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初稿投稿日: yyyy/mm/dd 追記修正歓迎
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*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
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|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
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|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
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**概要
**評価点
**賛否両論点
**問題点
**総評
**余談
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一般的な編集の練習などは「サンドボックス」へどうぞ。



初稿投稿日: 2020/09/25 追記修正歓迎

スーパーチャイニーズワールド

【すーぱーちゃいにーずわーるど】

ジャンル アクションRPG

対応機種 スーパーファミコン
メディア 8MbitROMカートリッジ
発売・開発元 カルチャーブレーン
発売日 1991年12月28日
定価 8,800円(税別)
プレイ人数 1~2人
配信 バーチャルコンソール
【Wii U】2014年10月1日/514円
判定 なし
バカゲー
ポイント SFCならではのアレンジしたBGMとハイクオリティ
スーパーチャイニーズシリーズ

概要

スーパーチャイニーズシリーズ初のSFC作品であり、スーパーチャイニーズワールド第1作目。
スーパーチャイニーズ3』、『スーパーチャイニーズランド2 宇宙大冒険』が発売されてから僅か1ヶ月後に発売された。
ストーリーは『スーパーチャイニーズランド2 宇宙大冒険』のエンディング後だと思われる。

あらすじ

愉快な人々が楽しく暮らすチャイニーズランドに、ある日謎の宇宙船団が現れた。
宇宙平和使節団の代表を名乗るパキンは、チャイニーズランドの珍の始皇帝との間に宇宙平和会談を行う。
宇宙船団が姿を消した頃、ヨウカンの都では事件が起きていた。
主人公のジャックとリュウは解決のため都へ向かう…

特徴

  • 敵との戦闘は、FC版『3』同様、フィールドではアクションゲーム、ボス戦ではコマンド入力で戦うRPGとなる。
    • 「ダブルしゅりけん」などのアクションや忍術、アイテムを使って、手ごわい敵に対抗しよう。
      • 2人同時プレイでは、味方を持ち上げていろいろなアクションができる。
  • オマージュしたキャラクターと地名
    • ノセタラダマス、ロミオ、ジュリエット、ナーギ、スポコーン、テンカイモンなどという童話*1をオマージュしたキャラクターと地名も登場する。
  • ストーリー的には『スーパーチャイニーズ3』もしくは『スーパーチャイニーズランド2 宇宙大冒険』の続編もしくはパラレルワールドだと思われる。
    • ラストダンジョンでパキンの正体が前作『スーパーチャイニーズ3』で倒したはずのドクターピキンだと明かされる。
  • 乗り物がたくさん
    • 船だけでなく、潜水艦、巨大ロボットに乗ることができて、移動範囲が広がった。

評価点

  • スーパーファミコンで発売され、ボタンの数も増えた。
    • Bボタンでジャンプ、方向キー+Aボタンでミラクルキックができるようになったため、本作での操作性は向上された。
  • BGMのアレンジ+α
    • 従来のシリーズで使われたBGMがスーファミ向けにアレンジされたほか、キングランド、フェアリータウン、ウルベータウン、セレスターン、アステーカ、インディ村、アスレチックステージ、中盤におけるワールドマップ上、後半におけるワールドマップ上、終盤におけるワールドマップ上では新規BGMが使われている。
  • コマンド戦に背景追加
    • ボス戦に背景が加わり、『飛龍の拳シリーズ』を思わせる結界の中でコマンド戦が始まるという風になった。
  • 攻略に役に立つ裏技が豊富
    • パスワードで「いえ」を入力するとイベントなどのメッセージが見れるモードが入り、「きけ」を入力するとイベントシーンが見れるので攻略に役に立つ。
      • しかし、大技林、広技園などの本を購入、インターネットで検索しないと見つからないので、これを知らないプレイヤーは自力で攻略するしかない。
  • 1Pプレイでのリュウ強制参戦
    • 1Pプレイでボス戦に突入するとリュウが強制的に参戦するようになったため、「よぶ」コマンドが廃止された。
      • なお、『スーパーチャイニーズランド2 宇宙大冒険』以降、本作でもボク珍殿下の参戦はなし。

バカゲー要素

  • シリーズ恒例のバカゲー要素も盛り沢山。
    • ヨウカンの男たちを連れ去る盗賊達オーエドシティの侍達がオカマになるオナラを毒ガスに変えて宅配便で送る事でチャイニーズランドの人々を苦しめる日輪剣に関わるテンカイモンの修行が顔当て世界一無責任な賢者シェーキスピアの塔で駄々をこねるフェアリータウンの王様など、笑い所が随所に用意されている。

問題点

  • 操作性が悪く、イライラする割にアクションがタイトだったりする。
  • FC『スーパーチャイニーズシリーズ』からの使い回し&手抜き感
    • BGMや一部のグラフィックはFC版『スーパーチャイニーズシリーズ』、GB版『スーパーチャイニーズランド2 宇宙大冒険』とほぼ同一であり、使い回し感が否めない。更にグラフィック面ではFC版3から相変わらずキャラの口元が動かない。
      • やけに目つきが悪い「ニセジャック」「ニセリュウ」が登場する。
  • 店以外で装備を入手すると、今まで使っていた装備を問答無用で捨てられる。
    • イベントで借りることになる装備も返さずに捨ててしまう。それでいいのか?
    • 「らいじんけん」は2ヒットして敵をハメ殺せるほど強力なのだが、最強の剣「オーラブレード」はごく普通の剣であり、入手すると使い勝手が悪くなってしまう。
  • エンカウント率が相変わらず高い
    • 従来のシリーズ同様敵と遭遇しやすく、次の街まで辿り着く時間がかかる。
  • 難易度3段階から選択できるが、ザコ敵が弱くなるだけでボスの強さは変わらない。
    • 難易度が低いほど、低レベルのまま攻略を進めてしまいボスにコテンパンにされるという罠がある。
  • 最強武器「ごくらくパンチ」が入手困難
    • メダルを100枚集めてメダル屋と交換しようにも、3つの箱の中身が分からない上、ランダムで決まるため、入手条件がシビアである。
  • ラストダンジョン前のアスレチックステージの難易度が高い
    • ラストダンジョン「秘密基地」の前に突入するアスレチックステージが最後となるが、トロッコに乗ってジャンプで機雷を避けるので、失敗するとそのアスレチックステージの最初からやり直しとなるので、クリアするのに難易度が高く挫折したプレイヤーもいた。
      • もっとも、「飛龍の卵」を使ってショートカットすれば話は別だが…

賛否両論点

  • スーパーファミコンでの発売にもかかわらず、相変わらずパスワード式になっておりセーブ不可であることも欠点に挙がる。
    • しかもゲーム進行に伴って入力数が増え、面倒になっていく。
    • バッテリーバックアップによる電池切れの心配はないため、間違わなければ問題なくプレイできるとは言え、中断・再開が面倒なのは事実である。
  • ダンジョン内で巨人に乗れる。
    • ウルベータウン、ナハ、秘密基地の地下下水道で水上へ渡る時は何故か巨人に乗れる。かなりシュール。

総評

スーパーファミコンに移ったため、グラフィック、BGMの向上により、人気が増えたが、バグが発生するなどでどちらも良作と言えないゲームとなってしまった。
『スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会』、『スーパーチャイニーズワールド3 超次元大作戦』からバグが発生する事がなくなった。

余談

  • 本作では『アラビアンドリーム シェラザード』の主人公であるカシムと『飛龍の拳シリーズ』の主人公である龍飛がゲスト出演している。
    • 他にも『超人ウルトラベースボール』に関連する町「ウルベータウン」も出現している。
      • また、『スーパーチャイニーズ2 ドラゴンキッド』に登場したお助け十二支ん将「レイラ姫」、「霊犬道士」、「霊猿道士」、FC版『3』に登場したお助け十二星座「スコピョン大名(蠍座)」、「正義博士(牡羊座)」、「赤兵衛・青兵衛(双子座)」、「バル子ちゃん(乙女座)」も本作に登場し、FC版『3』のボスキャラ「ドクターピキン」が本作のラスボスとしても登場した。
  • パスワード「よう」
    • これを入力すると最強状態のままインディ村からゲームが再開されるが、既にラスボスは撃破後であるため、最後の行動を取るとすぐにエンディングへと移行する。
  • エンディング後、しばらくするとギンガラマオーが現れ、パンドラの箱を奪い去り、宇宙へ飛び去っていくというイベントが発生し、「じかい スーパーチャイニーズワールド2 こうごきたい!!!」というメッセージが表示されるという予告が出る。
    • このメッセージの通り、2年後の1993年10月29日に『スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会』が無事発売された。

