下書きの記載に関するルールの変更について
(24/5/26変更)
記事が完成するまでの間は最低でも週に1度は記事作成相談スレを確認するようにしてください。
記事作成依頼の判断は初稿者に委ねられますが、下書きが完成したと判断しても別の利用者が追記や修正を行うことも踏まえ、記事化依頼前にスレで意見が挙げられているか確認してください。
記事を直接投稿できるメンバーの方も、「記事下書きページを利用する場合は」性急な記事化は避け、スレを確認することを推奨します。
詳しくは利用法をご確認下さい。
記事下書き2
ゲーム記事や用語集項目など、Wikiコンテンツ作成時の下書き用ページです。ここにある記事は正式作成前の扱いのため、リンクの作成や修正依頼・要強化依頼の添付は禁止です。
また、表示負担軽減のため動画はコメントアウト状態で記載してください。
下書きに画像をアップロードするのは控えてください。記事化後も画像が下書きに残り続けてしまうためです。
アップロード画像を使用する場合は記事化後に該当記事にアップロードしてください。
また、記事化前に画像のチェックが必要な場合には、外部の画像アップロードサービスを利用してください。
メンバー権限がない人は新規ページ作成ができないため、記事の作成は下書きページを経由する必要があります。
メンバーではない人は記事作成依頼所からページ作成を依頼してください。
権限がある人は下書きを経由せず直接ページを作成して構いませんが、以下の場合は下書きページの利用が推奨されます。
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記事内容の質に自信がない場合や、第三者によるチェックが欲しい場合
-
有名作・話題作で編集合戦が頻発することが予想される、判定について揉める可能性が高い場合
加筆、修正、下書きを元にした新規記事の作成は自由です。ただし、
自分がプレイしたことのない作品の記事化は禁止
とします。
また「このWikiで扱う作品」及び「記事作成のガイドライン」を参照の上でお願いします。記事作成相談スレも活用してください。
「記事下書き」は用途別にページが分かれています。
利用法
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1. 記事を載せる。
-
下書きは縦に並んでいますが、新しく下書きを載せるときは必ず最下部に追記してください(下書き作成日が古いものが下部に行くと削除期限日がわかり難くなるため)。
また、編集が楽になるので記事の最初と最後にareaeditプラグインを付けることをお勧めします。
-
ここに載せた下書きは、初稿作成から1ヶ月が経過すると基本的に削除されます。
記事の投稿時には、必ず記事冒頭に初稿作成日を記述して下さい。記述の無い場合、1か月より早く削除されてしまう可能性があります。
事情により長期間更新できない場合、個人でバックアップを取る事をお勧めします。
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その場合、初稿執筆者が不在の際に第三者が下書きに直接手を加えることもありますので、執筆に復帰する際は下書きの確認とスレでの相談を忘れずに行いましょう。
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新規記事の判定については基本的に初稿執筆者自身の判断に委ねられています。記事作成のガイドラインに則る限りは自由に付けて構いません。ただし記事作成後に異論が生じた場合、判定変更議論依頼が提出されることがあります。
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2. 記事を完成させる。
-
基本的に初稿執筆者が記事の完成に責任を持つようにしてください。
記事は大勢の手で完成させるものですが、下書きに投稿したからといって必ずしも他のユーザーの手が加わるとは限りません。未完成の記事を長期間放置するのは迷惑行為です。
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もちろん一般記事同様に初稿作成者以外が編集を行うことも可能です。ただし、第三者が以下の事項を行う際は必ず記事作成相談スレに報告を入れてください。悪質な場合は規制されることがあります。
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下書きを削除もしくは移動する場合。
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ゲーム記事の判定を変更する場合(未定のものに付与することも含む)。
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下書きを記事として作成する、もしくは作成依頼を出す場合。
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その他、記事のニュアンスに大きく変更が生じる編集をする場合。
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記事が完成するまでの間は、
少なくとも週に1回程度は記事作成相談スレを確認してください。
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作成している記事に対して、スレ内で意見や指摘が出ることもあり、初稿作成者が意見や指摘を確認しなかった場合、スレ内の意見や指摘にしたがって大きく内容を書き換えられてしまう可能性もあります。
-
3. 記事を作成する。
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記事が完成したら、作成する前に記事作成相談スレで意見や指摘が出ていないかを確認し、意見や指摘が出ている場合は、その意見や指摘を解消してから記事作成してください。
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記事完成後、2,3日の間は意見や指摘が出ないかを確認するといいでしょう。スレで記事が完成した旨を報告し、意見や指摘を募るとより確実です。
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意見や指摘を無視して記事作成をした場合、自分では問題ないと思っていても「文章が簡素で内容が薄い」「文章が支離滅裂でわかりにくい」「他のサイト・Wikiからの無断転載」などの理由により、
記事化後すぐに修正依頼や要強化依頼が出されたり、記事化自体が見合わせとなる場合があります。
-
記事が完成したと判断したら、好きなタイミングで記事を作成して構いません。新規記事作成は管理者とメンバーのみ行えるため、ログインIDを持っていない人は、記事にする際に『記事作成依頼所』で依頼してください。
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なお、代理作成依頼によって作成された記事の内容に関する責任は執筆者・依頼者に帰結するものとし、代理作成者は責任を負いかねます。
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記事内容によっては、単独記事として作成するよりも既存の記事への追記の方が良いと判断される場合もあります。
なお、追記の場合はログインなしでも作業可能です。
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追記を想定して記事を作成する場合、下書きの冒頭に追記先の記事名を表記しておくのもいいでしょう。
注意点
-
発売直後のゲームの記事を執筆したい場合、発売日から3か月経過していることが条件となります(3か月ルール)。
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移植版や、海外で先行発売された後に国内で発売された作品も、その発売日から3か月の経過を待つ必要があります。
-
一度に投稿する下書きは一つとし、その下書きを完成させて記事化依頼してから次の下書きを投稿するようにしてください。
+
