円谷プロの特撮作品『
ウルトラマンA』に登場する
怪獣。別名「
古代超獣」。
ドグマ王国は無関係。
異次元からの侵略者ヤプールが地球侵略のために創りだした改造生体兵器
「超獣」の一体で、
第2話「大超獣を越えてゆけ!」に登場。超獣についての詳しい説明は
巨大ヤプールのページを参照。
宇宙翼竜の金の卵と古代の
カメレオンの銀の卵を融合させる事で誕生した超獣で、
それ故に古代超獣とあるが、素材に古代生物が用いられているものの出身は普通に現代である。
ただし、エジプトの古書にて1万4千年前にカメレキングは
アトランティス大陸を壊滅させたとの記録が残っており、
過去にもヤプールが『
ウルトラマンメビウス』で再生産した超獣達と同じく、別個体を創造していた可能性もある。
武器は口から発射するガスと翼から放たれる風速70mの突風。
また、古代カメレオンの特徴の名残か、30mにも及ぶ
長い舌も武器とする。
高い機動力と俊敏性を持ち、エースの飛び蹴りを紙一重で躱したり、
高速で飛行も可能な他、翼は鋭利なカッター状になっており攻撃にも転用可能で、
腹部のトゲは鋭いカッター、鼻から生えたツノはドリルとしても使える。
ただし飛行速度こそ速いが、『ウルトラ怪獣大百科』では「空を飛ぶのはそれほど得意ではない」と言われており、
実際にエースに投げられた時に飛行してダメージを減退するような事はしていない。
合体元である「銀の卵」は工事現場で発掘された後、人間を捕食しては地底に姿を晦ました。
「金の卵」は空を飛んで東京に向かい、さらに攻撃されると消える特性を持っていたため、
自体を把握したTACアローによる攻撃を受けるもその特性を利用してTACの目を欺き、
やがて東京で2つの卵が合流・合体した金銀まだらの卵からカメレキングは誕生した。
エースとの戦闘では強烈な突風でエースを怯ませたところで叩きのめし、
高くジャンプしての飛び蹴りも避けてマウントポジションを取るなど優位に立つが、
エースから腹部に強烈なキックを受けて怯み、態勢を仕切り直される。
だが、捕まえようと飛び込んできたエースを飛翔して回避し、
倒れ込んだエースが起き上がろうとする隙を狙って飛びながら立て続けに攻撃し、
カラータイマーが点滅するまで追い詰める。
しかし、ガス攻撃を放った隙を今度はカメレキングが突かれる形で、ガスを避けつつ距離を一気に詰めたエースにインファイトに持ち込まれ、
背負い投げされた上に両翼をもぎ取られてしまい、最後はメタリウム光線を受けて爆散した。
前話が
ベロクロン、次回が
バキシムという超獣の中でも上位の人気を誇る連中が主役怪獣を担っているため、
そいつらに挟まれたカメレキングは存在感を食われがちなのか、初期に出た超獣の中ではマイナーな立ち位置を余儀なくされている。
一応、『
ウルトラマンZ』第19話「最後の勇者」の初期の企画段階では候補に挙がっていたらしいが、
着ぐるみ造形を担当するLSSの推薦で登場枠は
バラバに決まり、落選したらしい。
デザインを手掛けたのは井口昭彦氏。
突飛な物だけでなく、普通の怪獣もデザインできると意気込んでデザインしたとの事。
腹部のトゲは武器ではなく、背ビレを敢えて腹部に付けるという発想だったとか。その時点で突飛だ
MUGENにおけるカメレキング
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
注意力要集中氏提供の
スプライトを用いて製作されている。
飛びながら突進する体当たり攻撃や、突風、ガス攻撃などを使用して戦い、
体当たりで接近してから攻め立てる近~中距離戦が得意な性能となっている。
超必殺技はいずれも1
ゲージ消費で「必殺ガス」「舌攻撃」「暴風」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年07月10日 13:53