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初稿投稿日: 2023/9/22 追記修正歓迎
【あらびあんどりーむ しぇらざーど】
ジャンル | アクションRPG | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
メディア | 2MbitROMカートリッジ | |
発売元 | カルチャーブレーン | |
開発元 | カルチャーブレーン | |
発売日 | 1987年9月3日 | |
定価 | 5,300円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
備考 | パスワードコンティニュー | |
判定 | なし | |
ポイント |
時空を超えた壮大なスケールの冒険 個性豊かな仲間達 子供向けのイメージに反して大人も匙を投げ出しかねない謎解き |
スーパーチャイニーズや飛龍の拳をリリースした
有限会社日本ゲームズ
が、社名を
株式会社カルチャーブレーン
と改めてから初めて送り出したファミコンソフトで、中世アラビアをモチーフにしたファンタジー世界を冒険するアクションRPG。
上記の2シリーズと比較すると知名度は低いが、過去や未来といった時空を超える壮大なスケールの舞台と、数々の独創的なシステムが盛り込まれた意欲作である。
昔々、アラビアは魔物達のあふれる暗黒の地でした。大魔神ゴルゴラが力を奮い、すべてが禍々しいもので満ちていたのです。 そこへ、伝説の魔法使いイスファが現れ、光の封印の聖なる力をもって、大魔神ゴルゴラを封じ込め、アラビアに平和をもたらしたのでした。
それから三千年経った或る日、大魔道士サバランは、アラビアを支配しようと野望にかられ大魔神ゴルゴラの封印を解いてしまうのでした。その所業を止めようとしたシェラザード姫は、何処ともなく連れ去られ、再びアラビアは暗黒が、支配するようになったのです。
イスファの生まれ変わりと云われた若き魔法使いが、サバランにさらわれた恋人シェラザード姫を救おうと、魔物達と勇敢に戦いましたが、大魔神ゴルゴラの力を得たサバランの前にあえなく敗れ、時空の彼方、異世界へ飛ばされてしまったのです。
―――時空の彼方、遥かアラビアの世界で魔物と戦っていた若き魔法使いとは、紛れもなく貴方のことです。その証拠に貴方には助けを求めるシェラザード姫の声が聞こえる筈です。 貴方は伝説の英雄です。しかし貴方は一人でサバランに立ち向うことはできません。そう、貴方には共に戦う仲間が必要です。そのためには、時空を越え、ある時は魔物も恐れぬ戦士にまたある時は賢い聖者に輪廻転生し、仲間を捜し出さなければなりません。 さあ、勇気を奮い起こし、再び魔法の世界へ旅立ちましょう。時空の扉は、いつも貴方の為に、開かれているのですから…………。
5つのステージを攻略するステージクリア形式のアクションRPG
個性的な仲間達
+ | 仲間の紹介 |
アクション画面の概要
敵キャラクター
称号
街の施設
アイテム
レベルアップ
魔法合戦
時空の扉
アララート日食
大魔法
アラビアンナイトをモチーフとした独創的で壮大な世界観
仲間達と冒険をしている雰囲気を感じさせる試み
随所で凝ったビジュアルと演出
カスタマイズ性に富んだアクション
バリエーション・質共に良好なBGMの数々
文字の読みにくさ
画面の点滅について
振れ幅が広すぎるアイテムの物価と品揃え
移動及び中断の煩雑さ
難易度について
+ | 指輪の精ケバブ―を仲間にするための問答の例 |
ちぐはぐなレベルデザイン
普通にプレイする分にはメリットの薄い魔法合戦
お金の需要と供給のバランス
……と羅列するだけでも、通貨の需要に対する供給のバランスが見合っていない点が指摘されやすい。
ボリューム不足感の否めない終盤
+ | 最終ステージのネタバレのため折りたたみ |
個性的なキャラクターをフィーチャーした摩訶不思議な世界に、制作者が面白いと思うものをとことん詰め込んで生まれた、以降のカルチャーブレーンの方向性に大きく影響を与えたと思われる一作。