移植

  • SFCのシリーズでは本作のみWiiUバーチャルコンソールに配信されており、WiiUがあれば気軽にプレイが可能。中断セーブも可能なので快適性も向上している。
    • また、『Retro-bit Generations 3』と『レトロデュオ』で遊べる「16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.1」に収録されている。『Retro-bit Generations 3』ではSDカードにセーブも可能。但し、高価である。中古販売品もプレミアが付いてより高くなっている。

初稿投稿日: 2020/09/26 追記修正歓迎

スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会

【すーぱーちゃいにーずわーるどつー うちゅういちぶとうたいかい】

ジャンル 格闘アクションRPG
対応機種 スーパーファミコン
メディア 16MbitROMカートリッジ
発売・開発元 カルチャーブレーン
発売日 1993年10月29日
定価 9,800円(税別)
プレイ人数 1~2人
判定 良作
ポイント 格闘システムに特化
忍者からカンフーに回帰
スーパーチャイニーズシリーズ

概要(SFC版2)

スーパーファミコンで発売されたスーパーチャイニーズワールド第2作目。
忍者路線が長らく続いた前作までに対し、久々にカンフー路線に回帰。それに伴い、世界観とシステムがガラリと変化している。

あらすじ(SFC版2)

前作『スーパーチャイニーズワールド』でドクターピキンを倒し、パンドラの箱を天界に送り届けてから数か月後、ジャックとリュウは相変わらずチャイニーズランドで修行に励んでいた。
その時、ギンガ軍団が珍の始皇帝をはじめとする各惑星のVIPを人質に「宇宙一武闘大会」を開催した。
ジャックとリュウは罠だと思いつつ、ラッキースター号に乗り込み、ギンガラ星団へと旅立った。
その途中、ギンガ軍団のシュババーンと出会い、勝負に挑むが、敗北。
ジュエルスターへと不時着するのであった。
ジャックとリュウの宇宙大冒険はここから始まる。

特徴(SFC版2)

ボス戦を含む戦闘によるアクション面が対戦格闘ゲーム風にアレンジされており、前作でのもっさり感は解消されている。
さらに、本作以降からカンフーに回帰し、レベルアップで習得する気功術と必殺技も多少追加された。

  • ハイパーチャイニーズ
    • 特定の条件を満たすと戦闘中にYボタン押しながらで気合い*2を溜めてから離すとハイパーチャイニーズになり、Aボタンで通常のキックができるようになり、さらにコマンド入力で必殺技が出せるようになる。
      • Yボタン+Bボタン同時押しで大技、方向キー↑+Yボタン+Bボタン同時押しで対空技、方向キー↓+Yボタン+Bボタン同時押しで下段技、敵に近づいた状態で方向キー→+Yボタン同時押しで投げという攻撃も可能。
  • ワールドマップは各惑星と宇宙全体
    • 前作まではチャイニーズランドのみだったが、本作から『スーパーチャイニーズランド2 宇宙大冒険』同様、各惑星と宇宙全体をワールドマップとして再び採用された。
  • 各キャラクターに掛け声追加
    • 戦闘でキャラクターが必殺技を出すたびに「ハアッ!」と掛け声が出る。
      • キャラクターによって声の太さが違う。
  • 前作ではお助け十二支ん将とお助け十二星座が混ざり合ってジャックとリュウの助けになったが、本作からはお助け十二星座のみとなった。(ただし全員は登場していない)
    • シリーズでは比較的登場回数が多い発明家の「正義博士(牡羊座)」が、本作では珍しく未登場。
    • 占い師の「アクエリ飛鳥(水瓶座)」は何故か顔が変わっており、従来の水瓶の顔から眼鏡を掛けた中年の女性になっている。口調は従来とほぼ同じ。
  • 新たに追加されたVSモードについて
    • 本作のストーリーモードとは一味違うゲームモードであり、武闘大会で遭遇したボスキャラ*3の使用、友達と対戦できるが、使用できないボスキャラ*4もいる。
      • 時間制限、ハンディキャップ、対戦ステージなどの設定も可能。

評価点(SFC版2)

  • 攻略に役に立つ裏技が豊富
    • パスワードで「かいもの」と入力すると武器屋と防具屋などのメッセージが見れるモードが入り、「としよかん」でイベントなどのメッセージが見れるモードが入れるので攻略に役に立つ。
      • しかし、大技林、広技園などの本を購入、インターネットで検索しないと見つからないので、これを知らないプレイヤーは自力で攻略するしかない。
  • ジャックとリュウに必殺技が追加および差別化。
    • 今までコマンド入力で出せる必殺技は「ミラクルキック」しかなかったが、追加で「飛龍の拳(ドラゴンスピンアタック)」、「飛空旋風脚(雷旋風脚)」、「ノヴァバスター」、「プロミネンスパンチ(プラズマパンチ)」などが増え、ジャックとリュウの性能が差別化された。
      • この仕様のため、一人用プレイではゲームスタート時にジャックとリュウのどちらかの選択が可能になった。
  • 終盤の熱い展開
    • ラストダンジョン「ダイゴルゴン」は、ルート分岐ありのアスレチックや復活ボスとの再戦など、いかにもラストに相応しいシチュエーションが散りばめられている。
      • ボス戦で隠しアイテム「ターボブースター」を使用するとゲームスピード(両者の移動、攻撃、飛び道具の速さなど)が高速化し、よりスリリングなバトルを楽しむ事ができるが、「ターボブースター」の入手場所が分からないままである。

問題点(SFC版2)

  • ラスボス「ギンガラマオー」攻略がシビア
    • 第一形態ではスーパーディフェンス*5での反撃をしないとダメージが与えられないので、これに気付かないと勝てない。スーパーディフェンスに頼ってこなかったプレイヤーはここでつまづく。
      • ただしギンガラマオーの通常技は全て上段攻撃であり、いかにも「スーパーディフェンスで反撃しなさい」と言わんばかりに連発してくるので、気付くのは容易であろう。
  • ダンジョン内などで装備を入手すると、今まで使っていた装備を強制的で捨てられてしまう。
    • 後で使わなくなった装備を店に売ってお金に変えようなどというのは通用しない。
  • 最強装備の入手が困難
    • 最強クラスの装備は普通にプレイしていると見落としやすい。
      + ネタバレ
    • ブロミネンスパンチ、レベルカウンター4、ソーラーブレード、ソーラーハチマキはグレートダイギンガーのアイテム屋で購入する、プラズマシューズ、ネビュラクロス、ネビュラハチマキはソーラリウム坑道、イベント星のアイテム屋と隠しアイテム屋で購入する、サイコハチマキはダイゴルゴンの宝箱で入手するしかないので、普通にプレイしている人は見落としやすい。
      • ただし、サイコハチマキの防御力は15で防御力が25のソーラーハチマキより劣る。
    • 最強のパンチ「ごくらくパンチ」は、ダイゴルゴンのアスレチックステージの分岐ルートを抜けた先の隠しショップで売っている。普通にプレイしていてはまず手が出ないほどの高価だが。
      • しかし到達難易度からして厳しいものであり、マグマ地帯の見えない足場を渡って行かなくてはならない。当然落ちたら一発ミス。
      • 詰み防止のためかこのマグマ地帯はすぐ手前に脱出口が用意されており、そこには最強の剣「じくうけん」の入った宝箱がある。
  • セーブ方式が相変わらずパスワード制
    • ゲームが進行するたびにパスワードの入力数が多くなる点も、バッテリーバックアップによる電池切れの心配が無い点も同じ。
  • ミラクルキック削除
    • 本作からジャックとリュウの性能が差別化されたため、ミラクルキックが使えなくなった。
  • 序盤のワールドマップBGMが使われていない
    • 従来のシリーズから長らくと使われた序盤のワールドマップのBGMが使われなくなり、いきなり新規のBGMで使われていた。

賛否両論点(SFC版2)

  • これまではボス戦などでRPG方式の戦闘が採用されていたが、今作では全て格闘方式になった。
    • アイテムを溜めこんだり、レベルを上げてのゴリ押しがほぼ通用しなくなっている。
  • 特定のコマンド入力により、必殺技をタメなしで出せたり、隠し必殺技が出せる。
    • これを知っているか知らないかで強さが段違い。とあるボスキャラは完全ハメが成立する投げ技まで持っている。

