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各ゲームのキャラの強さ/黄昏フロンティア - (2012/12/30 (日) 00:15:14) の編集履歴(バックアップ)


Eternal Fighter Zero MEMORIAL』に関してはこちらを参照

東方萃夢想

『東方Project』の外伝(公式では「第7.5弾」と表記)。
独自のシステムを構築し、 差し合いを重視するゲーム に仕上がっている。
EFZ同様、数回のバランス調整によりキャラ間の壁は小さいが、確実に上位キャラは存在する。
一度の読み勝ちからどれだけリターンを奪えるかがポイント。
また、スペカ宣言後は削りダメージが回復せず、スペカが使用可能な時間は限られているため削りに使えるスペカが強力とされる。
その中でも最上級クラスを持つ魔理沙・咲夜に対して妖夢が順位を下げているのはこの影響も大きい。

ランクは概ね以下の通りだが、妖夢に関しては異論もある。
S 咲夜、魔理沙
A+ 妖夢、霊夢、紫、レミリア
A アリス、パチュリー
B 萃香、幽々子
C 美鈴

上位キャラクター(萃夢想)

十六夜咲夜(萃夢想)

各種技の判定が強く、各種軌道反射と滞空を絡めて襲ってくるナイフ弾幕による固め・立ち回り性能が高い。
特にJAの判定に優れ、これに対抗できる技はほとんどないため制空権を取りやすい。
また、中距離での射撃を狩れるグレイズ打撃のDB、刺されば2k強のダメージを奪える速射の遠Aなどから、距離に関係なく戦える万能さ。
そして、スペカも相手の動きを抑制する「咲夜の世界」があるため、大抵のキャラに有利がつく。
欠点はダッシュ姿勢が実は高い、切り返しが霊撃頼み、射撃の霊アイテムへの変換量が多い(霊撃を補充されやすい)等。
かつては3強の末席だったが、評価が上昇し今では2強まれに1強とも言われる。

霧雨魔理沙(萃夢想)

  • 弾速が非常に速い遠A(ビーム)系射撃
  • 威力と相殺能力に優れる遠B(ナパーム)系射撃
  • 長い打撃or射撃無敵を持つ昇龍「ミアズマスウィープ」
  • グレイズ判定の突進技「ウィッチレイライン」
と遠近ともに攻守に優秀な技が揃い、火力も高い。
また、二符「オーレリーズソーラーシステム」がかなり凶悪。

準上位キャラクター(萃夢想)


魂魄妖夢(萃夢想)

最強クラスの火力と技判定を持つ。また今作唯一の投げ技も持つ。
接近戦主体なので射撃の性能はあまり高くないが、牽制および固めとしては十分な性能。
自分から攻め入るための能力に欠ける反面、無敵技があることもあって守りは堅い。

ただし上級者の間では2強より評価がやや落ちる。スペカが連続技補強や立ち回り強化用で固めに使えないのが大きい。

Ver1.11では2P限定の画面端永久があるが、非常に難しい(猶予1F)ためダイヤグラムには影響しない。

上位キャラクター番外編(萃夢想)


レミリア・スカーレット(萃夢想)

当初は固め・切り返し・逃げ性能が高く、一強とまで言われたが、後の修正で中堅に落ち着いた。
体が小さく、また火力と機動力に秀でており、必殺技やスペカは突進技と対空技がメインという近距離型。
反面、射撃性能は(弾速こそ速いが)劣る。通常技のリーチ・判定・硬直にもやや難あり。

準下位キャラクター(萃夢想)


伊吹萃香(萃夢想)

今作のラスボスらしく、高火力が持ち味。機動力も高く、強襲や逃げも得意。
反面コンボや固めは苦手で、隙を見て威力の高い単発攻撃を当てていくのが基本。
切り返しも弱いが、相手の突撃には「妖鬼 - 密 -」や「地霊 - 密 -」で対抗できる為固められる前に追い返すのが重要。
射撃の強度が低く撃ち合いも苦手なため、立ち回りに苦労する。

西行寺幽々子(萃夢想)

火力が高く、攻撃範囲が広い代わりに移動と攻撃の発生が遅い、典型的なパワータイプ。
バクステの長い無敵などを活かして相手の攻撃をかわし、強力な一発を叩き込むキャラ。
各種地上技の性能がよく、固めもそこそこ強い反面、空中技は隙が大きく安易に振れない。
射撃技も制圧力は高いながらも隙が大きいものが多く、撃ち合いは苦手。
動きが緩慢ながらもコンボ・切り返しなど必要なパーツは揃っており初心者でもある程度は戦えるが、上を目指すには発生の遅さをカバーする立ち回りが重要。

下位キャラクター(萃夢想)


紅美鈴(萃夢想)

Ver1.10で追加されたが、原作での扱い(三面ボスとして一作限りの登場)を考慮してか、他キャラより性能的に劣る。

チェーンコンボの一種「連環撃」を持ち、固めおよび近距離戦能力はトップクラスだが、安いせいでプレッシャーが小さい。
さらに射撃の牽制能力も最下位(が、相殺強度は高く、近付くための布石としては十分)。
しかし一番キツイ組み合わせでも3:7程度しか付かないため、努力しだいでは性能差を覆しうる。
また、多くの通常技に付いている部分無敵、最高クラスの技の発生等のメリットを活かせば上位を食える…かもしれない。
実は苦手なのは咲夜・萃香・幽々子と、弱キャラの方が多いのだが。
高い起き攻め・固め能力も手伝い、相手次第では端に押し込めばずっと美鈴のターン!なんて事も。

