- 図鑑No.197
- 分類:げっこうポケモン
- タイプ:あく
- 高さ:1.0m
- 重さ:27.0kg
- 特性:シンクロ(毒・麻痺・やけど状態になると、相手も同じ状態にする)
- 隠れ特性:せいしんりょく(怯まない)
―ちかよるものを おそれさせるため
からだの わっかもようは くらくなると しぜんにひかりだす―
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担当声優 |
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こおろぎさとみ
- 『ダイヤモンド&パール』(シゲルの手持ち)
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荒井聡太
- 『ベストウイッシュ シーズン2』(バージルの手持ち)
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佐藤智恵
- 『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』
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愛河里花子
- 『サン&ムーン』(グラジオの手持ち)
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任天堂の育成RPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀』)。
数多くある
イーブイの
進化系の一つで、
クロヒョウのような体型と、
ラグビーボールを細長くしたような形状の耳と尻尾を持つ。
月の影響を受けており、黒い身体のあちこちに黄色い輪の模様があり、この部分が月光を浴びると光る。
全身の毛穴から毒素の混じった汗を噴き出して身を守る。闇に潜み、獲物を奇襲で狙うのが特徴。
2020年2月に行われた「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」人気投票では、なんと
5位という快挙を成し遂げた。ちなみに1位は
ゲッコウガ。
なお、同じ任天堂のゲーム『レッキングクルー』に、
マリオの宿命の
ライバルを自称する、
ブラッキー(別名「イヂワルオジサン」)という同名の敵キャラが登場するが、もちろん関係は無いので混同しないように。
あと
ベガ星連合軍の隊長格でもない。
原作での性能
HP:95
攻撃:65
防御:110
特攻:60
特防:130
素早さ:65
イーブイの進化形の中で最も特防が高く、次いで防御が高い。
HPも高いので防御系統の能力が優秀だが、攻撃系の能力は総じて低め。尖った性能が多いイーブイの進化形の中でも異質の能力バランスを持つ。
純粋なあくタイプのポケモンなので弱点も突かれにくく、
イーブイの進化系統の中では随一の耐久力を誇る。
加えて「あやしいひかり」や「くろいまなざし」といった補助技や、
「つきのひかり」などの回復技を覚えるので、対戦でもこれらを生かした持久戦が主流。
特に効果を引き継がせる「バトンタッチ」を覚えるポケモンの中では耐久が随一で、
何も引き継ぐものがなくても、普段は「必ず先行交換」となる所が
「素早さに準じた交換」になることで相手の出方を伺えたり、効果でこちらが有利になってから後を継がせたり、
全ポケモン中4匹にしか出来ない「くろいまなざし」>「バトンタッチ」で相手の交換を封じたままこちらだけ交換も行える
(ただ、相手に「バトンタッチ」「とんぼがえり」があると逃げられるが…)。
また対戦外では
逃走するポケモンの捕獲の際にも役立つ。
あくタイプとしては珍しく「サイコキネシス」を覚えられる。
素早さが低いため、わざと「
のろい」で防御を固めつつさらに素早さを下げ、
後攻で使用すると威力が増す「しっぺがえし」を使うコンボに特に向いている。
なお、図鑑上では毒素を放出する能力があるとされているが、わざマシンを使わない限りどくタイプの技は覚えない。
また、「どくどく」+「かげぶんしん」の、相手を毒状態にしてから自分の回避率をとにかく上げる第2世代に確立されたコンボが有名。
第4世代の仕様変更でやや耐久性能に安定性がなくなっているが、それでもかなりの嫌らしさを持ち合わせる。
