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自分の中のXと話す
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psychotoolbox
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- 別名
- 能動的想像法
- 用途
- 用例
- はっきりしない不調のとき
- 原因不明な痛みがあるとき
- 使用法
- 紙を一枚、用意して、線を引いて左右にわける
- 左の欄の一番うえに、「自分」もしくは、自分の名前を書く
- 右の欄の一番うえに、「X」もしくは、痛みの場所や悩みの名前を書く(見当がつかない場合は「X」でいく)
- 自分から「X」に話し掛ける。そしてそのセリフを、左の欄に書く。
- それに対する「X」の応答を、右の欄に書く(返答がない場合は「………」と書く。最初のうちは、返答がないことは珍しくない)。
- 「自分」と「X」の会話を、紙の下まで続けていく。
- 注意:
- 会話の長さは、「紙1枚分」や「ノート1ページ分」と決めておくこと。また、1日に1回だけにとどめておくこと。長くやると、とても疲れるので。
- 毎日決まった時間に決まった分量だけ、続けていくとよい。
- 解説
- フロイトとの決別後、ユングが自分の病的体験をいやすために用いた方法である。
- フォーカシングやゲシュタルト療法のエンプティ・チェアなどとも共通点があっておもしろい。
- 参考文献
- シュピーゲルマン『能動的想像法ー内なる魂との対話』(創元社,1994)