東方緋想天


デッキ・天候により運の要素がやや強くなったが、差し合いと読みが重要なのは前作同様。

射撃はグレイズするのが前提で、ダメージに繋がるのはその後の打撃の差し合いからとなる。
このため「射撃だけ強い」よりも「打撃が強い」「射撃と打撃のバランスが良い」キャラの方が有利。

スペカの宣言制が廃止されワンボタンで出せるため、見てから無敵スペカ余裕でしたが可能。

前作と違いクラッシュの影響が少なく、霊球1個割れた程度なら逃げながら牽制すればイーブンまで戻れる。2個以上割れて初めて体感で動きに制限が掛かる。
また、固めて割るのが前作よりも格段に難しく、それゆえ確定ガークラ連携や切り返しは重要となる。
それでも上述通りあまり恩恵が無い為、立ち回りで強いキャラが上位に来やすい。
ちなみに全キャラ防御力一律なので、基本的に火力や霊力効率の良さなどの攻撃性能=防御性能となる。
背の低さや特殊な姿勢、無敵技の多さなども防御性能に含まれる。
小さいことが有利に働く理由は、攻撃判定が大雑把で他作品に見られるデメリット(低火力や攻撃範囲の狭さ等)が全く見受けられないため。

上位キャラクター(緋想天)

ほぼ万人が上位と認める程度のキャラ

射命丸文

高い機動力と火力を兼ね備えた異色の存在。
Ver1.02では一人だけ別ゲーレベル。その後何度か弱体化したがまだまだ強い。

打撃・射撃問わず技の発生が早く持続も長い割に全体Fも短いため、牽制が強い。
あらゆる状況からB射→コンボに行けるため、実戦での火力は全キャラ中最大。
小技からアドリブで3k奪う様はまさに疾風。

2Bがブーメランのように戻る挙動で起き攻めに使え、相手のリバーサルを拒否しやすい。
固めは連ガこそ少ないが全体Fが短くて狩りやすいため抜けどころが難しく、ゲージ回収率も上々。
固め中に2Aを刻んで霊力を回復してから固め直せるため霊力不足にならない。
6Aか3Aを誤ガードさせたら「天狗道の開風」で確定ガークラ&追撃で2~3割。

防御に関しても打撃無敵技こそ皆無だが、技の発生から暴れが機能しやすく切り返しも弱くない。
制圧力には劣るが、相手の射撃に対して射撃で割り込んだりグレイズ付き突進技でカウンターを狙ったりと、遠距離でもプレッシャーをかけられる。

この手の暴れキャラにありがちな「動きの読まれやすさ」が弱点。

魂魄妖夢(緋想天)

ダッシュも飛翔も非常に速く、打撃の発生は最速クラスの接近戦特化型。反面、通常射撃の強度が低く弾幕戦は苦手。また、リーチは短め。

飛翔or空ダからのJAが基本。JAの発生は7Fで最速。
リーチは短いが持続が長く、速い飛翔から出すことで擬似突進技となる。
火力は並だが、どこからでもほぼ同じダメージが出せるので結果的に非常に高い。しかも、ほぼダウンさせて起き攻めにいける。

射撃は、半霊をぶつける速射の6Cと「憑坐の縛」が強力。
憑坐の縛は射程は短いが、半霊に設定されたHP((レベル+1)×500)までは攻撃を貫通し、高レベルの縛は最高の貫通性能を持つ。
また発生保障付きなので一方的に勝ちやすく、悪くても相打ち。これにより、相手の攻めを止めやすい。

起き攻めが強力で、広範囲に弾を撒く2Cを重ねれば移動起き上がりされても起き攻めできる。
固めは2Aを刻みつつジャンプ狩りの6AやDAを混ぜる形で、無敵技以外で抜けるのは困難。
反面クラッシュ技をガードされるレベルだと崩しにくくなるが、結界抜けされてもガードさせやすい技が多く、守りも堅いので特に困らない。
もう一度捕まえて2個以上霊球を壊せば封殺も可能。

欠点は ダッシュしっぱなしでグレイズが持続しない ことと、 ダッシュの停止モーション中は無防備 なこと。
通常技にグレイズ技がなく、必殺技もグレイズ付きのものはガード後反確。
魔理沙には6Aで大半の地上打撃をスカされるためやや苦手。

霧雨魔理沙(緋想天)

主人公らしく扱いやすい。
2Aを除く大半の打撃技の発生が最速クラスな上、いわゆる格ゲー三種の神器も完備。
スペカも安くて高性能な物から高コスト超火力までバリエーション豊か。
また、火力は文や天子と並んでトップクラス。

