりPC-9821版を追加して欲しいとの声も当然あったのだが、2025年4月末現在アプデは放置されており今後の追加収録は無い。

総評

  • ウィザードリィは版権が複雑な事で知られており、しかも日本ではお世辞にも高評価とは言えない新三部作を復刻させた事は大いに評価できるのだが、痒いところに手が届かないと言う言葉がぴったりくる移植と言える。

余談

  • 2024年は本作以外にもスマホアプリの新作やAppleII版ベースのシナリオ#1のリメイク版が発売されたりと、ウィザードリィシリーズの版権周りに何らかの前進があったと思われる。
    • シナリオ#1のリメイク版にクレジットされている「SirTech Entertainment Corp.」は旧サーテック創業者のロバート・シロテック氏によって2022年に設立され、同社が#1~5の著作権を現在保有している。
    • 本作にSFC版BCFが収録されたことで、旧アスキー販売のWizardryシリーズの現行プラットフォーム移植にも前例が出来たことになる。

初稿投稿日: 2025/05/06 追記修正歓迎

Fit Boxing3 -Your パーソナルトレーナー-

【ふぃっとぼくしんぐすりーゆあぱーそなるとれーなー】

ジャンル フィットネス
対応機種 Nintendo Switch
発売元 イマジニア
開発元 シンソフィア
発売日 2024年12月5日
定価 6,578 円
プレイ人数 1~2人
レーティング CERO:A (全年齢)
備考 Nintendo Switch Lite単体ではプレイ不可
判定 良作
ポイント よりユーザーに寄り添ったインストラクター
運動強度がアップ
インストラクターの大幅減小
Fit Boxingシリーズ
Fit Boxing / 2 / 北斗の拳 / 初音ミク / 3

概要

SwitchのJoy-Conを両手に持ち、重心を前後にリズミカルに動かしながら豪華声優演じるインスタラクターの指示通りにパンチを打つフィットネスソフトの『Fit Boxing』の三作目。
前作の『2』やコラボ作品である『Fit Boxing 北斗の拳 ~お前はもう痩せている~』の要素を発展させ、さらに副題通りにインストラクターがユーザーに寄り添うように接してくれるようになったのが大きな特徴。
また、通常のエクササイズ以外にもインストラクターが構えるミットを打ち込む「ミット打ち」、座りながら出来る「チェアフィット」が追加された。

ゲームの主な特徴に関しては『Fit Boxing』や『2』もあわせて参考されたい。

登場インストラクター

本作に登場するインストラクターは以下の通り

名前 声優 初登場作品 備考
リン 早見沙織 Fit Boxing  
エヴァン 中村悠一 Fit Boxing
ベルナルド 大塚明夫 Fit Boxing
ガイ 緑川光 Fit Boxing2
モニカ ファイルーズあい 本作初登場
ステラ 皆川純子 本作初登場
ヒロ 石田彰 Fit Boxing2 無料DLCで追加

