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栗花落カナヲ


「…考える必要はない 言われた通りに鬼を斬るだけ」

漫画『鬼滅の刃』の登場人物。名前の読みは「つゆり~」
アニメの担当声優は 上田麗奈 女史。

主人公である竈門炭治郎と同期の鬼殺隊隊士で、同時期の入隊試練「最終選別」で生き残った5人のうちの唯一の女性。
貧しい家庭に生まれて、両親から虐待を受け続けた悲惨な幼少時代を送っており
(親の他に兄弟が何人かいたが、全員虐待により彼女の目の前で命を落としたらしい)、
ある時諦めと苦しみから逃れたい一心から精神が崩壊し感情が閉ざされ、いよいよ身売りされて売人に連れて行かれる途中で、
胡蝶カナエ胡蝶しのぶ姉妹に出会い、彼女達に(半ば強奪のように)引き取られた身の上の持ち主。
父親が名前すら付けていなかっため「栗花落カナヲ」という名前も姉妹に改めて付けられたものである
(正確にはしのぶが「スズメ」「ハコベ」「カマス」「タナベ」「とびこ」などセンスが無い名前候補ばかり出したためアオイが誘導した)。

上述のような経緯から感情があまりにも希薄化しており、長らく指示された以外の行動を自分の意思で決められなかった。
しのぶによれば、食事すら「食べろ」と言われなければずっと食べずにひたすら腹を鳴らしていたりと、
自我そのものが希薄化して日常生活に支障をきたしてしまう程に深刻な状況にあったらしい。
このため、周囲に親しい人がいない場合、指示を受けたこと以外の行動はカナエにもらった「表」「裏」の銅貨をコイントスして決めていた
とはいえカナエとしても応急処置的な提案で「いつか好きな男の子でもできたらカナヲだって変わる」とカナヲが変わることを願っていた。
カナエがある鬼に殺された際ですら心が流石にざわついたものの涙すら出なかったという
(もっとも、しのぶを始め他の仲間達もカナヲを責めることなく憐れんでいた)。

しのぶの継子であり、彼女の「蝶屋敷」に住んでいる。……ということになっているが、カナヲは正規の訓練をしのぶから受けてはいない。
蝶屋敷での家事や怪我人の治療をアオイ達のように上手く出来ず、胡蝶姉妹はアオイ同様に使用人として生きてほしかったため訓練を課さなかったが、
カナヲは見様見真似でカナエが扱っていた「花の呼吸」を使えるようになっており、最終選別に無断で参加・突破したという経緯があった。

初出の試験時には顔見せ程度であったが、後の「那田蜘蛛山編」では「隠」部隊を率いて登場し、
竈門禰󠄀豆子を討つべき鬼と認識し、追いかけ回した。
その際に、禰豆子を連れて逃げる炭治郎の背後から奇襲を仕掛け、再会早々に主人公の顎を蹴り砕き失神させる、
続く炭治郎、我妻善逸嘴平伊之助の機能回復訓練の課題で三人を圧倒するなど、
出番は控えめながら同期達とは別格の実力者である事が要所で描かれた。
その後、屋敷を出立する際に炭治郎から話しかけられるも笑顔で無反応を貫くが、なおも話しかける炭治郎に根負けし、
コイントスの結果が「喋る」だったこともあり全部どうでもいいから自分で決められないと伝えるが、
それを良しとしなかった炭治郎が「銅貨の表が出たらカナヲは心のままに生きる」と提案し、
狼狽えるカナヲの返事も聞かず銅貨を空高く投げ見事に表が出て喜ぶ炭治郎から手を握られ、
「人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!」と断言する炭治郎の姿に動揺を見せる=心を動かされる。
以降、自分の変化に自分自身戸惑いながらも感情を見せるようになり。
宇髄天元によりアオイが拉致同行させられそうになったアオイの助けを求める声を聞き、どうするべきか葛藤しつつも、
炭治郎の言葉を思い出すとコインに頼らず自らの意思で宇髄を止めようとしたり、
妓夫太郎との激闘の結果、2ヶ月間意識を失ったまま寝たきりとなった炭治郎の世話を甲斐甲斐しく行い、
炭治郎が目覚めた際には涙を浮かべて安堵の表情を浮かべるなど見違えるように感情を見せるようになっていった。

