トロン・ボーン

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トロン・ボーン - (2012/10/30 (火) 23:10:55) の編集履歴(バックアップ)


「お宝は、いただきよ!」


『ロックマンDASH』シリーズに登場するキャラクター。年齢は14歳(初登場時)。
空賊「ボーン一家」の長女。兄にティーゼル・ボーン、弟にボン・ボーンをもつ。
どこか頼りない兄と弟を引っ張っていく、ボーン一家の紅一点。
天才的メカニックであり、様々なマシンを開発。40体のコブンも彼女が作りだしたもので、
時には厳しく、時には優しく接するお母さん的存在である。ちなみに犬が苦手。(オバQのように恐れるという意味で)
タイツに股間の貞操帯のような金属パーツが エロい あと髪型が某怪獣に似ている。

ちなみに、研究・開発時は髪を下ろして眼鏡に白衣、生足になる。

CVは『Kanon』の沢渡真琴などを演じた飯塚雅弓。
アニメ『ポケットモンスター』の、カスミの中の人といえばわかり易いかもしれない。

キャラクター説明

ロックマンDASHシリーズ

初登場の『ロックマンDASH 鋼の冒険心』では、舞台となるカトルオックス島で悪事を働き島の人たちを苦しめていたが、
序盤に主人公のロック・ヴォルナットに窮地を救ってもらったことで彼に一目惚れする。
しかし性格が素直でないため、その思いを伝えられず憎まれ口ばかり叩いている

「あんたなんかコテンパンにイジめてやるんだから、覚悟なさい!」

その後も自分の作ったメカで何度も戦いを挑み、終盤ではピンチに陥ったロックを兄と共に助けるが、
隙を見つけてちゃっかりお宝を頂戴するなど抜け目がない。
ボーン家の家訓「損して得取れ」を地で行く活躍ぶりである。

スピンオフ作品『トロンにコブン』ではタイトル通り主役を張り、高利貸しのロース一家の
借金のかたに取られた兄弟を助けるため、コブン達と共に悪事を働き借金を返そうと奮走する。

『ロックマンDASH2 エピソード2~大いなる遺産~ 』ではロース一家(の残党)と手を組みロック達の前に再び登場。
ロック達と戦いを繰り広げ、時には協力することとなる。

「ふたりの信頼関係に敗北!…ってカンジですね~」

「……なによ あんなに仲良さそうに………
なんだか あんな小細工した私… バカみたいじゃない!!
あんたなんかねぇ…! っあんたなんか…!!」


『トロンにコブン』に同梱された体験版は、前作とDASH2製品版(↑)の間に位置するオリジナルストーリーとなっている。
製品版が『エピソード2』なのは、この体験版が『エピソード1』だから。
ロックをなんとか仲間に引き入れようと健気にがんばるのだが……

兄のことを「お兄さま」と呼んだり、ときどき語尾に「~ですわ」とつけるなど、育ちのいい一面を見せるときもあるが
彼女(ら)の家族や過去に関するはっきりとした描写はなく、両親とはすでに死別しているのが分かっているのみである。
(一応、作中では居室に大きな肖像画が掛かっているなども元金持ちである事を伺わせる。1と2の間の状況から察すると商才は無さそうだが)

