ディードリット

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ディードリット - (2011/10/05 (水) 19:31:58) の編集履歴(バックアップ)



グループSNE製作のTRPG『ソードワールド』と世界観を共有するメディアミックス作品『ロードス島戦記』のヒロイン。
CVはOVA版及びゲーム版が冬馬由美。カセットブック版がひろ
TVシリーズ『~英雄騎士伝』が故・新山志保→野田順子。
そしてオリジナルとなるセッションでのプレイヤーは作家の山本弘(心はいつも15歳)氏である。

永遠の160歳

帰らずの森出身のハイエルフの女性。精霊を召喚して使役する魔法使いであり、同時にそこそこの剣の技量も備える魔法剣士。
主人公パーンと長く行動をともにする、小説本編におけるメインヒロインである。
外見は金髪のロングヘアの美人で、とアーモンド型の釣りあがった瞳が印象的。
剣士として鍛えているためか、エルフにしては力が強く、長身でスリムな体型。
ただし極度の貧乳で、クロスオーバー作品『魔法戦士リウイ ファーラムの剣 ~呪縛の島の魔法戦士~』において
同シリーズのキャラクターと共演した時には、作中で「胸がない」ことを幾度も指摘されているミレルと比べても小さいことが明記されている。
本人も(種族的に仕方のない面があるとはいえ)このことを気にしており、この点では人間の女性に羨望がある。
OVA版最終回のポロリシーンではそこそこ有るように見えるが。てか、上に貼られた絵でも並み以上有るよね?
まぁ当時のオタク業界は、この程度では貧乳と言われるほど巨乳が溢れかえっていたからしょうがない
(当時のトレンドは「童顔で巨乳」。ただし顔以外は全て大人体型なためとは違う)

ちなみに昔の作品のエルフは痩身が基本だったが、最近のフォーセリア(ソードワールドVer1)の世界では、
そんなの関係ねぇと言わんばかりの戦闘力を誇るエルフも増えてきているし、
ついには世界最初のTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』にまで新世紀スタンダードエルフなんてのが出てきて……。
+ 『若獅子の戦賦』に登場
一応書いておくと、日本製リプレイのキャラクターであって、アメリカ原作のルールブックに載っている訳ではない。
「公式リプレイのキャラクター」なのがディードリットと違うところではあるが。(ロードス島戦記も初期はダンジョンズ&ドラゴンズを使用していた)
いいぞ、もっとやれ。
実は、ディードリットのライバルとされるピロテースも(ダーク)エルフではあるが差別化の為か巨乳だったりする
悪の女幹部はお色気担当ですものね。これまた現代では特撮を除いて時代が変わってしまったが。
まぁ実際にはTRPGリプレイのロードス島伝説の時期から巨乳のエルフが出てたりするが…割と知られてなかったりする。
ディードリットの影響が強すぎるというのも多分にあるのだろう。

小説・リプレイにおける出渕裕氏の挿絵によるディードリットのイラストは、
その後の日本のファンタジー作品におけるエルフのヴィジュアルイメージ(「尖った」というよりは「長い」と言ったほうが良い耳)を決定づけるものとなった。
上記の新世紀スタンダードエルフも耳の形的にディードリットの末裔である。

(フリー百科事典Wikipediaより抜粋・改変)




MUGENにおけるディードリット


ナインボール=セラフVAVAでおなじみの、石上歩氏の手描きのものが存在。
現時点での最新verは0.9。DosMugen0414用とあるがWin版でも問題なく動作する。
ボイスは一つだけ搭載されている(OVAより)。

原作で何人もの屈強な男達を刺殺してきたレイピアと、ソードワールド界エルフの専売特許である精霊魔法を操り戦う。
無敵技は持たないが、ワープ技である精霊魔法「ブリンク」の半ばチート性能に加え、高速の前後空中ダッシュやアドバンシングガードまでも揃えており、
比較的古参キャラながら近年のコンボキャラにも十分対抗できる力を秘める。
時間差追尾する飛び道具の「シルフ召喚」、画面半分まで届く「疾風突き」、ものすごい勢いで目押しが繋がる空中小足は立ち回りの要。
超必殺の「盟友”イルク”召喚」は某風の魔装機そっくりの精霊を呼び出し竜巻を発生させる技だニャン
Readmeにも記載があるが、本キャラは「イルクを召喚できる=原作小説2巻「炎の魔神」終了時のディード」ということになる。

標準のAIはないが、コルクボード氏から簡易的なAIが公開されている
最新のAI(0.23以降)で、 DOS版とWIN版の仕様の違い が修正されコンボが繋がりやすくなった