総評(SFC版2)

前作の不満点が解消され、快適に遊べるほどの出来がある対戦格闘RPGとして進化を遂げたスーパーチャイニーズシリーズ最高傑作とも言える。
残念ながら次回作『スーパーチャイニーズワールド3 超次元大作戦』では元に戻ってしまったが、格闘特化のシステムは『スーパーチャイニーズファイター』に引き継がれていくことになる。

余談(SFC版2)

  • スタッフロール後、しばらくすると「『スーパーチャイニーズワールド3』に続く」というメッセージが表示されるという予告が出る。
    • このメッセージの通り、2年後の1995年12月22日に『スーパーチャイニーズワールド3』が無事発売された。
  • プロデューサーの阿迦手観屋夢之助氏によると、本作は一旦完成したものを全部作り直したらしい。
    • 結果として開発費がおよそ3億5千万円ほど掛かったとか。
  • 前作同様、『Retro-bit Generations 3』に収録。セーブ可能な点も同じ。「16ビットコレクション カルチャーブレーン」ではvol.2に収録された
    • 但し、本作以降はWiiUバーチャルコンソールでは配信されていないので、プレイのハードルは前作より高くなっている。

初稿投稿日: 2020/09/26 追記修正歓迎

スーパーチャイニーズワールド3 超次元大作戦

【すーぱーちゃいにーずわーるどすりー ちょうじげんだいさくせん】

ジャンル アクションRPG
対応機種 スーパーファミコン
メディア 12MbitROMカートリッジ
発売・開発元 カルチャーブレーン
発売日 1995年12月22日
定価 9,800円(税別)
プレイ人数 1~2人
判定 なし
ポイント コマンドRPG追加
スーパーチャイニーズワールド完結編
スーパーチャイニーズシリーズ

概要(SFC版3)

  • スーパーチャイニーズワールド第3作目。
    • 格闘ゲームであるスーパーチャイニーズファイターを含むと4作目。

あらすじ(SFC版3)

前作『スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会』でギンガラマオーを倒したジャックとリュウはチャイニーズランドで修行に励んでいる。
その時、ハイネンの村の北の方角に虹色の柱が見えていた。
これを目撃したジャックとリュウは原因の調査に乗り込んだ。

特徴(SFC版3)

戦闘部分をゲーム開始時にアクションとコマンドのどちらかを選ぶことで、シナリオが変わるRPG。
シリーズおなじみのジャックとリュウに加え、同年の1月に発売された対戦格闘ゲーム『スーパーチャイニーズファイター』に登場した「リンリン」と本作の新キャラクター「シュン」の2人が登場する。
ワールドマップは各世界が舞台で、最初はチャイニーズランドからゲームがスタートするが、ゲームが進行するごとに「ダイナソワールド」、「ビューティフルワールド」、「バトルワールド」に行く事ができるようになる。
また、16Bitから12Bitに減少したため、色数が減った。
前作にあったVSモードも健在。

評価点(SFC版3)

  • 前作『ワールド2』同様のゲームシステムをベースに改良
    • 操作方法が変化し、Xボタンが旋風脚で、ガードがAボタンで、方向キー→2回押し+Yボタンがダッシュ攻撃で、大技が通常攻撃の連打で出せるようになったため、前作の操作性が簡単になった。
      • さらに方向キー上2回押しで奥へサイドステップ、方向キー下2回押しで手前へサイドステップできるようになった。
  • 戦闘開始時から常にハイパーチャイニーズ
    • 前作ではスーパーチャイニーズのままだが、本作ではハイパーチャイニーズのまま戦闘が始まる。
      • ただし、ゲージが0になるとスーパーチャイニーズになってしまい、弱体化し、Yボタンでまたゲージをチャージしなければならない。
  • コマンドRPGについて
    • アクションRPGでは前作から劣化したものだが、コマンドRPGでは戦闘中にコマンドの選択で敵と戦える上、合体技の使用も可能で、アスレチックステージが廃止されている。
      • アクションが苦手な人には最適なモードである。
  • ギンガラマオーとの決着は一応つく
    + ネタバレ
    • ディメトロンはウルトラチャイニーズになったジャックとリュウに倒され、さらにギンガラマオーが最後の切り札としてディメトロンと合体し、ギンガラディメトロンとしてパンドラの箱を奪おうとするが、またジャックとリュウに敗れさるという形でギンガ軍団は壊滅するというストーリー展開となったため、『スーパーチャイニーズワールド』は完結する。

問題点(SFC版3)

  • 戦闘形式で難易度が激変するラスボス戦
    • 前作の「スーパーディフェンスを使わなければ倒せない」と言ったような仕掛けは無いが、今作のラスボスはまた違う要因で厳しくなっている。
    • ラスボスは複数のパーツがそれぞれ攻撃を仕掛けてくるのだが、これがコマンド形式の戦闘では非常に厳しい戦いとなる。
      • 通常のザコ戦が一度に3体程度なのに対し、このボスだけはその倍以上の数が1ターン内に行動してくる。
      • 気功術「オトリー」で凌いだり、強力な全体攻撃で素早く数を減らすなどしないと、到底勝ち目は無いと言っていい。
  • HPは全員分で共通
    • 戦闘中に「イレカエール」で仲間にチェンジしても減少したHPはそのままで0になると最後に立ち寄ったコンビニ屋から再開することになる。
  • ウルトラチャイニーズの長所と短所がない
    • 終盤でウルトラチャイニーズになっても戦闘ではハイパーチャイニーズのままであり、何の変化もない。ただのお遊びのイベントシーンに過ぎないという見方すらできる。

賛否両論点(SFC版3)

  • 終止パスワードコンティニュー
    • 本作もパスワードコンティニューのため、バッテリーバックアップが全然採用されていないため、入力が面倒な事に変わりはないが、間違わない限り、長らくとゲームの続きができる。
      • 一応本作では文章に使われる字体が従来より大きく見やすくなっており、メモの取り間違いが起こる心配は減っている。
  • シュンの正体が未だに不明
    • 本作の新キャラ「シュン」が何者なのかが分からず、終わってしまうが、一応頼りになる仲間である。
      • アクションモードでは前作のシュババーンに近い特性を持つが、RPGモードでは彼の代わりにシュババーンが仲間になる。

総評(SFC版3)

容量が減ったせいなのか、前作から格闘要素がかなり削ぎ落とされ、従来のような普通のアクションRPG寄りになったことは評価が分かれる。
コマンド式戦闘を選べばもはや普通のRPGとほぼ変わりない。
シリーズ最終作品としては尻すぼみ感が漂うが、同じような内容でダラダラと続くよりはマシかもしれない。

余談(SFC版3)

  • 前作では登場しなかったお助け十二星座「正義博士(牡羊座)」が、本作に登場するようになった。
    • これにより、グレートダイキンガーを相当するロボチャイダーも登場する。
  • 一度ゲームをクリアすると2周目以降へのパスワードが出る。
    • その後、タイトル画面に戻り、ゲームの続きをする時にこれを入力すると違うモード*6で強くて最初からゲームを始める事ができる。
  • 本作の出荷数は前作より少なく、Amazonで1000~22000円もするほどプレミア化された。
    • 前作同様、JNNEXから発売されたレトロゲーム互換機『レトロデュオ』で遊べる「16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol3」に収録されている。
  • ギンガラディメトロンの居場所が違う
    • アクションRPGではビューティフルワールドの神殿で戦う事になるが、コマンドRPGではチャイニーズワールドのヨウカンで戦う事になる。

初稿投稿日: 2020/09/26 追記修正歓迎

赤いリボン ~奇妙な夢~

【あかいりぼん きみょうなゆめ】

ジャンル アドベンチャー
対応機種 プレイステーション4
プレイステーション・ヴィータ
Nintendo Switch
発売元 ラタライカゲームス
開発元 ラタライカゲームス
配信日 2020年1月16日
定価 500円
プレイ人数 1人
レーティング CERO: (B)
判定 なし