格闘ゲーム

格闘ゲームでは『MARVEL vs CAPCOM 2』よりコブンと共に登場。
『トロンにコブン』で活躍した万能二足歩行型戦車グスタフに乗り、コブン達を指揮してパワフルな攻撃を仕掛ける。
このグスタフ、デザインが大幅に変更されており、コックピット周りの装甲が外され、トロン本人が無防備な姿を晒すことに。
『ロックマンX』を知っていればライドアーマーに近いと言えば分かりやすいか。
まあ本来のデザインだと誰が乗ってるか分からないからね、仕方ないね。
しかもオリジナルにもない、フォボスもビックリでドッキリなギミックが満載である。
ガードは金ダライで行うなど妙にアナログなところもあったりするが。
+ トロン様の性能
基本性能
基本性能はかなり特殊な方に入り、弱中から強へのチェーンができなかったりする。
屈み中Kが既に足払いになるのだが、屈み強Kも足払いだったり、
簡単に言えば弱・中でコンボ、強は単体で使うものといった感じなのである。
空中技も一部アクションが特殊で、シビアな部分が多いためアドリブを効かす必要がある。
エリアル始動技も使いやすい感じではないため、確定状況下でなければエリアルを狙うことはまずない。
珍しい挙動の中でも、通常技の屈み弱Kや空中弱Kは範囲や持続力に秀でていて、非常に使いやすい。
ヒット確認が容易でコンボへの連携も可能で、そこから好きなコンボに持って行けるのも強み。
また、空中で何度も前ダッシュが可能という特性を利用して、
空中から空中強Pめくり・低空前ダッシュからの中段崩しなど、機動力を生かした攻め方も可能。
防御力は通常キャラよりやや高めなのも魅力。(オメガレッドサノスDr.ドゥームC.アメリカなどと同値)
必殺技
ボーンストライク」は、いろんな状況から使える突進技で、削り能力が非常に高い。
ただし、ボタン連打をしないとヒット数が増えない上ガードされると反撃確定なので、振りすぎには注意が必要。
指揮弾」は、軌道を表示しつつ弾を発射し、当たった相手をコブンが捕捉する。
一定時間経つとコブンが離れ、ヴァイタルソースを少量回復するディフレクターをコブンが持ってくる。
発射までが遅く、軌道も見えて復帰もレバガチャ対応なため、基本的に使いづらい。
コブンランチャー」はコブンを空中に飛ばして降下している間判定を出す技。
実はある程度高度が下がると判定が消えるため、屈んでいればほとんどのキャラは無害で済む。
HC
2つあるHCのメインは「昼食ラッシュ」になる。
中攻撃系からならほぼどの状況でも入り、さらに中攻撃は多段ヒットするためヒット確認も容易。
単体としての威力はあまり高くないのだが、超多段ヒットするため補正によるダメージ減少・相手の防御力をかなり無視した、
安定したダメージを奪うことができるのが強みと言える。
ただし、先発でディレイドすると後発にコンボ補正が思い切りかかったり、後発で使うには確定状況が少なかったりと、
チームとして考えると難しい場面が多々ある。
撃ってて画面端までいきそうな雰囲気はあるのに、実際は屈み中Kよりもリーチが短かかったりする。
もう一つの「キングコブン」は、範囲や威力は中々なのだが、発生速度の問題上コンボに組み込みづらい。
どちらかといえば、削りか交代用か安全確保(「ボーンストライク」がガードされた時など)に使うことの方が多い。
アシスト性能
しかしトロンの最も光る点は、アシスト性能にある。
γ(シューティング)タイプがそれに該当し、モーション自体はただの屈み中P(超音波)なのだが、
  • 3ヒットながら火力がかなり高い(15×3ダメージなのだが、なんと真空波動などのHCと同値)
  • 攻撃判定が長く残りやすい(エフェクトが消えても判定が残っていたりする)
  • 削り能力がある
  • 間接攻撃扱いで、出た後ならばトロンが攻撃されても判定が消えない
  • 飛び道具を一方的に消していく(貫通タイプの飛び道具は不可で、相殺判定のあるアイスビームなどは可)
等、素晴らしい能力が備えられている。
画面端か挟み撃ちでもしないと全段ヒットしなかったり、無敵時間が無かったりと多少の不安要素はあるが、
それらを除いても高性能であるのは間違いない。
その他
そんなトロンの欠点としては、空中への迎撃能力が極端に低いことと、安全交代が若干しづらいこと。
実はトロン、対空と言える通常技・必殺技を持っていないので、アシストに頼らざるを得ない状況が非常に多い。
チームとしても、前述のように「昼食ラッシュ」は性能と補正の問題で両者とも人を選ぶし、「キングコブン」はコンボ向けではない。
それとアシスト能力の強さから、3番目のアシ専という位置が非常に強力という状態になってしまっているのだ。
とはいえ、これらは上位に対しての話であり、普通に使うとトロンは強キャラと言える性能だったりする。

余談で、よーく見ると昼食ラッシュで轢いていくコブン達の中に小猿が1体いるが、
この小猿の名前はデータといい、主役側であるロック・ヴォルナットのサポート役で色々と重要な位置に立っている。
(ネタバレ含む)詳細ははロックの記事を参照。

『3』においては初期のPVで背景キャラとして登場していたため、降格した……と思わせておいて、後に公開されたPVで当たり前のように戦っていた。

参戦PV
リュウに対して『このオーラは・・・貧乏人ね!』と開口一番言い放っていたりする

ちなみにMvC3でもそれっぽい強さ。
さすがにγアシは弱体化されたが、βアシのグスタフファイヤーに出がかり無敵がついて迎撃アシとして使えるようになった。
また全キャラ中2位タイというタフさと、ダウンを起こせるアシと指揮弾を組み合わせたループコンボが最大の魅力。
後はキングコブンで相手を拘束しつつディレイドやドリルで更にダメージを伸ばせたりもする。