第5世代では「くろいまなざしがバトンタッチで引き継げなくなる」「しっぺ返しの威力が相手交換時には上がらなくなる」
「強力な格闘タイプ・虫タイプの台頭」と逆風が吹き気味。
しかし『BW2』では特攻を下げる効果のある攻撃「バークアウト」、相手の攻撃力でダメージ計算を行う「イカサマ」といった、
高耐久のブラッキーとは好相性な技が習得可能になり、一転して追い風が吹きつつある。
入手にはイーブイが一定以上に懐いた状態で、
特定の時間帯(大半は夜だが、『ルビー・サファイア・エメラルド』のみ何故か午前中)にレベルアップさせると進化する。
『ファイアレッド・リーフグリーン』等の時計機能の無いバージョンの場合は進化させることは不可能になってしまうが、
作品によっては「つきのかけら」や「げっこうのリボン」といったアイテムでフォローされている場合もある。
『
金・銀・クリスタル』及び『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、
四天王のカリンが手持ちポケモンの1番手として使用する。
『エメラルド』ではフロンティアブレーンのコゴミも使用する。
アニメ版では、サトシのライバルであるシゲルがイーブイから進化させて手持ちにしている。
『ポケモンコロシアム』では対になる存在であるエーフィと共に主人公のパートナーとして登場する。
ちなみにこのブラッキー、何故かゲーム開始直後に経験値がいくつか溜まった状態になっている。
逆に留守を任されていたエーフィには経験値が入ってないため、
主人公が爆破テロを起こす前に何戦かブラッキーだけでバトルをしていたものと見られる。
初期状態で既に経験値が入っているポケモンはシリーズを通しても珍しいケースである。
『Pokemon Go』では
第2世代実装に伴って同期のブイズであるエーフィと共に参戦。
先に実装されていた進化系と異なり、入手法には以下の手順を踏む必要がある。
- イーブイをパートナーに設定する
- 10キロメートル以上歩く
- 夜に進化させる(夜以外の時間帯で進化させるとエーフィになる)
また、一度限りだが「たまお」と名付けて進化させるとブラッキーにすることが可能。由来は『金・銀』で登場したまいこはん。
手持ちのポケモンがブイズで統一された五人姉妹で、その一人「さくら」をイーブイに入力して進化させることでエーフィになる。
(以上、Wikipedia及びポケモンWikiより転載・改変)
MUGENにおけるブラッキー
松梅魂氏による手描きのものが公開されている。
ただし、ディスプレイネームは
海外名である「Umbreon」である。
LIFE1100、DEF110と原作のように耐久面は高く設定されているが、ATKは65と低い。
なお、ATKとDEFは地味に種族値通りの数字だったりする。
多彩な技を持つ反面、火力が低くコンボも繋がりにくいのが難点。
トリッキーな設置を駆使して戦う、テクニカルタイプと言える。
3ボタン制で斜め方向の入力が必要なコマンドが無いので、初心者やキーボードでも安心して使える。
3ゲージ技「つきのひかり」は脅威の5割回復を誇り、1ゲージ技「のろい」を使うと物理攻撃力と防御力が上昇する代わりに、
ジャンプ他全体的なスピードが低下してしまうなど
原作再現を重視した造りになっており、作者の愛が窺える。
この他にも「みきり」(所謂
ジャストディフェンス)や1ゲージ消費の
当身技「いあいぎり」などを所持している。
また、何故か「きりふだ」が
一撃必殺技になっているが、発動条件の厳しさを考えるとトドメ専用の
ロマン技と考えた方がいいだろう。
さり気なく
ブリス技にも対応しており、何故かブリス画像だけ
D4で描かれている。
AIは当初未搭載であったが、2010年4月13日の更新でデフォルトAIが搭載され、良くも悪くも「らしい」戦いを見せてくれる。
この他にPeke氏による改変+AIパッチがニコロダで公開されていたが、
最新版には対応しておらず、Peke氏自身からも今後の更新は無いと明言されている。
そして、現在はニコロダ閉鎖により入手不可。
また、同じく松梅魂氏によって製作された擬人化ブラッキー「クレセント」も存在する。
詳しくは
当該項目にて。
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