しかしそれ以上に6Cのレーザーが強い。具体的には
  • 射撃に相殺されない
  • 10HITするが、任意のタイミングで必殺技・飛翔キャンセル可能(厳密にはキャンセルタイミングが3か所)
  • 地上で当たればマスタースパークなどが入る(ただし1/3のフレームではずす)
  • 強判定のJ6Aから確定
  • 一部の射撃必殺技・スペカが連ガ=割り連係に使用可能
  • 空中でも撃てる
  • 発生が早く隙も少ない
と、非常に高性能。「魔理沙とはy軸を合わせてはいけない」とすら言われる。
中段の6Aも、全キャラ中最速・入力から下段無敵・着地前後にキャンセル可能と高性能。
特にキャンセルグラウンドスターダスト空中発動+発動前着地キャンセルで 隙無し 。当て方次第で有利にも。
他にも突進技が同じ技でキャンセルできたり、昇龍が1F目から完全無敵だったりと高性能技が揃っている。
さらにはキャラ限だが 5割 奪うループコンも所持。

弱点としてはグレイズ技が少ない事と“上位キャラにしては”中央火力が低めな事。
ただ地上固めで端まで運べて、空中だと安定2k以上のダメージが出るので実質弱点無し。

準上位キャラクター(緋想天)

高性能だが評価が分かれる程度のキャラ

永江衣玖

判定が異常に強い打撃が特徴。ただし全体的に発生が遅く、また移動も非常に遅い。
しかし飛翔は高性能で、空中から強判定を押し付けるのが強力。
長い判定や多彩な射撃を生かし、あらゆる場面からコンボにいける。
固めは若干弱めだが、リーチが長いので相手の霊撃やガード反撃を受けにくい。
非常に弾速のある6Cにより遠距離の刺しあいも強い。
ノーゲージの火力は低めだが、スペカは優秀。
「光龍の吐息」を絡めたコンボは拘束時間が長く、ダメージも高い。
判定が広い打撃スペカ「龍魚ドリル」も強力で、J2Aから簡単に繋がる。また、グレイズ付きなので射撃を狩れる。
天候が台風でもこれらスペカ陣のお陰で中々の強さ。
また、書き換え技には ガード硬直中でも出せる 技もあり、使いこなせば他を寄せ付けない。
弱点は射撃強度の低さ。リバサに使えるスペカも発生が遅く、射撃なので詐欺りやすい。

レミリア・スカーレット(緋想天)

独特な軌道のダッシュと、妖夢をも大きく上回る速度の空中ダッシュ・飛翔を持ち、機動力は最高クラス。
特にダッシュは判定が見た目と異なるので相手が慣れてないなら至近距離からでも逃げられる。
斜め上に強いJAと真下に強いJ2Aで、苦手だった空中戦を克服。
これら空中技はダッシュ中にも出せるので、ダッシュで飛び越しつつJ2Aで表裏二択を迫れる。JAAなら運び易く隙も無い。
発生の早いグレイズ技・打撃無敵技を持ち、無敵スペカが4種類と、切り返しに長ける。
中でも「バッドレディスクランブル」は完全ノーリスク。むしろぶっぱメイン。ガードされても昇竜フォロー可能。
効果範囲が巨大でめくりやすく、単発なのでCHすると3コスなのに5コス並みの高火力な上に追撃可能。そしてもちろん台風で非常に有効。
欠点は、各種ダッシュの移動距離が固定で細かい位置調整がしづらいこと。使いこなすには慣れが必要。

博麗霊夢(緋想天)

弱点らしい弱点も無く、器用万能という言葉が似合う主人公。
強度・誘導性能が高い(溜めると200°ぐらい追尾)、手元から判定、ヒット数も多いC射(座布団)をばら撒きつつ、
判定強い、持続長い、発生速い、リーチ長いと至れり尽くせりなJA(御幣)で排撃or飛び込みして戦う。
書き換え技のバランスが良く、自分に合ったスタイルを選べる。設置技から当身、高火力なコンボパーツに制圧型広範囲射撃と何でもあり。
スペカも軒並み優秀で対応可能状況も多い。

中堅上位キャラクター(緋想天)

中~上位の間ぐらいと言われる程度のキャラ。

十六夜咲夜(緋想天)

射撃寄りな起き攻めキャラ。霊力削りの多いB・C射で固めて割り、「殺人ドール」や「プライベートスクウェア」を重ねた恐怖の起き攻めを敢行。
最高レベルのゲージ効率から、ダウンさせて端に運ぶと大抵は起き攻め用スペカが手札にある。
また、ダッシュ打撃からの「ソウルスカルプチュア」による4kコンも地味に強力。
しかしクロースの隙が多いので結界ポイントで狩りにくい。相手の結界後もう一度捕まえて喰らい逃げとクラッシュを迫る戦法が中心。
トドメには「咲夜の世界」による確定ダメージが強力。

ダッシュとしゃがみの姿勢が低く、密着限定で多くのキャラの打撃をスカせる。さらにグレイズ打撃を持ち、強度の高い射撃と合わせて相手の弾幕を突破しやすい。
弱点は切り返しの弱さと、スカルプが無い時の低火力。
打撃の判定が弱く、牽制はほぼ射撃主体で常に霊力を消費するので、攻めれば強いが守ると弱い
速い下段技を持たず、小さいキャラを固めにくい。また、射撃強度も打撃性能でも劣る霊夢に不利。
扱いやすい性能だが、霊力管理とキャラ対策をしっかりする必要がある。

