下書きの記載に関するルールの変更について (24/5/26変更)
記事が完成するまでの間は最低でも週に1度は記事作成相談スレを確認するようにしてください。
記事作成依頼の判断は初稿者に委ねられますが、下書きが完成したと判断しても別の利用者が追記や修正を行うことも踏まえ、記事化依頼前にスレで意見が挙げられているか確認してください。
記事を直接投稿できるメンバーの方も、「記事下書きページを利用する場合は」性急な記事化は避け、スレを確認することを推奨します。
詳しくは利用法をご確認下さい。


記事下書き

ゲーム記事や用語集項目など、Wikiコンテンツ作成時の下書き用ページです。ここにある記事は正式作成前の扱いのため、リンクの作成や修正依頼・要強化依頼の添付は禁止です。
また、表示負担軽減のため動画はコメントアウト状態で記載してください。
下書きに画像をアップロードするのは控えてください。記事化後も画像が下書きに残り続けてしまうためです。
アップロード画像を使用する場合は記事化後に該当記事にアップロードしてください。
また、記事化前に画像のチェックが必要な場合には、外部の画像アップロードサービスを利用してください。

メンバー権限がない人は新規ページ作成ができないため、記事の作成は下書きページを経由する必要があります。
メンバーではない人は下書き完成後に記事作成依頼所から記事ページ作成を依頼してください。

権限がある人は下書きを経由せず直接ページを作成して構いませんが、以下の場合は下書きページの利用が推奨されます。

  • 記事内容の質に自信がない場合や、第三者によるチェックが欲しい場合
  • 有名作・話題作で編集合戦が頻発することが予想される、判定について揉める可能性が高い場合

加筆、修正、下書きを元にした新規記事の作成は自由です。ただし、 自分がプレイしたことのない作品の記事化は禁止 とします。
また「このWikiで扱う作品」及び「記事作成のガイドライン」を参照の上でお願いします。記事作成相談スレも活用してください。


「記事下書き」は用途別にページが分かれています。


利用法

  • 1. 記事を載せる。
    • 下書きは縦に並んでいますが、新しく下書きを載せるときは必ず最下部に追記してください(下書き作成日が古いものが下部に行くと削除期限日がわかり難くなるため)。
      また、編集が楽になるので記事の最初と最後にareaeditプラグインを付けることをお勧めします。
    • ここに載せた下書きは、初稿作成から1ヶ月が経過すると基本的に削除されます*1 記事の投稿時には、必ず記事冒頭に初稿作成日を記述して下さい。記述の無い場合、1か月より早く削除されてしまう可能性があります。
      事情により長期間更新できない場合、個人でバックアップを取る事をお勧めします。
      • その場合、初稿執筆者が不在の際に第三者が下書きに直接手を加えることもありますので、執筆に復帰する際は下書きの確認とスレでの相談を忘れずに行いましょう。
    • 新規記事の判定については基本的に初稿執筆者自身の判断に委ねられています。記事作成のガイドラインに則る限りは自由に付けて構いません。ただし記事作成後に異論が生じた場合、判定変更議論依頼が提出されることがあります
  • 2. 記事を完成させる。
    • 基本的に初稿執筆者が記事の完成に責任を持つようにしてください。 記事は大勢の手で完成させるものですが、下書きに投稿したからといって必ずしも他のユーザーの手が加わるとは限りません。未完成の記事を長期間放置するのは迷惑行為です。
    • もちろん一般記事同様に初稿作成者以外が編集を行うことも可能です。ただし、第三者が以下の事項を行う際は必ず記事作成相談スレに報告を入れてください。悪質な場合は規制されることがあります。
      • 下書きを削除もしくは移動する場合。
      • ゲーム記事の判定を変更する場合(未定のものに付与することも含む)。
      • 下書きを記事として作成する、もしくは作成依頼を出す場合。
      • その他、記事のニュアンスに大きく変更が生じる編集をする場合。
    • 記事が完成するまでの間は、 少なくとも週に1回程度は記事作成相談スレを確認してください。
      • 作成している記事に対して、スレ内で意見や指摘が出ることもあり、初稿作成者が意見や指摘を確認しなかった場合、スレ内の意見や指摘にしたがって大きく内容を書き換えられてしまう可能性もあります。
  • 3. 記事を作成する。
    • 記事が完成したら、作成する前に記事作成相談スレで意見や指摘が出ていないかを確認し、意見や指摘が出ている場合は、その意見や指摘を解消してから記事作成してください。
      • 記事完成後、2,3日の間は意見や指摘が出ないかを確認するといいでしょう。スレで記事が完成した旨を報告し、意見や指摘を募るとより確実です。
      • 意見や指摘を無視して記事作成をした場合、自分では問題ないと思っていても「文章が簡素で内容が薄い」「文章が支離滅裂でわかりにくい」「他のサイト・Wikiからの無断転載」などの理由により、 記事化後すぐに修正依頼や要強化依頼が出されたり、記事化自体が見合わせとなる場合があります。
    • 記事が完成したと判断したら、好きなタイミングで記事を作成して構いません。新規記事作成は管理者とメンバーのみ行えるため、ログインIDを持っていない人は、記事にする際に『記事作成依頼所』で依頼してください。
      • なお、代理作成依頼によって作成された記事の内容に関する責任は執筆者・依頼者に帰結するものとし、代理作成者は責任を負いかねます
    • 記事内容によっては、単独記事として作成するよりも既存の記事への追記の方が良いと判断される場合もあります。
      なお、追記の場合はログインなしでも作業可能です。
      • 追記を想定して記事を作成する場合、下書きの冒頭に追記先の記事名を表記しておくのもいいでしょう。

注意点

  • 発売直後のゲームの記事を執筆したい場合、発売日から3か月経過していることが条件となります(3か月ルール)。
    • 移植版や、海外で先行発売された後に国内で発売された作品も、その発売日から3か月の経過を待つ必要があります。
  • 一度に投稿する下書きは一つとし、その下書きを完成させて記事化依頼してから次の下書きを投稿するようにしてください。
+ 下書き用テンプレート。書き方の詳細はテンプレのページを参照

contentsプラグイン(19行目)は必ずコメントアウト状態(先頭に「//」が付いたまま)で記載してください(記事作成時にコメントを外す)。
コメントアウトしない場合、全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。

↓↓↓ここからコピー↓↓↓
----
#areaedit
初稿投稿日: yyyy/mm/dd 追記修正歓迎
*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
|対応機種||~|
|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//----
//#contents(fromhere)
----
**概要
**あらすじ
**特徴
**評価点
**賛否両論点
**問題点
**総評
**余談
#areaedit(end)
↑↑↑ここまでコピー↑↑↑

一般的な編集の練習などは「サンドボックス」へどうぞ。



初稿投稿日: 2025/6/2 追記修正歓迎

Synapse

【しなぷす】

ジャンル ローグライトFPS
対応機種 プレイステーション5
メディア ダウンロード専用
発売・開発元 nDreams
発売日 2023年7月4日
定価 4,180円(税込)
レーティング IARC:12+
プレイ人数 1人
判定 良作(予定)
備考 PSVR2専用
ポイント 銃撃と超能力を使用するローグライトFPS
PSVR2の新機能を活用している


概要

nDreamsがPlayStation VR2専用でリリースしたVRFPSゲーム。


特徴

  • 操作にはPS VR2 Senseコントローラーを使用する。
    • 右手にはピストルを所持しており、敵などを銃撃することが可能。
      • R2トリガーを引くことで射撃ができる。残弾が無くなった場合はカートリッジを交換する必要がある。基本的に弾は倒した敵が落とす。
    • 左手ではテレキネシスを使用して箱や爆発するドラム缶などを動かすことが可能。
      • アイトラッキングに対応しており、プレイヤーの視線の先にある物体をL2トリガーで掴んで移動させることが可能。掴んだ物は敵にぶつけて攻撃などができる。
      • 他にもテレキネシスを使用して動かせる足場なども存在する。
    • 左手の手のひらを上に向けることで、自分や敵の位置などを把握できるHUDが表示される。
  • ローグライト系のVRFPSゲーム
    • 一つのエリアごとに一定数の敵が存在し、それらを全て倒すことで次のエリアへと進むことができる。
    • エリアを進む際には、選択肢の中からパワーアップを選択することができる。このパワーアップは死亡すると消滅してしまう。
    • エリア内には武器やサイキックを強化できる像が置いてあることがある。
    • 上記とは別に永続的なアップグレードも存在し、解除した実績に応じて入手できる「インサイト」を消費して、永続的にプレイヤーの能力を向上させることができる。

