スーパースクラル

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スーパースクラル - (2013/04/26 (金) 21:57:41) の編集履歴(バックアップ)



「 宇宙に階級は2種類しか存在しない!スクラル人と……それ以外のクズ虫類だ!!」

マーベル・コミックの『ファンタスティック・フォー』に登場するキャラクター。
緑色の肌と尖った耳を持つ変身種族スクラルの戦士。
本名はクラート(Kl'rt)クラーク・ケントを縮めたわけではない
打倒FFのために改造手術を受け誕生したエリート戦士であり、 ファンタスティック・フォー4人全員の能力を併せ持っている
その上ひとつひとつの能力がファンタスティック・フォーを上回り、複合使用すら可能という超人ぶり。
作中ではそれぞれを敢えて同じ能力で圧倒してみせたというからたまったものではない。


スクラル帝国とは宇宙三大列強帝国の一国で、スーパースクラルはFFの有名な強敵の一人。
ちなみに「スーパースクラル」とは厳密には一人で複数の能力を持ったスクラルのことであり、
基本的にはクラートのことを指すものの、スーパースクラル自体はクラート以外にも登場している。
まあサイヤ人みたいなノリなんだろうか。

スクラルは種族の基本技能として変身能力を持っている。
だが、その中には外見だけでなく人格も似せているうちに自分を本人と思い込んでしまうという御都合主義的な後付けものがおり、
クローンよろしく「キャラが死んだと思ったら、実は変身したスクラルだった」はお約束。「以前俺がやった悪事はスクラルの仕業だったんだ」とか言い出す奴まで現れる始末
なお、この変身能力は一種の変異の応用といえるものであり、それゆえに突然変異種であるミュータントにのみ感染するレガシーウイルスがスクラルにも感染する。

近年には天才(のコピー)の頭脳を利用することで地球上のあらゆる科学、魔法、テレパシー、超能力などでも絶対に正体のばれない擬態法を得て、
さらにスーパースクラルを大量生産して地球上に送りこんでいたことが明らかになった。
わかりやすく言うと家族友人でも気付かれないレベルで外面、内面をコピーしたうえに、
一人一人が複数のヒーローやヴィランの能力を持った宇宙人がいつの間にかヒーローや身近の人物となり替わっているということである。
この仕込みを数年かけて行った後、ついに侵略を開始して「シークレット・インベーション」を引き起こした。

本項で紹介されているスーパースクラルであるクラートはFFほか多くの地球のヒーローと闘ってきているが、
スクラル帝国の意に従って行動しているだけであり、根が邪悪な存在というわけではない
宇宙規模の危機の時にはヒーローと共闘もするし、スクラルの姫とスクラルと敵対しているクリー人であるキャプテンマーベルの間に生まれたハルクリングが
地球に居られなくなりそうになった際に自分が化けて身代りを務めたりしている。
上記の「シークレット・インベーション」の際にもスクラル帝国の一員として戦うも、かつて共闘したヒーローや地球側についた自分の娘をこっそり見逃してやっている。

そんな彼だが、なんとMARVEL VS. CAPCOM 3に登場
諸々の事情でFFが参戦出来ないので、その代わりとして4人分の能力を持っている彼が選ばれたのだろうか。
FFの4人を全員出すよりその4人の能力を持っている1人の方が都合いいよね
伸びる能力と怪力のせいか、どことなくザキさんを思わせる荒々しさを見せる。ダウンした相手を踏みにじる特殊技まで持っている辺り特に…
しかしつくづくFFはライバルに出番を奪われがちである。

MVC3シリーズでは荒らしキャラという立ち位置。
通常技はどれも平凡な性能(決して悪いわけではないが、他のキャラの異常さと比べてしまうとやはり微妙)で、接近戦はやや苦手。守勢に回ればいざ暴れよう!としてボタンを擦るとすぐに必殺技「テンダライザー」(コマンド:各種攻撃ボタン連打)が暴発し数秒隙だらけ、といったように通常立ち回りと呼ばれる部分がどれもこれも不得意という困った性能である。

