ジョニー・マキシマム

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ジョニー・マキシマム - (2012/03/03 (土) 06:48:28) の編集履歴(バックアップ)




「タッチダウン!」


コピー:殺人マシーン
年齢:28歳
国籍:アメリカ
職業:フットボーラー
身長:215cm
体重:107kg
年代:1989年
誕生日:7月20日
血液型:A型
格闘技:アメリカン・フットボール
趣味:球技全般
好きな物:デカいもの、ハンバーガー、コーラ
嫌いな物:おしゃべりな奴、クジラ
知能指数:……。*1
宝物:息子、アーモンドショット


「………………………

                    勝つ。」

今は亡きADKの格闘ゲーム『ワールドヒーローズ』シリーズに登場したフットボーラー。
初登場は『ワールドヒーローズ2』。格ゲーに登場したのはより先である。
無論、無類の女好きや「ジョニー・ザ・パックン」やヒューマン・トーチゴーストライダー
ニョーーーー!ムッムッホァイあぉーんとは何の関係もない。
年代から考えるとモデルとなったのは恐らくジョー・モンタナ(イニシャルが同じ)かと思われる。

アメリカ合衆国出身のアメフト選手で、なんと 3年連続でMVPに輝いている。これはスゴイ。ものすごい *2
性格は冷徹で好戦的かつ寡黙で、キラー・マシーンと恐れられる程のラフファイトをもって戦う。
そのヘルメットの奥の素顔を見た者は誰もいないらしい。

…が『2』のEDで普通に披露しているし、『JET』の立ち絵に到ってはヘルメット被ってるのに普通に見えてるし…。
また「……」と無口なイメージのあるジョニーだが、『JET』までは「俺の血が強者を求めてたぎる!」などごく普通に喋っているし…。
ぶっちゃけキャラが固まってないと言わざるを得な…あわわ(KILL YOU!!

一粒種の息子のコックがおり、自分と同じ道を歩ませたくないがために留守番をさせるが、
『WHP』のEDではそれが裏目に出てしまい、結果的に息子に同じ道を歩ませることになる。
妻のマリアとは離別中であるが、息子には死んだと偽っている。
ちなみに『WHP』のネオジオCD版他に収録された4コマ漫画『ラスプーチコ』では、
おもいっきり「 奥さんに逃げられたジョニーさん 」と言われてしまっている。

『JET』でラスプーチンが、家族を見捨てた彼の行動を「なんと悲しいこと」と嘆いているので、そのあたりは配慮したのだろう。
ちなみに、クジラが嫌いなのは 自分よりもデカイから である。意外と負けず嫌いなのかも。

また、マンガ版ではこのジョニーを生い立ちをさらに掘り下げて 「奥さんと息子を見殺してしまったために感情を殺すようになった」
という少年誌にしてはハードな設定に改編されている。しかもコロコロコミックでこれですよ。
実際は「強盗犯につかまった妻と子供をジョニーが助けるときに、強盗の撃った流れ弾が2人の命を奪った」なのだが
真相が明らかになるまでにジョニーは作中でも「人殺し」として異彩を放つ扱いだった。
最終的にはハンゾウに説得されたことで、家族の死を受け入れ、涙を流すようになった。

ゲーメスト版コミックでは 「デカイ。ほとんどしゃべらない。気は優しい」 というテンプレのような巨人キャラに。
無言で悪人をバッタバッタとやっつける姿はなかなかシュール。
牢屋に閉じ込められて精神的に傷ついていた、少女時代のジャンヌを助けるときに
「COME ON!(がんばれよ)」と優しく頭をナデナデしてはげますシーンは名場面だったりする。
周囲は「キエアアアアアアアアアジョニーがシャベッタアアアアアアアアアアア!?」状態だったけど。

マッスルパワーは同じアメリカのスターとしてライバルである。
+ アメフトクリニック~
伝説的とは言え何故格闘家でもないスポーツ選手がヒーローなのか?との疑問をお持ちの方の為に説明しておくと、
アメリカンフットボールはその名が示すとおりアメリカで最も人気のあるスポーツであり、
そのトッププレイヤーともなれば大統領と並びアメリカ史に名を残す偉人とも言われる。
憧れのヒロインがチアリーダーで、彼氏がイケメンマッチョのアメフト部のキャプテン、
なんていうのはアメリカ映画やドラマでよく見るお約束である。

また、アメフト選手は頑強な肉体の持ち主であり、プロレスラーに転向する者も多く、
有名な所でもボブ・サップ、ビッグバン・ベイダー、ビル・ゴールドバーグ、ザ・ロック…と挙げて行くとキリが無い。
アメリカは国としては若く歴史が浅い事もあり、「歴史上の偉人を集めた」という設定のWHにおいては
プロレスラーと並ぶアメリカ代表としてフットボーラーに白羽の矢が立てられたことは自然な成り行きと言えるだろう。

「俺…キラーマシン」


原作での性能

「俺は戦闘マシーン!誰にも止めることは出来ない。」

見た目に違わず豪快なパワーファイターで攻撃力が強く、連続技の威力が非常に高い。
特に立ち大(中)パンチはその巨体を更に前に乗り出して攻撃してくるためかなりのリーチを誇る。
ジャンプの高度は低いもののゆっくりなため見切られるが、昇りJ大Pが中段になり、逃げジャンプだとノーリスクで非常に使える。
対空技の「ライトニングタックル」は大だと非常に横移動の距離が大きく、画面端から端まで到達する(ステージの端~端ではない)。