アリス・マーガトロイド(緋想天)

いわゆる理論上最強。中距離特化型で打撃を非常にガードさせやすい。
リーチ長い・判定強い・発生も早い遠A(DB)、6A、J6Aが主力で、起き攻めでは必ず打撃を重ねられる他、事故からも打撃で追撃可能。
外からの飛び込みも密着されない程度なら必ず届くほどで、ゲージが無くても戦える。
端に追い込む能力が高く、技の判定も強いため殆どの相手は逃げるのも困難。
射撃の瞬発的な霊力削り量では最強。

ただ、射撃自体はピーキーで、出れば強いが「人形射出>間を置いて射撃」というプロセスを経るため、相手を捕まえないと機能しない。
ただし挙動は早めなので立ち回りは辛くない。
スペル「未来文楽」があると、端付近でなければガードさせやすいDAから割り連携が可能。ここに書き換えスキル「人形千槍」があれば確定割りに。
逆に、固められるとシステムカード無しに逃げられないほど対抗手段が無い。
ずっとアリスのターンを続けられれば勝ち、捕まったら負けという分かりやすいキャラ。

準下位キャラクター(緋想天)

やや弱いと言われる程度のキャラ

パチュリー・ノーレッジ(緋想天)

射撃主体で打撃スキルが存在せず、他キャラで攻められにくいところで確実にターンを奪われる。
打撃の発生も遅く硬直も大きいのに判定は並に毛が生えた程度。
射撃の性能は高く、バリエーションも豊富で各状況に対応できるが、打撃が貧弱なためグレイズ狩りを狙いにくい。
切り返しには「エレメンタルハーベスター」「サイレントセレナ」があり、これを握れば攻められてもある程度安心。
書き換え技「エメラルドシティ」があれば更に防御を固められる。

スペル自体は高性能だがコストは高く、スペル使用時に必ずリターンを取らないとジリ貧になってしまう。
地上でガードすると非常に厳しい上に強度の強い対空射撃を持たないので、殆ど空中にいるのが基本となる。
一方、切り返し技は全て地上専用で、基本戦法と噛み合わないのが辛い。

比那名居天子

高い攻撃性能とボロボロな防御性能を併せ持つラスボス。
基本性能は概ね標準で、座高が高く喰らい判定がやや特殊なことを除けば特筆すべきポイントは無い。
最大の強みは火力で、近Aが刺されば中央でもノーゲージで 3k超え
また、天候発現時に5k近くまで威力が上がる「天啓気象の剣」はコンボパーツとして優秀。
苦手な天候も特に無い。
上記のB射を使った固めも強く、アリスや咲夜ほどではないが割りやすい。

弱点は空対地の立ち回り。空中戦が多い本作ではかなり辛い。
小技の発生も遅めで、ノーゲージでの切り返しや暴れが貧弱。さらにロクな下段技が無く、差し合いが弱い。
打撃のリーチも全体的に短く、事故からしっかりコンボを繋げないと苦しくなる。
射撃も強度こそ高いものの2C,J2C以外は攻撃範囲が狭く、密度のある射撃も少ないため撃ち合いは苦手。

特に、高性能な射撃・空中技・突進技を持つ紫が苦手。ストーリー上でも彼女にボコられており、のダイヤを髣髴とさせる。
挙動は割と素直で機動力も高いため、特徴的な射撃やスキル・スペルの使い方に慣れれば欠点をカバーできる。

下位キャラクター(緋想天)

これでも1.02より相当マシになったんです。

鈴仙・優曇華院・イナバ

初心者が触ってみて「弱い」と直感できるほど。
長所から挙げると、近Aの発生がゲーム中最速の7Fなので固めが強い。DAが高打点で相手を打ち落しやすい。
移動起き上がりに対しD6Aによる表裏2択を迫れる他、236系の必殺技は霊力削りが大きいため起き攻めも強力。
スペカ「近眼花火(マインドスターマイン)」は発生の遅さを除けば相手にとってデメリットしか残さない高性能技。

しかし火力が低い上、ダウンを取りづらく攻めを継続しにくい。
特に全キャラが飛翔で飛び回る今作において、空中コンボでダウンを奪えないのは大きな欠点。
また、打撃系の必殺技が 1つ しかなく、発生が遅いためグレイズ狩りに使えない。
慣れた相手には固めても結界で簡単に逃げられる。

また、無敵技が 無い 。スペカにすら存在しない。
一応、623系書き換え技の「アンダーセンスブレイク」には上半身無敵があるが、 普通に4Aが当たる
22系書き換え技の「ディスオーダーアイ」(先述の唯一の打撃スキル)には全身無敵があるものの 発生47F と遅すぎる。
奇襲に使えなくもないが、2度目は無い。

さらに移動速度が遅い。妖夢やレミリアに逃げられると追いつけず、射撃性能も並なので立ち回りがダメ。
接近戦型の筈だが、そもそも近付けない。
魔理沙より広いレーザーがあるにはあるが発生の遅さが桁違い。
「文以外は立ち回りゲー」と言われる緋想天では大きなハンデを背負っている。

