下書きの記載に関するルールの変更について
(24/5/26変更)
記事が完成するまでの間は最低でも週に1度は記事作成相談スレを確認するようにしてください。
記事作成依頼の判断は初稿者に委ねられますが、下書きが完成したと判断しても別の利用者が追記や修正を行うことも踏まえ、記事化依頼前にスレで意見が挙げられているか確認してください。
記事を直接投稿できるメンバーの方も、「記事下書きページを利用する場合は」性急な記事化は避け、スレを確認することを推奨します。
詳しくは利用法をご確認下さい。
ゲーム記事や用語集項目など、Wikiコンテンツ作成時の下書き用ページです。ここにある記事は正式作成前の扱いのため、リンクの作成や修正依頼・要強化依頼の添付は禁止です。
また、表示負担軽減のため動画はコメントアウト状態で記載してください。
下書きに画像をアップロードするのは控えてください。記事化後も画像が下書きに残り続けてしまうためです。
アップロード画像を使用する場合は記事化後に該当記事にアップロードしてください。
また、記事化前に画像のチェックが必要な場合には、外部の画像アップロードサービスを利用してください。
メンバー権限がない人は新規ページ作成ができないため、記事の作成は下書きページを経由する必要があります。
メンバーではない人は記事作成依頼所からページ作成を依頼してください。
権限がある人は下書きを経由せず直接ページを作成して構いませんが、以下の場合は下書きページの利用が推奨されます。
加筆、修正、下書きを元にした新規記事の作成は自由です。ただし、
自分がプレイしたことのない作品の記事化は禁止
とします。
また「このWikiで扱う作品」及び「記事作成のガイドライン」を参照の上でお願いします。記事作成相談スレも活用してください。
「記事下書き」は用途別にページが分かれています。
+ | 下書き用テンプレート。書き方の詳細はテンプレのページを参照 |
一般的な編集の練習などは「サンドボックス」へどうぞ。
初稿投稿日: 2025/3/29 追記修正歓迎
【へいせいてんさいばかぼん すすめ ばかぼんず】
ジャンル | 落ち物パズルゲーム | ![]() |
対応機種 | セガサターン | |
メディア | CD-ROM | |
発売元 | ゼネラル・エンタテイメント | |
開発元 | ゼネラル・エンタテイメント、ダイス | |
発売日 | 1995年7月7日 | |
定価 | 4,800円(税別) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | ゲームバランスが不安定 | |
バカゲー | ||
怪作 | ||
少年サンデーシリーズリンク 少年マガジンシリーズリンク |
赤塚不二夫の人気漫画『天才バカボン』の第3期アニメ『平成天才バカボン』を原作としたゲーム。
ある日なかなか起きてこないバカボンのパパに怒ったママが掃除機でパパを108次元の空間に吸い込んでしまい、パパは戻るために奮闘することになるというストーリー。
後に『TIZ -Tokyo Insect Zoo-』『ゲームウェアシリーズ(*1)』などの異色作を送り出すゼネラル・エンタテイメントのゲーム業界初参入作品でもあり、今作もまた強烈なムービーシーンに定評がある。
ジャンル的には落ちものパズルで以下のルールで進行する。
+ | プレイアブルキャラクター一覧 |
+ | デモムービー集 |
落ちものパズルとしてははっきり言って完成度が低く、戦略を組みにくいこともあって対戦にも向かないなどゲームとしての出来はあまりよくない。
しかしそんなことがどうでもよくなるくらいに演出関連の完成度が高く、演出も原作の雰囲気を最大限発揮していることもあってバカゲー・怪作としての評価は非常に高い。
そのため、その演出部分にどれだけの価値を見出すかによってこの作品の評価は変わってくるともいえる。
幸いサターン初期の作品だけあって入手は比較的容易な部類ではあるので、ゲームの出来に目をつむってでも赤塚ワールドに存分に浸りたいのであれば手に取るのも悪くない。
初稿投稿日: 2025/4/20 追記修正歓迎
【ばくしょう おーるよしもと くいずおうけっていせん】
ジャンル | 実写パーティーゲーム | ![]() |
対応機種 | 3DO interactive multiplayer | |
メディア | CD-ROM | |
発売元 | 吉本興業 | |
発売日 | 1995年3月24日 | |
定価 | 8,800円(税抜) | |
レーティング | 3DO用審査 E(一般向) | |
プレイ人数 | 1~8人 | |
判定 | なし or 良作 | |
ポイント |
吉本芸人たちが登場するクイズゲーム 実写ムービーをふんだんに使用した雰囲気作り |
吉本興業から発売された3DO専用のゲームソフト。