その他

+ NAMCOxCAPCOMでの活躍
本作にも登場するが、先にMVC2に出演していた縁からか主人公のロック&ロールより登場が早く
プロローグ3で初登場し、再登場も第12話とそれなりに序盤から登場する。(ちなみにロックの初登場は21話で仲間うちでもかなり遅い)
未来世界で復活したパラデューク遺跡にて辺境警備隊のトビ・マスヨ&天現寺ひろみに追跡されていたところ、時空の揺らぎに巻き込まれ
魍魎界の上ノ伊城に転移してしまい、成り行きでマスヨ達と行動を共にすることになってしまう。
その後、血の池地獄で同じく転移していたゲゼルシャフト号を回収、以降は自軍の足として色々活用されることになる。
原作ではそれなりに破天荒な性格だったが、本作では彼女以上に破天荒なキャラが沢山いるのでツッコミに回らざるを得なかった
また、フーバーのことを技術者として尊敬しており、彼との間にMA攻撃を持つ。何気にトロン唯一の近距離技だったりする。
なぜか今回乗ってきているグスタフは赤紫色だし、マヴカプのとは仕様が異なる機体なのだろうか。
ロックとロールとは彼らの登場が遅かったためか同じ作品のキャラなのにあまり込み入って絡んではいないが、
ロールに対抗意識を燃やすなどそれなりに描写はされている。また、最終話では彼女とゲゼルシャフト号が意外な活躍を見せる…。

性能はロック&ロールと同じく遠距離型。しかし射程が2~5と遠距離限定にしてはかなり射程が短い。(ロックは3~6、超戦士は4~7)
HPは平均より低めだが物理属性への耐性は高いので打撃持ちの敵に接近されても気にならない。場合によってはガンガン前進するのもいいだろう。
技は物理属性と炎属性しかないものの扱いやすく、特にレベル24で覚える「ガトリングガン(強)」の使い勝手は随一である。
さらにトップレベルのMPに被ダメによるMP回復スキル、アイテムや資金を集めるスキルを揃えているため序盤から稼ぎ役として活躍が期待出来る。
装備アイテムではMP回復手段を揃えるか、多少低いHPをカヴァー出来る装備が望ましいだろう。
余談だが、必殺技の「昼食ラッシュ」発動時は戦闘の背景がMVC2のHC発動時の背景になる。細かい。その割に指揮弾は撃たないけど
+ プロジェクトクロスゾーンでの活躍
今作でも「トロンにコブン」としてソロユニットで参戦。
時空のゆがみに巻き込まれてコブン43号と44号…もといフランク&レイレイとともにその後登場した自軍に合流する。
今回はソロユニットであるためグスタフは登場せず攻撃は「キングコブン」であり全てコブンが行っている。なお42号は登場しない
登場時期も非常に早いため自軍のブレインとして活躍している。
戦闘前後会話ではコブモスの開発を目論んだりあろうことかデビル因子や神機をもコブンに利用しようとするなど発想が中々ヤバイ。
あとお尻がかなりエロくてけしからん
+ 今作の世界観に関して、ネタバレ含む
原作ではロックマンDASHとロックマンXは文献に載ってるか載ってないかというレベルで時系列が離れているが、
今作ではゼロがボーン一家やKOS-MOS、さらにはデスサタン王家の事を知っているなどほぼ同じ時系列となっている。
コブンやKOS-MOSもイレギュラーハンターの事に言及している。ちなみにトロンはエックスをロックと一瞬見間違えて絶句していた。


MUGENでは

主にBeximus氏のものとKONG氏のものが有名。(Beximus氏製は一時入手不可だったが公開サイト復活でDL可能になった。)

前者は元性能から様々なアレンジが加えられている。
+ mugenでの性能の違い
  • 攻撃の当たり具合が硬い(仰け反りが若干長い?)ため、攻撃が楽に繋がりやすい
  • 屈み強Pのリングビームが連続ヒットする。むしろノックバックが非常に少ない
  • 画面端以外でも「ボーンストライク」から「昼食ラッシュ」「キングコブン」が繋がる
  • 空中でのボーンストライクがカス当たりしづらい(本来はカス当たりしかほぼしない)
  • 相手の頭上からコブンが大量に落下してくるHC「コブン落下」が追加されている
  • オリジナルの地上投げが追加されている(よく見かける画面端に撃ち飛ばすあれ)
  • ある条件で「キングコブン」でのコブンの発生が遅れてしまうバグ(仕様?)が改善されている
  • 「コブンランチャー」の持続がやや伸びている(やや下の方まで当たる)
  • 空中前ダッシュの距離が長い
  • Vカウンターが備えられている(アシスト概念がないため)
  • 火力が明らかに下がっている(mugenのライフ総量とコンボ補正のためも有り得るが)
同製作者のバレッタ同様、コンボをウリとして通常火力を下げている、というようなアレンジがされている。
アバレッタでお馴染みのうさぎ氏により凶悪な強さを誇るAIパッチも作られていた。(現在、サイト削除で入手不可)
空中から地上コンボ→エリアルと繋ぐ動きは基本的なトロンの動きそのものだが、このAIはレベルが上がると着地に合わせてエリアル始動技を繰り出し、
コンボ補正をぶった切りながら連続でエリアルをつなげてくる。トロン様暴れすぎです。

後者のKONG氏製のものも、同氏作の他キャラと同じく強力な性能である。
AIはEasy/Midiam/Hardの3段階あるが、一部のKong氏キャラの恒例として
Hardでは絶対に死なない(デバッグキー使用でも倒れない)という特徴がある。
動画で使用する際は注意されたし。


出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー