『ガンダムVS.』シリーズでは、『連邦VS.ジオン』~『エゥーゴVS.ティターンズDX』の宇宙世紀シリーズと、
PSP版『ガンダムVS.ガンダム』並びに『ガンダムVS.ガンダムNEXT』に参戦。
共通してビームライフルとキャノン砲の併用で弾数管理がしやすく、重めながらそこそこの機動性も持つ。
格闘も一応あるが、発生に難があるものが多く自衛および確定追撃用の域を出ない。あと何故か 格闘モーションはほぼ全て打撃系のプロレス技。
… ΖΖガンダムの件といい、カプコンのガンダムチームとプロレスは切っても切れない関係にあるようだ。
『連邦vsジオン』では着地直前に空中からキャノンを撃ち、着地硬直狙いの相手をカモにする戦法が目立った。
が、前述の通り機動性はそこそこ止まりなので、可変機登場によりスピードアップした『エゥーゴvsティターンズ』では評価を下げる事に。
PSP版『ガンダムVS.ガンダム』並びに『ガンダムVS.ガンダムNEXT』ではカイが固定パイロットとなり、
新たに特殊格闘で 岩をブン投げるようになった。れっきとした 原作再現である。
岩はかなりの耐久性があるので飛び道具の大半を打ち消して飛んでいき、弾速が遅いものの誘導性は高く、
さらに高威力な上に弾数無制限。ライフル・キャノンと併用すれば余裕のある弾数管理が出来る。
なお、岩を破壊出来る飛び道具は相手のガンキャノンの岩、モビルアシストを除くと バスターシールドだけが確認されており、
名前に反して 石破天驚拳では破壊されない。
さすがに天驚拳を打ち消しはしないとはいえ、カイはどこの岩を使っているのか…。
地上で使う場合は岩を地面から取り出すのだが、 どう見ても岩なんてなさそうなグリプス内部やフロンティアI外壁でも平気で取り出す。
空中で使う場合は 空から岩が降ってくる。どちらにしても謎の岩である。
小ネタとして岩投げ後に下入力でダウン状態に移行し、その状態で左右に入力すると『連邦vsジオン』時代のダウン移動が使用可能。
モビルアシストはミハルの操るガンペリー。ゆるやかに突撃しながらミサイルを6発発射する。主に牽制や相手を動かす用途に使われる。
その後、『VS.』シリーズが次世代の『EXTREME VS』シリーズに移行した後はガンダムのアシスト攻撃としての登場に留まっていたが、
家庭版で展開した『VERSUS』、及びアーケードの『EXTREME VS2』にて久々にプレイアブル化。
『EXVS2』では最低コスト帯の1500コストとして参戦。
『NEXT PLUS』『VERSUS』同様BR、キャノン砲、巨岩などの射撃武器を駆使して戦う射撃向け機体なのは変わらないものの、
本作では後サブ射撃のキャノン砲連射を地上で使うと、入力中に限りロック距離が無限になるという唯一無二の特徴を持つ。
これにより、遮蔽物さえなければあらゆる距離から相手にプレッシャーを掛けたり、着地を取る事が可能。
ただ、相手もその事を分かっているので実戦では非常に狙われやすく、使い手の自衛能力が問われる。
覚醒技は特殊射撃の岩投擲の強化版「岩投擲【巨大】」。ちなみに岩は『NEXT』の頃と違い相手の射撃に消されてしまう。
ビームにはある程度耐えるものの、実弾だと(当たり所にもよるが)マシンガン一発にすら消されてしまう。
『Gジェネレーション』シリーズでもやはり知名度の高さ故か、参戦回数自体は多い。
容量問題のある携帯機シリーズ以外は大体出ている。
ただしガンダムやガンタンクほど発展性・将来性があるワケでないため、「キャノン持ち」として設計素材としてキープされるのが関の山で、
機体の性能自体はまぁまぁ使える程度なので愛がなければ使われない。大体は開発でガンダム系に移行されるだろう。
なお、『OVER WORLD』では各種砲撃機とリボーンズガンダムの組み合わせで設計出来る。
まぁ、最初のマスターがリボンズでない限り使う機会は皆無だが…。
一方、『スーパーロボット大戦』シリーズでは旧シリーズ(『第2次』~『第4次(S)』および『F』・『F完結編』)でこそ皆勤賞だったが、
『α』シリーズ以降は『Ζガンダム』の原作再現から入る事が多くなったせいか、登場機会が少ない。
流石にファーストガンダムがストーリーに絡む『GC』(『XO』)や『OE』などでは出てくるものの、
機体だけ参戦の作品ではハブられる事が多い。
ガンダム、ガンタンクと合体攻撃がある『GC』(『XO』)はいいのだが、『OE』だとグループ単位で見ても、
ラストシューティングが追加されるガンダム、地上戦の鬼である機動戦士ガンタンク、移動役及び宇宙戦に強いGファイターと、
周囲が尖り過ぎててどうにも影が薄い。 主な用途は精神コマンド「気合」要員のカイさんの運搬などと言われる事も
そんなガンキャノンだが、実は初代『スーパーロボット大戦』では 数多のガンダムに囲まれてガンダムチームにいるという謎の優遇を受けていた。
ガンダムチームで他に主役機ではないのは百式(別名:δ(デルタ)ガンダム)だけなので、本当になんでガンキャノンがいるんだと突っ込みたくなる
( マジンガーチームは サポートロボがいるがそもそも主役機が少ないから仕方ない。
サポートロボがいないゲッターチームは1話限りのゲストメカであるテキサスマックとゲッターQまで出張ってるし。 っていうかコマンドマシンorレディコマンドはどうした)。
チームにいるという事は、 主人公にする事が出来るという事でもある。 縛りプレイじゃない限りしないだろうけど
HDリメイク版では、本編クリア後の追加要素として一度でも仲間にした事のある機体でドリームチームが編成可能になったので、
主人公として活躍させるならならこの機能を使わない手はないだろう。
なお、オリジナル作品のみで構成された『OG』シリーズでは、新規機体としてガンキャノンをオマージュした「シュッツバルト」なる機体も登場する。
『機動戦士ガンダム』から『0083』までの機体を網羅した、オンライン対戦型ゲーム『戦場の絆』にも登場。
最前線から一歩引いた場所から 弾幕を張ったり、あるいは前衛の攻撃を避けて硬直の出来た敵機を狙ったりする「射撃」カテゴリーで登場
(ただし「狙撃(ジムスナイパー)」と「砲撃(ガンタンク)」があるので5種類あるカテゴリーの中では真ん中の射程)。
兵装を選べば、相手拠点に大打撃も与えられる(本作では専用の兵装以外で拠点を攻撃しても 雀の涙にしかならない)。
ただし、対拠点兵装を選ぶと全機体中でも屈指の高コストになってしまうので、味方機のチョイスを見て空気を読む必要がある。
また、敵も拠点防衛の為に『08小隊・震える山』で自らを犠牲にしてでもガンタンクを破壊した グフカスタムのごとく攻撃を仕掛けて来るだろう。
キルデス厨なら怪しいが
『ガンダムトライエイジ』では0弾「進化への序章」から参戦。
…なのだが参戦が早過ぎたせいで型落ちが著しく、高レアも0弾Mレアのみと正直不遇。
同期で扱いの近いガンタンクが割り切った高耐久・低スピードと、地上・砂漠適性の高さでまだ需要があるのに対し、
性能的によくあるガンナータイプのテンプレで地形適応にも恵まれない(一つも◎以上の適性がない)上に、
どういうわけか「赤い機体」にカウントされていないためリボーンズガンダムをはじめとする大量の上位互換機に押されている。
逆に考えれば適正が×の水中・砂漠以外ではそつなく戦えるという事でもあり、
敵の攻撃から味方をかばう「鉄壁」や、ラウンド開始前に攻撃しダメージを与えると同時にアタックを減少させる「狙撃」など、
アシスト用として考えれば優秀なアビリティが揃っている。
特に特定機体と出撃させると強力な効果が発揮する「小隊」はかなり有用になっており、
ガンキャノンの場合はガンダム、ガンタンクと出撃させるとラウンド1突入時にGパワーが+4される「ホワイトベース隊」。
Gパワーは 必殺技発動時に必要になるため、序盤から強力な必殺技でガンガン攻める事が出来る。
アビリティを生かしきる事が出来ればチームを支える縁の下の力持ちになってくれるだろう。
そういった意味では原作再現されている……のかもしれない。
OPERATION ACE 06では機動戦士ガンダム放送開始40周年記念のキャンペーンカードの1枚として収録され、0弾以来の高レアとなった。
必殺技は「パワフル・キャノネード」。
両肩のキャノン砲で敵を狙撃し、ダメ押しにもう一発食らわせる。
下位必殺技「240mm低反動キャノン砲」も肩のキャノンを使用した攻撃となっており、 通常技(パンチorビームライフル)の使い回しではない。
パイロットのカイ・シデンも同時参戦。TV版準拠なのでハヤト・コバヤシは専用機パイロット対象外。乗った事のあるアムロ・レイも対象外。
登場する全弾においてノーマル止まりであるため主人公達と比べるとパラメータ上昇値は低めだが、
パイロットスキルは一度だけ受けるダメージを半減、撃墜時敵のスピード-1000等地味に強力なものが多い。
この辺りもらしいと言えばらしいか。
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