本作からの特徴

  • インストラクターが大幅強化
    • その日に初めてエクササイズを行う際はインストラクターが今日の調子を聞いてくれるようになった。それに応じてデイリーの運動強度を自動で調整してくれるようになった。
    • デイリーで良い成績を出すと次のコースの難易度を上げるように提案したり、全てのプログラムが終わった後に激しい「追いトレ」の提案してくる事もある。その都度質問に答える事で体調に合わせたトレーニングが出来る。
    • デイリーでは時々「今日はあなたの好きなエクササイズを用意しました」という事で、プレイ頻度が多いコースのみで構成されたプログラムを提案してくる事もある。このように機械的だった部分が減り、プレイヤーに寄り添う事を意識した変更が多くなっている。
    • インストラクターそれぞれに年齢、誕生日、趣味などのプロフィールが設定されており、実際にインストラクターの誕生日を迎えると特別な反応があったり、インストラクターのエピソードチャレンジも趣味の内容に沿ったものとなった。
    • スウィートモードが実装
      • インストラクター毎に設定が可能。ONにする事でより優しく指導してもらえるようになった。「天才ですね!」「美しくて見惚れてしまいます!」といった若干嘘くさい褒め言葉や、「疲れたら無理をせずに休んでくださいね」といったプレイヤーを労わるセリフが多くなる。
  • ユーザーの誕生日や季節イベント事に対応
    • マイプロフィールにプレイヤーの誕生日を入れる事が可能となり、誕生日にはインストラクターに祝ってもらえるようになった。また、クリスマスや正月など、特別なイベントが近くなるとインストラクターがサンタ帽などの特別な衣装を着るといった変化がある。
  • 追いトレ
    • デイリーでいい成績を続けて終わった際に提案される事がある専用のエクササイズコース。コース名の接頭にEXがつく。
    • コースの内容は通常と同じで時間も短いが、すぐにコンビネーションが完成する上に運動速度が専用の4(最速)となるために非常にレーンの流れが早く、最後の追い込みとしてハードなコースとなっている。
    • 一度でも提案された追いトレ用コースはEXコースとして選択が可能となる。
  • ミット打ち
    • フリーで選択できるエクササイズに追加。
    • お手本はなく、インストラクターが構えるミットからアクションを判断して打ち込む。(左のミットを構えたらジャブ、右のミットを構えたらストレート、ミットが横向きならフック、下向きならアッパー、インストラクターからの攻撃ならばダッキング)
    • 判断が苦手なプレイヤーの為に、画面左端にコンビネーションがすべて開示されているのでその通りに動くだけでもOK。
    • エクササイズと同様にタイミングを狙う必要はあるもののJustの受付時間が長く、アクションを成功させるとすぐに次のミットを構えてくれるので、自分の好きなペースでパンチを打ち込むことができる。
    • エクササイズ中の右左のスイッチングはないが、開始前に特定のボタンを押す事でサウスポースタイルに切り替えが可能。
    • 最後に追い込みとして、RUSHを行い、制限時間内にひたすらインストラクターのミットに打ち込み、最後の締めとしてタイミングよくミットにパンチを打ち込んで終了。『北斗の拳』でいうバトルボスでの北斗百裂拳とほぼ同様。
  • チェアフィット
    • フリーで選択できるエクササイズに追加。
    • 椅子に座った状態でもプレイできる。インストラクターも椅子に座りながらお手本を見せてくれるのでその通りに動く。
    • スイッチングはなく、ステップなどの移動が必要なアクションが出てくることはない、ジャブ、ストレート、アッパー、フックと上半身だけのダッキングがメインとなる専用のコースをプレイできる。
  • Fitポイントとミッション
    • 北斗の拳』から続投。本作では「Fitポイント」はエクササイズではなく、アチーブメントの達成や、毎日提示される目標(アクションを○回成功させる等)を達成する「デイリーミッション」に加えて一週間の間に目標(スタンプを○個押す等)を達成する「ウィークリーミッション」を達成することで得られる。
    • 得られたFitポイントはインストラクターの衣装や音楽と交換することができる。
  • マンスリーランク
    • 一ヶ月ごとにリセットされるランク。エクササイズをプレイすることでポイントが得られて「ルーキー → ブロンズ → シルバー → ゴールド→ チャンピオン」とランクが上がっていく
      • 最高スコアを得たコースはゲーム上で特に意味がなくなるといった問題点が解消されており、一ヶ月の間にどれだけのエクササイズが出来たかをランクで残すことができるようになった。
  • エピソードチャレンジ
    • インストラクターとある程度エクササイズを繰り返すと、「話を聞いてくれないか?」と誘われる形でそのインストラクターのエピソードを交えたチャレンジが解禁される。
    • この時語られるエピソードはインストラクターの趣味や設定を踏まえたものやエクササイズの心構えなどであり、会話の後でインストラクターが提示する特定のエクササイズコースにチャレンジする。この際のコースの内容や速度、運動強度は固定。
    • エクササイズコースを基準以上の評価で終了するとチャレンジクリア。一人のインストラクターにつき、5個のエピソードが用意されている他、一部の衣装やエクササイズコースはエピソードチャレンジで解禁される。
      • 特に一部のエピソードでは通常のエクササイズでは解禁できない複合コース(例:SPストレート&フックコンビ)が登場。エピソードチャレンジをクリアする事で通常のエクササイズでも解禁される。
    • 前作でもインストラクターと親密になる要素はあったが、エクササイズを繰り返すうちにいつの間にか親密になっているという物であったため、段階的に親密になる要素が加わったと言える。
  • その他の追加・変更点
    • エクササイズの速度が一段階追加され、それまでのシリーズに比べてさらに一段階早いエクササイズが可能となった。先述の通り、追いトレではさらに早い速度となるため、様々な速度でのトレーニングが出来るようになった
    • インストラクターの容姿で髪型も変化できるようになった。
      • エクササイズを続けていると時々「気分転換」や、「筋トレに夢中でシャワーを浴びてきた」等、インストラクターによって様々な理由でヘアスタイルが変更される事があり、同時に解禁される。「髪を下したエヴァン」など印象がかなり変わるものが多い*6
    • インストラクターの容姿の保存をしたり、デフォルトに戻す事も可能になった。
    • ありそうでなかったフリーにおけるお気に入りのプログラムを保存可能になり、前回のプログラムをそのまま再チャレンジすることも可能になった。
    • ネットワークに接続することで他のプレイヤーの平均の運動量や消費カロリー、自分の同年代のプレイヤーの平均運動量や消費カロリーといったデータを参照することができる。
    • タイトル画面から選択することで様々な選択肢を省略していきなりデイリーを開始できる「即トレ」が追加された。
    • 「2」に存在したゾーン演出は削除。ただし、コンビネーション完成後はアクションアイコンが光る演出がある。
    • サイドステップアクションが削除。
    • DLCで追加されるインストラクターにも専用のアチーブメントが追加。
    • 音声が日本語、英語のほか、中国語にも対応。

