レティ・ホワイトロック

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レティ・ホワイトロック - (2011/02/13 (日) 17:38:14) の編集履歴(バックアップ)


「私が眠らせてあげるわ。安らかな春眠」

『東方Project』の登場キャラクター。初出は『東方妖々夢』の1面ボスとしての登場。
「寒気を操る程度の能力」を持つ妖怪で、「判りやすく言えば、雪女の一種」とされる。二つ名は「冬の忘れ物」「冬の妖怪」。
身長はやや高めのグループに属する。霊夢幽々子アリスと同じくらいで咲夜美鈴より低く、魔理沙妖夢より高い。
専用BGMは「クリスタライズシルバー」。1面のBGMの割にやたらとアツいと評判である。

+ 詳細な原作設定
冬の間のみ活動する妖怪。冬の間に暴れるだけ暴れ、冬以外の季節は全く日の当たらない場所で隠れて休んでいるという。
そのため、冬以外の季節で彼女を見ることは滅多にない。春は春眠、夏は惰眠、秋はまどろみの時間だとか。
冬の間は元気だが、春が来ると憂鬱になるというのはどことなく、秋姉と似たようなものを感じる。

「寒気を操る程度の能力」だが、これは冷たい物や冷たい空気(氷や吹雪)を生み出す能力ではなく、自然界に存在する「冬」の効果そのものを強める能力である。
季節が冬でなければ強化すべき寒気がないため能力を発現できないし、冬を長引かせるようなこともできないが、
その代わり一人の妖怪では通常出せそうもない強い力を発揮できるという。
広範囲の空間全体の温度を下げるため、完全に回避することはまず出来ない。せいぜい厚着をする程度の対策しか取れない。
術中には嵌ってしまえば活動や戦意を鈍らされる非常に厄介な力である。

「一年中冬ならもっと良いのに」とボヤくくらい冬は調子が良くて幸せ。『妖々夢』で出てきた時は異変により5月になっても冬が終わらず幸せだったため、
それを解決しようとしたと遭遇したことで、彼女らにちょっかいを仕掛けた。
しかし、冬が終わり春が来るのは当然のことと考えているため本気で攻撃してきたわけではなく、魔理沙に対して「私もいい加減、春眠したくなってきたわ」など季節の異常への違和感はあった模様。

名前の元ネタはアガサ・クリスティの「予告殺人(A Murder is Announced)」の登場人物であるレティから。
レティは愛称であり、フルネームはレティシア・ブラックロック。つまりブラック→ホワイト。
(『東方Project』ではアガサ・クリスティを元ネタにしたものが多々あり、フランドール・スカーレット
 スペルカード及びテーマ曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」や十六夜咲夜の「パーフェクトメイド」も彼女の作品が元ネタ。

+ 二次創作での扱い
二次創作において、チルノとレティはかなりの確率で一緒に描かれていることが多い。
もちろんこれは二人の能力や特性が似ていること(チルノの能力は「冷気を操る程度の能力」)や、
『妖々夢』の一面の中ボスをチルノが、ボスをレティが担当したことも関係があると思われる。

ちなみにチルノは妖精、レティは妖怪であるため、全然違う種族である。
前者は自然の具現であるが、後者は独立した生き物。
『文花帖(書籍)』においては「冷気を操るどこぞの妖精なんかと一緒にされても困るわ」や、
あの妖精は、自然の中の小さな歪み私の場合は、自然に生きる妖怪様。」など、
自分たちの能力や特性が似ていると思われていることに好意的ではなく、他の妖怪の例にもれず妖精(チルノ)を格下と見てるような言動がある。

なお公式においての両者の関係は、『文花帖(書籍)』においての上記の発言や、
儚月抄のパーティの場面で会話している様子が描写されている程度。
チルノの方も「冬はなにもしなくてもみんな凍ってるからつまらない」と言っていて
能力はともかく考え方的にはあんまり相性はよくないのかもしれない。
まあ、そんな都合の悪い設定など二次創作では投げ捨てるものである。

他、二次創作ではチルノからの繋がりで、バカルテットの保護者的立場として描かれることがある。

その他、秋姉には「まだ秋!私達の季節!」と冬の到来とともに訪れたら追い返されたり、
同様に春が近付いた際「まだ冬!私の季節!」と春告精であるリリーホワイトを彼女が追い返そうとしたりする。
これで今後夏を象徴するキャラクターが出たらリリーが追い返そうとするようになり、
見事一年ループな関係が形成されるだろうとファンの間では予想されている。