しかし、ちょっと隙を見せると中段、強判定、超高速と3つ揃った必殺技「メテオスマッシュ」が文字通り 頭上から降ってくる 。中段の上に胡散臭すぎる判定のため表裏がさっぱり分からず、動きを見ようにも本体が一度画面外へ消えるため非常に厄介。
一度引っ掛かってしまえばその高い火力と豊富なダウン拾い技で一気にHPを削り取られてしまう。
一応近距離でガードしてしまえば反確なのだが、手を出すタイミングを間違えると逆にキャンセル発動のHCで狩られてしまう。
かといってメテオを恐れて縮こまると間合いの長い(かなり長い。初代ザンギエフのスクリューパイルドライバーよりさらに長い。)地上/対空コマンド投げ「エラスティックスラム」でビターンビターンされてこれまた痛いのを貰う、MVCなのでそのまま死ぬ。その他にも妙に機敏な各種ダッシュ、アーマー属性を持つローリスクハイリターンな突進技「オービタルグラッジ」に、中距離から一気に距離を詰め、ついでに飛び道具を消滅させられる「ローリングフック」などと、攻める状態にさえ持っていければ非常に強力なキャラ。

ヴァリアブルアシストで隙を消しつつリターンの大きい技を振っていける先鋒で使用するのも確かに強力ではあるが、
上記のとおり単独でも崩し能力は高いこと、火力はHC「インフェルノ」に頼りがちなこと、アシストは状況を選ぶものの割と優秀な類であること、
Xファクターという強化システムが、味方が1人減るほどに効果と適用時間が強化されるため、先鋒よりは他キャラにゲージを溜めさせ、中堅や大将でゲージやXファクターを放出して逆転を狙うといった立ち回りに適している。
特に残1人の状態でのLv3Xファクターを発動すればスーパースクラルの本体速度は実に通常時の135%(UMVC3での数値)にまで達する。
ただでさえ早い上記のメテオスマッシュやスラムの他に、本来大振りであるはずの強判定の技の数々もが高速で振り回されるため手が付けられなくなってしまう。
曰く、「XF3スクラルは放し飼いにしてはいけない」。
非常に逆転性の高い派手なキャラ性能で、初心者はもちろん上級者でも容易には崩しを見切れず、強キャラの類に位置づけられる。食らう側はさっぱりガード出来ないため 非常に不快 だが。
+ ダイダーイダーイ!
相手のメンバーを2人倒したのにスーパースクラルにあっという間に3人やられて逆転ということがあまりにも多発したため、
最近ではそのような逆転は「はいスク」(はいはいスクラルスクラル)などと呼ばれる。
1人倒す度に1スク、2スクとカウントされることも。(なおXF状態だと1スク→2スク→はいスクまで10秒かからないことも。そういうゲームだからこれ!!
同様の単語にはいバーなどが存在する。

大昔に日本で放送された『宇宙忍者ゴームズ』では、「宇宙忍者スーパーバット」として登場。
「デコボコ星(おそらくスクラル帝国)」からやってきたロボットで、最初はゴームズ達のそれを上回る能力で追い詰めるが、
それがデコボコ星から送られてきている謎の電波によるものだと気付いたゴームズに、電波を吸い取られる細工をされてしまう。
力を出せなくなった彼は「故障したから勘弁してくれ」と言い出して逃げようとするが失敗。
完全に捕まった彼は「もう(デコボコ星には)帰れない、ロボットで働くのはこりごりだから地球に置いてくれ」と許しを乞い、
二度と悪さをしないように変えられ、その記憶も消された。
ちなみに、地球に来たスクラルが牛になるエピソードは原作にも存在する。

モーコリゴリ。

MUGENにおけるスーパースクラル

海外の製作者(名前不明)によるマブカプ風のスーパースクラル(クラート)が存在する。
セイバートゥースを素体としたと思しきドットはただでさえ巨体なのに、基本技はMr.ファンタスティック同様手足が伸びるのでリーチが半端ない。

また、対人レベルながら三段階に変更可能なAI(各技発生確率のみ変化)が最初から入っている。
ただし、飛行を使わないのに飛行時用の記述があったりと微妙に不完全のようだ。
+ 大会ネタバレ
オールスターゲージ増々トーナメントでは一回戦で美坂香里と対決し敗退。
その際の香里の勝利セリフ「この人・・・誰?」に視聴者の多くが同意するという残念な結果となった・・・
しかしゲージ増々タッグトーナメントではなかなかの活躍を見せ、mvc3参戦と時期が重なったこともあり知名度は徐々に上がってきている様である。