評価点

  • 続けられる工夫の追加
    • 「即トレ」は面倒な入力なしでタイトル画面からいきなり始められるので、運動したいタイミングで手早くプレイできる。
    • エクササイズで溜めたFitポイントは衣装や新BGMの交換に使用できる。特に衣装は非常に数が多いため、交換意欲が刺激される。
    • 「マンスリーランク」の導入によって全ての要素を開放した後でもエクササイズを続ける指標が出来た。
    • 期間を空けた時の後ろめたさが軽減。
      • 体重入力で前回から1Kg以上増えた時の「前回から体重が増えていますね」といったボイスが削除、逆にわずかでも減れば「前回から体重が減っていますね」と褒めてくれるようになった*7
      • エクササイズの期間を空けすぎた時に「もう来ないかと思いました」といったネガティブな表現もなくなり、プレイヤーを心配してくれるセリフになっている。「どの面下げて戻ってきた!」「笑止!もはや貴様が誰かもわからぬ」等と言われていた北斗の拳よりはだいぶん優しい
    • 衣装、雑談、エピソードチャレンジ、誕生日などからインストラクターの差別化が進んでおり、様々なインストラクターと交代しながらプレイする意欲が掻き立てられるようになっている。
      • エピソードチャレンジによって、各インストラクターのキャラが掘り下げられ、ベルナルドのおじさん先生っぷりなど、それまで語られることがなかった部分を知れたり、エクササイズに対する心構えを教えてもらえるので、より感情移入しやすくなった。
      • 誕生日が近いインストラクターがいれば変更して特別な反応を楽しむなど、ちょっとしたプレイ動機にもつながっている。なお、インストラクターの加齢はない
    • シーズンに応じたイベントに対応したため、単純に続けるだけでもちょっとした変化が起こるようになった。
      • また、いつもとは違う時間帯に起動すると特別な反応があるなど、インストラクターのセリフはかなり細かくなっている。
  • インストラクターの表現力のアップ
    • インストラクターのモデルのクオリティが上り、光の表現が加わったことにより筋肉や表情がよりはっきりしている。
    • ウィンクなどの表現が追加されたことでより表情が豊かになった他、長時間のエクササイズをするとインストラクターも汗をかくようになったため、より一緒にエクササイズをしてくれているという感覚が得られるようになった。
    • エクササイズの途中経過でのボイスの種類がさらに増えており、様々な表現で褒めてくれるようになった。
    • 前作では一定時間放置しないと聞けなかったインストラクターからの雑談はボタン一つで即座に聞けるようになった。運動における豆知識や他のインストラクターに対する雑談など、様々な雑談が用意されている。
  • ストレッチの改良
    • 前作まではデイリーのウォーミングアップやクールダウン時に全く同じ内容のストレッチをやるだけだったが、本作ではウォーミングアップはダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)となり、短い時間で素早く可動域を動かすストレッチに変更された。
      • 運動前の動的ストレッチはスポーツ科学的にも正しく、手早くウォーミングアップできる上に開始と終了時に同じ運動をさせられる作業感が無くなったと好評。
    • デイリーの設定でウォーミングアップ、クールダウンのストレッチの種類や有無を個別に設定が可能になり、融通が利くようになった。
  • インストラクターの容姿やフリープログラムの保存
    • 今までありそうでなかった機能だが、ようやく実装された。
    • イベントでインストラクターの衣装が変更されてしまう事もあるため、気に入った衣装を保存したり、変更しすぎて元の姿がわからなくなった等の悩みも解決。
  • 快適さの維持
    • 前作ではゾーン演出やステージによる処理落ちがプレイに影響を及ぼしていたが、本作ではあらゆるコースをあらゆるステージでプレイしても処理落ちなしの快適さが維持されている。

