ばいきんまん

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ばいきんまん - (2024/02/07 (水) 21:24:45) の編集履歴(バックアップ)



「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホー!」

アンパンマンの黒いライバル。
カタカナで「バイキンマン」と表記される事も多いが、正式にはひらがなで「ばいきんまん」と書く。
結果的にライバルとなったのではなく、アンパンマンを倒すためにバイキン星から送られてきたという、珍しいライバル。

ばい菌を擬人化した様な姿を持ち、食欲旺盛で、何よりも悪さを好む。
性格は意地悪・嘘つき・イタズラ大好き。しかし寂しがり屋な一面や、ガールフレンドのドキンちゃんに頭が上がらないなど憎めない部分もある。
オレンジ色をしたドキンちゃんとつるんでイタズラを敢行しようとする度、アンパンマンやその仲間達と対決する日常を送っている。
初登場は絵本3作目『あんぱんまんとばいきんまん』で、この話がアニメでは第一話となる。
それまで人命救助に専念してきたアンパンマンが初めて戦った話でもある。
1975年に連載された漫画『怪傑アンパンマン』のミュージカルを見た作者のやなせたかし氏が悪役の必要性に気付き、食品の天敵という事で生み出された。
「かびるんるん」というカビを擬人化した様な小人達を基本として、作り出した怪獣など部下をこき使っている。
また、「バイキンUFO」や「だだんだん」といった様々なメカを作ってアンパンマンを追い詰めるものの、
「顔を濡らす(汚す)⇒新しい顔よ!」の逆転劇でいつもやられてばかりである。
やってる悪事自体は幼児番組と言う事もあり、嘘をついたり食べ物を奪ったりといったまだ可愛らしいものだが、
時々マジで世界征服しかけたり、アンパンマンを本気で殺しにかかったりする回もあるので油断はできない。
特に劇場版『勇気の花がひらくとき』でのパン工場の爆破を始めに念入りに敗北フラグを潰していく冷徹ぶりや、
『アンパンマンとバイキン黒騎士』の回のTVの通常回とは思えないシリアス展開は伝説となっている。

ばい菌なので綺麗な物が大の苦手で、石鹸や洗剤などに触れてしまうと体が縮んでしまう。
しかし出身であるバイキン星関係者に共通するものではないらしく、
ドキンちゃんや師匠的存在のバイキン仙人は綺麗好きで洗って縮むわけでもない。
しかしそういう設定は割とマイナーなのか幼児誌などで手を石鹸で洗ったり、うがいをしているシーンがネタ画像系のサイトに挙がると、
よく自殺行為だのご冥福をお祈りします…だの等と言われる。
+ ...

バイキン星住人に性格の異なる色違い(アカキンマン、アオキンマン)もいる。映画版ではサポートに来てくれた。
バイキン星の関係者かは不明だが似た外見の「むしばきんまん」と言うキャラもいる。

バレバレの変装でゲストキャラを騙すという要素は『タイムボカン』シリーズから受け継がれ、
ヒーローにやられて捨て台詞とともに星になって退場といった要素はアニメ『ポケットモンスター』シリーズに受け継がれた
ちなみにいつも負けるとはいえ、ハードな作風でもないのに(顔的な意味で)肉体的にアンパンマンをピンチに追い込むという、
こういうタイプの悪役では珍しい面も持っている。

また、意外にも女の子に対しては紳士的
そのせいか、同族のワガママ娘ドキンちゃんの尻に敷かれているのは勿論の事、天然娘のプリンちゃんとエクレアさんも苦手としている。
特に後者二人に関しては意地悪をしようとしても何故か上手く行かないどころか二人に都合良く進み、
「ばいきんまんさんって良い人ね」とまで言わてしまう(ばいきんまんにとっての)屈辱。
また、戦闘力は無いのに押しは強いドリアン王女等も苦手(ただし最後はばいきんまんがキレる)。天然二人と同じでギャグ補正なのだろう。
逆に、女性でも戦闘力のあるメロンパンナや鉄火のマキちゃんのような相手なら、普通に戦って決着を付けようとする。