評価点

  • テレキネシスと射撃を組み合わせた操作体系
    • 本作最大の特徴であるテレキネシスを活用したアクションは爽快感抜群。
      • 拳銃を使用した射撃は弾を消費する一方、テレキネシスには使用制限が一切ない。そのため、弾を温存するためにテレキネシスを上手く活用することが求められる。
      • アップグレードをすれば、テレキネシスで敵そのものや、敵が投げてきたグレネードなども掴むことができるようになり、戦い方の幅が広がる。
    • 初期武器のハンドガンにはポインターがついており、敵を狙いやすくなっているのも評価したいところ。一般的に片手での銃撃は狙いを定めにくいため、ポインターがあることで片手でも敵を撃ちやすくなっている。
  • PSVR2の機能を活用したゲームシステム
    • PS VR2 Senseコントローラーのアダプティブトリガーが活用されており、拳銃の引き金の再現はもちろんのこと、サイキックを使用してドラム缶を持つ場合、トリガーを完全に押し込むと爆発してしまうが、完全に押し込まず弱めに引けば、爆発させずに移動させることができる、といった具合に活用されている。
    • 前述したように、PSVR2のアイトラッキングも活用されている。どの物体を掴むか視線で選ぶことができ、他ではあまりできないゲーム体験が可能となっている。
    • ヘッドセットの振動にも対応しており、臨場感のあるゲームプレイが楽しめる。
  • 区切りがつけやすいゲームデザイン
    • VRゲームはその特性上、長時間プレイすると疲労感が溜まりやすいものとなっているが、本作はローグライトという性質上、何度も挑戦するゲームデザインであるため、合間に休憩を挟みやすい。
    • また、ローグライトとは言うものの、永続的なアップグレードがある都合上、プレイヤー自身のスキル向上が求められるゲームデザインではなく、何度でも挑戦し、段々と強くなっていくタイプのローグライトとなっているので、死亡(ゲームオーバー)に対するプレッシャーがこの手のジャンルにしては低め。
  • その他
    • リロードシステムが比較的簡単。弾切れの際はマガジンを下から押し込むだけで交換できるため、リロードに手こずったり、慌ててリロードできないという状況に陥ることが少ない。

賛否両論点

  • 全体的にモノクロな画面
    • 本作のグラフィックはモノクロをベースにしているため、人によっては味気なく感じてしまうビジュアルとなっている。
      • 特にゲーム全体を通して殆どこのグラフィックであるため、全体的に変わり映えは少ない。
    • だが、その一方で敵や一部のオブジェクトは、ネオンカラーで色付けがされており、どれがサイキックで掴める物体で、どれが敵なのかが、かなりわかりやすく、視認性で言えばかなり優れている。
    • 他にも、モノクロ基調のグラフィックだからこそ、スタイリッシュで良いとの意見もある。

問題点

  • 全体的にボリュームは少なめ
    • まず絶対的なコンテンツ量が不足している。
      • 敵の種類も少なく、ボスなども存在しない。マップの種類もそこまで多くない。
    • ジャンルこそローグライトではあるが、リプレイ性には乏しい。
      • 前述した永続的なアップグレードは、この手のジャンルに慣れていないユーザーにとっては遊びやすくて良いのだが、裏を返せばプレイを繰り返すほど難易度が下がっていくことになる。
      • 同じローグライトVRFPSの『COMPOUND』などと比べると、リプレイ性はかなり低く、遊びごたえで比べるとそちらには劣る。どちらかというとライトゲーマー向けのゲームデザインと言えるかもしれない。
    • クリアまでのプレイ時間は、余程VRFPSが苦手でもない限り6~8時間程度。値段も考慮すれば、VRゲームとしては標準的なボリュームではあるが、大ボリュームとは言えない。
  • ストーリーはあってないようなもの
    • ゲーム開始直後に、チュートリアルも兼ねて色々と人物の名前や設定などが説明されるが、正直本編のゲームプレイには一切関わらない。

総評

PSVR2の新機能を活用してテレキネシスと銃撃を使って戦う、基本は抑えつつも新しい体験が楽しめるVRゲーム。
ボリュームはやや少なく、ストーリー性にも乏しいという欠点はあるものの、VRFPSの基本は抑えているため、総合的な出来は中々悪くない。
PSVR2ならではの機能を活用したVRFPSは中々ないため、PSVR2でアクション・FPSを短い時間でサクッとやってみたいという方には十分おすすめできる一作。


初稿投稿日: 2025/6/5 追記修正歓迎

雨月奇譚

【うげつきたん】

ジャンル アドベンチャー
対応機種 プレイステーション
発売元 トンキンハウス
開発元 ウィル
発売日 1996年7月5日
定価 5,800円
プレイ人数 1人
廉価版 ベストプライス:1999年11月11日/2,500円
判定 なし
ポイント 雨月物語を題材にした不思議な雰囲気のホラーADV