当時の吉本興業はラジオやテレビ等に続く新たなメディアとしてゲームに着目し、プロモーションへの大きな影響力をもたらすという考えからゲーム事業への参入に力を入れていた。(*4)
特に3DOは既存のメディアに代わる次世代機として作られたハードであり、吉本は2本のソフトを展開している(ちなみにもう片方は『マカロニほうれん荘 インタラクティブ』)。
今作は3DOの特色を活かし、実写のインタラクティブムービーを大いに使用したゲームとなっている。
また、本作は同じく3DOでエレクトロニック・アーツから発売された『痛快ゲームショー ツイステッド』に影響を受けたとされている。(*5)
+ | 主な登場人物 |
+ | ミニゲーム一覧 |
クイズパーティーゲームとしても、実写ムービーを活用したゲームとしても、中々悪くない佳作。
良くも悪くも吉本芸人中心のキャスティングであるため、吉本ファン以外の人に手放しでオススメはしづらいが、パーティーゲームとしてはそれなりの出来なので、(当時の)吉本芸人好きなら押さえておいて損は無い、興味があれば是非。
初稿投稿日: 2025/04/20 追記修正歓迎
【じかいしょうねん めっと・まぐ】
ジャンル | アクションパズル | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | |
発売元 | DOG | |
開発元 | シンキングラビット | |
発売日 ()は書換開始日 |
1987年7月3日(1987年9月2日) | |
定価 | 3,400円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
1つのゲームに2つのタイトル 磁力と自力のバランスが絶妙 豊富なステージ |
|
DOGシリーズ |
1987年7月にDOGから発売されたアクションパズルゲーム。副題は『DOGから君への挑戦状』。
磁石のS極とN極による「引き合い」と「反発」の性質を利用してゴールを目指す、パズル性の強いアクションゲーム。
パッケージのタイトルは『磁界少年 メット・マグ』だが、ゲーム中では『磁界少年 メット・マグ』と『磁界少女 マット・メグ』という対称的な2つのタイトルから選んでプレイする形となる。
ストーリー
ファミコン大好き少年のマグは、いつものようにファミコンをやろうとスイッチを入れた。するとマグの体は磁気化されファミコン内部の電磁界に取り込まれてしまった。
それによって電磁界の磁力バランスは崩れてしまい、元に戻そうとする電磁界の力が働きマグの行く手を阻もうとする。
そんなマグを助け出そうとメグも後を追って電磁界に入り込んできた。電磁界に入った二人は磁力の影響を受ける体質になってしまった。
脱出するには、電磁界にある「マグチップ」をすべて集めなければならない。だが3種類のマグチップを取ることで、マグ、メグとも自身の極性が変化してしまうので頭を悩ませてくる。
二人は頭を使って磁力界を抜け出すことができるのだろうか?
プレイヤーキャラ
ゲームシステム
アイテム ()内はマグとメグで異なる場合のメグ側名称。
敵キャラ()内はマグとメグで異なる場合のメグ側名称。
磁石の同極と異極による反発と引合いという子供でも馴染みある要素が上手くゲームに落とし込めており、それとキャラ自身のアクションが兼ね合うことや、マグチップによる適切な変化が求められることでパズル性、アクション性とも高められており、これまでにない独自性がある。
ステージ難度は少しずつ上昇し序盤はプレイしながら感覚をつかんでいけたりなど難易度面バランスも比較的整っており、全100ステージと豊富で磁力を利用したテクニックが掴めれば先へ先へ進む達成感や手応えを感じていけるだろう。
初心者でも飲み込みやすく、のめり込んでいける上級者向きのゲーム性をしっかり両立できている。
*1 セガサターンで展開していたディスクマガジン。実験色の強いミニゲーム寄りのソフトが多数収録されており、雑誌らしくスポンサーを募ったり連載企画を行ったりするなど、ゲームソフトとしては異色の試みが見られた。発売スパンの短さもあってか完成度にはムラがあり、一部は『セガサターンマガジン』読者レースの下位を記録したものもある。全5巻。
*2 ブロックの色数が増えた分意図しない連鎖が発生しやすくなるため。
*3 カメラ小僧の必殺技は一定時間相手フィールド全体をフラッシュで隠蔽、影男の必殺技は一定時間相手フィールドを落下中のブロックの周囲を除き影で隠蔽。持続時間は影男のほうが長い。
*4 3DOマガジン95年1-2月号のインタビューより。同誌では「キャラクターとして永遠に残るバーチャルコメディアン」なるものも将来的な構想に挙げていたが、後にVTuberが台頭したり、吉本芸人自体がYouTubeでも芸人として活躍したりと、奇しくも予測通りの未来が到来している。
*5 3DOマガジンの95年完全保存版では「大阪コテコテ流ツイステッド」なる強烈な二つ名で呼ばれたことも。