番外編(緋想天)

1.02射命丸文,魂魄妖夢,レミリア・スカーレット

通称3狂。緋想天初期の悪夢。ver1.06でも強いが、昔よりは相当マシ。

■射命丸文(1.02)
今と同じ機動力に、今以上の高火力。おまけに全キャラ共通の防御力。それに加え……
  • 連打するだけで一部キャラは何もできない強判定の遠A
  • 溜めモーションが全く同じ射撃と打撃の二択
これらにより固め能力もトップクラス。
挙句、スペカ「幻想風靡」が凶悪で、
  • 完全無敵
  • 生当て6割
  • 高速突進による確反ポイントの多さ
  • ガード後突き抜けるので反撃されにくい
  • 途中で落としても隙無し
というチートぶり。固めとコンボで体力と霊力を削られつつ、やっと掴んだチャンスも幻想風靡で水泡に帰すのは日常茶飯事。
あまりの強さに「文はPh未満にはいない」とすら言われた。

■魂魄妖夢(1.02)
文に匹敵する機動力と火力。さらに通常技からスペカに至るまで高性能。
  • 今よりも強いJA
  • J8A→J8Aが繋がるほどの受け身不能時間だったJ8A
  • 補正が緩い「折伏無間」
  • 射撃キャラより高性能な射撃技「結跏趺斬」
  • 完全無敵、スカっても反撃されにくい昇竜「弦月斬」
  • 足元を払うのに頭の高さまで判定を持つ 空ガ不可突進技 「心抄斬」。しかもグレイズつき
  • 台風だと避けようがない「迷津慈航斬」。今より速い・痛い・削り多い。おまけに射撃無敵
  • 完全無敵で暗転後0F 、高威力で隙も皆無の「未来永劫斬」
  • 上述の「憑坐の縛」は、当時は他の技に隠れて話題にならなかった

■レミリア・スカーレット(1.02)
例によって高機動&高火力。特筆すべきは豊富な無敵技と特殊なダッシュによる拒否能力。
  • 速い各種ダッシュにより、結界で端から容易に脱出&ターン強奪
  • グレイズつき突進技「デーモンロードウォーク」。ガードしてもすり抜けるため反撃しづらい
  • 打撃無敵の昇竜「デーモンロードクレイドル」。単発技なので割り込みでCHすると痛い
  • 打撃無敵で、通常攻撃にも確反を取れるほど発生の早いスペカ「ドラキュラクレイドル」
これらの要素により、一部キャラは「固めたら負け」「事故待ちでしか勝てない」とまで言われた。
やたらと弾数が多く画面端まで消えないB射(今は途中で消える)により、立ち回りも弱くない。

反面、当時の弱キャラは今より弱く、おまけに弱キャラ だけ ゲージが溜まりにくいバグまであった。もはや泣くしかない。

1.03パチュリー・ノーレッジ(緋想天)

08年夏に現れた恐怖のパチュリー。
立ち回りに使える射撃の追加など色々な修正が加わったが、強化されたC・JCが大変なことに。
発生11Fで、誘導する火球を全方向に飛ばす技だが、この1.03で 追尾性能が異常にUP
「グレイズした弾がUターンして当たった」「画面外へ出た弾が戻ってきた」ほど。
STGではホーミングの代名詞である座布団も真っ青である。
火球を空中ガードしたが最後、割られるか喰らって降りるかの理不尽な2択を迫られる。
しかも連射するだけでダメージ2k+ダウンを取れ、ヒット時の打ち上げもあって膨大な有利時間を稼げるため、事実上喰らい逃げ不可。
さらにロイヤルフレアがあるとそこから5割。全方位の超誘導弾をガードしたら体力半分である。
また 暗転見てからガードしても間に合わない 驚異の発生を持つスペカ「サイレントセレナ」や、
外してもスペカでフォローできる切り返し技「エメラルドシティ」で防御もばっちり。

「喘息が治った」「紅EXのパチェ」「マチョリー」などと称され、 「ぼくパチュリーじゃなくてC射使ってるんで」 という迷言も生まれた。
あまりに理不尽すぎて たった1週間で 修正されたほど。
事実C射とそれなりの立ち回りだけでphへ行けるレベルだった……が、この頃でさえ天子にだけは大幅有利ではなかった。何故だ。

東方非想天則


前作では機動力が最も重要だったが、今作ではグレイズ技や霊力削り等が弱くなり、足の遅さが枷とはならなくなった。
また、いわゆる「鈍足キャラ」は旋回性能が高く、位置取りしやすいことも判明。
むしろ、今作のキャラ追加(主にお空と諏訪子)によってキャラの強さは制動の得手不得手に大きく左右されるように。

大抵のキャラがスキルカードを組み込むことが前提の技性能になっている。
そのため無敵技も初期状態では頼りないが、スキル宣言時に技が発生するためワンボタンで無敵技を出せるようになり、無敵技持ちのターン維持能力が上がっている。