各技解説

以下、パンチボタン(x,y,z)はP、キックボタン(a,b,c)はKと表記。

Fireball:  ↓↘→ + P
ヒューマン・トーチの能力を用いて赤い腕から火球を飛ばす。強弱で速度が変わる。
出が早すぎて、連打だけで強弱問わず永久が可能。強ならほぼ端同士でもイケる。
stretch smash:  ↓↘→ + K
Mr.ファンタスティックの能力で伸ばした腕をザ・シングのパワーで地面に叩きつける。
リーチが長く、ほぼ端から端まで届く。強弱差なし。
Invisability: ↓↙← + P
インヴィジブル・ウーマンの能力を用いて姿を消し、特定の位置に出現する。
弱で後方、中で画面中央、強で前方に出現。
Forcefield dash:  ↓↙← + K (空中可)
インヴィジブルウーマンのフォースフィールドを纏った突進技。
地上版は強弱差はなく対飛び道具無敵。空中版は飛び道具無敵がないが速度が速く、強弱で角度を変えられる。
Fire Beam: ←→+P
ビーム状の炎を放つ技。やや出が遅いが端まで一瞬で届く。強弱差なし。
Counter hit enemy with a brick wall: ←→K
発動が非常にわかりづらい当身技。打撃を受けると四角く固めた腕で瞬時に殴り返す。強弱差なし。
しかし有効時間がかなり短いため使いづらい。

Hyper Beam:  ↓↘→ + PP(空中可)
前方に巨大な火炎放射を放つ1ゲージ技。
Bouncing Ball:  ↓↘→ + KK
Mr.ファンタスティック同様、身体を丸くして画面内を跳ね回る2ゲージ技。飛び回る時間は非常に長い。壁を跳ねる回数で言うと20回以上。
恐らく記述ミスだが ガー不 になっているので、回避技や移動起き上がりがないとLife1000から即死することも。
Nova:  ↓↙← + KK
ヒューマン・トーチの能力を使い、その場で巨大な炎に包まれる1ゲージ技。広がる爆炎はガー不。
Invisable Force field:  ↓↙← + (x+a)
インヴィジブル・ウーマンの能力で一定時間半透明になり、食らい判定が無くなるというAI殺しの極みな2ゲージ技。
Invisability以外の必殺技が使えなくなるが通常技はやり放題。
Thing mode field:  ↓↙← + (y+b)
ザ・シングのパワーを全開にして一定時間赤く光り、Invisabilityを除く必殺技が使えなくなる代わりに
ATK,DEFが二倍になる2ゲージ技。但し投げは威力変わらないので注意。
Flymode:  ↓↙← + (z+c)(空中可)
ヒューマン・トーチの能力で一定時間空を飛ぶ2ゲージ技。通常攻撃がFireBallになり、必殺技は使用不可(超必は可)。
そして、空中可のため唯一使える超必『Hyper Beam』を撃つと通常の倍以上のダメージを叩き出す特性がある。
+ 但しこの飛行状態には一つバグがある
飛行時FireBallが記述ミスで地上技扱いになっており、空中で攻撃ボタンを押すと飛行が解除されてしまう。
※Klrt.cns中の該当技ステート(state 2010~2015)をtype = S から type = Aにすることで直せる
こっちのFireballも連打でループ成立。しかし飛行時間に制限があるので対KFMで3.5割が限界。
Superskrull Hyper Helper:←→+(x+a)
ウルヴァリンコロッサスを足して割ったような外見の仲間(?)が攻撃する1ゲージ技。
Thanos cosmic cube hyper helper:  ←→+(y+b)
サノスが現れ、コズミックキューブを掲げ頭上から攻撃する1ゲージ技。
Ms Marvel hyper call 3 helpers:  ←→+(z+c)
ミズ・マーベルに変身し、キャップコロッサスハルクを呼び突進させる1ゲージ技。


出場大会

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