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下書き用テンプレート。書き方の詳細はテンプレのページを参照
|
※contentsプラグイン(19行目)は必ずコメントアウト状態(先頭に「//」が付いたまま)で記載してください(記事作成時にコメントを外す)。
コメントアウトしない場合、全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。
↓↓↓ここからコピー↓↓↓
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#areaedit
初稿投稿日: yyyy/mm/dd 追記修正歓迎
*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
|対応機種||~|
|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//----
//#contents(fromhere)
----
**概要
**あらすじ
**特徴
**評価点
**賛否両論点
**問題点
**総評
**余談
#areaedit(end)
↑↑↑ここまでコピー↑↑↑
|
一般的な編集の練習などは「サンドボックス」へどうぞ。
初稿投稿日: 2025/05/16 追記修正歓迎
現行の「ツクールシリーズ (Gotcha Gotcha Games)」をフリースタイル化にする案で作成。
角川ツクール公式関連作品
ツクールシリーズの販売元である、角川公式と「Gotcha Gotcha Games」がツクールシリーズで制作・販売しているゲームタイトルを取り扱う。
RPGツクールなどのゲーム制作ツール群シリーズは「ツクールシリーズ」を参照。
ツクールシリーズ (Gotcha Gotcha Games)
ツクール公式サイトで「ツクールシリーズ」として扱われているゲームタイトル。
基本的に公式が発売を受け持っているが、ゲームによってはGotcha Gotcha Games公式が開発しているタイトルがある。
(編集文字数制限に引っ掛かるため、表は省略。ツクールシリーズ (Gotcha Gotcha Games)参照)
概要(ツクールシリーズ (Gotcha Gotcha Games))
編集文字数制限に引っ掛かるため省略。ツクールシリーズ (Gotcha Gotcha Games)参照。
現時点の物(ツクールシリーズ~概要の間)からほぼ変更なし。
「特筆がない執筆不可タイトル」「ツクール・非ツクール版の配信順」もこちらの概要の下に移動。
公式が開発・販売に関わったツクール製タイトル
「ツクールシリーズ (Gotcha Gotcha Games)」に含まれないが、
角川が公式で開発したもの、もしくは販売に公式が関わっているツクール製のゲームタイトル。
機種
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タイトル
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概要
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判定
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Win(Steam)
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Steel Sword Story
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PLAYISMから配信されているSteam通常版。開発自体はKADOKAWAもかかわっている。 Switchではツクールシリーズの1つとして追加要素を加えて配信。
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Win
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この素晴らしい世界に祝福を!in the life
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『RPGツクールVX Ace』製。KADOKAWA発売のTVアニメBlu-ray&DVD限定版第1巻に同梱。
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Win(Steam)
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The Rising of the Shield Hero: Relive The Animation
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『盾の勇者の成り上がり』を原作としたRPGツクールMV製のRPG。 開発はKADOKAWA、発売はGotcha Gotcha Gamesが担当している公式作品。 RPGツクールの基本的なアセットを使用した作品で、公式の有料サンプルゲームのような内容。
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KUMACURE
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『アクションゲームツクールMV』制作の公式配信ゲーム。
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Slow living with Princess
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『真の仲間』を原作としたRPGツクール製の作品。開発自体は角川もかかわっている。 発売は0UP GAMES(RAY UP)が担当している公式作品。
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Win
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ひびかけ色のキセキ
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『Re:Kuroi』の前作に当たる作品。Steam版とDLsite版で販売元が異なる。 DLsite版はGotcha Gotcha Gamesから配信されているが、ツクールシリーズとして扱われていない。 Steam版は別のパブリッシャーから配信されていたが、契約満了に伴い2022年2月をもって配信停止。
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マジカルデスペア
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アツマールにて受賞した作品の移植。販売に当たって設定資料集が付属。 制作途中により1章のみ配信されており、それ以後の配信の目途は立っていない。
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Win(Steam)
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奈落
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フリー作品のリメイク。ツクール公式による配信。
個人で配信されたフリー版に関する記述は禁止。
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ファンタジーワールド 〜魔王の想いと真実と〜
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膨大なキャラメイクを売りとしたRPG。
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20年前のツクール製ゲームをツクール最新作RPG MAKER UNITEでリメイクして無料配布中?! 〜ツクール歴代勇者VS魔王〜
