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カード能力解説/棒術のラフィーナ - (2022/12/06 (火) 16:22:03) の編集履歴(バックアップ)


棒術のラフィーナ
レアリティ ★6~★7
タイプ こうげきタイプ・単体
コスト 48,60
スキル 3ターンの間、このカードの通常攻撃を15連続攻撃にする
リーダースキル 黄属性カードと赤属性カードの攻撃力を4.5倍、体力を3.5倍にする
バトルスキル なし
CV 並木 のり子

概要

2018年2月のぷよフェスで初登場し、2019年10月16日に乙姫セリリと共に★7が実装された。

ステータス

レベル たいりょく こうげき かいふく
★6 Lv.99 4212 2503 278
★7 Lv.120 6213 4005 341

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★6 3ターンの間、このカードの通常攻撃を8連続攻撃にする 40
★7 3ターンの間、このカードの通常攻撃を15連続攻撃にする
★6の時点で剣士アミティ(★7)と同様のスキルで、倍率としては聖獣拳士シリーズ(★7 きほんスキル)も同等。

複数の敵を倒すのに使ってもいいが、このスキルの真価は、1体の敵を相手にした時に発揮する。実質、このキャラの攻撃力をn倍にしているのとほぼ同じ。
一般的な攻撃力強化がデッキ全体に効果があるので、例としてそれに換算すると、デッキが6体の場合、
  • ★6の場合は、5+8連撃で、13/6≒約2.12倍。
  • ★7の場合は、5+15連撃で、20/6≒約3.33倍。
また、テクニカルの高難度クエストなどでデッキが5体の場合、
  • ★6の場合は、4+8連撃で、12/5=2.4倍。
  • ★7の場合は、4+15連撃で、19/5=3.8倍。
見た目だけでも3ターン持続する効果としてはなかなかだが、このキャラ自体の副属性も含めた攻撃が実際のデッキの中でも高いことが多いため、ただの攻撃力強化と比べると、これ以上に大きな効果がある。

そして、何よりこのスキルの強みは、これをさらに他の攻撃力強化スキルと合わせられることで、ワイルド化スキルとなぞり消し増加スキルの併用での分離同時消し、攻撃力強化、「怯え」などの状態異常、条件攻撃力強化等を重ねれば、数十憶ものダメージを叩きだすこともできる

ただし、連撃化のため、全体攻撃化・爆裂攻撃化・タフネス貫通化等の、他の通常攻撃変化スキルとの重ねがけはできない。

その他、攻撃エフェクトが長くなり、一分一秒を争うギルドイベントなどでは、この点が響く可能性もある。

15倍連撃はもののふのリュードと同倍率。
隣接攻撃力強化スキルを持つ黄属性キャラに、異邦の魔人ヌールがいるが、入手難易度が高く、所持していない場合は、黄色単色での連撃枠はサンタの師ローザッテスイートラフィーナの方が攻撃力を出しやすい。
しかし、イベント限定キャラに比べれば、棒術のラフィーナの方が入手しやすい。多色での運用の場合、ジーニアスナイトクルークと同様にこのキャラは耐久性がないかわりに汎用性が高いので、蒸気都市シリーズ(すずらん+α)や攻撃力強化スキルを持つキャラなどと合わせれば大活躍できる。

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
★6 黄属性カードと赤属性カードの攻撃力を3.5倍、体力を3倍にする
★7 黄属性カードと赤属性カードの攻撃力を4.5倍、体力を3.5倍にする
各レアリティとも、かつてよく比較された戦乙女アルルの上位互換のリーダースキル。
常時ステータス上昇のリーダースキルとしては強力で、2属性にかかるため、デッキの構築幅も広まっている。
ただし、同じ黄属性のぷよフェスキャラに、サタン&カーバンクルなどのように攻撃力・体力の強化倍率が同じで、効果範囲や追加の効果でさらに優れているリーダースキルを持つキャラもいくつか存在するため、所持しているなら、まずはそちらを優先して育成し、リーダーにした方がよい。

コンビネーション

「魔導学校」「ガールズ」

デッキ考察

黄単色デッキのリーダーとして使用しても優秀だが、このキャラの場合は「主副どちらかに黄色または赤色があればリーダースキルがかかる」点を生かすこともできる。どちらかの色を含んだキャラを揃えれば、多色デッキとしての運用もできる。

スキルを確実に生かす場合は、やはり主属性を統一するために、黄属性キャラに限定すると、通常攻撃強化のために、なぞり消し数増加スキルを持つアレックスはなざかりのチキータ、スキル加速も兼ねられるナルカミ、ワイルド化スキルを持つレガムントヌールエルマ蒸気都市のラフィーナや単体相手に向いている商人のビャッコなどの通常攻撃力強化及び状態異常、ローザッテ蒸気都市のウィッチなどの条件付き攻撃力強化スキルを持つキャラを、デッキに組むとよい。
ただし、これらのキャラとの運用にも相性があり、例えば、ローザッテは、棒術のラフィーナと2枚でもスキル発動の条件を満たすことができるが、ワイルド化スキルを併用しなければ、デッキの属性数を増やすことも考えなければならず、この場合、どうしても蒸気都市のラフィーナとは組むのは難しくなる。
また、ローザッテをリーダーにする場合、リーダースキルの連続攻撃をスキルで上書きされるため、相性が悪く、チャンスボスなどでスキルを発動しない場合は、ローザッテがリーダー、それ以外は、このキャラをリーダーにして使い分ける必要がある。

評価

二属性が効果範囲で高倍率のリーダースキルも強力だが、特に連撃スキルの中でも最高クラスの性能から、黄属性のスタメンとして一線級のキャラの一体である。
他にも黄属性には優秀なキャラが揃っており、それらと比べると連撃スキル単体では真価を発揮しづらいが、他の様々なスキルと合わせたときの攻撃は、本作でも指折りである。

黄属性に隣接攻撃力強化スキルを持つキャラはいないが、異邦の魔人ヌールが登場したため、弱点は解消されているが、入手・育成難易度は高い。
競合相手に、爆裂攻撃化スキルを持つ仮面ライダーゼロワン/仮面ライダーゼロツーがおり、リーダースキル、スキル共にあちらが上回るが、コンビネーションなどで使い分けられる。

余談

ぷよフェス開催中に、戦乙女アルルのステータス調整と★7実装が告知された。
あちらのリーダースキルは黄属性の攻撃4.5倍、体力3.2倍と、まだ、当時は「★7へんしん」できないこちらを大きく上回ってしまっていた。

しかし、当時はとことんの塔蒸気と暗闇の塔は実装されておらず、ぷよポイントでの交換すらできなかったため、ワイルドさん(50)の入手は難しく、
戦乙女アルルを「★7へんしん」するのは容易ではなかったので、実際に追加直後に戦乙女アルル(★7)を入手できた人は少なかった。
★6同士では、こちらの方が体力強化倍率で勝っており、赤と黄色の2属性にかかるため、デッキの自由度が高いと優れている点も多く、
決して劣化というわけではなかったのだが、それでも初のぷよフェスキャラの★7実装のインパクトのせいで何かと比較されてしまっていた。

なお、現在では、戦乙女アルルの方が、棒術のラフィーナを含めた他のぷよフェスキャラの★7実装に伴うインフレの波についていけず、何かと比較されてしまっているのは、ソシャゲの常だが盛者必衰というものである。