前述した高性能ワープ技「ブリンク」を、ガードの代わりと言わんばかりに使用し
画面中をヒュンヒュン跳び回りつつ、ワープ後の隙を突かれて投げ飛ばされたりしながら
レイピアのリーチで一方的に攻撃可能な、やや近~中距離を保ち戦う。

メインで使う技は、連続で突きを繰り出す「烈風突き」
全段クリーンヒットすれば結構なダメージで、ガードされても削りが強く
加えて多段攻撃ゆえのノックバック効果で反撃を受けづらいと、これまたかなりの高性能。
屈ガードやブロッキングされると十分に押し出せず、反撃を受ける事があるものの
比較的気軽に振っていける部類の技なので、頻繁に使用してくる。

超必殺の「盟友”イルク”召喚」は、あまりコンボの締めに使うことはせず
発生保障を盾に相打ち狙いで出したり、対空技として使ったりと、単発で振る事が多い

+ というのも
この「盟友”イルク”召喚」普通に使う分には、無敵はなしだが発生保障ありの
よくある1ゲージ技なのだが、ちょっとした裏技があり、相打ちになってディードが怯むと
ディードの側だけロックが外れてしまうのだ(通常は技の終了まで技モーションを取り続ける)
しかも技に発生保障があるため、大抵の場合相手は竜巻に捕まり、ダメージを受けつつ拘束されている最中
そこに自由に動けるディードの「烈風突き」の追撃が決まると、一気に4~5割近いLifeを持っていかれる

「盟友”イルク”召喚」絡みのコンボの様子(2:50~)

対空に使う場合でも、相手に十分な高度がある状態で竜巻を当てることで
そのまま上空で拘束しつつダメージ→落下するまでに「烈風突き」で拾って追撃
というコンボが狙えるため、同じくクリーンヒットした場合4割ほど飛ぶ

ディードには2ゲージ以上の技が実装されていないため、火力を補う手段(?)として
この簡易AIでは積極的にこれらのコンボを狙ってくる、しかも超反応上等で

簡易AIであることと、ディードの攻撃自体が打点の高い事もあって、ちびキャラは苦手のようだ
あと相手との距離が『烈風突きが届かない程度には遠い』『飛び道具を使うには近い』スポットに入ると
延々「疾風突き」を繰り出すワンパな固めに入ることもあるが、その辺はご愛嬌ということで……

+ 大会ネタバレ
DosMugen時代から存在する古参キャラなのだが、当時はAIvsAI戦が主流ではなかったためか
有名キャラ(?)にもかかわらずAIが作られる事はなく、その後も長らくAI無しの状態が続いた
そのため2005年2月と随分昔に公開されたキャラながら、大会動画などには全く縁が無く
初出場はなんと2009年12月開催の、ラノベシングルトーナメントだったりする

その大会への初出場となった、ラノベシングルトーナメントにおいても、AI無し状態での出場で
同じくAI無しでの出場であったアヤ・ブレアとの泥仕合の結果、敗退している

AI無しの頃の試合の様子(4:50~)

その後はまた一年以上に渡って、大会に縁の無い状態が続いていたが
2011年の4月に前述の簡易AIが公開されると、一気に出番が増えはじめ

簡易AI搭載後の初出場大会となった、R.P.Gランセレタッグフェスティバルでは
コメント欄での推薦から(?)追加枠として出場、3回戦に進出する健闘を見せたのを皮切りに

2回戦での様子(4:55~)

無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』では、Mブロックに参戦
並み居る遠距離攻撃キャラを相手に、ワープによる回避・反撃で連勝を重ね
トップクラスの成長を見せるなど、ブロック内での注目を集めたり

コミュ専動画なのでOPを紹介

大妖精とタッグを組んで参戦した、第三回東方夢幻童空杯でも
お互いワープ技を持つという性質が、弾幕が主体の東方大会にマッチしたのか
3回負ければ敗退というルールのなか5勝を挙げ、またランセレ運にも恵まれたらしく
なかなか脱落せず終盤まで食い下がり、ダークホース的な活躍を見せた

5勝目を上げた試合の様子(0:32~)

またMUGEN祭 大盛りシングルトーナメントにも出場し、二回戦に進出している

その二回戦での戦いぶり(15:12~)

これらの出場機会は簡易AIの完成から、数ヶ月以内に巡ってきており
ディードリットというキャラの、元来から持っていた需要の高さが伺い知れる

苦節6年目でやっと花開いた(?)キャラだが、まだまだ出番はこれからのようだ

出場大会