「黒幕」と呼ばれる事があるのは、『妖々夢』で十六夜咲夜使用時、
異変の黒幕を探す咲夜の前に現れて第一声が「くろまく~」だったことが由来。
もちろん『妖々夢』の異変の黒幕は彼女ではない。『東方Project』伝統の出オチである。

また他の呼称としては、ファミリーネームを直訳して「白岩」あるいは「白石
などと呼ばれることがあり、ともに「さん付け」されることが多い。生協のあのコーナーが由来だろうか。
かつては「白石さん」が主流だったが、某CDの影響か現在では「白岩さん」の方が定着しているようだ。

ふとましい」と呼ばれることが稀にあるが、
これは彼女の当たり判定が見た目の第一印象やポーズからくるイメージに比べて横に広いと言うだけであって、
彼女自身に太めという設定があるわけではない。
立ち絵の原作絵はふとましいと言えなくも無いが、原作は基本的に絵が丸いので、見た目は根拠にならない。

当たり判定がふとましさを表すものではないという証拠に、
同作初出の魂魄妖夢八雲紫はふとましいネタは全くと言っていいほど聞かないがぶたりん?ああ、そんなのもあったn(スキマ
当たり判定の横の広さはレティと同じである。
さらに西行寺幽々子は扇子を展開してないときでもレティらよりも当たり判定が大きい。
にも関わらず彼女が特別ふとましいと言われるのは、しばしばバカルテットの保護者役を務める母性故だろう。
妖夢もそれなりの数の人が目にするだろうが、
ここまで来るとよほどのシューターで無い限り当たり判定の大きさを見ている暇など無いし、
紫はイージーシューターレベルだとそもそもPhantasmに立ち入る事すら出来ない。
ただし、東方においては基本的に序盤のボスは当たり判定が小さく、後半のボスほど当たり判定が大きくなるようになっており、妖夢や幽々子、紫の当たり判定が大きいのは当たり前である。
そしてレティは1ボスに比べて明らかに当たり判定が大きく、
同作の2ボス3ボス4ボスと比べてもまだ大きいという体たらくであった。。
この「身分不相応に当たり判定が大きい」という点もレティがふとましいといわれる一因になったものと思われる。

という訳で、太めなわけではないが、ふとましい呼ばわりされているのが実情である。
そのせいもあってか、地震があると必ずといっていいほど彼女のせいにされた。
(現在では本当に地震を起こせる奴が登場した為このネタも事実上絶滅した。)
とりあえずお前ら体験版でもいいから『妖々夢』やってレティさんの腰の細さを確認してこい!

…でも貴重なぽっちゃり要員というかむちむちなお姉さん担当としても根付いており、
その手のフェティシズムを持つファンの間では彼女はかなり人気だったりする。
おかげで戦闘力も高めという扱い。
ふとましいからじゃねえ!ちちましいから当たり判定でかいんだよ!

ニコニコにおける彼女の代表作。…といっていいのだろうか?メインBGMは何故か「チョイ・ボンゲ音頭」。
タイトルからお分かりと思われるが、「ふとましい」ネタがメインのギャグ動画であるので注意。オラ乳がデカイとでも言いたいのか。
あと咲夜さん好きと早苗さん好きは見ないほうが良い。

「くろまく~」



MUGENにおけるレティ・ホワイトロック

ネンミン氏製作レティ・ホワイトロック

東方キャラクターをMUGENで古くからオリジナルで手がけてきたネンミン氏が製作していたものが、
この度やっと完成した。ドット素体は水瀬秋子
緋想天風のカードシステムが搭載されている。当たり判定の大きさは普通なのでご安心を。

余談だが、氏が特別好きな東方キャラという事もあり今まで氏の製作動画で良く登場し説明を担当していた。
その割に後から製作されだした他の東方キャラやアレンジ・ネタキャラが大分優先されたが。
レティも動画内で毎度ご立腹であったがこれにて一段落か。もう春になってしまったが。

プレート氏製作アドベントレティ

ネンミン氏より一足先に、アドベントチルノジョブチェンジシリーズ聖白蓮などで有名なプレート氏が作成したアドベントレティが公開された。
アドベントチルノと同様、技の隙が大きくしゃがめない。通常攻撃にも削りがついているパワフルな性能である。
ダッシュは一瞬消えて前に再出現するタイプ。「手数は多めで出が早い」とのこと。

氏製作のアドベントシリーズ恒例、リミットブレイクも搭載。その名も裏超⑨武神覇斬
発動とともに振り落とした剣がヒットすると派手な演出とともに14回切りつけ、
止めに大きくためて一撃。かなりかっこいいので、一度見てみるといいだろう。
でもダウン追い打ちで当てるなよ!絶対だぞ!

出場大会

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アドベントレティ

削除済み

出演ストーリー