概要

赤いリボンの少女「ロウ」が、不思議に満ちた奇妙な夢の中を彷徨うゲーム。
全編ドットテイストの絵柄で進み、また複雑な操作は存在しない。

評価点

  • 奇妙でどこか哀しい世界観
    • ロウが出会う人々(?)が抱える悲劇や、愛するが故に過激な行動に出てしまう恋人を「殺すしかない」と決断する背反的な思いなど、どのキャラクターも闇の魅力を背負っている。
    • 500円という廉価タイトルながら、彼らの存在はそれを感じさせない。
  • ドット絵だからこそ、独特の感覚
    • 小ウインドのイベント絵でさえ一部のキャラクターしか出ないが、その「味」はむしろドット絵だからこそ輝くもの。どこか懐かしさもあれど雰囲気は独特。

賛否両論点

  • 起動のたびに言語選択が入る
    • 日本語と英語の他に、ドイツ語や中国語(簡体字)にも対応し購入したアカウントの国籍やゲーム機の言語設定に関係なく様々な言語で遊べるのは良いのだが、システムデータのセーブがない為ゲームオーバーになってタイトルに戻った際にも毎回選択する必要がある。
    • トロコン目当てで周回している時などは特に鬱陶しい。

問題点

  • 一部バッドルートだけがやたらと複雑
    • ミニークを焼き殺す結末を迎えるにはあるアイテムが必要だが、それはマンホール下の地下室で彼氏に話を聞いてからでなければ入手できない。
      また入手しても使用前にミニークを呼びに納戸へ行ってしまうと、もう使用不可。一方ゲームオーバーになるルートとグッドルートはミニークが地下へ降りた後でアイテムを使用する為、やり直しは容易。
      他の章では「話をちゃんと最後まで聞いて行動するか否か」「真意を突き止めずにアイテムを渡してしまうか否か」でルートが分岐する、という分かりやすいものになっているのだが、ここだけ引っ掛かりやすいので初見でバッドエンドを見ようとするとかなり手古摺る。

総評

余談


本ページではスーパーファミコンソフト、『飛龍の拳S ゴールデンファイター』(判定:ゲームバランスが不安定)、『飛龍の拳S ハイパーバージョン』(判定:なし)について記述する。


初稿投稿日: 2020/09/27 追記修正歓迎

飛龍の拳S ゴールデンファイター

【ひりゅうのけんすーぱー ごーるでんふぁいたー】

ジャンル アクション
対応機種 スーパーファミコン
メディア 12MbitROMカートリッジ
発売・開発元 カルチャーブレーン
発売日 1992年7月31日
定価 9,700円
プレイ人数 1~2人
判定 ゲームバランスが不安定
ポイント ストリートファイター化した龍飛たち
処理落ちに難あり
飛龍の拳シリーズ

概要

スーパーファミコンで発売された飛龍の拳シリーズ第1作目。
ファミコンで発売された飛龍の拳シリーズと比較すると、ハードスペックの向上に応じて、グラフィック、サウンドが大幅にパワーアップしている。
ゲームのベースとなる部分は基本的に変更されておらず、独特の操作性やゲームバランスは健在。
「ストーリーモード」、「アニメモード」、「VSトーナメントモード」と3つのゲームモードが用意されており、後者ふたつでは対戦格闘アクションのように遊ぶ事が出来る。
ゲーム本編は、横スクロールの2D格闘アクションゲームだが、『飛龍の拳II ドラゴンの翼』で採用されたVSトーナメントでは格闘アクション要素が存在し、友達との対戦を楽しむ事も出来る。
「ストーリーモード」では心眼システムなしで格闘が楽しめる「ファイティングモード」と「心眼システムを必要とする「エキスパートモード」の2種類の操作モードがある。
エキスパートモードでは『飛龍の拳 奥義の書』にあった心眼の教えを再現する所から始まる。

あらすじ

暗黒界で一人の魔人が復活した……
復讐に燃える鋭い眼光、不気味な黒きオーラの底知れぬパワー。
蘇りし、魔人の名は……龍魔王フーズフー!

「見ておれ、龍戦士共……この世を地獄に変えてやろう。まずは少林寺からだ。手始めに元涯の命をもらうとしよう。フッフッフッ……ハーハッハッハッ」

評価点

  • 十字ボタン↑方向は、ガードや技コマンド等に利用でき、十字ボタンとYボタン、十字ボタンとBボタン、十字ボタンとAボタンを組み合わせて色々な技を出して戦う事が出来る。
    • 本作の肝と言える「スーパーテクニック」、「スーパーディフェンス」という、防御から反撃に転じるシステムは実に良く出来ており、これが読み通り決まった時の快感は特筆すべきものがある。
  • パスワードコンティニューでゲームの続きができる上、入力する文字が少ない。
    • 従来のシリーズ同様、パスワード入力する文字が少ない上、バッテリーバックアップにより電池切れの心配もなく、現在でも長く遊べる。
      • パスワードが出るたびに「まちがえないよう よくみてうつしてください」という警告が出る。
  • ストリートファイターIIのよう八等身キャラ
    • スーパーファミコンに移り、グラフィックや演出が強化され、キャラクターの等身が『ファイナルファイト』および『ストリートファイターII』並みの大きさになったため、迫力のあるバトルが楽しめるほか、ボイスSEも実装された。
  • 「はっ!」:Yボタン攻撃
  • 「おりゃあ!」:Bボタンジャンプ
  • 「うっ!」:被ダメージ
  • 「飛龍の拳!!」:タイトルコールおよび方向キー上+ABボタン同時押し
  • BGMのアレンジ+α
    • 従来のシリーズで使われたBGMがスーファミ向けにアレンジされたほか、練習試合、第2章道中、第4章道中、ゲームオーバーでは新規BGMが使われている。
  • クレジットがある限りゲームオーバーにはならない。
    • ストーリーモードで残機が0のままミスしてもコンティニューに必要なクレジットが0にならない限り、ゲームオーバーにはならない。
  • 自動で変身
    • 牙闘士との戦闘になると自動的に変身するようになったため、「へんしん」コマンドを選択する必要がなくなった。
  • 格闘家達の豊富なドット絵
    • FC版と違い、SFC版では格闘家たちのパンチ、キック、ダウン、ガード、投げなどに新たなドット絵が加えられ、格闘ゲームらしく楽しむことができるようになった。

賛否両論点

  • 従来のシリーズと違い、道中は敵を全て倒してGOサインがでない限り、先へは進めない。
    • ただし、「ファイティングモード」、「エキスパートモード」問わずAボタンでジャンプができる。
      • また、落下するとミスになる落とし穴はない。
  • ファイティングモードの仕様
    • 心眼システムなしでシンプルに攻撃できたが、ゴリ押しするとKOゲージがなかなか溜まらない。
  • 大魔獣戦の廃止
    • 本作でも『飛龍の拳外伝』に引き続き、大魔獣戦がない。
      • 恐らくこれは対戦格闘ゲームに特化したからだと思われる。

問題点

  • ボタンレスポンスは良好とは言えず、操作性はやや難有り。
    • 入力のタイミングに癖があるので、スムーズにキャラクターを動かせるようになるには少し慣れが必要になってくる。
      • また、「スピードアクション」をうたっている割には、ゲームのテンポはそれほど速いとは言えず、スピード感もそれほど高い方ではない。
  • アニメーションパターンも少なく、お世辞にもスムーズな動きとは言えない。
    • しかも、処理落ちもあるため評判が低い。
  • エンディングがあっさり
    • 最終章でラスボス「フーズフー」を倒し、先へ進んだところ、ビジュアルシーンでフーズフーが「金剛七部神」の存在が明らかになるところでラスボス戦に移らず、そのままスタッフロールに移ってしまう。
      • 一応金剛七部神の正体が次回作『SD飛龍の拳』の新キャラクター「ケンダラ」であることが判明している。
  • ミンミンの存在
    • ストーリーモードでは負傷して戦闘に参加できないが、VSトーナメントモードでは問題なく使用できる。

総評

「VSトーナメントモード」を切り抜いて、一般的な2D対戦型格闘ゲームと比較すると、確かに不満点が多い作品ではあるが、良くも悪くも「飛龍の拳」シリーズの正統派続編であり、その流れを組んだゲームが好きだという方であれば、十二分に楽しめる作品かと思われる。
中古等で購入を検討されている場合は、約3ヵ月後に発売されたパワーアップバージョン「飛龍の拳S ハイパーバージョン」を推奨する事をお勧めする。