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タイトル通りのコンセプトでリメイクした無料作品。
2025年6月6日以降記事作成可能。
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Cafe DReAMLAND
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2025年7月30日以降記事作成可能。
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サンプル・記念日配信系ゲーム
ツクールの日やSteamツクールフェスなどに合わせて公式から配信されているタイトル。基本的に角川が販売に関わっている。
機種
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タイトル
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概要
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判定
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Win(Steam)
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バトル戦記 3D乙女ウォーズ
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『ツクールMZ』制作の無料の公式サンプルゲーム。 開発は作品ごとに異なる。
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ルイーゼと秘密の地下室
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トラッシュカンダンジョン 怪奇!秘密結社編
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Souls Lore
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9歳からはじめる婚活のススメ!
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ウェスプラウ戦記
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帰ろう 私たちの村へ
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2023年のSteamツクールフェスに合わせて配信された『ツクールMV』制作の公式サンプルゲーム。
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Win
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アクアリウムは踊らない
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2024年のSteamツクールフェスに合わせて配信された『ツクールMV』制作の公式サンプルゲーム。
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Win(Steam)
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アビスシーカー 彼方より託されし秘宝
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Bike Dash Excite!
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『アクションゲームツクールMV』制作の無料の公式サンプルゲーム。
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関連作品
機種
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タイトル
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概要
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判定
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ツクールシリーズの基となった、個人販売されている元のタイトル
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Win
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SnowFighters
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「ツクールシリーズ」の一つとしてSwitchにも配信予定とされている対戦アクションゲーム。 公式サイトでは2021年から配信予定と掲載されているが、未だに配信に至ってない。 Steam版では普通に個人で配信済み。個人販売のため、Steam版に関しては扱えない。
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執筆禁止
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AbsentedAge:アブセンテッドエイジ ~亡霊少女のローグライクアクションSRPG -幽玄の章-
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個人販売の通常版タイトル。インターナショナル版とのセーブデータの互換性あり。 インターナショナル版本体と専用DLCにあるパッチの適用で同様の仕様にできる。 個人販売のため、ベースとしては扱えない。
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AbsentedAge2:アブセンテッドエイジ2 ~亡霊少女のローグライクアクションSRPG -依代の章-
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インターナショナル版がある、上記『幽玄の章』の続編にあたる作品。 『幽玄の章』通常版・インター版の両方からセーブデータを引き継ぎ可能。 個人販売のため扱えない。
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その他
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Win(Steam)
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Cthulhu Mythos ADV 呪禍に沈む島
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『闇に囁く狂気』の続編。前作と異なり、本作ではUnity製へ方向転換している。
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ティモシーとムーの塔
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2022年にPLAYISMから配信されていたSteam版。
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ツクールシリーズ
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これらのゲームは「アクションゲームツクール」「RPGツクール」を用いて作られている。
