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マゼラン


「──これが貴様への刑罰だ……侵入者
 24時間苦しみ……そして本物の」

「地獄へ堕ちろ」

尾田栄一郎氏の漫画『ONE PIECE』の登場人物。地球連邦軍の艦艇ではない。
アニメでの担当声優 星野充昭 氏。
ボイス
『トレジャークルーズ』
『バウンティラッシュ』

海軍本部およびエニエス・ロビーと並ぶ世界政府三大機関の一つにして、
海王類が屯する凪の帯の海中に建造された世界最大の海底監獄「インペルダウン」の看守長。
副署長のハンニャバル以上の巨漢で、真っ黒なコートを着用し、悪魔を彷彿とさせる翼と角を身に着けているのが特徴。
なお『ONE PIECE』の世界には「出っ歯のようなありふれた特徴」として生まれつき角を生やしている人間もいるが、
マゼランのそれは後述するように取り外し可能な付け角である事が明確にされており、幼少期から角を付けていた模様。

真面目かつ職務に忠実な男で、無意味に囚人を痛め付ける行為はせず、
むしろ遊び半分で囚人を手にかけた元部下のシリュウを死刑囚として拘束するなど良識的な人物だが、
一方で収容されている囚人を現場判断で処刑できる権限を与えられており、獄中の規律を乱す囚人に対しては容赦無く「刑」を執行して処刑している。
しかし後述の能力の副作用により実際の1日の勤務時間は4時間ほどしかないのだが、
その強力な能力と統率力からいざとなればやはり頼りになり、この短い実働時間でもなお署長の座を許されているだけの実力と実績を持っており、
副所長のハンニャバルをはじめとする部下達からの信頼は厚い。

「おれには お前ら全員を この場で処刑する権限と
 その能力(ちから)があることを忘れるな………!!!」

というのも、マゼランは超人系悪魔の実「ドクドクの実」を食べた毒人間の能力者であり、
吐息は毒ガスとなり、汗や唾液さえも猛毒の毒液と化し、身体から毒を複数種生成することができる。
ドルドルの実アワアワの実など物質を生成するタイプの悪魔の実は複数存在するが、殺傷性においてドクドクの能力は抜きんでており、
催涙程度の物から致死性の神経毒まで、その形態も気体、液体、固体と多種多様。
おまけに全身を毒でコーティングすることで防御にも転用でき、モンキー・D・ルフィなどの肉弾戦を主体に戦う相手には非常に有効。
何より彼が務めているインペルダウンは監獄、つまり巨大とはいえ閉鎖空間であり逃げ場が限られ、
あったとしても毒攻撃をされ続ければ逃げ場を塞がれじわじわと追いつめられることになる。
人間が呼吸する生き物である以上被害は避けられない気体毒も放てるため自然系能力者にも恐らく有効。
脱獄囚達の中で2年前の時点でサー・クロコダイルジンベエといった覇気を使える猛者達ですら、
こぞってマゼランの足止めでなく逃走用の軍艦奪取に動いていたのを見るに武装色の覇気でも毒の侵食を防ぐことは不可能。
拠点防衛及び脱獄を阻止するのも職務である監獄の管理者としてこれほど厄介な能力は無い。
頭部に装着している角を引っこ抜いて武器にする事も可能で、これにも毒を纏っているため些細な擦り傷ですら致命傷になりうる。

攻防共に凶悪な能力だが、この能力者は毒への耐性を得ることができ、毒物を食しても平気になるものの、
耐性を得られても完全に無害化できるわけではなく毒を使いすぎたり高濃度の毒を行使した場合に自家中毒を起こすリスクがある。
このためマゼランの場合は死にはしないが、毎日10時間もトイレに引きこもりになる下痢を起こすというイヤな副作用を抱えている。
それでもしっかり8時間は睡眠をとり、食事と休憩も取るので、勤務時間が短いのである。
超人系の能力は鍛えれば鍛えるほど効力が高まり、マゼランは各囚人を相手にするために当然しっかり能力を鍛えていると思われるので、
鍛えていなかった場合にこれらの副作用が起きるかは不明。

また、毒は生物には有効な反面、無生物には効果が無いため、前述したドルドルの実など無生物を生成する能力者は、
毒物に触れずに対応されてしまう相性最悪の天敵。
一応マゼランも無生物すら高速で汚染する毒物「毒の巨兵(ベノムデーモン)」という技を持つが、
これは大規模な土壌汚染を引き起こしてインペルダウンそのものを破壊し兼ねないリスクがあるため、
マゼラン自身ですら「禁じ手」として迂闊には使用しなかった。

ちなみに幼少期から能力者だったようで、当時のマゼランが手にした花を汚染してしまい悲しんでいる様子が描かれた事もある。
迂闊に他人と触れ合う事もできない生活を送っていたであろう事は想像に難くなく、
それでもグレずに国際機関の責任者に上り詰めている辺り、生来の生真面目さが窺える。

インペルダウン編ではポートガス・D・エースの救出に来たルフィを一度は倒し、収監されていたエースの引き渡しも遂行したものの、
エンポリオ・イワンコフのせいで復活したルフィ、エース救出のために侵入した(ということになっている)バギーの暗躍、
マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団の襲撃、シリュウの離反などあまりにも想定外の事態が重なり、
Mr.2ボン・クレーの工作もあり主犯のルフィを逃がしてしまい、マゼランもティーチやレベル6の囚人達に敗れたらしく、
頂上戦争終戦後、ブランニュー少佐の報告によれば、瀕死の重傷を受けていた他、
この失態を起こしてしまった自責のあまり、自決しかねない程の精神状態になっていたと報告された。
新世界編ではこの不祥事で任意降格したのか、扉絵連載ではハンニャバルに所長の座を譲り、自身は副所長になっていた事実が明かされた。

名前の由来は他の多くのワンピース海賊キャラと同様に史実の海賊から…というわけでもなく、
恐らくは船での世界一周を最初に成し遂げたとされる(実際には途中で原住民との戦いで戦死している)フェルディナンド・マゼランからと思われる。
同人物は生きて地球一周をすることが無かったが、彼の遺志を継いだ船団自体は出発地のスペインに帰国している。
(生きて船長として世界一周を成し遂げたのはフランシス・ドレイクが初)。


MUGENにおけるマゼラン

Tower氏の製作した『JUS』風でMUGEN1.0以降専用のちびキャラキャラが公開中。
元々コンプゲーのプロジェクト用に作られていたのを単体版&JUS風に改変して公開されたキャラである。
生み出した毒による広範囲技を多数備えたキャラとなっている。
超必殺技「地獄の審判」は触れるだけで攻撃判定のある毒の巨兵を一定時間出現させる。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


「ハンニャバル…よくここまで持ち堪えた………!!!」

「後は任せろ くたばるんじゃないぞ」

「おれの後任は お前しかいないんだ!!!」

出場大会

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最終更新:2026年08月21日 21:22
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