余談

  • 「ふっかつのおうぎ」と言えるパスワードで「たいけつ」と入力すると、32通りの対戦を選択して戦える「対決モード」に入り、「ひりゅうのけん」と入力するとBGM(おんがく)とSE(こうかおん)を聴けるサウンドモードに入り、「はりけえんきっく」と入力するとエンディングを観られる裏技が豊富である。
    • しかし、「対決モード」では、対戦表示が16進数なので、判り難い。
  • 現在はバーチャルコンソール、プロジェクトEGGでの配信が未だになく、プレイが困難である。
    • ちなみに本作はファミコンで発売された『I』、『II』、『III』、『飛龍の拳スペシャル ファイティングウォーズ』、スーパーファミコンで発売された『SD飛龍の拳』と共に『Retro-bit Generations 3』の本体に内蔵(収録)されている。
    • しかし、9,400円もするほど高価であり、中古販売されているものより高くなっている。
  • ラスボスは結局フーズフー
    • 最終章最後のボスはやはり龍魔王フーズフーだった。

飛龍の拳S ハイパーバージョン

【ひりゅうのけんすーぱー はいぱーばーじょん】

ジャンル アクション #amazon plugin Error : amazonは1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。
対応機種 スーパーファミコン
メディア 12MbitROMカートリッジ
発売・開発元 カルチャーブレーン
発売日 1992年11月11日
定価 9,700円
プレイ人数 1~2人
判定 なし
ポイント 処理落ちの改善
追加要素あり
飛龍の拳シリーズ

概要(ハイパーバージョン)

前作「飛龍の拳S ゴールデンファイター」が完売品切れとなり、追加販売の際にゲーム内容をより充実させたパワーアップバージョン。
基本的なゲームシステムに一切変更はないが、操作性・難易度・バランスの調整が行われているほか、処理落ちを一部改善してゲームスピードにも若干の向上を見せた。
前作では裏技でのみ遊ぶ事が出来た「対決モード」が、今回より「バトルモード」として正式採用され、より遊び易く作り直されている。

評価点(ハイパーバージョン)

  • 処理落ちの改善およびゲームスピードの向上。
    • これにより前作より遊びやすくなっている。
  • 完全に上位互換に徹している。
  • 対戦要素である「VSトーナメントモード」においては、各キャラクター毎のカラーバリュエーションが8パターンに広がり、同キャラ使用8人トーナメントも可能および対戦の設定「ハンディキャップ」や「試合制限時間」の設定等、細かく行えるようになっている。
    • これにより、友人と使用したいキャラクターで争う必要がなくなっている。
      • 同キャラ対戦は実力の差が出るので、余計にプレッシャーが掛かる部分もあるかもしれないが、いずれにしても有り難い配慮である事に間違いはない
  • 「バトルモード」は前作の裏技で登場した「対決モード」を正式にゲームモードとして採用したもので、前回は16進法表示のみで判り難かったものを、確りと形式を整えて構築している。
    • 対CPU戦のみではあるが、VSトーナメントの対人戦の練習には最適と言えるだろう。
      • ただし、1Pは龍飛のみ。

問題点(ハイパーバージョン)

  • エンディングに変化がない。
    • せっかくのハイパーバージョンでゲームをクリアしても結局前作とおなじ結末を迎えてしまうのがオチ。

総評(ハイパーバージョン)

同じゲームのバージョン違いから、ゴールデンファイターを続編…というのは的確な表現ではないのかもしれないが、初心者でも遊べる『飛龍の拳S ゴールデンファイター』と言えるべきゲームである。

余談(ハイパーバージョン)

レトロゲーム互換機『レトロデュオ』で遊べる「16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol.2」に収録された。


初稿投稿日: 2020/09/28 追記修正歓迎

機動警察パトレイバー OPERATION TOKYO BAY

【きどうけいさつぱとれいばー おぺれーしょん とうきょう べい】

ジャンル シミュレーション
対応機種 PC-9801
発売元 バンプレスト
開発元 APLIX・LOCUS・DNIRD・超音速
発売日 1994年2月25日
定価 12,800円
プレイ人数 1人
判定 良作
ポイント シムシティー版パトレイバー
少年サンデー関連作品リンク
パトレイバーシリーズ
FCD / 狙われた街1990 / グリフォン篇 / OPERATION TOKYO BAY / ゲームエディション / ミニパト / OperationExtend

概要

パトレイバーシリーズ初のPC-9801用ゲームソフト。
プレイヤーは人工島に建物を建設、人口を増やしていく。

あらすじ

東京湾埋立計画。通称バビロンプロジェクト。
あなたは、この大規模な計画の責任者となり、東京湾上の埋立地に新都市を形成する。
そして、続発するレイバー犯罪には、自らの手で警視庁特車2課を指揮し、事件の解決にあたるのだ。

ゲーム内容

プレイヤーは、東京湾埋め立て計画であるバビロンプロジェクトの東京ブロックの開発を指揮するの任務になる。

この計画は5つの人工島と空港の建設が目的であり、最初の島は用意されているものの、それを開発しながらその後の4つの島の埋め立て費用(各3兆円)を捻出しつつ最後の空港建設費(10兆円)まで賄う必要がある。

また第2から第5までの人工島には4つのメイン施設を1つずつ配置することになる。
そしてこれに加えて居住人口の90万人という条件が設定される。

開発の手順

  • まず新交通網(ゆりかもめのようなもの)を6種類のパターンから選択し、変電所、ガスタンク、水道施設、ごみ処理場、第2から第5までの人工島においてはメイン施設の配置をまず行う。
    • 人工島の区画は碁盤目状で48ブロック×4エリアから構成され、この各エリアに一般施設の建造とマンションもしくはオフィスの用途指定による土地の売却を行っていく。
      要するに「シムシティ」や「A列車で行こう」のような感じ。
  • レイバー事件は、各小隊の2機対犯人グループの最大2機との戦闘がターン制で行われる。
    プレイヤーは、ターンごとに説得、攻撃(レイバーによる最大3種類)を、小隊側に指示する。
    • レイバーにはいわゆるHPが胴体と頭部、腕部、脚部であり、胴体が0になると戦闘不能。
      各部は破壊されると能力が落ちる。
    • またパイロットに士気があり0になると犯人は投降、警察側は気絶になりこちらも戦闘不能となる。
      • どちらかのグループの全レイバーが戦闘不能(逃走もある)になるまで行われる。
        パイロット名の下にあるのは士気ゲージ。士気ゲージがフルになると逆上して、説得ができなくなるが、攻撃と防御のパイロット補正が0になるので多少は倒しやすくなる。
        --士気ゲージが0になると戦闘意欲を失うが、相手の場合は投降できる。
      • 士気ゲージは説得や威嚇が成功すると減らす事ができるが、逆に、説得や威嚇が失敗すると士気ゲージが上がる。
  • 説得する場合は話術の能力「A」の結城の方が成功しやすい。士気ゲージの脇にあるのが耐久力ゲージ。
    • 上から胴体、頭部、腕部、脚部。胴体のゲージを0にする、または、その他3種類を全て0にすると倒した事になる。
      • 頭部、腕部、脚部のゲージを0にするとセンサー類の異常や、使用できる技の制限、逃走不可などの効果がある。
    • 攻撃が4つの部位のどこに当たるかはおそらくランダムだと思われる。胴体に集中した場合はわりと早めに倒す事ができる。
  • ゲームクリア条件 5つの人工島と空港の建設、さらに居住人口90万人以上の達成。残り4つの人工島の建設費用が3兆円づつ、空港は10兆円。
    • ただし、実際には第一人工島でのノルマもある。居住人口が10万人(?)未満の場合、「ゴーストタウンを作るな!」と言われてクビになり、ゲームオーバーとなる。
      • 居住人口を増やすにはマンションを建てる必要があるが、居住用のマンションは、その住める割合によって地価より低い値段で土地を売る事になる。00%居住可能なマンションだと、法定基準値で売る事になる。
  • レイバーの小隊は『第一部隊』、『第二部隊』、『第三部隊』に分かれており、搭乗するレイバーとパイロットが異なる。

評価点

  • 原作の出来事が年代に沿ってゲームのイベントとして発生する。
    • さらに原作で語られてない未来の世界が十数年にわたって展開される。
  • 特車2課の役割はレイバー事件の対応であり、周辺建物の損害なく犯人を逮捕もしくは投降させられれば、被害額を0にすることができるが、逆に逃走されたり全滅してしまうと失敗となりまた資金が減ってしまう。
    • ちなみに戦闘パートに勝つと達成ポイントを少し稼ぐことができる。