その先鋒となった本作は非常にごった煮感が強く、クオリティも粗削りなイメージが拭えないが、それでもこの独特の世界を作り上げた様々な要素は、王道のファンタジー作品では決して成しえなかったであろう、不思議な魅力に満ち溢れている。
たかがマイナーゲームと侮るなかれ。魔法と夢の国アラビアでの冒険は、きっとあなたに唯一無二の体験をもたらすであろう。
初稿投稿日: 2023/09/29 追記修正歓迎
【ちびまるこちゃんふぉー これがにほんだよおうじさま】
ジャンル | RPG(*5) | amazon(アマゾンのASIN) |
対応機種 | ゲームボーイ | |
発売元 | タカラ | |
開発元 | KID | |
発売日 | 1992年8月7日 | |
定価 | 3,800円(税別) | |
書換 |
ニンテンドウパワー 2000年11月1日/800円 F×1・B×0 |
|
プレイ人数 | 1人 | |
備考 | パスワードコンティニュー方式採用 | |
判定 | なし | |
ポイント |
マルチエンディング採用 ミニゲームのバリエーションが豊富 ゲームに慣れない初心者への救済措置あり 丸尾くんの貴重(?)な裸眼シーンあり |
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ちびまる子ちゃんシリーズ |
まる子が町内を駆け巡って、花輪くんの家に来日する王子様に渡すプレゼントをかき集めるRPG。
RPGとは言っても戦闘やレベルアップなどはなく、クラスメートや家族からの頼み(ミニゲーム、お使い)を引き受けてこなすことでプレゼントが揃っていく。
RPGとしては一本道のストーリーだが、途中に挟まれるミニゲームの結果によって結末が変わるマルチエンディングを採用した作品。
ある日の放課後、先生に呼び出されたたまちゃんを教室で待っていたまる子は、花輪くんから日本を訪れる王子様へのプレゼントを集めてきてほしいと頼まれる。
花輪くんいわく、自分は「日本らしい物」を持っておらず、王子様を招待する準備で忙しいので王子様が来る前に「日本らしい物」を集めてきてほしいとのこと。
早速学校を飛び出すまる子であったが、たまちゃんは誰もいない教室の中でまる子に忘れ去られたことに落ち込むのであった……。
ストーリーはほぼ一本道で、基本的にその時点で何かイベントがある家・場所にのみクラスメートやまる子の家族が登場する。
それ以外の場合は、クラスメートの家などを訪ねても何も起こらなかったり、自宅の場合はお母さんに宿題をやるよう注意されて「今はそれどころじゃない」とまる子が言い訳するだけで全体マップに戻る。
+ | 家・施設等の一覧 |
+ | ミニゲーム一覧、順番はくじ引き以外フリーゲーム欄にならうものと断っておく |
+ | 検証により確認できたくじ引きの割り当て、ネタバレ注意 |
+ | エンディング内容、ネタバレ注意! |
ちびまる子ちゃんという日常とギャグが混ざった世界観で(お使いゲーム寄りの)RPGというジャンルに挑戦するという意欲作になった今作。
ミニゲームは難易度違いで水増ししている面もあるが、そもそもの種類自体が8+1種類と他のちびまる子ちゃんシリーズより多めで、目立ったバグもなく初心者への救済措置もある、とミニゲームの質と初心者へのフォローに関しては良好と言える。
一方で、RPGとしては次のイベントへの手掛かりが途絶える場面がある、意図的に無駄足を踏まされる、中断・再開の際に「あんごう」という名のパスワードを介する必要がある、と発売当時からそれ以前の他のRPGと比べてもあまり質が高いとは言えない。
さらにマルチエンディングを採用した結果、確かに感動的・ギャグ的なエンディングが生まれたが、同時に世界観を壊しかねないかつシナリオが強制終了してしまうバッドエンドまで生まれてしまった。
総じてミニゲーム集としては良好だが、RPGとしては平凡以下という、ちびまる子ちゃんという世界観にRPGというジャンルを上手く落とし込めなかった作品例となってしまったのは残念と言えよう。
+ | エンディング内容に関わるためネタバレ注意 |