声優は『ドラゴンボール』のフリーザや『にこにこぷん』の「ぽろり」、『ドレミファ・どーなっつ!』の「れっしー」等でお馴染みの 中尾隆聖 氏。
「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホー!」やアンパンマンを皮肉る時に良く使う「お邪魔虫」等の言葉は中尾氏のアドリブにより生まれたもの。
余談であるが、中尾氏がばいきんまんを演じる際の独特なだみ声は、元々は遊び半分から出した作り声であり、
喉への負担が大きい。しかしその声が非常に好評となり、加えて番組が超ロングランとなったため、
中尾氏は現在に至るまでその発声の維持に苦しむ事になった。
特に、舞台公演期間とアフレコが重なった時の労力は半端ではないという。
劇場版やスペシャル、もしくはばいきんまんの活躍編では、中尾氏は滝のように汗を垂らしながら演じるという。
その姿は壮絶で、「めいけんチーズ」役の山寺宏一氏は「あの姿見たらマジにならずにはいられない」と触発されると語っている。
声優ってすげえ
余談だが、中尾氏は後に『ワンパンマン』にてワクチンマンという、どこからどう見てもばいきんまんがモチーフと言わざるを得ないキャラを演じてもいる。


MUGENにおけるばいきんまん

アンパンマンも手掛けた達氏によるばいきんまんと、その改変版が存在。

+ 達(tachi)氏製作
  • 達(tachi)氏製作
          
手描きドットで作られたばいきんまん。
同製作者のアンパンマンとの専用イントロも用意されている。
2012年8月にはリメイクされ、ドット絵が一新された。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅後は、弾丸マックス氏によって代理公開されている。

常に紫色のUFOに乗っており、それに搭載された様々なギミックを駆使して戦う。
かびるんるんや泥鉄砲で遠距離から固める戦法が強い。かびるんるんは色ごとに性能が違い芸が細かい。
更新後はやみるんるんやべろべろまんが追加され、かびるんるんは3匹までしか出すことができなくなった他、
バイキンUFOからハンマーを出して殴り付ける「ハンマーアタック」や、ロボットハンドでアッパーカットする「スーパーロボットアッパー」が追加された。
1ゲージ消費の超必殺技では、画面全体をかびるんるん弾幕で押し包む事が出来る。
しかし、攻撃範囲が広く攻め能力は高いものの、やたらに火力が低く、僅かなチャンスであっさり逆転も可能。
更新後は発動中にばいきんまんがダメージを受けると中断するようになったが、
発動直後に無敵があるため、どちらかと言えば壁際に追い込まれた時などの切り返しとして機能する技となった。

デフォルトAIはあまり使わないが、2ゲージ消費の投げ超必として、
UFOから出たマジックハンドで相手を掴み、ばいきんまん自身がUFOから飛び出てパンチをお見舞いする「バイキンパンチ」がある。
間合いは狭いがコンボの締めに使え、威力も高いので脅威。リメイク後は投げ技ではなくUFOからばいきんまんが出てきてパンチする1ゲージ消費の超必殺技に変更されている。
また、3ゲージ消費の超必殺技として画面上に飛び出し、だだんだんに変形して敵を押し潰す技がある。
上から押し潰す多段技なので相手の身長にもよるが非常に威力が高く、
まともに喰らうと立ち状態のカンフーマンなら一撃必殺級のダメージとなる。空中の相手ならなおさら。
また削りも大きく(フルヒット時の半分)、ガードしてしまうとカンフーマンなら4割以上削られる。
判定も画面の半分を覆うほど大きいが、壁際以外なら後ろに退けば回避可能。なお、リメイク後は単発ヒットに変更されている。
この他に12Pカラーも搭載されており、ゲジマシ等性能が向上するが、色が真っ黒になる。
旧バージョン参考動画

+ ふみV3氏製作 ばいきんまんEX
  • ふみV3氏製作 ばいきんまんEX
達氏のばいきんまんを狂改変したもの。
カラーによって狂ランク全般に対応しており、1Pは狂下位〜狂中位、3Pからは回復とゲジマユが追加される。
5Pからはステ抜けが追加され、狂中位に。7P以降は凄まじい無敵が追加され、狂上位の実力を持つ。



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  | /二二●二.\| < くぉんどごそっアンパンマンをコテンパンにやっつけてやるっ!!!
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出場大会

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