『WH2』で初登場した時は「アーモンドショット」「アンダーアーモンドショット」の2つの飛び道具を持っており、
隙はやや大きいが弾速が速いため反射されにくく、これらで飛ばせてライトニングタックルで落とすのが基本スタイル。
また上空からの落下頭突き「ヘッドクラッシュ」やスライディングで奇襲もかけられる。巨体だが飛び道具の下もしっかり抜けられる。
特に小スラは移動距離と速さが申し分なく、隙が非常に小さいうえ、小パンから繋がりガードされても反撃を受けづらいという素敵性能。

『WH2JET』では「肩を壊した」という理由で飛び道具は2つとも無くなってしまった。あれ?アンダーアーモンドは蹴りで出すんじゃ…?
うわさでは使いやすすぎて調整されたという説もあるが真相は不明。
その代わりとして(?)、コマンド投げの「ジョニースペシャル」が追加された。
相手をキックでかち上げてそこからタックルで画面端に叩きつけるという技で、ある意味運送技と言える。
「フン!1、2・・・」と言いながら突進する姿を、見たことがある人もいるだろう。
本当は「フン!1、2、3、GO!」がセリフで入るのだが、MUGENではジョニーが途中で言い終えてしまうケースが多いので
ちょっともどかしい。よっぽど広いステージで端から端まで運ばないと聞こえないので、MUGEN動画では何気にレア。

『WHP』ではエキストラアタックの「キャッチング」で相手の飛び道具を掴んで投げ返すことが出来るようになった。
しかし『WHP』での彼の最大の魅力は究極奥義「ハイパージョニースペシャル」にあると言えよう。
この技は始動技のパンチのリーチこそ短いものの発生が早く、キャンセルで出せば連続技に組み込むことが出来る。
ガードされても始動技で終わるため反撃は受けないのでガンガン出していけるが、ロック技では無いため空中ヒットだとそこで終わる。
なおヒーローゲージMAX時には懐かしのアーモンドショットを解禁してダウンした相手に乱れ撃ちする。
またとどめのヘッドクラッシュが単発技から多段技になるため、残り体力数ドットの相手に決めると『WHP』の仕様により断末魔が延々と続く
このためマッスルパワーの「しつこい投げ」と同じくらいフィニッシュによく狙われ、シュラに決めるのはもはやお約束の域である。

ハイパージョニースペシャルは3:02から。
24回も「負けたッスー」と叫び続けるシュラカワイソス。

ちなみにこの技、設定では『痛快GANGAN行進曲』のバスケ使いの少年ボビー・ネルソンと戦って負けてしまったジョニーが
その時彼の技「ビッグバンアタック」を 盗んで編み出した もの、という事になっているらしい。
まぁ、人の技を盗むこと自体は別に珍しくもないし、それはそれで別に良いのだが……
……人からパクった技に「ハイパージョニースペシャル」なんて名前付けちゃうのはどうかと思うんだ


MUGENでのジョニー・マキシマム

エリック呂布同様、死門氏によって製作されていた。現在はiswebライト終了によるサイト削除で入手不可。
『WHP』ベースだが、飛び道具のアーモンドショット&アンダーアーモンドショットも使用可能。
ワーヒー名物の戦闘中の字幕も再現されている。
だが、残念ながらハイパージョニースペシャルが未搭載。*3

AIもNNC氏によって製作されている。
下記動画のトナメでは、同じフットボーラーであるブライアン・バトラーと非常に相性のいいタッグチームぶりを見せている。


出場大会

削除済み

出演ストーリー


「俺は・・・・闘いに勝つことが一番大事だ・・・・。
殺人マシーンと呼ばれ、全てを犠牲にしてきたが・・・今解った。
やはり愛する息子と、そしてマリア・・。家族も大事だ。
・・・・ジュニアが私のようなキラーマシーンになると言い出しているが・・。あの子には普通の人生を歩んでほしい・・・。
・・・フッ・・・・・・しゃべりすぎたか・・。」



*1
…となっているが、これは鹿という訳では無い。
ジョニーのポジションは、肩を壊した事がある→ボールを投げる必要があるためQBでほぼ確定。
(他のポジションはトリックプレイで無い限りフォワードパスを投げない)
QBは相手の陣形やプレイヤーなどから、相手の狙っている防御を読み、その裏を突くオフェンスを展開する
「働く司令塔的」なポジションである(最近のNFLはベンチから無線で指示が飛んでくるが)。
そんな重要なポジションなので脳筋には勤まらない。

……が、何故かタックルはする。重要なポジション故に替えが効かず、怪我防止のためにタックルは御法度である。
実際メインQBが怪我をしてしまったために戦績ががた落ちするチームも珍しくない。
トリックプレイで自分が走る時も、距離を稼がずタックルを喰らう前に自分からスライディングしてプレーを止める。
後ボールも蹴る。これもトリックプレイ以外は専門のキッカーと呼ばれる選手が蹴るためやる必要がない。
さらに一番上の画像ではボールをスナップしようとしているが、これもセンターと呼ばれる選手が行うためやる必要が無い。
…アメフトだからって色々混ざりすぎやで。

*2
実際にNFLでMVP3回受賞というのはたった二人しかおらず、歴代1位タイ。
しかも3年連続MVPとなるとブレット・ファーヴただ一人だけである。
さらに、彼が受賞したのは'95~'97であるため、『WH2』が発売された時点ではそんな記録は存在しておらず、
ジョニーがNFL史上初の快挙を成し遂げたという事になる。すげえ。

*3
ついでに言うと相方のシュラも、長年MUGENに負けボイスが「負けたッス」になっているものがいなかったため
原作の負けたッスオーバーキルをMUGENで再現する事はできなかった。
現在は「負けたッス」と叫ぶシュラが製作されており、あとはジョニー側の完成を待つばかりであったが……。