賛否両論点

  • 居住人口の条件があるためマンションを数多く建てる必要があるが、この価格が一番低くくしかも年固定になる。
    • 支出は、レイバー事件や台風、地震、火災事故などが発生ごとに修理などの費用がかかり減っていく。
  • 戦闘部分は楽しめるのだが、ストラクチャー部分がやや単調。
  • 「月例会議」の「新規借入」で5兆円を借りる事ができる。
    • しかし、返済するまでの間、利息の支払いが発生する。
      • なるべくなら借りずに済ませたいというプレイヤーもいた。
  • 戦闘モードで敗北してもゲームオーバーにはならない。
    • しかし、被害の支払い額が酷いことになる。
      • 戦闘では被害額を抑える事が目的となる。
  • 地価はホテルや役所、(あとオフィス)が複数隣接しているエリアほど上昇していき、50億円ほどアップする。
    • しかし、施設を設置した土地はもう売れなくなるので、そこは計画的に設置していく必要がある。
  • 法定基準値は年固定となっていて年替わり時に変化するが、基準値を上げるには土地全体の地価平均を上げないといけない。
    • 地価平均の3分の1が法定基準値となる。

問題点

  • 攻略パターンを知らない場合のクリア難易度はわりと高めなので、途中で投げ出した人も数多くいる。
  • 収入源がほぼ土地の売却しかない。
  • ある条件を満たさないと新しい人工島へ渡った時にゲームオーバーになる。
    • これを忘れたプレイヤーは投げた事が多かった。
  • 地価格の高めな土地に居住用マンションを建てた場合は、住居率が悪くなる。
    • 売る土地の地価は上げて、住居向けの地価はあまり上げないといったバランスが大切。
  • スタッフロールがない
    • 第五人工島をクリアしてエンディングを迎えたのにスタッフロールが流れずそのまま終わってしまう。

総評

シムシティーでパトレイバーが楽しめるほど面白いゲームであるが、現在はプレイ環境を整える事が困難である。

余談

  • 佐山善則さん描きおろしオリジナルレイバーが本作のみで登場する。
  • 『第二部隊』は原作のメイン部隊である泉と太田で構成されている。

初稿投稿日: 2020/09/28 追記修正歓迎

スーパーチャイニーズファイター

【すーぱーちゃいにーずふぁいたー】

ジャンル 対戦格闘アクション #amazon plugin Error : amazonは1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。
対応機種 スーパーファミコン
メディア 16MbitROMカートリッジ
発売・開発元 カルチャーブレーン
発売日 1995年1月3日
定価 9,800円
プレイ人数 1~2人
判定 良作
ポイント 対戦格闘ゲームになったスーパーチャイニーズ
スーパーチャイニーズシリーズ

概要

スーパーチャイニーズシリーズ初の対戦格闘ゲームであり、カルチャーブレインお得意のミニキャラ格闘ゲームタイトルの1本。
投げられても↓↑と入力することで、投げのダメージを軽減できる投げ受け身、いわば技を出す振りをして、相手を騙す引っ掛け攻撃、相手の攻撃を受けた直後でも、すかさずガードをすることによって、ダメージを半分に軽減できるかすりガードに加えて『SD飛龍の拳』でもお馴染みのスーパーテクニック、スーパーディフェンスシステムも採用されている。
さらに、各キャラクターにはボイスが対応された。

本作はキャラを選択して対戦していく通常の格闘ゲーム的モード「サーキットモード」の他、いつものジャックとリュウを操作してストーリーを進行する「アドベンチャーモード」が用意されている。
アドベンチャーモードでは、ポイ老師の元で修行する事が必殺技が習得する。

評価点

  • 必殺技は充実している。
    • 一キャラにつき、固定必殺技が1~3。
      • その他選択式、5つの必殺技の中から3つを選んで戦えるし、どのキャラクターも、最低でも4つの技が扱えるので、必殺技での戦いがメインになるミニキャラ格闘の醍醐味を抑えてある。
  • 飛び道具に細かく強さの設定がある。
    • 例えば、レベル4の飛び道具と、レベル2の飛び道具がぶつかったとしたら、レベル2の飛び道具は消失し、レベル4の強い飛び道具がレベル2の威力になってそのまま相手に向かっていくという寸法。
      • 飛び道具一つをとっても、こうした凝り具合がなかなかにグッド。
  • アドベンチャーモードではキャラの愉快な掛け合いが楽しめる。イベント絵や顔グラフィックもシリーズでは特に描き込まれている。
    • ストーリーは「敵に奪われる前に宇宙に散らばる秘伝書を探し出す」という内容だが、冒頭の旅立ちからして「秘伝書には秘密があるが今は説明している時間が無い」と早く旅立つように促す老師にしつこく話をせがんだ所為で老師がキレる→いきなりバトルが始まり、瞬殺される→強引に送り出されて出発。と、ぶっ飛んだ展開から始まる。
    • 過去作で戦った強敵や舞台となった惑星も勿論登場する。

賛否両論点

  • ボタンは4つあるが、よくある対戦格闘ゲームと違って、弱・強パンチと弱・強キックという配置ではないし、パンチ・キックの区別なく「弱攻撃」・「強攻撃」・「アイテム使用」・「ゲージ溜め」という振り分け。
    • あくまで、必殺技とアイテム等の要素で戦いを組み立てるタイプのゲームに徹している。
      • この徹底振りが、このゲームの評価を高くする要因の一つ。
  • キャラクターの縦横移動ができない
    • そのため、敵の攻撃を避けるにはジャンプ、しゃがむ、ガードの3つしかない。
    • 2D格闘ゲームとしては当たり前なのだが、『スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会』では可能だった為、そちらの感覚でプレイすると不便に思うかもしれない。
  • 超必殺技の使用条件
    • これを使用するにはヤルキメーターがMAXになった状態で特定のコマンドを入力しなければならない。
      • しかし、『SD飛龍の拳』のように体力があとわずかよりはマシかもしれない。

問題点

  • ミニキャラ格闘のお約束として、通常技駆け引きにはそれほど奥深さはない。
  • アイテムは「にくまん(体力回復)」以外はあまり役に立たないので、それほど必要性は感じない。
    • 勿論アイテム使用タイミングも、戦況を組み立てる要素の一つだが、そのウェイトは極めて低い。
      • とくにアイテムが強すぎたら、かえって面白くなくなっていたと思うし、この辺の調整はお見事といって良い。
  • 本編シリーズのように「やくそくのことば」(パスワード)がない。勿論、セーブ機能も無い。
    • そのため、アドベンチャーモードで中断ができず、リセットするとまた最初からやり直しとなる。
    • 成長要素がある長丁場のアドベンチャーモードの保存ができないのはなかなか辛い。
  • ラスボス「ギンガラマオー」の必殺技が凶悪
    • 何故なら「ギンガラドレイン」を喰らうと相手の体力が回復してしまうからである。
      • これを何発も喰らうと「にくまん」で体力回復してもキリがない。
  • ストーリーのキーアイテムである秘伝書は全部で5つあると言われているが、そのうち1つが行方不明。
    • 「光」は冒頭で敵に奪われ、「炎」「雷」「魂」はプレイヤーが回収可能だが、残る「力」の秘伝書はゲーム中でその所在が明かされない。

総評

スーチャイシリーズのRPG要素を廃し、格闘に特化した作品だが、それだけに格闘ゲームとしての完成度は高い。
キャラクターデザインやネーミングセンスから一見、低年層向けに見えてゲームシステムには大変に凝っており、シリーズファンでなくとも楽しめる。
『SD飛龍の拳』と共に、ミニキャラ格闘ゲームの楽しさを改めて見直させてくれた作品のひとつであり、
ミニキャラ格闘好きは勿論、シリーズファンもRPGでは無いからと尻込みせずプレイしてみる事をお勧めする。

余談

  • 本作の新キャラ「リンリン」は後に発売された『スーパーチャイニーズワールド3 超次元大作戦』にも登場し、本編への出演を果たした。
  • 『SD飛龍の拳』同様ゲームボーイにて『スーパーチャイニーズファイターEX』のタイトルで移植された。
    • しかし「アドベンチャーモード」は削除されてしまっている。
  • 『ワールド』三部作同様、JNNEXから発売された『Retro-bit Generations 3』とレトロゲーム互換機『レトロデュオ』で遊べる「16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol3」に収録されている。『Retro-bit Generations 3』では中断セーブが可能なのもそして高価なのもまた同様。
  • アドベンチャーモードクリア特典
    • アドベンチャーモードをクリアするとニャンニャンとギンガラマオーをサーキットモードで使用できるコマンドが表示される。