また1.10より仕様が変更され、『大半のダッシュグレイズ打撃の出際のグレイズ削除』『無敵切り返し技のスペカ・蒼天キャンセル不可能』などの調整が加えられた。
このため射撃が強力なキャラが割り込まれにくく有利になっており、切り返し技も安易に振れなくなった。
入力からグレイズが付与されるグレイズ必殺技は相対的に強くなったものの、スペカや天候による隙消しを行わなければ反確となるものが多いため、隙消しのしやすさ・確反の取りやすさが有利不利に関わってくる。

現時点での最新版であるver1.10での評価
研究の余地はまだまだあり、このランクが最終という訳ではない。

上位キャラクター

ほぼ万人が上位と認める程度のキャラ。
戦法は全く四者四様。「初期状態でもそこそこ戦える」「苦手な天候が少ない」「立ち回りと固めが強力」「そのジャンルでの最高峰のスペカを持っている」などが共通点だろうか。
4人の強さは優劣付けがたく、4強と言われることが多いが、衣玖は一段劣るとする向きもある。

レミリア・スカーレット

空中での機動力を生かした撹乱が強力な小兵キャラ。
リーチは短いものの、急接近からの奇襲と豊富な突進技のおかげで得意な間合いは広い。

地上ダッシュの性能が特殊で、前方に飛び上がり山なりの軌道を描いて着地する。
途中は空中判定なので、間合いを詰めつつ空中打撃を出して着地キャンセルし、延々と有利Fを取り続けられる。
これを利用したJ2Aでの見えにくいめくりがあり、トドメにも使いやすい。
C射やサーヴァントフライヤーと打撃との同時攻撃が立ち回りに貢献し、固めもある程度可能。
対空に使える2A、正ガードさせても有利になる3Aなど地上打撃も優秀。

またほとんどの攻撃の受身不能時間が異常に長く物理的におかしい方向に吹っ飛ぶ
そのためヒット確認がとても簡単でカウンターヒット限定コンボなども余裕のため平均火力が高い

スペカの中では 「スピア・ザ・グングニル」が特に強力。
多くの打撃技から連ガ、霊力・体力削り大、ガード後39F有利で固め続行という素敵な性能。
当然コンボにも幅広く応用でき、本体にグレイズが付いているため遠距離での差し込みも可能。
他には「ドラキュラクレイドル」の発生が非常に早く どんな技からでも コンボになり、ダメージも5コス相応の高水準。

スキルはチェーンギャングなど使いやすいものがあるが、必須ではないのでデッキ構築に余裕がある。

欠点は特殊な移動性能故の事故りやすさ。慣れないと射撃や打撃に自ら突っ込むこともしばしば。

西行寺幽々子

強烈な弾幕キャラ。立ち回りの強さでは一歩抜きん出ており、特に近距離型キャラに強いと言われる。

Ver1.03までは緋想天Ver1.02時代の3狂並みの性能で全キャラに圧倒的有利~有利という酷い1強だったが、ある程度調整されて4強の1人に。

相殺不能で弾数が多く、さらにホーミング付きのC系射撃が非常に強力。発生すれば 状況を強制的に有利に できる。
C射は一旦手元に残ってから前進するため、見てから近寄られてもバリアのように機能する攻防一体の弾幕となる。
打撃性能も平均以上で、特にJ2Aは範囲と持続に優れ、多段攻撃かつ着地キャンセルができるため、高空でC射を撒いてこれで降りるだけで無理やり固めに入れる。
J8AやJ6Aも判定に優れ、全方向に隙がない。
コンボ能力も非常に高く、何か刺さればかなり猶予のあるヒット確認から3割。
その場起き上がりがお空と並んで最速の20F、かつ移動起きは遅めなので、起き攻めを回避しやすい。
さらにしゃがみの低さや強力な切り返しを備え、鈍足の割には防御性能が高い。

射撃を撒いてはグレイズ狩りを狙い、ガードさせたら固め開始。中段になった近A・4Aと下段の2Aを駆使すれば崩しも狙える。
空中ガード不能の打撃必殺技「胡蝶夢の舞」で結界・暴れ・チキガ狩り択も備え、更にそれを低コストスペルの 「黄泉平坂行路」や「无寿の夢」で隙消し可能。

スペカ「華胥の永眠」は非常に発生の早い無敵切り返し。
多くのキャラの4Aと同じ8Fで膨大な射撃判定が広がり、かなり信頼性が高いほか、霊力削りにも使える。

技のバリエーションが多く、設置・切り返し・対空投げ・速射・レーザー・グレイズ打撃と選り取り見取り。

欠点は移動や攻撃の遅さ。

十六夜咲夜

幽々子と並んで立ち回り能力が最高クラス。

弾数が多くキャンセルタイミングに幅のあるB射、範囲と相殺強度に優れ端で再拡散するJC等の射撃と、判定が強く慣性が自由に付けられるJ6Aの制圧力から、常に主導権を握れる。
しゃがみ・ダッシュの低姿勢と2Bの発生の速さから守りも堅い万能キャラ。

固めに関しては、霊力削りの高さ、継続のしやすさ、クロースを含む狩り択の豊富さなど、全キャラ中屈指。
立ち回り性能で相手を捕まえやすく、捕えた後も固めが強いので、低火力を補って余りあるダメージチャンスを得やすい。