死んでも楽になんかならないよ



概要

1992年11月6日に発売されたPC98ソフトのリメイク版。
オリジナル版は昭和の貸本漫画調のセピアカラーのノスタルジックなグラフィックだったが、リメイクにあたり実写取り込みやポリゴン表現を交えた幻想的なグラフィックに一新されている。


あらすじ

とある病院の一室。
重い病におかされ、絶望した青年は、何者かに引き寄せられるかのように階段を昇り病院の屋上へ。
青年は夕陽に染まる都会を見回し両手で手すりをつかみ、身を乗り出した。
その時、背後から声が。

「死んでも楽になんかならないよ」

ふり返ると、不思議な少女がいた。

少女は輪廻について語り、青年を誘う。
少女の跡を追う青年。
ユラユラと揺れる視界。
青年が行き着くところとは…。


特徴

  • 文人・上田秋成によって著された江戸時代の怪異小説「雨月物語」を題材にした和風ホラーADV。
  • 謎の少女に導かれ見世物小屋「雨月座」に迷い込んでしまった主人公が「見る」「話す」「移動」「アイテム」の4つのコマンドを駆使し、雨月物語の一篇である「吉備津の釜」、「浅茅が宿」、「菊花の契」を下敷きにした三篇の物語を体験する。
    • その幕間では本作オリジナルの「三十年村迷宮奇譚」というエピソードが展開され、時代も人物も異なる三篇の物語はやがて1つの終局へと向かっていく。

評価点

  • 実写や初代PSの荒いポリゴンで表現されたグラフィックは、チープながらも一度見たら忘れられない不気味さがありインパクト抜群。
    • 幕間の三十年村迷宮奇譚では雨月座の中から日本の原風景に広がる夜の砂漠や戦時中の防空壕、ノスタルジックな写真館など、時空を超えた奇妙な旅をすることになり、まるで夢の中を彷徨うかのような幻想的な体験が味わえる。
    • ジャンルとしてはホラーゲームだが、直接的に恐怖を煽るような描写はほとんどなく、絵巻物を見るかのような演出は情感たっぷり。
  • ストーリーは雨月物語を背景に人の輪廻と業が描かれ、非常に示唆に富んでおり既存のホラー作品とは異なる独特な余韻をプレイヤーに残す。
    • このセンスは母体が教科書メーカーの東京書籍であるトンキンハウスの面目躍如といったところか。
  • PS版のBGMはアニメへの多数の楽曲提供で知られる音楽家の畑亜貴氏が全曲を手掛けており、作品全体に漂う幻想的な雰囲気を盛り立てている。「雨月座」、「パーティー」などが特に評価が高い。
    • 更にエンディング曲の「雨月物語」は畑亜貴氏自身のボーカル曲でファン必聴である。
    • ちなみにPC98版は三浦忠司氏による全く別なBGMなので、聴き比べてみるのも良いだろう。

問題点

  • とにかく短い。
    • じっくり読み進めてもせいぜい5時間程度のボリュームで、ストーリーの分岐といったリプレイ性も一切ない。当時新品で購入した場合、これで定価5800円(税別)は高いという感想になるのが正直なところ。
    • のちに廉価版が発売されそちらは2500円に値下げされたものの、それでも少々割高な印象は否めない。
      • もっともオリジナルのPC98版は98ソフトの相場でもかなり高額な12800円(税別)*1なので、これでも内容相応の価格に抑えられてたりするのだが…。

総評

“静”の雰囲気に満ちた不思議なホラーゲーム。
短いのが難点ではあるが、裏を返せば1日で最後まで読み進めることが出来るので、雨の日の夜などに劇を見に行くような感覚で世界観に浸りながら一気にプレイしてみて欲しい。


余談

  • エンディング曲の雨月物語は畑亜貴氏の作品の中でもアルバム「浪漫月裸の娘達」に収録されただけの知る人ぞ知るマイナーな楽曲だったのだが、発売から25周年の2021年に突如、畑亜貴氏が手がけた過去のゲーム主題歌の新録企画「懐古庭園」シリーズの第4弾に選ばれ、フルサイズバージョンが製作され初シングル化。
    • 更にこのCDに合わせる形でミュージックビデオも新規で製作されYouTube上で公開されている。
+ MV
  • トンキンハウスはオリジナル版の本作の姉妹作的な作品として、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたADV『銀河鉄道の旅』を1994年にPC98で発売している。こちらもかなり幻想的な雰囲気の作品である。

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最終更新:2025年06月06日 23:52

*1 例えば同時期に発売されたエルフの『同級生』が8800円である。