初稿投稿日: 2020/10/02 追記修正歓迎

SD飛龍の拳

【えすでぃーひりゅうのけん】

ジャンル 対戦格闘アクション #amazon plugin Error : amazonは1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。
対応機種 スーパーファミコン
メディア 16MbitROMカートリッジ
発売・開発元 カルチャーブレーン
発売日 1994年6月17日
定価 9,800円
プレイ人数 1~2人
判定 良作
ポイント SD化された飛龍の拳
飛龍の拳シリーズ

概要

あの「飛龍の拳」のキャラクターをデフォルメにした対戦格闘ゲーム。
感覚的には、初代GB版格闘ゲーム「熱闘」シリーズに近い。

ゲーム内容

選択したキャラクターで全キャラクターに勝ち抜き、エンディングを目指すストーリーモードと友達と対戦できるVSモードとトーナメントモードの他、プラクティスモードも充実している。
デフォルメ格闘ゲームにありがちな「通常技駆け引きが浅い」という面が顕著に表れているが、必殺技の充実度はかなりのものである。
そして見た目のデフォルメ感からは想像つかないぐらいに、戦闘システムは作り込まれている。
移動にしても、前後ダッシュがあるのは勿論、一時的な奥移動(サイドステップ)や、回り込みもある。
奥移動は、餓狼の(一時的な)ライン移動に近く、回り込みはサムライスピリッツ斬紅郎無双剣に近いものだと思う。
また、反撃システムが充実しているのもポイント高い。
スーパーテクニックとスーパーディフェンスがあり、テクニックは相手の攻撃をかわして反撃。
ディフェンスは相手の攻撃をガードして反撃というもの。
スーパーテクニックは、ガード状態から攻撃ボタンを押すことで発生するので、入力自体は非常に簡素。
その代わり反撃も単発攻撃が入るのみ。
しかしガード硬直が発生しないことを考えると、状況に応じては充分にスーパーテクニックを使うメリットがある。
スーパーディフェンスの方は、相手の攻撃をギリギリ引きつけてガードし、そのまま相手を掴んで攻撃に移る。
ガードタイミングは少々シビアだが、ゲージさえあれば掴み後にSD必殺技を繰り出すことが出来るので、一発逆転を狙える。
しかし「SD返し」もあるので油断は禁物。
また、各キャラクターに「体力があとわずか」の状態で特定のコマンドを入力すると使える超必殺技が追加された。

評価点

  • 対戦モードやトーナメントモード、ゲームスピード設定、ハンディキャップ設定が出来るなど、ゲームモードの配慮もなかなかに素晴らしい。
    • SD格闘ゲームが好きな方なら、是非手元に置いておきたい一品である。
  • デフォルトで15人のキャラが使えるのはなかなか凄い。
  • 龍飛、ミンミン、ハヤト、ワイラー、昇龍の差別化
    • 龍飛、ミンミン、ハヤト、ワイラー、昇龍の性能は従来のシリーズでは同じだが、本作からオリジナルの必殺技が追加されたほか、龍飛以外だと飛龍の拳が使えないなどで性能が差別化された。
      • これにより、従来のシリーズとは一味違う遊び方ができる上、友達との対戦も楽しめるようになった。
  • トレーニングモード「~紅道場~」も非常に充実。
    • ノーマルトレーニングモードや、ダメージ無しで延々と戦い続けられるモード等は勿論、スーパーテクニックやスーパーディフェンスに特化した練習モードまであるのは驚きである。
      • それだけシステムを使いこなせばこのゲームが面白くなることを、プレイヤーに伝えたかったという開発者の熱い思いが伝わってくる。
  • 無駄にダメージ表現があり、グラフィックが変わるのが面白い。

問題点

  • 弱攻撃の連打ができなくなっている。
  • 操作性が悪くてイライラする。
    • その上攻撃が当たらない&攻撃をよけ切れない。
      • 最近の操作性の良い格闘ゲームに慣れてる人は痛い目を見る。
  • パスワードコンティニュー削除
    • 従来のシリーズで健在のパスワードコンティニュー「ふっかつのおうぎ」が削除されてしまい、ストーリーモードでの続きができなくなった。
      • これは本作のジャンルが対戦格闘ゲームだったからだと思われる。

総評

SDで飛龍の拳が楽しめるほど良作という新しい飛龍の拳というべき格闘ゲームである。

余談

  • 本作発売から1年後の1月に本作の流れをくむ『スーパーチャイニーズファイター』が発売された。
  • ちなみに本作はJNNEXから発売された『Retro-bit Generations 3』とレトロゲーム互換機『レトロデュオ』で遊べる「16ビットコレクション カルチャーブレーン Vol3」に収録された。
    • しかし、『Retro-bit Generations 3』は9,400円もするほど高価であり、中古販売されているものより高くなっている。
  • ゲームボーイにて『SD飛龍の拳EX』のタイトルで移植された。

ストーリーモードクリア特典

  • ストーリーモードをクリアしてエンディングを最後まで見ると使用したキャラクターの超必殺技使用コマンドが表示される。
    • これをメモすれば後日、ストーリーモード、VSモード、トーナメントモードで使う事が分かりやすくなる。

初稿投稿日: 2020/10/18 追記修正歓迎

三国志II 覇王の大陸

【さんごくしつー はおうのたいりく】

ジャンル 戦略級SLG #amazon plugin Error : amazonは1ページに5つまでしか使えません。別ページでご利用ください。
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売元 ナムコ
開発元 トーセ
発売日 1992年 6月10日
定価 6,900円
プレイ人数 1~2人
判定 良作
ポイント より本格的になったナムコ三国志
三國志シリーズリンク

概要

  • ナムコ版三国志『三国志 中原の覇者』の続編。前作を踏襲しつつ、米や策略などの概念を追加し、より本格的となって帰ってきた。
  • 前作と同様に三国志の時代の君主の一人となり、中国全土を統一する事が目的となる。
  • 命令書によるテンポの良い内政、戦闘時はRTSとなるといった前作の特徴的な部分はそのまま継承されている。

前作からの変更点

  • 時代設定を「孫権登場の200年」から「董卓台頭の189年」に変更。これにより勢力配置の変更や、董卓と呂布といった前作には登場しなかった武将達が追加された。
  • 性格診断の廃止。前作では問いを答える事でプレイする君主を決めていたが、今作では一般的なSLGのように登場する勢力からプレイする君主を選べる。
  • 兵糧の概念の追加。
    • 前作では全て金で賄っていたが、本作では出陣や民への施しに米を使用する。それに伴い出陣には金がかからなくなったが、戦闘中に米が無くなると即座に敗北してしまう。
      • 敵の策略により減らされる事もあるので戦争の際には多めに持って出陣する必要がある。
  • 策略の追加
    • 「離間」「引き抜き」「同盟*7」の三つが策略として実装されている。武将の忠誠度が低ければ他勢力から引き抜かれてしまうし、その逆も然り。
      • 特に呂布は最強の武力と体力と兵力を持ちながらも開始時の忠誠は30と低いので、光栄の方の三國志と同様に初ターンでの引き抜きが鉄則となるほど。
    • 戦闘画面、一騎打ち画面でもいくつかの策略が追加されている。
      • 前作では城に立て籠もった敵部隊に対して策略は使えなかったが「偽撃転殺」といった対城兵用の策略が追加され、対処できるようになった。
      • 戦闘画面では武将の本隊が戦術ポイントを使用する事で様々な効果を起こす「戦術」が、一騎打ち画面では相手を説得して一騎打ちを中止させたり、降伏させる事も出来るようになった。
  • レベルの概念の追加
    • 戦闘や策略で敵部隊に損害を与える事で経験が溜まり、武将のレベルが上昇する。武力が90以下なら武力が上昇し、90以上の将でも、部隊の兵科のバランスが変化する(高武力で高レベルだと騎兵の割合が増える)という形で強くなっていく。
      • また、レベルアップの際に策略を覚える事もあり、諸葛亮といった名将は「奇門遁甲*8」といった専用の策略を覚える。
      • この為、今作の武器屋は一騎打ちの装備品を買うという形になり、お手軽に武力を上げる事が難しくなった。学問所は前作と同様。
  • 寿命の概念の追加
    • 病死した武将は概ね没年の通りに、戦死や処刑された武将に関しては通常の没年よりもかなり長めの寿命が与えられている。
    • 君主が死亡した場合は後継者を選択して続行する形になり、総取り形式ではなくなった。50年の時間制限も無くなったが、武将が減り過ぎて統一が不可能になると専用のメッセージと共にゲームオーバーになる。
  • バランス面
    • 戦闘時毎に陣形を決める事が出来、方針に「包囲」が追加された。
      • 「包囲」にすると、武将への攻撃を控える為、格段に敵を降伏させやすくなった。
      • 戦闘時の兵の耐久力は武将の体力ではなく、配備した兵数に依存するように変更。体力が低い武将でも戦いやすくなった。
  • 得意な地形で戦闘しても行動回数が倍にはならなくなった。
    • 移動時に得意地形では機動力の消費が少なくなる事や、戦闘時に一部の侵入不可な地形にも移動できるといったマイルドな調整になった。
    • 籠城時も守備側は侵入が難しい城壁の向こう側に弓兵が大量に配備されるので有利になるといったバランス調整。
  • 装備の追加
    • それぞれの武将に武器と防具が設定されており、一騎打ちにおける攻撃力や防御力に影響する。
      • 単純に強い物を買えばいいのではなく、攻撃力が高いが重量があるといった要素もある為に奥が深い。
      • 基本的に武器屋で買うが、君主を一騎打ちで討ち取ったり、特定都市のみで買える専用装備や、戦闘マップのみで買える装備等、隠し要素も多い。
      • 特に君主は絶対に降伏しない為、レア装備獲得の為にも積極的に一騎打ちで討ち取る事が推奨される。
  • その他の変更
    • 指輪、腕輪、宝石といったパラメーターは「宝」に統一。武将への褒美として渡すか、換金するのが主な使い道となる。
    • 「情報集め」は実行結果がすぐにわかり、武将が一ヶ月不在になるといった事は無くなった。この為、知力と人徳が高い武将にひたすらやらせる事がセオリーとなる。
      • 資源や頭数が足りない序盤では、情報集めで得られる物資が命綱となり、在野武将が見つかれば御の字なのでひたすら情報集めに走る事になる。