+ ネタバレ注意
柱稽古編では順調に課題をクリアしていったようで、しのぶに不死川の稽古に向かう旨を報告し、
その際にしのぶからカナエを殺した仇の鬼についての情報を伝えられた。

その後、最終章「無限城決戦編」では、無惨によって鬼殺隊が無限城に落とされた後、カナヲは仲間達を探して城内を駆け回ったが、
ある部屋の襖を開けたカナヲが目にしたものは、しのぶがカナエの仇でもある上弦の弐・童磨にとどめを刺され、その体内に吸収される所だった。
目の前で師範であり家族だった存在が殺される所を見たカナヲは今までにないほど激高するが、
童磨の言動を見ながら相手がかつての自分と同じ嬉しいことも、楽しいことも、苦しいことも、辛いことも、感情が空っぽで何もない、
童磨の本質を看破して「滑稽だね 馬鹿みたい」「なんのために産まれてきたの?」と煽り倒し戦闘に突入。
これが本編における最初で最後の本格的な戦闘である。
呼吸殺しの「粉凍り」について死ぬ直前のしのぶからの指文字で得ていたこともあり、初見殺しを凌ぎ善戦するも、
しのぶすら殺したその規格外の強さに追い詰められていく。
途中で、乱入してきた伊之助の参戦で刀を奪われるピンチは脱するも、血鬼術の前に苦戦は続く。
しかし、カナヲの目的は煽り散らす精神攻撃や二人がかりでの「時間稼ぎ」であり、しのぶから聞いていた「事前の策」が発動し、
一気に弱体化する童磨に切り札の「彼岸朱眼」を使い肉薄し、さらに伊之助の「思いつきの投げ裂き」で刀を押し込み童磨を斬首。
結果、呼吸の代償で右目を失明してしまうも、「家族」であるカナエとしのぶの仇を取ることに成功するのだった。
また、この戦闘でカナエの形見であった髪飾りを壊されてしまうが、伊之助の説得で、以降はしのぶの髪飾りを着けている。

+ 戦闘能力
炭治郎が嗅覚、善逸が聴覚、伊之助が触覚に優れているように、彼女は卓越した動体視力と観察力を持っている。
どうやら長年にわたり虐待されていた経験から、無意識に相手の攻撃をよく見て先読みし
喰らう際に受け流しつつ痛みを最小限に抑える習慣が付いていたためらしい。
機能回復訓練開始当初、反射訓練・全身訓練では彼等を軽くあしらっており、これは長らく継子であったことも影響していると思われるが、
同時にカナヲの卓越した視力によるものと考えられる。
全集中の呼吸「花の呼吸」も前述した通り、カナエに師事して学んだわけではなくこの観察力により見様見真似で覚えたものである。
作中における本気の戦闘シーンは少ないが、童磨戦では童磨の肩・視線・爪先・肘・膝等の全身の動きを見て次の攻撃動作を予測するという離れ業で、
執拗な童磨の攻撃を回避し続け、童磨から「柱の娘(しのぶ)より実力があるのかもしれない」と称される程の強さを見せている。

奥の手である「終ノ型 彼岸朱眼」は、カナヲのみが行使できる特殊な絶技で、
身体機能を活性化させる全集中の呼吸の血流を眼球へと収束する事でカナヲの超視覚をさらに爆発的に強化し、
行使している間は格上の相手でも相手の動きがスローモーションのように映る超速反応を実現する。
一方でカナヲの視神経が受ける負荷も甚大で、網膜血管が破裂寸前まで拡張して、
眼球がその名の通り彼岸花の如く朱に染まり、発動しただけで失明するリスクがある。


MUGENにおける栗花落カナヲ

Dark Night氏による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
SoulFire氏製作のしのぶを改変・調整したものだが、スリップダメージ技は削除されており、
改変元と同じくコンボ性能もそれなりに優秀だが、溜め技の突進技をはじめとする一撃のダメージが重い技が複数追加されているなど差別化されている。
超必殺技では強力な一閃を放つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2026年07月29日 03:17
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