賛否両論点

  • アクション成功判定が非常に甘い。
    • 前作までと比較して非常に判定が甘く、タイミングがずれたアクションに対する「Good」判定はあるものの、アクションのタイミングでとりあえず動けていたら「Just」になるようになった。
      • 「ダッキング」や「ウィービング」といった、両手を使うアクションですら片手でパンチを打つ事で「Just」になる*8。また、早すぎた場合も「Good」にはならずに無視される事が多いので改めて打ち直せばいい。つまり「Good」を出す方が難しいといえるほどの激甘判定となっている。
    • 今までと同様に指示を間違えても「Just」になるといった点は同じだが、連続ジャブでの「Good」の誤判定や、動いたのにウィービング、ダッキングが「Miss」になる事は極端に減り、エクササイズのやる気をそぐ要素が減った。
      • 前作までは誤判定を防ぐためにJoy-Conの振動をオフにする、アクション補助をフルに活用するなどの工夫をするユーザーが多かったが、すべて解消されている。
    • 音楽や動画を視聴しながらの「ながら運動」とも相性が良く、またリズム感がなかったり運動や苦手なプレイヤーでもオールJustを得られやすいので自信につながったとの声も聞かれる。
    • 反面、オールJustが非常に達成しやすいため、デイリーをプレイするとほぼ確実に「エクササイズの難易度変更」や、「追いトレの選択肢」が発生するので煩わしく感じられる部分がある。
    • 適当に動いても満点になってしまうのでスコアがやや形骸化しているきらいがある。また、間違ったフォームで動きやすく、その上でべた褒めされるため、正しいフォームが身に付きにくい。エクササイズの効果を実感するためにはプレイヤー自身がしっかりと正しいフォームを意識付けをしなければいけない。
    • エクササイズの速度の追加やコースの複雑化も相まってそれまでの判定精度だと誤判定が多発してストレスになることが予測されるので、仕様に合わせた変更ともとれる。
  • コンビネーションの複雑化
    • 前作までと比較し、あらゆるコンビネーションが長く複雑化しており、初見では長すぎて覚えきれずに混乱しやすい。
    • アクション中にインストラクターが大量に指示を出すため、覚えながら正しいポーズでアクションを行う事が難しくなっている。
    • デンプシーロールばりに短い感覚で左ダッキング、右ダッキングを連続で繰り返す「上半身シェイプコンビ」など、有酸素運動を飛び越えて激しい運動になりつつあるコースも多い。
    • 前作までに見られた「開始直後にひたすら単一のアクションを繰り返す」といった事が減り、すぐに複雑な動きに変化していくので単調で飽きやすいといった面が改善されている。また、前作に十分に慣れたプレイヤーでもキツイと感じられる運動強度になっているので運動強度を求めるプレイヤーにも向いている。
      • 運動強度を「かるい」にすればすべてのコースが比較的大人しくなる他、デイリーの目的には「かるい」を中心に構成される「エンジョイ」や負荷の少ない「チェアフィット」もあるため、体力に自信がないプレイヤーに対してもフォローされている。
  • コース説明のカット
    • 前作ではコースが始まる際にインストラクターがコースのアクションやコツに対する説明があったが、この要素がカットされてすぐにエクササイズが始まるようになった。コース間の切り替わりが劇的に速くなったが、これから何のコースが始まるかがわかりづらくなった。
      • 特に即トレではコース全体の表示画面すらなくいきなりエクササイズが始まるので、何のコースなのかは始まるまで全くわからない。
      • コース説明は完全にカットされたわけではなく、プログラム全体が表示されている画面で特定のボタンを押す事で呼び出す形に変更されている。