評価点

  • あらゆる面がボリュームアップ
    • 時代が遡った事により、三国志最強の呂布といった人気武将が登場した。
    • 登場武将も有名どころからかなりマニアックな部分まで網羅*9、それら全てに口パクや表情まで存在しているのはFCというハードからすると驚異的ともいえる。
      • 一部の武将が同じ顔になっているといった問題点はあるものの、細かいパーツで差別しており、前作では両目だった夏候惇が眼帯をしているといった、より三国志のイメージに近くなる改良がなされているケースもある。
    • 内政や戦争での策略実行時には大きめのアニメがみられる。内政を行う際も武将の提案した内容によって実行アニメの内容も変化するという芸が細かい部分もある。
    • 司馬昭、鄧艾といった三国志後期の武将も網羅しているのでゲームが長引いたとしてもこれらの武将を使う楽しみがある。
    • 音楽も内部音源をふんだんに使った重厚な物となり、非常に聴きごたえがある。
  • 初心者向けのカジュアルな作り
    • 情報集めで得られる物資が多い等、SLGが不得手な初心者に対する救済処置がある。
      • 裏技を使用すればスタート時に都市のあらゆるパラメーターが最大の状態で始める事も出来る。ここまで使えばSLG初心者でもクリアは難しくない。
    • 軍備は徴兵で兵を揃えるだけで完了する。兵装は武将の武力やレベルで決まり、訓練度や士気といった概念も無い為、ある程度まとまった金があればすぐに整うので細かい事に頭を悩ませなくともよい。
    • 戦争画面での部隊の退却は前作と同様にデメリット無く行える。

賛否両論点

  • 劉備勢力の難易度が上がった
    • 時代の変更により、袁紹や董卓に囲まれる并州1国のみでのスタート、配下には趙雲がおらずに関羽と張飛のみと厳しい条件でのスタートとなった。旗揚げ時からの配下である簡雍は在野武将となっているので情報集めで見つける必要がある。
    • 幸い、武力に関しては二人とも最強クラスで、特に関羽ならばあらゆるパラメーターがトップクラスに高いので、戦闘、内政共に頼りにすればなんとか切り抜けれる。
      • 本作では趙雲や張遼といった有力武将は在野で発見しても特定の勢力でなければ登用しづらいといった要素がある。しかしながらごく低確率で登用可能なので、出遅れると趙雲や諸葛亮といった有力武将を他勢力に取られる可能性もある。
  • 内政での実行武将固定化
    • 前作のように情報集めなどで武将が不在になる事がなく、行動済みといった概念も無い為、内政を行う武将は知力と人徳がその勢力で一番優れている武将一択となる。それ以外の将は選ぶ意味が無い為、やや単調化し過ぎたきらいがある。
  • 武力を上げ辛くなった
    • 武力を上げるにはレベルを上げるしかないのだが、武将の武力がそのまま兵の強さになるので武力が低い武将の兵は弱く、あっさり蹴散らされてしまう。 極端に弱い場合は敵将一人に兵が全滅させられる事もざらなので、策略で敵兵を減らして経験を得るといった愛が必要になる。

問題点

  • 勢力の再現度が低い
    • 前作同様に同音異字の名前の武将が削られており、その影響を受けて189年なのに孫堅ではなく、孫策が君主となっており、さらには既に江東に一大勢力を築いているといった不自然な状態になっている。
    • 袁術、劉表、公孫瓚といったこの時点では存在しているにもかかわらずカットされた勢力も少なくない。特に袁術は袁紹と並んでの一大勢力だったので存在そのものが抹消されているのが非常に不自然である。
      • 紀霊といった袁術配下の武将は一部登場している。
    • 張遼は董卓配下ではなく在野武将となっており、さらには友好勢力が曹操となっている為、董卓プレイでは中々登用出来なくなっている。
  • 一部のバランス
    • 兵力がほぼいない敵将は戦闘シーンになるとすぐに退却する為、何度も退却→マップに移行が繰り返されてテンポを悪くしてしまいがち。
      • 退却する度に追い打ちで体力を落とすことが出来るのだが、追い打ちのダメージで死ぬまで退却を繰り返す場合もあり、目当ての武将の場合は難儀する。
      • 戦術の「呪縛」が成功すると敵将の動きを一定時間止めることが出来るが、失敗する事も多いので運ゲーになりかかっている。
    • 守備側はターンが回ると全機動力を計略に使用してくるため、脳筋武将があっという間にボロボロにされてしまう。
      • この為、前線で活躍するにはある程度計略を見破れるようになる知力が必要となる。CPUも余裕があれば猪武者の知力を改善する為、終盤になると敵味方共に知力80超えがゴロゴロする事に
  • 戦争中の策略の使い辛さ
    • 策略コマンドを選ぶと覚えているすべての策略が表示されるが、使用できない物も混ざっており、実行しようとすると武将に止められてしまう。
      • 実行条件などは説明書に書かれているが、ゲーム上では説明が無く、使用できるものを探すのが億劫になる。
      • 発動条件が厳しい物も多く、あまり使われない策略も多い。
      • 乱水(水上にいる敵1部隊にダメージ)と水攻(水上にいる敵同士を同士討ち)と名前を見ただけでは効果が想像しにくい物ばかりなのも使い辛さに拍車をかけている。

総評

前作よりもより本格的なSLGになり、グラフィック、やサウンド面でも大幅にパワーアップした。
少々敷居が高まったものの、システムの斬新さや完成度の高さはFCのSLGとしては群を抜いている。
また、前作同様に光栄三國志よりもカジュアルでとっつきやすいSLGである事は変わりない。

余談

  • プレイステーション用ソフト『ナムコアンソロジー1』に移植されており、新たにアレンジ版も収録されている。
    • サブタイトルである「覇王の大陸」名義での収録となっており、オリジナル版もタイトルロゴの差し替えが行われた。
      • 原作当時はこの名義で商標を登録していた事や、元々バンダイ(ナムコ合併前)が持っていた商標であった事、そして光栄も「三国志*10」の商標を登録していた事が関係したと思われるが、どういう訳かゲーム内の作品解説においては「三国志」表記が使用されている。
      • そのロゴもファミコンの仕様に全く合わせていないものであり、ただただ不可解さと違和感が目立つことになった。
最終更新:2020年10月19日 00:29