スペカは「殺人ドール」「プライベートスクウェア」が特に強力。
両者とも、2~3コスにも関わらず起き攻めに使えば霊力MAXから割れる性能。
一度ダウンさせればこの2つによるセットプレイで封殺可能だが、そのためにはキャラごとの起き上がる時間・距離を把握する必要がある。
それ以外では固めを始め様々な用途に使える 「ルミネスリコシェ」、多くの状況から繋がり高火力の「ソウルスカルプチュア」、
立ち回り・空中固め継続・クロースのフォロー等に役立つ「シルバーバウンド」が優秀。

またデフォルトの必殺技が強く、書き換える必要はほとんどないため、強力なスペカを最大量投入できる。

欠点は火力の低さと低身長キャラを固めにくいこと、上記の幽々子のように時間差起き上がりが可能な相手にはドールを重ねづらいこと。
また、攻め込まれないよう戦うのは得意だが、接近されると切り返しに乏しい。
操作しやすい反面覚えることが多く、中~上級者向け。

永江衣玖

長い打撃と飛翔の性能の高さから、空中での自由度を生かした戦法が持ち味。

このキャラの要であるJ2Aは、判定の強さから相手の対空を気にせず被せられ、着地硬直が無いのでそのまま固めに移行できる。
さらに通常ヒットでもバウンドを起こすので、コンボルートも豊富。
射撃面では6Cの弾速が非常に速く、遠距離での差し込みも強い。
また各技の受け身不能時間が異常なほど長くほぼ100%コンボミスがないので実践値も高い

各種打撃に風のエフェクトが付き、詐欺判定ではなくなった。リーチはほぼ変わらず。
初期状態の龍魚の一撃(通称:(打撃)ドリル)の発生と硬直が伸び、「羽衣は水の如く」が仕様変更で使いづらくなった。

スペカは全キャラ中でも優遇され、とても濃いものが揃っている。
「龍宮の使い遊泳弾」はグレイズやガードをすれば一瞬で割れる弾が広範囲に広がり、コンボや有利状況ぶっぱから発動して大きなダメージをもぎ取れる。
ver1.03ではセットされたら大半のキャラが 詰み&次ラウンドの開幕に大ダメージ だったが現在は調整されて少しは落ち着いた。
「羽衣は空の如く」は長時間グレイズ動作中に打撃無敵が付く自己強化技。要するにダッシュ・飛翔・ハイジャンプ中は完全無敵に近い。
発動時にも無敵があり、多くの状況で安全に発動出来る上、一種の切り返しとして使用可能。
暴れや無敵技はダッシュで回避、逃げる相手には袖を押し付け、ガンガードにはゲージ回収しつつ崩して「羽衣は空の如く」を再発動し(ry
他にも「光龍の吐息」など優秀なカードが多い。

欠点は高強度の射撃が少ないこと、移動や攻撃が遅いことなど。身長が高く、衣玖限定コンが多数存在することも悩み。
また立ち回りの強さが空中打撃一辺倒なので、不可抗力的な流れが作れる他3キャラよりは対処が容易である。

下位キャラクター

下記以外にも下位と言われるキャラはいるが、その中でも特に下の性能と言われるキャラクター。
しかしパッチによるバランスの改善もあり、下位とはいえ上位キャラと渡り合う性能は十分にある。

チルノ

主人公になったといえど所詮2ボス妖精。この位置も仕方ない・・・か?

まずチルノと言えば前方に放射状に氷を放つ5C、J5Cが強い。広範囲で高火力・出がそこそこ速いので立ち回りにコンボに何でも5C。とりあえず5C。これのおかげで火力もそれなりにある。
またJ2Aが慣性を無視して下方向に判定があり多段ヒットなためこれを利用した画面端での固めが強力。というかこれが生命線。ここに隙が少なく空中で使えるローリスクな突進技「アイスチャージ」が加わる事で相手に常時結界狩りの択をチラつかせることが可能になる。
スペカとしては発生が速くあらゆる場面から繋がる3コスの「ソードフリーザー」、入力から長い無敵がつきガードさせれば確反を受けづらくグレイズさせれば摩耗までついている4コスの「アイストルネード」、超巨大打撃判定で空ガ不可と5コススペカの中でもトップクラスの「グレートクラッシャー」が光る。
また近Aの発生が美鈴と並んで6Fで近Aとしては最速となっており、2Aに至っては5Fとゲーム中最速の発生を誇る。

・・・しかし他が続かない。勝ち筋としては相手を捕まえて画面端で固め殺すのが理想だが、そもそも相手に近づくための布石となる手段がかなり足りていない。
通常射撃には強度の高いものが全くなく、弾速・弾数においても貧弱な性能なので打ち合いには全く向いていない。スキルを使えば強度の高い射撃もあるにはあるがお世辞にも強力な性能とは言えない。
ならばと優秀な移動速度を利用して単身突撃しようにも攻めの起点となる近A、JAを代表として全体的に絶望的なリーチ不足で、こちらから近づいても先に相手に触れられることの方が多い。一般的なリーチを持つ攻撃はどれも発生が遅かったり隙が大きかったり後が続かなかったりで少々使いづらい。
なんとか相手に触れても画面中央だとまともな固めも運びも無く、せいぜい結界で逃げられる程度のことしか出来ない。前述のアイスチャージも空中で使用するにはLv2までスキルレベルを上げなければならないのが地味に痛い。
スキルもスペルも前述したいくつか以外に優秀といえるものが少ない。特にスペカは使いづらいものがほとんどでデッキの自由度が低くなりがち。
とにかくやることがワンパターンになりやすいのがネック。