問題点

  • インストラクターの数が激減
    • 本作で最も残念な部分。「1」から「2」に移行する際は全員続投していたインストラクターが半減してしまった。
    • 特に発売当初は「2」で初登場したインスタクターはDLCで追加されていた「ガイ」しかいないという人員削減が響いている。
    • 本作発売までに担当声優が亡くなってしまった「ラウラ」は仕方ないにせよ「1」からの常連だった「マルティーナ」や「ソフィ」、アニメでは主役として抜擢され、「2」では初期インストラクターも務めていた「カレン」の未登場が惜しまれている。
    • 元々、超豪華声優をウリにしていたシリーズである分、インストラクターの減少には落胆の声が大きく「好きなインストラクターが帰ってくるまでは様子見」といった声も聞かれたり、発売直後に「ヒロ」が無料DLCで追加される事が告知されるなど、少なくない影響を及ぼしている*9
      • とはいえ、「2」も長期にわたるアップデートでインストラクターが追加され、最終的に12人となったため、本作も後々増えていく可能性はある。
+ 本作未登場のインストラクター
名前 声優 初登場作品
マルティーナ 上坂すみれ Fit Boxing
ソフィ 小清水亜美 Fit Boxing
ラウラ 田中敦子 Fit Boxing
カレン 鬼頭明里 Fit Boxing2
ジャニス 釘宮理恵 Fit Boxing2
レオ 森川智之 Fit Boxing2
リョウジ 中井和哉 Fit Boxing2
  • ダッキングとスウェーバックのアイコンの視認性が悪い
    • 両方とも似たような色と形をしており、矢印の大きさ(スウェーバックの方が大きい)で判断するしかないのだが、複雑なコンビネーションの中で混ぜられると間違えてしまう事が非常に多い。
      • 前作まではダッキングとスウェーバックが同時に行われるコースがなかったため問題になる事はなかったが、本作では両方が混在するコースが出来たため、表面化した。
  • ミット打ちやチェアフィット
    • 選ぶ度に必ずストレッチや説明が挟まるため、煩わしく感じる部分がある。
      • サウスポースタイルに変更する場合は毎回選択し直さないといけない。ユーザープロフィールに利き腕を入力できるようにし、自動で選択出来れば煩わしさが減らせるのだが…
    • 通常のエクササイズと比較すると推定カロリー数が非常に少ない為、エクササイズの中心にするというよりは気分転換のモードに近い。
      • 特にミット打ちは最後のRUSHが総合結果の推定消費カロリーに含まれないため、全力を尽くして連打したのに数十キロカロリーしか消費されないように映ってしまい達成感が薄れる。
  • レクチャーモード
    • アクションとモードの内容ぐらいしかレクチャーしてくれず、「2」より、不親切になった。
    • また、アクションの説明も、「説明はリンさんにお願いします」という形で一時的にリンに切り替わるため、各インストラクターから直接教えてもらう形ではなくなってしまった。

総評

前作をさらにブラッシュアップし、フィットネスとしては最重要要素となる「長く続けられる工夫」が大幅に増した他、
インストラクターとのイベントや衣装を手に入れるためのやり込みといった前作まででは薄かった攻略要素もパワーアップしており、ソフトの完成度は間違いなく上がっている。
インストラクター一人の密度が増し、超豪華声優からより気を使ってもらったり、励まされたり、様々なコミュニケーションを取れるようになったため、好きな声優が参加しているのならそれを目的に楽しく続けることができるだろう。
エクササイズの面でも、単調だったコンビネーションが複雑化し、さらに早い運動速度が追加された事で、前作に物足りなさを感じたプレイヤーでも納得できる強度まで上げる事ができるようになった。
反面、インストラクターの数が半減してしまった事が本当に痛いが、この点に関しては今後のDLCに期待するしかない。

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最終更新:2025年05月20日 14:17

*1 条件を満たすと1種類追加

*2 ススムは同作にゲスト出演している。ただし、タイゾウも隠しキャラとして登場している。

*3 過去作ではどれか1色がホワイトブロックに変わり、さらに取得するとすぐに効果が発生した。

*4 1回掘るたびにエア(本作ではHP)が1%ずつ減る。×ブロックを壊してもいつものペナルティはないが、上から降ってきたブロックに押し潰されるとペナルティとしてエアが20%減ってしまう。

*5 「ミスタードリラーA」と異なりリアルタイム式。

*6 髪を下したエヴァンは過去にXでの公式アカウントのマンガで、他のインストラクターから誰?と驚かれる形で登場しており、そのネタがゲームの中でも取り入れられた形となる

*7 前作まででは前回の記録から1Kg以上減少しなければ言ってくれなかった為、聞く機会が少なかった

*8 前作まででは両手を使うアクションはさすがに片手パンチだけでは反応せずに「Miss」判定になっていた。

*9 ヒロの声は女性ユーザーに人気な石田彰氏が担当しているため、ヒロが帰ってくるから買ったという声も多く聞かれた。