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初稿投稿日: 2025/5/20 追記修正歓迎
ツクールシリーズ アルティエクエスト
【つくーるしりーず あるてぃえくえすと】
ジャンル
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声ありRTA実況付きRPG
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対応機種
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Nintendo Switch Windows(Steam)
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メディア
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ダウンロード専売
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発売元
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Gotcha Gotcha Games
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開発元
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RETSUZAN
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発売日
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2025年2月20日
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定価
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1,500円(税込)
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レーティング
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IARC:12+
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プレイ人数
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1人
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判定
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バカゲー(予定)
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ポイント
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RTAタイマー&実況機能搭載のRPG 「例のアレ」ネタが良くも悪くも大量
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ツクールシリーズ (Gotcha Gotcha Games)
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概要
ゲーム開発サークルRETSUZANが開発した『アクションゲームツクールMV』製のRPG。
ツクールの公式が販売しているツクールシリーズの一つとなる。
特徴
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FC風の昔ながらのロールプレイングゲーム。
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雰囲気としては『ドラゴンクエスト』や『貝獣物語』などに近く、ランダムエンカウントで、コマンドを選んで戦うオーソドックスなRPGとなっている。
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セーブはメニューからいつでも行える任意セーブとなっている。
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ダンジョンでもセーブができる一方、オートセーブはないため、ゲームオーバーになった際などは最終セーブ地点からやり直しとなってしまう。小まめなセーブを忘れないように注意すること。
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なお、ZLボタン(Switch版)を1秒ほど押すと、タイトル画面に移行しリセットされる。当然最後にセーブした以降のデータは消えるが、これを利用した裏技やテクニックも存在する。
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勇者「ランディー」の出征式典を見に来た「アルティエ」「エル」「ピノ」の3人の少女が主人公。
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アルティエは移動系や全体回復系の魔法が使えるバランスタイプ。
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エルは攻撃力・防御力こそ他2人に劣るが、攻撃系・妨害系の魔法を多数使える魔法使いタイプ。
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ピノは攻撃力が高いアタッカーである一方、回復系・補助系の魔法も使用できるヒーラー・サポーターとしての一面もある。
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ストーリーとしては、世界を救うために旅立った勇者ランディーを手助けするために、アルティエ・エル・ピノの3人の少女が、ランディーの後を追いかける、というのが大まかな内容。
バカゲー要素
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ゆっくり実況による解説がついている
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本作最大の特徴にして、最大のバカゲーポイント。本作にはゲーム側が自動的に実況してくれるシステムが搭載されているのである。
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とりわけ、ゆっくり実況の中でもニコニコ動画において、biim氏(biim兄貴)が投稿したRTA動画で用いられているフォーマットを再現した、いわゆるbiimシステムを採用しているのが大きな特徴となっている。
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単にフォーマットが一緒なだけではなく、biim兄貴特有の言い回しや使用している音声・効果音ネタなどをしっかりと模倣しており、再現度はかなり高い。タイトル画面で「In respect for biim aniki.」とクレジットされているだけのことはある。
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解説ではゲーム内容のこと以外にも、「技術不足でオートターゲットが作れなかった」「3ヵ月の予定が開発に1年かかった」など、制作の裏話をちょくちょく聞けるのも笑いどころ。
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RTA動画らしく、ゲーム内タイマーも搭載されている。事前準備が無くとも早解きプレイをしやすくなっている。
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ちなみにこの実況・解説はオプションからオフにすることもできる。
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その他のbiim兄貴リスペクト要素
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ゲーム中盤で覚える呪文「バイソック」は、なんとゲームスピードがそのまま2倍速になるという効果。
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これはbiim兄貴のRTA動画で倍速編集を行っていたことに由来する。
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ある場面では、開発チームが過去に制作した自主制作アニメがそのまんま流れる。
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これもbiim兄貴のRTA動画で、レベル上げなどの見どころが無い場面で、上映会をしていたことに由来している。
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なお、このアニメの上映中にもタイマーは動いていく。キャンセルボタンでスキップ可能なので、タイムアタックをするならスキップ一択である。
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そもそもアクションゲームツクールでRPGを開発している点も、ツッコミどころである。
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素直にRPGツクールではダメだったのだろうか…と言いたくなるところだが、前述したbiimシステムを搭載するために、より開発自由度の高いツールを使用したものと思われる。
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その他、小ネタ・パロディなど
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レベルアップ時の「LEVEL UP」が「クソデカレベルアップくん」を模倣したものとなっている。
元ネタほどクソデカではないが。
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ドラクエでいうところのステータスを上昇させる種系アイテムとして、攻撃力か素早さが上がる「バキバキのみ」、HPかMPが上がる「タフタフのみ」というアイテムがあるが、使用した際にバキバキのみなら『グラップラー刃牙』関連の台詞、タフタフのみなら『高校鉄拳伝タフ』関連の台詞をゆっくりが言うときがある。
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いずれもいわゆる「語録」が現在はネットミームとして定着している。ただし後者は攻撃的なものが多く人を選びやすい。
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「ギガトンコイン」という所持していると特定の橋で落っこちてしまう換金アイテムや、「ガチャのたま」という使用するとランダムで別の消費アイテムに変化するアイテムがある。これらは『じゅうべえくえすと』に出てきたアイテムのパロディである。
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この他にも、『じゅうべえくえすと』関連のパロディネタは多く、タイトル画面のロゴ・BGMが『じゅうべえくえすと』のものと類似しているなど、細かい小ネタが多い。
評価点
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biimシステムがかなり親切
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一見単なるバカゲー要素に見えるbiimシステムであるが、モンスターのステータスや次に向かうべき行先や目的などを解説してくれるため、昔のRPGにありがちな、説明不足な点を補ってくれている。
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本作は昨今のゲーム同様説明書が付属していないが、ゲーム自体はレトロRPGよろしく最低限の説明しかない。それをbiimシステムの解説で補足してくれるのはかなりありがたい。
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ネット上の攻略サイトが発展した昨今ではあまりないかもしれないが、公式攻略本を見ながらゲームを攻略しているような感覚を味わうことができる。
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モンスターの特徴や攻略方法を解説してくれる時もあり、初見のモンスターに対しても対応しやすくなっている。
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どこでも任意セーブ・ワンボタンでリセット可能という仕様
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本作にはエンカウント以外にも、ステータスが上がるアイテム、レベルアップ時の上昇ステータス、ガチャのたま、カジノ施設など、ランダムで決まる要素がかなりあり、任意セーブとリセットを悪用することで有利に働かせることができる。
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普通のRPGにおいては、バランスブレイカーとして問題点になりかねないが、本作ではタイマーを搭載して早解きプレイができる特性上、早くクリアするために、任意セーブをどのように活用して攻略するか楽しめるようになっている。
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また、タイムアタックをしない場合でも、ステータス上昇の厳選や金策などにも使える。これらは一人用のRPGだからこそできる楽しみ方と言えよう。
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ワンボタンでリセットができる点も地味に評価点だろう。小まめにセーブをしておけば、例えば毒消しを持ってない状況で毒の状態異常を受けた時に、リセットしてなかったことにするということも可能。
賛否両論点
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ニコニコ動画の「例のアレ」ジャンルのネタが非常に多い
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元よりbiim兄貴のRTA動画では淫夢・クッキー☆を始めとした「例のアレ」ネタを多用する傾向があり、本作の解説に使用されるネタもそれらをなぞっている。
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元ネタであるbiimシステム自体が「そういうネタを使用するもの」という風潮があるため、ある意味必然とも言えなくもないが、なにぶん使用しているネタがネタなので、万人受けする内容とは言い難い。
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「例のアレ」ネタそのものの好き嫌いを抜きにしても、ニコニコ動画でしか通じないネタを使用しているという点においても賛否が分かれ、元ネタであるbiimシステム(というよりbiim兄貴のRTA動画)を見たことがない人には、いまいち刺さりにくい内容となっている。
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ただし、「biimシステムのリスペクトの度合い・再現度の高さ」といった点で言えばかなり良好であることには間違いない。リスペクトと謳いつつ、中途半端な再現や、話題作りのためのいい加減な模倣になっていない点に関しては、素直に賞賛すべき点であるとも言える。
