ピングー

     

クレイモデル(粘土人形)を用いて作られた、南極に住むコウテイペンギン一家の日常を描いた、
スイス産のコメディアニメ『ピングー』の主人公。

アニメは1986年のパイロット版公開を皮切りに世界各国で放映されており、日本でも1992年の初放送以降度々再放送されている。
中でも、日本は割と熱量の高い部類であり、大手保険会社や、正確には日本企業ではないがミスタードーナツのイメージキャラクターに起用されたり、
何ならソニーのウォークマンのCMに出演したりと中々どうして顔が広い。
2017年には3DCGによる新作『ピングーinザ・シティ』も放送された。
こちらは、現在の版元であるアメリカの大手玩具メーカーから権利を借り受ける形で日本のアニメーション会社が製作しており、
少なくともアニメの内容に関してはほぼ完全に国内主導で作成されている。

作中の登場人物は「ピングー語」という、この作品特有の言語を使って会話している
なぜ、スイス生まれのアニメなのにスイスの言語ではなくピングー語にしたのか(ついでに日本語訳されていないのか)というと、
スイスでは歴史的経緯から公用語が4つ存在している(ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語)ため、
誰がどんな言葉を話そうと関係の無いピングー語を採用したのだという。
ちなみに、公式の設定では「万国共通語」とぶち上げているが、
一方で、ニコニコでは案の定空耳ネタの格好の的となっている。万国共通ってそういう……

ピングーは明るく元気な性格のコウテイペンギンの男の子。誕生日は10月28日。
パパ、ママ、妹のピンガと暮らしている。
友人には親友であるアザラシのロビと、同じくコウテイペンギンのピンゴを中心に他にも数名おり、
生意気にもガールフレンドとして転校生のピンギがいる。
性格は時期によって多少の差異があるものの、基本的にはいたずら好きでやんちゃ坊主。
描写から言って年齢的にも精々小学生程度であり、迂闊な行動をとって自分や周りに迷惑をかけてしまう事もしばしば。
ただ、本作は教育アニメとしての側面もある為、基本的には痛い目を見て反省したり、行いを改める形でオチが付く
同時に心根は非常に優しい子でもあり、時には悪戯を受けて反撃しただけ(=元々は被害者だった)にも拘らず、
苦しむ相手の様子を見て逆に涙を流しながら慰めたり謝ったりすることもある。
上記に挙げた友人達も、むしろ相手に悪戯される側だった所を和解して友人となっている点も、これを裏付けている。

好物はお菓子や魚で、緑色の野菜が苦手。手先はかなり器用な方で、工作はお手の物。
家先に干してあったタオルと離れ小屋に置かれている木材を使って即席でソリ用の帆を作ったり、
近くに転がっていた樽を分解して、これまた即席のスキーセットを作ったりと結構目を見張るものがある。
この器用さは特技の楽器演奏にも表れており、
親からも家以外の場所で弾くように怒られるレベルで下手(弾き方を知らなかった)だったアコーディオンも、
ピングーのおじいちゃんに教わり、軽く一緒に練習だけでマスター。
日も傾かない内に家に帰り、練習した曲を練習時よりも遥かに速いスピードで独自のアレンジも加えながら自在に演奏して見せる等、
かなり天才肌としての一面も持っており、後にプロフィールの特技は演奏行為全般にまで広がっている

ちなみに、アニメ第一期の第24話はみんなのトラウマとして有名だったりする。
+ そんな第24話の内容
「ピングーの夢」と言うタイトルで、突然家が浮いたり、ベットが動物のように動いたりして、
一見普通に楽しい夢なのだが、トラウマなのが巨大でサドなトド
まず顔がキモいアッシュ以上にキモい。
しかもピングーの前に突然現れるから誰もがビビる(SEも大きいから余計ビビる)。
そして何よりも怯えるピングーをいじったりした時の笑い顔も笑い声も異常ってレベルじゃない
下の動画を見た貴方もきっとトラウマになる。

なお、現在、某MAD動画制作者によりYoutubeにアップロードされていた日本版オリジナルVHSの映像が、
版元の温情により半公式化された為、上記のトラウマ回含む初期作品全48話+VHS版のエンディング曲(とスタッフロール)が無料で閲覧できる。
後に発売されたDVD再録版は大人の事情で音声やSEその他がVHS版から大幅に削除されてしまっているため、
当時を思い出したい諸氏や子供に見せたい親御さんはそちらの閲覧もおすすめ。


MUGENにおけるピングー

Mulambo氏による手描きキャラが存在。
公開サイトの消失により一時期入手が非常に困難になっていたが、現在は復旧している。
ただし3バージョンある本体の内、入手可能なのはMUGEN1.1専用のもののみなので注意。
なお、Mulambo氏は専用ステージ「White like Snow」も別途公開しているので、是非併せて活用しよう。

性能としては扱いやすい波動昇龍キャラ。
超必殺技では親友のロビを掴んで振り回すものがある。お前親友をなんだと(ry
複数あるLv2超必殺技(上記のロビ振り回しもこれ)は当たれば非常に威力が高いのだが、コンボに組み込んで使うと大きく補正がかかってしまう。
他にも3ゲージを消費する瞬獄殺のパロディ技も持っているが、こちらは即死級のダメージを誇っている。ただしこの技はコンボに組み込む事が出来ない。
外部AIを諒介氏(旧名・ケン・カスタード氏)が製作していたが、公開停止及び動画使用禁止となっている。
参考動画


出場大会

削除済み

出演ストーリー



「ま、ネタバレはいかんでしょうね」(※空耳)


最終更新:2021年11月09日 14:45