霊烏路空

弾幕はパワーを極めた感のある超パワーキャラ。
火力が高く判定も強く射撃も硬度判定共にとても強烈で、初心者同士での勝負ではとても強いキャラなのだが・・・。
そこはパワーキャラのお約束、機動力がとてつもなく低いのである。

まず一番安全な移動方法の歩きが全キャラ中衣玖と並んで最低値。近づこうにもこれでは近づけない。
その為にどうしてもダッシュや飛翔を使わないといけないのだが、これが移動開始までに大きな隙があり、勿論ガードや攻撃等は一切できず完全な無防備。
そして相手の射撃に対してもこれでどうにかしなければいけない。射撃と一緒に攻め込まれると死が見える。
アリスや衣玖のようなお空よりもリーチの長いキャラクター相手にはこの飛翔やダッシュでなんとか近づかないといけない為大変なことになる。

技も一部を除き全体的に遅く、特に射撃戦は先読みを心がけなければバンバン差し込まれる。グレイズ択のリスクが酷いこともあり射撃の硬さデカさにも関わらず射撃戦がなかなか辛い。
固めの点でもガードされると辛い技が多く、強いとは言えない。というのもこれまたグレイズ行動の遅さで射撃を固めに混ぜるのが難しい為、
射撃キャンセル必須な通常技を出すこと自体が不利なのである。なので基本は小技での中下択で割ることになる。
小技は有利フレームが大きい為これで増長してゲージを溜め、スペカで割りにかかるのが基本。
ただし択の狭さ故に対処されやすくダメージになかなか結びつかずにその火力が活かせない。

機動力の面以外は強く、最高の火力は勿論として
異常な無敵時間を誇る最強とも目されるバックステップや発生判定リーチ持続どれもが優秀な4A等強い部分はとことん強い。
派手でわかりやすい強さとは裏腹に使い手は丁寧に慎重にリスクを抑えて行動していかなければいけないキャラ。

洩矢諏訪子

初期Verから最下位争いをしている超トリッキーキャラの神様。これでも初期よりはずっと強化されているんです!

特定のキャラ、行動に対してとことん不利なキャラ。
というのも機動力が群を抜いて特殊な上、空ダッシュを除く移動動作の性能が極端に悪い。
特に飛翔(下方向のものは地面に飛び降りてダッシュに移行。それ以外は滞空する)が
とても他のキャラと互換と言える性能ではなく、このゲームの三すくみを成すグレイズ行動が非常に弱い。
また一定距離を潜行するダッシュも一定時間無敵ではあるが、出始め・終わり際が打撃に対して無防備である上、途中でグレイズが途切れてしまい連続グレイズができないというこれまたグレイズに不自由な代物。
このようにピーキーな性能のため立ち回りは空中戦主体であるが、得意かと言われると微妙なところ。

地上での固めは強いのだが空中での固めが全くできないので固め能力はそこまで高くない。
諏訪子は霊力削り値の低さと上方向へ判定が強い技が皆無でさらに飛翔の関係で上へ移動することそのものがままならないことが重なり、
他の空固めが弱いとされるキャラと比べても回避結界すらさせられずに空中でガードされたらもう完全におてあげとなる。
ついでに空ガ不可打撃がほとんど無く、あっても普段の低姿勢から繰り出される攻撃の為空中の相手に届かない・・・。
グレイズ性能の低さ故になかなか近づけず近づいても空中へ行かれたら何もすることがなくなってしまう、とダメージを取れるチャンスが非常に少ない。
技のどれもが硬直が大変長い為リターンに比べてリスクがとても高く、空中から攻めるしかないのに飛び込める技もグレイズ移動も無い。
相手の低リスク行動に対して諏訪子はリスクの高い行動で挑まざるをえない。

だが、何よりも壊滅的なのが歩き。ただの歩きである。
前歩きはこのキャラは前方向に小ジャンプするようなものになっていて、空ガ不可技が豊富なこのゲームにおいて暴発=死亡と言えるレベル。
そして後ろ歩きは空中にこそ移動しないがステップするような動きの為途中で攻撃を挟まなければ止めることができない。
そしてその高さが大きく変わるモーションの所為で相手からのめくりが全く見えない。めくられたら歩きが暴発してダメージを取られるにも関わらずとてつもなくめくられやすい。
レミリアのようなめくりの強いキャラクター相手には中段のめくり技を歩きが出ないようにしゃがんで対処せざるをえず、どっちに転んでも大幅不利な読み合いを迫られる。

このキャラの強みは、空と並びこのゲーム最強のバックステップと称される蓮乗りバックステップ、
ほぼありとあらゆるどんな状況でも3k↑のダメージを出せる4コス「宝永四年の赤蛙」等。
バクステでの拒否でじっくりと戦い、何か当たれば赤蛙でダメージを、と根気良く戦っていくキャラ。