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なお、例のアレ系の音声は流石に商業作品で元の素材をそのまま使う訳にはいかないので、声優がモノマネしたものが使われている。結構似ている。
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また、biim兄貴が使用していたネタや言い回しの中でも、明らかに倫理的にアウトなものは再現されていない。
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また、実況や解説枠で使用されているネタ以外に、ゲーム内に出てくるモンスターや数字、台詞などにも「例のアレ」ネタが多用されている。
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例として、ゲーム開始直後に勇者ランディーがもらえる軍資金が114514Gだったり、「ぼっちもぐら」という経験値もゴールドも0のモンスターがいたりするなど。
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この点に関しては、「解説や実況に例のアレネタを使用するのはともかく、ゲーム内の台詞やモンスターなどに例のアレネタを入れるのは違うのでは?」と、上記と比べてより否定的に捉える人もおり、より賛否が分かれやすい要素となっている。
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RPGとしては控えめなボリューム
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RPGとしてはボリュームはやや控えめであり、普通にプレイしても6~8時間程度、タイムアタックをするなら2時間前後でクリア可能となっている。
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ボリュームが物足りなく感じやすい一方で、ゲーム内でタイムアタック用のタイマーが搭載されている都合上、これくらいのボリュームの方が、タイムアタックをしやすい利点も存在する。
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クリア後に挑める隠しダンジョンでは戦う度に強くなる裏ボスに挑戦することができ、これを撃破する為にひたすらドーピングをするなど一応やり込み要素も用意されている。
問題点
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エンカウントに関する問題点
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エンカウントの仕様がランダムエンカウントとなっており、エンカウント率にバラツキがある。
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基本的にエンカウント率はかなり高く、ゆっくりの解説でもツッコまれている他、1歩エンカに対する反応も用意されている。
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ちなみにこのエンカウント率に関して言えば、biim兄貴が投稿した『じゅうべえくえすと』のRTAで使用された「じゅうべえウォーク」を再現するための狙った仕様である。タイトル画面で「意図的に作られたクソエンカシステム搭載」と実況されたり、わざわざリセット回数が記録されることからも明らか。
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その他細かい不満点・問題点・バグなど
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バカゲー要素の項でも少し触れたが、オートターゲットがない。『FF1』など昔のFC初期のRPGにもあったことではあるが、オートターゲットのあるRPGに慣れていると少々不便。
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武器・防具は買うことができても売ることができない。本作の装備品はかなり値段が高めに設定されているため、お古を売ることができないのは地味に痛い。
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武器・防具の数値がステータスに反映されなくなることがある。装備しなおすことで解消可能。
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一部の場所で、フィールドを歩いている際に表示される「この辺の敵」の情報と違うモンスターが出現するときがある。
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エンカウントで、ごくまれに0歩エンカが発生することがある。
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0歩エンカ自体はFC時代のRPGでもまれにあったことであるが、イベントマスを踏むタイミングでエンカウントが発生すると、画面が乱れてしまうバグが発生することがある。
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ZLのワンボタンでリセットができるのは便利ではあるのだが、その分誤爆による事故も発生しやすい。コントローラーを置いた瞬間などに不意に押してしまうことがあるので要注意。
総評
一見普通のレトロ風なRPGに、biim兄貴のRTA風実況・解説をゲーム内に搭載するという、中々奇抜な一作。
biimシステムをほぼ完璧に再現し、リスペクトしている点に関しては評価点でもある一方、人を選びやすいネットミームまで取り入れている点に関しては、商業作品としては相応しくない部分があるとも言える。
これらを「ネット上で話題のネタをしっかりと再現していて面白い」と肯定的に捉えるか、「人を選ぶネットミームを安易に節操なく持ち出してきて痛々しい」と否定的に感じるかは、人によって評価が分かれる点であろう。
ただ、一つのRPGとして見た場合は不便な点こそ多々あれど、致命的な破綻は存在しないため、前述したネタを抜きにすれば、それなりに楽しめるゲームである。
使用しているネタの是非はともかく、biimシステムの再現度は非常に高いため、「biimシステムの搭載」を本作の評価点として、真正面から受け入れられる人ならば、購入しても問題ないだろう。
余談
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実は、本作以前にもゲーム内にRTA要素やbiimシステムを搭載したゲームはいくつか存在する。
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だが、その多くが同人・フリーゲームとして公開されたものであり、商業ルートまでこぎ着けた作品は、(恐らく)『アルティエクエスト』が史上初と思われる。
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とりわけ、Nintendo Switchというゲーム機でリリースされたのは、一種の偉業とも言える一方で、人を選びやすいネットミームを多用した本作の販売を許可した任天堂に対して、困惑や疑問の声も上がっている。
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中盤で流れる25分もある謎の自主制作アニメ「マジュウェル」は、同サークルが1999年に2D格闘ツクール95で制作した同名の格闘ゲームの宣伝アニメである。
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本作に登場するゆっくりのモデルも、その「マジュウェル」のヒロインが元になっている。
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シリーズ化され当時のフリーゲーム界隈ではそこそこ名の知られた存在であった。
アニメが評価されてたかは知らない
最終更新:2025年05月23日 00:57